JPH03132156A - 光ビーム走査装置 - Google Patents

光ビーム走査装置

Info

Publication number
JPH03132156A
JPH03132156A JP1269330A JP26933089A JPH03132156A JP H03132156 A JPH03132156 A JP H03132156A JP 1269330 A JP1269330 A JP 1269330A JP 26933089 A JP26933089 A JP 26933089A JP H03132156 A JPH03132156 A JP H03132156A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light beam
reflecting
light
polygon mirror
rotating polygon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1269330A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Goto
康彦 後藤
Tetsuya Kojima
徹也 小島
Shinji Imai
真二 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1269330A priority Critical patent/JPH03132156A/ja
Publication of JPH03132156A publication Critical patent/JPH03132156A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば画像読取装置やレーザプリンタ等で
使用される、光ビームを回転多面鏡を用いて反射偏向し
て該光ビームにより被走査体上を走査する光ビーム走査
装置に関するものである。
(従来の技術) 画像の記録された記録シート上を光ビームにより走査し
て画像信号を得、この画像信号に画像処理を施し、画像
処理の施された画像信号に基づいて光ビームを変調して
該光ビームに感光する記録シート上を走査し、該記録シ
ート上に画像を再生記録する等のシステムが種々の分野
で用いられている。
たとえば、後の画像処理に適合するように設計されたガ
ンマ値の低いX線フィルムを用いてX線画像を記録し、
このX線画像が記録されたフィルムからX線画像を読み
取って電気信号に変換し、この電気信号(画像信号)に
画像処理を施した後感光フィルム等に可視像として再生
することにより、コントラスト、シャープネス、粒状性
等の画質特性の良好な再生画像を得ることのできるシス
テムが開発されている(特公昭81−5193号公報参
照)。
また本願出願人により、放射線(X線、α線。
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射するとこの放射
線エネルギーの一部が蓄積され、その後可視光等の励起
光を照射すると蓄積されたエネルギーに応じて輝尽発光
を示す蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体
等の被写体の放射線画像を一部シート状の蓄積性蛍光体
に撮影記録し、この蓄積性蛍光体シートをレーザー光等
の励起光で走査して輝尽発光光を生ぜしめ、得られた輝
尽発光光を光電的に読み取って画像信号を得、この画像
信号に基づき被写体の放射線画像を写真感光材料等に可
視画像として出力させる放射線画像記録再生システムが
すでに提案されている(特開昭55−12429号、同
58−11395号、同55−183472号、同5B
−104645号、同55−118340号等)。
このシステムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真シ
ステムと比較して極めて広い放射線露出域にわたって画
像を記録しうるという実用的な利点を有している。すな
わち、蓄積性蛍光体においては、放射線露光量に対して
蓄積後に励起によって輝尽発光する発光光の光量が極め
て広い範囲にわたって比例することが認められており、
