JPH03134542A - ゲルタイム測定装置 - Google Patents

ゲルタイム測定装置

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JPH03134542A
JPH03134542A JP27171289A JP27171289A JPH03134542A JP H03134542 A JPH03134542 A JP H03134542A JP 27171289 A JP27171289 A JP 27171289A JP 27171289 A JP27171289 A JP 27171289A JP H03134542 A JPH03134542 A JP H03134542A
Authority
JP
Japan
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temperature
time
resin
load
gel time
Prior art date
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Pending
Application number
JP27171289A
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English (en)
Inventor
Hideo Onuma
大沼 秀夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP27171289A priority Critical patent/JPH03134542A/ja
Publication of JPH03134542A publication Critical patent/JPH03134542A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、正確でかつ精度の高いゲルタイムの測定を省
力化して行うことを可能にするゲルタイム測定装置に関
する。
(従来の技術) 注型用または含浸用レジンの高温度での硬化時間(ゲル
タイム)の測定方法は、JIsのc2104およびに6
901に数種類規定されている。
その中で主なものを3つ挙げると、第1番目の方法は、
一定温度に加熱された熱板に供試レジンを載置して撹拌
棒で攪拌し、供試レジンが硬化して攪拌できなくなるま
での時間をゲルタイムとして測定する。
第2番目の方法は、まず供試レジンを容器に入れ、さら
にこの容器を一定温度に昇温された試験浴中に浸漬する
。そして、試験浴中においてこの容器のごく近傍にアル
コール(または水銀)温度計を挿入し、供試レジンの硬
化によって生じる自己発熱により温度計で計測される温
度が最高になるまでの時間をゲルタイムとして測定する
第3番目は簡易な方法で、前述のガラス棒を挿入した供
試レジンを収めた容器を試験浴中に浸漬する第2番目の
方法において、定期的にそのガラス棒を持ち上げ、供試
レジンの硬化によって容器がガラス棒とともに持ち上が
るまでの時間をゲルタイムとして測定するものである。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第1番目の方法は、ゲルタイムが供試レジンの
量、攪拌の仕方、試験雰囲気の温度等によって影響され
るため精度が悪い。また試験者は、供試レジンを熱板上
に載置後、供試レジンが硬化するまで定期的に繰り返し
て攪拌を行わなければならず、試験者にとって時間的な
制約が大きい。
また第2番目の方法は、容器内に収容した供試レジンが
試験浴の温度まで上昇し、また発熱した供試レジンの温
度が試験浴に伝わるのに時間の遅れがあるため、正確な
測定は困難である。
さらに第3番目の方法は、第2番目の方法と同じく温度
が容器を伝わる際に時間の遅れが生じるほか、試験者が
定期的にガラス棒を持ち上げる動作を手動で行わなけれ
ばならず、レジンの材質によって2〜15時間かかる測
定においては、第1番目の方法と同様に試験者にとって
時間的な制約が大きい。
このように従来のゲルタイムの測定においては、一定の
温度におけるゲルタイムを正確にかつ精度よく測定する
ことが難しく、かつ試験者にとって時間的な制約も大き
い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、正確
でかつ精度の高いゲルタイムの測定を省力化して行うこ
とを可能にするゲルタイム測定装置を提供することを目
的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、供試レジンを収容
する容器と、この容器を加熱する加熱器と、供試レジン
に挿脱可能に支持される荷重検出装置と、この荷重検出
装置の引抜き時に荷重検出装置にかかる荷重を測定する
荷重計測装置と、供試レジンに挿入される温度検出装置
と、この温度検出装置からの温度信号を受取って前記加
熱器の作動を制御し、前記容器の温度を一定に保つ温度
制御装置と、この温度制御装置によって計測される供試
レジンの温度とその計測時刻および荷重測定装置で測定
される荷重とその測定時刻を記録する記録装置とを備え
るゲルタイム測定装置を提供する。
(作用) 本発明に係るゲルタイム測定装置は、供試レジンを収容
