JPS63169347A - 装飾用白色Au合金 - Google Patents
装飾用白色Au合金Info
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- JPS63169347A JPS63169347A JP31294686A JP31294686A JPS63169347A JP S63169347 A JPS63169347 A JP S63169347A JP 31294686 A JP31294686 A JP 31294686A JP 31294686 A JP31294686 A JP 31294686A JP S63169347 A JPS63169347 A JP S63169347A
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Landscapes
- Adornments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、指輪、ネックレス、ブローチ、ネクタイ止め
その他装身具として用いられる板や線などの加工材ある
いは鋳造体に使用する装飾用白色Au合金に関する。
その他装身具として用いられる板や線などの加工材ある
いは鋳造体に使用する装飾用白色Au合金に関する。
[従来の技術]
白色Au合金は、金の黄金色を白くするためNlやPd
あるいは、添加元素としてZn、Agなどを添加して古
くからプラチナの代用として使用されている。
あるいは、添加元素としてZn、Agなどを添加して古
くからプラチナの代用として使用されている。
一般に、このような白色Au合金は、Ni系とPd系に
大別され、Ni系の場合は10重量%以上の添加、Pd
系の場合はAgとPdを合せて30重量%以上の添加で
金色が消える。また、低カラツトAu合金の場合は、C
uやZnを副添加して安価な金属量で補うのが通例であ
る。
大別され、Ni系の場合は10重量%以上の添加、Pd
系の場合はAgとPdを合せて30重量%以上の添加で
金色が消える。また、低カラツトAu合金の場合は、C
uやZnを副添加して安価な金属量で補うのが通例であ
る。
NiもしくはPdの配合量は、用途と色調に応じて決定
され、Ni系の場合、N i 5〜20重厘%、Cu1
〜25重量%、Zn2〜lO重量%、Pd系の場合Pd
15〜45重量%、Ag1o〜30重量%のものが一般
的であり、これに対応してAu量は50〜83.5重量
%の筒中より決定される。
され、Ni系の場合、N i 5〜20重厘%、Cu1
〜25重量%、Zn2〜lO重量%、Pd系の場合Pd
15〜45重量%、Ag1o〜30重量%のものが一般
的であり、これに対応してAu量は50〜83.5重量
%の筒中より決定される。
即ち、従来の装飾用白色Au合金は、Ni5〜20重景
%−Cul〜25重Jt%−Zn2〜10重量?≦、も
しくはPd15〜45重量%−Ag10〜30重厘%を
含むに12〜K20が主流であった。
%−Cul〜25重Jt%−Zn2〜10重量?≦、も
しくはPd15〜45重量%−Ag10〜30重厘%を
含むに12〜K20が主流であった。
「発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上述の構成の従来の合金系は、通常大気
中で溶解・鋳造されるが、配合元素のAgやCuおよび
Znは非常にガスを吸収し易いため、溶湯の流動性やイ
ンゴット内の鋳巣とそれに伴う加工性の低下、あるいは
鋳造体表面の肌荒れなどの欠陥を招来するという問題が
ある。
中で溶解・鋳造されるが、配合元素のAgやCuおよび
Znは非常にガスを吸収し易いため、溶湯の流動性やイ
ンゴット内の鋳巣とそれに伴う加工性の低下、あるいは
鋳造体表面の肌荒れなどの欠陥を招来するという問題が
