JPH0231392Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0231392Y2 JPH0231392Y2 JP1983012006U JP1200683U JPH0231392Y2 JP H0231392 Y2 JPH0231392 Y2 JP H0231392Y2 JP 1983012006 U JP1983012006 U JP 1983012006U JP 1200683 U JP1200683 U JP 1200683U JP H0231392 Y2 JPH0231392 Y2 JP H0231392Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sides
- tube container
- narrow
- section
- shoulder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 8
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- 239000005038 ethylene vinyl acetate Substances 0.000 claims description 4
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D35/00—Pliable tubular containers adapted to be permanently or temporarily deformed to expel contents, e.g. collapsible tubes for toothpaste or other plastic or semi-liquid material; Holders therefor
- B65D35/02—Body construction
- B65D35/04—Body construction made in one piece
- B65D35/08—Body construction made in one piece from plastics material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は筒状胴部の上端に注出口付肩部を一体
的に溶着し、この胴部の下端に密閉シールしてな
る合成樹脂製チユーブ容器に関するものである。
的に溶着し、この胴部の下端に密閉シールしてな
る合成樹脂製チユーブ容器に関するものである。
《従来の技術及びその問題点》
従来のチユーブ容器は第１図に示すように、円
筒状スリーブから形成された胴部１の上端に射出
成形等によつてキヤツプ螺合用ネジ２及び注出孔
３を形成した口頸部付肩部を４を溶着して一体化
してなり、胴部１の下端５は内容物を充填後に偏
平にプレスしてヒートシール等により閉塞溶着し
て密封している。
筒状スリーブから形成された胴部１の上端に射出
成形等によつてキヤツプ螺合用ネジ２及び注出孔
３を形成した口頸部付肩部を４を溶着して一体化
してなり、胴部１の下端５は内容物を充填後に偏
平にプレスしてヒートシール等により閉塞溶着し
て密封している。
従つて、通常のチユーブ容器では第１図に二点
鎖線で示すように、胴部の上側は真円形をなし、
下側は徐々に偏平度合いの大きな楕円形状となつ
ている。これを正面より見ると、その外観は下方
が末広がりとなり、下端シール部５では上方部の
径に対して1.57（３，14÷２）倍の幅広い形態と
なり、形状的な単調さに加え違和感を感じさせ
る。
鎖線で示すように、胴部の上側は真円形をなし、
下側は徐々に偏平度合いの大きな楕円形状となつ
ている。これを正面より見ると、その外観は下方
が末広がりとなり、下端シール部５では上方部の
径に対して1.57（３，14÷２）倍の幅広い形態と
なり、形状的な単調さに加え違和感を感じさせ
る。
また、最近では胴部を楕円形にしたチユーブ容
器が市場に供されているが、これは真円に形成し
たスリーブを用いて肩部のみを楕円形にしている
ので、第２図側面図に示すように、胴部１の中間
が脹み、上記下方部の末広がりの形態とともに商
品としての外観的価値を低下させている。
器が市場に供されているが、これは真円に形成し
たスリーブを用いて肩部のみを楕円形にしている
ので、第２図側面図に示すように、胴部１の中間
が脹み、上記下方部の末広がりの形態とともに商
品としての外観的価値を低下させている。
また、従来のチユーブ容器の胴部は単一樹脂の
押出し成形によつて形成されており、この胴部を
通常最も多く用いられている軟質の低密度ポリエ
チレンから形成した場合には、揮発性香料、アル
コール等の透過性が大きく化粧料容器としては不
適当であり、一方この透過性を改善するために硬
質の高密度ポリエチレンを用いた場合には内容物
の押出し機能が低下することになる。
