JPH03130332A - 装飾用白色金合金 - Google Patents
装飾用白色金合金Info
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- JPH03130332A JPH03130332A JP26487389A JP26487389A JPH03130332A JP H03130332 A JPH03130332 A JP H03130332A JP 26487389 A JP26487389 A JP 26487389A JP 26487389 A JP26487389 A JP 26487389A JP H03130332 A JPH03130332 A JP H03130332A
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- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、指輪、ネックレス、ブローチ、ネクタイ止め
その他装置具として用いられる板や線等の加工材あるい
は鋳造体に使用する装飾用の白色金合金に関する。
その他装置具として用いられる板や線等の加工材あるい
は鋳造体に使用する装飾用の白色金合金に関する。
白色金合金は、金の黄金色を脱色するため、主にNiや
Pdを合金化して古くからプラチナの代用として用いら
れており、Ni系合金はAu−Ni (5〜25″t)
Cu(10〜25χ)−Zn(1〜5χ)の組織範囲で
あり、Pd系合金はAu−Pd(5〜40χ)−Ag(
10〜20χ)−Ni(1〜5X)の組織範囲が一般で
ある。
Pdを合金化して古くからプラチナの代用として用いら
れており、Ni系合金はAu−Ni (5〜25″t)
Cu(10〜25χ)−Zn(1〜5χ)の組織範囲で
あり、Pd系合金はAu−Pd(5〜40χ)−Ag(
10〜20χ)−Ni(1〜5X)の組織範囲が一般で
ある。
上記のような従来技術によると、Ni系合金は硬さが大
きくバネ性に優れているが、その反面その大き過ぎる硬
さのためにチェーン加工や微妙な細工物には向かない問
題がある。また、Niの添加量が多いために鋳造性が悪
く、鋳造体内部には鋳巣が発生し易いという問題もある
。
きくバネ性に優れているが、その反面その大き過ぎる硬
さのためにチェーン加工や微妙な細工物には向かない問
題がある。また、Niの添加量が多いために鋳造性が悪
く、鋳造体内部には鋳巣が発生し易いという問題もある
。
一方、Pd系合金は良好な加工性を有するためにチェー
ン加工や微妙な細工物に多く使われるが、鋳造体そのも
のの硬さが小さいために不都合なことがある。例えば指
輪やネックレスにダイヤモンドやルビー等の宝石を止め
る場合、その止め爪の強度が弱いために杖の保持が緩み
易く宝石を脱落させるおそれがある。
ン加工や微妙な細工物に多く使われるが、鋳造体そのも
のの硬さが小さいために不都合なことがある。例えば指
輪やネックレスにダイヤモンドやルビー等の宝石を止め
る場合、その止め爪の強度が弱いために杖の保持が緩み
易く宝石を脱落させるおそれがある。
また、ネクタイピン、ブローチ、眼鏡フレーム等の細工
に際しては必ずろう付は工程を経ることになるが、Pd
系合金の場合はこの加熱によって軟化が起こり、当該ろ
う付は個所の強度が問題になる。
に際しては必ずろう付は工程を経ることになるが、Pd
系合金の場合はこの加熱によって軟化が起こり、当該ろ
う付は個所の強度が問題になる。
本発明は、第一には静を主成分とし、重量比でPd1O
〜35χ、Ag1〜10χ、Cu1〜lOχを含む合金
に、重量比でZn0.5〜10χとIn0.5〜10χ
添加してに12〜K20(50〜83.5wtχ)の白
色金合金とし、またAuを主成分とし、重量比でPd1
O〜35χ、Ag1〜10% 、 Cul 〜10%を
含む合金に、重量比テZn0.5〜10χとIn0.5
〜10χさらにMn、 Fe、 Coの一種以上を重量
比で0.05〜2χ添加してに12〜K20 (50〜
83.5wtχ)の白色金合金としたことを特徴とする
。
〜35χ、Ag1〜10χ、Cu1〜lOχを含む合金
に、重量比でZn0.5〜10χとIn0.5〜10χ
添加してに12〜K20(50〜83.5wtχ)の白
色金合金とし、またAuを主成分とし、重量比でPd1
O〜35χ、Ag1〜10% 、 Cul 〜10%を
含む合金に、重量比テZn0.5〜10χとIn0.5
〜10χさらにMn、 Fe、 Coの一種以上を重量
比で0.05〜2χ添加してに12〜K20 (50〜
83.5wtχ)の白色金合金としたことを特徴とする
。
以上の構成によると、Au−Pd−Ag−Cuの4元合
金を基本組成としてこれにZn0.5〜10旧χとIn
0.5〜10wtχを添加することにより、溶湯中の吸
蔵ガスを滅じて鋳造性を改善すると共に、インゴット中
のピンホールやブローホール等の内部欠陥の発生を抑制
することによって加工性も改善することができる。
金を基本組成としてこれにZn0.5〜10旧χとIn
0.5〜10wtχを添加することにより、溶湯中の吸
蔵ガスを滅じて鋳造性を改善すると共に、インゴット中
のピンホールやブローホール等の内部欠陥の発生を抑制
することによって加工性も改善することができる。
この^u−Pd−八g−CuへZn−In合金にさらに
Mn、 Fe。
Mn、 Fe。
Coの一種以上を0.05〜2wtX添加することによ
って鋳造後の組成を微結晶質にすると共に硬さを増大さ
せ、ろう付は等の加熱工程を経ても相応の強度を維持さ
せることができる。
って鋳造後の組成を微結晶質にすると共に硬さを増大さ
せ、ろう付は等の加熱工程を経ても相応の強度を維持さ
せることができる。
ここで、Pdを10〜35−tXに限定した理由は、1
0ivtX未満の添加ではAuの黄金色を完全に脱色す
ることはできず、35w tXを超える添加では色調が
暗灰色となって本発明が希望する色調が得られない。
0ivtX未満の添加ではAuの黄金色を完全に脱色す
ることはできず、35w tXを超える添加では色調が