ある。
さらに各合金系のうちPd系のものは、配合元素のPd
の影響で融点が高くなり鋳造性が悪く、さらに装飾材料
として致命的なものとして色調が黒い傾向にあるという
問題がある。
の影響で融点が高くなり鋳造性が悪く、さらに装飾材料
として致命的なものとして色調が黒い傾向にあるという
問題がある。
一方、Ni系は、溶解時の流動性が極度に悪いなめ、鋳
造体の内部欠陥(鋳巣、ピンホールなど)が発生し易く
、また鋳造体の鋳肌の悪さがとくに顕著であるなど鋳造
性が低いという問題がある。
造体の内部欠陥(鋳巣、ピンホールなど)が発生し易く
、また鋳造体の鋳肌の悪さがとくに顕著であるなど鋳造
性が低いという問題がある。
さらに、Ni系には、特にAu量が67重量%以下の場
合、色調が白黄色を呈するという問題があった。
合、色調が白黄色を呈するという問題があった。
また、これらの合金系は、上述のガス吸収の理由により
鋳造体そのものの硬さが低いため、例えば、指輪やネッ
クレスにダイヤモンド、ルビーなどの宝石を止める場合
、宝石の止め爪の強度が弱いため爪の保持が弛み易く、
宝石の脱落事故につながるという問題がある。
鋳造体そのものの硬さが低いため、例えば、指輪やネッ
クレスにダイヤモンド、ルビーなどの宝石を止める場合
、宝石の止め爪の強度が弱いため爪の保持が弛み易く、
宝石の脱落事故につながるという問題がある。
さらに、ネクタイピン、ブローチ、眼鏡フレームなどの
細工に際しては、必ずロウ付工程を経ることになるが、
この際の加熱によって軟化が起り、当該箇所の強度が間
超になってくる。
細工に際しては、必ずロウ付工程を経ることになるが、
この際の加熱によって軟化が起り、当該箇所の強度が間
超になってくる。
本発明は以上の問題点に鑑み、AgやCuおよびZnの
溶解・鋳造時におけるガス吸収作用を解消し、プラチナ
の代用としての審美性を損なわずに、鋳造性を向上せし
め、健全な鋳造体を得るとともに鋳造体の硬さを増大さ
せ、しかもロウ付工程を必要とする板、線への加工性に
おいても優れた特性をしめず装飾用白色Au合金を提供
することにある。
溶解・鋳造時におけるガス吸収作用を解消し、プラチナ
の代用としての審美性を損なわずに、鋳造性を向上せし
め、健全な鋳造体を得るとともに鋳造体の硬さを増大さ
せ、しかもロウ付工程を必要とする板、線への加工性に
おいても優れた特性をしめず装飾用白色Au合金を提供
することにある。
1問題点を解決するための手段]
本発明は、上記目的を達成するため、第一には、Auを
主成分とし、Ni5〜20重量%、Cu1〜25重1%
、Zn2〜10重量%を配合するK]、 2〜K20
(Au 50〜83.5ffl量%)の装飾用白色Au
合金の配合成分に、Geを0.05〜3重量0C加えた
ことを特徴とし、第二には上記Au −Ni−Cu−Z
n−Geを配合する装飾用白色Au合金の配合成分に、
さらにMn、Fe、Coのうち一種以上を0.05〜1
重量%加えたことを特徴とする。
主成分とし、Ni5〜20重量%、Cu1〜25重1%
、Zn2〜10重量%を配合するK]、 2〜K20
(Au 50〜83.5ffl量%)の装飾用白色Au
合金の配合成分に、Geを0.05〜3重量0C加えた
ことを特徴とし、第二には上記Au −Ni−Cu−Z
n−Geを配合する装飾用白色Au合金の配合成分に、
さらにMn、Fe、Coのうち一種以上を0.05〜1
重量%加えたことを特徴とする。
[作 用]
以上の構成により、本発明は、0.05〜3重量%のG
eの添加により、溶湯中のガス吸蔵を減じ、功遣後の組
織を微細化することができる。
eの添加により、溶湯中のガス吸蔵を減じ、功遣後の組
織を微細化することができる。
さらに、必要に応じて上記Geの添加に加えてMn、F
e、Coのうち一種以上を0.05〜1重量06添加す
ることにより、上記Geの特性を助長することかて゛き
