JPH0313257Y2 - - Google Patents

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JPH0313257Y2
JPH0313257Y2 JP10422386U JP10422386U JPH0313257Y2 JP H0313257 Y2 JPH0313257 Y2 JP H0313257Y2 JP 10422386 U JP10422386 U JP 10422386U JP 10422386 U JP10422386 U JP 10422386U JP H0313257 Y2 JPH0313257 Y2 JP H0313257Y2
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straw
push
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、短縮した状態で紙パツクなどの飲料
容器に取付け、飲用時にはこれを伸長して使用す
る伸縮自在の二重ストローに関する。
〔従来の技術〕
従来、内ストローと外ストローとを摺動可能に
嵌め合せて、通常は短かく、使用時には飲料容器
に適した長さに調節できるようにするとともに、
短縮状態にあるストローを伸ばして使用しようと
するとき内ストローと外ストローとが離脱しない
ように、先端部を縮径した外ストローに後端部を
拡径した内ストローとを組合せた二重ストロー
は、実開昭59−21284号公報、実開昭59−66731号
公報、実開昭59−97679号公報などにより公知で
ある。また、伸長状態にある此の種の二重ストロ
ーを使用するとき、内ストローが後方へ逆行しな
いように、外ストローの縮径部に近い外周を凹め
てその凹み部内面を内ストローの拡径部が乗り越
えて該拡径部を凹み部内面で係止するようにした
二重ストローも特開昭59−82813号公報により公
知である。この内ストローの逆行防止部を備えた
ものは、飲料容器のストロー挿入口のアルミ箔な
どを内ストローが逆行することなく容易に突き破
れるので使用時に便利なものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の外ストローに内ストローの逆行防止部を
備えたものは、外ストロー外周が凹没されて外観
上平滑感に欠けるきらいがある。また、飲料容器
のストロー挿入口を突き破つてストローを容器に
挿入するとき、外ストロー前部外周の凹没部に突
き破つたストロー挿入口の破断部がひつかかつて
外ストロー前部が容器に挿入されるためスムース
に挿入できない欠点がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであつ
て、外観的にも平滑感がありスマートで、また、
使用時にもスムースな操作感が得られる内ストロ
ーの使用時における逆行防止部を備えた二重スト
ローを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では、前端が縮径部2aである外ストロ
ー2と、外ストロー2に嵌合して摺動し後端が拡
径部1aである内ストロー1とからなる二重スト
ローを伸長して、上記縮径部2aと上記拡径部1
aのそれぞれに連続する斜面部2a′,1a′が係合
したとき、外ストローの縮径部2aの端面2cの
外側にほぼ接して位置するように内ストロー1の
押込み防止部1bを内ストロー1の外壁に突出せ
しめ、該押込み防止部1bは内ストロー1を引き
出すとき外ストロー2の縮径部をストロー素材の
弾性により通過できるよう形成する。
〔作 用〕
本考案の飲料用ストローでは、内ストロー1を
外ストロー2から引き出すとき、内ストロー1の
外周面は外ストロー2の縮径部2aの内面を摺動
し拡径部1aは外ストロー2の内面を摺動しつつ
引出され、内ストロー1に突出形成した押込み防
止部1bは、ストロー素材の弾性により外ストロ
ー2の縮径部2aの内面及び内ストロー1の外周
面をそれぞれ若干変形させつつ外ストロー縮径部
2aを通過し、該通過直後上記外ストローの縮径
部2a及び内ストロー1の外周面は復元し、内ス
トロー1の突出した押込み防止部1bは上記縮径
部2aの端面2cの外側にほぼ接して位置する。
従つて、伸長状態になつたストローでは、これを
用いて飲料容器のストロー挿入口を突き破つてス
トローを容器に挿入するときに内ストローが逆行
することなく容易に突き破ことができるなど使用
中の不用意な内ストローの逆行を防止することが
できる。また、外ストロー2の外周面に凹没部が
なく外観的にも平滑感がありスマートで、また、
突き破られたストロー挿入口にひつかかることな
くスムースに挿入できる。
〔実施例〕
本考案の実施例を添付の図面に基いて説明す
る。
