JPH0123452Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123452Y2
JPH0123452Y2 JP4291485U JP4291485U JPH0123452Y2 JP H0123452 Y2 JPH0123452 Y2 JP H0123452Y2 JP 4291485 U JP4291485 U JP 4291485U JP 4291485 U JP4291485 U JP 4291485U JP H0123452 Y2 JPH0123452 Y2 JP H0123452Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tampon
outer cylinder
inner cylinder
cylinder
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4291485U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61159921U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4291485U priority Critical patent/JPH0123452Y2/ja
Priority to US06/795,434 priority patent/US4699610A/en
Priority to DE19853540725 priority patent/DE3540725A1/de
Publication of JPS61159921U publication Critical patent/JPS61159921U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123452Y2 publication Critical patent/JPH0123452Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、二重円筒形のタンポン挿入具に関す
るものである。
[従来の技術] この種のタンポン挿入具として、例えば、第8
図に示すように、花弁状の分割片2aで囲まれた
タンポンの押出口2を先端に有する外筒1内に、
タンポン4を収納し且つ先端部を僅かに狭搾せし
めた押出部材兼用の内筒3を摺動自在に嵌合し、
上記外筒1の側壁内面にタンポン4を内筒3から
外筒1内へ押出すための一対の係止爪5,5を設
けると共に、内筒3の側壁に該係止爪5,5が嵌
合する案内溝6を設け、その使用時に、内筒3を
案内溝6の前縁に係止爪5が係止するまで最大限
後方へ引出すことにより該内筒3内のタンポン4
を上記係止爪5によつて外筒1内に押出し、続い
て、内筒3を再び外筒1内に押込むことによつて
上記タンポン4を押出口2から体腔内に押出すよ
うにしたものは公知(実公昭59−21794号公報参
照)である。
かかるタンポン挿入具は、内筒3を押出部材と
して兼用するようにしているために全体の長さが
短かくなり、持ち運びに便利であるが、次の点で
問題があつた。
即ち、挿入具の製造時に内筒3内へタンポン4
を収納する場合に、非狭搾状態にある外筒1及び
内筒3の先端開口部を通じてタンポン4を押込
み、その後で外筒1及び内筒3の両方の先端を狭
搾加工するのは非常に難しいため、通常は、両筒
1,3の先端部を狭搾加工したあとで内筒3の後
端開口部からタンポン4を押込むようにしている
が、上記従来の挿入具の場合には、外筒1に設け
た一対の係止爪5,5によつて内筒3の有効断面
積が大幅に狭められているため、その押込みが非
常に困難である。
また、タンポンで係止爪5,5を外方(壁面
側)へ押圧変形させながら押込む場合には、これ
らの係止爪5,5の強度を上記変形が生じる程度
の比較的小さいものとしなければならず、これに
よつてタンポン収納後の係止爪の復元力が低下
し、内筒3を後方に引出してタンポン4を外筒1
内に押出す際に、該係止爪が十分に復元できない
ままタンポン4から外れ、内筒3との間に潜り込
んでタンポンの押出しが不可能になつたり、タン
ポンの当接によつて簡単に変形し、その押出しに
支障を来すおそれがある。
上記係止爪を1つだけ設けた挿入具もある(実
開昭59−5920号公報参照)が、上述した問題点は
このようなものにおいても共通であり、かえつ
て、係止爪が1つになつた分だけタンポンの外筒
内への押出し時に大きな力が集中的に作用するた
め、より大きい支持強度がこの係止爪に要求され
ることになり、タンポン収納時に要求される屈曲
性との兼ね合いが難しくなる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の課題は、挿入具における係止爪を、内
筒へのタンポンの収納時には比較的容易に変形
し、且つその復元性もよく、内筒からのタンポン
の押出し時には十分な抗力を得られるように構成
することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案においては、
係止爪を、外筒の前方に向つて延びる板状本体の
一面に補強用の突条を備えたものとして形成する
という技術的手段を講じている。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第1図において、10は熱可塑性合
成樹脂等の可撓性素材によつて形成した外筒、1
