JP3649689B2 - パイプの連結構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一対の筒状パイプを軸方向に連結一体化するためのパイプの連結構造、及び該連結構造を用いた掃除具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
例えば図5に示す掃除具50の柄や、杖の柄等の長尺のロッド状部材51は、複数の円筒状パイプ52を軸方向に連結一体化して形成される場合がある。円筒状パイプ52を連結一体化するための連結部53の構造としては、一般にネジ接合によるものが知られている。ネジ接合による連結構造は、掃除具50を組立てる際や、或いは掃除具50をコンパクトにして収納したり、柄51の長さを換えて使用したり、廃棄処分する場合など、掃除具50を分解する際に、円筒状パイプ52を回転させて螺合締結する作業やこれを解除する作業に手間がかかっていた。
【0003】
これに対して、一方の筒状パイプのオス側端部を他方の筒状パイプのメス側端部に挿入して二重のパイプ構造とし、各端部の周面に各々形成した係合穴を合致させて、内周面から係合突起を突出させたスリーブ部材を外側から装着し、合致させた係合穴に係合突起を嵌合係止することによって、一対の筒状パイプを軸方向に連結一体化する連結構造が提案されている。この連結構造によれば、係合突起を係合穴に係止する作業は容易であるが、装着されたスリーブ部材には内方への付勢力が働くため、係合突起の係止状態を解除する作業をスムースに行うことは困難である。また外側(メス側)の筒状パイプの係合穴から内側に係合突起を突出させたままの状態で、誤って内側(オス側)の筒状パイプを引き抜こうとすることがあり、無理に引き抜くと係合突起を破損するおそれがあった。
【0004】
本発明は、合致させた係合穴に係止された係合突起の係止状態を容易に解除して、連結一体化された一対の筒状パイプをスムースに分解できると共に、係合突起の破損を効果的に回避できるパイプの連結構造及び該連結構造を用いた掃除具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、一方の筒状パイプのオス側端部を他方の筒状パイプのメス側端部に挿入し、オス側突起係合穴とメス側突起係合穴を合致させ、内周面から係合突起を突出させたスリーブ部材を外側から装着して、前記係合突起を合致させた前記係合穴に係止することにより、前記一対の筒状パイプを軸方向に連結一体化するパイプの連結構造であって、前記スリーブ部材は、押圧スリーブ部と密着スリーブ部とを接合一体化してなるものであり、前記押圧スリーブ部は、内周面に前記係合突起を有すると共に、前記メス側端部の外周面に沿って前記係合突起の両側に延設され、周方向の両端間に隙間を残しつつ半円を越える領域において前記外周面に密着配置される突起被覆体と、支持部及び該支持部により両側を支持される押圧部からなり、前記支持部の先端を前記突起被覆体の両端部に各々接合することにより、前記係合突起と対向する位置において前記押圧部と前記メス側端部の外周面との間に空間を保持して設けられる押圧体とを環状に連続させて構成され、前記密着スリーブ部は、前記押圧スリーブ部と軸方向に連続一体化されて前記オス側端部と前記メス側端部との重ね合わせ継ぎ目部を覆うと共に、前記突起被覆体の両端間の隙間の軸方向の延長上に全長に亘ってスリットが形成されていることにより拡径可能に構成され、前記押圧部を押圧して前記突起被覆体を前記係合突起側に押し出すことにより、前記係合突起の前記オス側突起係合穴への係止状態を解除するパイプの連結構造を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
