JPH0313387B2 - - Google Patents

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JPH0313387B2
JPH0313387B2 JP57132688A JP13268882A JPH0313387B2 JP H0313387 B2 JPH0313387 B2 JP H0313387B2 JP 57132688 A JP57132688 A JP 57132688A JP 13268882 A JP13268882 A JP 13268882A JP H0313387 B2 JPH0313387 B2 JP H0313387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
handle
peeling
flooring
base
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57132688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5924071A (ja
Inventor
Keiji Sekine
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Yayoi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yayoi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Yayoi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP13268882A priority Critical patent/JPS5924071A/ja
Publication of JPS5924071A publication Critical patent/JPS5924071A/ja
Publication of JPH0313387B2 publication Critical patent/JPH0313387B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は建築物の床、壁等の下地に接着剤で貼
着された床材や壁材等の内装材の剥離機に関する
ものである。
建築関係、室内装飾関係に於いてビニルクロ
ス、織物クロス、クツシヨンフロア、カーペツ
ト、ビニルタイル等の床材壁材の接着加工が多く
行われており、該材と床、壁等の下地との接着剤
としてエポキシ樹脂系接着剤、酢酸ビニル樹脂、
クロロプレンゴム等を有機溶剤に溶かした溶剤型
接着剤、並びに酢酸ビニルエマルジヨン、アクリ
ル酸エステル系エマルジヨン等が主なものとして
挙げられる。
ところで、上記接着剤は床材等の接着を目的と
しているものであるから、床材等を貼り替える場
合の剥離は容易でなく、特に床材等がクツシヨン
フロアやフオームラバーカーペツトの様な脆弱な
材質の場合には、床材等の剥離は不完全となり一
部が下地に残ることが多い。
この場合の除去手段としてヘラを用いて手作業
により残つた床材、壁材を剥ぎ取る方法、下地に
残つた床材等に有機溶剤を塗布して接着剤を溶解
し除去する方法がある。
しかし、ヘラを用いる方法は除去に多大の労力
が必要であると共に、下地を損傷する恐れがあ
る。又、クツシヨンフロアの様な床材の場合は裏
面にアスベスト紙が使用されているため、作業時
にアスベスト粉が飛散し作業者の人体に悪影響を
及ぼす危険がある。
一方有機溶剤による方法では溶剤が引火性が強
く火気に充分な注意を要すると共に毒性もあるた
め充分な換気が必要であり、又廻りの家具、ペイ
ント等を軟化させる危険もあり、更に有機溶剤の
付着した残材の処理が面倒である等の欠点があ
る。
本発明は上記欠点を除去し、安全確実にしかも
容易に、下地接着剤で貼着された床材や壁材等の
内装材の剥離を行うための剥離機を提供すること
を目的とする。
この発明は、下地と床材等を接着する接着剤が
有機物質であるから、熱により軟化分解する性質
を利用し、接着剤を加熱し軟化、分解しながら接
着力を弱め床材等を剥離するようにすれば上記目
的達成に極めて有効であるとの知見に基づき、完
成された。
すなわち、本発明による下地に接着剤で貼着さ
れた内装材の剥離機は、持ち手の下部に固着した
先鋭剥離板と、前記持ち手の内部に設けられ前記
剥離板を加熱する装置とからなることを特徴とす
るものである。
また、本発明による下地に接着剤で貼着された
内装材の剥離機は、持ち手の下部に固着した先鋭
剥離板と、前記持ち手の内部に設けられ前記剥離
板の先鋭部から加熱流体を吐出させるための装置
とからなることを特徴とするものである。この好
ましい態様において、加熱流体を熱風または水蒸
気とすることができる。
本発明を図につき詳説すると、第1図及び第2
図は剥離板自体の熱により接着剤を溶解して床材
等の剥離をなす剥離機の実施例を示すものであ
り、1は持手であり下部に剥離板2の中空柄部3
を断熱体4を介して挿入し、ボルト5により固着
してある。剥離板2の中空柄部3にはリード線1
3により電源(図示せず)に通じるニクロム線6
が設置してあり、ニクロム線6の発熱により中空
柄部3及び剥離板2全体が加熱されるのである。
剥離板2は熱伝導率の良い銅板等で形成するの
が望ましく、又先鋭部7は下地のコンクリートや
スレート面と接するため滑りやすく耐摩耗性のあ
るステンレス等で構成して銅板等に固着8されて
いる。従つてニクロム線6に通電し発熱させれば
中空柄部3及び剥離板2更に先鋭部7が加熱され
るため、温度コントロール装置9により適当な温
度に調節して床材等10と下地11に介在してい
る接着剤12に先鋭部7で押し当てると接着剤1
2は熱により溶解し、そこで先鋭部7をそのまま
