JPH03138744A - データ伝送方法及び半導体集積回路 - Google Patents

データ伝送方法及び半導体集積回路

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JPH03138744A
JPH03138744A JP1275838A JP27583889A JPH03138744A JP H03138744 A JPH03138744 A JP H03138744A JP 1275838 A JP1275838 A JP 1275838A JP 27583889 A JP27583889 A JP 27583889A JP H03138744 A JPH03138744 A JP H03138744A
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JP
Japan
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data
logic
bus
data transmission
signal
Prior art date
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JP1275838A
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English (en)
Inventor
Takaaki Nakagawa
中川 孝明
Koichi Miyashita
公一 宮下
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ伝送方法さらにはデータ処理システムな
どにおいてデータ伝送系の故障に起因してデータ転送エ
ラーを生じた際に有効な技術、及びこのデータ伝送方法
の実施に直接使用される半導体集積回路に適用して有効
な技術に関するものである。
〔従来技術〕
マイクロプロセッサの制御に基づき外部バス経由でメモ
リなどのスレーブをアクセスする場合において、データ
転送エラーが発生すると、アクセスされるスレーブはプ
ロセッサに対してエラー信号を送出する。このエラー信
号入力によりプロセッサは、所定の例外処理例えばりト
ライ等の再アクセスにより再度データ転送を行うことに
なる。
尚、バスエラー処理方式について記載された文献の例と
しては、株式会社 東芝発行のlrMULTIBUS 
 ■ サポートLSI  ユーザーズマニュアル」頁2
−68がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のデータ転送エラーが、例えばパス
ラインのうちの1ビツトラインがO又は1にスタックさ
れている場合などのように外部バスの故障に起因するも
のである場合、上記リトライ等の再アクセスにおいても
再び同様のエラー発生となり、この結果、プロセッサの
アクセス動作が停止され、データ転送を継続することが
できなくなる。
本発明の目的は、データ伝送系の故障に起因するデータ
転送エラーが発生した場合でもデータ転送を継続するこ
とができるデータ伝送方法、及び該方法の実施に直接使
用することができる半導体集積回路を提供することにあ
る。
本発明の上記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
(課題を解決するための手段〕 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、データ転送エラーが発生した場合、送信側で
送信用データの論理を反転してこの論理反転後のデータ
を受信側に伝送し、受信側でそのデータの論理を再び反
転して正論理に戻すことによりデータの正常伝送を可能
とするものである。
ここで、データ伝送系の1ビツト故障の場合には、デー
タの全部を論理反転して転送することでデータの正常伝
送が可能となるが、データ伝送系の複数ビット故障の場
合の正常伝送をも可能とするには、所定の論理反転パタ
ーンに従ってデータの部分的論理反転を行うようにする
とよい。
さらに、入出力データの論理を反転し得る論理反転手段
と、データ転送エラーが発生した場合に上記論理反転手
段を制御してデータの論理反転を伴うデータ再取込み又
はデータ再出力を可能とする制御手段とを含んで半導体
集積回路を構成するものである。
〔作 用〕
上記した手段によれば一データ転送エラーが発生した場
合、送信用データの論理が反転された状態でデータ伝送
がなされ、このことが、データ伝送系の故障においても
