JP5386124B2 - タンポンの製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タンポンの製造装置に関する
身体の膣腔に挿入して経血等を吸収するタンポン(生理用タンポン)は、既に知られている。このタンポンは、例えば、経血等の液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備えている。そして、タンポンの使用者が、吸収体が収容された収容部材を膣腔に挿入した後に、押出部材によって前記吸収体を押し出すことにより、吸収体が膣腔内に導入される。そして、膣腔内に導入された吸収体が、経血等を吸収する(特許文献1参照)。
特開平5−84263号公報
上記構成のタンポンの製造においては、まず、タンポンの構成品(吸収体、収容部材、押出部材)を製造する。その後、製造された構成品をそれぞれ搬送コンベア等に供給して、搬送コンベア等において押出部材及び吸収体のそれぞれを収容部材に挿入して、タンポンを組み立てる。なお、タンポンを適切に組み立てるためには、各構成品の向きを所定の方向に揃えて、搬送コンベアに供給する必要がある。
ところで、上述した収容部材の中には、タンポンの操作性等を考慮して、一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられたものがある。このような構成の収容部材では、所定の向きに揃え難いため、収容部材を正確かつ迅速に搬送コンベア等に供給することが困難である。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、目的とするところは、タンポンの製造時に、収容部材を正確かつ迅速に供給することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、
液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられており、
前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられており、
前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
前記搬送路は、前記収容部材を一時的に横並びに集積させる集積部を備え、
前記集積部に横並びに集積された前記収容部材は、前記開口の長手方向と交差する方向から、前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように前記開口に投入されることを特徴とするタンポンの製造装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、タンポンの製造時に、収容部材を正確かつ迅速に供給することが可能となる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さいことを特徴とするタンポンの製造装置。
このようなタンポンの製造装置によれば、大径部と、小径部と、第1凸部の間隔と、第2凸部の間隔について、上記の関係が成り立つことによって、小径部が大径部よりも先に開口を通過しやすくなる。この結果、収容部材の向きが自動的に揃えられるので、収容部材を正確かつ迅速に供給することが可能となる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、大径部が小径部よりも先に開口を通過することを効果的に防止できるので、収容部材の向きを適切に揃えやすくなる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、花弁状部分が凸部に当接しないので、例えば花弁状部分が変形等して凸部の間を通過する(すなわち、大径部が凸部の間を通過する)ことを防止できる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記収容部材の中央よりも前記花弁状部分側の部分に当接する位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、収容部材が開口に投入された際に前記他方の凸部に当接する前記収容部材の部分(収容部材は、この部分を中心として回動して、開口を通過する)が、大径部の先端側に位置するので、その後に、反対側の小径部の先端側から開口を通過し易くなり、この結果、小径部が大径部よりも先に開口を確実に通過しやすくなる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記収容部材は、前記小径部よりも端側に環状突起を有し、
前記環状突起の外径は、前記一対の第1凸部の間隔よりも大きく、前記一対の第2凸部の間隔よりも大きく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記一方は、前記環状突起に当接しない位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、環状突起が設けられてあっても、凸部の位置が環状突起に当接しない位置に設けることによって、小径部が凸部の間を通過する際に環状突起が障害とならないので、小径部が大径部よりも先に排出されやすい。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記揃え機構は、
前記第1凸部に対向する位置に設けられ、前記第1凸部に向かって空気を噴射する第1噴射部と、
前記第2凸部に対向する位置に設けられ、前記第2凸部に向かって空気を噴射する第2噴射部とを備えていることが望ましい。
かかる場合には、噴射部が噴射した空気の流れによって、収容部材が開口を通過する時間が早まるので、より迅速に収容部材を供給できる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
