JPH03158405A - 溶銑樋の残銑排出装置 - Google Patents

溶銑樋の残銑排出装置

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JPH03158405A
JPH03158405A JP29556689A JP29556689A JPH03158405A JP H03158405 A JPH03158405 A JP H03158405A JP 29556689 A JP29556689 A JP 29556689A JP 29556689 A JP29556689 A JP 29556689A JP H03158405 A JPH03158405 A JP H03158405A
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JP
Japan
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hot metal
pig iron
refractory
trough
tuyere nozzle
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Application number
JP29556689A
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English (en)
Inventor
Takeo Hanai
花井 健夫
Yoshiaki Azuma
佳昭 四阿
Naoki Tsutsui
直樹 筒井
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は溶銑樋における残a排出口を開口およc/■塞
する残銑排出装置に関するものである。
(従来の技術) 溶鉱炉の溶銑樋は溶鉱炉から出銑された溶銑とスラグと
を分離し、溶銑・滓受は容器(混銑車・溶滓鍋等)に分
配するもので、一般的に長さ10〜20m、深さ0.5
〜1.5m、幅0.5〜1.5論を有している。
rjSs図に示すように、溶銑樋2は溶鉱炉の出銑口1
の前方に配置されており、底部および両(iIl1部は
耐火材で構成されている。溶銑樋2の途中には耐火物製
の堰3を設け、収3の上流側には溶滓流出口4、ド流側
には溶銑流出口5を設けである。
溶銑樋2の最終端(図中右側)は耐火物製の構成壁6で
仕切られている。
溶鉱炉から出銑された溶銑・滓は溶銑樋2に溜まり、M
M3によって銑・滓分離されて混a4L・溶滓鍋に分配
される。出銑終了後に溶a樋2内には溶銑、いわゆる残
銑7が滞留している。残銑7は次回の出銑時の溶銑流畠
落ド郁の損傷抑制と溶銑樋2を構成する耐火物の急激な
温度変化による亀裂発生の防止に寄与している。したが
って、残銑潮留力式は一般的な操業法として採用されて
いる。
この方式は溶銑樋2の耐火物の損傷が軽減され、溶銑樋
2の耐用日数が延長されるという効果をもたらすが、一
方、溶銑・滓が溶銑樋2内に残留するため溶銑樋2の耐
火物の損傷状況を測定できないという問題が発生する。
そこで、溶銑樋2の1(人物の損傷状況の測定のため1
こ溶銑樋2のド流端部の構成壁6には残銑排出口8が設
けられている。残銑排出口8には通常裸業中は閉塞材が
充填されており、残銑排出時に専用開口へをJi−1い
て機械的に開口し、残銑・滓を排出した上で溶銑樋2の
耐火物の損傷状況を測定している。たとえば、実開昭5
9−33749号公報、実開昭50−47903号公報
、特開昭54−117305号公報においても、樋の開
口を開口機を用いて行っている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この残銑排出作業は溶銑樋2の防熱カバ
ーの取り外し、取り付け、専用闇口磯の設置と開口作業
、開口孔への閉塞材の充填等、作業時間が長くかかり、
多数の作業者を必要としていた。また、この作業は高温
の溶銑、溶滓を処理するため安全面で充分な配慮をする
必要があり、溶銑樋2の耐火物の損耗、孔あきによる溶
銑流出事故発生の可能性等、種々の問題点を有している
本発明は、溶銑樋内の残銑を必要に応じて簡便に流出で
き、また閏塞できる残銑排出装置を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の溶a樋の残銑排出装置である。
(1)溶銑樋の構成壁に耐火物製の羽口ノズルを設けて
残銑排出口を構成すると共に、該残銑排出口の先端部に
閉塞体を着脱自在に設け、上記残銑排出1」近傍にガス
状流体供給手段を設けたことを特徴とする溶銑樋の残銑
排出装置。
(2)上記羽口ノズルを溶銑樋の構成壁の外方に突出さ
せて設け、該羽口ノズルの突出外周部に一つ以上の開口
を設け、該開口にガス状流体供給管を接続したことを特
徴とする前記(1)記載の溶a樋の残銑排出装置。
(3)上記I11塞体を耐火物製の栓体と押さえ棒から
なるストッパー部材で構成し、該ストッパー部材を前後
