JPS6333077B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6333077B2 JPS6333077B2 JP55107872A JP10787280A JPS6333077B2 JP S6333077 B2 JPS6333077 B2 JP S6333077B2 JP 55107872 A JP55107872 A JP 55107872A JP 10787280 A JP10787280 A JP 10787280A JP S6333077 B2 JPS6333077 B2 JP S6333077B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- repair
- furnace
- tuyere
- molten metal
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の技術分野〕
本発明は、AOD炉その他炉内へのガス吹き込
みのための羽口やタンデイツシユのようにガス吹
き込み可能な金属溶湯流出孔を有する冶金用容器
の補修方法に関する。
みのための羽口やタンデイツシユのようにガス吹
き込み可能な金属溶湯流出孔を有する冶金用容器
の補修方法に関する。
従来、羽口や金属溶湯の流出用孔を有する冶金
用容器の内壁を補修するには、羽口や金属溶湯の
流出用孔に中子等の詰物を差込んだ状態で補修を
行なつていた。
用容器の内壁を補修するには、羽口や金属溶湯の
流出用孔に中子等の詰物を差込んだ状態で補修を
行なつていた。
このため、補修のために余分の手間と時間を要
し、補修に際して冶金用容器の温度が下降してし
まい、熱間補修を行うことができず、補修部分の
密着性と期待した特性が得られないという欠点が
あつた。
し、補修に際して冶金用容器の温度が下降してし
まい、熱間補修を行うことができず、補修部分の
密着性と期待した特性が得られないという欠点が
あつた。
この欠点を解消するために、本願出願人は先に
特開昭53―131203号公報において、羽口や金属溶
湯流出用孔に耐火材送給用大パイプの内部に小パ
イプを挿入した二重管を挿入して、小パイプから
燃料ガス、酸素ガス等を吹付け、損傷壁面を加熱
しながら大パイプから耐火補修材を供給し、中子
の役を果たす大パイプと鏝によつて展着して孔内
面を補修する方法を開示した。
特開昭53―131203号公報において、羽口や金属溶
湯流出用孔に耐火材送給用大パイプの内部に小パ
イプを挿入した二重管を挿入して、小パイプから
燃料ガス、酸素ガス等を吹付け、損傷壁面を加熱
しながら大パイプから耐火補修材を供給し、中子
の役を果たす大パイプと鏝によつて展着して孔内
面を補修する方法を開示した。
しかしながら、この方法にあつては、羽口や金
属溶湯流出用孔内の補修に際しては、ガスの噴射
によつて、被補修域における地金等の付着物を飛
散せしめると共に被補修域を加熱しながら補修材
を供給できるので、補修効率を高めるという効果
を奏することはできるが、最も損耗が激しい羽口
や金属溶湯流出用孔の近傍の補修には全く適用で
きない。
属溶湯流出用孔内の補修に際しては、ガスの噴射
によつて、被補修域における地金等の付着物を飛
散せしめると共に被補修域を加熱しながら補修材
を供給できるので、補修効率を高めるという効果
を奏することはできるが、最も損耗が激しい羽口
や金属溶湯流出用孔の近傍の補修には全く適用で
きない。
本発明は、羽口等のガス吹き込み口や金属溶湯
流出孔のようなガス吹き込み可能な口を有する冶
金用容器の補修法であつて、羽口等のガス吹き込
み口や金属溶湯流出孔のようなガス吹き込み可能
な口以外の炉のトツプ開口部等から補修材を供給
しつつ、前記ガス吹き込み口から加熱ガスを噴出
せしめることによつて、上記従来の中子使用によ
る欠点を解消したものである。
流出孔のようなガス吹き込み可能な口を有する冶
金用容器の補修法であつて、羽口等のガス吹き込
み口や金属溶湯流出孔のようなガス吹き込み可能
な口以外の炉のトツプ開口部等から補修材を供給
しつつ、前記ガス吹き込み口から加熱ガスを噴出
せしめることによつて、上記従来の中子使用によ
る欠点を解消したものである。
本発明で用いる加熱ガスに使用する燃料ガスと
してはプロパン等炭化水素系ガスや微粒固体燃料
が混入された空気等であり、非燃料ガスとしては
不活性ガスであり、また助燃性ガスとしては酸素
や空気である。
してはプロパン等炭化水素系ガスや微粒固体燃料
が混入された空気等であり、非燃料ガスとしては
不活性ガスであり、また助燃性ガスとしては酸素
や空気である。
また、補修材の供給は、例えば転炉のトツプ開
口部から吹付け装置によつて補修部に供給するこ
とができる。対象の容器や補修現場の事情を考え
吹付け、投射、流込み等を適宜使い分ける。
口部から吹付け装置によつて補修部に供給するこ
とができる。対象の容器や補修現場の事情を考え
吹付け、投射、流込み等を適宜使い分ける。
次に本発明にあつての好ましい態様としては、
補修しようとする冶金用容器が実際の使用で加熱
され未だ冷やされていない熱間状態で、羽口から