前記搬送路は、投入後に前記大径部が前記一対の第1凸部又は前記一対の第2凸部に当接する姿勢にて前記収容部材を前記開口に投入することが望ましい。
かかる場合には、開口に投入される際に収容部材が凸部に当接することによって、仮に大径部が小径部よりも先に開口に投入されても、小径部が大径部よりも先に排出されるので、収容部材の向きを確実に揃えられる。
また、かかるタンポンの製造装置であって、
前記開口は、矩形状に形成されており、
前記開口の前記長手方向の一端側の縁と、前記第1凸部との前記長手方向における距離が、前記開口の前記長手方向の他端側の縁と、前記第2凸部との前記長手方向における距離と等しいことが望ましい。
前記収容部材の開口への投入の態様として、前記大径部が前記第1凸部に当接する場合と、前記大径部が前記第2凸部に当接する場合とが考えられる。これに対して、上記のタンポンの製造装置によれば、長手方向において第1凸部と第2凸部を開口の縁から等しい距離になるように設けることによって、上記の2つの場合とも収容部材の向きを適切に揃えられる。
また、液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造方法であって、
揃え機構により、前記収容部材の向きを揃える工程と、
挿入機構により、前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記吸収体と前記押出部材を挿入する工程とを有し、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の内側に向かって突出した一対の第1凸部と、
前記開口の内側に向かって突出した一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記揃え機構は、投入された前記収容部材の小径部を、前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方の間を通過させ、投入された前記収容部材の大径部を、前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方の間を通過させないことにより、前記収容部材の前記小径部を前記大径部よりも先に排出することを特徴とするタンポンの製造方法。
このようなタンポンの製造方法によれば、小径部が大径部よりも先に開口から排出されることにより、収容部材の向きが自動的に揃えられるので、収容部材を正確かつ迅速に搬送することが可能となる。
===アプリケーター付きタンポンの構成===
アプリケーター付きタンポン(以下、タンポン1と呼ぶ)の構成について、図1Aと図1Bを用いて説明する。図1Aは、内筒20を収縮させた状態のタンポン1の部分断面図である。図1Bは、内筒20を伸張させた状態のタンポン1の部分断面図である。なお、図1A等に示すタンポン1の長手方向のうち、膣腔内に挿入される側を先端側と呼び、反対側を後端側と呼ぶこととする。
タンポン1は、タンポン本体4とアプリケーター10を有する生理用品である。
タンポン本体4は、吸収体5と、コード8とを有する。吸収体5は、膣腔を閉塞して経血等の液体を吸収する綿体である。この吸収体5は、不織布により両面を覆われた綿帯を裁断し、略弾丸状に加熱成形することにより形成される。コード8は、吸収体5に縫い付けられた状態で、吸収体5の後端側から伸びている。そして、コード8は、膣腔内にある吸収体5を膣腔外に引き出す際に、使用者によって持たれる。
アプリケーター10は、タンポン本体4(具体的には、吸収体5)を膣腔内に導入するための補助具である。アプリケーター10は、吸収体5を収容する筒状の収容部材の一例である外筒11と、外筒11内を移動して吸収体5を外筒11の外に押し出す押出部材の一例である内筒20とを備えている。
外筒11は、熱可塑性樹脂を用いて射出成形された円筒体であり、可撓性を有する。この外筒11は、後端部(一端部)に設けられた小径部12と、先端部(他端部)に設けられ小径部12よりも外径の大きい大径部13とを備えている。小径部12は、タンポン1の使用時に使用者によって持たれるグリップ部分である。大径部13は、吸収体5の外径よりも大きい内径を有し、その内部に吸収体5を収容する部分である。そして、大径部13は、タンポン1の使用時に吸収体5を収容した状態で膣腔内に挿入される。
また、外筒11(具体的には、大径部13)は、その先端に形成された先端開口14と、先端開口14を囲んだ複数の花弁状部分15とを有する。複数の花弁状部分15の各々は、タンポン1を出荷する時点では、外筒11の径方向において内側に弧状に屈曲している。このため、外筒11を膣腔内に挿入する時点では、大径部13の先端部が略半球状をなしており、先端開口14が略閉じた状態にある。
さらに、外筒11は、その後端に形成された後端開口16(図3A参照)と、後端開口16よりも僅かに先端側に位置する(小径部12よりも後端側に位置する)環状突起(環状リブ)17とを有している。さらに、小径部12と大径部13との間には、環状の段差18が形成されている。
内筒20は、小径部12に挿入された筒体である。この内筒20は、大径部13に収容された吸収体5よりも後端側に位置しており、吸収体5を先端開口14に向けて後方から押し進める。これにより、吸収体5(タンポン本体4)は、複数の花弁状部分15の各々を外筒11の径方向において外側に押し広げながら、大径部13の外に押し出される。また、コード8は、内筒20を通り、内筒20の後端側の開口から引き出されている。なお、本実施形態の内筒20は、タンポン1の全長をコンパクトにするために、伸縮可能な二段構造になっている。具体的には、内筒20は、第1内筒21と、第1内筒に摺動可能に挿入された第2内筒25とを有する。