する容器と、この容器を加熱する加熱器と、供試レジン
に挿脱可能に支持される荷重検出装置と、この荷重検出
装置の引抜き時に荷重検出装置にかかる荷重を測定する
荷重計測装置と、供試レジンに挿入される温度検出装置
と、温度検出素子からの温度信号を受取って加熱器の作
動を制御し、前記容器の温度を一定に保つ温度制御装置
と、この温度制御装置で計測される供試レジンの温度と
その検出時刻および荷重測定装置で測定される荷重とそ
の測定時刻を記録する記録装置とを備える。
すなわち本発明によれば、供試レジンの温度は、検出媒
体(温度検出装置)を供試レジンに挿入し、温度の値は
容器の外に配置する温度制御装置で求める。そして、一
定量の供試レジンについてその温度と計測時刻を自動的
に記録装置に記録しておく。他方、荷重検出装置は定期
的に供試レジンに挿脱され、この荷重検出装置に検出さ
れる重量とその検出(測定)時刻も記録装置に記録する
。そして荷重検出装置に容器の重量が観測されたら、そ
れ゛はレジンが硬化したことを示すから、それまでの時
間を求め、ゲルタイムとする。
このように本発明によれば、供試レジンの温度を従来の
ような時間的な遅れなく測定することができ、温度制御
装置による温度の調節と併せて、レジンの温度とその時
刻に関する正確さか確保される。そして、供試レジンの
温度とその時刻の記録、並びに荷重検出装置のレジンへ
の定期的な挿脱とその引上げ時の重量の記録は全て機械
的に行われるため、省力化が可能になり、かつ精度のよ
いゲルタイムを測定することができる。
(実施例) 以下添付の図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明に係るゲルタイム測定装置1の一例を
示す模式図である。
このゲルタイム測定装置1における容器2は、ゲルタイ
ムを測定する供試レジン3を収め、この供試レジン3に
は、温度検出装置としての熱電対4および荷重検出棒5
が挿入される。荷重検出棒5は、継手6を介してロート
セルフと接続し、ロートセルフとともに荷重検出装置を
構成する。
容器2は油浴8に収められた油9の中に浸漬されるが、
油浴8の中には加熱器としてのヒータ10および油9の
攪拌機11が備え付けられる。ヒタ10は熱電対4とと
もに温度制御装置12に接続し、温度制御装置12は記
録装置13に接続する。
ロードセル7は、アーム14を介して駆動装置15に接
続され、駆動装置15はその支持柱16と一体形成され
たラック17に沿って昇降する。
したがって荷重検出棒5は、ロードセル6とともに駆動
装置15に連動して昇降する。またロードセル6は荷重
測定装置18と接続し、荷重測定装置18は前記記録装
置13に接続する。
このようなゲルタイム測定装置1においては、まず温度
制御装置12によってヒータ10を作動させる。すると
ヒータ10の作動によって油9の温度が上昇するが、こ
の際攪拌機11を稼働させれば、油浴8内の油9の温度
はすみやかに上昇し、均一化される。油9の温度が上昇
すると、容器2内の供試レジン3にも熱が伝わり、供試
レジン3の温度も油9の温度に一致するように上昇する
この供試レジン3の温度は熱電対4で絶えず検出し、温
度制御装置12は熱電対4からの信号を受けてその温度
を最終的に求める。そして、供試レジン3の温度がゲル
タイムを測定する所定の温度(ゲルタイム測定温度)に
一致するまでヒータ10の作動を続け、ゲルタイム測定
温度に達したら、以後はその温度が維持されるようにヒ
ータ10の停止と作動を制御する。この場合攪拌機11
によって油浴8内の油9の温度は一様に保たれているた
め、供試レジン3の温度はヒータ10の作動を制御する
ことによって首尾よく調整することができる。そして供
試レジン3の温度は、記録装置13に自動的に記録され
る。
一方、供試レジン3がゲルタイム測定温度に達したら、
以降は一定時間ごとに駆動装置7を昇降させて、荷重検
出棒5を定期的に供試レジン3に挿脱する。供試レジン
3はゲルタイム測定温度に達すると時間の経過とともに
粘り気を増し、やがて完全にゲル化する。こうなると、
供試レジン3は、荷重検出棒5および容器2と固着する
。したがって、このとき供試レジン3に挿入した荷重検
出棒5を引き上げると、供試レジン3と容器2も一緒に
持ち上げられる。このため、ロードセル7は容器2の重
量も検出し、荷重測定装置18は供試レジン3と容器2
を合わせた重量を計測する。
そして荷重検出棒5を引き上げる度に、ロードセル7に
検出される重量は、記録装置13に自動的に記録される
本実施例においては、試験者は、測定を開始する前に駆
動装置15を昇降させる時間間隔を設定しておけば、後
は所定時間を経過したのち、記録装置13をみるだけで
ゲルタイムを知ることができる。
また本実施例においては温度を微細に調節することがで
きるため、温度ごとのゲルタイムも求めやすくなる。
なお、本実施例において供試レジン3に挿入される熱電
対4および荷重検出棒5は、供試レジン3がゲル化すれ
ば引き出せなくなり再使用はできないわけであるが、こ
れらは安価なものであるため、ゲルタイム測定の度に取
り替えてもコスト的に負担にはならない。このほか、本
実施例における継手6は着脱把持可能な掴み具にし、検
出棒は挿脱の度に取り替えることもできる。この場合は
種々の量または種類の供試レジンを収めた複数の容器を
同時に油浴に浸漬し、検出棒の下に随時移動させること