データの正常伝送を可能とし、データ伝送を継続するよ
うに作用する。このとき、データ伝送系に接続された半
導体集積回路は、送信側となる場合に、送信データの論
理を反転してそれをデータ伝送系に出力し、また受信側
となる場合に、データ伝送系を介して入力されるデータ
の論理を反転するように作用する。
〔実 施 例〕
第1図には本発明の一実施例である半導体集積回路が示
される。同図に示される半導体集積回路1は、特に制限
されないが、メモリ装W7をアクセスするシングルチッ
プマイクロコンピュータ1として構成され、メモリ装置
7とともにマイクロコンピュータシステムを形成してい
る。
同図に示されるシングルチップマイクロコンピュータ1
は、特に制限されないが、プロセッサ2゜バスエラー検
出回路3.バスコントロール回路4゜正論理バッファ5
.及び負論理バッファ6を単一の半導体基板に搭載して
成り、上記メモリ装置7とは、データバス(DATAB
US)13.バスエラー信号(BERR傘)ライン14
.及びデータストローブバス信号(D S B U S
−)ライン15によって結合されている。
上記プロセッサ2は、プログラムを保有するプログラム
メモリと、このメモリ内のプログラム実行により所定の
データ処理を行うCPU (中央処理装置)とを含んで
成る。そしてこのプロセッサ2は、プロセッサデータ(
PDATA)ライン16によって正論理バッファ5及び
負論理バッファ6に接続され、このプロセッサ2への外
部からのデータ取込み、及びプロセッサ2から外部への
データ送出はプロセッサデータパスライン16及び正論
理バッファ5又は負論理バッファ6を介して行われるよ
うになっている。更にこのプロセッサ2は、データスト
ローブ信号(DS傘)ライン17によってバスコントロ
ール回路4に接続され、バスサイクルを起動するとき、
プロセッサデータバスライン16上のデータが有効であ
ることをバスコントロール回路4に認識させるべくデー
タストローブ信号DSIをアクティブにする。
次にバスエラー検出回路3は、正論理バッファ5又は負
論理バッファ6を介して外部より取込まれたデータにエ
ラーが生じていることを検出するもので、このエラー検
出結果はプロセッサデータエラー信号(PDERR*)
ライン18を介してバスコントロール回路4に伝達され
るようになっている。すなわちこのバスエラー検出回路
3は、プロセッサデータバスライン16上のデータにエ
ラーがあることを検出した場合にプロセッサデータエラ
ー信号PDERRIをアクティブとすることでエラー発
生をバスコントロール回路4に伝える。尚、バスエラー
検出回路3におけるエラー検出方式としては、パリティ
コードに基づくパリティチェク法や、擬似乱数圧縮によ
るCRC法など種々の方式が適用可能である。
バスコントロール回路4は、プロセッサデータエラー信
号PDERR傘及びバスエラー信号BERR傘に基づい
て正論理バッファ5及び負論理バッファ6の何れかをイ
ネーブル状態にする制御機能を有する。すなわちこのバ
スコントロール回路4は、プロセッサデータエラー信号
PDERR*及びバスエラー信号BERR串がともに非
アクティブの場合にプロセッサデータゲート信号PDG
ATE*をアクティブにして正論理バッファ5をイネー
ブル状態とするが、プロセッサデータエラー信号PDE
RR申又はバスエラー信号BERR傘がアクティブの場
合にはこれによってデータ転送エラーの発生を認識し、
データの再取込み又は再出力をすべくプロセッサデータ
ゲート反転信号PDGATE、I傘をアクティブにして
負論理バッファ6をイネーブル状態にする。
ここで正論理バッファ5がイネーブル状態の場合には、
プロセッサデータバスライン16上の信号はデータバス
13に、またこれとは逆にデータバス13上のデータは
プロセッサデータバスライン16に、それぞれ論理の変
更なしに伝達されるが、負論理バッファ6がイネーブル
状態の場合には、プロセッサデータバスライン16上の
信号は論理反転されてデータバス13に伝達され、また
これとは逆にデータバス13上のデータは論理反転され
てプロセッサデータバスライン16に伝達される。
従って本発明における論理反転手段は上記負論理バッフ
ァ6により実現され、制御手段は上記バスコントロール
回路4により実現される。
次にメモリ装置7の構成について説明する。
同図に示されるメモリ装置7は、特に制限されないが、
RAM (ランダム・アクセス・メモリ)8、バスエラ
ー検出回路9.バスコントロール回路10.正論理バッ
ファ11.及び負論理バッファ12を含んで成る。ここ
でバスエラー検出回路9、バスコントロール回路10.
