JP2986594B2 - 生理用タンポンのアプリケーター - Google Patents

生理用タンポンのアプリケーター

Info

Publication number
JP2986594B2
JP2986594B2 JP3276676A JP27667691A JP2986594B2 JP 2986594 B2 JP2986594 B2 JP 2986594B2 JP 3276676 A JP3276676 A JP 3276676A JP 27667691 A JP27667691 A JP 27667691A JP 2986594 B2 JP2986594 B2 JP 2986594B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner cylinder
cylinder member
tampon
locking portion
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3276676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0584263A (ja
Inventor
正満 山本
正樹 村上
真吾 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUNI CHAAMU KK
Original Assignee
YUNI CHAAMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUNI CHAAMU KK filed Critical YUNI CHAAMU KK
Priority to JP3276676A priority Critical patent/JP2986594B2/ja
Priority to AU23531/92A priority patent/AU655065B2/en
Priority to NZ24433192A priority patent/NZ244331A/en
Publication of JPH0584263A publication Critical patent/JPH0584263A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2986594B2 publication Critical patent/JP2986594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、膣腔を閉止して経血
を吸収保持する生理用タンポンを膣腔に導入するのに用
いるためのアプリケーターに関する。
【0002】
【従来の技術】この出願人は、特開昭62−94156
号公報において、生理用タンポンのアプリケーターとし
て、形態をコンパクトにして包装及び携帯に便利ならし
めるため、タンポンを収納するための外筒及びタンポン
を外筒の先端開口部から押し出すため外筒の内部に摺動
可能に挿入した内筒から構成するとともに、内筒を第1
内筒部材及びこれに摺動可能に挿入した第2内筒部材か
ら構成し、しかも、第2内筒部材を第1内筒部材から後
方向へ引き出すことで第1内筒部材の後端と第2内筒部
材の前端とを連結するようにしたものを開示し、既に実
施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記アプリケ
ーターの開発後、継続的に更に実験検討を重ねて来た結
果、更に改良すべき課題を知見したが、それは次のとお
りである。
【0004】タンポン及びアプリケーターの未経験者及
び経験の浅い者の使用においては、自身がしかるべき姿
勢をとらなかったり、膣腔に対して自然かつ適正な角度
でアプリケーターを挿入しなかったりすることがあるた
め、アプリケーターでタンポンを押し出すときタンポン
の先端部が腟壁に突き当たってかなり抵抗が生じること
がある。そうすると前記第1内筒部材と前記第2内筒部
材との係合(連結)部にかなり荷重がかかるため、その
係合が解除されて第2内筒部材が第1内筒部材内を前進
摺動してしまって、第2内筒部材で第1内筒部材を押圧
することができない。従って第1内筒部材でタンポンを
押し出して膣腔に導入することができなくなる。こうし
た問題を除去するには、第1内筒部材と第2内筒部材と
を係合するそれぞれの係止突起の強度を上げればよい
が、それぞれの係止突起をそのようにすると、第2内筒
部材を第1内筒部材から引き出してそれらを係合すると
きに加える引張力が強くなり、その係合が容易ではなく
なる。
【0005】アプリケーターに収納したタンポンの引き
出し用コードは、第1内筒部材を経てアプリケーターの
後端から突出する第2内筒部材の後端から外方向へ引き
出してあるため、通常、コードの存在及びそれがタンポ
ンに連なっていることを確認することができる。しか
