JPH03132571A - 車両のスライドドア構造 - Google Patents

車両のスライドドア構造

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Publication number
JPH03132571A
JPH03132571A JP1269370A JP26937089A JPH03132571A JP H03132571 A JPH03132571 A JP H03132571A JP 1269370 A JP1269370 A JP 1269370A JP 26937089 A JP26937089 A JP 26937089A JP H03132571 A JPH03132571 A JP H03132571A
Authority
JP
Japan
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door
sliding door
slide
vehicle body
helical shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1269370A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
武 山本
Takeshi Konishi
小西 武士
Masahiro Osumi
大隅 正宏
Hideo Sogabe
曽我部 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Priority to KR1019900016604A priority patent/KR950004302B1/ko
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体に配設されたガイドレールに沿ってスラ
イド可能とされたスライドドアの構造に関する。
(従来の技術) 例えば、ワゴン車タイプの自動車における後部座席側に
は、車体に配設されたガイドレールに沿って車体前後方
向にスライド可能とされたスライドドアが配設されてお
り、このスライドドアをスライドさせて開閉する開閉駆
動機構としては、チェーンやエアシリンダ等を用いた種
々の開閉駆動機構が開発されている。
その−例として、特開昭59−170381号公報に記
載された車両用スライドドアの自動開閉装置があり、こ
の自動開閉装置は、車体に取付けられたレールに沿って
スライド可能とされたスライドドアと、該スライドドア
の両側部に一端がそれぞれ連結され、且つ他端か車体の
所定位置に配設された駆動手段にそれぞれ巻き付けられ
た一対の可撓性のケーブルとを有し、上記駆動手段によ
りケーブルを牽引して該ケーブルを正逆走行させること
により上記スライドドアを開閉するように構成されたも
のである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のようにスライドドアに一端が連結され
たケーブルを駆動手段により正逆走行させスライドドア
を開閉するようにしたものにおいては、上記ケーブルを
配設する場合に、該ケーブルを円滑に走行させるために
極端な屈曲部が形成されることのないように比較的広範
囲にわたって配設する必要があり、このため、他の配設
部材との干渉が問題となっていた。また、他の配設部材
との干渉を回避すべく限られたスペース内にケーブルを
配設しようとした場合には、該ケーブルを部分的に極端
に屈曲させて配設する必要があり、このなめ、その屈曲
部分における摺動抵抗が増加し、操作性の低下を招くと
共に、該屈曲部での摺動音を徒に増加させることになっ
ていた。更に、駆動手段による牽引時のケーブルの伸び
や経時変化によるケーブル自体の伸びに起因してスライ
ドドアを確実に開閉することが困難となる場合があった
一方、上記スライドドアをスライドさせて開閉する場合
、特に、該ドアを閉める場合には、ガイドレールに沿っ
てスライドさせると共に、その最終段階において該ドア
をスライド方向とは異なる方向、即ち、スライド方向と
直交する車体内方に向けて押し付ける操作を必要とする
