JPH03133490A

JPH03133490A - 洗濯機

Info

Publication number: JPH03133490A
Application number: JP1270416A
Authority: JP
Inventors: Shinichi Kumagai; 熊谷　眞一; Yasutaka Hirayama; 平山　安孝
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1989-10-19
Filing date: 1989-10-19
Publication date: 1991-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、洗濯液の濁度及びその変化を光学的に検知し
て、運転工程を制御する洗濯機に関する。

（従来の技術）従来、洗濯液の濁度を光学的に検知する検知センサを排
水弁の内部に設けた洗濯機では、排水弁の内部に、水分
に含まれる金属基と洗剤が結合してできる、いわゆる金
属せっけんが付着し易く、前記検知センサにおける光の
透過が金属せっけんにより低下する。このため特開昭６
２−３６７２０号公報に示されるように、機械的な浄化
手段を用いて前記金属せっけんを除去し、排水弁の内部
のクリーニングを行っていた。

（発明が解決しようとする課題）上記の従来技術では、排水中に含まれる糸くずなどが機
械的な浄化手段に付着し、糸くずなどが成長して大きく
なり、この成長した糸くずなどが排水弁の開閉に影響を
与え、水漏れを生じさせるなどの問題があった。

本発明の目的は、排水弁の動作に影響を与えずに、排水
弁に設けられ、かつ洗濯液の濁度を検知するセンサ部分
の浄水が行える洗濯機を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記の目的を達成するため１本発明は、中央底部に回転
翼を回転可能に配した洗濯槽兼脱水槽を有する水槽と、
給水装置と、水槽の外に設けられて水槽内の排水を制御
する排水弁と、この排水弁および洗濯・脱水作動の切換
え用のクラッチ機構を作動させる排水電磁弁とを備えた
洗濯機において、前記排水弁に光の透過度合により洗濯
液の濁度を検知するセンサを設け、前記給水装置に、給
水電磁弁および洗浄電磁弁を有する給水弁と、給水電磁
弁に連結されて前記水槽内に給水する給水ホースと、一
方が洗浄電磁弁に連結され、かつ他方が前記排水弁に連
結される洗浄ホースとを設け、洗濯機における停止工程
の初期の排水電磁弁が動作し、かつ洗濯槽兼脱水槽が惰
性回転をしている時に、一定時間だけ前記洗浄電磁弁を
動作させることを特徴とする。

（作　用）上記の手段を採用したため、洗濯槽兼脱水槽が惰性回転
になった停止工程の初期に、給水弁の洗浄電磁弁を動作
させて洗浄ホースからきれいな水を排水弁に供給するこ
とにより、排水弁のセンサ部分がきれいな水で洗浄され
、さらに、この洗浄した後の水は、排水電磁弁が動作し
ているので排水弁から機外へ排出される。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の洗濯機の一実施例を示す断面図であっ
て、１は中央に回転翼２が回転自在に配された洗濯槽兼
脱水槽、３は洗濯槽兼脱水槽１を内部に設けた水槽、４
は水槽３の外底部に固定され、かつモータ５と、後述す
るクラッチ機構７及び排水弁１０を作動させる排水電磁
弁６と、洗濯・脱水作動の切換え用のクラッチ機構７な
どが配設された基板、８は基板４の外縁部と外枠９の上
隅部とを棒体８ａを介して連結する防振装置、１０は水
槽３の底部に設けられた排水弁、１１は排水弁ｉ。

と機外とを連通ずる排水ホース、１２はモータ５の冷却
用ファン、１３はモータ５の駆動力をクラッチ機構７へ
伝達するベルト、１４は排水弁１０に設けられ、かつ赤
外線を発光・受光して、赤外線の透過度合あるいは変化
率により洗濯液の濁度を検知し、衣類の汚れ度合を検出
するセンサ、１５は外枠９の上部に設けられた上面カバ
ー、１６は洗濯物投入口、１７は洗濯物投入口１６を覆
う蓋、１８は上面カバー１５の内部に設けられた給水装
置、１９は給水弁、２ｏは上方から水槽３へ水を供給す
る給水装置１８に設けられた給水ホース、２１は給水装
置１８と排水弁１０とを連結する洗浄ホース、２２は電
源スィッチ、２３は前面カバー９８に設けられ、センサ
１４からの信号に基づき、衣類の汚れに応じて最適なＪ
転工程になるように制御する制御部である。