し、タンポン及びアプリケーターの未経験者などは、第
2内筒部材の後端からコードの後端部が僅かに延出して
いてその後端部だけしか視認することができないので、
コードがタンポンに確かに連なっているかどうか不安が
ることがある。
【0006】この発明の目的は、公知のタンポンの構造
が優れていることからその構造を実質的に変えることな
く前記課題を解決することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
のこの発明は、タンポンを収納するための外筒及び前記
タンポンを前記外筒の先端開口部から押し出すため前記
外筒の内部に摺動可能に挿入された内筒から構成され、
前記外筒はその後端部に第1係止部を有し、前記内筒は
第1内筒部材及びこれに摺動可能に挿入された第2内筒
部材から構成され、前記第1内筒部材はその先端開口部
に前記第1係止部と係合する第2係止部及びその後端開
口部に第3係止部を有し、前記第2内筒部材はその先端
開口部に前記第2内筒部材が後方向へ引き出されたとき
前記第3係止部と係合する第4係止部及び第5係止部を
有し、前記第5係止部は前記第4係止部と近接対向する
後側に前記第3係止部が介在し得る間隔を置いて設けら
れている生理用タンポンのアプリケーターを対象とす
る。
【0008】前記第1内筒部材はその先端開口部に前記
第2内筒部材が前記第1内筒部材の先端開口部の方向へ
移動するのを阻止するための第6係止部を有し、前記第
5係止部は前記第4係止部よりも高く突出せずかつ前記
第2内筒部材の後方向へ漸次低くなるように傾斜して不
動に設けられ、前記第2内筒部材の後端開口部は少な
とも前記第1内筒部材の後端開口部よりも径大に形成さ
れた拡開部を有し 前記第3係止部は前記第4係止部及
び前記第5係止部よりも弾性変形性が容易であり、前記
第3係止部が前記第4係止部と前記第5係止部との間に
係合した状態において、前記第1内筒部材及び前記第2
内筒部材に対して軸方向の押圧力がかけられたときにお
ける前記係合状態の耐荷重が600g以上である。
【0009】好ましい実施態様においては、前記外筒は
前記第1内筒部材及び前記第2内筒部材よりも、かつ、
前記第1内筒部材は前記第2内筒部材よりも柔らかい材
質を有し、前記外筒及び前記第2内筒部材が不透明かつ
前記第1内筒部材が透明であることを含む。
【0010】
【作用】この発明に係るアプリケーターにおいては、タ
ンポンの不使用時、第2内筒部材は、第1内筒部材の内
部にあって、第6係止部が第4及び第5係止部の間に位
置して軸方向への移動を阻止されているが、第2内筒部
材が後方向へ引っ張られると、第4係止部が第6係止部
を後方向へ乗り越える。こうして軸方向に摺動可能にな
った第2内筒部材が更に後方向へ引っ張られると、第5
係止部が第3係止部を後方向へ弾性変形させて同方法へ
乗り越えると同時に、第3係止部が第4及び第5係止部
の間に位置して係合して第1及び第2内筒部材が連結さ
れる。従って、第2内筒部材の後端の拡開部を押圧する
ことにより、第1内筒部材を介してタンポンを外筒の先
端開口部から押し出すことができる。
【0011】
【実施例】図面を参照して、この発明に係る実施例を説
明すると、以下のとおりである。
【0012】図1ないし図3に示すように、アプリケー
ターは、タンポン1が挿入された外筒2と、これに摺動
可能に挿入された内筒3とから構成されており、外筒2
は内筒3よりも柔らかいポリエチレンなどの不透明な合
成樹脂から成形されている。
【0013】外筒2は、タンポン1の押し出しで拡開す
る花弁状分割片4によって閉じられ、後端部が小径に形
成されることにより生じた環段差状の係止突起5と、後
端開口部の外周に環状リブ6とを有する。タンポン1の
使用時、外筒2の係止突起5とリブ6の間の小径部を使
用者が指先で摘持するようにしてある。ただし、外筒2
は、場合によっては、後端部に小径部が設けられていな
くてもよい。
【0014】内筒3は、第1内筒部材7と、これに摺動
可能に挿入された第2内筒部材8とから構成されてい
る。第1内筒部材7は、ポリプロピレンなどの透明な合
成樹脂から成形され、先端開口部の外周に環状の係止突
起9を有し、これが係止突起5と係合することにより外
筒2から後方向への抜脱を阻止されている。更に、第1
内筒部材7は、先端開口部の内周に環状の係止突起10
と、後端開口部の内周に環状の係止突起11とを有して
いる。第2内筒部材8は、第1内筒部材7よりも固いポ
リプロピレンなどの不透明な合成樹脂から成形され、先
端開口部の外側に対向位置する凹欠部12を除く部分が
弧状に連続する係止突起13と、その後側にそれと間隔
をおいて、しかも対向位置に断面形が不等片三角状で内
側面が垂直か僅かに凹曲する不動(固定)の係止突起1
4とを有している(図3、図4参照)。このように凹欠
部12を形成する一方、その対向位置に係止突起14を
