JPH0313787Y2 - - Google Patents

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JPH0313787Y2
JPH0313787Y2 JP1984095432U JP9543284U JPH0313787Y2 JP H0313787 Y2 JPH0313787 Y2 JP H0313787Y2 JP 1984095432 U JP1984095432 U JP 1984095432U JP 9543284 U JP9543284 U JP 9543284U JP H0313787 Y2 JPH0313787 Y2 JP H0313787Y2
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JP1984095432U
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JPS6112137U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、タブレツト式入力装置に係り、とく
に入力盤面であるタブレツト上の所定位置を押圧
ペンで押圧することにより、当該押圧位置の位置
情報を入力する方式のタブレツト式入力装置に関
する。
〔従来の技術〕
従来より、パーソナルコンピユータやテレビゲ
ーム装置などのマイクロコンピユータには、その
使用目的に応じてキー入力方式或いはタブレツト
入力方式等の種々の入力装置が連結され使用され
るようになつている。
第3図ないし第6図に、この内のタブレツト式
入力装置の一例を示す。この入力装置は、略全面
に配設された複数のドツトスペーサを介して下部
面状抵抗体と上部面状抵抗体とが対向装備され、
外部からその任意箇所が押圧されて導通した場合
に、当該導通箇所の電位変化が位置情報として検
知されて入力される構造となつている。
これを更に詳述すると、第3図において、1は
四角形状に形成された固定板を示し、1Aはリー
ド引出部を示す。前記固定板1上には、第4図の
下方から上方に向つて、下部絶縁部材2、下部面
状抵抗体3、ドツトスペーサ4,4、…、上部面
状抵抗体5および上部絶縁部材6が、各々順次積
層された状態となつている。
さらに、前記下部面状抵抗体3には、第3図に
示すように、その両端部に細帯状のターミナル電
極7,8が配設装備されている。7A,8Aは、
前記ターミナル電極7,8の各々の引出線を示
す。このターミナル電極7,8の外側には、前記
下部面状抵抗体3の全体を取り囲んで雑音混入防
止用のアース電極9が装備されている。9Aは前
記アース電極9用の引出線を示し又6Aは保護シ
ートを示す。
また、前記上部面上抵抗体5の第3図における
上下方向の各端部には、前述した下部面状抵抗体
3の場合と全く同様に、図の左右方向に細帯状の
ターミナル電極(図示せず)が配設され、その引
出線17A,18Aが前記リード引出部1Aから
外部へ引出されるようになつている。この場合の
ターミナル電極の外側にも前述したアース電極9
と同様のアース電極(図示せず)が配設装備され
ている。
ここで、前記絶縁部材2,6および面状抵抗体
3,5の各々は、弾性的性質を備えた軟質部材に
より形成され、下部絶縁部材2には下部面状抵抗
体3が、また上部絶縁部材6には上部抵抗体5
が、各々一体的に固着されている。
そして、使用に際しては、例えば第5図に示す
ように押圧ペン10によつて前述の如く形成され
たタブレツト11の所定箇所を押圧する。この場
合、上部絶縁部材6と共に上部抵抗体5が図の如
くたわんで下部抵抗体3に当接するが、かかる場
合、前記各ターミナル電極相互間の抵抗変化を予
め定められた手順に従つて切換え測定し、これに
よつて前記押圧ペン10が当接した位置を直ちに
特定することができるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記タブレツト方式の従来例に
おいては、上部および下部の各面状抵抗体5,3
の相互間にシリコン樹脂等により印刷成型された
硬質の複数のドツトスペーサ4,4…が配設され
ていることから、、例えば押圧ペン10が第6図
の如くドツトスペーサ4上に当接された場合に
は、上部絶縁部材6がたわまないため各面状抵抗
体5,3は全く当接しない状況となり、所謂不感
帯となるという欠点があり、また、上部絶縁部材
6のたわみにも限界があることから、当該不感帯
の領域が比較的大きく、従つて全体的には分解能
も高くとれないという不都合があつた。
本考案の目的は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、不感帯領域を著しく少なくしたタブレ
ツト式入力装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで、本考案では、複数のドツトスペーサを
介して対向装備された一方と他方の面状抵抗体
と、この各面状抵抗体の各外面側に当該面状抵抗
体と一体化されて配設された軟質で且弾性的性質
を有する板状絶縁体と、この板状絶縁体の内の一
方の板状絶縁体を固着し支持する固定板とを備え
たタブレツト式入力装置において、前記一方の板
状絶縁体と固定板との間に板状スペーサを装備
し、該板状スペーサおよび前記固定板をほぼ硬質
材にて形成するとともに、前記各ドツトスペーサ
部分が必要に応じて陥没すべく、前記板状スペー
サに前記ドツトスペーサに対応した比較的大きい
複数の貫孔を設けるという構成を採り、これによ
つて前記目的を達成しようとするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第2図
に基づいて説明する。ここで、前述した従来例と
同一の構成部材については同一の付号を使用する
こととする。
第1図において、固定板1上には、第1図の下
方から上方に向つて、スペーサ部材20、一方の
板状絶縁部材としての下部絶縁部材2、下部面状
抵抗体3、ドツトスペーサ4,4…、上部面状抵
抗体5、他方の板状絶縁部材としての上部絶縁体
6および保護シート6Aが、各々順次積層された
状態となつている。
この内、前記スペーサ部材20は、本実施例に
おいては板状に形成され、さらに前記ドツトスペ
ーサ4,4…に対応して比較的大きい貫孔20A
が複数個形成されたものが使用されている。この
内、スペーサ部材20および固定板1は比較的硬
質の部材で形成され、その他の各構成部材は前述
した従来例の場合と同様に可撓性を有する部材が
使用されている。そして、前記下部絶縁部材2
は、その周囲が接合部(図示せず)を介して固定