のできるようなシステムにしておけば、測定効率の向上
を図ることができる。
第2図は、本実施例に係るゲルタイム測定装置1を稼働
させた場合に、記録装置13に得られる結果の一例を示
す。
ゲルタイム測定装置1を稼働すると、供試レジン3の温
度T は上昇し、時間t1を経過したところでゲルタイ
ム測定温度T に到達する。この後は上述のようにヒー
ター0の作動を制御することによって、供試レジンの温
度T をゲルタイム測定温度T に維持する。
一方、ロートセルフは、初期には荷重検出棒4の重量W
 を検出するだけであるが、時間11+t2を経過する
頃から、供試レジン3の一部も加わった重量W を検出
し出す。そして、さらに時間t3が経過したところで、
容器2をも合わせた重量W を検出する。したがって、
この場合ゲル■ タイムはt 2 + t 3となる。
なおゲルタイムは、記録装置13をさらにコンピュータ
に接続してこのコンピュータに計算させ、−層の省力化
を図ることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のゲルタイム測定装置にお
いては、供試レジンの温度は、検出媒体(温度検出装置
)を供試レジンに挿入し、温度の値は容器の外に配置す
る温度制御装置で求める。
そして、一定量の供試レジンについてその温度と計測時
刻を自動的に記録装置に記録しておく。他方、荷重検出
装置は定期的に供試レジンに挿脱され、この荷重検出装
置に検出される重量とその検出(測定)時刻も記録装置
に記録する。そして荷重検出装置に容器の重量が観測さ
れたら、それはレジンが硬化したことを示すから、それ
までの時間を求め、ゲルタイムとする。
このように本発明によれば、供試レジンの温度を従来の
ような時間的な遅れなく測定することができ、温度制御
装置による温度の調節と併せて、レジンの温度とその時
刻に関する正確さが確保される。そして、供試レジンの
温度とその時刻の記録、並びに荷重検出装置のレジンへ
の定期的な挿脱とその引上げ時の重量の記録は全て機械
的に行われるため、省力化が可能になり、かつ精度のよ
いゲルタイムを測定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るゲルタイム測定装置の一例を示す
模式図、第2図は前例のゲルタイム測定装置で得られる
ゲルタイムの記録結果を示すグラフ図である。 2・・・容器、3・・・供試レジン、4・・・熱電対、
5・・・荷重検出棒、7・・・ロードセル、10・・・
ヒータ、12・・・温度制御装置、13・・・記録装置
、18・・・加重測定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 供試レジンを収容する容器と、この容器を加熱する加熱
    器と、供試レジンに挿脱可能に支持される荷重検出装置
    と、この荷重検出装置の引抜き時に荷重検出装置にかか
    る荷重を測定する荷重計測装置と、供試レジンに挿入さ
    れる温度検出装置と、この温度検出装置からの温度信号
    を受取って前記加熱器の作動を制御し、前記容器の温度
    を一定に保つ温度制御装置と、この温度制御装置によっ
    て計測される供試レジンの温度とその計測時刻および荷
    重測定装置で測定される荷重とその測定時刻を記録する
    記録装置とを備えるゲルタイム測定装置。
JP27171289A 1989-10-20 1989-10-20 ゲルタイム測定装置 Pending JPH03134542A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27171289A JPH03134542A (ja) 1989-10-20 1989-10-20 ゲルタイム測定装置

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JP27171289A JPH03134542A (ja) 1989-10-20 1989-10-20 ゲルタイム測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH03134542A true JPH03134542A (ja) 1991-06-07

Family

ID=17503791

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27171289A Pending JPH03134542A (ja) 1989-10-20 1989-10-20 ゲルタイム測定装置

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JP (1) JPH03134542A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3418716A1 (de) * 2017-06-22 2018-12-26 IFN-Holding AG Verfahren zur bestimmung der topfzeit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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