のであるが、上記のようにたな単にケーブルを走行させ
ることによりスライドドアをスライドさせていただけで
は、その最終段階において該スライドドアを車体内方に
向けて押し付けることができず該ドアを確実に閉扉状態
とすることが困難となる虞があった。
本発明は、上記のような実情に対処するもので、車体に
配設されたガイドレールに沿ってスライド可能とされた
スライドドアを円滑にスライドさせることにより極めて
軽快に開閉することができ、しかも確実に閉扉状態とし
得ると共に、該スライドドアを開閉するための開閉駆動
機構を他の配設部材と干渉させることなく良好に配設し
得るレイアウト性に優れたスライドドア構造を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明は次のように構成
したことを特徴とする。
即ち、車体に配設されたガイドレールに沿ってスライド
可能とされたスライドドアの構造であって、上記スライ
ドドアの移動方向に沿って配設されてた螺旋シャフトと
、該螺旋シャフトを回転させる駆動手段と、上記螺旋シ
ャフトに係合されて該シャフトの回転に伴って該シャフ
トに沿って移動するスライド部材と、該スライド部材と
上記スライドドアとを連結するリンク部材とを設けたこ
とを特徴とする。
(作  用) 上記の構成によれば、駆動手段によりスライドドアの移
動方向に沿って配設された螺旋シャフトを回転させるこ
とにより、該螺旋シャフトに沿ってスライド部材が移動
することになり、これにより、該スライド部材にリンク
部材を介して連結されたスライドドアが車体に配設され
たガイドレールに沿ってスライドすることになって、該
スライドドアを円滑に開閉することができる。特に、上
記スライドを閉める場合に、該ドアを閉じ方向にスライ
ドさせ、且つその最終段階でガイ1〜レールに沿って車
体内方に移動させる場合に、該スライドドアと上記スラ
イド部材とがリンク部材により連結されていることによ
り、該ドアを無理なく極めて良好に車体内方に向けて移
動させることが可能となって、該ドアを確実に閉扉状態
とすることができると共に、上記螺旋シャフトに沿って
移動するスライド部材を介してスライドドアを開閉する
ようになっているので、従来のように、ケーブルを介し
てスライドドアを開閉させる場合に比べて、開閉時にお
ける駆動力を確実にスライドドアに伝達することが可能
となって、該ドアを良好に開閉することが可能となる。
更に、上記螺旋シャフトがスライドドアのスライド方向
に沿って配設されていることにより、該螺旋シャフトを
スライドドアのスライドを案内するガイドレールの側部
近傍に配設することが可能となって、該螺旋シャフトを
配設するための余分なスペースを確保する必要がなく、
これにより、該螺旋シャフトを他の配設部材と干渉させ
ることなく極めて良好に配設することができる。
(実 施 例〉 以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
第1〜3図に示すように、車体1の側面部には後部車室
2を開閉するための車体前後方向にスライド可能とされ
たスライドドア3か配設されていると共に、該車体1の
側部下面には、車体前後方向に延び、且つ前端部が後部
車室2の内側に向けて若干湾曲するチャンネル状のロア
レール4が固設されており、このロアレール4には、上
記スライドドア3を形成するインナパネル3b(第2.
3図参照)の前端部下方に固設されたガイドブラケット
5の上面に回転自在に支持されたガイドローラ6が係合
されている。また、」1記車体1の後部側面を形成する
アウタパネル7aの上下方向のほぼ中央部には車体前後
方向に延び、且つ前端部が後部車室2の内側に若干湾曲
するチャンネル状のセンタレール8が固設されており、
このセンタレール8には、上記スライドドア3のインナ
パネル3b(第3図参照)の後端部に回動自在に支持さ
れたガイド部材9に回転自在に支持された複数のガイド
ローラ10.10が係合されている。
更に、上記車体lにおけるルーフパネル11の側部に接
合されて車体前後方向に延びる閉断面形状のルーフサイ
ドレインフォースメンl−12(第2図参照)の下面に
沿ってチャンネル状のアッパレール13が固設されてお