1は同様の素材からなる内筒であつて、上記外筒
10内に内筒11を摺動自在に嵌合し、内筒11
の内部にタンポン12を収納している。
上記外筒10は、花弁状に位置する複数の拡開
可能な分割片13aで囲まれたタンポンの押出口
13を先端に備えており、可撓性を有するこれら
分割片13aの先端は、それぞれ外筒10の中心
方向へ滑らかに湾曲せしめられ、互いに集束して
上記押出口13をほぼ閉塞している。また、外筒
10の後端部近傍における側壁内面には、タンポ
ン12を内筒11から外筒10内に押出すための
係止爪14を外筒11の前方に向けて突設し、該
係止爪14を内筒11に設けた案内溝15に相対
移動自在に嵌合させている。
上記係止爪14は、第3図及び第4図に詳細に
示すように、外筒10と同程度かあるいはそれよ
り薄肉に形成した板状の爪本体14aを円弧状に
湾曲し、その幅方向の両側端に実質的に外筒10
の軸心側とは反対側の面に突出する補強用の突条
17,17を備えたものとして形成し、この係止
爪14を、先端が外筒10の軸心に近づく方向に
傾斜させている。
上記係止爪14の先端は、後述の如くタンポン
12を内筒11から外筒10へ押出す際に該タン
ポン12の後端面に確実に係止させ得るようにす
るため、第3図に示すように斜めに切断しておく
のが好ましいが、第5図Aに示すように外筒10
の軸線と直交する方向に切断してもよく、あるい
は同図Bに示すように部分的に斜めに切断しても
よい。
一方、上記内筒11は、タンポン12を外筒1
0から体腔内へ押出すための押出部材を兼用する
もので、その側壁には、上記案内溝15を軸線方
向に長く切設し、また、該内筒11の先端は、タ
ンポンの後端面に確実に当接できるように内側へ
向けて僅かに狭搾せしめている。
上記外筒10の外周面には、タンポン12の収
納位置を示すリング状突起10aや、それを持ち
易くするための同様のリング状突起10b等を必
要に応じて形成することができる。
上記構成を有するタンポン挿入具において、内
筒11内にタンポン12を収納するに当つては、
外筒10内に短縮状態で収納された内筒11の後
端開口部を通じてそれを押込む。このとき、係止
爪14は、タンポン12により外方へ向けて押圧
変形せしめられるが、凹面側への変形であるため
その変形は比較的容易に行われ、従つてタンポン
12は内筒11内に円滑に押込まれることにな
る。
タンポンの収納が終ると、係止爪14は、突条
17,17によりその弾性復元力が高められてい
るため直ちに最初の状態に復元する。
また、上記タンポン挿入具を使用して体腔内に
タンポン12を挿入するに際しては、内筒11を
案内溝15の前縁に係止爪14が係止するまで最
大限後方へ引出す。これによつて、第2図に示す
ように、該係止爪14の先端がタンポン12の後
端に当接して該タンポンを相対的に前方に押圧
し、該タンポン12は外筒10内に押出される。
このとき、係止爪14には、タンポン12の押出
しに伴う力が後向きに作用するが、突条17,1
7によつてそれが補強されているため、上記作用
力によつてそれが変形するようなことがなく、確
実にタンポンの押出しが行われる。
続いて、再び内筒11を外筒10内に押込む
と、該内筒11の先端がタンポン12の後端を押
出し、該タンポン12は分割片13aを押開いて
押出口13から押出される。
また、タンポン12を内筒11内に収納するに
当り、それを内筒11の先端開口部を通じて押込
むようにした場合においても、係止爪14が後方
への変形に対してリブにより補強されているた
め、タンポン12の端部が該係止爪14の先端に
当接してもその変形が生じにくく、従つて、タン
ポン12を該係止爪14により位置決めした状態
で簡単且つ確実に内筒11内に収納することがで
きる。
上記外筒10に形成した係止爪14としては、
第3図及び第4図に示すもの以外に種々の構成の
ものが考えられ、第6図A〜Eにその断面形状の
好ましい例を示している。
同図Aに示すものは、平板状の爪本体20aに
おける外筒10の軸心側とは反対側の面に、その
両側端に位置するように補強用の突条21,21
を直角に設け、これによつて係止爪20を溝形に
形成しており、同図Bに示すものは、係止爪23
の爪本体23aの左右の突条24,24を、溝の
上部が拡開するように傾斜させている。また、同
図C,Dに示すものは、係止爪26,29におけ
る平板状の爪本体26a,29aのいずれかの面
にそれぞれ単一の突条27,30を設けた場合で
あり、さらに同図Eに示す係止爪35は、爪本体
35aを第4図に示すものとは逆向きに湾曲さ
せ、その中央部をやや肉厚とすることにより実質
的に外筒10の軸心とは反対側の面に突出する突
条36を形成したもので、この場合、爪本体35
aの両端における外筒10の軸心側の縁部37に
は、鎖線で示すように丸味をもたせてもよい。
上記係止爪14は、外筒10の軸線と平行に設
けてもよく、あるいは、第7図A及びBに示すよ
うに、係止爪32を中間位置で屈曲させ、先端の
係止部33を外筒10の軸心側へ傾斜させるよう
にすることもできる。
さらに、上記各実施例に示す係止爪は、外筒1
0の対向位置に二つ設けることもでき、この場合
には内筒11に二つの案内溝が設けられることは
いうまでもない。
〔考案の効果〕
このように、本考案のタンポン挿入具によれ
ば、係止爪を、外筒の前方に向けて延びる板状本
体の一面に補強用の突条を備えたものとして構成
したので、該係止爪の肉厚を大きくすることなく
その強度を高めることができ、これによつてタン