押出し成形によつて形成されており、この胴部を
通常最も多く用いられている軟質の低密度ポリエ
チレンから形成した場合には、揮発性香料、アル
コール等の透過性が大きく化粧料容器としては不
適当であり、一方この透過性を改善するために硬
質の高密度ポリエチレンを用いた場合には内容物
の押出し機能が低下することになる。
上記のようなチユーブ容器の形態上の欠点、特
に下方部が末広がりとなるような欠点を補うもの
として、特開昭54−141884号公報に示されるよう
にチユーブ容器の底部の両端部分中央を内側に所
定量押込み前後方向から押漬して折畳み、下方部
が外方に突出しないように構成されたチユーブ容
器が提供されている。
に下方部が末広がりとなるような欠点を補うもの
として、特開昭54−141884号公報に示されるよう
にチユーブ容器の底部の両端部分中央を内側に所
定量押込み前後方向から押漬して折畳み、下方部
が外方に突出しないように構成されたチユーブ容
器が提供されている。
このチユーブ容器は、前記のチユーブ容器より
も外観に優れ、多くのチユーブ容器を収納するの
にも効率が良く、しかも扱いやすいなどの長所を
有するが、しかしこのチユーブ容器では、依然と
して胴部の号間部の膨出が解消されてはいない。
も外観に優れ、多くのチユーブ容器を収納するの
にも効率が良く、しかも扱いやすいなどの長所を
有するが、しかしこのチユーブ容器では、依然と
して胴部の号間部の膨出が解消されてはいない。
またこれらの、従来のチユーブ容器は、内容物
を押出す際に指圧で容易に胴部を変形可能とする
ために、その胴部全体を柔軟性をもつた樹脂で薄
い肉厚（0.3〜0.5mm）に形成しているため揮発性
成分を含む化粧料用のチユーブ容器としては不適
当である。
を押出す際に指圧で容易に胴部を変形可能とする
ために、その胴部全体を柔軟性をもつた樹脂で薄
い肉厚（0.3〜0.5mm）に形成しているため揮発性
成分を含む化粧料用のチユーブ容器としては不適
当である。
本考案は上記のような従来の問題点に鑑みてな
されたもので、その目的は、内容物の揮発性成分
の保護、保存性に優れているとともに内容物の押
出し操作性に優れ、かつ内容物の押出しを充分に
行なうことができ、しかも外観が優れ商品価値を
高めることのできる合成樹脂製チユーブ容器を提
供するにある。
されたもので、その目的は、内容物の揮発性成分
の保護、保存性に優れているとともに内容物の押
出し操作性に優れ、かつ内容物の押出しを充分に
行なうことができ、しかも外観が優れ商品価値を
高めることのできる合成樹脂製チユーブ容器を提
供するにある。
《問題点を解決するための手段》
上記目的を達成するため、本考案の合成樹脂製
チユーブ容器では、胴部を平断面が横長な形状に
成形するに際し、胴部の細幅な両側部をアイオノ
マー樹脂あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体
から形成するとともに、その両側部のほぼ全長に
わたつて内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成して
いる。また、胴部の上端に溶着する肩部の両側部
には胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対応する
Ｖ字状切欠部を形成している。そして、胴部の広
幅な前後面部を胴部の細幅な両側部と相溶性を有
する高密度ポリエチレンより両側部と一体的に成
形し、前記細幅な両側部を胴部の内容物を押出す
時における屈折部としている。
チユーブ容器では、胴部を平断面が横長な形状に
成形するに際し、胴部の細幅な両側部をアイオノ
マー樹脂あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体
から形成するとともに、その両側部のほぼ全長に
わたつて内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成して
いる。また、胴部の上端に溶着する肩部の両側部
には胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対応する
Ｖ字状切欠部を形成している。そして、胴部の広
幅な前後面部を胴部の細幅な両側部と相溶性を有
する高密度ポリエチレンより両側部と一体的に成
形し、前記細幅な両側部を胴部の内容物を押出す
時における屈折部としている。
《作用》
本考案の合成樹脂製チユーブ容器は化粧料のよ
うに揮発性成分を含んだ内容物を収納するのに適
しており、胴部の広幅な前後面部を指先で挟んで
押圧すると、細幅な両側部は断面Ｖ字状に折曲形
成されているためそろ広幅な前後面部は簡単に押
し漬され、内容物が肩部の注出口から押出され
る。内容物が減つてきても肩部には胴部の断面Ｖ
字状の細幅な両側部に対応するＶ字状切欠部が形
成されてるため、胴部を肩部に近接した位置にて
も押し潰して内容物をほぼ完全に無駄なく押出し