り、このアッパレール13もその前端部が上記ロアレー
ル4およびセンタレール8と同様に後部車室2の内側に
向けて若干湾曲されていると共に、このアッパレール1
3には、上記スライドドア3のインナパネル3b(第2
図参照)の上縁部に固設されたガイドアーム14の上面
に回転自在に支持されたガイドローラ]5が係合されて
いる。これにより、上記スライド3が、図示のように、
車体1の後部側面を形成するアウタパネル7aの側部に
位置された開扉状態より、各ガイドレール4,8.13
に沿って車体前方に向けてスライドし、且つその最終段
階において上記各ガイドレール4,8.13の前端部の
湾曲形状に沿って車内側(後部車室2側)に向けて移動
することにより、第3図に鎖線で示す閉扉状態とされる
ようになっている。
なお、第1図に示すように、スライドドア3の閉時に該
スライドドア3の後端縁部が対接する車体1の開口縁部
1aの所定位置には、該スライドドア3を閉扉状態にロ
ックするロック機構(後に詳述する)を構成するス)〜
ライカー16が固設されている。
そして、本実施例においては、上記スライドドア3を各
ガイドレール4,8.13に沿って車体前後方向にスラ
イドさせて該ドア3を開閉する開閉駆動装置が17が車
体1の側部下方に配設されており、この開閉駆動装置1
7は、第2.3図に示すように、車体1の床面部を形成
するフロアパネル18と、車体側部において車体前後方
向に配設された閉断面形状のサイドシル部1つとを連結
する縦壁部19aに一側部が接合されたステップ部20
の下面に固設された前後一対の支持ブラケット21.2
1と、これらの支持ブラケット21.2]、に両端部が
それぞれ支持されて回転可能とされた螺旋シャフト22
およびカムシャツl−23と、上記一方の支持ブラケッ
ト21に固設されて螺旋シャフト22を回転させる駆動
モータ24と、同じく一方の支持ブラケット21に固設
されて上記カムシャフト23を所定の範囲で回動させる
電磁弁等のアクチュエータ25と、上記両シャフト22
.23に係合されて該螺旋シャフト22の回転に伴って
その軸心方向に沿って車体前後方向に移動するスライド
部材26と、一端が該スライド部材26に、また他端が
上記ガイドロラケツ1−5の先端部にそれぞれ枢着され
てスライド部材26とスライドドア3側とを連結するリ
ンク部材27とから構成されており、上記螺旋シャフト
22の回転に伴って該螺旋シャフト22に沿ってスライ
ド部材26が移動することにより、該スライド部材26
にリンク部材27を介して連結されたスライドドア3が
車体前後方向にスライドされるようになっている。
更に、上記スライド部材26には、該スライド− 部材26を必要に応じて螺旋シャツ)・22に係脱させ
るクラッチ機構28が設けられており、このクラッチ機
構28について、第4〜6図に基づいて説明すると、上
記リンク部材27の一端が連結されたスライド部材26
の中央部下方には、螺旋シャフト22およびカムシャフ
ト23に平行して支軸29が固設されていると共に、こ
の支軸29を介して揺動自在に支持されたクラッチ部材
30がスライド部材26の下面中央部に形成された四部
26a内に収納されている。そして、上記クラッチ部材
30は、該クラッチ部材30の両側部とスライド部材2
6との間に介装された一対のコイルスプリング31.3
1により、常時、第6図に実線で示す状態に付勢されて
いると共に、該クラッチ部材30の一側部にはカム軸2
2の外周部に当接する凸部30aが、また、他側部には
上記螺旋シャフト22に噛合する雌ネジ部30bがそれ
ぞれ一体的に形成されており、上記アクチュエータ25
によりカムシャフト23を、第6図に鎖線で示すように
所定の角度回転させることにより、同じく第6図に鎖線
で示すように、クラッチ部材30の一側部に形成された
凸部30aが押圧され、これに伴って該クラッチ部材3
0が支軸29を中心として一対のコイルスプリング31
,31に抗して所定方向に揺動されることになって、該
クラッチ部材30の他側部に形成された雌ネジ部30b
が螺旋シャフト22に噛合した状態となる。この状態で
、駆動モータ24により、螺旋シャフト22を正逆回転