進自在に設置したことを特徴とする前記(1)または(
2)記載の溶銑樋の残銑排出装置。
(4)上記耐火物製の栓体の先端を突出した形状とした
ことを特徴とする前記(3)記載の溶銑樋の残銑排出装
置。
(5)上記閉塞体を、羽口/fニルとの接触部に可塑性
の耐火物を配設した軸部回動開閉式蓋体″C構成したこ
とを特徴とする前記(1)または(2)記載の溶銑樋の
残銑排出装置。
(6)上記ストッパー部材の耐火物製栓体と押さえ棒に
連続したガス導孔を設け、押さ丸棒のガス導孔にガス状
流体供給管を接続したことを特徴とする前記(3)また
は(4)記載の溶銑樋の残銑排出装置。
(作用) 本発明は、第1図に示すように溶a樋2の構成壁6に耐
火物製の羽口ノズル10を設けて残銑排出口8を構成す
ると共に、残銑排出口8の先端部に閉塞体11を着脱自
在に設け、残銑排出口8近傍にガス状流体供給手段17
を設けた。
羽口ノズル10には通常用いられているたとえばアルミ
ナ、マグネシア、スピネル、ノルコニ7等の耐火物を選
択使用できる。この羽口ノズル10は溶銑樋2の構成壁
6に設置する。この羽口ノズル10の設置態様としては
、羽口ノズル10の先端を構成壁6面にほぼ合わせた態
様、羽口ノズル10の先端を構成壁6より突出させて設
置する態様が採用できる。
羽口ノズル10の先端を構成壁6面にほぼ合わせた態様
は、羽口ノズル10の長さを短くすることにより羽口ノ
ズル10内に滞留する溶銑の絶対量を少なくし、後述す
るガス状流体の供給による攪拌効果で羽口ノズル10内
に滞留する溶銑のほぼ全体を流動させかつ入れ換える状
態とする。また、羽口ノズル10の先端を構成壁6より
突出させて設置する態様は、羽口ノズル10の長さを艮
(することにより羽口ノズル10内に滞留する溶銑の絶
N量が多くなると共に、羽口ノズル10の突出した部分
は放冷作用を発現することから、後述するガス状流体の
供給による攪拌効果と突出した部分の放冷効果のバラン
スに対応した溶銑の凝固層が羽口ノズル10内面に形成
され、ライナーとしての効果を持つ。
閉塞体11は耐火物製の栓体12と押さえ棒13からな
るストッパー部材で構成し、このストッパー部材を前後
進自在に設置した態様としてもよ(、第2図はストッパ
ー部材の栓体12の先端部を延長した構造とし、この先
端部が羽口ノズル10内に挿入される態様を示す。また
、13図は羽口ノズル10との接触部に可塑性の耐火物
14を配設した軸15を支点とする軸部回動開閉式蓋体
16で閉塞体11を構成する態様を示す。
本発明は、残銑排出口8の先端部に閉塞体11を着脱自
在に設け、残銑排出口8近傍にガス状流体供給手段17
を設けた。7yス状流体供給手段17は、残銑排出口8
を構成する羽口ノズル10内に常時ガス状流体を供給す
ることによって羽口ノズル10内に滞留する溶銑を流動
させかつ入れ換え、羽口ノズル10内で溶銑が凝固し、
羽口ノズル10を閉塞するのを防止するものである。
第1図に示した態様は、羽口ノズル10の構成壁6から
突出した部分に開口18を設け、この開口18にガス状
流体供給管19を接続した。開口18はjli−口であ
っても良く、また複数の細目を規則的に配置した態様、
あるいは複数の細目を不規則的に配置した態様も採用で
きる。そして、ガス状流体供給管19からたとえば窒素
ガスを滞留する残銑に対抗できる圧力で供給すると、羽
口ノズル10内に窒素がスの気泡が介在し、この気泡量
に対応した攪拌作用が発現され、羽口ノズル10内の溶
銑は溶銑樋2内の溶銑と置換されるので、羽口ノズル1
0内での凝固による閉塞は防止される。
第2図のガス状流体供給手段は、閉塞体11を構成する
ストッパー部材の耐火物製の栓体12と押さえ棒13に
連続したガス導孔からなるガス状流体供給管19を設け
た構造である。栓体12の軸芯部の先端側には、複数の
細目を不規則的に配置した多孔質耐火材20を嵌合しで
ある。この多孔質耐火材20は比較的低いガス供給圧カ
ドでの溶銑・滓の進入を防止する。PIS3図のガス状
流体供給手段は、fjtJ1図と同様に羽口ノズル10
の構成壁6から突出した部分に開口18を設け、この開
口18にガス状流体供給管19を接続した。第4図のガ
ス状流体供給手段は、羽口ノズル10との接触部に可塑
性の耐火物14を配設した紬15を支点とする軸部回動
開閉式蓋体16で構成した閉塞体11の可塑性の耐火物
14の中央部に多孔質耐火材20を配置し、蓋体16に
ガス導孔からなるガス状流体供給管19を設けた構造で
ある。
そして、ガス状流体供給管19から窒素ガスを供給する
と栓体12の先端の多孔In耐火材20から窒素ガスが
流出し、羽口ノズル10内には攪拌作用が発現し、羽口
ノズル10内での凝固による閉塞が防止される。
以上のように構成した溶a樋の残銑排出装置において、
通常作業時は羽口ノズル10を閉塞体11で閉塞し、が
ス状流体は連続して供給する。
出銑が終了し、溶銑412の耐火物の損傷状況を確認す
る場合は、閉塞体11を開くと溶銑が流出し始める。残
銑の流出が完了すると溶銑4A2の耐火物の損傷状況を
測定し、次回の溶am2の耐火物補修のスケジュールを