形成してあることは、第2内筒部材8の成形後にこれを
金型から抜脱し易くするばかりでなく、第2内筒部材8
の先端部の径方向への弾性変形を容易にする。
【0015】図4に示すように、係止突起13は係止突
起11と高さが実質的に等しく、係止突起14は、第2
内筒部材8が後方向へ引っ張られたとき係止突起11を
乗り越えることができるようにするため、係止突起13
よりも低いうえに後方向へ漸次低くなるように傾斜し、
係止突起13と14との前記間隔は係止突起10又は1
1が介在し得る寸法に形成されている。更に、第2内筒
部材8は、後端開口部にラッパまたはホッパー状の径大
に形成された拡開部15を有している。拡開部15は、
その径が少なくとも第1内筒部材7の後端開口部の径よ
りも大きく、好ましくは外筒2の後端開口部の径と等し
いか若干大きく形成される。また、拡開部15は、第2
内筒部材8が第1内筒部材7にその先端開口部から挿入
された後、第2内筒部材8の後端開口部を加熱成形器に
押し当てることにより形成される。ただし、図7に示す
ように、第2内筒部材8の後端部が厚くなって内側へは
み出す環状部15’に形成してもよい。
【0016】特に留意すべきことは、係止突起11は係
止突起13及び係止突起14よりも弾性変形が容易であ
り、しかも係止突起11が係止突起13と係止突起14
との間に係合した状態(図2〜4参照)において、第1
内筒部材7及び第2内筒部材8に対して軸方向の押圧力
がかけられたときにおける前記係合状態の耐荷重、即
ち、係止突起11が係止突起14の先端面に押圧される
ことで弾性変形してこれを後方向へ乗り越えて前記係合
状態が解かれるまでの耐荷重が600g以上、好ましく
は800g、更に好ましくは900g以上にされる、と
いうことである。
【0017】このようにするためには種々の手段がある
が、例えば、第1及び第2内筒部材7,8をポリプロピ
レンから成形し係止突起11,13,14を図示の形状
とする場合、第1内筒部材7の筒壁の厚さを0.5〜1
mm、係止突起11の高さを0.5〜1.5mm、その
厚さを0.5〜1.5mmとし、第2内筒部材8の筒壁
の厚さを0.7〜1.2mm、係止突起13の高さを
0.5〜1.5mm、その厚さを0.5〜1.5mm、
係止突起14の先端の高さを0.4〜1.3mmとし、
係止突起13の後端面と係止突起14の先端面との間を
0.6〜1.7mmとすればよい。もとより、この発明
はそれら数値に限定されない。前記耐荷重600g以上
にするためには、第1及び第2内筒部材7,8の構成材
料及びその添加剤によってそれら数値は左右されるから
であるが、当業者には十分に参考になるといえよう。
【0018】既に説明したが、タンポン及びアプリケー
ターの未経験者及び経験の浅い者の使用においては、自
身がしかるべき姿勢をとり、膣腔に対して自然かつ適正
な角度でアプリケーターを挿入しないことが少なくない
ため、アプリケーターでタンポンを押し出すときタンポ
ンの先端部が膣腔に突き当たってかなり抵抗が生じるこ
とがある。そうすると、第1内筒部材7と第2内筒部材
8との係合(連結)部にかなりの荷重がかかるため、前
記係合が解除されて第2内筒部材8が第1内筒部材7内
を前進摺動してしまい、第2内筒部材8で第1内筒部材
7を押圧することができず、従って第1内筒部材7でタ
ンポン1を押し出して膣腔に導入することができなくな
る。しかし、この発明においては、前記弾性変形性及び
前記耐荷重に関して前述のようになされているから、第
2内筒部材8を後方向へ引っ張ったとき、前記係合をな
すことができるとともに、タンポンを押し出すとき、前
記係合が解除されて第2内筒部材8が第1内筒部材7内
を前進摺動してしまい、第2内筒部材8で第1内筒部材
7を押圧することができなくなる、といった問題が起こ
ることがない。タンポン1を収納したこの発明に係るア
プリケーターを初心者及び熟練者であるモニターに使用
させるなど、既述した公知のアプリケーターの遅くとも
出願時点(昭和60年10月)から現在までのこの発明
者らの種々の実験検討結果及び知見によれば、前記耐荷
重が600g未満であると、第2内筒部材8を後方向へ
の弱い引っ張りで前記係合をなすことができる反面、統
計的に前記問題が起こることが少なくないことが判明し
た。その600gが臨界的数値であるとは断定すること
はできないが、それはこの発明に係るアプリケーター付
きタンポンの使用操作及び膣腔状態が使用者によって様
々であるからである。しかし、そうであっても、その数
値は、前記結果及び知見に基づくものであるから、実際
上不可欠かつ極めて重要な要件である。
【0019】外筒2及び第2内筒部材8が不透明であ
り、かつ、第1内筒部材7が透明であることは前述のと
おりであるが、それはこうした理由による。即ち、第1
内筒部材7だけが透明であっても、タンポン1に連結さ
れている引き出し用コード16の中央部からその付け根