第1内筒21は、小径部12の内径よりも小さい外径を有し、小径部12に挿入されている。第1内筒21の先端部の外周面上には、環状の鍔部22が形成されている。この鍔部22は、大径部13の内径よりも小さい(小径部12の内径よりも大きい)外径を有し、外筒11の段差18の内側面によって係止されることにより、内筒20が外筒11の後端開口16から抜け落ちるのを阻止している。また、第1内筒21の内周面の後端側には、径方向において内側に突出した環状突起23が形成されている。
第2内筒25は、第1内筒21の内径よりも小さい外径を有する。この第2内筒25は、内筒20が収縮した状態では図1Aに示すように第1内筒21内に挿入されており、内筒20が伸張した状態では図1Bに示すように第2内筒25の先端部にて第1内筒21の後端部と連結している。また、第2内筒25の先端部の外周面には、円弧状の鍔部26と、鍔部26よりも後端側に位置する凸部27とが形成されている。そして、第1内筒21の環状突起23が、図1Bに示すように鍔部26と凸部27の間に位置する際に、鍔部26と凸部27によって係止されることにより、第1内筒21と第2内筒25が連結する。さらに、第2内筒25の後端部にはフレアー状部分28が形成されている。このフレアー状部分28の外径は、第1内筒21の内径よりも大きい。
===タンポン1の製造方法===
図2Aは、タンポン1の製造フローを示す図である。図2Bは、組立工程の詳細を示す図である。図3A〜図3Dは、タンポン1を組み立てる様子を示す変遷図である。以下においては、タンポン1の製造方法について、工程毎(ステップS10、ステップS20、ステップS30、ステップS40、及びステップS50)に説明する。
<<タンポン本体4の製造工程:ステップS10>>
まず、綿帯の両面を不織布で覆った後に、綿帯を裁断する。次に、裁断された綿帯に、縫糸によってコードを縫い付ける。そして、コードが縫い付けられた綿帯を、略弾丸状の綿体となるようにプレス加工した後に、加熱成形する。これにより、吸収体5とコード8を有するタンポン本体4が製造される。
<<外筒11と内筒20の製造工程:ステップS20>>
射出成型機によって、外筒11と内筒20(第1内筒21と第2内筒25)を、それぞれ射出成形する。例えば、熱可塑性樹脂を用いて、外筒11を射出成形する。なお、製造された時点の外筒11は、複数の花弁状部分15の各々が開いた状態(先端開口14が空いた状態)にある(図3A参照)。また、第2内筒25の後端部には、フレアー状部分28が成形されていない(図3B参照)。
<<タンポン1の組立工程:ステップS30>>
製造されたタンポン本体4と、外筒11と、内筒20(第1内筒21と第2内筒25)は、タンポン1の製造装置の一例である組立装置40(詳細は後述)によって組み立てられる。
タンポン1の組立の概要について、説明する。
まず、組立装置40において、外筒11が搬送コンベアに供給される(ステップS31)。供給中の外筒11は、向きを揃えられる(ステップS32)。そして、向きが揃えられた外筒11に、図3Aに示すように第1内筒21を挿入させる(ステップS33)。なお、第1内筒21は、外筒11の先端開口14から挿入される。次に、図3Bに示すように、内筒21が挿入された外筒11に、第2内筒25を挿入させる(ステップS34)。これにより、アプリケーター20が組み立てられたことになる。次に、図3Cに示すように、外筒11に、タンポン本体4を挿入させる(ステップ35)。この際、コード8を、先に外筒11に挿入させる。これにより、吸収体5が大径部13に収容されることとなる。
なお、本組立工程においては、ステップS32が、向き揃え機構60(後述)により外筒11の向きを揃える工程に相当し、ステップS33〜S35が、タンポン本体挿入部70(後述)により、向き揃え機構60によって向きが揃えられた外筒11に、吸収体5と内筒20を挿入する工程に相当する。
<組立装置40の構成>
ここで、タンポン1を組み立てる組立装置40の構成について、説明する。図4は、タンポン1の組立装置40を示した模式図である。
組立装置40は、外筒供給部41と、搬送コンベア50と、第1内筒供給部51と、第2内筒供給部52と、タンポン本体挿入部70とを備えている。
搬送コンベア50は、搬送方向に外筒11及び外筒11に挿入された各物品(第1内筒21、第2内筒25、及びタンポン本体4)を搬送するためのものである。搬送コンベア50上には、外筒11を固定する固定台(不図示)が設けられている。固定台が、搬送コンベア50により搬送されることに伴い、固定台に固定された外筒11等が、搬送方向に搬送される。
外筒供給部41は、外筒11を搬送コンベア50に供給するためのものである。外筒供給部41は、外筒搬送フィーダ42と、供給される外筒11が搬送される搬送路43とを備えている。
外筒搬送フィーダ42は、ボウル状の振動台42aを有するパーツフィーダである。この外筒搬送フィーダ42は、振動台42aを振動させることにより、外筒11を搬送路43に搬送する。
搬送路43の中間部及び終端部には、搬送中の外筒11を一次的に横並びに集積させる集積部44、46が形成されている。この集積部44、46に集積された複数の外筒11は、横並びに状態で配列されている。また、集積部44、46の間には、外筒11が落下する落下シューター45が設けられている。また、搬送路43の終端には、集積部46に集積された外筒11を搬送コンベア50の固定台にセットする外筒セット部(不図示)が設けられている。なお、落下シューター45の入口には、落下シューター45に投入される外筒11の向きを揃える向き揃え機構60(詳細は、後述)が設けられている。
このような構成の外筒供給部41において、搬送路43を搬送され集積部44に集積された外筒11は、順次、落下シューター45を落下する(この際に、外筒11の向きが揃えられる)。次に、落下シューター45を通過した外筒11は、集積部46に集積される。そして、集積部46に集積された外筒11は、前記外筒セット部によって搬送コンベア50の前記固定台にセットされる。