また、本発明は、上記パイプの連結構造によって筒状パイプを軸方向に連結一体化してなる柄を有する掃除具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態に係るパイプの連結構造は、例えば床面等の拭き掃除を行うための掃除用シート部材が取り付けられた掃除板と、この掃除板から立設して設けられた柄とからなる掃除具の当該柄を複数の円筒状パイプを軸方向に連結一体化して設ける際に採用されたものである(図5参照)。掃除具は、運搬や販売の便宜から掃除板や円筒状パイプ等の部品に各々分解され、これらの部品を一まとめとした状態で製品化されており、使用時にはこれらを組み立てて使用すると共に、収納時或いは廃棄時等にはこれらの部品に適宜分解されることになる。
【0008】
そして、本実施形態のパイプの連結構造10は、複数の円筒状パイプからなる柄を構成する各一対の円筒状パイプ11,12の連結箇所において採用されたもので、図1,図3,及び図4(a),(b)に示すように、一方の円筒状パイプ11のオス側端部13を他方の円筒状パイプ12のメス側端部14に挿入し、オス側突起係合穴15とメス側突起係合穴16を合致させ、内周面から係合突起としての嵌合ピン17を突出させたスリーブ部材19を外側から装着して、嵌合ピン17を合致させた係合穴15,16に嵌合係止することにより、一対の円筒状パイプ11,12を軸方向Xに連結一体化するものである。
【0009】
本実施形態によれば、スリーブ部材19は、図2(a),(b)にも示すように、嵌合ピン17を備える押圧スリーブ部20と押圧スリーブ部20の一方の端部に連続する密着スリーブ部21とを接合一体化して形成された、例えば弾性変形可能な合成樹脂(プラスチック)製の二段構成の筒状部材であって、一方の円筒状パイプ11のオス側端部13と他方の円筒状パイプ12のメス側端部14とが密接状態で重なり合った二重構造の連結部18(図4(a),(b)参照)の外側を覆って、合致させた係合穴15,16に嵌合ピン17を嵌合係止しつつ装着されるものである。
【0010】
押圧スリーブ部20は、内周面に嵌合ピン17を有すると共に、メス側端部14の外周面に沿って嵌合ピン17の両側に延設され、周方向の両端23,23間に隙間24を残しつつ半円を越える領域においてメス側端部14の外周面に密着配置される突起被覆体22と、支持部26及び該支持部26により両側を支持される押圧部27からなり、支持部26の先端を突起被覆体22の両端23,23に各々接合することにより、嵌合ピン17と対向する位置において押圧部27とメス側端部14の外周面との間に空間25(図3参照)を保持して設けられる押圧体28とを切れ目なく環状に連続させて構成されている。
【0011】
また、密着スリーブ部21は、押圧スリーブ部20と軸方向Xに連続一体化されてオス側端部13とメス側端部14との重ね合わせ継ぎ目部30(図4(a),(b)参照)を覆うと共に、突起被覆体22の両端23,23間の隙間24の軸方向Xの延長上に、全長に亘ってスリット29が形成されていることにより、拡径可能に構成されている。
【0012】
そして、押圧スリーブ部20の押圧部27をメス側端部14の外周面に向けてY方向に押圧して突起被覆体22を嵌合ピン17側に押し出すことにより、嵌合ピン17を径方向外側に移動させて、嵌合ピン17によるオス側突起係合穴15への係止状態を解除できるようになっている(図4(b)参照)。
【0013】
円筒状パイプ11,12は、各々、円形の中空断面を有する金属製(アルミニウム製)のパイプ部材である。一方の円筒状パイプ11のオス側端部13は縮径されており、この縮径されたオス側端部13が他方の円筒状パイプ12のメス側端部14の先端開口31(図4参照)に挿入されて、一方の円筒状パイプ11のオス側端部13と他方の円筒状パイプ12のメス側端部14とが密接状態で重なり合った二重構造の連結部18が形成される。
【0014】
一方の円筒状パイプ11のオス側端部13は、その外周面が急勾配部32として一旦縮径した後、緩い勾配でさらに先端に向かって徐々に縮径している。他方の円筒状パイプ12のメス側端部14は、その内周面が、オス側端部13の緩い勾配と合致する勾配で先端に向かって拡径している。一方の円筒状パイプ11のオス側端部13を、急勾配部32が先端開口31の端縁部に当接するまで当該先端開口31を介してメス側端部14に挿入することにより、連結部18においてオス側端部13とメス側端部14を容易に密接状態とすることができる。
【0015】
