JPS6232039Y2 - - Google Patents

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JPS6232039Y2
JPS6232039Y2 JP1982045558U JP4555882U JPS6232039Y2 JP S6232039 Y2 JPS6232039 Y2 JP S6232039Y2 JP 1982045558 U JP1982045558 U JP 1982045558U JP 4555882 U JP4555882 U JP 4555882U JP S6232039 Y2 JPS6232039 Y2 JP S6232039Y2
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JP
Japan
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tampon
storage cylinder
cylinder
extrusion
rear end
Prior art date
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JP1982045558U
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JPS58147516U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はタンポン挿入具に関するものであ
る。
従来のこの種挿入具としては、この考案の出願
人によつて出願されたもの(実願昭56−196178
号)があるが、このものにあつてはタンポン押出
用円筒がタンポン格納用円筒にその先端部に形成
した抜止筒部を該格納用円筒の嵌挿部の前端部に
係止可能に嵌挿されているため、該係止部により
押出用円筒の格納用円筒からの抜け止めを防止す
ることはできるが、格納用円筒の内部(押出)方
向への移動は自在となつているので、不使用時押
出用円筒に押出方向の力が不意にかかると、タン
ポンが格納用円筒の先端から押出されてしまうと
いう欠点がある。
この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除
し、不使用時押出用円筒に押出方向の不意の力が
かかつても、タンポンが格納用円筒から妄りに押
出されることがなく、しかも押出用円筒で格納用
円筒の外部に位置する部分を格納用円筒の側方に
屈曲して保持でき、さらに製作時挿入具の組立て
が容易であるタンポン挿入具を提供することを目
的とする。
この考案を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
第1〜2図において1はタンポン格納用円筒で
あり、この格納用円筒1の先端は、弾性および可
撓性を有する複数の花弁状の分割片1aにより閉
塞されている。格納用円筒1には、タンポン2が
その全量を格納され、また、格納用円筒1に格納
されたタンポン2の後端と格納用円筒1の後端間
における格納用円筒1内壁の円周方向には、格納
用円筒1の先端側が傾斜面に、かつ後端側が内壁
と直角な直角面になつた断面鋸歯状の係合溝3が
形成されている。格納用円筒1にはその後端から
押出用円筒4が出入自在に嵌挿されている。格納
用円筒1にはその後端から押出用円筒4が出入自
在に嵌挿されている。押出用円筒4は格納用円筒
1へ嵌挿されている部分4aと、格納用円筒1の
外部に位置する部分4bとに分けられている。部
分4aの押出方向先端部には切込み5が形成さ
れ、この切込み5の外壁には環状に連なり、円筒
4の先端側が傾斜面に、かつ後端側が外壁と直角
面になつた断面鋸歯状の突起6が設けられ、この
突起6はその傾斜面方向へは傾斜面が係合溝3の
傾斜面に当つて離脱可能に、直角面方向へは直角
面が係合溝3の直角面に当つて離脱不能となるよ
うに係合溝3に係合されている。また格納用円筒
1の後端より外部へ突出した部分4aの押出方向
後端部には外周が部分4aの内周とほぼ等しくな
つて、部分4bが嵌合可能な小径の筒部7が連設
形成されている。部分4bの前端部には筒部7の
長さぶんだけ切込んだ可撓性の連結片8が形成さ
れており、この連結片8の先端は部分4aの後端
部に連結されている。したがつて部分4bは、こ
の連結片8を介して格納用円筒1の側方へ屈曲可
能、かつ部分4aの筒部7に嵌合可能となつてい
る。押出用円筒4にはタンポン2の後端部に連結
されたタンポン取出紐9が挿通されている。
次に前記実施例の作用を説明する。
タンポン挿入具は、不使用時には押出用円筒4
で格納用円筒1へ嵌挿されている部分4aに設け
た突起6が係合溝3に係合し、外部に位置する部
分4bが、連結片8を介して円筒1の側方へ屈曲
された状態(第1図)で、図示しない包装材に衛
生的に包装されて保管される。したがつて、押出
し用円筒4は突起6の直角面が係合溝3の直角面
に当ることによつて格納用円筒1からの抜け出し
が防止される一方、押出方向の不意の力がかかつ
た場合、突起6の傾斜面が係合溝3の傾斜面に当
ることによつて押出方向に自在に移動するのが防
止される。
そして、使用時には包装材を取除いた後、前記
屈曲した部分4bの端面をその前端部が部分4a
の筒部7に嵌合するように部分4aの対向端面に
当接する(第3図)。すると、押出用円筒4は部
分4aと部分4bの端面どうしが直接係合、すな
わち一体連結した状態となり、その後は一体化し
た押出用円筒4の後端部を押して格納用円筒1に
挿入してゆけば、押出用円筒4の先端部がタンポ
ン2の後端部を押圧してゆくので、押出用円筒4
の後端部が格納用円筒1の後端部近くに位置した
とき、タンポン2は格納用円筒1の先端から、花
弁状分割片1aを押し拡げて、その全量が押出さ
れることとなる。
第4〜6図は押出用円筒の別の実施例を示し、
第4図に示す押出用円筒14は格納用円筒1へ嵌
挿される部分14aと、格納用円筒1の外部に位
置する部分14bとの間に、これら部分14a,
14bと同径、かつ同中空の連結筒14cを連結
し、かつ部分14aの先端部に切込み15を形成
し、この切込み15の外壁に環状に連なる突起1
6を設けて構成したものである。また第5図に示
す押出用円筒24は格納用円筒1へ嵌挿される部
分24aの後端部を上面が切込開口された中空の
雌部25に形成するとともに、格納用円筒1の外
部に位置する部分24bの前端部を可撓性の膜状
連結片26で連結され前記雌部25に嵌合可能な
中空の雄部27に形成し、しかもこの両部25,
27は雄部27の外側面に設けた係合突部28
と、雌部25の内側面に設けた係合凹部29によ
り係合可能となつており、かつ部分24aの先端
部に切込み30を形成し、この切込み30の外壁
に環状に連なる突起31を設けて構成したもので
ある。さらに第6図に示す押出用円筒34は格納
用円筒1へ嵌挿される部分34aと、格納用円筒
1の外部に位置する部分34bとが、部分34a
の後端縁に設けた係合突部35と、部分34bの