させることにより、スライド部材26が該螺旋シャフト
22に沿って往復駆動されることになって、スライドド
ア3が、第3図に実線で示す閉扉状態と、鎖線で示す閉
扉状態との間でスライドされるようになっている。
ここで、上記駆動モータ24およびアクチュエータ25
を作動させる駆動回路について説明すると、この駆動回
路32は、第7図に示すように、上記駆動モータ24の
両極部とアース33とをそれぞれ接続する2系統の第1
、第2接地回路34.35と、電源36に主電源回路3
7を介してそれぞれ接続された第1、第2電源回路38
゜39と、上記第1接地回路34上に設けられたスライ
ドドア3を関しるための各開用スイッチ40a、40b
、40cと、同じく第2接地回路35上に設けられたス
ライドドア3を開くための各開用スイッチ41a、41
b、41cと、上記第1、第2電源回路38.39にそ
れぞれ接続された第3、第4電源回路42.43と、同
じく第1、第2電源回路38.39にそれぞれ接続され
た第5、第6電源回路44.45と、上記第3、第4電
源回路42.43の途中に設けられて開用スイッチ40
bおよび開用スイッチ41bの作動の可否を制御するた
めの切換スイッチ46と、上記第5、第6電源回路44
.45の途中に設けられて開用スイッチ40cおよび開
用スイッチ41Cの作動の可否を制御する切換スイッチ
47と有する。また、主電源回路37には、上記カム軸
23を回転させるアクチュエータ25が接続されている
と共に、上記第2接地回路35の途中には、上記アクチ
ュエータ25に対する通電状態を制御するリレー48が
設けられ、且つ該回路35には、上記スライドドア3の
開状態および閉状態を検出するリミットスイッチ等の位
置検出センサ(図示せず)により、スライドドア3が所
定位置(開位置および閉位置)に達した場合に駆動モー
タ24の作動を停止させるスイッチ4つが設けられてい
る。従って、上記切換スイッチ46および47が閉成さ
れて第3、第5電源通路42.44が電源36に接続さ
れている場合には、各開用スイッチ40a、40b、4
0cの何れが−っを投入することにより、第1接地回路
34が遮断され、且つ第1、第3、第5電源回路38.
4244のいずれか一つを介して電源36と駆動モータ
24とが接続されて該駆動モータ24が回転駆動される
と共に、リレー48のコイル48aが励磁されて該リレ
ー48の接点48bが接点が閉成され、これにより、主
電源回路36を介してアクチュエータ25に通電される
ことになって、カム軸22が所定の角度回転され、第6
図に鎖線で示すように、クラッチ部材30が支軸29を
中心として揺動されることになって、該クラッチ部材3
3 4 0の雌ネジ部30bが螺旋シャフト22噛合し、その結
果、スライド部材26が移動することにより、スライド
ドア3が閉じ方向にスライドされるようになっている。
また、上記と同様に切換スイッチ46および47が閉成
されて第4、第6電源回路43.45が電源36に接続
されている場合には、各開用スイッチ4.1a、41b
、41cの何れか一つを投入することにより、第2接地
回路35が開成され、且つ第2、第4、第6電源回路3
9,43.45のいずれか一つを介して電源36に駆動
モータ24が接続されて該駆動モータ24か、上記とは
逆方向に回転駆動されると共に、リレー48のコイル4
8aが励磁されて該コイル48の接点48bが閉成され
、主電源回路36を介してアクチュエータ25に通電さ
れることになって、上記と同様にクラッチ部材30の雌
ネジ部30bが螺旋シャフト22噛合し、その結果、ス
ライド部材26か上記とは逆方向に移動することにより
、スライドドア3が開き方向にスライドされるようにな
っている。また、上記各開用スイッチ40a、40b、
40cおよび各開用スイッチ41a、41b、41cを
操作しない場合には、手動によりスライドドア3を開閉
し得るようになっている。
なお、例えば、上記各間、開用スイッチ40a、41a
は運転席側に、各間、開用スイッチ40b、41bはス
ライドドア3近辺の車室内側に、各間、開用スイッチ4
0c、41cはスライドドア3近辺の車外側にそれぞれ
配設されていると共に、上記第1、第2電源回路38.