従って種々の撮影条件により放射線露光量がかなり大幅
に変動しても、蓄積性蛍光体シートより放射される輝尽
発光光の光量を読取ゲインを適当な値に設定して光電変
換手段により読み取って電気信号に変換し、この電気信
号を用いて写真感光材料等の記録材料、CRT等の表示
装置に放射線画像を可視像として出力させることによっ
て、放射線露光量の変動に影響されない放射線画像を得
ることができる。
X線フィルムや蓄積性蛍光体シート等を用いる上記シス
テム、およびさらに広く一般の画像等を取扱う種々のシ
ステムにおいて、画像を読み取って画像信号を得るには
、該画像の記録されたX線フィルムや蓄積性蛍光体シー
トやその他の記録シ−ト上を光ビームにより走査し、こ
の走査により得られた上記画像を表わす光(例えば、X
線フィルムを透過し又はX線フィルムから反射した光や
、蓄積性蛍光体シートから発せられた輝尽発光光等)を
受光器で受光して画像信号を得る画像読取装置が用いら
れる。また、画像信号に基づいて可視画像を得るには、
該画像信号に基づいて強度変調された光ビームでたとえ
ば画像記録用感光フィルム等の記録シート上を走査する
画像記録装置が用いられる。
上記画像読取装置や画像記録装置等において光ビームを
記録シート上に走査させるために回転多面鏡が用いられ
ることが多い。回転多面鏡を用いると記録シート上を高
速で走査することができ、高速の画像読取装置あるいは
画像記録装置を実現することができる。
しかしながら回転多面鏡を用いると主として回転ムラの
影響により回転多面鏡の各反射面で反射された光ビーム
が記録シート上を走査する速度が該各反射回毎に異なる
、いわゆるジッタが生じこれにより画像読取装置におい
て画像を読み取って得た画像信号が担持する画像や画像
記録装置において記録シートに記録された画像に歪が生
じる場合があり、このジッタを補正する方法が種々提案
されている(例えば、実公昭82−8017号公報、特
開昭63−110413号公報参照)。
また、回転多面鏡は、各反射面毎に反射率がバラついた
り、回転軸に対する傾きや回転軸からの距離がバラつく
ため、上記走査速度のバラつきと合わせ最終的に記録シ
ートの各点に照射される光ビームの光量が異なり、この
ため画像読取装置において画像を読み取って得た画像信
号が担持する画像や画像記録装置において記録シートに
記録された画像に回転多面鏡の一回転を一周期とした濃
度ムラを生じることがあり、この濃度ムラを補正する方
法も提案されている(特願昭83−210087号参照
)。
(発明が解決しようとする課題) 上記ジッタ補正や濃度ムラ補正を行なうには、回転多面
鏡の各反射面毎に走査速度やその他の変動を測定して各
反射面毎の補正値を求めておき、実際に記録シートから
画像を読み取った際もしくは記録シートに画像を記録す
る際に光ビームが現にどの反射面から反射しているかを
検出して、各反射面と各補正値とを対応づける必要があ
る。
しかしながらこれまで回転多面鏡のどの反射面に光ビー
ムが照射され反射偏向されているかを検出する有効な検
出手段は知られていなかった。
本発明は、上記事情に鑑み、回転多面鏡の多数の反射面
のうち、光ビームを現に反射偏向する反射面を特定する
手段を備えた光ビーム走査装置を提供することを目的と
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の第一の光ビーム走査装置は、 光ビームを発生する光ビーム発生手段と、該光ビームを
反射偏向して被走査体上に走査させる回転多面鏡を備え
た光ビーム走査手段とを有する光ビーム走査装置におい
て、 前記回転多面鏡が、前記光ビームを反射偏向する反射面
以外の回転位置に付された、前記反射面と対応づけられ
たマークと、該マークを検出する検出器とを備え、該検
出器の出力信号により多数の前記反射面のうち前記光ビ
ームを現に反射偏向する反射面を特定する面同期信号を
得ることを特徴とするものである。
ここで、上記「マーク」と「検出器」は、特定のマーク
、検出器に特定されるものではないが、例えばマークと
して光学的反射率を変化させるものを付し、検出器とし
て該光学的反射率の変化を検出する投受光器を備えても
よく、あるいはマークとして磁性体を付し、検出器とし