設定する。
(実施例) 樋長さ19+++、樋深さ1m%樋幅は上jlo、9I
o。
ド端0,7m、最終端耐火壁300mmの樋において、
この最終端耐火壁に長さ600曽11内径90論論、外
径230tmのアルミナ質の羽口ノズルを設置した。こ
の羽口ノズルの突出端部に、fpJ2図に示した態様の
外径200+am、先端半径60mmのアルミナ貿栓体
を備え、この栓体の中央先端部に多孔質耐火材を設置し
たストッパー部材を嵌合させた。
通常操業時、すなわち貯銑中には窒素ガスを流量5UA
″/hr、供給圧力3 、 Okg/ cm”で供給し
た。樋使用日敗15日で通a量約4500を時に残銑排
出作業を実施するためにストッパー部材を後退させて羽
口ノズルから離脱させると残銑が流出した。
(発明の効果) 本発明により作業の省力化、安全性の確保、作業時間の
短縮、自動化等が可能になる。また、簡便1こ残銑排出
作業が実施′″Cきるので、樋耐火物の残(′F厚みの
測足精度が向上し、樋の寿命を延長することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図およびfjS2図はストッパー部材からなる閉塞
体を備えた本発明の溶銑樋の残銑排出装置の実施態様を
示す断面図、 !53図および14図は軸部回動開閉式蓋体からなる閉
塞体を備えた本発明の溶a樋の残銑排出装置の実施態様
を示す断面図、 第5図は従来の溶銑樋設備を示す断面図である。 1・・・出銑口、2・・・溶銑樋、3・・・堰、4・・
・溶滓流出口、5・・・溶銑流出口、6・・・構成壁、
7・・・残銑、8・・・残銑排出口、9・・・残銑流出
樋、10・・・羽口ノズル、11・・・閉塞体、12・
・・栓体、13・・・押さえ棒、14・・・可塑性の耐
火物、15・・・軸、16・・・軸部回動開閉式蓋体、
17・・・ガス状流体供給手収、18・・・開口、19
・・・ブス状流体供給管、2()・・・多孔質耐火材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶銑樋の構成壁に耐火物製の羽口ノズルを設けて
    残銑排出口を構成すると共に、該残銑排出口の先端部に
    閉塞体を着脱自在に設け、上記残銑排出口近傍にガス状
    流体供給手段を設けたことを特徴とする溶銑樋の残銑排
    出装置。
  2. (2)上記羽口ノズルを溶銑樋の構成壁の外方に突出さ
    せて設け、該羽口ノズルの突出外周部に一つ以上の開口
    を設け、該開口にガス状流体供給管を接続したことを特
    徴とする請求項1記載の溶銑樋の残銑排出装置。
  3. (3)上記閉塞体を耐火物製の栓体と押さえ棒からなる
    ストッパー部材で構成し、該ストッパー部材を前後進自
    在に設置したことを特徴とする請求項1または2記載の
    溶銑樋の残銑排出装置。
  4. (4)上記耐火物製の栓体の先端を突出した形状とした
    ことを特徴とする請求項3記載の溶銑樋の残銑排出装置
  5. (5)上記閉塞体を、羽口ノズルとの接触部に可塑性の
    耐火物を配設した軸部回動開閉式蓋体で構成したことを
    特徴とする請求項1または2記載の溶銑樋の残銑排出装
    置。
  6. (6)上記ストッパー部材の耐火物製栓体と押さえ棒に
    連続したガス導孔を設け、押さえ棒のガス導孔にガス状
    流体供給管を接続したことを特徴とする請求項3または
    4記載の溶銑樋の残銑排出装置。
JP29556689A 1989-11-14 1989-11-14 溶銑樋の残銑排出装置 Pending JPH03158405A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2721325A1 (fr) * 1994-06-17 1995-12-22 Lafarge Refractaires Monolithi Dispositif permanent pour la vidange de rigoles d'appareils métallurgiques et son utilisation.
JP2011058026A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Nippon Steel Engineering Co Ltd 高炉の残銑抜き方法及び残銑抜き装置

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WO1995035473A1 (fr) * 1994-06-17 1995-12-28 Lafarge Refractaires Monolithiques (S.A.) Dispositif permanent pour la vidange de rigoles d'appareils metallurgiques et son utilisation
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