正論理バッファ11、及び負論理バッファ12の機能は
、基本的には上記マイクロプロセッサ1における各回路
3゜4及び各バッファ5,6の機能に等しい。ただし、
このメモリ装置7におけるバスコントロール回路10で
は、RAM8全体の選択状態/非選択状態を決定するチ
ップセレクト信号C8傘が出力されるようになっている
0本実施例ではこのチップセレクト信号C8傘がローレ
ベルにアサートされてRAM8が選択状態となる。また
、本実施例では、メモリ装置7における各信号名の先頭
に、メモリを意味する“M”を付すことにより、上記シ
ングルチップマイクロコンピュータ1における各信号と
区別しているが、それら各信号すなわちメモリデータエ
ラー信号MDERR傘、メモリデータMDATA、メモ
リデータゲート信号MDGATE拳、及びメモリデータ
ゲート反転信号MDGATEIIの性質は、シングルチ
ップマイクロコンピュータ1における各信号のそれに等
しい、尚、このマイクロプロセッサ1によってメモリ装
置7をアクセスするに際して必要となる信号として、メ
モリアドレス信号、アドレスストローブ信号、R/W 
(リード/ライト)信号、メモリ装置7からプロセッサ
2への応答信号などの各種信号が挙げられるが、それら
は本発明と直接関係がないので図面上省略されている。
次に、データバス13における1ビツトライン例えば最
下位から3ビツト目(以下単にビット2と記す)が故障
し0スタツクしている場合を想定し、シングルチップマ
イクロコンピュータ1によってメモリ装置7に例えば8
ビツトパラレルデータ”01010101 (2進)”
を書込む場合の動作を説明する。第2図には、この場合
の動作タイミングが示されている。
先ずプロセッサ2は、メモリ装置7のアクセス開始時に
おいて、上記パラレルデータ(書込みデータ)“010
10101”をプロセッサデータバスライン16上に送
出するとともに、そのデータが有効であることを示すデ
ータストローブ信号DS串をバスコントロール回路4に
送出する。するとこのバスコントロール回路4は、プロ
セッサデータゲート信号PDGATE*をローレベルに
アサートして正論理バッファ5をイネーブルにするとと
もに、データストローブバス信号DSBUS傘をローレ
ベルにアサートする。これにより、プロセッサデータバ
スライン16上のデータは正論理バッファ5を介してデ
ータバス13に送出される。ここでこのデータバス13
上のデータは、正論理であるからプロセッサデータバス
ライン16上のデータのそれに等しいはずであるが、デ
ータバス13におけるビット2が故障によりOスタック
しているため、このデータバス13上のデータは、” 
01010001”となってしまう。
一方メモリ装置7では、データストローブバス信号DS
BUS*がローレベルにアサートされたことによって、
データバス13上のデータが有効であることがバスコン
トロール回路10によって認識され、このバスコントロ
ール回路10によりチップセレクト信号C8*及びメモ
リデータゲート信号MDGATE傘がローレベルにアサ
ートされる。チップセレクト信号C8*がローレベルに
アサートされることによってRAM8が選択され、また
メモリデータゲート信号MDGATE串がローレベルに
アサートされることによって正論理バッファ11がイネ
ーブル状態にされる。この状態でデータバス13上のデ
ータが正論理バッファ11を介してメモリデータバスラ
イン19に載せられる。しかしこのデータは、データバ
ス13のビット2の故障により、シングルチップマイク
ロコンピュータ1におけるプロセッサデータバスライン
16上のデータとは異なる。この誤ったデータはバスエ
ラー検出回路9に取込まれ、ここでデータ転送エラーが
検出されると、このバスエラー検出回路9により、メモ
リデータエラー信号MDERR−がローレベルにアサー
トされる。これによりバスコントロール回路10はエラ
ー発生を知り、バスエラー信号BERR*をローレベル
にアサートする。
シングルチップマイクロコンピュータ1では、バスエラ
ー信号BERR傘がローレベルにアサートされたことに
よりデータ転送エラーの発生を知り、バスコントロール
回路4により、データストローブバス信号DSBUS−
及びプロセッサデータゲート信号PDGATE傘がハイ
レベルにネゲートされ、当該データ転送サイクルが終了