てその磁性体の存在を検出するセンサを備えてもよい。
また、本発明の第二の光ビーム走査装置は、光ビームを
発生する光ビーム発生手段と、該光ビームを反射偏向し
て被走査体上に走査させる回転多面鏡を備えた光ビーム
走査手段とを有する光ビーム走査装置において、 前記光ビームによる走査線上の前記被走査体から外れた
位置を照射する光ビームを受光する受光器を備えるとと
もに、前記回転多面鏡の前記光ビ−ムを反射偏向する多
数の反射面の一つの、前記光ビームが前記受光器により
受光される瞬間に該光ビームを反射偏向する位置に、前
記受光器により受光される前記光ビームの光量を変化さ
せるマークを備え、前記受光器の出力信号により前記多
数の反射面のうち前記光ビームを現に反射偏向している
反射面を特定する面同期信号を得ることを特徴とするも
のである。
ここで、上記「マーク」は上記受光器に入射する光ビー
ムの光量を変化させるものであればよく特定のものに限
られるものではないが、例えば光ビームに対する光学的
反射率を変化させるものであってもよく、反射率は変化
しなくても照射された光ビームを散乱させ、あるいは受
光器の方向以外の方向に反射させるものであってもよい
また、本発明の第三の光ビーム走査装置は、光ビームを
発生する光ビーム発生手段と、該光ビームを反射偏向し
て被走査体上に走査させる回転多面鏡を備えた光ビーム
走査手段とを有する光ビーム走査装置において、 前記回転多面鏡により反射偏向された前記光ビームを受
光して該回転多面鏡の前記光ビームを反射偏向する多数
の反射面の特性を求める面持性#1P1定手段と、前記
多数の反射面の特性を記憶しておく記憶手段と、前記面
特性測定手段で求められた前記特性と前記記憶手段に記
憶された前記多数の反射面の特性とを比較して前記多数
の反射面のうち現に前記光ビームを反射偏向している反
射面を特定する面同期信号を出力する比較手段とを備え
たことを特徴とするものである。
ここで上記「多数の反射面の特性」とは、「多数の反射
面」を識別できる特性であればよく特定の特性に限られ
るものではないが、例えば各反射面の反射率、回転軸に
対する傾き1回転軸からの距離等のいずれかまたはこれ
らの組合せを採用することができる。また上記「多数の
反射面の特性」の特性には、たとえば回転多面鏡を回転
させるためのモータの回転ムラに起因する走査速度ムラ
等、反射面自体の特性以外の、各反射面により反射偏向
された光ビームに表われる変動も含まれる。
(作  用) 本発明の上記第一の光ビーム走査装置は、回転多面鏡が
光ビームを反射偏向する反射面以外の回転位置に付され
た、反射面と対応づけられたマークと、該マークを検出
する検出器とを備えているため、該回転多面鏡が実際に
光ビームを反射偏向しているか否かとは無関係に、該回
転多面鏡を回転させるだけで上記検出器の出力信号によ
り、光ビームが実際に反射偏向された場合に現在どの反
射面から反射偏向するかという面同期信号を得ることが
できる。
但し、上記第一の光ビーム走査装置は、回転多面鏡に例
えば投受光器等の検出器を備える必要があるため、この
検出器の支持手段や回転多面鏡の回転に伴って生じる風
の影響により光ビームが乱されないようにするための防
風手段等の取り付は方法が問題となり、上記支持手段や
防風手段等を含めた回転多面鏡のコストを増大させ、寸
法も大きなものとなる欠点も有する。
また、本発明の第二の光ビーム走査装置は、光ビームに
よる走査線上の被走査体から外れた位置を照射する光ビ
ームを受光する受光器を備えるとともに、回転多面鏡の
反射面の一つが、光ビームが上記受光器により受光され
る瞬間に該反射面に照射される位置に受光器により受光
される光ビームの光量を変化させるマークを備えている
ため、該受光器の出力信号により面同期信号を得ること
ができる。また、この第二の光ビーム走査装置は、回転
多面鏡にマークを付す必要はあるが回転多面鏡には検出
器を備える必要はなく、またこの第二の光ビーム走査装
置にいう受光器は配置の自由度がかなり大きく、さらに
例えばジッタ補正用に備えられた受光器をこの第二の光
ビーム走査装置にいう受光器と兼用することもでき、も
しくは、この第二の光ビーム走査装置を画像読取装置に
応用した場合に該画像読取装置において画像を読み取る