39には、駆動モータ24の作動を制御してスライドド
ア3の開閉時における開閉速度を可変するための可変抵
抗でなるコントローラ50.51がそれぞれ設けられて
いる。更に、上記主電源回路37の途中には、スイッチ
52が設けられており、該スイッチ52を必要に応じて
投入することにより、アクチュエータ24が作動されて
クラッチ部材30が螺旋シャフト22に噛合するように
なっていおり、例えば、傾斜地等においてスライドドア
3を手動で開閉する場合に、その途中で、上記スイッチ
52を投入することにより、クラッチ部材30が螺旋シ
ャフト22に噛合し、これにより、スライドドア3をそ
の開閉の途中で確実に停止保持することができるように
なっている。
更に、本実施例においては、上記スライドドア3の閉方
向へのスライド時に、その最終段階で該スライドドア3
を車体内方側(後部車室2側)に向けて確実に移動させ
るための締切り機構53が設けられており、この締切り
53は、第8図に示すように、スライドドア3の閉時に
該ドア3の後端縁部3cに対向する車体1の開口縁部1
aの後方におけるアウタパネル7aとインナパネル7b
との間に配設された駆動モータ54と、該駆動モータ5
4に一体的に設けられた減速機55と、支軸56を中心
に回動自在に支持され、且つリンク部材57a、57b
を介して上記減速機55の回転軸55aに連結されたフ
ックレバー58と、スライドドア3の後端縁部3Cに支
持ブラケット5つを介して固設された係合ピン60と、
スライドドア3の移動時に上記係合ピン60に当接する
ことにより、上記駆動モータ54に対する通電状態を制
御するドア位置センサとしてのリミットスイッチ等61
とを有し、該リミットスイッチ61が係合ピン60に当
接した場合には、上記駆動モータ54に対して通電され
るようになっている。なお、上記駆動モータ54の回転
軸54aの後端部には、該軸54aを所定方向に付勢す
ることにより、駆動モータ54への非通電時には、フッ
クレバー58を実線で示す状態に保持するためのコイル
スプリング62が巻着されている。
また、上記駆動モータ54に対する通電状態を制御する
ための制御スイッチ63が設けられており、この制御ス
イッチ63は、第9図に示すように、上記スライドドア
3を閉扉状態にロックするロック機構64を構成するフ
ックレバー65とクローレバー66の側部近傍にそれぞ
れ配設された第1制御スイツチ63aと第2制御スイツ
チ63bとから構成されており、これらの各制御スイッ
チ63a、63bが共にOFF状態のときに、上記駆動
モータ54への通電が可能とされ、また各7 8 制御スイッチ63a、63bが共にON状態のときに、
上記駆動モータ54の通電が遮断されるようになってい
る。更に、第1図に示すように、上記駆動モータ54の
作動制御する一対の異物センサ67.67が設けられて
いる。
ここで、上記ロック機構64について簡単に説明すると
、第9図(I)に示すように、上記フックレバー65お
よびクローレバー66はそれぞれスライドドア3の後端
縁部側に配設されていると共に、該フックレバー65は
、支軸68により回動自在に支持され、且つ図示しない
付勢部材により、矢印A方向に付勢されており、スライ
ドドア3の開時にはフックレバー65の係合溝65aが
、車体1の開口縁部1aの所定位置に固設されたストラ
イカ−16に対向するようになっている。一方、上記ク
ローレバー66は、支軸69により回動自在に支持され
、且つ図示しない付勢部材により、矢印B方向に付勢さ
れており、該クローレバー66の先端部66aが上記フ
ックレバー65の外周部に当接するようになっている。
そして、第9図(I>に示すように、スライドドア3の
閉時における該ドア3の車体内方への移動時に、上記フ
ックレバー65の係合溝65aがストライカ−16に当
接し、この状態より、更に、フックレバー65の全体が
車体方向に向けて移動することにより、該フックレバー
65が反矢印A方向に回動することにより、クローレバ
ー66が、鎖線で示すように反矢印B方向に回動される
ことになって、上記第1、第2制御スイッチ63a、6
3bがそれぞれOFF状態となり、これにより、駆動モ
ータ54に対して通電可能状態となる。その後、第9図
(II)に示すように、フックレバー65の係合溝65
aが確実にストライカ−16に係合すると共に、クロー
レバー66の先端部66aが、フックレバー65の外周
部の所定位置に形成された係合部65bに係合すること
により、該フックレバー65の回動が規制されることに
なって、ストライカ−16がロック状態に保持されてス
ライドドア3が閉扉状態に確実にロックされるようにな
っている。そして、このように、ロック状態となったと