また、急勾配部32が先端開口31の端縁部に当接するまでオス側端部13をメス側端部14に挿入した状態において、円形のオス側突起係合穴15が同径の円形のメス側突起係合穴16に合致するような位置に、オス側突起係合穴15は形成されている。なお、オス側端部13の外周面には、オス側端部13の端縁部からオス側突起係合穴15に至る軸方向Xに沿った直線状の突起案内溝33が形成されている(図1参照)。突起案内溝33は、オス側端部13をスリーブ部材19が装着されたメス側端部14の先端開口31に挿入する際に、メス側突起係合穴16に挿入されてメス側端部14の内側に突出する嵌合ピン17を、これの先端面に設けられたガイドリブ35を係止しつつ、オス側突起係合穴15までスライド案内する。また、オス側端部13の先端縁部の外側角部は、テーパー状に面取り加工36が施されており、これによってオス側端部13をメス側端部14の先端開口31に挿入やすくなっている。
【0016】
本実施形態によれば、スリーブ部材19を構成する押圧スリーブ部20は、突起被覆体22と押圧体28とを切れ目なく環状に連続一体化して形成されている。突起被覆体22は、その半円を越える円弧状断面の内径がメス側端部14の外径と合致していると共に、嵌合ピン17が突出する位置を中心としてこれの両側に周方向に延設して、半円に少なくとも嵌合ピン17の突出長さを加えた円弧長さを越える領域において、メス側端部14の外周面に沿って密着配置されている(図3参照)。突起被覆体22の両端23,23の間には、周方向に180度未満、好ましくは100〜140度の角度領域が切り欠かれて、隙間24が残置される。
【0017】
これによって突起被覆体22は、押圧体28の押圧部27を押圧して嵌合ピン17側に押し出される際に、弾性変形することによって、隙間24を拡げつつメス側端部14の外周面に沿って乗り上げるようにしてスライド移動し、その両端部23,23をメス側端部14の外周面から脱落させることなく、嵌合ピン17が突出する中央部分を、嵌合ピン17のオス側突起係合穴15への係止状態が解除されるまで径方向外方に移動させることができるようになっている。また、押圧体28への押圧を開放すると、拡がった隙間24がもとの状態に戻ろうとする付勢力によって、突起被覆体22は、メス側端部14の外周面に沿って嵌合ピン17と離れる側(図3の下方)にスライド移動し、嵌合ピン17の先端部分をメス側端部14の内周面から突出させた状態にスムーズに復帰する。
【0018】
押圧体28は、その中央部分に位置する押圧部27が両側の支持部26,26により支持され、これによって押圧部27の内側には、スリーブ部材19が装着されたメス側端部14の外周面との間に、少なくとも嵌合ピン17のメス側端部14の内周面からの突出長さを越える間隔を保持した空間25が形成される。押圧体28を押圧することにより、この押圧力は、支持部26,26を介してこれらが一体的に接続された突起被覆体22の両端23,23に伝達され、これによって突起被覆体22を嵌合ピン17側に押し出すことが可能になる。押圧部27がメス側端部14の外周面と密着するまで押圧されると、嵌合ピン17の先端部分はオス側突起係合穴15から抜き出され、これによってオス側端部13をメス側端部14から引き抜いて分解することが可能になる。ここで、突起被覆体22と押圧体28とは、切れ目なく環状に連続一体化しているので、押圧体28からの押圧力は、支持部26,26を介して効率良く突起被覆体22の両端部23,23に伝達されることになる。
【0019】
スリーブ部材19を構成する密着スリーブ部21は、押圧スリーブ部20の一方の円筒状パイプ11側の端面に接合一体化され、オス側端部13をメス側端部14に挿入して連結部18を形成した際に、段差部分となった重ね合わせ継ぎ目部30を覆って配設されることにより、当該連結部18の美粧性を向上させる。また、密着スリーブ部21の外周面には、軸方向Xにおける嵌合ピン17の延長上に案内帯34が設けられており、また案内帯34の径方向反対側の部分には、スリット29が密着スリーブ部21の軸方向Xの全長に亘って形成されている。密着スリーブ部21に案内帯34が設けられていることにより、オス側端部13の突起案内溝33を当該案内帯34を介して嵌合ピン17に向けて位置合わせしつつ、オス側端部13をメス側端部14にスムーズに挿入して行くことが可能になる。また密着スリーブ部21にスリット29が形成されていることにより、押圧部27を押圧して押圧スリーブ部20を嵌合ピン17側に押し出す際に、当該スリット29を拡幅させつつ密着スリーブ部21を拡径するように弾性変形させて、嵌合ピン17の径方向外側への移動をスムーズに行わせることができるようになっている。