第1図は、第一の実施例であるやや軟質の合成
樹脂製の飲料用ストローの短縮した状態を示す側
面図で、第2図は、第1図のストローの縦断面図
である。
図において、1は前端が斜にカツトされた尖端
部3を有する内ストローであつて、その外ストロ
ー2に嵌入している後端部は、外径が外ストロー
2の内径部を摺動できるような拡径部1aに形成
され、且つ若干の嵌合長を有している。
一方、内ストロー1が収納されている外ストロ
ー2は、その前端部は内径が内ストロー1の外径
部を摺動し得るような縮径部2aに形成され、該
縮径部の長さは内外両ストローを伸長した時に相
互に横振れしないように適当な嵌合長となつてお
り、且つ、縮径部2aに連続する斜面部2a′は、
上記内ストローの拡径部1aに連続する斜面部1
a′とストロー伸長状態で係合するように形成され
ている。また、このストロー伸長状態にあるとき
の内ストローの押込み防止部1bが、該伸長状態
における内ストロー1の外壁面に、外ストローの
縮径部2aの端面2cの外側にほぼ接して位置す
るように極めて小さい突起状に突出形成され、且
つ、内ストロー1を外ストロー2から引出すとき
外ストローの縮径部2aを内外ストローの素材の
弾性を利用して相互に変形しながら通過できるよ
うになつている(第3図、及び第4図参照)。こ
の小突起状の押込み防止部1bは合成樹脂製の内
ストロー1の外側面を部分加熱して任意の手段例
えば部分的なつまみ工程などで突出形成せしめる
か、又はストロー素材と同一の合成樹脂材を少量
溶着付設するようにしてもよい。
また、上記実施例では、外ストロー2の後端部
すなわち上記縮径部2aの反対側の端部は外スト
ロー2の内径部より内側方向に僅かに突縁2bが
形成されており、内ストロー1の外ストロー後端
部からの抜け落ち防止部となつている。
第5図は、第二の実施例である飲料用ストロー
の短縮した状態を示す側面図で、第6図は第5図
のストローの縦断面図である。
該ストローは第一の実施例と同様にやや軟質の
合成樹脂からなり、その伸長状態での内ストロー
の押込み防止部1bを内ストロー1の外壁の周囲
に設けたものである。すなわち、その外ストロー
2は、前端の縮径部2a、縮径部に連続する斜面
部2a′及び縮径部2aの反対側の端部の突縁2b
等すべて第1の実施例と同様に形成されており、
一方、内ストローは、第1の実施例と同様に前端
が斜にカツトされた尖端部3を有し、その外スト
ロー2に嵌入している後端部は外径が外ストロー
2の内径部を摺動できるような拡径部1aに形成
され、拡径部1aに連続する斜面部1a′は外スト
ローの縮径部2aに連続する斜面部2a′とストロ
ー伸長状態で係合するように形成されている。そ
して、ストロー伸長状態にあるときの押し込み防
止部1bが、該伸長状態における内ストロー1の
外壁面に、外ストローの縮径部2aの端面2cの
外側にほぼ接して位置するように、高さの低い縦
断面が山形をなすリング状突部に突出形成されて
いる。該押込み防止部1bは内ストロー1の先端
側すなわち山形の前面の傾斜をゆるくして、スト
ロー伸長に際して該突部が外ストロー2の縮径部
2a内側に嵌入しやすいようにし、また、山形の
後面の傾斜をやや急として、ストロー伸長後の使
用時に内ストロー1に押込み方向の力がかかると
き、外ストロー2の端面2cの内側に押込まれる
ときの抵抗を増大して押込みを防止するようにし
ている。この内ストロー1の外壁面に形成された
リング状の押し込み防止部1bは、ストロー伸長
時に該押込み防止部1bの部分が外ストロー2の
縮径部2aを通過するとき、その弾性で相互に変
形しながらすなわち押込み防止部1bは内方向に
たわみ外ストローの縮径部2aの内径部を若干押
し拡げながら通過できるようになつている(第7
図、第8図参照)。このリング状突部1bの内ス
トロー外壁面への形状は、第9図に示すように、
内ストロー1の後端部に、適当な温度に加熱した
マンドレルMの同軸上に設けられた二ケ所の成形
部Ma,Mbを圧入し、所定秒時(例えば2〜3
秒)経過後、該成形部を内ストロー1から引抜く
ことにより拡径部1aと同時に形成される。この
2つの成形部のうち、前方の成形部Maは前部が
傾斜のゆるやかな截頭円錐状で後部が傾斜のやや
急な截頭円錐状に形成され、また、後方の成形部
Mbは前部が傾斜のゆるやかな截頭円錐状で後部
が所定径のロツド状に形成され、各成形部Ma,
Mbは所定間隔をおいて同一軸線上に設けられ、
圧入時ストロー1の後端部に所定形状の押込み防
止部1bと拡径部1aを形成できるようになつて
いる。
上記のように構成される飲料用ストローを伸ば
して使用するときは、小突起状又はリング状突部
などの押込み防止部1bが、外ストローの縮径部
2a及び該押込み防止部1b乃至その近傍を相互
に若干変形させつつ外ストロー縮径部2aを通過
