JPH03131840A - 写真プリント方法 - Google Patents

写真プリント方法

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JPH03131840A
JPH03131840A JP26995789A JP26995789A JPH03131840A JP H03131840 A JPH03131840 A JP H03131840A JP 26995789 A JP26995789 A JP 26995789A JP 26995789 A JP26995789 A JP 26995789A JP H03131840 A JPH03131840 A JP H03131840A
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寺下 隆章
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真プリント方法に関し、更に詳しくは撮影時
に記録した被写体の位置と輝度とを用いて焼付露光量を
決定する写真プリント方法に関するものである。
〔従来の技術〕
現在の写真プリントでは、写真フィルムに記録された画
像から、撮影状況や撮影者の意図を推定しているため、
撮影者にとって不満なプリント写真に仕上がってしまう
ことがある。そこで、撮影者の意図に合ったプリント写
真を作成するために、写真撮影時に各種の情報を写真フ
ィルムに記録するカメラが知られている。例えば、特開
昭51−117632号公報、同52−1333号公報
同52−30429号公報には、撮影照明光の種類を写
真フィルムに記録することが記載され、特開昭63−2
98233号公報、同64−21432号公報には、ト
リミング情報を記録することが記載されている。また、
特開昭50−30517号公報、同55−101932
号公報、同54−2115号公報には、主要被写体の種
類を記録することが記載されている。
また、カメラの露出制御方法として、測距装置を利用し
て主要被写体を検出し、この主要被写体の輝度で露出を
制御するものが知られている0例えば、特開昭59−3
1933号公報には、複数個の測距エリアで被写体を測
距し、得られた複数の被写体距離のうち、最も近距離の
ものを主要被写体とし、残りを背景被写体とし、主要被
写体と背景被写体との輝度を比較し、その差の程度に応
じてシーン分類し、各撮影シーンの分類毎に用意された
露出プログラムを選択する露出制御方法が記載されてい
る。特開昭62−58228号公報には撮影シーンを2
つの測距エリアに分割し、これらの測距エリアの輝度を
測定し、そのうちの小さい方を選択して露出制御する方
法が記載されている。更に、特開昭62−255921
号公報には、被写体を検出した測距エリアが1個の場合
にはスポット測光を行い、複数の場合であって中央の測
距エリアに被写体が存在している時には中央部重点測光
を行い、中央の測距エリアが被写体を検出していない時
には予め決めた領域の平均測光で露出を制御する方法が
記載されている。
[発明が解決しようとする課題] 写真プリンタでは、主要被写体の輝度を知ることができ
ないため、前述したカメラの露出制御方法を利用するこ
とは不可能である。また、測距エリアはある大きさを持
っているため、測距装置で検出された被写体は、必ずし
も主要被写体そのものではなく、例えばその一部であっ
たり、あるいは背景の被写体が入っていたりする。その
ために、測距エリアに対応した画面上の部分だけを主要
部であると判定し、これから求めた特徴値を用いて焼付
露光量を決定した場合には、適正な焼付露光量を算出す
ることができなくなる。
本発明は、主要部濃度を高精度に再現することができる
ようにした写真プリント方法を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の写真プリント方法
は、測定された主要被写体の輝度と、この主要被写体の
画面上での位置を撮影時に記録媒体に記録し、写真プリ
ント時に記録媒体から主要被写体の位置と輝度とを読み
取り、主要被写体の位置を基準として定めた範囲を主要
部とし、この主要部から抽出した特徴値に対して輝度の
大きさに応じて重み付けし、この重み付けされた特徴値
を用いて焼付露光量を決定するようにしたものである。