ために備えられた受光器をこの第二の光ビーム走査装置
にいう受光器と兼用することもでき、したがって上記第
一の光ビーム走査装置はどのコストアップを伴わずに面
同期信号を得ることができる。但し、回転多面鏡の所定
位置にマークを付す必要があり、したがって市販されて
いる回転多面鏡をそのまま用いることはできないという
欠点を有している。
また、本発明の第三の光ビーム走査装置は、多数の反射
面の特性、例えば走査速度1反射率等を求める面特性測
定手段を備え、比較手段により、この面特性測定手段で
測定された特性と記憶手段に記憶された特性とを比較す
るようにしたため、回転多面鏡には一切追加加工等を施
すことなく、面同期信号を求めることができる。また、
上記多数の反射面の特性を求めるための光ビームを受光
する受光器は、求めるべき特性によっては上記第二の光
ビーム走査装置の場合と同様に、ジッタ補正のための受
光器や画像を読み取るための受光器と併用することも可
能である。
(実 施 例) 以下図面を参照して本発明の実施例について説明する。
第1図は、本発明の第一の光ビーム走査装置で用いられ
る回転多面鏡の一実施例の概略構成を表わした斜視図で
ある。
この回転多面鏡1は光ビーム2を反射偏向する反射面3
a、 3b、 3c、・・・を6面備えており、モータ
4により矢印C方向に高速で回転し、この回転により光
ビーム2が図示しない被走査体上を繰り返し走査する。
この回転多面鏡1の第一の反射面3aと対応する該反射
面以外の回転位置に反射率が低下するようにマーク5が
付されており、このマーク5がモータ4の回転にも拘ら
ず静止しているように取り付けられた投光器8a、受光
器6bにより検出され、この検出された信号により、光
ビーム2が現にどの反射面3a、 3b、 3c、・・
・で反射されるかを表わす面同期信号が求められる。
尚、この実施例ではマーク5として光学的な反射率が変
化するマークが付され、投受光器8a、 6bによりマ
ーク5を検出するように構成されているが、マーク5は
例えば磁気センサが感応する磁性体等であってもよい。
第2図は、本発明の第二の光ビーム走査装置の一実施例
を採用した画像記録装置の一例の概要を示す斜視図であ
る。
レーザ光源11から発せられた光ビーム12は、レンズ
13.音響光学的光変調器(以下、rAOMJと呼ぶ。
)14.レンズ15を経由し、さらに矢印C方向に高速
で回転する回転多面鏡16により反射偏向され、fθレ
ンズ17.反射ミラー18を経由して感光フィルム19
上を走査線20に沿って矢印X方向に繰り返し主走査す
る。また感光フィルム19は図示しない搬送手段により
上記主走査と略直角な矢印Y方向に搬送(副走査)され
る。
AOM14にはAOM駆動回路21が接続されており、
AOM駆動回路21は、感光フィルム■9上に画像信号
SDに基づく画像が再生記録されるように入力された画
像信号Soに基づいてAOMを駆動して光ビーム12を
強度変調させる。
主走査線20上の、感光フィルム19に隣接する位置に
光ビーム12を検出する受光器22が備えられており、
回転多面鏡の各反射面23a 、 23b 、・・・で
反射偏向された光ビーム12がこの受光器22上を走査
する瞬間を表わす信号が同期信号発生器24に入力され
る。また回転多面鏡16の第一の反射面23aには、受
光器22上に反射偏向される光ビーム12が照射される
位置に、光ビーム12の反射率を低下させるマーク25
が付されている。
第3図は、第2図に示す回転多面鏡16の、マーク25
の付された第一の反射面23aを表わした図である。
第一の反射面23aで反射偏向された光ビーム12が第
2図に示す主走査線20の走査開始点Aから走査終了点
Bまで感光フィルム上を走査する間に、光ビーム12の
第一の反射面23aへの入射点は第3図に示すA′点か
らB′点まで変化する。そこでA′点の近傍にマーク2
5を付しておくことにより、光ビーム12が第一の反射
面23aにより反射偏向された場合は受光器22に入射
する光ビーム12の光量が少なく他の反射面23b、・
・・により反射偏向された場合は受光器22に入射する
光ビーム12の光量が多い。同期信号発生器24では光
ビーム12が受光器22上を通過したタイミングだけで
なく、光ビームの光量に対応するその信号の値も識別し