【0020】
そして、本実施形態の連結構造10によれば、以下の簡易な作業によって一対の円筒状パイプ11,12を軸方向Xに容易に連結一体化することができる。すなわち、スリーブ部材19が装着され、メス側突起係合穴16を介して嵌合ピン17の先端部分が内周面から内側に突出しているメス側端部14に、突起案内溝33及び案内帯34により位置合わせしつつ、先端開口31を介してオス側端部13を挿入して行く。この挿入により、オス側端部13の先端縁部が内側に突出する嵌合ピン17に当接した後に、嵌合ピン17のガイドリブ35は、スリーブ部材19を外側に拡径するように弾性変形させつつ突起案内溝33に乗り上げ、嵌合ピン17は当該突起案内溝33に沿ってスライド移動してゆく。オス側端部13の急勾配部32が先端開口31の縁部に当接するまで挿入されて、オス側端部13とメス側端部14が密着する連結部18が形成されると、オス側突起係合穴15とメス側突起係合穴16は合致し、拡径したスリーブ部材19の弾性付勢力により嵌合ピン17は押し下げられてオス側突起係合穴15に嵌合係止される。これによって一対の円筒状パイプ11,12は軸方向Xに強固かつ容易に連結一体化されることになる(図4(a)参照)。
【0021】
また、本実施形態の連結構造10によれば、図4(b)に示すように、以下の簡易な作業によって連結一体化された円筒状パイプ11,12を容易に分解することができる。すなわち、連結部18を覆って取り付けられたスリーブ部材19の押圧スリーブ部20の押圧体28を、押圧部27がメス側端部14の外周面と密着するまで嵌合ピン17側(Y方向)に押圧すれば、嵌合ピン17が突出する突起被覆体22の中央部分が径方向外方に移動することにより、嵌合ピン17のオス側突起係合穴15への係止状態が解除されので、オス側端部13をメス側端部14からスムースに引き抜いて、一対の円筒状パイプ11,12を容易に解体することが可能になる。また、押圧部27をメス側端部14の外周面と密着するまで押圧することによって、嵌合ピン17の先端部分をオス側突起係合穴15から確実に抜き出すことができるので、嵌合ピン17をオス側突起係合穴15から抜き出さないまま誤ってオス側端部13を引き抜こうとするのを効果的に回避することが可能になる。
【0022】
したがって、本実施形態によれば、合致させた係合穴15,16に係止された嵌合ピン17の係止状態を容易に解除して、連結一体化された一対の筒状パイプ11,12をスムースに分解できると共に、嵌合ピン17の破損を効果的に回避することができる。特に、本実施形態によれば、スリーブ部材19の押圧スリーブ部20が、突起被覆体22と押圧体28とを切れ目なく環状に連続一体化して形成されている一方で、密着スリーブ部21には軸方向Xの全長に亘ってスリット29が形成されているので、押圧体28からの押圧力を突起被覆体22に効率良く伝達すると共に、密着スリーブ部21を拡径させつつ滑らかに弾性変形させて、突起被覆体22の中央部分を径方向外方にさらにスムースに移動させることが可能になる。
【0023】
また、本実施形態によれば、連結部18は、一方の円筒状パイプ11のオス側端部13と他方の円筒状パイプ12のメス側端部14とが相当の長さで密接配置された二重構造を備えているので、清掃具の使用時等において、連結部18に大きな曲げ応力が加わっても、かかる二重構造のラップ部分で当該曲げ応力を十分に支持することができ、連結部18に緩みや破損が生じるのを効果的に回避することができる。特に、円筒状パイプ11,12は、金属製(アルミニウム製)のパイプ部材であるので、曲げ応力に対するさらに強固な支持力を発揮することができる。
