JPH03133899A - スタッカクレーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スタッカクレーンの運転室部の梯子に関する
ものである。

〔従来の技術〕

スタッカクレーンは立体棚への荷の入出庫に用いるもの
である。スタッカクレーンは、一般に、レール上を走行
する走行体と、走行体に立設した２本の柱と、該２本の
柱の上端を連結するものであって、上部のレールにガイ
ドされる上部フレームと、上部フレームから２本のロー
プ又はチェノで吊下げられ、２本の柱に沿って昇降する
昇降体と、前記ローブを操作する啓上機と、昇降体に設
置した移載機とからなる。

スタッカクレーンの高さは一般に約１０１１以上である
。

昇降体が上方に位置する状態で、昇降体の昇降を停止し
た場合には、昇降体に昇って昇降体、移載器又は荷の状
態を検査する必要がある。

このため、一方の柱には梯子を設置している。

２本の柱のうち、一方の柱の側には啓上機が設置され、
他方の柱の側には制御盤が設置されている。

このようなスタッカクレーンは特開昭６１−７５７０４
号公報、特開昭５６−９９１０３号公報等に示されてい
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

スタッカクレーンの動作中に梯子に昇ることは危隙であ
る。このため、梯子を柱の下部から設けることは好まし
くない。

このため、梯子は制御盤がある側の柱のみに設置し、梯
子は制御盤（高さ約２ｍ以上）よりも上部の位置の柱に
設置することが好ましい。

しかし、これによれば、昇降体に昇る必要があるとき（
この場合、スタッカクレーンは走行路の途中で停止して
いることが多い）、制御盤の上部に昇るための梯子（長
さ約２ｍ以上）を用意することが必要である。

このため、点検時には、走行路の端部からスタッカクレ
ーンの停止位置まで、梯子を運搬することが必要である
。

本発明の目的は、スタッカクレーンの点検時に梯子の運
搬を不要にすることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、梯子を有する柱の下部に周囲を囲んだ運転室
を設置し、該運転室の入口を開閉する戸を設け、通常時
には運転室内に設置可能な第２の梯子を設け、前記戸を
開いた状態で前記室の実質的な外面に前記第２の梯子を
設置可能に設けたことを特徴とする。

〔作　　用〕

運転室に第２の梯子を設置しているので、点検時に点検
者が梯子を運搬する必要がない。第２の梯子を用いて柱
の梯子に昇ることができるものである。通常時はｊｆ！
２の梯子は運転室内に設置されているので、安全である
。

〔実　施　例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

先ず第５図により、スタッカクレーンの構成を説明する
。スタッカクレーンは、モータ（図示せず）で下部レー
ルＵを走行する走行体こと、２本の柱２２ａ、２２ｂ、
柱２２ａ、２２ｂを接続するものであって、上部レール
νにガイドされた上部フレームラと、一方の柱２２ａ側
・に設置した巻上１！２４と、上部フレーム囚に設置し
たシーブを介してローブ５で吊下げられた昇降体々と、
昇降体に上に設置した移載機ごと、他方の凡２２ｂ側の
下部に設置した制御盤父と、柱２２ｂに設置した梯子あ
と、手動運転の際の運転室荀と、からなる。

制御盤間および運転室荀の高さは約２ｍ以上である。

＠１図〜ＩＪ４図により、運転室荀の構成を説明する。

運転室φは制御益田の前面に接続して設置しである。運
転家信の前後左右は金網で囲われている。運転家信の床
および上面並びに制御盤間の上面には人が乗ることがで
きる。運転室荀の大きさは、制御盤（９）のカバー羽を
開いて、スタッカクレーンを運転できる大きさである。

運転家信の前面の入口部は引戸４７で閉じられている。

制御益田のカバーおが右側に開くので、運転室荀の入口
部は左側にある。

運転室荀の内部の左側面４１には梯子間を取付けている
。梯子（資）は立てて（踏段５１を水平にした状態）で
固定しである。梯子間は入口部の左端に設置すたピン郭
を中心として回動自在に設置している。

シはピン団を支えるために運転室荀に設けたブラケット
、５は梯子開側のブラケットである。

通常時は、梯子間は運転室切内に収納してあり、左側面
４１に平行になっている。左側面４１の部材４１１には
梯子（資）の下部の踏段５１を挾むためのばね金具聞を
設置している。ばね金具謁は上下に２箇所設置している
。これによって、梯子間は固定できると共に、容易に着
脱できる。

昇降体５に昇る必要のあるとき（点検時）には、引戸４
７を開き、梯子（資）を手前に引張って入口部に平行に
する。この状態で、梯子間に設けた金具５７の穴と運転
室Ｗの前面４２に設けた金具郭の穴とを一致させた状態
で、ピン５９を挿入する。ピン５９は頑ωを介して梯子
間に固定しである。

この状態で、梯子間を昇り、運転家信の天井仙に昇る。

そして、制御盤側の天井を通って梯子あを昇り、昇降体
部に至る。

第４図において、運転家信の天井には梯子間を昇降する
際のための取手臼を設けている。

第１図において、６は梯子間が収納されていることを検
知するための近接スイッチである。また、引戸４７が閉
じられていることを検知するスイッチ（図示せず）を設
けている。

上記スイッチによって梯子間が収納され、引戸４７が閉
じられることを検出した状態で、スタブカフレーンの運
転、特に自動運転を行うように構成すれば、極めて安全
である。

このように、梯子を運転室内に収納しているので、通常
時に、梯子間を外面に出した状態（梯子を昇れる状ｔ’
りで運転することは少なくなり（スイッチによる停止手
段が無くても心理的に生ずる）安全である。また、梯子
は運転室類に設置しているので、点検者による運搬が不
要にできるものである。特に、実施例の如く回動自在で
あるので、着脱を容易に行うことができるものである。

なお、引戸は前面４２の内側にあってもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、点検時に梯子の運搬を不要にできると
共に、安全性を向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のスタブカフレーンの水平断
面図、第２図は第１図の２−２断面図、第３図は第１図
の３−３断面図、第４図は第１図の平面図、第５図はス
タブカフレーンの正面図である。 ２２ｂ・・・・・・柱、Ｉ・・・・・・制御盤、３５．
５０・・・・・・梯子、イ１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、走行自在な走行体に立設した柱と、該柱に沿って昇
   降体と、前記柱に設置した梯子とからなるスタッカクレ
   ーンにおいて、 前記柱の下部に設置され、周囲を実質的に囲まれた運転
   室と、運転室の入口を開閉する戸と、運転室内に設置さ
   れており、前記戸を開いた状態で、前記運転室の実質的
   な外面に設置可能な第２の梯子と、からなり、前記柱に
   設置した梯子は前記運転室の天井よりも上方に設けてい
   ること、を特徴とするスタッカクレーン。 ２、第１請求項記載のスタッカクレーンにおいて、前記
   第２の梯子は前記入口の水平方向の一端を中心に回動自
   在に設置されており、前記中心を中心として該第２の梯
   子を前記運転室内に回動させた状態で該第２の梯子を固
   定する第１の手段と、前記第２の梯子を前記入口の面に
   回動させた状態で該第２の梯子を固定する第２の手段と
   を有する第２の手段と、を備えるスタッカクレーン。