て使用することができる。
うに揮発性成分を含んだ内容物を収納するのに適
しており、胴部の広幅な前後面部を指先で挟んで
押圧すると、細幅な両側部は断面Ｖ字状に折曲形
成されているためそろ広幅な前後面部は簡単に押
し漬され、内容物が肩部の注出口から押出され
る。内容物が減つてきても肩部には胴部の断面Ｖ
字状の細幅な両側部に対応するＶ字状切欠部が形
成されてるため、胴部を肩部に近接した位置にて
も押し潰して内容物をほぼ完全に無駄なく押出し
て使用することができる。
《実施例》
以下に本考案の好適な実施例について第３図〜
第６図を参照にして設明する。
第６図を参照にして設明する。
第３図は本考案の実施例に係るチユーブ容器を
示し、このチユーブ容器の胴部を形成する筒状ス
リーブ６は第４図に示されている。この筒状スリ
ーブ６は押出し成形法により平断面形状が横長に
形成されており、細幅な両側部７−７と広幅な前
後面部８−８とに分けられる。細幅な両側部７−
７はそれぞれ内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成
され、広幅な前後面部８−８は滑らかに膨出した
曲面として形成されている。細幅な両側部７−７
はチユーブ容器の内容物を押出す時の屈折部とな
るところで、屈折性に優れた軟質の合成樹脂、即
ちアイオノマー樹脂あるいは酢酸−ビニル共重合
体から成形され、一方広幅な前後面部８−８は気
体及び液体を透過させることのない比較的硬い樹
脂でしかも細幅な両側部の樹脂と相溶性の有る高
密度ポリエチレンから成形されている。上記のよ
うに、両側部７−７と前後面部８−８が相溶性を
有し異材質の樹脂からなる第４図のごとき変形ス
リーブを成形するには、異形押出成形技術を用い
ることにより可能である。
示し、このチユーブ容器の胴部を形成する筒状ス
リーブ６は第４図に示されている。この筒状スリ
ーブ６は押出し成形法により平断面形状が横長に
形成されており、細幅な両側部７−７と広幅な前
後面部８−８とに分けられる。細幅な両側部７−
７はそれぞれ内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成
され、広幅な前後面部８−８は滑らかに膨出した
曲面として形成されている。細幅な両側部７−７
はチユーブ容器の内容物を押出す時の屈折部とな
るところで、屈折性に優れた軟質の合成樹脂、即
ちアイオノマー樹脂あるいは酢酸−ビニル共重合
体から成形され、一方広幅な前後面部８−８は気
体及び液体を透過させることのない比較的硬い樹
脂でしかも細幅な両側部の樹脂と相溶性の有る高
密度ポリエチレンから成形されている。上記のよ
うに、両側部７−７と前後面部８−８が相溶性を
有し異材質の樹脂からなる第４図のごとき変形ス
リーブを成形するには、異形押出成形技術を用い
ることにより可能である。
また上記スリーブ６の上端に溶着される、キヤ
ツプ螺合用ネジ２及び注出孔３を形成した口頸部
付肩部４ａの形状は、その前後端面がスリーブ６
の前後面部８−８の曲面と実質的に同一な曲率を
有し、下端部の平面形状は第４図に示したスリー
ブ６の上端部平面形状と同形になるように、その
両側部９−９がＶ字状に切欠形成されている。
ツプ螺合用ネジ２及び注出孔３を形成した口頸部
付肩部４ａの形状は、その前後端面がスリーブ６
の前後面部８−８の曲面と実質的に同一な曲率を
有し、下端部の平面形状は第４図に示したスリー
ブ６の上端部平面形状と同形になるように、その
両側部９−９がＶ字状に切欠形成されている。
上記肩部４ａがスリーブ６と一体的に溶着する
には、従来の一般的チユーブの成形法と同様に、
口頸部付肩部４ａの成形用金型に予め上記のよう
に成形されたスリーブ６を位置合わせしてインサ
ートする。次いで、上記スリーブ６を形成してい
る樹脂と相溶性を有する樹脂を肩部成形用金型内
に射出し、肩部成形と同様にスリーブ６の上端を
一部溶融し、これによつて相互に一体的に溶着さ
れるのである。上記のように形成されたチユーブ
容器には、従来と同様に内容物を下端開口部より
充填した後、その下端５をヒートシールにより偏
平に密閉する。これにより、本考案チユーブ容器
は正面より見ると、上下共に長方形をしたスマー
トな形態となり、従来のごとく末広がりの醜い形
態のチユーブ容器と比較して外観が優れたものと
なる。
には、従来の一般的チユーブの成形法と同様に、
口頸部付肩部４ａの成形用金型に予め上記のよう
に成形されたスリーブ６を位置合わせしてインサ
ートする。次いで、上記スリーブ６を形成してい
る樹脂と相溶性を有する樹脂を肩部成形用金型内
に射出し、肩部成形と同様にスリーブ６の上端を
一部溶融し、これによつて相互に一体的に溶着さ
れるのである。上記のように形成されたチユーブ
容器には、従来と同様に内容物を下端開口部より
充填した後、その下端５をヒートシールにより偏
平に密閉する。これにより、本考案チユーブ容器
は正面より見ると、上下共に長方形をしたスマー
