JPH0313790A - 溶湯容器の出湯口ノズル受れんがの補修方法およびその補修用金具 - Google Patents
溶湯容器の出湯口ノズル受れんがの補修方法およびその補修用金具Info
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- JPH0313790A JPH0313790A JP14996289A JP14996289A JPH0313790A JP H0313790 A JPH0313790 A JP H0313790A JP 14996289 A JP14996289 A JP 14996289A JP 14996289 A JP14996289 A JP 14996289A JP H0313790 A JPH0313790 A JP H0313790A
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
この発明は例えば製鉄業の連続鋳造において使用される
取鍋およびタンディツシュなどの重数金属容器の下部出
鋼口に取付けるノズル受けれんが(「ますれんが」とも
いう)の溶損部位を補修する方法およびその補修用金具
の構造に関するものである。
取鍋およびタンディツシュなどの重数金属容器の下部出
鋼口に取付けるノズル受けれんが(「ますれんが」とも
いう)の溶損部位を補修する方法およびその補修用金具
の構造に関するものである。
[従来の技術]
第7図はスライドバルブ装置(流量制御装置)を取付け
な取鍋の下部出鋼口付辺の耐火物の使用状態を示す断面
図であり1図においてlは取鍋の内張り耐火物、2は出
鋼口、3は出鋼口2を形成するインサートノズル、4は
インサートノズル3を取付けるためのノズル受けれんが
、5はスライドバルブ装置のスライドプレート、6はス
ライドバルブと浸漬ノズルを連結するためのシュートノ
ズルである。
な取鍋の下部出鋼口付辺の耐火物の使用状態を示す断面
図であり1図においてlは取鍋の内張り耐火物、2は出
鋼口、3は出鋼口2を形成するインサートノズル、4は
インサートノズル3を取付けるためのノズル受けれんが
、5はスライドバルブ装置のスライドプレート、6はス
ライドバルブと浸漬ノズルを連結するためのシュートノ
ズルである。
取鍋において溶鋼の受入れ、出鋼の多数回繰返しによっ
て、特にノズル受れんが4の溶損が激しく、30〜34
チヤージの作業后、第8図の7に示すような状態となる
ので、この溶損部位を補修して再使用を行っている。
て、特にノズル受れんが4の溶損が激しく、30〜34
チヤージの作業后、第8図の7に示すような状態となる
ので、この溶損部位を補修して再使用を行っている。
従来、この補修には主として吹付けによる方法がとられ
ていた。即ち材料タンクに収容された不定形耐火物補修
材に水を添加しながらこれに圧縮エアーを送入して吹付
はノズルから吐出させて、これを要補修部位に接着させ
る方法がとられていた。
ていた。即ち材料タンクに収容された不定形耐火物補修
材に水を添加しながらこれに圧縮エアーを送入して吹付
はノズルから吐出させて、これを要補修部位に接着させ
る方法がとられていた。
[発明が解決しようとする課題]
従来の上記のような吹付は補修方法では、補修材の性状
、吹付は装置、吹付は技術、要補修部位の状態等の相互
関連から、ノズルから噴出する補修材のリバウンドロス
が多(、材料を無駄にするだけでなく、これがインサー
トノズル、スライドプレート等に付着して出鋼作業にお
いて溶鋼の詰りまたは?a14内に異物が混入するとい
うトラブルの原因となっていた。
、吹付は装置、吹付は技術、要補修部位の状態等の相互
関連から、ノズルから噴出する補修材のリバウンドロス
が多(、材料を無駄にするだけでなく、これがインサー
トノズル、スライドプレート等に付着して出鋼作業にお
いて溶鋼の詰りまたは?a14内に異物が混入するとい
うトラブルの原因となっていた。
また、施工上において、補修部位にできるだけ近づいて
行う必要があるため高温にさらされ、また危険性も高く
、さらに吹付は材からの発塵、水蒸気の発生等によって
極めて悪い環境下で作業しなければならないという問題
点があった。
行う必要があるため高温にさらされ、また危険性も高く
、さらに吹付は材からの発塵、水蒸気の発生等によって
極めて悪い環境下で作業しなければならないという問題
点があった。
さらに、吹付は材は粉体材料を吹付は装置内の圧送過程
において水またはバインダーを添加して吹付はノズルか
ら吐出させるために、その流動性および自然硬化時間が
