JPH03137848A - ディジタルテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ＡＴＦ＝Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｔｒａｃｋ　
Ｆｉｎｄｉｎ。

（自動トラッキング検出）信号を記録再生できる回転ヘ
ッド型ディジタルテープレコーダに関する。

（従来の技術） 回転ヘッドを用いて磁気テープに信号を記録再生するも
のとして、例えばディジタルオーディオチーブ（ＤＡＴ
）レコーダがあるが、このディジタルオーディオテープ
レコーダはテープに記録するフォーマットが規格で定め
られており、この規格として、例えば日本電子機械工業
会（ＥＩＡＪ）規格がある。

第５図はＥＩＡＪ規格による記録済みのＤＡＴ磁気テー
プのパターン図、第６図は一般のディジタルオーディオ
テープレコーダの磁気ヘッド配置図をそれぞれ示す、第
５図のパターンは第６図に示す磁気ヘッドａ、ｂにより
記録されたものであり、周知のように２つの磁気ヘッド
ａ、ｂにより交互にアジマス記録がされている。ここで
のドラム２１の直径は３０ｍｍ、ドラムの回転数は２０
０Ｏｒｐｍ、磁気テープ２２のドラム２１への有効巻き
付け角度は９０度である。

第５図において、２３はデータが記録される領域、２４
．２５はＡＴＦ＝ＡＩＪｔＯＩＩｌａｔｉＣＴｒａｃｋ
　Ｆｉｎｄｎｇ（自動トラッキング検出）信号であり、
この人１゛Ｆ信号は信号ｆ１．ｆ２．ｆ３．ｆ４より成
り、この内ｆｌ　　（１３０ＫＨ２）がトラッキングの
主役である。

このような磁気テープ２２を再生した場合、ＡＴＦ信号
のｆｌの再生レベルのエンベロープは第７図＜Ａ＞、（
Ｂ）に図示され、第７図（Ａ）は磁気ヘッドａにより第
５図のトラックＴ１を再生した場合、第７図（Ｂ）は磁
気ヘッドｂにより第５図のトラックＴ２を再生した場合
をそれぞれ示している。この信号ｆ１の再生レベルのエ
ンベローフによりトラッキングの誤差信号が生成され、
この誤差信号により磁気ヘッドａ、ｂのトラッキングを
制御しているのは周知のとうりである。

ところで、ＤＡ”Ｉ”レコーダをデータデコーダとして
利用しようとすれば、記録ミスはあってはならない場合
が多いので、何等かの方法により記録が正しくされてい
るか否かを確認する必要がある。

これには磁気テープ２２に磁気ヘッドａ、ｂにより記録
した直後、別の磁気ヘッドにより再生して記録が正しく
されているか否かを確認する事が考えられる。

具体的には第６図のドラム２１上に磁気ヘッドａ、ｂよ
り９０度遅れたそれぞれの位置に磁気ヘッドａ’　、ｂ
′を設けることにより可能である。

このことを理解しやすいように、磁気テープと磁気ヘッ
ドとの関係を図示したものが、第８図であり、磁気ヘッ
ドａ、ｂにより記録した直後、磁気ヘッドａ’　、ｂ’
により再生可能である事が図示されている。

〈発明が解決しようとする課題） 上記のようにディジタルオーディオテープレコーダで、
磁気テープに信号が記録されているか否かを確認するに
は４つの磁気ヘッドを使用しなければならず、コスト的
にも構造的にも好ましいものではなかった。

（課題を解決するための手段） このような課題を解決するために、本発明は磁気ヘッド
が取り付けられるドラムの直径は１５ｍ、ドラムの回転
数は４０００ｒｐｍ、ドラムへの磁気テープの有効巻き
付け角度は１８０度であるディジタルテープレコーダに
おいて、互いに異なるアジマスの２つのギャップを有す
るダブルギャップ磁気ヘッドと、前記ダブルギャップ磁
気ヘッドの一方のギャップが信号を記録しているときは
他方のギャップは信号を再生するように接続し、−方の
ギャップが信号を再生しているときは他方のギャップは
信号を記録するように接続を切替えるスイッチと、前記
一方または他方のギャップの磁気ヘッドにより記録され
た信号を残りのギャップの磁気ヘッドにより再生された
信号よりトラッキング信号を抽出する回路と、この抽出
されたトラッキング信号が所定レベルか否か判別する回
路とを備えたことを特徴とするディジタルテープレコー
ダを提供する。