〔作用〕
撮影時に、測距装置で検出された主要被写体の位置と、
測距用のセンサー又は専用のセンサーで測定した主要被
写体の輝度が記録媒体に記録される。写真プリント時に
は、記録媒体から読み取った主要被写体の位置を基準と
して主要部が決定される。この主要部をスキャナーで測
定して最大濃度、最低濃度等の特徴値を抽出する。他方
、記録媒体から読み取った主要被写体の輝度に応じて、
主要部の特徴値が重み付され、この重み付した特徴値を
用いて焼付露光量が算出される。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は主要被写体の位置と輝度の情報を記録するカメ
ラを示すものである。この図では、撮影シーンIOを模
式的に平面で示してあり、また盪影シーン10上に測距
エリアTI−T9を描いである。投光部11は、光源1
2から放射されたスポット状の赤外光を盪影シーン10
に向けて投光し、各測距エリアT1〜T9を順次走査す
る。各測距エリアT1〜T9を順次走査している間に、
被写体13で反射した赤外光はレンズ14を通って入射
位置検出手段例えばイメージセンサ−15に入射する。
このイメージセンサ−15に被写体13からの反射光が
入射したかどうかで被写体の有無が検出され、そして反
射光の入射位置から被写体13の距離が測定される。
前記光源12にはX軸18が取り付けられており、この
X軸18はホルダー19に回転自在に保持されている。
このホルダー19にはY軸20が固着されている。また
、X軸18はX方向走査部21に連結されており、この
X方向走査部21のパルスモータ(図示せず)で光源1
2が縦方向に揺動される。Y軸20にはY方向走査部2
2が連接されており、これによって光′rX12が横方
向に揺動される。コントローラ25は、X方向走査部2
1とY方向走査部22とを制御して光源12を二次元に
走査させる。前記コントローラ25はパルスカウンタを
備え、各走査部21.22に送った駆動パルスをカウン
トすることで、撮影シーンに対する光源12の走査位置
を検出し、そして測距工IJ7T1〜′F9を走査して
いるときにのみ光源12を発光させる。この光源12が
発光する各測距エリアT1〜1゛9の位置信号は、距離
検出部26に送られる。
前記距離検出部26は、イメージセンサ−15の時系列
信号から反射光が入射した位置を求め、この入射位置と
測距エリアの位置信号とから、各測距エリアT 1〜T
9に存在する各被写体の距離を検出する。第1図に示す
実施例では、測距可能な距離(通常4〜5m)には被写
体13が存在するため、測距エリア′F4で求めた被写
体距離が描影距#1(合焦路1@)として用いられる。
また、この距離検出部26は、複数の測距エリアT1〜
T9に、異なった距離の被写体がそれぞれ存在している
場合には、予め決めたプログラムに従って、1つの被写
体距離を選択する。例えば、近距離優先の場合には、検
出された複数の被写体距離のうち最短のものを選択し、
これを撮影レンズセット機構27に送る。
画面上での主要被写体の位置は、との測距エリアで主要
被写体を検出したかを調べることで知ることができる。
そこで、この実施例では、測距エリアT4の中心位置を
表す位置情報がバーコードデータ発生回路28に送られ
る。また、距離測定部26は、主要被写体からの反射光
が入射したイメージセンサ−15のピクセルの位置情報
を輝度測定部29に送る。この輝度測定部29は、投光
部11による投光が終了した後に、イメージセンサ−1
5から出力される時系列信号のうち、位置情報によって
指定されたピクセルの信号を取り出し、これを主要被写
体の輝度情報としてバーコードデータ発生回路28に送
る。
前記撮影レンズセット機構27は、レリーズボタン(図
示せず)が完全に押下されたときに、撮影距離に応じた
位置に撮影レンズ30をセットする。この撮影レンズ3
0のセント完了信号でシャッタ駆動部31が作動し、シ
ャッタ32を開閉して写真フィルム33を露光させる。
また、シャンク駆動部31の作動に同期して、バーコー
ドデータ発生回路28が作動され、主要被写体の位置情
報と輝度情報とをバーコードデータに変換する。
このバーコードデータは、ドライバ34を介してバーコ
ード記録装置35に送られる。
前記バーコード記録装置35は、バーコードを発生する