て受光器22上を通過した光ビーム22が第一の反射面
23aにより反射偏向された光ビーム12であるか否か
を判別し、この情報に基づいて光ビーム12が現にどの
反射面23a 、 23b 、・・・で反射されている
かを表わす面同期信号が求められる。この面同期信号は
AOM駆動回路21に入力され、AOM駆動回路では回
転多面鏡16の各反射面23a 、 23b 、・・・
により反射偏向された光ビーム12の走査速度の相違等
を補正して感光フィルム19上に良好な画質を備えた画
像が再生記録されるようにAOM14を駆動する。
第4図は、本発明の第三の光ビーム走査装置の一実施例
を採用した画像読取装置の一例の概略構成図である。尚
、ここでは前述した蓄積性蛍光体シートに蓄積記録され
た放射線画像を読み取って画像信号を得る画像読取装置
の例について説明する。また、この実施例は回転多面鏡
の回転ムラ等に起因する各反射面により反射偏向された
光ビームによる走査速度が互いに異なるいわゆるジッタ
を求めて、このジッタに基づいて面同期信号を得るよう
にしたものである。
図示しないX線撮影装置において被写体にX線が照射さ
れ、該被写体を透過したX線が蓄積性蛍光体シートに照
射され、これにより該蓄積性蛍光体シートに上記被写体
のX線画像が蓄積記録され、このX線画像が蓄積記録さ
れた蓄積性蛍光体シートが画像読取装置30の所定位置
にセットされる。
所定位置にセットされた蓄積性蛍光体シート31は、図
示しない駆動手段により駆動されるエンドレスベルト等
のシート搬送手段32により、矢印Y方向に搬送(副走
査)される。一方、レーザ光源33から発せられた光ビ
ーム34はモータ35により駆動され矢印C′力方向高
速回転する回転多面鏡36によって反射偏向され、fθ
レンズ等の集束レンズ37を通過した後、ミラー38に
より光路をかえてシー)31に入射し、副走査の方向(
矢印Y方向)と略直角な矢印X方向に主走査する。シー
ト31の、光ビーム34が照射された箇所からは、蓄積
記録されているX線画像情報に応じた光量の輝尽発光光
39が発せられ、この輝尽発光光39は光ガイド4′0
によって導かれ、フォトマルチプライヤ(光電子増倍管
) 41によって光電的に検出される。光ガイド40は
アクリル板等の導光性材料を成形して作られたものであ
り、直線状をなす入射端面40aが蓄積性蛍光体シート
31上の主走査線にそって延びるように配され、円環状
に形成された射出端面40bにフォトマルチプライヤ4
1の受光面が結合されている。入射端面40aから光ガ
イド40内に入射した輝尽発光光39は、該光ガイド4
0の内部を全反射を繰り返して進み、射出端面40bか
ら射出してフォトマルチプライヤ41に受光され、放射
線画像を表わす輝尽発光光39がフォトマルチプライヤ
41によって電気信号に変換される。
フォトマルチプライヤ41から出力されたアナログ信号
S^は、ログアンプ42で対数的に増幅された後、A/
D変換器43に入力されサンプリングされて、ディジタ
ルの画像信号Soが得られる。この画像信号SDは、図
示しない画像処理装置に送られてこの画像信号Soに適
切な画像処理が施され、その後画像再生装置に送られて
画像信号S。
に基づく可視画像が再生表示される。
ここでA/D変換器2Bにおいて画像信号がサンプリン
グされる際のサンプリング間隔について説明する。この
サンプリング間隔は、蓄積性蛍光体シート31上で主走
査方向について等間隔であることが好ましい。ところが
主としてモータ35の回転ムラに起因し、回転多面鏡3
6の各反射面による主走査毎に光ビーム34の主走査の
速度が異なり、したがって一定周期のパルス列からなる
クロックを用いてA/D変換のタイミングを定めると、
そのサンプリング間隔は蓄積性蛍光体シート31上で等
間隔とならず回転多面鏡の各反射面毎に異なった間隔と
なってしまうことになる。
本実施例ではモータ35の回転ムラに起因する上記ジッ
タを以下のようにして補正している。
光ビーム34による各主走査の開始位置と終了位置に、
光ビーム34を受光する受光器44.45が配置されて
おり、まず、シート31のない状態でモータ35により
回転多面鏡36を回転させ光ビーム34によりくり返し
主走査を行なう。このとき光ビーム34が受光器44.
