JP5386124B2 - タンポンの製造装置 - Google Patents
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Description
液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられており、
前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられており、
前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
前記搬送路は、前記収容部材を一時的に横並びに集積させる集積部を備え、
前記集積部に横並びに集積された前記収容部材は、前記開口の長手方向と交差する方向から、前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように前記開口に投入されることを特徴とするタンポンの製造装置である。
前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さいことを特徴とするタンポンの製造装置。
このようなタンポンの製造装置によれば、大径部と、小径部と、第1凸部の間隔と、第2凸部の間隔について、上記の関係が成り立つことによって、小径部が大径部よりも先に開口を通過しやすくなる。この結果、収容部材の向きが自動的に揃えられるので、収容部材を正確かつ迅速に供給することが可能となる。
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、大径部が小径部よりも先に開口を通過することを効果的に防止できるので、収容部材の向きを適切に揃えやすくなる。
前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、花弁状部分が凸部に当接しないので、例えば花弁状部分が変形等して凸部の間を通過する(すなわち、大径部が凸部の間を通過する)ことを防止できる。
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記収容部材の中央よりも前記花弁状部分側の部分に当接する位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、収容部材が開口に投入された際に前記他方の凸部に当接する前記収容部材の部分(収容部材は、この部分を中心として回動して、開口を通過する)が、大径部の先端側に位置するので、その後に、反対側の小径部の先端側から開口を通過し易くなり、この結果、小径部が大径部よりも先に開口を確実に通過しやすくなる。
前記収容部材は、前記小径部よりも端側に環状突起を有し、
前記環状突起の外径は、前記一対の第1凸部の間隔よりも大きく、前記一対の第2凸部の間隔よりも大きく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記一方は、前記環状突起に当接しない位置に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、環状突起が設けられてあっても、凸部の位置が環状突起に当接しない位置に設けることによって、小径部が凸部の間を通過する際に環状突起が障害とならないので、小径部が大径部よりも先に排出されやすい。
前記揃え機構は、
前記第1凸部に対向する位置に設けられ、前記第1凸部に向かって空気を噴射する第1噴射部と、
前記第2凸部に対向する位置に設けられ、前記第2凸部に向かって空気を噴射する第2噴射部とを備えていることが望ましい。
かかる場合には、噴射部が噴射した空気の流れによって、収容部材が開口を通過する時間が早まるので、より迅速に収容部材を供給できる。
前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
前記搬送路は、投入後に前記大径部が前記一対の第1凸部又は前記一対の第2凸部に当接する姿勢にて前記収容部材を前記開口に投入することが望ましい。
かかる場合には、開口に投入される際に収容部材が凸部に当接することによって、仮に大径部が小径部よりも先に開口に投入されても、小径部が大径部よりも先に排出されるので、収容部材の向きを確実に揃えられる。
前記開口は、矩形状に形成されており、
前記開口の前記長手方向の一端側の縁と、前記第1凸部との前記長手方向における距離が、前記開口の前記長手方向の他端側の縁と、前記第2凸部との前記長手方向における距離と等しいことが望ましい。
前記収容部材の開口への投入の態様として、前記大径部が前記第1凸部に当接する場合と、前記大径部が前記第2凸部に当接する場合とが考えられる。これに対して、上記のタンポンの製造装置によれば、長手方向において第1凸部と第2凸部を開口の縁から等しい距離になるように設けることによって、上記の2つの場合とも収容部材の向きを適切に揃えられる。
揃え機構により、前記収容部材の向きを揃える工程と、