トな形態となり、従来のごとく末広がりの醜い形
態のチユーブ容器と比較して外観が優れたものと
なる。
また上記のような構成のチユーブ容器では胴部
の前後面部８−８を押圧すると両側部７−７が屈
折して容器内から内容物を押出されるようになつ
ており、特に肩部４ａの両側にスリーブ６の両側
と同様なＶ字状切欠部９−９が形成されているた
め、肩部４ａの近傍においてもスリーブ、すなわ
ち胴部６の屈折を容易にし内容物が胴部から余す
ここととなく押出されるのを可能にする。
の前後面部８−８を押圧すると両側部７−７が屈
折して容器内から内容物を押出されるようになつ
ており、特に肩部４ａの両側にスリーブ６の両側
と同様なＶ字状切欠部９−９が形成されているた
め、肩部４ａの近傍においてもスリーブ、すなわ
ち胴部６の屈折を容易にし内容物が胴部から余す
ここととなく押出されるのを可能にする。
尚、上記のチユーブ容器において胴部の細幅な
両側部をなす軟質な合成樹脂と広幅な前後面部の
硬質な合成樹脂とを異なる色調のものから形成す
れば外観の美観を一段と増すことができ、その商
品価値が向上する。
両側部をなす軟質な合成樹脂と広幅な前後面部の
硬質な合成樹脂とを異なる色調のものから形成す
れば外観の美観を一段と増すことができ、その商
品価値が向上する。
《効果》
以上のように、本考案に係るチユーブ容器で
は、胴部を平断面が横長な形状に成形するに際
し、胴部の細幅な両側部をアイオノマー樹脂ある
いはエチレン−酢酸ビニル共重合体から形成する
とともに、内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成
し、更に胴部の上端に溶着する肩部の両側部には
胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対応するＶ字
状切欠部を形成し、胴部の広幅な前後面部を胴部
の細幅な両側部と相溶性を有する高密度ポリエチ
レンから両側部と一体的に成形し、細幅な両側部
を胴部の内容物を押出す時における屈折部として
なるため、このチユーブ容器を化粧料等を収納す
る容器として使用した場合、内部の香料や揮発性
成分は広幅な前後面部を透過することができない
ので、従来のものよりその内容物を保護、保存性
に優れている。そして、細幅な両側部は屈折性に
優れた樹脂から形成されているだけでなくＶ字状
に折曲形成されているため、この両側部を肉厚に
することができ、これによつて更に内容物の保
護、保存性を高めることができる。また、胴部の
前後面部はその両側部と比較して硬質であつてこ
れを押圧した時に、その両側部と比較して硬質で
あつてこれを押圧した時に、その両側が容易に屈
折するため、内容物の押出を充分に行なうことが
可能となり、さらに胴部の上端に溶着する肩部の
両側部には胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対
応するＶ字状切欠部を形成しているため、胴部の
上端部においても胴部の屈折を充分に行うことが
できるので内容物を余すことなく押し出すことが
可能になる。しかも、その外観は下方部が外方に
大きく突出したものでなく、かつ胴部の一部が他
の部分よりも異状に膨出すると言つたことがな
く、側面的にも縦長矩形状のスマートな形とな
り、外観的商品価値を高めるものである。
は、胴部を平断面が横長な形状に成形するに際
し、胴部の細幅な両側部をアイオノマー樹脂ある
いはエチレン−酢酸ビニル共重合体から形成する
とともに、内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成
し、更に胴部の上端に溶着する肩部の両側部には
胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対応するＶ字
状切欠部を形成し、胴部の広幅な前後面部を胴部
の細幅な両側部と相溶性を有する高密度ポリエチ
レンから両側部と一体的に成形し、細幅な両側部
を胴部の内容物を押出す時における屈折部として
なるため、このチユーブ容器を化粧料等を収納す
る容器として使用した場合、内部の香料や揮発性
成分は広幅な前後面部を透過することができない
ので、従来のものよりその内容物を保護、保存性
に優れている。そして、細幅な両側部は屈折性に
優れた樹脂から形成されているだけでなくＶ字状
に折曲形成されているため、この両側部を肉厚に
することができ、これによつて更に内容物の保
護、保存性を高めることができる。また、胴部の
前後面部はその両側部と比較して硬質であつてこ
れを押圧した時に、その両側部と比較して硬質で
あつてこれを押圧した時に、その両側が容易に屈
折するため、内容物の押出を充分に行なうことが
可能となり、さらに胴部の上端に溶着する肩部の
両側部には胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対