45を横切るタイミングが該受光器44゜45により検
出される。これらの受光器44.45により検出された
信号はカウンタ46に入力され、カウンタ4Bでは発振
器47から出力されたクロックをカウントして光ビーム
34による両受光器44.45の間の走査速度を表わす
カウント値が各反射面毎に求められ、記憶回路48に記
憶される。
第5図は、上記のようにして求めた、各反射面により反
射偏向された光ビームの走査速度の一例を表わした図で
ある。
図の0印が上記のようにして求められ記憶回路48に記
憶された走査速度を表わしており、各0印の上に記載さ
れた番号は、回転多面鏡36の各反射面の番号である。
但し、たとえば番号1の反射面が物理的にどの反射面に
対応しているかという情報は不要であり番号1.2.・
・・の反射面がこの順に光ビームを反射偏向するという
情報だけで十分である。
以上の準備がなされた後、前述したようにして蓄積性蛍
光体シート31が光ビーム34により走査され、アナロ
グ画像信号S^が得られ対数増幅器42で対数的に増幅
された後A/D変換器43でサンプリングされる。
この際、シート31が走査線上まで搬送される前に記憶
回路48から回転多面鏡36の現に光ビームを反射偏向
している反射面の走査速度を表わすカウント値が同期信
号発生器49に向けて出力され、該同期信号発生器49
ではこのカウント値と記憶回路48から読み出された各
反射面に対応するカウント値(走査速度)とに基づいて
現に何番の番号の反射面により反射偏向された光ビーム
により走査されているかを表わす面同期信号が求められ
る。
第5図を用いてこの面同期信号の求め方の一例について
説明する。
図に示した破線は現在各反射面から反射偏向された光ビ
ーム34による走査速度のパターン(「第2のパターン
」と称する。)であるとする。このとき記憶回路48に
記憶されていた走査速度を表わすパターン(図の実線;
「第1のパターン」と称する。)と第2のパターンとを
比較し、次に第1のパターンを図に示す矢印り方向にひ
と目盛骨(−反射面分)シフトして同様に比較し、さら
にひと目盛骨シフトして比較する。このようにして比較
することにより第1および第2のパターンの相関が最も
高いシフト量が求められる。第5図では第1のパターン
を図の右方向に2目盛分(2反射面分)シフトした場合
、第1のパターンと第2のパターンとがほぼ一致し、最
も相関が高いシフト量として求められる。このようにし
て最も相関の高いシフト量を求めることにより、このシ
フト量により現在光ビーム34を反射偏向している反射
面の番号1,2.・・・、6が判明し、面同期信号が求
められる。
この面同期信号は、補正クロック発生回路50に入力さ
れる。補正クロック発生回路50は、この面同期信号に
基づいて、シート3上で各反射面によらず互いに同一の
サンプリング間隔となるように周期が微小変化したクロ
ックを発生するものであり、このクロックがA/D変換
器26のサンプリングのタイミングを指示するクロック
として出力される。A/D変換器26ではこの微小変化
されたクロックの各パルス毎に画像信号をサンプリング
し、ディジタルの画像信号SOを生成する。したがって
このようにして求められたディジタルの画像信号Soは
、回転多面鏡3Bの各反射面による光ビーム34の走査
速度の相違に拘らず、蓄積性蛍光体シート3上で等間隔
にサンプリングされた画像信号となる。
尚、この実施例では回転多面鏡36の各反射面により反
射偏向された光ビーム34の走査速度が互いに異なるこ
とを利用して面同期信号を求めたが、回転多面鏡の各反
射面の他の特性を利用して面同期信号を求めてもよい。
例えば各反射面の反射率が異なることにより受光器44
または受光器45で受光される光ビームの光量が各反射
面毎に異なることを利用して面同期信号を求めてもよく
、また、各反射面の回転軸に対する傾きの相違を利用す
るために受光器44または受光器45としてPSD(p
5alon 5ensitive device )を
用い、光ビームが該受光器44.45上のどの位置を走
査したかを求めることにより面同期信号を求めてもよい
。また、各反射面の回転軸からの距離の相違を利用して
面同期信号を求めることもできる。
第6図は、各反射面の回転軸からの距離の相違を検出す
るセンサの一例を示す概略構成図である。
光ビーム34がセンサ51上を矢印E方向に走査するよ
うにセンサ51を配置する。センサ51には光ビーム3
4の走査方向(矢印E方向)と直角方向にスリット52
が設けられており、光ビーム34はこのスリット52を
通してセンサ51により検出される。ここで回転多面鏡
3Bの各反射面のその回転軸からの距離が互いに異なる
と光ビーム34の光路長が互いに異なり、ある反射面で
反射偏向された光ビーム34はセンサ51で小さなスポ
ット53を形成し、他の反射面で反射偏向された光ビー