30秒と短(、要補修部の狭部にまで入り難いために、
部分的に空間が出来て施工品質を下げ、溶湯容器の使用
寿命を短(するという問題点があった。
において水またはバインダーを添加して吹付はノズルか
ら吐出させるために、その流動性および自然硬化時間が
30秒と短(、要補修部の狭部にまで入り難いために、
部分的に空間が出来て施工品質を下げ、溶湯容器の使用
寿命を短(するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、補修材のロスや周辺への汚れがなく、作業環
境が良好で安全性が高(かつ吹付は装置等特別の装置を
必要としないで良質な補修施工のできるノズル受れんが
の補修方法およびそれに使用する補修用金具を得ること
を目的とする。
たもので、補修材のロスや周辺への汚れがなく、作業環
境が良好で安全性が高(かつ吹付は装置等特別の装置を
必要としないで良質な補修施工のできるノズル受れんが
の補修方法およびそれに使用する補修用金具を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段1
この発明に係るノズル受れんがの補修方法は、上部が円
錐形の金具を出湯口に差込んで、その周囲のノズル受れ
んがの溶損部位に対し、上方から流し込み補修材を落下
させて充填し、これが硬化してから金具を取り出すもの
である。
錐形の金具を出湯口に差込んで、その周囲のノズル受れ
んがの溶損部位に対し、上方から流し込み補修材を落下
させて充填し、これが硬化してから金具を取り出すもの
である。
また、これに使用する補修用金具は、上部の円錐部、中
間の補修部枠、下部の出湯口挿入部が一体的に形成され
たもので、上部に吊上げ用のフック孔を備えたものであ
る。
間の補修部枠、下部の出湯口挿入部が一体的に形成され
たもので、上部に吊上げ用のフック孔を備えたものであ
る。
〔作 用]
この発明においては、円錐形の金具の上部から流動性の
よい流し込み補修材を落下させるので、また出湯口の直
上から落下させるので、補修材はノズル受れんがの溶損
部位に万遍なく、また細部にまで入り込む。
よい流し込み補修材を落下させるので、また出湯口の直
上から落下させるので、補修材はノズル受れんがの溶損
部位に万遍なく、また細部にまで入り込む。
[実施例]
第1図乃至第3図はこの発明の一実施例を示す断面図で
あり、各図において1〜4は上記従来のものと同一のも
のであり、7はノズル受れんがの溶損した部位、旦は上
部が円錐形をした補修用金具で、厚さ約4.5mmの鉄
板製で、円錐形の上部付近に吊下げ用のフック孔9が4
個設けである。
あり、各図において1〜4は上記従来のものと同一のも
のであり、7はノズル受れんがの溶損した部位、旦は上
部が円錐形をした補修用金具で、厚さ約4.5mmの鉄
板製で、円錐形の上部付近に吊下げ用のフック孔9が4
個設けである。
この補修方法について説明すると、第1図に示すように
補修用金具旦を吊りワイヤまたはフックで吊下げてその
下部の出湯口挿入部10を出湯口2にはめ込んでインサ
ートノズル3上にセットする。
補修用金具旦を吊りワイヤまたはフックで吊下げてその
下部の出湯口挿入部10を出湯口2にはめ込んでインサ
ートノズル3上にセットする。
次に第2図に示すように、補修用流し込み材11の所要
量を入れた耐熱ビニールなどの補修材料袋12を補修用
金具旦のほぼ真上に吊下げた状態で該材料袋12の下部
を前記金具の先端部に当てて破(と、補修用流し込み材
は上部円錐部13の斜面を流れて溶損部位7の全体に亙
って充填される。
量を入れた耐熱ビニールなどの補修材料袋12を補修用
金具旦のほぼ真上に吊下げた状態で該材料袋12の下部
を前記金具の先端部に当てて破(と、補修用流し込み材
は上部円錐部13の斜面を流れて溶損部位7の全体に亙
って充填される。
流し込み補修材は吹付は用材に比べて自硬性がないため
(吹付材は30秒で自然硬化)、極めて流動性がよく、
ノズル受れんが溶損部の狭い凹凸部まで流入して密着す
る。
(吹付材は30秒で自然硬化)、極めて流動性がよく、
ノズル受れんが溶損部の狭い凹凸部まで流入して密着す
る。
流し込み補修材は流し込み后1〜2分で硬化するので、
第3図に示すように補修用金具旦を吊上げる。この金具
旦の補修部枠14は図示のようにノズル受れんが4の厚
形斜面に合わせた形状となっている。
第3図に示すように補修用金具旦を吊上げる。この金具
旦の補修部枠14は図示のようにノズル受れんが4の厚
形斜面に合わせた形状となっている。