近傍を視認するのに十分であって使用者に安心感を与え
ることができること、外筒2を透明にすると、タンポン
1の表面が実際上美麗に成形され難いため外筒2からの
透視外観が悪くなること、第2内筒部材8が透明であっ
ても、その後端部近傍を確認することができるにすぎ
ず、それでは使用者に安心感を与えるのに十分ではな
い、といったことなどによる。この発明者らの知見によ
れば、コード16の付け根近傍を視認することができる
ように第1内筒部材7を透明にしたことが使用者の心理
的に好ましい影響、即ち、コード16がタンポン1に確
かに連結されているという安心感を与える。
【0020】前述のようなアプリケーター付きタンポン
は、図6に示すような工程を経て製造し組み立てること
ができる。即ち、引き出し用コード16を有するタンポ
ン1は親水性繊維から、また外筒2と、第1内筒部材7
と、第2内筒部材8とは既述の熱可塑性合成樹脂から、
公知の方法により前記形状・構造のように成形する。次
いで、外筒2に第1内筒部材7を挿入した後第1内筒部
材7に第2内筒部材8を挿入するか、又は第1内筒部材
7に第2内筒部材8を挿入した状態でこれらを外筒2に
挿入する。このとき、係止突起10が係止突起13,1
4の間に係合し、第2内筒部材8が第1内筒部材7内を
妄りに前後摺動することがない。次いで、外筒2にタン
ポン1を挿入するとともにそのコード16を第2内筒部
材8の内部を通してその後端開口部から引き出し、公知
の成形方向により分割片4を加熱下に湾曲させて外筒2
の先端開口部を閉じる。第2内筒部材8の後端開口部
は、外筒2の先端開口部を閉じると同時か、又はその前
後に該後端開口部を第1内筒部材7の後端開口部から外
側へ突出させた状態で加熱成形器により外側へ折曲して
前記拡開部15を形成する。こうして組み立てたアプリ
ケーターにおいては、第1内筒部材7からコード16の
付け根近傍が透視される。
【0021】前記のような構成を有するこの発明に係る
アプリケーターにおいては、タンポン1の不使用時、図
1に示すように、第2内筒部材8は、第1内筒部材7の
内部にあって、係止突起10が係止突起13,14の間
に位置して軸方向への移動を阻止されている。しかし、
タンポン1の使用に当たり、第2内筒部材8が後方向へ
引っ張られると、係止突起13が係止突起10を後方向
へ比較的容易に乗り越える。このように乗り越え得るの
は、係止突起10が前記阻止のための必要最小の高さ
に、好ましくは弧状に形成され、しかも第1内筒部材7
と第2内筒部材8とは、合成樹脂製筒体であって弾性変
形を有するからである。こうして軸方向に摺動可能にな
った第2内筒部材8が更に後方向へ引っ張られると、図
2ないし図4に示すように、係止突起14が係止突起1
1を後方向へ弾性変形させて同方向へ乗り越えると同時
に、係止突起11が係止突起13,14の間に位置して
係合する。
【0022】
【発明の効果】以上の構成及び作用を有するこの発明に
かかるタンポンによれば、タンポン及びアプリケーター
の未経験者及び経験の浅い者がしかるべき姿勢をとらな
かったり、膣腔に対して自然かつ適正な角度でアプリケ
ーターを挿入しなかったりすることにより、アプリケー
ターでタンポンを押し出すときタンポンの先端部が膣腔
に突き当たってかなり抵抗が生じることがあっても、第
1内筒部材と第2内筒部材との係合(連結)部にかなり
の荷重がかかることによってその係合が解除されて第2
内筒部材が第1内筒部材内を前進摺動してしまって、第
2内筒部材で第1内筒部材を押圧することができなくな
るようなことがないから、第1内筒部材でタンポンを押
し出して確実に膣腔に導入することができる。また、第
1内筒部材と第2内筒部材との連結は、第5係止部が第
3係止部を弾性変形させて乗り越えて第3係止部が第4
係止部と第5係止部との間に係合することでなされるか
ら、その連結が確実である(請求項1,2)。
【0023】アプリケーターに収容したタンポンの引き
出し用コードは、その付け根近傍が第1内筒部材から透
視されていてそれを目で直接に確認することができるか
ら、コードがタンポンに確かに連結されているという安
心感を与えることができる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例に係るアプリケーターであっ
て、内筒を構成する第1内筒部材と第2内筒部材とが係
合連結されていない状態の部分断面図。
【図2】同上の係合連結状態の部分断面図。
【図3】同上の係合連結状態の部分破断斜視図。
【図4】同上の係合連結部分の拡大断面図。
【図5】同上のアプリケーターにタンポンを収納した状
態の側面図。
【図6】タンポンと同上のアプリケーターの構成部材の
組み込み工程の側面図。
【図7】第2内筒部材の後端開口部の別例を示す部分断
面図。
【符号の説明】
