JPH0143065Y2 - - Google Patents

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JPH0143065Y2
JPH0143065Y2 JP13170784U JP13170784U JPH0143065Y2 JP H0143065 Y2 JPH0143065 Y2 JP H0143065Y2 JP 13170784 U JP13170784 U JP 13170784U JP 13170784 U JP13170784 U JP 13170784U JP H0143065 Y2 JPH0143065 Y2 JP H0143065Y2
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JP
Japan
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tampon
outer cylinder
protrusion
length
guide groove
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JP13170784U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、アプリケータタイプのタンポン挿入
具に関するものである。
従来の技術 この種のタンポン挿入具として、例えば、第5
図示すように、タンポンの押出口20aを先端に
備えた外筒20内に、タンポン22を収納した押
出部材兼用の内筒21を摺動自在に嵌合し、上記
外筒20の側壁内面にタンポン22を内筒21か
ら外筒20内へ押出すための突起23を設けると
共に、内筒21の側壁に該突起23が嵌合する案
内溝24を設け、その使用時に、第6図に示すよ
うに、内筒21を案内溝24の前縁に突起23が
係止するまで最大限後方へ引出すことにより該内
筒21内のタンポン22を上記突起23によつて
外筒20内に押出し、続いて、内筒21を再び外
筒20内に押込むことによつて上記タンポン22
を押出口20aから体腔内に押出すようにしたも
のは公知(実開昭59−5920号公報参照)である。
かかるタンポン挿入具においては、挿入具全体
のコンパクト化や携帯性、使用性等を考慮して外
筒や内筒を合成樹脂により非常に薄肉に形成して
いるため、その強度や剛性については十分に配慮
する必要がある。特に、内筒21においては、案
内溝24を設ける関係上その強度及び剛性が低下
し、タンポンの押出操作に伴う負荷の作用によつ
て捩れや変形等を生じ、押出操作を不安定になる
ばかりでなく、該内筒の破損を生じ易い。
このことは、主として、上記案内溝24を、外
筒20における突起23の位置や長さとの関係で
内筒21の先端に近接させて設けなければならな
いことに起因している。即ち、上記案内溝24を
設ける場合には、第6図に示すように内筒21を
引出してタンポン22を外筒20内に押出す際
に、該タンポン22の後端が完全に内筒21から
脱出できるようにするため、突起23の外筒軸線
方向長さLaに比べて内筒21の先端と案内溝2
4の先端との間の案内溝非形成部分21aの長さ
Lbを小さくする必要があるが、上記従来のタン
ポン挿入具は、突起23の外筒軸線方向長さLa
が小さいため、これよりも上記案内溝非形成部分
21aの長さLbが更に小さくなり、これが内筒
21の強度や剛性を低下させ、該案内溝非形成部
分21aにおける内筒21の破断を生じさせる原
因になつていた。
上記案内溝非形成部分21aを長くするため
に、第5図に示す従来の挿入具において突起23
の長さLaを単純に長くすることは、その分タン
ポン23の長さが制限されることになり、従来と
同じ長さのタンポン22を使用しようとする場合
には結果的に挿入具が長尺化し、好ましくない。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、タンポン挿入具を長尺化することな
く内筒の強度及び剛性を高めることを技術的課題
とする。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案のタンポン挿
入具は、タンポンを内筒から外筒へ押出すための
突起を外筒の後端部にタンポンの押出方向前方に
向けて突設すると共に、該突起の外筒軸線方向長
さを少なくとも外筒の内径の略々0.3倍以上に形
成し、上記内筒先端と案内溝先端との間の案内溝
非形成部分の長さを突起の外筒軸線方向長さより
僅かに小さく形成したことを特徴とするものであ
る。
考案の効果 突起の外筒軸線方向長さを少なくとも外筒の内
径の略々0.3倍以上に形成すると共に、内筒先端
の案内溝非形成部分の長さを突起の軸線方向長さ
より僅かに小さく形成することにより、該案内溝
非形成部分の長さを従来のものに比べて十分に大
きく形成したので、内筒の強度及び剛性を大きく
することができ、これによつて内筒の捩れや変
形、破断等を防止して操作性を高めることができ
る。しかも、この場合、上記突起を外筒の後端部
に設けるようにしたので、従来のものよりタンポ
ンを短小化することなく該突起の長さを長くする
ことができ、これによつてタンポン挿入具全体を
長尺化することなく内筒の強度及び及び剛性の向
上を図ることができ、しかも、上記突起は外筒後
端部に固定的に形成してあるので、例えば実開昭
61−8020号公報に記載されたタンポン挿入具のよ
うに逆止爪をヒンジを介して外筒に折曲自在に連
設したものが、逆止爪を円形の外筒の一円周部に
おいて直線的に折り曲げた際にその折曲部分の剛
性の増大によつて外筒が局部的に変形し、内筒の
組み込み作業や挿入具使用時の内筒の摺動操作に
悪影響を及ぼしたり、折り曲げた逆止爪のぐらつ
きや真直状態へ戻る方向への回動等によつて内筒
内のタンポンを外筒内に押し出す操作に支承を来
し易い等の問題を有するのに比べ、本考案におい
てはこのような問題が全くなく、内筒の組み込み
作業や使用時のタンポンの押出し操作を確実に行
うことができる。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第1図において、1は合成樹脂等の
可撓性素材によつて形成した外筒、2は同様の素
材からなる内筒であつて、上記外筒1内に内筒2
を摺動自在に嵌合し、内筒2の内部にタンポン3
を収納している。
上記外筒1は、花弁状に位置する複数の分割片
1aで囲まれたタンポンの押出口4を先端に備え
