JPH03137335A - 壁体構造 - Google Patents

壁体構造

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JPH03137335A
JPH03137335A JP27543789A JP27543789A JPH03137335A JP H03137335 A JPH03137335 A JP H03137335A JP 27543789 A JP27543789 A JP 27543789A JP 27543789 A JP27543789 A JP 27543789A JP H03137335 A JPH03137335 A JP H03137335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
space
base material
floor
floor side
Prior art date
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Pending
Application number
JP27543789A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiro Inokawa
猪川 理郎
Junichi Obara
小原 純一
Hirohisa Yamagata
山県 浩久
Takeshi Nishiyama
毅 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYU FUDOUSAN KK
Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
TOKYU FUDOUSAN KK
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOKYU FUDOUSAN KK, Daiken Trade and Industry Co Ltd filed Critical TOKYU FUDOUSAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2階建あるいは3階建の木造住宅等の壁体構造
に関する。
(従来技術と発明が解決しようとする課題)従来、2階
建木造住宅の壁体構造としては、例えば、第7図に示す
ようにツーバイフォー工法によるものがある。
すなわち、下枠15.縦枠16.上枠17.内壁材19
および外壁下地材20で構成される1階の内壁空間部2
1と、前記上枠17の上方に位置する下枠27.縦枠2
8.」二枠29.内壁材31および外壁下地材32で構
成される2階の内壁空間部32とを有するものである。
そして、この壁体構造では一般に2階の日当たりが良く
、温度が高く乾燥しているので、2階部分の耐久性が良
い。
しかしながら、前述の壁体構造ではいわゆる頭つなぎと
いわれる横架材18で前記内壁空間部21.33が仕切
られているため、内壁空間部21内に侵入した床下の湿
気や室内の湿気か流動しない。しかも、一般に1階は2
階よりも日当たりが悪く、温度が低いので、1階の内壁
空間部21は2階の内壁空間部よりも低温多湿になりや
すい。
このため、結露が生じやすく、構造材が腐朽しやすいと
いう問題点があった。また、軸組み工法による場合でも
上階側および下階側の内壁空間部が胴差しで仕切られ、
同様な問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、ツーバイフォー工法や軸
組み工法での下階側の内壁空間部内における湿気の分散
を図り、下階の壁内か低温多湿となることを防止するこ
とにより、優れた耐久性を有する壁体構造の提供を目的
とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明にかかる壁体構造は、前記目的を達成するため、
水平下弦部材と、この水平下弦部材に立設された複数の
垂直部材と、この垂直部材の上端部に架け渡された水平
上弦部材とで構成された下階側の壁組体の内側面に、内
壁材を設けるとともの外壁下地材は乾燥しているので、
上階側の内壁空間の空気が乾燥で上昇すると共に、上階
側の外壁下地材か内壁空間部内の湿気を積極的に吸湿す
る。
このため、下階側の内壁空間部内に滞留している多湿な
空気か、前記通気溝を介し、上階側の内壁空間の空気の
上昇につられて上階側の内壁空間部内に流入、移動する
。この結果、下階側の内壁空間部の湿気が上階側に分散
されて多湿になることがなく、構造材の腐朽を防止でき
るので、壁体構造の耐久性が向」ニするという効果があ
る。
(実施例) 本発明の構造は、軸組工法による壁体構造およびツーバ
イフォー工法による壁体構造のいずれにも適用可能であ
るが、ここではツーバイフォー工法による壁体構造を例
に第1図ないし第5図の添付図面に従って説明する。
本実施例はツーバイフォー工法による2階建木造住宅に
適用した場合であり、コンクリート基礎10の」−面に
設けた土台11の−1−に端根太12にに、外側面に木
質材からなる吸放湿性外壁下地材を設けて仕切った下階
側の内壁空間部と、前記水平上弦部材の上方に位置する
水平下弦部材と、この水平下弦部材に立設された複数の
垂直部材と、この垂直部材の」一端部に架け渡された水
平」−弦部材とで構成された上階側の壁組体の内側面に
、内壁材を設けるとともに、外側面に木質材からなる吸
放湿性外壁下地材を設けて仕切った上階側の内壁空間部
とを有する壁体構造において、前記下階側の内壁空間部
と前記上階側の内壁空間部との境界部近傍に位置する前
記外壁下地材のそれぞれの内側面端部に、前記下階側の
内壁空間部と前記」−階側の内壁空間部とを連通させる
通気溝を設けた構成としたものである。
(作用と発明の効果) したがって、本発明にかかる壁体構造によれば、下階側
の内壁空間部と上階側の内壁空間部とが、木質板からな
る吸放湿性外壁下地材の内側面端部に設けた通気溝を介
して連通ずるこきになる。しかも、日当たりが良く、吸
放湿性に優れた上階側一端面を連結した1階床根太13
が架け渡されている。この1階床根太13の」二面には
1階床下地材14か敷設されているとともに、前記1階
床下地材14の上面縁部に下枠(水平下弦部材)15縦
枠(垂直部材)16および上枠(水平」二弦部材)17
を枠組みした下階の壁組体か立設されている。
そして、前記上枠I7はいわゆる頭つなぎI8で連結さ
れているとともに、壁組体の内側面には内壁材19が設
けられている一方、外側面には外壁下地材20が設けら
れ、内壁空間部21が形成されている。この内壁空間部
21内にはグラスウール等からなる断熱材22が設けら
れている。
さらに、前記頭つなぎ18の」−面に設けられ、外側面