第1内筒供給部51は、搬送コンベア50によって搬送されている外筒11に挿入する第1内筒21を、搬送コンベア50に供給するためのものである。第1内筒供給部51は、内筒搬送フィーダ53と、搬送チューブ54とを有する。
内筒搬送フィーダ53は、ボウル状の振動台53aを有するパーツフィーダである。また、内筒搬送フィーダ53には、第1内筒21の搬送経路の一部を成す一対のレール55が取り付けられている。一対のレール55の間には第1内筒21を挟める空間が形成されている。そして、前記空間に挟まった第1内筒21の鍔部22が、一対のレール55の上部に引っ掛かり、第1内筒21が、一対のレール55から吊り下がった状態で搬送される。
搬送チューブ54には、一対のレール55により搬送された第1内筒21が、その先端が後端よりも上方に位置した状態で、落下する。搬送チューブ54の末端には、外筒11に第1内筒21を挿入する内筒挿入機構(不図示)が設けられている。この内筒挿入機構は、搬送コンベア50によって搬送中の外筒11が内筒挿入機構の下方に位置する際に、搬送チューブ54内を落下した第1内筒21を押圧して外筒11に挿入する。すなわち、第1内筒21が、図3Aに示すように外筒11に挿入される。なお、搬送チューブ54と内筒挿入機構が、第1挿入機構に相当する。
第2内筒供給部52は、第1内筒21が挿入された状態で搬送中の外筒11に挿入する第2内筒25を、搬送コンベア50に供給する。この第2内筒供給部52の構成は、第1内筒供給部51と同様であるため、説明を省略する。第2内筒供給52によって、第2内筒25は、図3Bに示すように外筒11に挿入される。
タンポン本体挿入部70(第2挿入機構の一例)は、第1内筒21及び第2内筒25が挿入された外筒11に、吸収体5(タンポン本体4)を挿入するためのものである。このタンポン本体挿入部70は、タンポン本体4の外筒11への挿入をガイドするガイド部71と、タンポン本体4をガイド部71から押し出すピン72とを有する。ガイド部71は、タンポン本体4を保持する機能も有している。ガイド部71内のタンポン本体4は、コード8が吸収体5よりも下方に位置した状態で保持される。
そして、タンポン本体挿入部70は、搬送コンベア50によって搬送中の外筒11がガイド部71の下方に位置する際に、ガイド部71に保持されたタンポン本体4をピン72によって押し出す。これにより、タンポン本体4が、図3Cに示すように外筒11に挿入される。
上述した構成の組立装置40によって組立工程(ステップS30)が実行されることにより、第1内筒21と第2内筒25とタンポン本体4が、外筒11に適切に挿入されることになる。
<<加工工程:ステップS40>>
本加工工程においては、外筒11の開いた状態の花弁状部分15を、外筒11の径方向において内側に弧状に屈曲させる屈曲加工が、行われる。なお、第2内筒25の後端部に、フレアー状部分28を成形する加工は、組立工程(ステップS30)の際に行われる。これらの加工によって、図3Dに示すタンポン1が、成形されることとなる。
<<包装工程:ステップS50>>
加工処理が終了したタンポン1を、筒状に加工された包装紙に挿入させて、タンポン1を包装する。その後、包装された複数のタンポン1が、箱詰めされる。これにより、タンポン1の製造が終了し、後に出荷される。
===向き揃え機構60の詳細構成===
図5は、向き揃え機構60とその周辺部を示す斜視図である。図6は、向き揃え板61の上面図である。図7Aと図7Bは、外筒11が開口62に投入される際の、外筒11と向き揃え板61との位置関係を示す図である。
向き揃え機構60は、図5に示すように落下シューター45の入口に設けられており、向き揃え板61と第1噴射部67と第2噴射部68を有する。以下においては、向き揃え板61の構成について説明した後に、第1噴射部67及び第2噴射部68の構成について説明する。
<<向き揃え板61の構成>>
向き揃え板61は、落下シューター45の入口に設けられた矩形状の平板である。集積部44において横並び状に集積された外筒11が、向き揃え板61に投入されることにより、外筒11の向きが揃えられる。
向き揃え板61は、図6に示すように、外筒11を投入する開口62と、開口62の内側に向かって突出した第1凸部63、及び第2凸部64を備えている。
開口62は、矩形状の開口であり、外筒11の大きさよりも僅かに大きく形成されている。この開口62に対して、搬送路43を搬送され集積部44に集積された外筒11が、順次投入される。なお、外筒11は、図7A又は図7Bに示すように外筒11の長手方向が開口62の長手方向に沿うように、投入される。例えば、図5に示す集積部44に集積された外筒11のうちの最も開口62に近い外筒11は、図7Aに示すように投入され、2番目に開口62に近い外筒11は、図7Bに示すように投入される。
第1凸部63は、開口62の長手方向における一端側に位置し、対向する一対の凸部である。一対の第1凸部63の間隔は、図7Aと図7Bに示すように、外筒11の小径部12の外径よりも大きく、大径部13の外径よりも小さい。また、外筒11の環状突起17の外径は、一対の第1凸部63の間隔よりも大きい。このため、大径部13及び環状突起17は、一対の第1凸部63の間を通過できないのに対して、小径部12は、一対の第1凸部63の間を通過できる。
第2凸部64は、開口62の長手方向における他端側に位置し、対向する一対の凸部である。一対の第2凸部64の間隔も、第1凸部63と同様に、外筒11の小径部12の外径よりも大きく、大径部13の外径よりも小さい。また、環状突起17の外径は、一対の第2凸部64の間隔よりも大きい。このため、大径部13及び環状突起17は、一対の第1凸部63の間を通過できないのに対して、小径部12は、一対の第1凸部63の間を通過できる。