挿入機構により、前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記吸収体と前記押出部材を挿入する工程とを有し、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の内側に向かって突出した一対の第1凸部と、
前記開口の内側に向かって突出した一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記揃え機構は、投入された前記収容部材の小径部を、前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方の間を通過させ、投入された前記収容部材の大径部を、前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方の間を通過させないことにより、前記収容部材の前記小径部を前記大径部よりも先に排出することを特徴とするタンポンの製造方法。
アプリケーター付きタンポン(以下、タンポン1と呼ぶ)の構成について、図1Aと図1Bを用いて説明する。図1Aは、内筒20を収縮させた状態のタンポン1の部分断面図である。図1Bは、内筒20を伸張させた状態のタンポン1の部分断面図である。なお、図1A等に示すタンポン1の長手方向のうち、膣腔内に挿入される側を先端側と呼び、反対側を後端側と呼ぶこととする。
タンポン本体4は、吸収体5と、コード8とを有する。吸収体5は、膣腔を閉塞して経血等の液体を吸収する綿体である。この吸収体5は、不織布により両面を覆われた綿帯を裁断し、略弾丸状に加熱成形することにより形成される。コード8は、吸収体5に縫い付けられた状態で、吸収体5の後端側から伸びている。そして、コード8は、膣腔内にある吸収体5を膣腔外に引き出す際に、使用者によって持たれる。
図2Aは、タンポン1の製造フローを示す図である。図2Bは、組立工程の詳細を示す図である。図3A〜図3Dは、タンポン1を組み立てる様子を示す変遷図である。以下においては、タンポン1の製造方法について、工程毎(ステップS10、ステップS20、ステップS30、ステップS40、及びステップS50)に説明する。
まず、綿帯の両面を不織布で覆った後に、綿帯を裁断する。次に、裁断された綿帯に、縫糸によってコードを縫い付ける。そして、コードが縫い付けられた綿帯を、略弾丸状の綿体となるようにプレス加工した後に、加熱成形する。これにより、吸収体5とコード8を有するタンポン本体4が製造される。
射出成型機によって、外筒11と内筒20(第1内筒21と第2内筒25)を、それぞれ射出成形する。例えば、熱可塑性樹脂を用いて、外筒11を射出成形する。なお、製造された時点の外筒11は、複数の花弁状部分15の各々が開いた状態(先端開口14が空いた状態)にある(図3A参照)。また、第2内筒25の後端部には、フレアー状部分28が成形されていない(図3B参照)。
製造されたタンポン本体4と、外筒11と、内筒20(第1内筒21と第2内筒25)は、タンポン1の製造装置の一例である組立装置40(詳細は後述)によって組み立てられる。
まず、組立装置40において、外筒11が搬送コンベアに供給される(ステップS31)。供給中の外筒11は、向きを揃えられる(ステップS32)。そして、向きが揃えられた外筒11に、図3Aに示すように第1内筒21を挿入させる(ステップS33)。なお、第1内筒21は、外筒11の先端開口14から挿入される。次に、図3Bに示すように、内筒21が挿入された外筒11に、第2内筒25を挿入させる(ステップS34)。これにより、アプリケーター20が組み立てられたことになる。次に、図3Cに示すように、外筒11に、タンポン本体4を挿入させる(ステップ35)。この際、コード8を、先に外筒11に挿入させる。これにより、吸収体5が大径部13に収容されることとなる。
ここで、タンポン1を組み立てる組立装置40の構成について、説明する。図4は、タンポン1の組立装置40を示した模式図である。
本加工工程においては、外筒11の開いた状態の花弁状部分15を、外筒11の径方向において内側に弧状に屈曲させる屈曲加工が、行われる。なお、第2内筒25の後端部に、フレアー状部分28を成形する加工は、組立工程(ステップS30)の際に行われる。これらの加工によって、図3Dに示すタンポン1が、成形されることとなる。
加工処理が終了したタンポン1を、筒状に加工された包装紙に挿入させて、タンポン1を包装する。その後、包装された複数のタンポン1が、箱詰めされる。これにより、タンポン1の製造が終了し、後に出荷される。
図5は、向き揃え機構60とその周辺部を示す斜視図である。図6は、向き揃え板61の上面図である。図7Aと図7Bは、外筒11が開口62に投入される際の、外筒11と向き揃え板61との位置関係を示す図である。
向き揃え機構60は、図5に示すように落下シューター45の入口に設けられており、向き揃え板61と第1噴射部67と第2噴射部68を有する。以下においては、向き揃え板61の構成について説明した後に、第1噴射部67及び第2噴射部68の構成について説明する。
