JPH03131558A - セメント組成物 - Google Patents

セメント組成物

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JPH03131558A
JPH03131558A JP2243886A JP24388690A JPH03131558A JP H03131558 A JPH03131558 A JP H03131558A JP 2243886 A JP2243886 A JP 2243886A JP 24388690 A JP24388690 A JP 24388690A JP H03131558 A JPH03131558 A JP H03131558A
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横田 紀男
Shohei Sato
昌平 佐藤
Toshihiro Nishi
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメント組成物に係る。
従」すに青 セメント組成物を硬化して得られるセメント製品の曲げ
強度は必ずしも高くない。慣用的な粒子寸法および水/
セメント比の水硬性セメン+−m酸物を硬化して得られ
る製品の曲げ強度は5〜10MPa程度である。セメン
ト組成物に繊維物質を含ませることによってセメント製
品の曲げ強度を高めうることが知られているが、その曲
げ強度が40MPaを越えることは稀であり、しかもセ
メント組成物の成形性が悪くなる。そのほか、セメント
製品の気孔の寸法および割合を規定したり、セメント組
成物の粘性条件を規定するなどによってセメント製品の
曲げ強度を高めることが提案されている。
しかしながら、これらの提案に係る曲げ強度を改善した
セメント製品は耐燃性(耐熱性、耐火性)、耐水性等に
おいて難点があり、実用化には問題がある。又、これら
のセメント製品は主としてポルトランドセメントその他
の水硬性セメントを用いているために製品が灰色をして
おり、外観上の問題もある。
セメント打ち現場では面積、設備、熟練者が必ずしも充
分でない場合があり、半製品の状態で現場へ運搬するこ
とが望まれることがある。
溌J坏月1的 本発明は、以上の如き従来技術に鑑み、高曲げ強度を有
し、耐燃性、耐水性等に優れ、かつ混練後未硬化の状態
で保存できるセメント製品を従供することを目的とする
2浬I11に 本発明は、I  CzSに任意に水硬性化合物を混合し
た粉末100重量部に対して、水分散性重合体1〜20
重量部、水5〜25重量部に加えて、任意に細骨材、充
填材等を添加し、混練したセメント組成物は、成形した
後、相対湿度20〜70%または(および)5〜15気
圧の下、40〜180℃の温度で処理し、硬化せしめる
と上記特性を満たずセメント製品が得られ、さらに上記
で混練したセメント組成物はその段階で密封すれば数ケ
月にわたって可塑性を失なわないまま保存することが可
能であり、従って、上記セメント組成物をそのまま製品
素材としであるいは成形した半製品として密封保存し、
後に開封し、上記のように熱処理して硬化せしめ、セメ
ント製品とすることができることを見い出して、完成さ
れたものである。
aの(の貝 重量1 本発明ではセメント粒子として7−C2Sを用いる。従
来、T  C2Sは通常水硬性を示さないのでセメント
構成化合物としてはできるだけ含まないことが好ましい
とされてきた。しかし、本発明者らは、驚くべきことに
、T−C2S粉末に水分散性重合体および水を添加して
混練し、低湿または高圧の条件下で熱処理して得たセメ
ント硬化体が、高曲げ強度その他の優れた特性を示す画
期的な製品であることを見い出し、本発明を為すに至っ
た。
この硬化体の特徴としては、T  CzSの初期水和物
であるトベルモライト類似永和生成物(C5I+)ゲル
の極微量が硬化体のマトリックスを形成していることな
らびにそれが重合体によって安定化されていることから
、高曲げ強度を含む優れた機械的強度に加えて、耐水性
が大きく、また透水性は小さく、更には耐熱性、防火性
などにおいて優れ、かつ変形が少ない、等の特徴を挙げ
ることができる。第1図は本発明のセメント組成物の硬
化体の内部Mi織を説明する図であるが、未水和のγ−
C2S粒子1と充填物2の間をC3)fゲルと重合体の
混合物がマトリックス3として埋めている。これに対し
て、第2図は、従来のポルトランドセメント硬化体の内
部組織を示す図であるが、表面を内部水和物4で包囲さ
れた未水和物5、外部水和物6、水酸化カルシウム7な
どの粒子が結合して組織を形成している。
本発明のセメント組成物は、γ−C2Sを用いそれを特