第1凸部63と第2凸部64によって、開口62は3つの部分(すなわち、一端開口62a、中央開口62b、及び他端開口62c)に分けられる。一端開口62aは、開口の長手方向において第1凸部63よりも一端側に位置し、中央開口62bは、前記長手方向において第1凸部63と第2凸部64の間に位置し、他端開口62cは、前記長手方向において第2凸部64よりも他端側に位置する。そして、一端開口62aの長手方向における幅と、他端開口62cの長手方向における幅は、小径部12の外径よりも小さい。一方、中央開口62bの長手方向における幅は、大径部13の外径よりも大きい。また、一端開口62aの長手方向における幅(すなわち、一端開口62aの長手方向の一端側の縁と、第1凸部63の長手方向の距離)は、他端開口62cの長手方向における幅(すなわち、他端開口62cの長手方向の他端側の縁と、第2凸部64の長手方向の距離)と同じ大きさである。
ここで、開口62に投入された外筒11と、第1凸部63及び第2凸部64との位置関係について、説明する。
まず、外筒11が、図7Aに示すように投入された場合について説明する。開口62に投入された外筒11に対して、第1凸部63と第2凸部64のうちの第2凸部64は、環状突起17に当接しない位置(具体的には、開口62の長手方向において、環状突起17よりも中央側の位置)に設けられている。一方、第1凸部63は、外筒11の長手方向において花弁状部分15よりも中央側の部分(具体的には、外筒11の中央よりも花弁状部分15側の部分)に当接する位置に設けられている。このため、第2凸部64は、対となる第2凸部64間を小径部12が通過する位置に設けられており、第1凸部63は、対となる第1凸部63間を大径部13が通過できない位置に設けられていることとなる。
次に、外筒11が、図7Bに示すように投入された場合について説明する。開口62に投入された外筒11に対して、第1凸部63と第2凸部64のうちの第1凸部63は、環状突起17に当接しない位置(具体的には、開口62の長手方向において、環状突起17よりも中央側の位置)に設けられている。一方、第2凸部64は、外筒11の長手方向において花弁状部分15よりも中央側の部分(具体的には、外筒11の中央よりも花弁状部分15側の部分)に当接する位置に設けられている。このため、第1凸部63は、対となる第1凸部63間を小径部12が通過する位置に設けられており、第2凸部64は、対となる第2凸部64間を大径部13が通過できない位置に設けられていることとなる。
このような構成の向き揃え板61を設けることによって、後述する外筒11の向きを揃える仕組みに基づいて、開口62に投入された外筒11の向きが正確かつ迅速に揃えられることとなる。
<<第1噴射部67と第2噴射部68の構成>>
第1噴射部67は、図5に示すように、向き揃え板61の上方、かつ第1凸部63に対向する位置に設けられている。また、第1噴射部67は、空気を噴射するノズル67aを有し、第1凸部63に向かって空気を噴射する。別言すれば、第1噴射部67は、開口62に投入される外筒11(図7Aの場合には、大径部13)に向かって、空気を噴射することとなる。
第2噴射部68は、向き揃え板61の上方、かつ第2凸部64に対向する位置に設けられている。また、第1噴射部68は、空気を噴射するノズル68aを有し、第2凸部64に向かって空気を噴射する。別言すれば、第2噴射部68は、開口62に投入される外筒11(図7Aの場合には、小径部12)に向かって、空気を噴射することとなる。
第1噴射部67及び第2噴射部68が、開口62に投入される外筒11に向かって空気を噴射することによって、外筒11の開口62(落下シューター45)を通過する時間を短縮でき、外筒11の供給スピードを速められる。なお、第1噴射部67及び第2噴射部68は、外筒11の供給中は、空気の噴射を継続して行っている。もちろん、外筒11の開口62への投入タイミングに対応して、間欠的に空気を噴射することとしても良い。
===向き揃え機構60によって、外筒11の向きを揃える仕組み===
前述したように、外筒11の開口62への投入は、図7Aと図7Bに示す2態様である。そして、図7Aに示すように投入された外筒11と、図7Bに示すように投入された外筒11の向きを揃える仕組みは同様であるので、以下においては、図7Aに示すように投入された外筒11の向きを揃える仕組みについて、説明する。
図8A〜図8Dは、外筒11の向きを揃える仕組みを説明するための図である。
図8Aには、集積部44に横並びで集積された外筒11が向き揃え板61の開口62に投入される直前の状態が、示されている。外筒11は、投入後に大径部13が一対の第1凸部63に当接する姿勢にて、開口62に投入される。より具体的には、外筒11と開口62が平行な状態となるように、外筒11が投入される。このため、外筒11の小径部12と大径部13が、ほぼ同時に開口62に投入されるので、その後の向き揃えが適切に行われやすい。
そして、投入される外筒11の大径部13は、大径部13の外径が一対の第1凸部63の間隔よりも大きいために、図8Bに示すように第1凸部63に当接する。すなわち、大径部13は、第1凸部63の間を通過しない。なお、第1凸部63は、長手方向において大径部13の花弁状部分15よりも中央側の部分に当接するので、花弁状部分15が第1凸部63に当接することにより変形等して第1凸部63の間を通過することを防止できる。
一方、外筒11の小径部12は、小径部12の外径が一対の第2凸部64の間隔よりも小さいために、図8Bに示すように一対の第2凸部64の間を通過し始める。なお、第1凸部63は、外筒11の中央よりも花弁状部分15側の部分に当接するので、反対側の小径部12の先端側から落下しやすい。この結果、小径部12が、第2凸部64の間を通過しやすくなる。