に外壁下地材23を設けた端根太24を介して2階床根
太25か架け渡されている。この2階床根太25の上面
には2階床下地26か敷設されているとともに、前記2
階床下地材26の上面縁部に下枠(水平下弦部材)27
.縦枠(垂直部材)28および上枠(水平上弦部材)2
9を枠組みした上階の壁組体が立設されている。そして
、前記上枠29はいわゆる頭つなぎ30で連結されてい
るとともに、前記壁組体の内側面には内壁材31が設け
られている一方、外側面には外壁下地材32が設けられ
、内壁空間部33か形成されている。この内壁空間部3
3内にはグラスウール等からなる断熱材34が設けられ
ている。
前記外壁下地材20.23.32は/−ジングインシュ
レーションボードあるいは、構造用合板。
パーティクルボード等の吸放湿性を有する木質板からな
り、前記外壁下地材20は内側面上端部に多数の平行な
通気溝20aを有しく第5図参照)、前記外壁下地材2
3は内側面に前記通気溝20aに連通ずる通気溝23a
を有するとともに(第4図参照)、前記外壁下地材32
は内側面上下端部に前記通気溝23aに対応する不連続
な通気溝32a。
32bをそれぞれ設けである(第2図および第3図参照
)。
そして、1階床の端根太12の外側面に適宜外装板36
か設けられているとともに、外壁下地材20.32の外
側面には複数の胴縁37が所定間部を切欠くか、あるい
は、対向する端面を突き当てずにすき間を設けて施工し
てもよい。このように施工すれば、外壁下地材20,2
3.32と外壁材38との間の空気が屋根裏空間部35
を介して流動し、外壁材裏面でも通気が行なわれること
になる。
この結果、吸放湿性外壁下地材の表裏面で各々の空気力
月三方1こ向って流動することになるので、外壁下地材
が吸湿した内壁空間部の湿気が、外壁下地材の表裏両側
の空気の流れによって2階部分から屋根裏空間部等に放
湿され、外壁下地材の吸放湿性がいかんなく発揮される
という利点がある。
なお、前述の実施例では、2階建について説明したか、
必ずしもこれに限らず、3階建以上に適用してもよく、
外壁通気は必ずしも必要でない。
また、2階部分の内壁空間部は屋根裏空間部に連通して
いる必要はない。また、1階部分の内壁空間部は外壁下
地材の内側面下端部に設けた通気溝を介して下方側に開
口し、外気が自由に流入できるようになっていてもよい
ことは勿論である。
隔で水平方向に設けられ、この胴縁37を介して外壁材
38が設けられている。なお、39は水切りである。
したかって、前記内壁空間部2]、33は前記通気溝2
0a、 23a、 32aを介して連通しているととも
に、前記内壁空間部33は通気溝32bを介して屋根裏
空間部35に連通している。このため、下階の内壁空間
部21の湿った空気が」二階の内壁空間部33に流入2
分散して、内壁空間部21.33の湿気が均一化される
と共に、上階の内壁空間部33の内部に流れ込んだ湿気
は外壁下地材32に吸放湿されるだけでなく、屋根裏空
間部35へ流出するので、湿度調整されることになる。
本実施例によれば、大版の外壁下地材20,32には、
その内側面端部にのみ通気溝20a、32a、32bを
設け、小中の外壁下地材23のように内側面全面に通気
溝を設けていないので、外壁下地材20.32の強度を
低下させることなく、通気性を確保できるきいう利点が
ある。
また、前記実施例において、前記胴縁37は一
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明にかかる壁体構造の一実施
例を示し、第1図は要部断面図、第2図は外壁下地材の
平面図、第3図ないし第5図は外壁下地材の背面図、第
6図は施工中の壁体を示す斜視図、第7図は従来例にか
かる壁体構造の一実施例を示す断面図である 1 5、17・・・下枠(水平下弦部材)、16.28
・・縦枠(垂直部材)、17.29  ・□上枠(水平
上弦部材)、1.9.31・・・内壁材、20.23.
32・・外壁下地材、21.33 ・内壁空間部、20
a、23a32a、32b・・・通気溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水平下弦部材と、この水平下弦部材に立設された
    複数の垂直部材と、この垂直部材の上端部に架け渡され
    た水平上弦部材とで構成された下階側の壁組体の内側面
    に、内壁材を設けるとともに、外側面に木質材からなる
    吸放湿性外壁下地材を設けて仕切った下階側の内壁空間
    部と、 前記水平上弦部材の上方に位置する水平下弦部材と、こ
    の水平下弦部材に立設された複数の垂直部材と、この垂
    直部材の上端部に架け渡された水平上弦部材とで構成さ
    れた上階側の壁組体の内側面に、内壁材を設けるととも
    に、外側面に木質材からなる吸放湿性外壁下地材を設け
    て仕切った上階側の内壁空間部とを有する壁体構造にお
    いて、前記下階側の内壁空間部と前記上階側の内壁空間
    部との境界部近傍に位置する前記外壁下地材のそれぞれ
    の内側面端部に、前記下階側の内壁空間部と前記上階側
    の内壁空間部とを連通させる通気溝を設けたことを特徴
    とする壁体構造。
JP27543789A 1989-10-23 1989-10-23 壁体構造 Pending JPH03137335A (ja)

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JP27543789A JPH03137335A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 壁体構造

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JP27543789A Pending JPH03137335A (ja) 1989-10-23 1989-10-23 壁体構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003041677A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 外周壁横架材用断熱材およびそれを用いた外張り断熱構造
US7389619B2 (en) * 2005-07-12 2008-06-24 Wayne Willert Roof and wall venting system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59177441A (ja) * 1983-03-25 1984-10-08 株式会社ウンノハウス 壁体内通気層構法

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