【0024】
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、密着スリーブ部の外周面に案内帯を設ける必要は必ずしもなく、またオス側端部の外周面に突起案内溝を設ける必要は必ずしもない。また、本発明は、掃除具の柄に限定されることなく、つえの柄等、複数の円筒状パイプを軸方向に連結一体化して形成されるその他の種々の長尺のロッド状部材における円筒状パイプの連結構造として採用することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明のパイプの連結構造及び該連結構造を用いた掃除具によれば、合致させた係合穴に係止された係合突起の係止状態を容易に解除して、連結一体化された一対の筒状パイプをスムースに分解することができると共に、係合突起の破損を効果的に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパイプの連結構造を説明する分解斜視図である。
【図2】(a)は図1に示されるスリーブ部材をメス側端部側の斜め下方から視た斜視図、(b)は図1に示すされるスリーブ部材をオス側端部側の斜め下方から視た斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るパイプの連結構造を説明する図4(a)のA−Aに沿った横断面図である。
【図4】(a)は、一対の筒状パイプを連結一体化した状況を説明する図3のB−Bに沿った縦断面図、(b)は、一対の筒状パイプを分解する状況を説明する図3のB−Bに沿った縦断面図である。
【図5】従来のパイプの連結構造を備えた清掃具を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 パイプの連結構造
11 一方の円筒状パイプ
12 他方の円筒状パイプ
13 オス側端部
14 メス側端部
15 オス側突起係合穴
16 メス側突起係合穴
17 嵌合ピン(係合突起)
18 連結部
19 スリーブ部材
20 押圧スリーブ部
21 密着スリーブ部
22 突起被覆体
23 突起被覆体の両端
24 突起被覆体の両端間の隙間
25 空間
26 支持部
27 押圧部
28 押圧体
29 スリット
30 重ね合わせ継ぎ目部
X 軸方向

Claims (2)

  1. 一方の筒状パイプのオス側端部を他方の筒状パイプのメス側端部に挿入し、オス側突起係合穴とメス側突起係合穴を合致させ、内周面から係合突起を突出させたスリーブ部材を外側から装着して、前記係合突起を合致させた前記係合穴に係止することにより、前記一対の筒状パイプを軸方向に連結一体化するパイプの連結構造であって、
    前記スリーブ部材は、押圧スリーブ部と密着スリーブ部とを接合一体化してなるものであり、
    前記押圧スリーブ部は、内周面に前記係合突起を有すると共に、前記メス側端部の外周面に沿って前記係合突起の両側に延設され、周方向の両端間に隙間を残しつつ半円を越える領域において前記外周面に密着配置される突起被覆体と、支持部及び該支持部により両側を支持される押圧部からなり、前記支持部の先端を前記突起被覆体の両端部に各々接合することにより、前記係合突起と対向する位置において前記押圧部と前記メス側端部の外周面との間に空間を保持して設けられる押圧体とを環状に連続させて構成され、
    前記密着スリーブ部は、前記押圧スリーブ部と軸方向に連続一体化されて前記オス側端部と前記メス側端部との重ね合わせ継ぎ目部を覆うと共に、前記突起被覆体の両端間の隙間の軸方向の延長上に全長に亘ってスリットが形成されていることにより拡径可能に構成され、
    前記押圧部を押圧して前記突起被覆体を前記係合突起側に押し出すことにより、前記係合突起の前記オス側突起係合穴への係止状態を解除するパイプの連結構造。
  2. 請求項1に記載のパイプの連結構造によって筒状パイプを軸方向に連結一体化してなる柄を有する掃除具。
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