（実施例） 本発明は、特にテープレコーダ機器を小型化するために
、ドラムの直径を１５ａｍ＋にした場合に最適なもので
あり、このドラムの直径が１５−のディジタルテープレ
コーダー実施例を用いて説明する。

第１図は本発明のディジタルテープレコーダの一実施例
を示すブロック系統図、第２図乃至第４第何はこの一実
施例を説明するための図であり、第２図は第１図で使用
されるダブルアジマス磁気ヘッド１の斜視図、第３図は
磁気ヘッド１の磁気テープ上の軌跡を示す図、第４図は
本実施例に於けるＡＴＦ信号の信号ｆ１の再生レベルの
エンベロープを示す図である。

第１図に於いて、磁気ヘッド１は第２図に示すようにヘ
ッドＡ、Ｂを有するダブルアジマス型磁気ヘッドであり
、モータＭにより回転するドラム２に取り付けられてい
る。磁気へラード１の２つの出力信号は再生アンプ３．
２つの出力信号を選択するスイッチＳ１、イコライザ４
、ＰＬＬ５、信号処理回路６、Ｄ／Ａコンバータ７をそ
れぞれシリーズに介し、端子８に供給されている。

スイッチＳ１の同じ出力信号はローパスフィルタ９、エ
ンベロープ検波回路１０、コンパレータ１１をそれぞれ
シリーズに介し、表示装置１２に供給されている。

更にスイッチＳ１の出力信号はバンドパスフィルタ１３
を介し、同期検出回路１４に供給されており、この同期
検出回路１４の出力信号はサンプルホールド回路（Ｓ／
Ｈ）１５．１６の制ｏｉＩ側に供給されている。このサ
ンプルホールド回路１５゜１６の入力側にはエンベロー
プ検波回路１０の出力信号が供給されている。サンプル
ホールド回路１５．１６のそれぞれの出力信号は差動増
幅器１７に供給され、この差動増幅器１７の出力信号は
モータの駆動回路１８に供給されている。

一方、記録しようとする信号は入力端子１９、記録アン
プ２０、スイッチＳ２をそれぞれ介し、ヘッドＡ、Ｂに
供給されている。

スイッチＳｔ　、Ｓ２はヘッドＡ、Ｂに対して互いに逆
のヘッドに接続するようになっており、かつ連動動作す
る。このスイッチＳｌ　、Ｓ２の切り替え制御回路につ
いては図示を省略しな。

この様な構成の本発明のディジタルテープレコーダの一
実施例の動作について説明する。

ここで、ＥＩＡＪ規格によるＤＡＴを記録再生するには
、ドラム２の直径を１５１とすれば、その回転数は４０
００ｒｐｍ、ドラム２へのテープＴの有効巻き付け角度
は１８０度となる。

入力端子１９からの記録しようとする信号は、記録アン
プ２０で所定レベルに増幅後、スイッチＳ２を介しヘッ
ドＡに供給されている。この時、スイッチＳ１はヘッド
Ｂ側に接続されている。即ち、ヘッドＡは記録、ヘッド
Ｂは再生作用をさせることになる。

そして１トラツクの記録を終えると、スイッチＳｌ　、
Ｓ２を切り替えてヘッドＢは記録、ヘッドＡは再生作用
をさて１トラツクの記録を終えると、またスイッチ３１
　、Ｓ２を切り替えてヘッドＡ。

Ｂの作用が逆となる。

従って、ヘッドＡ、Ｂの記録のみに着目すると、そのパ
ターンは従来技術の場合と全く同じで、第５図に示され
る如くのＥＩＡＪ規格による記録パターンとなる。先に
説明したように、このパターンはヘッドＡ、Ｂにより交
互にアジマス記録がなされている。勿論、ＡＴＦ信号ｆ
　１．　ｆ２．　ｆ３．　ｆ４も記録されている。