ポンを内筒内に押込み収納した後の係止爪の復元
性が良好になるため、該係止爪をタンポン後端部
に確実に係止させることができ、しかも、該係止
爪の強度の増大により、タンポンを内筒から外筒
に押出す際の係止爪の湾曲や変形が防止され、そ
の押出しを確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその異なる作用状態での断面図、第3図は第
1図の要部拡大図、第4図は第3図のA−A断面
図、第5図A,B、第6図A〜E、第7図A,B
はそれぞれ係止爪の異なる構成例を示す断面図、
第8図は従来例の断面図である。 10……外筒、11……内筒、12……タンポ
ン、13……押出口、14,20,23,26,
29,32,35……係止爪、14a,20a,
23a,26a,29a,35a……爪本体、1
5……案内溝、17,21,24,27,30,
36……突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンポンの押出口を先端に備えた外筒内に、タ
    ンポンを収納した押出部材兼用の内筒を摺動自在
    に嵌合し、上記外筒の側壁内面にタンポンを内筒
    から外筒内へ押出すための係止爪を設けると共
    に、内筒の側壁に該係止爪が嵌合する案内溝を設
    けたものにおいて、上記係止爪を、外筒の前方に
    向つて延びる板状の爪本体の一面に補強用の突条
    を備えたものとして形成したことを特徴とするタ
    ンポン挿入具。
JP4291485U 1984-11-29 1985-03-25 Expired JPH0123452Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291485U JPH0123452Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25
US06/795,434 US4699610A (en) 1984-11-29 1985-11-06 Catamenial tampon inserter
DE19853540725 DE3540725A1 (de) 1984-11-29 1985-11-16 Tamponeinsetzer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4291485U JPH0123452Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61159921U JPS61159921U (ja) 1986-10-03
JPH0123452Y2 true JPH0123452Y2 (ja) 1989-07-19

Family

ID=30554095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4291485U Expired JPH0123452Y2 (ja) 1984-11-29 1985-03-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0123452Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4653193B2 (ja) * 2008-04-25 2011-03-16 ユニ・チャーム株式会社 生理用タンポンのアプリケーター

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61159921U (ja) 1986-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3090583B2 (ja) バックル
KR930007910B1 (ko) 생리용 탐폰 삽입구
JPH0540733Y2 (ja)
US20020138045A1 (en) Quick connect fitting
US4381785A (en) Baby pacifier
TWI248797B (en) Pull tab of slide fastener slider
US4168091A (en) One-piece coupling connector for tubing
JPH0123452Y2 (ja)
US6995319B2 (en) Cord end cover
JP6053832B2 (ja) 筆記用具に対してクリップを取り付けるための構造
KR20110118732A (ko) 탐폰 어플리케이터 조립체
EP0742159A1 (en) A bundling strap assembly
JPH10211005A (ja) バックル
US4974788A (en) Film spool with separate keeper
US4242939A (en) Blind fastener
JP4412816B2 (ja) パイプの連結構造
JPH09206113A (ja) プラスチック製ガイドレスバックル
JPS6232039Y2 (ja)
JPH0143065Y2 (ja)
JPH10302858A (ja) 広がった端部とバリとを有するくさびコネクタシェル
JPH0225382Y2 (ja)
KR100312005B1 (ko) 버클
JP2002282015A (ja) バックル
JP3682372B2 (ja) 管継手
JP3670191B2 (ja) コネクタ