ム34はセンサ51上で大きなスポット54を形成する
。スリット52を通過する光量はスポット径により異な
り、これにより面同期信号を求めることができる。
また、ジッタ補正や面同期信号を得るためのセンサとし
て、画像信号を得るためのフォトマルチプライヤ41を
兼用することもできる。この場合、例えば第4図に示す
受光器44.45に代えて光ビーム34が照射されるこ
とにより輝尽発光光39と波長の類似した蛍光を瞬時に
発する蛍光体を含有する蛍光体板を配置し、また光ガイ
ド40を輝尽発光光39とともに該蛍光もフォトマルチ
プライヤ41にまで導くように構成すればよい。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第一の光ビーム走査装置で
は回転多面鏡が反射面以外の回転位置に付されたマーク
と該マークを検出する検出器を備えているため、また第
二の光ビーム走査装置では回転多面鏡の反射面に付され
たマークとこのマークを光ビームを用いて検出する受光
器を備えているため、さらに第三の光ビーム走査装置は
各反射面の特性を記憶しておき、現に求められた特性と
記憶しておいた特性を比較するようにしたため、回転多
面鏡の各反射面を特定する面同期信号を求めることがで
き、これによりジッタ補正や濃度ムラ補正等を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第一の光ビーム走査装置で用いられ
る回転多面鏡の一実施例の概略構成を表わした斜視図、 第2図は、本発明の第二の光ビーム走査装置の一実施例
を採用した画像記録装置の一例の概要を示す斜視図、 第3図は、第2図に示す回転多面鏡の、マークの付され
た第一の反射面を表わした図、第4図は、本発明の第三
の光ビーム走査装置の一実施例を採用した画像読取装置
の一例の概略構成図、 第5図は、回転多面鏡の各反射面により反射偏向された
光ビームの走査速度を表わした図、第6図は、回転多面
鏡の各反射面の、回転軸からの距離の相違を検出するセ
ンサの一例を示す概略構成図である。 1・・・回転多面鏡     2・・・光ビーム5・・
・マーク       6a・・・投光器6b・・・受
光器 12・・・光ビーム 23a 、 23b −・・反射面 33・・・レーザ光源 36・・・回転多面鏡 41・・・フォトマルチプライヤ 44、45・・・受光器 11・・・レーザ光源 16・・・回転多面鏡 25・・・マーク 34・・・光ビーム 39・・・輝尽発光光 第 2 図 第 図 第 図 第 図 第 図 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ビームを発生する光ビーム発生手段と、該光ビ
    ームを反射偏向して被走査体上に走査させる回転多面鏡
    を備えた光ビーム走査手段とを有する光ビーム走査装置
    において、前記回転多面鏡が、前記光ビームを反射偏向
    する反射面以外の回転位置に付された、前記反射面と対
    応づけられたマークと、該マークを検出する検出器とを
    備え、該検出器の出力信号により多数の前記反射面のう
    ち前記光ビームを現に反射偏向する反射面を特定する面
    同期信号を得ることを特徴とする光ビーム走査装置。
  2. (2)光ビームを発生する光ビーム発生手段と、該光ビ
    ームを反射偏向して被走査体上に走査させる回転多面鏡
    を備えた光ビーム走査手段とを有する光ビーム走査装置
    において、前記光ビームによる走査線上の前記被走査体
    から外れた位置を照射する光ビームを受光する受光器を
    備えるとともに、前記回転多面鏡の前記光ビームを反射
    偏向する多数の反射面の一つの、前記光ビームが前記受
    光器により受光される瞬間に該光ビームを反射偏向する
    位置に、前記受光器により受光される前記光ビームの光
    量を変化させるマークを備え、前記受光器の出力信号に
    より前記多数の反射面のうち前記光ビームを現に反射偏
    向している反射面を特定する面同期信号を得ることを特
    徴とする光ビーム走査装置。
  3. (3)光ビームを発生する光ビーム発生手段と、該光ビ
    ームを反射偏向して被走査体上に走査させる回転多面鏡
    を備えた光ビーム走査手段とを有する光ビーム走査装置
    において、前記回転多面鏡により反射偏向された前記光
    ビームを受光して該回転多面鏡の前記光ビームを反射偏
    向する多数の反射面の特性を求める面特性測定手段と、
    前記多数の反射面の特性を記憶しておく記憶手段と、前
    記面特性測定手段で求められた前記特性と前記記憶手段
    に記憶された前記多数の反射面の特性とを比較して前記
    多数の反射面のうち現に前記光ビームを反射偏向してい
    る反射面を特定する面同期信号を出力する比較手段とを