前端部に設けた係合凹部36により係合可能とな
つており、かつ部分34aの先端部に切込み37
を形成し、この切込み37の外壁に環状に連なる
突起38を設けて構成したものである。その他の
部分の構成及び作用は前記実施例と同様となつて
いる。
なお、前記実施例では係合溝と係合する突起を
環状に連ねて形成したもので示したが、必らずし
も環状に連ねるものでなくともよく、その個数も
1個または複数個と適宜選択することができ、ま
た押出用円筒の格納用円筒の外部に位置する部分
は、嵌挿される部分より小径に形成してもよい。
さらに前記押出用円筒24,34においては、係
合突部と係合凹部を設け、押出しの際押出用円筒
の連結部分がより確実に連結されるように構成し
ているが、このような突部、凹部を省略してもよ
いことは勿論である。
この考案は前記のようであつて、格納されたタ
ンポンの後端と格納用円筒の後端間における格納
用円筒内壁の円周方向に、格納用円筒の先端側が
傾斜面に、かつ後端側が内壁とほぼ直角な略直角
面になつた断面鋸歯状の係合溝が設けられ、この
係合溝と傾斜面方向へは離脱可能で、略直角方向
へは離脱不能に係合する突起が押出用円筒の前方
外壁に設けられているので、タンポンの不使用
時、押出用円筒に押出方向の不意の力がかかつて
も押出用円筒の突起がその係合する係合溝の傾斜
面に当ることとなつて、タンポンが格納用円筒か
ら妄りに押出されることがなく、また押出用円筒
がタンポン格納用円筒へ嵌挿されている部分と、
格納用円筒の外部に位置する部分とによつて分け
られており、この両部分が、格納用円筒の外部に
位置する部分が格納用円筒の側方に位置するよう
屈曲可能に連結部材で連結され、かつタンポンの
押出しの際、両部分の対向する端部分が前記連結
部材を介して直接係合するようになつているの
で、使用時には押出用円筒をぐらつくことなく確
実に保持できて、格納用円筒に格納したタンポン
を押圧してその先端から外部に押出すことがで
き、しかもこの際操作を片手でワンタツチで簡単
に行なうことができ、また不使用時には格納用円
筒の外部に位置する部分が格納用円筒の側方に位
置するように屈曲して保持できてタンポン挿入具
の全長を短縮することができ、その保管や携帯に
便利であり、さらに挿入具の製作時、その組立て
が容易である等の優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のタンポン挿入具の1実施例
を示す一部破断斜視図、第2図は第1図の構成部
材を分解して示す斜視図でaはタンポン格納用円
筒、bはタンポン、cは押出用円筒を示し、第3
図は作用を説明するための縦断正面図、第4〜6
図は押出用円筒の別の実施例を示す図面である。 1……タンポン格納用円筒、2……タンポン、
4,14,24,34……押出用円筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部にタンポンを格納したタンポン格納用円筒
    と、前記格納用円筒の後端開口部に摺動自在に嵌
    挿されたタンポン押出用円筒とを有し、この押出
    用円筒で前記格納用円筒に格納されたタンポンの
    後端部を押圧して、同タンポンを前記格納用円筒
    の先端から押し出すようになつているタンポン挿
    入具において、前記格納されたタンポンの後端と
    格納用円筒の後端間における格納用円筒内壁の円
    周方向に、格納用円筒の先端側が傾斜面に、かつ
    後端側が内壁とほぼ直角な略直角面になつた断面
    鋸歯状の係合溝が設けられ、この係合溝と傾斜面
    方向へは離脱可能で、略直角面方向へは離脱不能
    に係合する突起が前記押出用円筒の前方外壁に設
    けられ、また前記押出用円筒が格納用円筒へ嵌挿
    されている部分と、格納用円筒の外部に位置する
    部分とに分けられており、この両部分が、格納用
    円筒の外部に位置する部分が格納用円筒の側方に
    位置するよう屈曲可能に連結部材で連結され、か
    つタンポンの押出しの際、前記両部分の対向する
    端部分が前記連結部材を介して直接係合するよう
    になつていることを特徴とするタンポン挿入具。
JP4555882U 1982-03-30 1982-03-30 タンポン插入具 Granted JPS58147516U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4555882U JPS58147516U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 タンポン插入具

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JP4555882U JPS58147516U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 タンポン插入具

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Publication Number Publication Date
JPS58147516U JPS58147516U (ja) 1983-10-04
JPS6232039Y2 true JPS6232039Y2 (ja) 1987-08-17

Family

ID=30056572

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JP4555882U Granted JPS58147516U (ja) 1982-03-30 1982-03-30 タンポン插入具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1989004159A1 (en) * 1987-11-04 1989-05-18 Shimatani, Sumie Tampon inserting device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045021U (ja) * 1983-09-06 1985-03-29 ジェクス株式会社 生理用タンポンのアプリケ−タ−

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5942013Y2 (ja) * 1980-11-20 1984-12-06 ユニ・チヤ−ム株式会社 生理用タンポンの插入具
JPS614341Y2 (ja) * 1981-03-21 1986-02-10

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Publication number Publication date
JPS58147516U (ja) 1983-10-04

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