向き揃え板61は、落下シューター45の入口に設けられた矩形状の平板である。集積部44において横並び状に集積された外筒11が、向き揃え板61に投入されることにより、外筒11の向きが揃えられる。
まず、外筒11が、図7Aに示すように投入された場合について説明する。開口62に投入された外筒11に対して、第1凸部63と第2凸部64のうちの第2凸部64は、環状突起17に当接しない位置(具体的には、開口62の長手方向において、環状突起17よりも中央側の位置)に設けられている。一方、第1凸部63は、外筒11の長手方向において花弁状部分15よりも中央側の部分(具体的には、外筒11の中央よりも花弁状部分15側の部分)に当接する位置に設けられている。このため、第2凸部64は、対となる第2凸部64間を小径部12が通過する位置に設けられており、第1凸部63は、対となる第1凸部63間を大径部13が通過できない位置に設けられていることとなる。
第1噴射部67は、図5に示すように、向き揃え板61の上方、かつ第1凸部63に対向する位置に設けられている。また、第1噴射部67は、空気を噴射するノズル67aを有し、第1凸部63に向かって空気を噴射する。別言すれば、第1噴射部67は、開口62に投入される外筒11(図7Aの場合には、大径部13)に向かって、空気を噴射することとなる。
前述したように、外筒11の開口62への投入は、図7Aと図7Bに示す2態様である。そして、図7Aに示すように投入された外筒11と、図7Bに示すように投入された外筒11の向きを揃える仕組みは同様であるので、以下においては、図7Aに示すように投入された外筒11の向きを揃える仕組みについて、説明する。
図8Aには、集積部44に横並びで集積された外筒11が向き揃え板61の開口62に投入される直前の状態が、示されている。外筒11は、投入後に大径部13が一対の第1凸部63に当接する姿勢にて、開口62に投入される。より具体的には、外筒11と開口62が平行な状態となるように、外筒11が投入される。このため、外筒11の小径部12と大径部13が、ほぼ同時に開口62に投入されるので、その後の向き揃えが適切に行われやすい。
上述したように、向き揃え機構60は、図5に示すように、外筒11を投入する開口62と、開口62の内側に向かって突出した一対の第1凸部63、及び一対の第2凸部64を備えている。そして、一対の第1凸部63の間隔と一対の第2凸部64の間隔は、それぞれ、外筒11の小径部12の外径よりも大きく、かる大径部13の外径よりも小さい。これにより、タンポン1の製造時に、正確かつ迅速に外筒11を供給することが可能となる。
まず、比較例1においては、イメージセンサを有するカメラ等で外筒11を撮影することで得られた映像信号に基づいて、搬送路を搬送中の外筒11の向きを判断する。そして、ターン装置によって外筒11が所定の向きとなるように方向転換させて、外筒11の向きを揃える。しかし、比較例1の場合には、構成が複雑なものとなり、また、外筒11の向きを揃える迄に要する時間が長くなりやすい。
上述した実施形態(第1実施形態)とは構成が異なる第2実施形態について説明する。以下においては、主に、第2実施形態に係るタンポン1の構成と、前記タンポン1の製造方法及び組立装置40について説明する。なお、説明を省く構成は、第1実施形態と同様である。
図9Aは、第2実施形態に係るタンポン1の断面図である。図9Bは、外筒11の正面図である。第2実施形態に係るタンポン1は、第1実施形態に係るタンポン1(図1A)よりも外径が小さくなっており、膣腔内に挿入しやすく設計されている。
上述した構成のタンポン1も、図2Aと図2Bに示す製造フローに従って、製造される。ただし、内筒20は一つのみなので、第1実施形態に比べて製造が簡略化される。また、組立装置40における外筒11の供給の際に、外筒11の向きが向き揃え機構60によって揃えられる。第2実施形態に係る向き揃え機構60は、第1実施形態(図5)とは構成が異なる。そこで、以下においては、向き揃え機構60の構成について説明する。
上記の各実施形態には、主として本発明のタンポンの製造装置及び製造方法について説明したが、上記の実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。また、上述した形状等は本発明の効果を発揮させるための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
10 アプリケーター、11 外筒(収容部材)、12 小径部、13 大径部、
14 先端開口、15 花弁状部分、16 後端開口、17 環状突起、18 段差、
20 内筒(押出部材)、21 第1内筒、22 鍔部、23 環状突起、
25 第2内筒、26 鍔部、27 凸部、28 フレアー状部分、
40 組立装置(タンポンの製造装置)、41 外筒供給部、
42 外筒搬送フィーダ、42a 振動台、43 搬送路、44 集積部、
