JPH03136660A - 温灸器用台座 - Google Patents

温灸器用台座

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JPH03136660A
JPH03136660A JP27405089A JP27405089A JPH03136660A JP H03136660 A JPH03136660 A JP H03136660A JP 27405089 A JP27405089 A JP 27405089A JP 27405089 A JP27405089 A JP 27405089A JP H03136660 A JPH03136660 A JP H03136660A
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Yoshinobu Sugimoto
杉本 義宣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、温灸のもぐさ(丈)を載せる台座の改良に関
するものである。 更に詳しくは粉体に樹脂バインダーを処方してヒートプ
レス形成することにより、形成品の内部構造に巨孔や細
孔が立体網目の層をなして連なる温灸器用台座に関する
ものである。
【従来の技術】
お灸といえば、指先で小もみにしたもぐさを治療点に置
いて着火し、熱刺激で治療する療法が古来より行われて
いた。しかし、皮膚を焼く熱さと条痕がのこる醜さが災
いしてか、無痕灸を求める風潮が高まっている。 近年、主流をなしている間接灸は、所定のもぐさを紙筒
に圧入したものや1紙巻きもぐさを一定長に切断したも
の、もぐさを糊剤で固めて定寸法にしたものを、台座に
固定接着したり下半分を台座穴に挿入する構造になって
いる。 使用されている台座には、■上記の紙筒が台座の作用を
したり、あるいは、■積層紙か発泡スチロール等を円盤
状の台座にして表面をアルミ箔で被覆したり、■合成樹
脂や難燃性樹脂を用い所定の形状を作りだしたもので、
いずれも単にもぐさを担持する作用のみを目的としてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
上記■〜■に示した従来の台座の難点は、下記の通りで
ある。 0円筒状にして台座の役目を兼用している紙筒は、蓄熱
や保温の能力が乏しいばかりか、もぐさの直射熱で皮膚
に刺激痛が残るのを避けて、紙筒を長くしてもぐさを高
い位置に固定しているから。 重心が高くなり転倒する恐れを含んでいる。 ■円盤状の積層紙か発泡スチロール等の表面をアルミ箔
で被覆したものは、箔がもぐさの発生熱を反射するから
、蓄熱したり保温する能力の不足は否めない。 ■合成樹脂や難燃性樹脂製の台座の内部は、単位樹脂間
の間隙が僅少で整然と行列した粒子構造をしているもの
が多くて極小気泡が点在する程度であるために、熱を伝
導する性質は優れているが、蓄熱性や保温性それに熱保
持性は劣っている。 以上のように、蓄熱性や保温性それに熱保持性を十分に
考慮しないままの台座は、保温熱(余熱)で皮膚炎症を
沈静化に導く配慮が欠けているため。 もぐさの刺激熱で興奮した患部を沈静化するには、経時
に委ねるより術がない。 このように従来の台座は、もぐさを担持する役目だけを
して、もぐさの発生熱を蓄積したり保温や熱保持などの
二次的な作用は担っていない。台座にはもぐさを担持す
る機能以外に、もぐさの燃焼が完了すると、蓄積した熱
量を余熱にして徐々に放出しながら患部の熱炎症を抑制
していく構造が望ましいのである。 【課題を解決するための手段1 このような課題を本発明者は種々検討した結果、有機又
は無機粉体の内部に空隙を残して樹脂バインダーで成形
一体化した構造の多孔質温灸器用台座を開発して解決し
たのである。 ここにいう有機粉体は、身近にある材料の中で、蓄熱性
や保温性それに熱保持性が優れているパルプ、乾燥した
草根木皮、糖黍の搾り粕、鋸屑、籾殻などを例示するこ
とができる。この植物を微粉末にすると、最適な台座の
材料になるのである。 これらの植物を精製した繊維素(セルロース・パウダー
)に、バインダーを処方して、加熱下に加圧成形すると
、m品の内部組織の目孔や細孔がスポンジのような網目
で連結され、しかも強靭で堅牢な成形体が完成するので
ある。 その他、前述したパルプ、糖黍の搾り粕、乾燥した草根
木皮、鋸屑、籾殻などの微粉末である繊維素(セルロー
ス・パウダー)の他に、無機粉体として、アルミナ、水
酸化アルミニウム、炭酸マグネシウム、シリカ等も用い
ることができる。天然素材は比較的安価なうえに成形品
の離型が容易なことも手伝って能率向上の要因となり、
格安な製品を多量に提供できるが、この天然素材に限ら
ず合成樹脂類などの各種発泡樹脂も目的如何では、基剤