板1に固着され、これによつて、前記各ドツトス
ペーサ4とスペーサ部材20の貫孔20Aとが固
定的に対応し得るようになつている。4Aはドツ
トスペーサ4によつて形成される空〓をその他の
構成は前述した従来例と全く同一となつている。
次に、本実施例の作用について説明する。
いま、押圧ペン10を前述した従来例の場合の
第6図と同様に配置し押圧すると、第2図に示す
如くドツトスペーサ4部分全体が、スペーサ部材
20の貫孔20A内に落ち込む。このため、ドツ
トスペーサ4の周囲の各面状抵抗体3,5が環状
に当接し導通する、このため、従来例で生じてい
たドツトスペーサ4上の不感帯領域を第2図のS
で示す如く著しく少なくすることができ、かかる
点において全体的には分解能の向上を図り得ると
いう利点がある。また、押圧ペン10をタブレツ
ト上で移動させた場合、ドツトスペーサ4部分で
は当該ドツトスペーサ4が極く容易に陥没するこ
とから従来の如くゴツゴツした感触がなくなり、
比較的滑らかで操作性良好なタブレツトが得られ
る。
なお、本実施例においては、前記スペーサ部材
20を固定板1とは分離した場合を示したが、本
考案は必ずしもこれに限定されず、例えば固定板
と同一部材により一体成型したものであつてもよ
い。また、前記貫孔20Aについては必ずしも貫
孔とする必然性は無く、例えばドツトスペーサ4
部分が比較的容易に外力によつて陥没し且自力復
帰し得る程度の凹部であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によると、複数のドツト
スペーサを介して対向装備された一方と他方の面
状抵抗体と、この各面状抵抗体の各外面側に当該
面状抵抗体と一体化されて配置された軟質で且弾
性的性質を有する板状絶縁体と、この板状絶縁体
の内の一方の板状絶縁体を固着し支持する固定板
とを備えたタブレツト式入力装置において、前記
一方の板状絶縁体と固定板との間に板状スペーサ
を装備し、該板状スペーサおよび前記固定板をほ
ぼ硬質材にて形成するとともに、前記各ドツトス
ペーサ部分が必要に応じて陥没すべく、前記板状
スペーサに前記ドツトスペーサに対応した比較的
大きい複数の貫孔を設けるという構成を採用した
ので、ドツトスペーサ部分の入力も可能となり、
従つて全体的には分解能および操作性が著しく向
上されたタブレツト式入力装置を提供することが
できる。
また、板状スペーサにドツトスペーサに対応し
た貫孔を設ける構成であるため、ドツトスペーサ
付近で両面状抵抗体が当接するのに必要な押圧力
の種々の要求に対して、板状スペーサの板厚、材
質を変更することなく、板状スペーサの貫孔の大
きさのみを変更することによつて対応でき、この
貫孔の大きさの変更はプレス加工等の容易な方法
によつて可能であるので、種々の用途に応じたタ
ブレツト式入力装置の提供が低コストできる。
さらに、固定板および板状スペーサが硬質の部
材で形成されているため、押圧ペンにて図形や文
字を入力する場合においても、押圧ペンは板状ス
ペーサおよび板状スペーサの貫孔の下の固定板の
硬い面で支持されるから、押圧ペンの引つかかり
は少なく、滑らかで良好な操作感を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は使用状態の一例を示す動作説明図、第3図は
従来例を示す一部省略した平面図、第4図は第3
図の一部を示す拡大部分断面図、第5図および第
6図は第3図ないし第4図の使用状態を示す説明
図である。 1……固定板、2,6……板状絶縁体、3……
一方の面状抵抗体、4……ドツトスペーサ、5…
…他方の面状抵抗体、20A……空〓としての貫
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のドツトスペーサを介して対向装備された
    一方と他方の面状抵抗体と、この各面状抵抗体の
    各外面側に当該面状抵抗体と一体化されて配設さ
    れた軟質で且弾性的性質を有する板状絶縁体と、
    この板状絶縁体の内の一方の板状絶縁体を固着し
    支持する固定板とを備えたタブレツト式入力装置
    において、前記一方の板状絶縁体と固定板との間
    に板状スペーサを装備し、該板状スペーサおよび
    前記固定板をほぼ硬質材にて形成するとともに、
    前記各ドツトスペーサ部分が必要に応じて陥没す
    べく、前記板状スペーサに前記ドツトスペーサに
    対応した比較的大きい複数の貫孔を設けたことを
    特徴とするタブレツト式入力装置。
JP9543284U 1984-06-26 1984-06-26 タブレツト式入力装置 Granted JPS6112137U (ja)

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JP9543284U JPS6112137U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 タブレツト式入力装置

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JP9543284U JPS6112137U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 タブレツト式入力装置

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Publication Number Publication Date
JPS6112137U JPS6112137U (ja) 1986-01-24
JPH0313787Y2 true JPH0313787Y2 (ja) 1991-03-28

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JP9543284U Granted JPS6112137U (ja) 1984-06-26 1984-06-26 タブレツト式入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58150154U (ja) * 1982-03-31 1983-10-07 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 タツチ入力パネル

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JPS6112137U (ja) 1986-01-24

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