液晶パネルと、この液晶パネルを照明する光源とから構
成されており、写真フィルム33の背後からバーコード
を密着填込みする。なお、この実施例では、写真フィル
ム33の停止中にバーコードを記録するが、写真フィル
ム33をコマ送りする際にこれに同期してバーコードを
記録してもよい。こうすると、バーコード記録装置は、
1本のバーコードだけを記録すればよいから、その構造
が簡単となる。また、バーコードの代わりにマークや文
字等を記録してもよい。
第2回は現像済み写真フィルムの一例を示すものであり
、説明の便宜上測距エリアT1〜T9を点線で示しであ
る。この写真フィルム33の画面33aには、主要被写
体13の像13aが写されている。そして、画面33a
の外側には、主要被写体の位置情報37と、その輝度情
報38とが記録されている。
第3図は写真プリンタを示すものである。光源43から
放出された白色光は、ミキシングボックス44で照度ム
ラが発生しないように充分に拡散される。このミキシン
グボックス44は、内面がミラー面となった角筒の両端
部に拡散板を取り付けた構造をしている。
フィルムキャリヤ47はプリント位置に配置されており
、現像済み写真フィルム33がセットされ、ミキシング
ボックス44を透過した光で照明される。この写真フィ
ルム33の平坦性を確保するために、プリント位置゛の
上にフィルムマスク48が設けられている。このフィル
ムマスク48は、周知のようにコマのサイズに対応した
開口が形成されており、写真フィルム33の移送時に、
ソレノイド(図示せず)によって浮き上がり、プリント
時に写真フィルム33を押え付けるようになっている。
前記プリント位置の手前に、バーコードリーダー50が
配置されており、写真フィルム33がプリント位置に送
られる際に、各コマに記録された位置情報37と輝度情
報38とを読み取り、これらを演算部51に送る。
また、プリント位置の斜め上方には、レンズ52とイメ
ージエリヤセンサー53とから構成されたスキャナー5
4が配置されており、プリント位置にセットされたコマ
の各点の透過光を測定する。
このスキャナー54は、例えば14Xloの測定点を持
っており、各測定点の信号が信号処理回路55に送られ
、ここで対数変換及びデジタル変換される。この対数変
換により濃度に対応した信号(以下、これを濃度信号と
いう)が演算部51に送られる。この演算部51は、後
述するように、主要部の特徴値を用いて焼付露光壁を算
出する。
プリント位置の上方には、焼付レンズ5日が配置されて
おり、ペーパーマスク59の背後に配置された印画紙6
0に、セットされたコマの画像を拡大投影する。この焼
付レンズ58と印画紙60との間には、シャッタ駆動部
61で開閉が制御されるシャッタ62が配置されている
第4図は位置情報に基づいて決定された画面上の主要部
を示すものである。第2図に示す場合には、測距エリア
T4の中心の位置Pが位置情報37として記録されてい
る。そこで、この位置Pを中心とした所定のサイズの矩
形が主要部65とされる。
次に、演算部51で行われる焼付露光量の算出例につい
て説明する。まず、演算部51は、位置情報37から主
要部65を特定し、次に主要部65内の各画素の濃度D
S、(jは各点を表す)を比較して、最大濃度DS、、
、と、最低濃度DS17とを抽出する。この2種類の濃
度を次の条件式に代入して撮影シーンを分類する。
1、DS、、、−DS、、ll≦ K(例えば0.2)
この条件式を満たす撮影シーンの場合には、各画素の濃
度DS、から平均濃度D 、amnを算出し、これを主
要部濃度DSとして用い、次式に代入して焼付露光量E
を算出する。
ffi、、E−α(DS−DN)+ β ・・・(1)
ここで、各記号は次の通りである。
DN・・・ノーマルコントロールネガの平均濃度α ・
・・スロープ係数 β ・・・ノーマルコントロールネガを適正に仕上げる
に必要な露光量 2、DS、、、−DS、l、>  K この場合には、位置Pの濃度DPと、最大濃度DS、、
、又は最低濃度DS、、nとの関係から、(a)〜(C
)のシーン分類を行う、そして、各撮影シーン毎に用意
された演算式を用いて主要部濃度DSを算出し、前述し
たように式(1)に代入して焼付露光量Eを算出する。
(a)DPζDS、□の場合 この場合には、輝度情報38をデコードして得た被写体