される。
尚、データストローブバス信号DSBUS傘がハイレベ
ルにネゲートされたことにより、O8傘。
MDGATE傘はハイレベルにネゲートされる。
そして今度は、バスコントロール回路4により、プロセ
ッサデータゲート反転信号PDGATE傘がローレベル
にアサートされるとともにデータストローブバス信号D
SBUSIが再びローレベルにアサートされる。プロセ
ッサデータゲート反転信号PDGATEI串がローレベ
ルにアサートされることにより、負論理バッファ6がイ
ネーブル状態にされ、これにより、プロセッサデータバ
スライン16上のデータは、負論理バッファ6によりそ
の論理が反転されてデータバス13上に載せられる。従
ってこのデータバス13上のデータは、”101010
10(2進)”となる。
ここでこのデータバス13上では、データバス13のビ
ット2の0スタツクによりビット2(データの右から3
番目)が必ず0となるが、論理反転データ自体のビット
2がOであるから、データバス13のビット2のOスタ
ックは、少なくともこの論理反転データに対して何ら影
響を及ぼさない。
一方、メモリ装置7では、バスエラー検出回路9によっ
て先のデータ転送サイクルでのエラー発生が検出された
こと、及び今回のデータ転送サイクルでデータストロー
ブバス信号DSBUSIがローレベルにアサートされた
ことによって、バスコントロール回路10は、今度はメ
モリデータゲート反転信号MDGATE I傘をローレ
ベルにアサートし、更にチップセレクト信号C8傘をロ
ーレベルにアサートする。メモリデータゲート反転信号
MDGATE I傘がローレベルにアサートされたこと
によって負論理バッファ12がイネーブル状態となり、
これにより、データバス13上のデータ” 10101
010 ”は負論理バッファ12によりその論理が反転
されてメモリデータバスライン19に載せられる。すな
わちメモリデータバスライン19上の論理反転データは
、01010101 ”となり、これは、シングルチッ
プマイクロコンピュータ1におけるプロセッサデータバ
スライン16上のデータ論理に等しくなる。換言すれば
、データバス13におけるビット2の故障にかかわらず
、プロセッサデータバスライン16上のデータがメモリ
データバスライン19上に正しく転送されたことになる
。従ってこのデータの正常転送により、メモリデータエ
ラー信号MDERR傘はハイレベルのままの状態であり
、この状態において、メモリデータバスライン19上の
データが所定のタイミングでRAM8に書込まれる。
尚、RAM8へのデータ書込みが完了した時点でメモリ
装置7からシングルチップマイクロコンピュータ1にア
クノーリッジ信号が送出され、この信号がプロセッサ2
で認識されると、データストローブ信号DS串がハイレ
ベルネゲートされ、今回のデータ転送の終了がバスコン
トロール回路4に知らされる。するとバスコントロール
回路4は、プロセッサデータゲート反転信号PDGAT
EI傘をハイレベルにネゲートして負論理バッファ6を
ディスエーブル状態にし、更にデータストローブバス信
号DSBUS率をハイレベルにネゲートする。これによ
りメモリ装置7側のバスコントロール回路1oは、チッ
プセレクト信号C8傘をハイレベルにネゲートしてRA
M8の選択を解除し、更にメモリデータゲート反転信号
MDGATEI傘をハイレベルにネゲートして負論理バ
ッファ12をディスエーブル状態にする。
以上、シングルチップマイクロコンピュータ1からメモ
リ装置7に8ビツトパラレルデータを転送してそれをR
AMa内に書込む場合の動作について説明したが、これ
とは逆に、RAM8からデータを読出し、それをシング
ルチップマイクロコンピュータ1に転送する場合におい
ても、データバス13の故障の際のデータ転送は基本的
に上記と同様に行われる。
すなわち、プロセッサ2の制御下でRAM8より読出さ
れたデータは、先ず、メモリデータバスライン19から
正論理バッファ11を介してデータバス13に送出され
、更にこのデータバス13からシングルチップマイクロ
コンピュータ1側の正論理バッファ5を介してプロセッ
サデータバスライン16に伝達される。そしてデータバ
ス13を含むデータ伝送系の故障に起因するデータエラ
ーの発生がバスエラー検出回路3により検出されると、
プロセッサデータエラー信号PDERR*がローレベル