応するＶ字状切欠部を形成しているため、胴部の
上端部においても胴部の屈折を充分に行うことが
できるので内容物を余すことなく押し出すことが
可能になる。しかも、その外観は下方部が外方に
大きく突出したものでなく、かつ胴部の一部が他
の部分よりも異状に膨出すると言つたことがな
く、側面的にも縦長矩形状のスマートな形とな
り、外観的商品価値を高めるものである。
また胴部の細幅な両側部をアイオノマー樹脂あ
るいはエチレン−酢酸ビニル共重合体から形成
し、胴部の広幅な前後面部を高密度ポリエチレン
樹脂から形成してあるため、両者の押出し成形時
における溶着が容易かつ確実となる。
るいはエチレン−酢酸ビニル共重合体から形成
し、胴部の広幅な前後面部を高密度ポリエチレン
樹脂から形成してあるため、両者の押出し成形時
における溶着が容易かつ確実となる。
第１図及び第２図は従来のチユーブ容器を示
し、第１図はその正面図、第２図は側面図、第３
図は本考案の実施例に係るチユーブ容器を示す斜
視図、第４図は第３図のチユーブ容器に用いられ
るスリーブを示す斜視図、第５図は第３図の−
線断面図、第６図は第３図の−線断面図で
ある。 １……胴部、４，４ａ……口頸部付肩部、５…
…シール部、６……筒状スリーブ、７……細幅な
両側部、８……広幅な前後面部。
し、第１図はその正面図、第２図は側面図、第３
図は本考案の実施例に係るチユーブ容器を示す斜
視図、第４図は第３図のチユーブ容器に用いられ
るスリーブを示す斜視図、第５図は第３図の−
線断面図、第６図は第３図の−線断面図で
ある。 １……胴部、４，４ａ……口頸部付肩部、５…
…シール部、６……筒状スリーブ、７……細幅な
両側部、８……広幅な前後面部。
Claims (1)
- 筒状胴部の上端に注出口付肩部を一体的に溶着
し、該胴部の下端を密閉シールしてなるチユーブ
容器において、該胴部を平断面が横長な形状に成
形するに際し、該胴部の細幅な両側部をアイオノ
マー樹脂あるいはエチレン−酢酸ビニル共重合体
から形成するとともに、その両側部のほぼ全長に
わたつて内側に向けて断面Ｖ字状に折曲形成し、
更に該胴部の上端に溶着する該肩部の両側部には
該胴部の断面Ｖ字状の細幅な両側部に対応するＶ
字状切欠部を形成し、該胴部の広幅な前後面部を
該胴部の細幅な両側部と相溶性を有する高密度ポ
リエチレンより両側部と一体的に成形し、該細幅
な両側部を該胴部の内容物を押出す時における屈
折部としてなることを特徴とする合成樹脂製チユ
ーブ容器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200683U JPS59118749U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 合成樹脂製チユ−ブ容器 |
| FR8401460A FR2540073B1 (fr) | 1983-02-01 | 1984-01-31 | Conteneur en forme de tube, destine a recevoir une substance semi-fluide |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1200683U JPS59118749U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 合成樹脂製チユ−ブ容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59118749U JPS59118749U (ja) | 1984-08-10 |
| JPH0231392Y2 true JPH0231392Y2 (ja) | 1990-08-24 |
Family
ID=11793495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1200683U Granted JPS59118749U (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 合成樹脂製チユ−ブ容器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59118749U (ja) |
| FR (1) | FR2540073B1 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
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| JPS59118749U (ja) | 1984-08-10 |
| FR2540073A1 (fr) | 1984-08-03 |
| FR2540073B1 (fr) | 1987-09-04 |
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