    備えたことを特徴とする光ビーム走査装置。
JP1269330A 1989-10-17 1989-10-17 光ビーム走査装置 Pending JPH03132156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1269330A JPH03132156A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 光ビーム走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1269330A JPH03132156A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 光ビーム走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03132156A true JPH03132156A (ja) 1991-06-05

Family

ID=17470860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1269330A Pending JPH03132156A (ja) 1989-10-17 1989-10-17 光ビーム走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03132156A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768793A2 (en) * 1995-10-11 1997-04-16 Konica Corporation Radiographic image information reading apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0768793A2 (en) * 1995-10-11 1997-04-16 Konica Corporation Radiographic image information reading apparatus
US5760416A (en) * 1995-10-11 1998-06-02 Konica Corporation Radiographic image information reading apparatus
EP0768793A3 (en) * 1995-10-11 1998-11-25 Konica Corporation Radiographic image information reading apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4943871A (en) Image read-out and reproducing apparatus
JPH0620223B2 (ja) 画像情報読取記録装置
JP3416052B2 (ja) シェーディング補正用データの取得方法
JPH0258973A (ja) 画像情報読取装置のシェーディング補正方法
JPH0620234B2 (ja) 画像情報読取装置のシェーディング特性測定方法
US5086228A (en) Method for eliminating nonuniformity in sensitivity in image read-out apparatuses
JP2601479B2 (ja) 光ビーム走査装置
JP2565779B2 (ja) 放射線画像読取装置
JPH03132156A (ja) 光ビーム走査装置
JPH03227168A (ja) ジッタ補正方法
JPH03198039A (ja) 画像読取装置
JP2689175B2 (ja) 画像読取装置
JPH03132154A (ja) 光ビーム走査装置
JPS60120346A (ja) 放射線画像情報記録読取方法および装置
JPH03132155A (ja) 光ビーム走査装置の画像幅調整方法
JPH08116435A (ja) 放射線画像読取りにおけるシェーディング補正方法
JP3726921B2 (ja) 放射線画像読取方法
JPH09163097A (ja) 光ビーム走査装置
JPH03154565A (ja) 光ビーム走査装置
JPH01237637A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPH03211518A (ja) 光ビーム走査装置
JPH02237267A (ja) 画像記録装置における濃度ムラ補正方法
JPS58174921A (ja) レ−ザ光走査装置
JPH04318763A (ja) 画像情報読取装置のシェーディング補正方法
JPS63307420A (ja) 光ビ−ム走査装置