下地11に沿つて押し進めれば下地11との接着
力を失つた床材等10を容易に剥離できるもので
ある(第3図)。
故に、作業能率は極めて良く作業者の人体に及
ぼす影響もなく、又引火性、毒性の危険は皆無で
あると共に、無理に下部を擦り付けて剥離するも
のでないから、下地の損傷は全くないのである。
第4図は接着剤に加熱流体、たとえば熱風を当
てることにより接着剤を溶解し剥離板により床材
等を剥離する剥離機の実施例を示すもので、上下
に突き抜ける透孔13を穿設した先鋭剥離板2が
持手1の下部に充填してある断熱筒体4′の下部
に挿入され持手1、断熱筒体4及び剥離板2をボ
ルト5により一体に固定している。そして剥離板
2の上方断熱筒内にニクロム線6′、フアン14
が設置されており、持手1の外筒に穿設してある
空気孔15より空気をフアン14により下方の剥
離板2の透孔13の下端先鋭部7より強制的に吐
出するようになつている。従つて空気孔15より
進入した空気は途中ニクロム線6′により加熱さ
れ、フアン14により剥離板2の先鋭部7より吐
出するから、先鋭部7を床材等10と下地11に
介在する接着剤12に当てれば熱風により溶解し
て容易に剥離できるのは上記と同様である。
この場合は熱風を接着剤12に吹き付けると同
時に剥離板2自体も透孔13を熱風が通過する際
に加熱されるため接着剤の溶解効率は非常に優れ
ている。
第5図は熱風の代りに加熱流体として水蒸気を
吐出するものであり、剥離板2の上に蒸気発生器
16を持手1に内装し蒸気発生口17と透孔13
の上端口とを連設したものであり、蒸気発生口1
7から蒸気が噴出し、その勢いで先鋭部7より蒸
気が吐出して接着剤を溶解するのである。18は
貯水タンクである。
実施例では熱風、水蒸気は剥離板2に穿設した
透孔13を通過するようにしてあるけれども先鋭
部7の周辺に噴出するようにしても同様の効果を
得るものである。
以上のような構成による本発明の剥離機によれ
ば、加熱された先鋭剥離板、または加熱された先
鋭剥離板と加熱流体により接着剤を加熱し軟化、
分解しながら接着力を弱めつつ、先鋭剥離板によ
つて床材等を剥離することができる。したがつ
て、接着剤により下地に接着されている床材や壁
材等の内装材を簡単容易に剥離することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第4図及び第5図は本発明に
係る剥離機の一部断面図、第3図は使用状態を示
す側面図である。 符号、1は持手、2は剥離板、6,6′はニク
ロム線、7は先鋭部、13は透孔、14はフア
ン、16は水蒸気発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 持ち手の下部に固着した先鋭剥離板と、前記
    持ち手の内部に設けられ前記剥離板を加熱する装
    置とからなる、下地に接着剤で貼着された内装材
    の剥離機。 2 持ち手の下部に固着した先鋭剥離板と、前記
    持ち手の内部に設けられ前記剥離板の先鋭部から
    加熱流体を吐出させるための装置とからなる、下
    地に接着剤で貼着された内装材の剥離機。 3 前記加熱流体が熱風である、特許請求の範囲
    第2項に記載の剥離機。 4 前記加熱流体が水蒸気である、特許請求の範
    囲第2項に記載の剥離機。
JP13268882A 1982-07-29 1982-07-29 内装材の剥離機 Granted JPS5924071A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13268882A JPS5924071A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 内装材の剥離機

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JP13268882A JPS5924071A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 内装材の剥離機

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Publication Number Publication Date
JPS5924071A JPS5924071A (ja) 1984-02-07
JPH0313387B2 true JPH0313387B2 (ja) 1991-02-22

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ID=15087200

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JP13268882A Granted JPS5924071A (ja) 1982-07-29 1982-07-29 内装材の剥離機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7158000B2 (ja) * 2018-06-27 2022-10-21 株式会社河合防水 コーキング材除去工具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5098935A (ja) * 1973-12-29 1975-08-06

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JPS5098935A (ja) * 1973-12-29 1975-08-06

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JPS5924071A (ja) 1984-02-07

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