ており、可撓性を有するこれら分割片1aの先端
は、それぞれ外筒1の中心方向へ滑らかに湾曲せ
しめられ、互いに集束して上記押出口4をほぼ閉
塞している。また、外筒1の後端部における側壁
内面には、タンポン3を内筒2から外筒1内に押
出すための突起5を押出方向前方に向けて突設
し、該突起5を内筒に設けた案内溝6に移動自在
に嵌合させており、該突起5の外筒軸線方向長さ
Laは、少なくとも外筒1の内径の略々0.3倍かま
たはそれ以上に形成している。
一方、上記内筒2は、タンポン3を外筒1から
体腔内へ押出すための押出部材を兼用するもの
で、その側壁には、上記案内溝6を軸線方向に長
く切設し、内筒2の先端と該案内溝6の先端との
間の案内溝非形成部分2aの長さLbを、上記突
起5の外筒軸線方向長さLaより僅かに小さくな
るように形成している。
このように、突起5を長くすることによつて上
記案内溝非形成部分2aの長さLbを長くするこ
とは、案内溝6の切設によつて内筒2の強度や剛
性が不必要に低下するのを防止し、該内筒2の捩
れや変形、破断等を防いでタンポン3の押出操作
を安定的且つ円滑に行うことを可能にする。
従つて、上記案内溝非形成部分2aの長さLb
即ち突起5の長さLaは、できるだけ長い方が好
ましいといえるが、それをあまり長くするとその
分タンポン3の長さが制限され、結果的に挿入具
全体の長尺化が避けられなくなつてしまう。そこ
で、突起5の長さLaは、挿入具全体を長尺化さ
せることなく内筒2の強度及び剛性を適度に保持
できる範囲、即ち外筒1の内径の0.3〜0.5倍、好
ましくは0.5〜1.3倍程度に設定するのが望まし
い。
第3図に示すように内筒2の先端に舌片2bを
付設した場合には、この舌片2bを含む案内溝非
形成部分2aの長さLbを上記突起5の長さLaよ
り僅かに小さく形成するのは当然である。
また、上記案内溝6は、全体を均一な幅に形成
してもよいが、第3図に示すように、押出方向前
方側の部分6aを小幅に形成してもよい。こうす
ることにより、外筒と内筒の嵌合が行い易くなる
と共に、外筒及び内筒がぐらぐらして不安定にな
るのを防止することができる。
第4図は、外筒1に複数の突起5,5を設け、
これら突起5,5に対応する複数の案内溝6,6
を内筒2に設けた場合を示すものである。
上記タンポン挿入具を使用するに際し、内筒2
を案内溝6の前縁に突起5が係止するまで最大限
後方へ引出すと、第2図に示すように、該突起5
の先端がタンポン3の後端に当接して該タンポン
を相対的に前方に押圧し、該タンポン3は外筒1
内に押出される。
続いて、再び内筒2を外筒1内に押込むと、該
内筒2の先端がタンポン3の後端を押圧し、該タ
ンポン3は分割片1aを押開いて押出口4から押
出される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその異なる作用状態での断面図、第3図は内
筒の異なる構成例を示す断面図、第4図は本考案
の別実施例を示す断面図、第5図及び第6図は従
来例の異なる作用状態での断面図である。 1……外筒、2……内筒、3……タンポン、4
……押出口、5……突起、6……案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 タンポンの押出口を先端に備えた外筒内に、
    タンポンを収納した押出部材兼用の内筒を摺動
    自在に嵌合し、上記外筒の側壁内面にタンポン
    を内筒から外筒内へ押出すための突起を設ける
    と共に、内筒の側壁に該突起が嵌合する案内溝
    を設けたものにおいて、上記突起を外筒の後端
    部にタンポンの押出方向前方に向けて固定的に
    突設すると共に、該突起の外筒軸線方向長さを
    少なくとも外筒の内径の略々0.3倍以上に形成
    し、上記内筒先端と案内溝先端との間の案内溝
    非形成部分の長さを突起の外筒軸線方向長さよ
    り僅かに小さく形成したことを特徴とするタン
    ポン挿入具。 2 突起の外筒軸線方向長さを外筒の内径の0.3
    〜1.5倍の範囲に設定したことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載のタンポン挿
    入具。 3 案内溝の幅をタンポン押出方向側で狭くした
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のタンポン挿入具。
JP13170784U 1984-08-30 1984-08-30 タンポン挿入具 Granted JPS6145920U (ja)

Priority Applications (1)

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JP13170784U JPS6145920U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 タンポン挿入具

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JP13170784U JPS6145920U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 タンポン挿入具

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Publication Number Publication Date
JPS6145920U JPS6145920U (ja) 1986-03-27
JPH0143065Y2 true JPH0143065Y2 (ja) 1989-12-14

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JP13170784U Granted JPS6145920U (ja) 1984-08-30 1984-08-30 タンポン挿入具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0725941Y2 (ja) * 1989-05-26 1995-06-14 ライオン株式会社 タンポン挿入具

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JPS6145920U (ja) 1986-03-27

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