輝度B、EV (フィルム感度を150100とした場
合)を用いて、撮影シーンをi〜iiiに細分類する。
i、Bs >KH(例えばKll = 10 EV)こ
のような撮影シーンは、主要被写体が白服を着ていたり
、一部門るい空を含んでいることが多い。この撮影シー
ンに対しては、次式(2)を用いて最大濃度DS□、と
最低濃度DS11..を重み付けして主要部濃度DSを
算出する。
DS= 0.3DS、、、+  0.7 DS、i、 
 ・・・(2)ここで、rO,3J、rO,7Jは重付
は係数である。
ii、KL ≦B、≦にイ KLとしては、例えば5EVが用いられる。このような
撮影シーンに対しては、次式(3)により主要部濃度D
Sを求める。
DS= 0.5DS、、、+  0.5 DSl、、、
、  ・・・(3)!!l 、  B s < K t この条件式を満たす場合は、拡散した光であるため、主
要被写体が白であってもその影響は小さい。この撮影シ
ーンに対しては次式(4)を用いて主要部濃度DSを算
出する。
DS= 0.7DS、、、+  0.3  DSsin
  ・ ・ ・(4)(b)DP−DS、、、、の場合 この場合には、被写体輝度B、から、次の3種類のシー
ンiv〜viに細分類する。
iv、  BS >KM 主要部が小さい逆光シーンが多く、これに対しては次式
(5)から主要部濃度DSを算出する。
DS= 0.2DS、、、 +  0.8 DS+et
n  ・・・(5)V、KL≦B、≦K。
黒服又は陰の部分を測光しているため、より明るい方に
補正するのがよい。そこで、次式(6)を用いて主要部
濃度DSを算出する。
DS= 0.6DS、、、+  0.4 DS+ai、
l ・・・(6)vi、  BS <KL 主要部以外の暗いハックも測光しているため、これの補
正が必要である。そこで、次式(7)から主要部濃度D
Sを算出する。
DS= 0.8DSl11.、 +  0.2 DSI
Ii、1  ・・・(7)(C)  その他 (a)、 (b)以外の場合は、濃度DPが主要部65
の中間濃度に近く、これに対してはvi −嘘に細分類
する。
伽、B、>K。
明るい順光のため、最大濃度D mawに補正すること
が必要であり、これに対しては次式(8)が用いられる
DS= 0.6DS、、、+  0.4 DS、、、 
 ・・・(8)viii、B、≦K。
このような撮影シーンに対しては、次式(9)を用いる
DS= 0.5DS、aX+  0.5 DS、i、 
 ・−・(9)本発明の演算処理は、以上のシーン分類
や演算式(2)〜(9)に限定されるものではない。ま
た、主要部から抽出される特徴値は、D S、、、 、
 D S、、。
に限定されるものでなく、ハイライト部濃度、シャド一
部濃度、背景部と近値した濃度域の平均濃度等を含んで
もよい。要は主要被写体の位置を基準として定めた範囲
を主要部とし、この主要部から抽出した特徴値に対し、
輝度情報を用いて特徴値を重み付けしたり、又は選択(
重付係数が零の場合)するものである。これにより、主
要被写体濃度をより正確に求め、強いては焼付露光量を
正確に決定しようとするものである。
次に、上記実施例の作用について第5図を参照して説明
する。写真撮影に際しては、カメラの向きを調節して構
図を決定してから、周知のようにレリーズボタン(図示
せず)に指を触れれば測距が開始される。この測距にお
いては、コントローラ25がY方向走査部22を作動さ
せ、Y軸20を介してホルダー19を回転させる。この
ホルダー19により、光源12がY方向(水平方向)に
回転し、この回転の途中で光源12が発光する。
これにより、光源12から投光されたスポット状の赤外
光は、まず測距エリアT6を走査し、その後測距エリア
T7を走査する。この測距エリアT7の走査後に、ホル
ダー19とともに光源12が逆方向に回転してY方向で
の初期位置に復帰する。
光tAtZが初期位置に復帰すると、コントローラ25
はX方向走査部21を作動させ、XI[blBを時計方
向に一定角度だけ回転させる。この直後にコントローラ
25はY方向走査部22を作動させ、そしてその途中で
光源12を発光させて、測距エリアT2を走査する。同
様にして測距エリアT3.TI、T4.T5.T8.T
9を順次走査する。
例えば測距エリアT4上に主要被写体13が存在してい
る場合には、これで反射された赤外光がレンズ14を介