定条件下で水和させて硬化体を得ることを特徴とし、前
述の利点はγ−C2Sを用いることによって達成される
ものである。しかし、任意に、水硬性化合物を混入して
もよい。水硬性化合物を混合する場合、その混合割合は
特に限定されないが、−船釣には、γ−CzSとの合計
重量の内削で40%以下とする。水硬性化合物としては
、普通にはいわゆる水硬性セメントを混合すればよく、
例えば、ポルトランドセメント、混合ポルトラン−下セ
メント(高炉セメント、フライフッシュセメント、シリ
カセメントなど)、アルミナセメント、水硬性石灰、ロ
ーマンセメント、天然セメント、混合石灰セメント(ス
ラグセメント、火山灰セメントなど)などがある。又、
早強セメント、超速硬セメントあるいはオイルウェルセ
メントなどもよい。特に、アルミナセメントはそれ自体
鳥油げ強度の硬化体を与えることが知られており、これ
の混合は好ましい。
本発明のセメント組成物には水分散性重合体即ち水に分
散性の重合体を添加して、成形あるいは加工に際してr
−CZS等の粒子に潤滑または分散作用ならびに可塑性
を与える。水分散性重合体としては、例えば、酢酸ビニ
ルの重合体および共重合体;アクリルアミドやメタクリ
ルアミドの重合体および共重合体などのアミド置換重合
体;ヒドロキシプロピルメチルセルロース、オキシプロ
ピルメチルセルロースなどの非イオン系のアルキルまた
はヒドロキシアルキル・セルロースエステル;ポリエチ
レンオキシドなどのポリアルキレンオキシト誘導体;ポ
リアルコキシ誘導体;リグノスルフォネートおよびスル
フォン化ナフタレン塩などのスルフォン基含有重合体;
などがあり、単独でまたは混合して使用する。水分散性
重合体はγ〜C,Sと任意な水硬性化合物よりなる粉末
100重量部に対して1〜20重量部、好ましくは1〜
5重量部添加する。
本発明のセメント組成物には、任意に、細骨材、充填材
等を添加してもよい。これらは粒径1印以下であること
が好ましい。例えば、砂、石英砂、および微細無定形シ
リカなどのシリカ、チタニア、カンラン石、スレート粉
末、フライアッシュ、スラグ、石膏等がある。又、本発
明によるセメント製品は繊維を混入することなく高い曲
げ強度を達成するものであるが、繊維の混入を排除する
ものではない。更に、本発明のセメント組成物に顔料を
添加することができる。本発明によるセメント硬化体は
7−C,S粉末が白色であることから美感的に優れた白
色であり、従ってまた、顔料を添加して鮮明な着色を得
ることが容易であるという利点を有している。
本発明のセメント組成物を混練するに当っては、r  
CzSと任意に水硬性化合物よりなる粉末100重量部
に対して水を5〜25重量部、好ましくは7〜15重量
部添加するにとどめ、その混水量は極めて少なくする。
これはセメントの水和速度を制限する一方、水空間空隙
を小さくすることによって高密度を保ちかつ全体の空隙
を少なくするためである。このように混水量が極めて少
ない組成物を均一に混練するためには、2本スクリュー
のニーダや2本ロールミル等を単独で用いあるいは併用
して高剪断力の下で混練するとよい。
混練したセメント組成物は押出成形、ロール成形(シー
ト状)、加圧成形(異形状、ロンド状、円錐形など)等
の成形をした後機械加工(切削等)して各様の部品形状
の半製品とする。本発明のセメント組成物は、成形して
半製品としだ後直ちに養生して硬化せしめることができ
るが、本発明では、特別に、混練後あるいは成形された
半製品の段階で密封して可塑性を保有したまま保存する
ことを特徴としている。密閉保存方法は特に限定されな
い。こうして、密封保存したものは、開封され、半製品
はそのまま、混練した段階で密封されたものは成形した
後、相対湿度20〜70好ましくは20〜60%の低湿
あるいは(および)5〜15好ましくは5〜10気圧の
高圧の下において、約40〜180°C1好ましくは8
0〜150°Cの温度で処理し、硬化せしめることがで
きる。このような養生によって普通の条件下では水硬性
を示さないγ−CzS粉末のセメント組成物を硬化する
ことができる。
尚、セメント製品の曲げ強度を改良するために、セメン
ト製品の気孔を調整することは本発明のセメント製品に
おいても有効である(特開昭56−14465号公報参
照)。例えば、製品の全容積の2%あるいは0.5%以
下が最大寸法1OOI!rn、または50卿、または1
5mを越える気孔によって占められるようにする。一般
的に、相対的に大寸法気孔の割合が小さくなるほどセメ
ント製品の強度は大きくなる。
こうした緻密な製品を得ることは粒子の粒度分布を調整
することによってできる。特に多重モード分布すなわち