プロパン等炭化水素系の燃料ガスを補修しようと
する炉内に吹付けつつ、要補修部所にピツチ、タ
ールあるいはフエノール樹脂の一種以上を含有す
る非水系耐火物より成る補修材を供給する方法で
ある。この方法によるときには、該非水系耐火物
中に含有されるピツチやタールおよびフエノール
樹脂等のバインダー剤等の一部が燃焼し容器内温
度を高める為、炭化が十分に行なわれ要補修部所
に強固に密着する。
補修しようとする冶金用容器が実際の使用で加熱
され未だ冷やされていない熱間状態で、羽口から
プロパン等炭化水素系の燃料ガスを補修しようと
する炉内に吹付けつつ、要補修部所にピツチ、タ
ールあるいはフエノール樹脂の一種以上を含有す
る非水系耐火物より成る補修材を供給する方法で
ある。この方法によるときには、該非水系耐火物
中に含有されるピツチやタールおよびフエノール
樹脂等のバインダー剤等の一部が燃焼し容器内温
度を高める為、炭化が十分に行なわれ要補修部所
に強固に密着する。
補修材として用いる耐火物は非水系のものに限
らず水系のものであつても差支えはない。
らず水系のものであつても差支えはない。
この方法を実施するに際しては、上記の燃料ガ
スばかりでなく、例えば酸素等の助燃性ガスでも
勿論可能である。
スばかりでなく、例えば酸素等の助燃性ガスでも
勿論可能である。
この補修方法は、AOD炉その他羽口を有する
底吹転炉あるいは上下吹転炉やLD転炉、タンデ
イツシユ、RH炉、DH炉等の金属溶湯流出孔を
有する容器の如きものの羽口部分や金属溶湯流出
用孔部分（この部分の損耗が最も激しい）を補修
するに際して、該羽口や金属溶湯流出孔から炉や
容器内へ前述のガスを吹込みながら、羽口以外の
比較的大きい開口部、転炉の場合にはトツプ開口
部から適宜な吹き込み装置によつて前記ガス噴出
方向と対向側から補修材を供給しながら補修を行
う。これによつて、羽口およびその近傍や金属溶
湯流出孔およびその近傍を補修するに際し該羽口
や金属溶湯流出用孔が閉塞しない為に通常用いら
れる中子を必要とすることなく、かつ外部から供
給する補修材の供給位置にあまり細心の注意を払
わなくても、羽口や金属溶湯流出用孔から吹込ま
れるガス圧により吹飛ばされ、噴出ガスが中子代
わりとなるので、羽口や金属溶湯流出用孔の炉内
側周辺が補修される。
底吹転炉あるいは上下吹転炉やLD転炉、タンデ
イツシユ、RH炉、DH炉等の金属溶湯流出孔を
有する容器の如きものの羽口部分や金属溶湯流出
用孔部分（この部分の損耗が最も激しい）を補修
するに際して、該羽口や金属溶湯流出孔から炉や
容器内へ前述のガスを吹込みながら、羽口以外の
比較的大きい開口部、転炉の場合にはトツプ開口
部から適宜な吹き込み装置によつて前記ガス噴出
方向と対向側から補修材を供給しながら補修を行
う。これによつて、羽口およびその近傍や金属溶
湯流出孔およびその近傍を補修するに際し該羽口
や金属溶湯流出用孔が閉塞しない為に通常用いら
れる中子を必要とすることなく、かつ外部から供
給する補修材の供給位置にあまり細心の注意を払
わなくても、羽口や金属溶湯流出用孔から吹込ま
れるガス圧により吹飛ばされ、噴出ガスが中子代
わりとなるので、羽口や金属溶湯流出用孔の炉内
側周辺が補修される。
添付図は本発明の補修方法をAOD炉の羽口部
分の補修に適用した例を示すものである。
分の補修に適用した例を示すものである。
第１図に示すようにAOD炉体１を20〜30゜傾斜
させておき、水冷パイプ２を設けた吹付装置３に
より耐火物を吹付ける。この場合第２図の如く羽
口４からは燃料ガス吹込み管５により燃料ガスを
連続して吹込む。そして、補修材の供給はAOD
炉体１を直立のまま行なつたり、あるいは傾動さ
せたりしながら行なうことによつて、要補修部所
に過不足なく補修材を供給することができる。
させておき、水冷パイプ２を設けた吹付装置３に
より耐火物を吹付ける。この場合第２図の如く羽
口４からは燃料ガス吹込み管５により燃料ガスを
連続して吹込む。そして、補修材の供給はAOD
炉体１を直立のまま行なつたり、あるいは傾動さ
せたりしながら行なうことによつて、要補修部所
に過不足なく補修材を供給することができる。
上記の態様において、本発明を非水系の吹付用
耐火物を用いて実施した例の一例を下記に述べ
る。
耐火物を用いて実施した例の一例を下記に述べ
る。
化学組成（％）
MgO 70.0
CaO 11.5
SiO2 2.1
固定Ｃ 8.3
粒 度
１mm以上 43
１mm以下 23
0.21mm以下 34
施工後の補修体の特性は以下の通りである。
曲げ強さKg／cm2 60
圧縮強さKg／cm2 200
見掛気孔率（％） 27.7
カサ比重 2.33
なお、羽口４からは燃料ガス吹込み管５により
酸素ガスを上記耐火物を吹付け中、４Kg／cm2の圧
力で噴出を続けたところ、1000℃の炉内温度を維
持でき、しかも羽口４の閉塞は全く起こらず、羽
口４の炉内側孔周り周辺を補修することができ
た。
酸素ガスを上記耐火物を吹付け中、４Kg／cm2の圧
力で噴出を続けたところ、1000℃の炉内温度を維
持でき、しかも羽口４の閉塞は全く起こらず、羽
口４の炉内側孔周り周辺を補修することができ