1 タンポン 2 外筒 3 内筒 5 第1係止部(突起) 9 第2係止部(突起) 10 第6係止部(突起) 11 第3係止部(突起) 12 凹欠部 13 第4係止部(突起) 14 第5係止部(突起) 15 拡開部 16 コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 13/26 - 13/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンポンを収納するための外筒及び前記タ
    ンポンを前記外筒の先端開口部から押し出すため前記外
    筒の内部に摺動可能に挿入された内筒から構成され、前
    記外筒はその後端部に第1係止部を有し、前記内筒は第
    1内筒部材及びこれに摺動可能に挿入された第2内筒部
    材から構成され、前記第1内筒部材はその先端開口部に
    前記第1係止部と係合する第2係止部及びその後端開口
    部に第3係止部を有し、前記第2内筒部材はその先端開
    口部に前記第2内筒部材が後方向へ引き出されたとき前
    記第3係止部と係合する第4係止部及び第5係止部を有
    し、前記第5係止部は前記第4係止部と近接対向する後
    側に前記第3係止部が介在し得る間隔を置いて設けられ
    ている生理用タンポンのアプリケーターにおいて、前記第1内筒部材はその先端開口部に前記第2内筒部材
    が前記第1内筒部材の先端開口部の方向へ移動するのを
    阻止するための第6係止部を有し、前記第5係止部は前
    記第4係止部よりも高く突出せずかつ前記第2内筒部材
    の後方向へ漸次低くなるように傾斜して不動に設けら
    れ、前記第2内筒部材の後端開口部は少なくとも前記第
    1内筒部材の後端開口部よりも径大に形成された拡開部
    を有し、 前記第3係止部は前記第4係止部及び前記第5係止部よ
    りも弾性変形が容易であり、前記第3係止部が前記第4
    係止部と前記第5係止部との間に係合した状態におい
    て、前記第1内筒部材及び前記第2内筒部材に対して軸
    方向の押圧力がかけられたときにおける前記係合状態の
    耐荷重が600g以上であることを特徴とする前記アプ
    リケーター。
  2. 【請求項2】前記外筒は前記第1内筒部材及び前記第2
    内筒部材よりも、かつ、前記第1内筒部材は前記第2内
    筒部材よりも柔らかい材質を有し、前記外筒及び前記第
    2内筒部材が不透明かつ前記第1内筒部材が透明である
    請求項1に記載のアプリケーター。
JP3276676A 1991-09-26 1991-09-26 生理用タンポンのアプリケーター Expired - Lifetime JP2986594B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276676A JP2986594B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 生理用タンポンのアプリケーター
AU23531/92A AU655065B2 (en) 1991-09-26 1992-09-11 Applicator for sanitary tampon
NZ24433192A NZ244331A (en) 1991-09-26 1992-09-14 Tampon applicator with sliding inner and outer sleeves with five stoppers

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3276676A JP2986594B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 生理用タンポンのアプリケーター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584263A JPH0584263A (ja) 1993-04-06
JP2986594B2 true JP2986594B2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=17572767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3276676A Expired - Lifetime JP2986594B2 (ja) 1991-09-26 1991-09-26 生理用タンポンのアプリケーター

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2986594B2 (ja)
AU (1) AU655065B2 (ja)