次ぎに、上記のような記録しながら再生することについ
て説明する。ヘッドＡは記録、ヘッドＢは再生させる場
合、第３図＜Ａ）に示す磁気ヘッド１の磁気テープ′ｒ
上の軌跡で見ると、ヘッドＡで記録した直後、その軌跡
をヘッドＢで再生させることが解かる。

今度はヘッドＢは記録、ヘッドＡは再生させる場合、こ
の軌跡は第３図（Ｂ）に示すようになり、ヘッドＡが先
行するのでヘッドＡはヘッドＡ自身が記録した１つ前の
軌跡の一部幅を再生し、ヘッドＢはヘッドＡの後からア
ジマス記録をすることが解かる。

ヘッドＡ、Ｂの再生信号はローパスフィルタ９によりＡ
ＴＦ信号中の信号ｆ１　　（１３０ＫＨ２）が取り出さ
れ、エンベロープ検波回路１０でそのエンベロープが検
出される。この時の信号ｆ１のエンベロープはヘッドＢ
で再生の場合は第４図（Ａ＞、ヘッドＡで再生の場合は
第４図（Ｂ）にそれぞれ図示されるようになる。

このエンベロープはコンパレータ１１で所定レベルか否
かが比較されて、所定レベル以下の時は表示装置１２に
信号を送出して所定レベル以下であることを表示する。

この所定レベルか否かをチエツクすることの意味は記録
が正しくされていれば、信号ｒ１のエンベロープも所定
レベルであることを前提として、記録をしながら簡便に
そのチエツクが出来ることになる。

場合によっては、記録が■しくされているにも拘らず、
再生時のドロップアウトにより記録が正しくされていな
いと表示する事も皆無ではないが、ヘッドＡとＢとが接
近しているためその様な現象は少いし、むしろ記録を失
敗するよりは安全であ（発明の効果） このように本発明によれば、ダブルアジマスヘッドの一
方のギャップのヘッドで記録をしながら、他方のギャッ
プのヘッドで再生してＡＴＦ信号が所定レベルか否かを
チエツクすることにより、記録が正しくされているかを
記録と同時にチエツクが出来るので、重要なデータの取
り損いが無い特長がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデジタルテープレコーダの一実施例を
示すブロック系統図、第２図はダブルアジマス磁気ヘッ
ド１の斜視図、第３図は磁気へラド１の磁気テープ上の
軌跡を示す図、第４図は本実施例に於けるＡＴＦ信号の
ｆｌの再生レベルのエンベロープを示す図、第５図はＥ
ＩＡＪ規格による記録済みのＤＡＴ磁気テープのパター
ン図、第６図は一般のディジタルオーディオチーブレコ
ーダの磁気ヘッド配置図、第７図は信号で１の再生レベ
ルのエンベロープを示す図、第８図は従来のデジタルテ
ープレコーダの軌跡を示す図である。 １・・・ダブルアジマス磁気ヘッド、２・・・ドラム、
３・・・再生アンプ、９・・・ローパスフィルタ、１０
・・・エンベロープ検波回路、１１出コンパレータ、１
２・・・表示装置、Ａ、Ｂ・・・磁気ヘッド１のギャッ
プ、Ｓｌ、Ｓ２・・・スイッチ、Ｔ・・・磁気テープ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ヘッドが取り付けられるドラムの直径は１５ｍｍ、
   ドラムの回転数は４０００ｒｐｍ、このドラムへの磁気
   テープの有効巻き付け角度は１８０度であるディジタル
   テープレコーダにおいて、互いに異なるアジマスの２つ
   のギャップを有するダブルギャップ磁気ヘッドと、前記
   ダブルギャップ磁気ヘッドの一方のギャップが信号を記
   録しているときは他方のギャップは信号を再生するよう
   に接続し、一方のギャップが信号を再生しているときは
   他方のギャップは信号を記録するように接続を切替える
   スイッチと、前記一方または他方のギャップの磁気ヘッ
   ドにより記録された信号を残りのギャップの磁気ヘッド
   により再生された信号よりトラッキング信号を抽出する
   回路と、この抽出されたトラッキング信号が所定レベル
   か否か判別する回路とを備えたことを特徴とするディジ
   タルテープレコーダ。