きには、上記両制御スイッチ63a、63bがそれぞれ
ON状態となって、上記駆動モータ54への通電が遮断
されるようになっている。
即ち、上記リミットスイッチ61、制御スイッチ63(
第1.第2制御スイッチ63a、63b)および異物セ
ンサ67.67により駆動モータ54の作動が制御され
るようになっている。ここで、上記リミットスイッチ6
1、制御スイッチ63および異物センサ67.67の挙
動に基づいて上記駆動モータ54の作動を制御するコン
トローラ(図示せず)が設けられている場合における該
コントローラの制御動作を、第10図のフローチャート
に基づいて説明すると、このコントローラは、まず、ス
テップS1において、第7図に示した駆動回路32を構
成する各開用スイッチ40a、40b、40cのうちの
いずれか一つがON状態か否かを判定し、いずれか一つ
がON状態であると判定したときには、ステップS2に
おいて、上記リミットスイッチ61がON状態であるか
を判定する。そして、該リミットスイッチ61がON状
態であると判定した場合には、ステップS3において、
異物センサ67.67がOFF状態であるかを判定し、
該センサ67.67がOFF状態、即ち、該センサ67
.67間に異物(例えば、乗員の手足等)がないと判定
したときには、ステップS4で、制御スイッチ63、即
ち、ロック機[64の近傍に配設された第1、第2制御
スイッチ63a、63bが共にOFF状態であるかを判
定し、両スイッチ63a、63bが共にOFF状態であ
れば、ステップS、において、上記駆動モータ54に対
して通電し、これにより、第8図に示すように、締切り
機構53を構成する駆動モータ54が作動されてフック
レバー58が回動することになって、該フックレバー5
8により係合ビン60が車体方向へ向けて押圧されるこ
とにより、スライドドア3の車体内方への移動がアシス
トされることになる。その後、コントローラは、ステッ
プS6において、上記第1、第2制御スイッチ63a、
63bがON状態であ1 2 るかを判定し、これらのスイッチ63a、63bがON
状態、即ち、スライド1〜ア3が確実に閉状態にロック
されていることを検出した場合には、ステップS7で、
駆動モータ54への通電を遮断する。これにより、第8
図に示すように、駆動モータ54の回転軸54aがコイ
ルスプリング62により付勢されて所定方向に回転する
ことになって、フックレバー58が実線で示す元の状態
に復帰されるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明すると、第3図に実線で示
すように、スライドドア3が開かれた状態より、駆動回
l¥832における各開用スイッチ40a、40b、4
0cのうちのいずれが一つを投入することにより、駆動
モータ24を介して螺旋シャフト22が回転されると共
にアクチュエータ25が作動さることにより、スライド
部材26の下方に設けられたクラッヂ部材30の雌ネジ
部30bが螺旋シャフト22に噛合し、これにより、ス
ライド部材26が螺旋シャフト22に沿って移動するこ
とにより、該スライド部材26にリンク部材27を介し
て連結されたスライドドア3が車体に配設されな各ガイ
ドレール4,8.13に沿って車体前方に向けてスライ
ドすることになって、該スライドドア3が、第3図に鎖
線で示すように、閉扉状態となる。また、上記駆動回路
32における各開用スイッチ41a、41b、4]、c
のうちのいずれか一つを投入することにより、上記とは
逆方向にスライド部材26が移動し、これにより、スラ
イドドア3を、第3図に実線で示ず開扉状態とすること
ができる。特に、上記スライド3を閉める場合に、該ド
ア3を閉じ方向にスライドさせ、且つその最終段階でガ
イドレール4゜8.13に沿って車体内方に移動させる
場合に、該スライドドア3と上記スライド部材26とが
リンク部材27により連結されていると共に、該スライ
ドドア3の車体内方への移動をアシストする締切り機構
53が設けられていることにより、該ドア3を無理なく
極めて良好に車体内方に向けて移動させることが可能と
なって、該ドア3を確実に閉扉状態とすることかできる
。また、上記螺旋シャフト22に沿って移動するスライ
ド部材26を介してスライドドア3を開閉するようにな
っているので、従来のように、ケーブルを介してスライ
ドドア3を開閉させる場合に比べて、開閉時における駆
動力を確実にスライドドア3に伝達することが可能とな
って、該ドア3を良好に開閉することが可能となる。
更に、上記螺旋シャフト22がスライドドア3のスライ
ド方向に沿って配設されていることにより、該螺旋シャ
フト22をスライドドア3のスライドを案内するロアレ