暗灰色となって本発明が希望する色調が得られない。
また、AgとCuの下限添加量を1wtχとした理由は
各々1wtχ未満の添加では他元素との相乗効果が得ら
れないためであり、各々10wtXを超える添加では金
合金の優れた耐蝕性を劣下させるおそれがあるためであ
る。
各々1wtχ未満の添加では他元素との相乗効果が得ら
れないためであり、各々10wtXを超える添加では金
合金の優れた耐蝕性を劣下させるおそれがあるためであ
る。
さらに、ZnとInの含有量を各々0.5〜10wtχ
に限定した理由は、0.5wtX未満ではガス抜き効果
が不充分で鋳造性の向上が期待できないためであり、1
0wtχを超える添加では融点の低下が著しく、また加
工性に悪影響をおよぼすことになる。なお、ZnとIn
の添加は双方の相乗的作用による効果を得るためであり
、どちらか一方の添加では本発明の意図する効果を得る
ことはできないものである。
に限定した理由は、0.5wtX未満ではガス抜き効果
が不充分で鋳造性の向上が期待できないためであり、1
0wtχを超える添加では融点の低下が著しく、また加
工性に悪影響をおよぼすことになる。なお、ZnとIn
の添加は双方の相乗的作用による効果を得るためであり
、どちらか一方の添加では本発明の意図する効果を得る
ことはできないものである。
また、従添加元素として旧、Fe、 Coの添加量の下
限を0.05wtχにした理由はそれ未満の添加では鋳
造体における結晶粒成長の抑制効果が小さく耐熱強度の
向上が期待できないためであり、2wtχを超える添加
では加工性が著しく低下し、鋳造性をも劣下させるため
である。
限を0.05wtχにした理由はそれ未満の添加では鋳
造体における結晶粒成長の抑制効果が小さく耐熱強度の
向上が期待できないためであり、2wtχを超える添加
では加工性が著しく低下し、鋳造性をも劣下させるため
である。
以下に実施例1〜16を表に示し、加工性、鋳造体の硬
さおよび鋳造性(流動性、鋳巣、鋳肌)について従来例
と比較した。
さおよび鋳造性(流動性、鋳巣、鋳肌)について従来例
と比較した。
加工性の評価は、1試料の重量各500gをタンマン炉
で溶解し、厚さ10 mm 、幅25mmの板状に鋳造
し、これを750 ’Cで焼鈍後、圧延加工を行って比
較した。
で溶解し、厚さ10 mm 、幅25mmの板状に鋳造
し、これを750 ’Cで焼鈍後、圧延加工を行って比
較した。
鋳造後の試験は、1試料の重量をLogとし、高周波吸
引式精密鋳造機を用いてロストワックス鋳造法で精密部
分への流動性、鋳巣の発生度合、鋳造体表面の鋳肌の観
察を行って比較した。また、硬さの測定は鋳造体の表面
で行った。
引式精密鋳造機を用いてロストワックス鋳造法で精密部
分への流動性、鋳巣の発生度合、鋳造体表面の鋳肌の観
察を行って比較した。また、硬さの測定は鋳造体の表面
で行った。
〔発明の効果]
表の試験結果から、従来例イ、ハ、ホ、へは硬さは高い
が加工が非常に難しく、流動性、鋳巣、鋳肌等の鋳造性
が悪いことがわかる。また、従来例口、二、トは加工性
は極めて良好であるが硬さが低いことがわかる。
が加工が非常に難しく、流動性、鋳巣、鋳肌等の鋳造性
が悪いことがわかる。また、従来例口、二、トは加工性
は極めて良好であるが硬さが低いことがわかる。
それに対して、本発明のものは、硬さが高い上精密部分
への流動性が良く、鋳造体表面の鋳造肌も美しいもので
ある。
への流動性が良く、鋳造体表面の鋳造肌も美しいもので
ある。
また、インゴット内部の欠陥が少なく、加工性も良好で
あり、すぐれた装飾用白色金合金となる。
あり、すぐれた装飾用白色金合金となる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Auを主成分とし、重量比でPd10〜35%、A
g1〜10%、Cu1〜10%を含む合金に、 重量比でZn0.5〜10%とIn0.5〜10%添加
したことを特徴とするK12〜K20(50〜83.5
wt%)の装飾用白色金合金。 2、Auを主成分とし、重量比でPd10〜35%、A
g1〜10%、Cu1〜10%を含む合金に、 重量比でZn0.5〜10%とIn0.5〜10%さら
にMn、Fe、Coの一種以上を重量比で0.05〜2
%添加したことを特徴とするK12〜K20(50〜8
3.5wt%)の装飾用白色金合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26487389A JP2922226B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 装飾用白色金合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26487389A JP2922226B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 装飾用白色金合金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03130332A true JPH03130332A (ja) | 1991-06-04 |
JP2922226B2 JP2922226B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=17409409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26487389A Expired - Fee Related JP2922226B2 (ja) | 1989-10-16 | 1989-10-16 | 装飾用白色金合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2922226B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH684616GA3 (fr) * | 1992-08-17 | 1994-11-15 | Metaux Precieux Sa | Alliage d'or gris et utilisation de cet alliage. |