上記実施例では次に示すような流し込み補修材を使用し
た。
た。
品 質 マグネシア質
化学組成 Mg089% CaO10%流し込み水
量 11〜13% 硬化時間(at l、 000℃) 1〜2分施工使
用N 2.550kg/am”上記実施例によって
補修した取鍋のノズル受れんがの使用寿命は、従来の補
修方法によるものが平均33チヤージであるのに対し、
5鍋平均で45チヤージであった。
量 11〜13% 硬化時間(at l、 000℃) 1〜2分施工使
用N 2.550kg/am”上記実施例によって
補修した取鍋のノズル受れんがの使用寿命は、従来の補
修方法によるものが平均33チヤージであるのに対し、
5鍋平均で45チヤージであった。
なお、施工所要時間は、従来は同程度の補修に10〜1
5分を要したが、実施例では補修用金具のセット準備か
ら吊上げ脱枠まで3〜5分間で完了した。
5分を要したが、実施例では補修用金具のセット準備か
ら吊上げ脱枠まで3〜5分間で完了した。
また、この補修方法で使用する補修用金具は鉄板製の場
合500〜700回の繰返し使用に耐える。
合500〜700回の繰返し使用に耐える。
第4図は補修用金具の詳細を示す側面図、第5図は同じ
く平面図である。図において符号9.10,13.14
は前述したようにそれぞれフック孔、出湯口挿入部、上
部円錐部、補修部枠であり、15は上方に吊下げた補修
材料袋の下端を破るための先端チップである。
く平面図である。図において符号9.10,13.14
は前述したようにそれぞれフック孔、出湯口挿入部、上
部円錐部、補修部枠であり、15は上方に吊下げた補修
材料袋の下端を破るための先端チップである。
なお、フック孔9は、補修材落下の際に金具内に補修材
がこぼれ落ちた場合のエアー抜き穴およびその取出口を
兼ねるものである。
がこぼれ落ちた場合のエアー抜き穴およびその取出口を
兼ねるものである。
またこの実施例では先端チップ15を設けているが、補
修材袋の下端を開口するには破る以外に、炉内熱で袋を
焼いて補修材を落下させる等の方法によってもよい。
修材袋の下端を開口するには破る以外に、炉内熱で袋を
焼いて補修材を落下させる等の方法によってもよい。
第6図は補修用金具の他の実施例を示す側面図で、上部
円錐部の上位にくびれ部を設けてここに吊込み用フック
孔9aおよび吊出し用フック爪16を設けたものでフッ
ク孔から補修材料が侵入することを防止できる。
円錐部の上位にくびれ部を設けてここに吊込み用フック
孔9aおよび吊出し用フック爪16を設けたものでフッ
ク孔から補修材料が侵入することを防止できる。
なお、上記実施例では主として取鍋の場合について説明
したが、この発明はタンディツシュのノズル受れんが、
LD転炉の出鋼口、AOD炉の羽口周辺、LD転炉底吹
羽口周辺等の溶損部の補修にも利用できる。また鉄鋼業
に限らず、非鉄金属業の溶湯容器の補修にも応用できる
。
したが、この発明はタンディツシュのノズル受れんが、
LD転炉の出鋼口、AOD炉の羽口周辺、LD転炉底吹
羽口周辺等の溶損部の補修にも利用できる。また鉄鋼業
に限らず、非鉄金属業の溶湯容器の補修にも応用できる
。
[発明の効果]
この発明は以上説明したとおり、流し込み補修材を円錐
形の斜面に沿って上方から要補修部位に流し込むように
したので、 (1)吹付は装置および関連機器が不要となる、(2)
補修材の飛散がないので周辺耐火物やスライドバルブ装
置の汚れに基づ(トラブルが防止できる。
形の斜面に沿って上方から要補修部位に流し込むように
したので、 (1)吹付は装置および関連機器が不要となる、(2)
補修材の飛散がないので周辺耐火物やスライドバルブ装
置の汚れに基づ(トラブルが防止できる。
(3)高温下の作業や危険性が殆どな(なる、(4)発
塵、水蒸気の発生が殆どなく、作業環境が良(なる、 (5)要補修部位の狭い場所まで補修材が浸透するので
、施工品質が向上する。
塵、水蒸気の発生が殆どなく、作業環境が良(なる、 (5)要補修部位の狭い場所まで補修材が浸透するので
、施工品質が向上する。
(6)高温時にも補修ができ、また作業そのものが準線
であるから、補修作業時間を短縮することができる、 (7)補修材は必要量だけlバッチにでき、またノバウ
ンドロスがないので材料の節約ができる。
であるから、補修作業時間を短縮することができる、 (7)補修材は必要量だけlバッチにでき、またノバウ
ンドロスがないので材料の節約ができる。
(8)吹付は作業のような特別な熟練技術を必要としな
い、 (9)溶湯容器の使用寿命を約30%延ばすことができ