た。
本発明によつて以下の効果を奏することができ
る。
る。
イ 羽口や金属溶湯流出用孔のから高圧のガス
を、炉外から供給された補修材に向かつて吹込
むことになるので、羽口等の閉塞を生じる心配
がなく、多量の補修材を同時に供給できるので
補修を迅速に行うことができる。
を、炉外から供給された補修材に向かつて吹込
むことになるので、羽口等の閉塞を生じる心配
がなく、多量の補修材を同時に供給できるので
補修を迅速に行うことができる。
ロ 炉の補修に中子等の補助器具を必要としな
い。
い。
ハ 加熱のためのガス吹込みが制限を受けること
がないので、被補修域の加熱が充分に可能であ
つて補修材が強固に密着する。
がないので、被補修域の加熱が充分に可能であ
つて補修材が強固に密着する。
第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２
図は同要部説明図を示す。 １…AOD炉体、２…水冷パイプ、３…吹付装
置、４…羽口、５…燃料ガス吹込み管。
図は同要部説明図を示す。 １…AOD炉体、２…水冷パイプ、３…吹付装
置、４…羽口、５…燃料ガス吹込み管。
Claims (1)
- １ 羽口等のガス吹き込み口や金属溶湯流出孔の
ようなガス吹き込み可能な口を有する冶金用容器
の補修法であつて、ガス吹き込み口以外の炉の開
口部から炉内に補修材を供給しつつ、前記ガス吹
き込み口からガスを炉内に噴出せしめることを特
徴とする冶金用容器の補修方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10787280A JPS5733783A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Repair of metallurgical vessel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10787280A JPS5733783A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Repair of metallurgical vessel |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5733783A JPS5733783A (en) | 1982-02-23 |
| JPS6333077B2 true JPS6333077B2 (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=14470219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10787280A Granted JPS5733783A (en) | 1980-08-06 | 1980-08-06 | Repair of metallurgical vessel |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5733783A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4603100A (en) * | 1985-03-14 | 1986-07-29 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Silver image enhancement composition and process for use thereof |
| JP5894744B2 (ja) | 2011-05-19 | 2016-03-30 | 株式会社ニューテックジャパン | 組み立て式テント |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131203A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-15 | Kurosaki Refractories Co | Method and apparatus for repairing molten metal passing opening |
-
1980
- 1980-08-06 JP JP10787280A patent/JPS5733783A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53131203A (en) * | 1977-04-15 | 1978-11-15 | Kurosaki Refractories Co | Method and apparatus for repairing molten metal passing opening |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5733783A (en) | 1982-02-23 |
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