してイメージセンサ−15に入射する。このイメージセ
ンサ−15から読み出した時系列信号は、距離検出部2
6に送られて入射位置が検出される。また、距離検出部
26には光源12の位置信号も入力されているから、現
在測距中にある測距エリアが識別される。そして、測距
エリアと反射光の入射位置とから、主要被写体の距離が
検出される。この被写体距離の情報は、撮影レンズセッ
ト機構27に送られ、また測距エリアT4の画面上の位
置を表す位置情報がバーコードデータ発生回路28に送
られる。
投光部110投光走査完了後に、距離検出部26は反射
光の入射位置を表す信号を出力し、これを輝度検出部2
9に送る。この輝度検出部29は、周期的に作動してい
るイメージセンサ−15の時系列信号の中から、入射位
置信号に基づいて、反射光が入射したイメージセンサ−
のピクセルの信号を抽出し、これを主要被写体の輝度情
報としてバーコードデータ発生回路28に送る。なお、
主要被写体の輝度を測定する専用のセンサーを用いても
よい。
レリーズボタンを完全に押下すれば、撮影レンズセット
機構27が撮影距離に応じた位置に撮影レンズ30をセ
ットする。このレンズセット後に、シャッタ駆動部31
が作動するから、シャッタ32が所定の速度が開閉して
、撮影シーン10を写真フィルム33に写し込む。シャ
ッタの作動直後に、バーコードデータ発生回路28から
、主要被写体の位置と輝度を表すバーコードデータが出
力され、ドライバ34を介してバーコード記録装置35
に送られる。このバーコード記録装置35は、バーコー
ドで表した位置情報37と、輝度情報38とを写真フィ
ルム33に記録する。
1本分の写真フィルム33の撮影が終了すると、カメラ
から写真フィルム33が取り出されて写真現像所に提出
される。写真現像所では、写真フィルム33を現像処理
して、潜像で記録された各コマと、各コマの近傍に記録
した位置情報37.輝度情報38とが可視像に変換され
る。
現像処理された写真フィルム33は、第3図に示す写真
プリンタのフィルムキャリア47に装填される。この写
真フィルム33に記録されたコマがプリント位置に向か
って移送される際に、バーコードリーダー50が位置情
報37と輝度情報38とを読み取り、これらを演算部5
1に送る。
画面33aがプリント位置にセットされると、スキャナ
ー54は、画面33aをスキャニングして、各点の透過
光を測定する。この測光値は信号処理回路55で濃度に
変換されてから演算部51に送られる。演算部51は、
位置情報37に基づいて主要部65を決定し、次に主要
部65内に含まれた各測定点の濃度から、最大濃度DS
、、、。
最低濃度DS、、、を抽出する。これらの濃度差を用い
て、撮影シーンを2種類に大別し、そして主要被写体の
濃度DPと輝度B、とを用いて細分類する。各分類毎に
用意された演算式を用いて、主要部濃度DSを求め、こ
れから焼付露光量Eを算出する。この焼付露光量Eは、
コントローラ56に送られる。
焼付露光量Eの算出後に、コントローラ56は、シャッ
タ駆動部61を介して、焼付露光量上に応した時間だけ
シャッタ62を開き、画面33aを印画紙60に焼付露
光する。以下、同様にして写真フィルム33の各画面が
印画紙60に順次焼付露光される。
本発明を実施するに当り、主要被写体の距離情報を写真
フィルムに記録し、この被写体距離に応じて主要部65
のサイズを変更するのが望ましい。
更に、撮影シーンの平均輝度又は主要被写体を除いた撮
影シーンの平均輝度を記録してもよい。こうすると、主
要被写体の輝度と比較することで、主要被写体が白か黒
か、あるいは背景の影響を受けているかを正確に判定す
ることができる。また、カメラ姿勢の情報を記録し、カ
メラ姿勢に応して主要部65の縞と横の長さを変更して
もよい。更にまた、主要被写体Q色と距離とを記録し、
これらを用いてシーン分類し、この分類された撮影シー
ンに応じて重付は係数を変更してもよい。
なお、主要部の特徴値を用いてシーン分類を行う例につ
いて説明したが、主要部以外、すなわち背景部の特徴値
を用いてシーン分類をしてもよい。
複数個の主要部が存在する場合には、まずそれぞれにつ
いて露光量を算出し、次にこれらの平均値を求めてこれ
を焼付露光量としたり、あるいは複数個の主要部を1個
の主要部とみなして本発明を適用してもよい。