る、 等、多くの効果がある。
い、 (9)溶湯容器の使用寿命を約30%延ばすことができ
る、 等、多くの効果がある。
第1図〜第3図はこの発明方法の一実施例を示す断面図
、第4図および第5図はこの発明の金具の一実施例を示
す断面図および平面図、第6図は同じく他の実施例を示
す断面図、第7図は取鍋の下部出鋼口付近における耐火
物の使用状態を示す断面図、第8図はノズル受れんがの
溶損状態を示す断面図である。各図において、 1・・・取鍋(溶湯容器)の内張り耐火物、2・・・出
鋼口、3・・・インサートノズル%4・・・ノズル受れ
んが、7・・・ノズル受れんがの溶損部位、旦・・・補
修用金具、9・・・フック孔、lO・・・出湯口挿入部
、11・・・補修用流し込み材、12・・・補修材料袋
、13・・・上部円錐部、14・・・補修部枠。
、第4図および第5図はこの発明の金具の一実施例を示
す断面図および平面図、第6図は同じく他の実施例を示
す断面図、第7図は取鍋の下部出鋼口付近における耐火
物の使用状態を示す断面図、第8図はノズル受れんがの
溶損状態を示す断面図である。各図において、 1・・・取鍋(溶湯容器)の内張り耐火物、2・・・出
鋼口、3・・・インサートノズル%4・・・ノズル受れ
んが、7・・・ノズル受れんがの溶損部位、旦・・・補
修用金具、9・・・フック孔、lO・・・出湯口挿入部
、11・・・補修用流し込み材、12・・・補修材料袋
、13・・・上部円錐部、14・・・補修部枠。
Claims (2)
- (1)取鍋、タンディッシュなどの溶湯容器の出湯口に
取付けたノズル受れんがの溶損部位に、上部が円錐形の
補修用金具を出湯口に挿入してその上方から流し込み補
修材を落下させて充填せしめ、該補修材が硬化後前記金
具を撤去することを特徴とする溶湯容器の出湯口ノズル
受れんがの補修方法。 - (2)上部円錐部、補修部枠、出湯口挿入部が一体的に
形成され、かつ上部円錐部に吊下げ用フック孔を備えた
ノズル受れんがの補修用金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14996289A JPH0313790A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 溶湯容器の出湯口ノズル受れんがの補修方法およびその補修用金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14996289A JPH0313790A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 溶湯容器の出湯口ノズル受れんがの補修方法およびその補修用金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0313790A true JPH0313790A (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=15486412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14996289A Pending JPH0313790A (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 | 溶湯容器の出湯口ノズル受れんがの補修方法およびその補修用金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0313790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108031829A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-15 | 钢城集团凉山瑞海实业有限公司 | 热态钢包水口座砖修复模具和修复方法 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP14996289A patent/JPH0313790A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108031829A (zh) * | 2017-12-13 | 2018-05-15 | 钢城集团凉山瑞海实业有限公司 | 热态钢包水口座砖修复模具和修复方法 |
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