粒度分布曲線におけるピークが複数存在するように粒度
配合を調整することは有利である。例えば、ニモード分
布として、(a)粒径60−110 IMを50wt%
以上、好ましくは70〜90wt%、(b)粒径l〜1
0−を5wt%以上、好ましくは10〜30wt%、お
よび(c)上記粒径以外を20w t%以下、好ましく
は10wt%以下、更に好ましくは5wt%以下の配合
は好適とされる。これ以外の二重モード分布、あるいは
三重モード分布等を利用して好ましい気孔の製品を達成
することができる。又、単モード分布でもよいことは勿
論である。一般的に、本発明に用いるγ−C,Sは容易
に微粉末化するので、より緻密な製品を調製するのも容
易である。
セメント組成物の成分の選択に当って、毛管レオメータ
試験を行ない、剪断速度の増大に対して剪断応力が一定
以上増大するものを選択することも有効である(特開昭
57−129853号公報参照)。
例えば、試験用組成物を毛管レオメータ中に押出し、そ
の際、試験用組成物の剪断速度を0.1〜57秒の範囲
内の剪断速度において10倍に増大させた場合に、試験
用組成物の剪断応力が少な(とも25%増大するように
、生成物の成分および組成を選択することによって曲げ
強度を増大させることができる。
このような曲げ強度増大手法は、本来、普通の水硬性セ
メント硬化体について提案されたものであるが、本発明
のセメント製品に応用することによって、本発明による
硬化体の曲げ強度を飛躍的に高めることが可能である。
本発明者らは200MPa程度は可能であると考えてい
る。同様に、高ヤング係数を達成する手法も提案されて
いる。
次に、本発明のセメント製品に使用するγ−C,5粉末
ば、純度99wt%以上の酸化力ルシウJ、系、水酸化
カルシウム系および(または)炭酸カルシウム系粉末と
、純度99−t%以上の酸化珪素系の粉末とをCab/
Sin、のモル比が1.90〜2.05、好ましくは1
.98になるように混合し、1000〜1500°C3
好ましくは1400°Cの温度で焼成し、室温まで徐冷
して製造することができる。上記のCaO源およびSi
n。
源は焼成条件下でそれぞれCaOおよび5fOzに成る
ような化合物または組成物であり、その化合物または組
成物の純度はとらちも99w t%以上のものである。
両者とも、下記の如く、特定成分を一定量以上含有して
はならない。
八2□(h          O,5讐L%以下Fe
zO30,1〃 MgOO,5// Ti0z           O,2〃B20.  
        0.3   〃p、o、0,3  5 NazOO,3” K、0          0.3   ”As2O3
0,3′′ CaO源としては生石灰、消石灰、炭酸カルシウム等、
SiO□源としては珪石、珪砂等のほか工業副産物とし
てのシリカ質等がある。
Ca0iilXおよび5in2源の粉末は粉末度旧ai
n 1500ct/g以上または粒径0.1m以下のも
のを用いる。
焼成後の徐冷に際して、500″Cから室温までを一般
的には15”C/分以下、好ましくは10″C/分以下
の冷却速度で徐冷する。焼成で生成したC、S相がこの
徐冷によってβからTの結晶構造へ多形転移し、それに
ともなってT−c2sの微粉末が得られる。これはβか
らTへの多形転移にともなって体積膨張が起きるからで
ある。得られるγ−C2S粉末は0.5〜100 ts
程度(小粒子が多い)の微粉末であり、従ってセメント
粉末として使用するために機械的な粉砕工程を経る必要
がない。このことはr  CzS粉末を使用する本発明
のセメント製品の大きな利点をなすもので、これによっ
て大幅なコストの低減が可能である。
n−儒 以下本発明の実施例について説明する。
(例1) 生石灰粉末(粒径0.1 +n+n以下)100重量部
とシリカ質粉末(粒径0.1 mm以下)54重量部を
混合した。
いずれの粉末もその不純物は重量基準でAjl!203
0.10%以下、FezOa 0.05%以下、Mg0
0.20%以下、TiO□0.05%以下、BzOz 
O,02%以下、p2o、、 0.02%以下、Naz
o 0.05%以下、K2O0,05%以下、A n 
20.他0.02%以下であった。この粉末混合物を電
気炉中で約1400’cにて2時間焼成し、徐冷した。
特に、500℃から室温までは10″C/分の冷却速度
とした。
徐冷後、粒径0.3〜95廂の白色粉末が得られ、X線
回折でr  CZSであることが確認できた。
(例2) 例1で作成したγ−C2S粉末(組成はT−czsが9
8−1%、粉体粒度構成はBlaine 1500cJ
/ g 。
粒径88声以上0.04wt%、63廂以−hl、5’
ht%、44声。