として用いることができる。 樹脂バインダーとしては、PVA、CMC、デキストリ
ン、ゼラチン、MC,カゼイン、メラミン樹脂、尿素樹
脂、澱粉誘導体、にかわ等を用いることができるが、P
VAの場合は、バインダーとしてのPVAに加水し低温
で短時間熱処理したのちに、少量の尿素樹脂を添加して
、撹拌中の基剤に投与するとよい、一定時間内に十分混
合させたうえで、速やかにヒートプレス形成を行ない製
品化するのである。 なお、例示したPVAのような合成樹脂に少量の尿素樹
脂を添加し基剤に付着させて台座を形成した場合、もぐ
さの発生熱による熱作用で、樹脂の成分が分解され樹脂
がもつ化学臭を飛散することがある。これでは、台座に
適さないばかりか医療用具の価値を損なうので、成形に
際しては、予めもぐさの発生熱以上の熱量をヒートプレ
スに与えて化学臭を飛散させ除去しておくと、実際の使
用に際しては、成形温度より発生熱の温度が低いために
化学臭が発生しないから、異臭が漂わない快適な施灸に
なる。 成形の工程では、有機又は無機粉体、特に繊維素(セル
ロース・パウダー)の全表面をバインダーで被覆するの
であるが、内部にバインダーを浸透させないほうがよい
。浸透する度合いが深くなり広くなればなるだけ、立体
網目を構成する目孔や細孔に支障をきたすおそれを多分
に含んでいる。 なお、ヒートプレス工程では、加温以外に、特に圧力指
定のない場合は130〜160(kg/a#)程度の加
圧が適当である。 第27図(a)(b)に本発明の温灸器用台座の製造工
程図を示した。これは、製造方法を原料TJ3整工程と
中間工程並びに仕上工程に分けて表したものである。第
27図(a)は着色しない場合、第27図(b)は着色
する場合をそれぞれ示している。基剤に添加したバイン
ダーの種類によっては、完成品を離型するのに難易の差
がある。その事例として、CMCや赦粉誇導体などを用
いて形成すると、金型付着痩が強力なので離脱は困難で
ある。その反面。 PVAやにかわをバインダーにすると、金型付着の度合
いは弱く離脱が容易である。 (作用] 本発明の温灸器用台座は発熱体の影響で、内部にあるス
ポンジ状訊泡が帯熱し蓄熱に移行するが。 飽和状態になるにつれ徐々に熱を放出して行き、消火等
により発熱体の影響が止まると、蓄えている台座内の熱
を余熱として逐次台座外に放出する。 第28図は本発明の温灸器用台座の顕微鏡写真である。 これによると、成形品が体内に保有する目孔や細孔を写
しだしているから、目孔や細孔の存在する状態が明白に
なっている。 この温灸器用台座はヒートプレス工程で、完成品が発熱
体から受ける温度以上に熱を与え、また。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 有機又は無機粉体を内部に空隙を残して樹脂バイン
    ダーで成形一体化してなる多孔質温灸器用台座。
JP27405089A 1989-10-20 1989-10-20 温灸器用台座 Expired - Fee Related JP2865171B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08215283A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Masahiro Tanaka 台座への差し込みタイプのお灸
JP2008049036A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 San Technos Kk 間接灸用台座及び間接灸
CN104546446A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 北京百笑科技有限公司 麦粒灸的施灸装置
CN104546445A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 北京百笑科技有限公司 麦粒灸的施灸装置

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JP2008049036A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 San Technos Kk 間接灸用台座及び間接灸
CN104546446A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 北京百笑科技有限公司 麦粒灸的施灸装置
CN104546445A (zh) * 2014-12-31 2015-04-29 北京百笑科技有限公司 麦粒灸的施灸装置

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