45 落下シューター、46 集積部、50 搬送コンベア、
51 第1内筒供給部、52 第2内筒供給部、53 内筒搬送フィーダ、
53a 振動台、54 搬送チューブ(第1挿入機構)、55 レール、
60 向き揃え機構(揃え機構)、61 向き揃え板、62 開口、62a 一端開口、
62b 中央開口、62c 他端開口、63 第1凸部、64 第2凸部、
67 第1噴射部、67a ノズル、68 第2噴射部、68a ノズル、
70 タンポン本体挿入部(第2挿入機構)、71 ガイド部、72 ピン
Claims (6)
- 液体を吸収する吸収体と、前記吸収体を収容する筒状の収容部材と、前記収容部材内を移動して前記吸収体を前記収容部材の外に押し出す押出部材とを備え、前記収容部材の一端部に小径部が設けられ他端部に前記小径部よりも外径の大きい大径部が設けられているタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の向きを揃える揃え機構と、
前記揃え機構によって向きが揃えられた前記収容部材に、前記押出部材を挿入する第1挿入機構と、
前記押出部材が挿入された前記収容部材に、前記吸収体を挿入する第2挿入機構を備え、
前記揃え機構は、
前記収容部材を投入する開口と、
前記開口の長手方向における一端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第1凸部と、
前記開口の長手方向における他端側に位置し、前記開口の内側に向かって突出した対向する一対の第2凸部とを備え、
前記一対の第1凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記一対の第2凸部の間隔は、前記小径部の外径よりも大きく、前記大径部の外径よりも小さく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの一方は、対となる凸部間を前記小径部が通過する位置に設けられており、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの他方は、対となる凸部間を前記大径部が通過できない位置に設けられており、
前記大径部は、先端に複数の花弁状部分を有し、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記花弁状部分よりも中央側の部分に当接する位置に設けられており、
前記収容部材を搬送して前記開口に投入する搬送路を備え、
前記搬送路は、前記収容部材を一時的に横並びに集積させる集積部を備え、
前記集積部に横並びに集積された前記収容部材は、前記開口の長手方向と交差する方向から、前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように前記開口に投入されることを特徴とするタンポンの製造装置。 - 請求項1に記載のタンポンの製造装置であって、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記他方は、前記収容部材の長手方向において前記収容部材の中央よりも前記花弁状部分側の部分に当接する位置に設けられていることを特徴とするタンポンの製造装置。 - 請求項1又は請求項2に記載のタンポンの製造装置であって、
前記収容部材は、前記小径部よりも端側に環状突起を有し、
前記環状突起の外径は、前記一対の第1凸部の間隔よりも大きく、前記一対の第2凸部の間隔よりも大きく、
前記収容部材の長手方向が前記開口の長手方向に沿うように、前記開口に投入された前記収容部材に対して、
前記一対の第1凸部及び前記一対の第2凸部のうちの前記一方は、前記環状突起に当接しない位置に設けられていることを特徴とするタンポンの製造装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
前記揃え機構は、
前記第1凸部に対向する位置に設けられ、前記第1凸部に向かって空気を噴射する第1噴射部と、
前記第2凸部に対向する位置に設けられ、前記第2凸部に向かって空気を噴射する第2噴射部とを備えていることを特徴とするタンポンの製造装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
前記搬送路は、投入後に前記大径部が前記一対の第1凸部又は前記一対の第2凸部に当接する姿勢にて前記収容部材を前記開口に投入することを特徴とするタンポンの製造装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のタンポンの製造装置であって、
前記開口は、矩形状に形成されており、
前記開口の前記長手方向の一端側の縁と、前記第1凸部との前記長手方向における距離が、前記開口の前記長手方向の他端側の縁と、前記第2凸部との前記長手方向における距離と等しいことを特徴とするタンポンの製造装置。
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