前記実施例は濃度補正であるが、本発明は色補正にも適
用することができる。この場合には光源43とミキシン
グボックス44との間に、シアンフィルタ、マゼンタフ
ィルタ、イエローフィルタを配置し、3色の焼付露光量
に応じて色フィルタのセット位置を調節する。
また、距離情報を写真フィルムに記録する代わりに、I
Cカードやパトローネの外周に形成した磁気記録部等に
記録してもよく、更にまた写真フィルムに連結された記
録媒体であってもよい。また、本発明は電子スチールカ
メラで記録した画像を写真プリントする場合にも利用す
ることができる。この電子スチールカメラでは、画像デ
ータとともに各測距エリアの距離情報が磁気フロッピィ
に書き込まれる。そして例えばCRTに画像を表示し、
これをデジタルカラープリンタによってカラーペーパー
に記録する際に、距離情報を読み出しで、画像データに
基づく各点の露光量の制御に用いられる。
更に、主要部の位置と輝度は、バーコードで記録してい
るが、マーク、文字等を用いてもよい。
特に、主要被写体の位置は、画面外の2辺にマークを施
すことにより、これらのマークを通り、直交する2本の
仮想線の交点で表してもよい。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、撮影時に画面上での主要被
写体の位置と、主要被写体の輝度とを記4゜ 録媒体に記録し、写真プリント時にこれらの情報を読み
取って焼付露光量の算出に用いるようにしたから、主要
被写体であると判定された部分が主要被写体の一部例え
ば服であったり、あるいは背景であった場合でも、主要
部の濃度を正しく検出し、それにより主要部を適正に仕
上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は複数の測距エリアを有する写真カメラの一例を
示す概略図である。 第2図は主要被写体の位置と輝度とをバーコードで記録
した写真フィルムの説明図である。 第3図は写真プリンタの一例を示す概略図である。 第4図は主要部を示す説明図である。 第5図は本発明の写真プリント方法の手順を示すフロー
チャートである。 TI−T9・・測距エリア 10・・・・撮影シーン 11・・・・投光部 12・・・・光源 13・・・・被写体 13a・・・被写体の像 15・・・・イメージセンサ− 30・・・・撮影レンズ 33・ ・・・写真フィルム 35・・・・バーコード記録装置 37・・・・位置情報 38・・・・輝度情報 50・・・・バーコードリーダー 54・・・・スキャナー 第2図 第4 図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定された主要被写体の輝度と、この主要被写体
    の画面上での位置を撮影時に記録媒体に記録し、写真プ
    リント時に記録媒体から主要被写体の位置と輝度とを読
    み取り、主要被写体の位置を基準として定めた範囲を主
    要部とし、この主要部から抽出した特徴値に対して輝度
    の大きさに応じて重み付けし、この重み付けされた特徴
    値を用いて焼付露光量を決定することを特徴とする写真
    プリント方法。
JP26995789A 1989-10-17 1989-10-17 写真プリント方法 Expired - Lifetime JP2888558B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0572648A (ja) * 1991-09-12 1993-03-26 Fuji Photo Film Co Ltd プリント写真の作成方法
US5537180A (en) * 1994-05-27 1996-07-16 Olympus Optical Co., Ltd. Camera for recording position information of object to be photographed on the basis of moving amount of object in photographic image plane, and method of recording position information

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