ール4の側部近傍に配設することが可能となって、該螺
旋シャフト22を配設するための余分なスペースを確保
する必要がなく、これにより、該螺旋シャフト22を他
の配設部材と干渉させることなく極めて良好に配設し得
てレイアウト性が向上すると共に、第2図に示すように
、上記螺旋シャフト22をはじめとする開閉駆動装置1
7の全体が、ステップ部20とサイドシル部19との間
に収納されているので、水、砂あるいは埃等より確実に
保護することができることになって、その作動の信頼性
ならびに耐久性を向上させることができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、駆動手段により螺旋シャ
フトを回転させることにより、該螺旋シャフトに沿って
スライド部材が移動することになり、これにより、該ス
ライド部材にリンク部材を介して連結されたスライドド
アが車体に配設されたガイトレールに沿ってスライドす
ることになって、該スライドドアを円滑に開閉すること
ができる。特に、上記スライドを閉める場合に、該ドア
を閉じ方向にスライドさせ、且つその最終段階でガイド
レールに沿って車体内方に移動させる場合に、該スライ
ドドアと上記スライド部材とがリンク部材により連結さ
れていることにより、該ドアを無理なく極めて良好に車
体内方に向けて移動させることが可能となって、該ドア
を確実に閉扉状態とすることができる。また、上記螺旋
シャフトに沿って移動するスライド部材を介してスライ
ドドアを開閉するようになっているので、従来5 6 のように、ケーブルを介してスライドドアを開閉させる
場合に比べて、開閉時における駆動力を確実にスライド
ドアに伝達することが可能となって、該ドアを良好に開
閉することが可能となる。
しかも、上記螺旋シャフトがスライドドアのスライド方
向に沿って配設されていることにより、該螺旋シャフト
をスライドドアのスライドを案内するガイドレールの側
部近傍に配設することが可能となって、該螺旋シャフト
を配設するための余分なスペースを確保する必要がなく
、これにより、該螺旋シャフトを他の配設部材と干渉さ
せることなく極めて良好に配設し得ることになって、レ
イアウト性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本実施例
のスライドドア構造が適用された自動車の要部の概略斜
視図、第2図は第1図のn−II線拡大断面図、第3図
は第1図の■−■線拡線断大断面図4図はスライド部材
の拡大平面図、第5図は第4図の■−V線断面図、第6
図は同じく第4図のVT−Vl線断面図、第7図は開閉
駆動装置の駆動回路図、第8図は締切り機構の平面図、
第9図(I)、i)はそれぞれ締切り機構の作動を制御
する制御スイッチが配設されたロック機構の概略構成図
、第10図は締切り機構に対する制御動作の一例を示す
フローチャート図である。 1・・・車体、3・・・スライドドア、4,8.13・
・・ガイドレール(4・・・ロアレール、8・・・セン
タレール、13・・・アッパレール)、22・・・螺旋
シャフト、24・・・駆動手段(駆動モータ)、26・
・・スライド部材、27・・・リンク部材。 第2 −2− 特開平3−132571 (13) 止

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体に配設されたガイドレールに沿ってスライド
    可能とされたスライドドアの構造であって、上記スライ
    ドドアの移動方向に沿って配設された螺旋シャフトと、
    該螺旋シャフトを回転させる駆動手段と、上記螺旋シャ
    フトに係合されて該シャフトの回転に伴って該シャフト
    に沿って移動するスライド部材と、該スライド部材と上
    記スライドドアとを連結するリンク部材とが備えられて
    いることを特徴とする車両のスライドドア構造。
JP1269370A 1989-10-16 1989-10-16 車両のスライドドア構造 Pending JPH03132571A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378983A (ja) * 1986-09-22 1988-04-09 シンワオ−トマチツク株式会社 車両用扉の自動開閉装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378983A (ja) * 1986-09-22 1988-04-09 シンワオ−トマチツク株式会社 車両用扉の自動開閉装置

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