して縮径部の端面2cの外側にほぼ接して位置す
るようになるため、使用者が外ストローを指で把
持して内ストローの尖端部3により飲料容器のス
トロー挿入口を突き破るようなとき内ストローが
逆行するのを防止する。
なお、本出願人は、上記の小突起乃至リング状
突部などの押込み防止部1bが、内外のストロー
素材の弾性により外ストロー縮径部2aを通過し
得ること、及び、上記マンドレルによる内ストロ
ーのリング状突部などの加工が可能であることを
実施に確認している。
〔考案の効果〕
上記の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、外ストローの外周面を凹没することなく、内
ストロー外壁にストロー伸長時に露出する小さく
目立たない逆行防止部を設けたから、外観的にも
平滑感にすぐれスマートで、且つ、紙パツクなど
の飲料容器のストロー挿入口を突き破つて使用す
る時にも、スムースな操作感が得られる優れた逆
行防止部つきの飲料用ストローを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
は、第一の実施例の飲料用ストローの短縮した状
態を示す側面図、第2図は、第1図のストローの
縦断面図、第3図は、第1図のストローを伸長し
たときの側面図、第4図は、第3図の縦断面図、
第5図は、第二の実施例の飲料用ストローの短縮
した状態を示す側面図、第6図は、第5図のスト
ローの縦断面図、第7図は、第5図のストローを
伸長したときの側面図、第8図は、第7図の縦断
面図、第9図は、第2の実施例の内ストロー後部
の押込み防止部及び拡径部の加工状態を示す側面
図、である。 1……内ストロー、1a……拡径部、1a′……
斜面部、1b……押込み防止部、2……外ストロ
ー、2a……縮径部、2a′……斜面部、2c……
端面、M……マンドレル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 前端が縮径部2aである外ストロー2と、外
    ストロー2に嵌合して摺動し後端が拡径部1a
    である内ストロー1とからなる二重ストローで
    あつて、伸長状態で上記縮径部2aと上記拡径
    部1aとをそれぞれに連続する斜面部2a′,1
    a′により係合するように形成する一方、伸長状
    態での押込み防止部1bを、該伸長状体におい
    て上記外ストローの縮径部2aの端面2cの外
    側にほぼ接して位置するごとく、且つ、該押込
    み防止部1bがストロー伸長時に外ストロー2
    の縮径部2aを通過できるように、内ストロー
    1の外壁に突出形成したことを特徴とする飲料
    用ストロー。 2 上記押し込み防止部1bは、内ストロー1の
    外壁と小突起状に突出形成されることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の飲料
    用ストロー。 3 上記押込み防止部1bは、内ストロー1の外
    壁にストローと同一素材により小突起状に付設
    形成されることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の飲料用ストロー。 4 上記押込み防止部1bは、内ストロー1の外
    壁がリング状突部に突出形成されることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の飲
    料用ストロー。 5 上記リング状突部に突出形成される押込み防
    止部1bは、前面の傾斜をゆるく、後面の傾斜
    をやや急としたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第4項記載の飲料用ストロー。
JP10422386U 1986-02-17 1986-07-07 Expired JPH0313257Y2 (ja)

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JP10422386U JPH0313257Y2 (ja) 1986-02-17 1986-07-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2145086 1986-02-17
JP10422386U JPH0313257Y2 (ja) 1986-02-17 1986-07-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62197971U JPS62197971U (ja) 1987-12-16
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