JP2001335861A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Tokuriki Honten Co Ltd | 装飾品用金合金 |
JP2001335860A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Tokuriki Honten Co Ltd | 装飾品用金合金 |
EP1178124A2 (de) * | 2000-07-31 | 2002-02-06 | Fachhochschule Pforzheim Hochschule für Gestaltung Technik und Wirtschaft | Weissgoldlegierung |
KR100408749B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2003-12-11 | 주식회사 리골드 | 장신구용의 백색 18케이 금합금 |
NL1023458C2 (nl) * | 2003-05-19 | 2004-11-22 | Elephant Dental Bv | Goudlegering alsmede een werkwijze voor het vervaardigen van een dentaalrestauratie. |
JP2007186749A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Ishifuku Metal Ind Co Ltd | 装飾品用金合金 |
US7959855B2 (en) | 2006-10-19 | 2011-06-14 | Heru Budihartono | White precious metal alloy |
ITVI20130118A1 (it) * | 2013-04-24 | 2014-10-25 | Progold S P A | Metodo per la produzione di leghe d¿oro bianco per la realizzazione di prodotti in materiale prezioso |
-
1989
- 1989-10-16 JP JP26487389A patent/JP2922226B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH684616GA3 (fr) * | 1992-08-17 | 1994-11-15 | Metaux Precieux Sa | Alliage d'or gris et utilisation de cet alliage. |
JP2001335861A (ja) * | 2000-05-26 | 2001-12-04 | Tokuriki Honten Co Ltd | 装飾品用金合金 |
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EP1178124A2 (de) * | 2000-07-31 | 2002-02-06 | Fachhochschule Pforzheim Hochschule für Gestaltung Technik und Wirtschaft | Weissgoldlegierung |
EP1178124A3 (de) * | 2000-07-31 | 2003-10-08 | Fachhochschule Pforzheim Hochschule für Gestaltung Technik und Wirtschaft | Weissgoldlegierung |
KR100408749B1 (ko) * | 2001-10-22 | 2003-12-11 | 주식회사 리골드 | 장신구용의 백색 18케이 금합금 |
NL1023458C2 (nl) * | 2003-05-19 | 2004-11-22 | Elephant Dental Bv | Goudlegering alsmede een werkwijze voor het vervaardigen van een dentaalrestauratie. |
WO2004101835A1 (en) * | 2003-05-19 | 2004-11-25 | Elephant Dental B.V. | Gold alloy and method for manufacturing a dental restoration |
JP2007186749A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Ishifuku Metal Ind Co Ltd | 装飾品用金合金 |
US7959855B2 (en) | 2006-10-19 | 2011-06-14 | Heru Budihartono | White precious metal alloy |
ITVI20130118A1 (it) * | 2013-04-24 | 2014-10-25 | Progold S P A | Metodo per la produzione di leghe d¿oro bianco per la realizzazione di prodotti in materiale prezioso |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2922226B2 (ja) | 1999-07-19 |
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---|---|---|---|
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