また、小径部12が第2凸部64の間を通過する際に、外筒11の環状突起17は、他端開口62cを通過し始める。すなわち、環状突起17は、第2凸部64に当接しない位置にあるので、小径部12が開口62を通過する際の障害とならない。さらに、第2凸部64に対向する第2噴射部68が小径部12に空気を噴射しているので、小径部12が一対の第2凸部64の間を通過する速度が速くなる。
小径部12が第2凸部64を通過し始めた後も、大径部13が第1凸部63に当接した状態(別言すれば、大径部13が一対の第1凸部63の間を通過しない状態)を維持しながら、小径部12が一対の第2凸部64の間を落下する(小径部12が、大径部13が第1凸部63に当接する部分を中心に回動する)ことにより、小径部12は図8Cに示すように一対の第2凸部64の間を完全に通過する。この際に、大径部13は、中央開口62bを通過し始める。
このようにして、大径部13が中央開口62bを完全に通過することによって、外筒11は、図8Dに示すように向き揃え板61から排出される。集積部44に横並びに集積された複数の外筒11が開口62に順次投入されるが、開口62から排出される各外筒11の向きは、以下のように揃えられる。すなわち、図8Dに示すように、外筒11の向きは、大径部13が上方に位置し、かつ小径部12が下方に位置する向きとなる(別言すれば、小径部12が先に落下する向きとなる)。
なお、図7Bにように投入された外筒11に関しても、同様な仕組みによって外筒11の向きが揃えられる。すなわち、外筒11の向きが、小径部12が先に落下する向きとなるように、揃えられる。
このように、向き揃え機構60は、投入された外筒11の小径部12を、一対の第1凸部63及び一対の第2凸部64のうちの一方の間を通過させ、投入された外筒11の大径部13を、一対の第1凸部63及び一対の第2凸部64のうちの他方の間を通過させないことにより、外筒11の小径部12を大径部13よりも先に排出する。
<<本実施形態に係る組立装置40及び製造方法の有効性>>
上述したように、向き揃え機構60は、図5に示すように、外筒11を投入する開口62と、開口62の内側に向かって突出した一対の第1凸部63、及び一対の第2凸部64を備えている。そして、一対の第1凸部63の間隔と一対の第2凸部64の間隔は、それぞれ、外筒11の小径部12の外径よりも大きく、かる大径部13の外径よりも小さい。これにより、タンポン1の製造時に、正確かつ迅速に外筒11を供給することが可能となる。
以下においては、2つの比較例について説明しつつ、本実施形態の有効性について述べる。
まず、比較例1においては、イメージセンサを有するカメラ等で外筒11を撮影することで得られた映像信号に基づいて、搬送路を搬送中の外筒11の向きを判断する。そして、ターン装置によって外筒11が所定の向きとなるように方向転換させて、外筒11の向きを揃える。しかし、比較例1の場合には、構成が複雑なものとなり、また、外筒11の向きを揃える迄に要する時間が長くなりやすい。
比較例2においては、大径部13とは嵌合するのに対して小径部12とは嵌合しない装置に、外筒11を送る。そして、嵌合しない向きに送られた外筒11のみを排出することによって、外筒11の向きを揃える。しかし、比較例2の場合には、大径部13が花弁状部分15を有するので、大径部13の嵌合を適切に行い難い。この結果、誤って外筒11を排出する恐れがある。また、外筒11を排出させるので、外筒11の供給効率が低下してしまう。
これに対して、本実施形態においては、小径部12の外径と、大径部13の外径と、第1凸部63の間隔と、第2凸部64の間隔について、上述した関係が成り立つので、小径部12が第1凸部63と第2凸部64のうちの何れか一方の凸部の間を先に通過しやすくなる。具体的には、向き揃え機構60が、例えば図8A〜図8Dに示すように、投入された外筒11の小径部12を、一対の第2凸部64の間を通過させ、大径部13を、一対の第1凸部63の間を通過させないことにより、外筒11の小径部12を大径部13よりも先に排出する。これにより、落下シューター45に落下する外筒11が、向き揃え板61を通過するだけで、外筒11の向きが自動的に揃えられる。この結果、比較例1に比べて外筒11を迅速に供給できる。また、比較例1に比べて構成を簡易化できる。また、落下シューター45に落下する全ての外筒11の向きが揃えられるので、比較例2に比べて供給効率も高められる。
以上から、本実施形態に係るタンポン1の組立装置40及び製造方法によれば、タンポン1の製造時に、正確かつ迅速に外筒11を搬送コンベア50に供給することが可能となる。
===第2実施形態===
上述した実施形態(第1実施形態)とは構成が異なる第2実施形態について説明する。以下においては、主に、第2実施形態に係るタンポン1の構成と、前記タンポン1の製造方法及び組立装置40について説明する。なお、説明を省く構成は、第1実施形態と同様である。
<<タンポン1の構成>>
図9Aは、第2実施形態に係るタンポン1の断面図である。図9Bは、外筒11の正面図である。第2実施形態に係るタンポン1は、第1実施形態に係るタンポン1(図1A)よりも外径が小さくなっており、膣腔内に挿入しやすく設計されている。
図9Aに示すように、タンポン1は、タンポン本体4とアプリケーター10を有する。タンポン本体4は、図1Aに示すタンポン本体4と同様な構成であり、吸収体5とコード8を有する。
アプリケーター10は、外筒11と内筒20を有する。外筒11は、図9Bに示すように、小径部12と大径部13を備えている。そして、大径部13は、図1Aに示す外筒11と同様に、先端に形成された先端開口14と、先端開口を囲んだ複数の花弁状部分15とを有する。一方、小径部12には、環状突起17(図1A)が形成されていない。内筒20は、図1Aに示す内筒20(第1内筒21と第2内筒25を有する内筒20)とは異なり、1個の内筒のみを有する。
<<タンポン1の製造方法及び組立装置40>>