第２図は給水装置１８を拡大して示した側面図であって
、給水装置１８は給水電磁弁２４と洗浄電磁弁２５とを
備え、給水電磁弁２４が給水ホース２０に、また洗浄電
磁弁２５が洗浄ホース２１に連結している。

第３図は排水弁１０を拡大して示した断面図であって、
排水弁１０に形成された薄肉部２６．２６’に、センサ
１４を構成する発光部２７と受光部２８を配し、薄肉部
２６．２６′を赤外線が透過する。排水弁１ｏに連通す
るパイプ２９には前記洗浄ホース２１が連結され、また
パイプ２９の孔２９ａは排水弁ｌＯの排水路３゜におけ
る内壁部３１の略接線方向に形成されており。

洗浄ホース２１から供給された水が前記内壁部３１の全
周を回るようにしである。

第４図は洗濯機の運転の各工程を示すタイミングチャー
トであり、同図において、洗濯、すすぎ時の初期には水
槽３への給水が給水電磁弁２４によって行われ、この時
、モータ５が動作し、かつ排水電磁弁６はオフしており
、排水弁１０は閉じられている。排水時にはモータ５は
停止し、排水電磁弁６がオンして排水弁１０を開いてい
る。また脱水時にはモータ５が動作すると共に排水電磁
弁６がオンしている。

停止工程では、脱水時に動作していたモータ５の電源が
オフとなるが、排水電磁弁６はオンのままであり、洗濯
槽兼脱水槽１が定常回転から惰性回転になる。そして回
転数が次第に低下してきた時、排水電磁弁６がオフとな
り、ブレーキが作用する。前記惰性回転の初期に、一定
時間ｔだけ、洗浄電磁弁２５が動作し、きれいな水が洗
浄ホース２１を通って排水弁１０の排水路３０の内部へ
注水される。パイプ２９の孔２９ａは内壁部３１の略接
線方向に形成されているため、水が内壁部３１に沿って
走り、薄肉部２６．２６’を洗浄する。この時、排水電
磁弁６はオンのままであるので、洗浄後の水は機外へ排
水ホース１１を介して排出される。

（発明の効果）本発明によれば、センサを設けた排水弁の内部はきれい
な水によって洗浄され、かつ洗浄後の水が機外へ排出さ
れるため、センサによる洗濯水の濁度が正しく検知され
、また排水弁の動作に悪影響を与えることがない洗濯機
を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による洗濯機の一実施例を示す断面図、
第２図は給水装置の側面図、第３図は排水弁の断面図、
第４図は本発明の洗濯機における運転の各工程を示すタ
イミングチャートである。１　・・・洗濯槽兼脱水槽、　２　・・・回転翼、３　
・・・水槽、　４　・・・基板、　５　・・・モータ、
６・・・排水電磁弁、　７・・・クラッチ機構、８　・
・・防振装置、　９　・・・外枠、１０・・・排水弁、
１１・・・排水ホース、１４・・・センサ、１８・・・
給水装置、１９・・・給水弁１．２０・・・給水ホース
、２１・・・洗浄ホース、２３・・・制御部、２４・・
・給水電磁弁、２５・・・洗浄電磁弁、２６．２６’　
・・・薄肉部、２７・・・発光部、２８・・・受光部、
２９・・・パイプ、２９ａ　　・・・パイプの孔、３０
・・・排水路、３１・・・内壁部。

Claims

【特許請求の範囲】

中央底部に回転翼を回転可能に配した洗濯槽兼脱水槽を
有する水槽と、給水装置と、水槽の外に設けられて水槽
内の排水を制御する排水弁と、この排水弁および洗濯・
脱水作動の切換え用のクラッチ機構を作動させる排水電
磁弁とを備えた洗濯機において、前記排水弁に光の透過
度合により洗濯液の濁度を検知するセンサを設け、前記
給水装置に、給水電磁弁および洗浄電磁弁を有する給水
弁と、給水電磁弁に連結されて前記水槽内に給水する給
水ホースと、一方が洗浄電磁弁に連結され、かつ他方が
前記排水弁に連結される洗浄ホースとを設け、洗濯機に
おける停止工程の初期の排水電磁弁が動作し、かつ洗濯
槽兼脱水槽が惰性回転をしている時に、一定時間だけ前
記洗浄電磁弁を動作させることを特徴とする洗濯機。