にアサートされる。すると、バスコントロール回路4は
プロセッサゲート反転信号PDGATE I傘をローレ
ベルにアサートして負論理バッファ6をイネーブル状態
にし、更にバスエラー信号B E RR傘をローレベル
にアサートしてデータエラー発生をメモリ装置7側のバ
スコントロール回路10に知らせる。すると、バスコン
トロール回路10はメモリデータゲート反転信号MDG
ATE I傘をローレベルにアサートして負論理バッフ
ァ12をイネーブル状態にし、これにより、メモリデー
タバスライン19上のデータ(RAM8より読出された
データ)が負論理バッファ12により反転されてデータ
バス13に載せられ、更にこのデータバス13上の論理
反転データがシングルチップマイクロコンピュータ1側
の負論理バッファ6により再び反転され正論理に戻され
てからプロセッサデータバス16に載せられ、それが所
定のタイミングでプロセッサ2に取込まれる。
このようにデータ転送エラー発生の際に転送データの論
理を反転してデータの再転送を行うことにより、メモリ
装置7からのデータ読出しの場合でも、上記のデータ書
込みの場合と同様に、データ伝送系の故障にかかわらず
、データの正常伝送が可能となる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得ることができる
(1)データバス13を含むデータ伝送系の故障により
データ転送エラーが発生した場合、データ送信側として
のシングルチップマイクロコンピュータ1又はメモリ装
置7において送信用データの論理を反転し、この論理反
転データをデータバス13に載せ、受信側としてのメモ
リ装置7又はシングルチップマイクロコンピュータ1に
おいて上記データバス13上のデータの論理を再び反転
し正論理に戻すことにより、データ伝送系の故障にかか
わらず、データ送信側へのデータの正常伝送が可能とな
るので、データ転送エラー発生の際にこの論理反転を伴
うデータ再転送を実行させることにより、一連のデータ
転送においてデータ伝送系の故障に起因するデータ転送
エラーが発生したのにもかかわらず、データ転送を継続
させることができる。
(2)また、半導体集積回路としてのシングルチップマ
イクロコンピュータ1内に、入出力データの論理反転を
行う負論理バッファ6と、データ転送エラーが発生した
場合にこの負論理バッファ6をイネーブル状態にするこ
とで論理反転を伴うデータの再取込み又は再出力を可能
とするバスコントロール回路4とを設けたことにより、
このシングルチップマイクロコンピュータ1がデータ送
信側として機能する場合でも、またこれとは逆にデータ
受信側として機能する場合でも、上記データの論理反転
を伴うデータ再転送が可能となり、このシングルチップ
マイクロコンピュータ1を中心として形成されたコンピ
ュータシステムにおいて、データ伝送系の故障にかかわ
らず周辺装置との間のデータ転送を適確に行い得る。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されず
、その要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能であ
る。
上記実施例ではデータ伝送系の1ビツトのみの故障を想
定したが、データ伝送系の複数ビット故障の場合でもデ
ータの正常伝送が可能である。しかし、故障ビットのス
タック状態と故障ビットに対応するビットデータの論理
との関係によっては、上記実施例の如くパラレルデータ
の1バイト全部を論理反転して転送しても再びデータ転
送エラーを生ずる場合がある。これを改善するには、パ
ラレルデータの一部のみの論理反転パターンを複数種類
用意し、各パターン毎にデータ転送を行い、エラー無し
に伝達されたデータを受信側で組合せるようにすればよ
く、これによりパラレルデータ1バイトの正常伝送を行
うことができる。この論理反転パターンの組合せに係る
制御情報は、ハードウェアによりシングルチップマイク
ロコンピュータ1内、及びメモリ装置7内に固定化して
もよいし、プログラムにより動的に設定するようにして
もよい。
また、シングルチップマイクロコンピュータ1に代えて
、プロセッサとその周辺装置とをボード上で結合して成
るシングルボードマイクロコンピュータを用いることも
できる。
更に、上記実施例では、論理反転を伴って転送されるデ