上述した構成のタンポン1も、図2Aと図2Bに示す製造フローに従って、製造される。ただし、内筒20は一つのみなので、第1実施形態に比べて製造が簡略化される。また、組立装置40における外筒11の供給の際に、外筒11の向きが向き揃え機構60によって揃えられる。第2実施形態に係る向き揃え機構60は、第1実施形態(図5)とは構成が異なる。そこで、以下においては、向き揃え機構60の構成について説明する。
図10は、第2実施形態に係る落下シューター45及びその周辺部を示した模式図である。図11Aは、図10に示すY方向見たときの、落下シューター45の部分断面図である。図11Bは、図10のX−X断面図である。
落下シューター45には、図5に示す向き揃え板61が設けられていない。代わりに、落下シューター45のフレーム45aにから突出したピンによって、第1凸部63と第2凸部64が形成されている。この第1凸部63と第2凸部64は、上下方向において、同じ高さの位置に設けられている。そして、落下シューター45内の外筒11の落下経路において、第1凸部63と第2凸部64を通る平面に対応する開口62が、前述した開口62に相当する。そして、開口62は、図6に示す開口62のように、一端開口62aと中央開口62bと他端開口62cに分けられる(図11B参照)。
また、図11Aに示すように、落下シューター45の経路内において、第1凸部63と第2凸部64の上方には、屈曲部84が形成されている。落下シューター45に進入した外筒11(例えば、落下シューター45に斜めに進入した外筒11)が、屈曲部84を通過することにより、水平方向に沿った姿勢となる。このため、小径部12と大径部13が、ほぼ同時に開口62に投入されることとなる。
また、搬送路43において落下シューター45の搬送方向の上流側には、2組の搬送ローラ81、82が設けられている。搬送ローラ81と搬送ローラ82は、それぞれ一対のローラであり、外筒11を挟んだ状態で搬送する。なお、搬送路43を搬送される外筒11は、縦並び状態で、搬送ローラ81、82へ移動する。ここで、搬送ローラ82の回転速度は、搬送ローラ81の回転速度よりも大きい。このため、仮に連続して供給される2つの外筒11が連結してしまった場合(例えば、連続して供給される2つの外筒11の花弁状部分15が噛み合っている場合)でも、搬送ローラ81、82によって2つの外筒11を分離できるので、1個ずつ外筒11が落下シューター45に進入できる。
上記の構成の落下シューター45を落下する外筒11の向きは、以下のように揃えられる。
図11Bに示すように外筒11が開口62に投入される場合には、大径部13の外径が第1凸部63の間隔よりも大きいので、大径部13が一対の第1凸部63に当接して、大径部13が一対の第1凸部63の間を通過できない。一方、小径部12は、小径部12の外径が第2凸部64の間隔よりも小さいので、一対の第2凸部64の間を通過し始める。その後、図10に示すように、大径部13が第1凸部63に当接した状態で、小径部12が第2凸部64を完全に通過する。そして、大径部13が中央開口62bを通過することにより、外筒11が開口62から排出される(すなわち、小径部12が先に排出される)。このように、外筒11は、大径部13が上方に位置し、かつ小径部12が下方に位置する向きに揃えられる。
なお、外筒11が、大径部13が第2凸部64に当接するように、投入された場合でも、小径部12が先に排出されることによって、外筒11の向きが揃えられる。
このように、第2実施形態においても、向き揃え機構60によって、外筒11を正確かつ迅速に搬送コンベア50に供給することができる。
===その他の実施の形態===
上記の各実施形態には、主として本発明のタンポンの製造装置及び製造方法について説明したが、上記の実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した形状等は本発明の効果を発揮させるための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
上記実施の形態において、図1Aに示すタンポン1の内筒20は、第1内筒21と第2内筒25を有することとしたが、例えば、内筒20は第1内筒21のみを有することとしても良い。
また、上記実施の形態において、図9Bに示す外筒11を図10に示す落下シューター45に落下させて、外筒11の向きを揃えることとしたが、これに限定されない。例えば、図3Aに示す外筒11を図10に示す落下シューター45に落下させて、外筒11の向きを揃えることとしても良い。
図1Aは、内筒20を収縮させた状態のタンポン1の部分断面図である。図1Bは、内筒20を伸張させた状態のタンポン1の部分断面図である。 図2Aは、タンポン1の製造フローを示す図である。図2Bは、組立工程の詳細を示す図である。 図3A〜図3Dは、タンポン1を組み立てる様子を示す変遷図である。 タンポン1の組立装置40を示した模式図である。 向き揃え機構60とその周辺部を示す斜視図である。 向き揃え板61の上面図である。 図7Aと図7Bは、外筒11が開口62に投入される際の、外筒11と向き揃え板61との位置関係を示す図である。 図8A〜図8Dは、外筒11の向きを揃える仕組みを説明するための図である。 図9Aは、第2実施形態に係るタンポン1の断面図である。図9Bは、外筒11の正面図である。 第2実施形態に係る落下シューター45及びその周辺部を示した模式図である。 図11Aは、図10に示すY方向見たときの、落下シューター45の部分断面図である。図11Bは、図10のX−X断面図である。
符号の説明
1 タンポン、4 タンポン本体、5 吸収体、8 コード、
10 アプリケーター、11 外筒(収容部材)、12 小径部、13 大径部、
14 先端開口、15 花弁状部分、16 後端開口、17 環状突起、18 段差、