NZ (1) NZ244331A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4266186B2 (ja) * 2004-05-21 2009-05-20 西原 梨沙 遺体の体腔閉塞装置及び遺体の処置装置
JP4964487B2 (ja) 2006-04-18 2012-06-27 ユニ・チャーム株式会社 個包装体及びその製造方法
FR2908284B1 (fr) * 2006-11-14 2009-11-27 Protomed Dispositif de delivrance de bouchon d'occlusion.
JP5386124B2 (ja) * 2008-07-31 2014-01-15 ユニ・チャーム株式会社 タンポンの製造装置
WO2010013605A1 (ja) 2008-07-31 2010-02-04 ユニ・チャーム株式会社 タンポンの製造装置及びタンポンの製造方法
JP5314984B2 (ja) * 2008-09-29 2013-10-16 ユニ・チャーム株式会社 タンポンの製造装置、及び、タンポンの製造方法
JP5386196B2 (ja) 2009-03-02 2014-01-15 ユニ・チャーム株式会社 タンポン
JP5460187B2 (ja) * 2009-08-31 2014-04-02 ユニ・チャーム株式会社 タンポンの製造方法、及び、タンポンの製造装置
JP5715993B2 (ja) * 2012-09-12 2015-05-13 ユニ・チャーム株式会社 タンポン用アプリケータ
JP5716141B2 (ja) * 2015-01-28 2015-05-13 ユニ・チャーム株式会社 タンポン用アプリケータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0584263A (ja) 1993-04-06
AU2353192A (en) 1993-04-01
NZ244331A (en) 1995-04-27
AU655065B2 (en) 1994-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6294156A (ja) 生理用タンポン挿入具
JP2986594B2 (ja) 生理用タンポンのアプリケーター
US4738261A (en) Medical lancet means
US4969877A (en) Syringe
US4911687A (en) Compact tampon applicator with snap-action hinged panels
US5613952A (en) Safety syringe
EP0527923B1 (en) Plug device with pulley for sealing punctures in tissue
EP0418791B1 (en) Tampon
US5666699A (en) Cord fastener
US3148680A (en) Tampon applicator
US20040138619A1 (en) Retractable needle assembly for a catheter and which uses an elastomeric member to retract the needle
US3699962A (en) Tubular plastic inserter for tampons
CZ2003865A3 (cs) Aplikátor inkontinenční vložky
US20040039333A1 (en) Retracting device for a safety syringe
WO1992011886A1 (en) Single use syringe
US6273870B1 (en) Retractable needle and syringe combination
JPH0919498A (ja) 注射針の廃棄処理具
JP3669374B2 (ja) 注射器
JPH04322648A (ja) タンポン
JP3166926B2 (ja) タンポン
JPS62181042A (ja) 插入具付き生理用タンポンの製造方法
CN215740172U (zh) 一种便携式骨科恢复设备存放装置
JPS6214852A (ja) タンポン挿入具
US20210052435A1 (en) Catheter tampon and telescopic catheter set and finger sheath thereof
JPH0313257Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990831

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071001

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term