4.47wt%、30卿以上30.28%、20卿以上
58.07%、15声以上72.44%である)100
重量部に対し、ポリ酢酸ビニル(ケン化度78.5〜8
1.5%)5重量部、および純水12重量部を添加し、
ホバートミキサーで予備混合後2木ロールミルで混練し
、シート状に得られたものを更に30kg/cTAで加
圧して10分間保持し、試験体(厚さ3柵×縦200柵
×横150mm)を成形した。この試験体を直ちに相対
湿度45%、温度100’Cに調整した恒温恒湿槽に移
し、1時間熱処理し、硬化せしめた。
硬化の試験体の物性として下記の値が得られた。
但し、曲げ強度は幅5cm、スパン10cmの試験体を
用いてインストロン万能試験機で測定した。加熱曲げ強
度は300°Cで1時間保持した後の同様な曲げ強度で
ある。吸水率および長さ変化率は試料を飽水させた後1
05°Cで絶乾してその重量変化および長さ変化からそ
れぞれ求めた。難燃性はJISA1321に従って建設
省認定の不燃材料に合格するか否かを調べた。
曲げ強度   750 kg/cf (73,5MPa
)加熱曲げ強度    715 kg/CTA吸水率 
 0.5% 長さ変化率     0.05% 難 燃 性     不燃材料に合格 (例3) T  CzS 95wt%およびタルク5訂%からなる
セメント粉末100重量部に対して、ポリアクリルアミ
ド7重量部、純水15重量部を添加し、以降例2と同様
の手順で混練、成形、熱処理および試験した。結果は次
の通りであった。
曲げ強度   680 kg/ctl (66,6MP
a)加熱曲げ強度    635kg/CTA吸水率 
 0.75% 長さ変化率     0.07% 難 燃 性     不燃材料に合格 (例4) 例2と同様な手順で混練および成形したものをポリエチ
レン袋中に密封し、6ケ月間を経た後、開封したところ
セメント組成物の可塑性および機械加工性に支障はなか
った。これを例1と同様に熱処理し、試験したところ、
次の結果を得た。
曲げ強度    712 kg/cffl (69,8
MPa)加熱曲げ強度    679 kg/cイ吸水
率  0.6% 長さ変化率     0.06% 難 燃 性     不燃材料に合格 光刃坏混か果 以上の説明から明らかなように、本発明に依り、従来の
セメント硬化体の大きな欠点であった曲げ強度を大幅に
改良した(50MPa以上)セメント硬化体を得ること
ができる。又、この硬化体は低空隙率を達成することが
でき、高ヤング係数、高破壊エネルギーも達成できる。
しかも、従来高面げ強度を達成するとして提案されてい
る水硬性セメント硬化体に見られた耐水性、耐燃性など
において劣るという欠点がなく、実用的な硬化体である
又、この硬化体は白色なので美感において優れ、着色も
容易である。更に、このセメント製品に用いるT−C2
S粉末は機械的粉砕工程を経ることなく微粉末を得るこ
とができるのでコストが低い。
従って、これを用いるセメント硬化体のコストも低減さ
れる。
そして、本発明のセメント硬化体は混練物、又は生成形
品の段階で密封して保存するので、工場で半製品化して
使用者に出荷でき、ユーザーが特別の施設及び熟練を要
しないで使用できる利点がある。
このセメント製品の用途としては、一般建築材料のほか
に、シーリング材、電気材料部品、走行車輛タイヤのリ
ムあるいはホイールキップなどを始めとして、プラスチ
ック、セラミックあるいは非鉄金属材料等の代替素材と
して広範囲の展開が考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるセメント組成物の硬化体の組織図
、第2図は従来のセメント硬化体の組織図である。 1・・・γ−C,S未永和物、 2・・・充填物、      3・・・マトリックス、
4・・・内部水和物、   5・・・未水和物、6・・
・外部水和物、    7・・・水酸化カルシウム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、γ−珪酸二カルシウム(γ−C_2S)と任意に混
    合された水硬性化合物よりなる粉末100重量部に対し
    て、水分散性重合体1〜20重量部、水5〜25重量部
    、ならびに任意に細骨材、充填材等を添加し、混練して
    成るセメント組成物であって、かつ未硬化状態で密封保
    存されていることを特徴とするセメント組成物。
JP2243886A 1983-05-30 1990-09-17 セメント組成物 Granted JPH03131558A (ja)

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