20 内筒(押出部材)、21 第1内筒、22 鍔部、23 環状突起、
25 第2内筒、26 鍔部、27 凸部、28 フレアー状部分、
40 組立装置(タンポンの製造装置)、41 外筒供給部、
42 外筒搬送フィーダ、42a 振動台、43 搬送路、44 集積部、
45 落下シューター、46 集積部、50 搬送コンベア、
51 第1内筒供給部、52 第2内筒供給部、53 内筒搬送フィーダ、
53a 振動台、54 搬送チューブ(第1挿入機構)、55 レール、
60 向き揃え機構(揃え機構)、61 向き揃え板、62 開口、62a 一端開口、
62b 中央開口、62c 他端開口、63 第1凸部、64 第2凸部、
67 第1噴射部、67a ノズル、68 第2噴射部、68a ノズル、
70 タンポン本体挿入部(第2挿入機構)、71 ガイド部、72 ピン

Claims (6)

  1. 液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造装置であって、
    前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
    前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
    前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
    前記揃え機構は、
    前記収容部材を投入する開口と、
    前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
    前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
    前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
    前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
    前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
    前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
    前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられており、
    前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
    前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
    前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられており、
    前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
    前記搬送路は、前記収容部材を一時的に横並びに集積させる集積部を備え、
    前記集積部に横並びに集積された前記収容部材は、前記開口の長手方向と交差する方向から、前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように前記開口に投入されることを特徴とするタンポンの製造装置。
  2. 請求項1に記載のタンポンの製造装置であって、
    前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
    前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記収容部材の中央よりも前記花弁状部分側の部分に当接する位置に設けられていることを特徴とするタンポンの製造装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のタンポンの製造装置であって、
    前記収容部材は、前記小径部よりも端側に環状突起を有し、
    前記環状突起の外径は、前記一対の第1凸部の間隔よりも大きく、前記一対の第2凸部の間隔よりも大きく、
    前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
    前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記一方は、前記環状突起に当接しない位置に設けられていることを特徴とするタンポンの製造装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
    前記揃え機構は、
    前記第1凸部に対向する位置に設けられ、前記第1凸部に向かって空気を噴射する第1噴射部と、
    前記第2凸部に対向する位置に設けられ、前記第2凸部に向かって空気を噴射する第2噴射部とを備えていることを特徴とするタンポンの製造装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
    前記搬送路は、投入後に前記大径部が前記一対の第1凸部又は前記一対の第2凸部に当接する姿勢にて前記収容部材を前記開口に投入することを特徴とするタンポンの製造装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
    前記開口は、矩形状に形成されており、
    前記開口の前記長手方向の一端側の縁と、前記第1凸部との前記長手方向における距離が、前記開口の前記長手方向の他端側の縁と、前記第2凸部との前記長手方向における距離と等しいことを特徴とするタンポンの製造装置。
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