ータを、メモリ装置7への書込みデータやメモリ装置7
からの読出しデータとしたが、この他に、アドレスデー
タや各種制御データなどについても上記と同様にして正
常伝送が可能となる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野であるマイクロコンピュー
タシステムに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、パラレルデータの伝
送を可能とするデータ伝送系を含むデータ処理システム
やデータ通信システムなどにも広く適用することができ
る。本発明は、少なくともデータ伝送系の故障に起因す
るデータ転送エラーが発生した場合でもデータ転送を継
続する条件のものに適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
すなわち、データ伝送系の故障によりデータ転送エラー
が発生した場合でも、データの論理を反転して転送する
ことによりデータの正常伝送が可能となるので、一連の
データ転送においてデータ転送を継続させることができ
る。また、予め定められた複数種類の論理反転パターン
に従って送信用のパラレルデータの論理を部分的に反転
して転送することにより、データ伝送系の複数ビット故
障の場合にもデータの正常伝送が可能となる。
更に、入出力データの論理反転を行う論理反転手段と、
データ転送エラーが発生した場合にこの論理反転手段を
制御して論理反転を伴うデータ再取込み又は再出力を可
能とする制御手段とを含んで半導体集積回路を構成した
場合には、この半導体集積回路がデータ送信側として機
能する場合でも、またこれとは逆にデータ受信側として
機能する場合でも、上記データの論理反転を伴うデータ
再転送が可能となり、この半導体集積回路を中心に形成
されたシステム内においてデータ伝送系が故障したのに
もかかわらず、システム内でのデータ転送を適確に行う
ことができ、該システムの信頼性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例ブロック図、第2図は第1図
に示される実施例の動作タイミング図である。 1・・・シングルチップマイクロコンピュータ、2・・
・プロセッサ、3,9・・・バスエラー検出回路、4゜
10・・・バスコントローラ、6,12・・・負論理バ
ッファ、7・・・メモリ装置、13・・・データバス。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データ送信側からデータ受信側へのデータ伝送方法
    において、データ転送エラーが発生した場合にデータ送
    信側で送信用データの論理を反転してこの論理反転デー
    タを受信側に伝達し、このデータの論理を受信側で反転
    して正論理に戻すことにより、データの正常伝送を可能
    とするデータ伝送方法。 2、上記送信用データはパラレルデータであり、予め定
    められた複数種類の論理反転パターンに従ってこのパラ
    レルデータの論理を部分的に反転するようにした請求項
    1記載のデータ伝送方法。 3、入出力データの論理を反転し得る論理反転手段と、
    データ伝送系を介して取込まれたデータ又はデータ伝送
    系に出力されたデータにエラーを生じた場合に上記論理
    反転手段を制御することにより、論理反転を伴うデータ
    再取込み又はデータ再出力を可能とする制御手段とを含
    んで成る半導体集積回路。
JP1275838A 1989-10-25 1989-10-25 データ伝送方法及び半導体集積回路 Pending JPH03138744A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07334380A (ja) * 1994-06-10 1995-12-22 Nec Corp 故障検出方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07334380A (ja) * 1994-06-10 1995-12-22 Nec Corp 故障検出方式

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