る。
e、Coのうち一種以上を0.05〜1重量06添加す
ることにより、上記Geの特性を助長することかて゛き
る。
[実 施 例]
以下実施例を試験結果に従って説明する。
表は、従来例a、b、c、d、e、と本発明の実施例f
、g、h、i、j、に、1.m、の各々の鋳造体の硬さ
、鋳造性(流動性、鋳巣、鋳肌)の評価を示す表である
。
、g、h、i、j、に、1.m、の各々の鋳造体の硬さ
、鋳造性(流動性、鋳巣、鋳肌)の評価を示す表である
。
従来例a〜eは従来技術の項でNt系として述べたに1
2〜K20のAu−Ni−Cu−Zn四元合金であり、
各例における各元素の重量比は表に示すとうつである。
2〜K20のAu−Ni−Cu−Zn四元合金であり、
各例における各元素の重量比は表に示すとうつである。
本発明の実施例fzmの成分は、同表に示すとうりであ
り、すなわち、各実施例はAuを主成分とし、Nt5〜
20重量%、Cul〜25重量%Z n2〜l Q重量
%及びGe0.05〜3重量%を含むK ]2〜K20
(Au 50−83.5重厘%)の筒中に入る白色A
u合金であり、さらに、そのうち実施例g””−mは、
1’v1n、 Fe、Coのうち一種以上を0.05
〜1重景%含んでいる。
り、すなわち、各実施例はAuを主成分とし、Nt5〜
20重量%、Cul〜25重量%Z n2〜l Q重量
%及びGe0.05〜3重量%を含むK ]2〜K20
(Au 50−83.5重厘%)の筒中に入る白色A
u合金であり、さらに、そのうち実施例g””−mは、
1’v1n、 Fe、Coのうち一種以上を0.05
〜1重景%含んでいる。
上記表中、鋳造性の試験は、−試料の重量をLogとし
、高周波吸引式精密鋳造機を用いて、ロストワックス鋳
造法によって、 精密部分への流動性、鋳巣の発生度合
い、鋳造体表面の鋳肌を観察したー また、硬さの測定は、鋳造体表面で行った。
、高周波吸引式精密鋳造機を用いて、ロストワックス鋳
造法によって、 精密部分への流動性、鋳巣の発生度合
い、鋳造体表面の鋳肌を観察したー また、硬さの測定は、鋳造体表面で行った。
なお、ルツボは、Niの炭化物発生を防止するため、八
120う製のルツボを用いた。
120う製のルツボを用いた。
なお、本発明においてGeの含有量を0.05〜3重呈
%に限定した理由は、3重量%以上の添加では、著しい
融点の低下や色調の変化が起こるなめであり、また、0
.05重量%未満では、ガス抜き効果や鋳造性の向上、
あるいは硬さの増大が不充分なためである。
%に限定した理由は、3重量%以上の添加では、著しい
融点の低下や色調の変化が起こるなめであり、また、0
.05重量%未満では、ガス抜き効果や鋳造性の向上、
あるいは硬さの増大が不充分なためである。
一方、従添加元素としてのMn、Fe、Coの添加量の
下限を0.05重量%に限定した理由は、それ未満の添
加ではGeとの相乗添加効果が期待できないためであり
、また、1重量%以上の添加は加工性を阻害したり、鋳
造性(流動性)にむしろ悪影響を及ぼすためである。
下限を0.05重量%に限定した理由は、それ未満の添
加ではGeとの相乗添加効果が期待できないためであり
、また、1重量%以上の添加は加工性を阻害したり、鋳
造性(流動性)にむしろ悪影響を及ぼすためである。
上表から明らかなように、本実施例f〜mはいずれも従
来例a〜eにくらべて、鋳造品の硬さも高く、また、鋳
造体の表面(鋳肌)が美しく、内部欠陥(鋳巣)も少な
く精密部分への流動性がよいなど、非常に優れた鋳造性
を示している。
来例a〜eにくらべて、鋳造品の硬さも高く、また、鋳
造体の表面(鋳肌)が美しく、内部欠陥(鋳巣)も少な
く精密部分への流動性がよいなど、非常に優れた鋳造性
を示している。
[発明の効果]
上記試験結果から明らかなごとく、本発明によれば、A
uを主成分とし、Ni5〜20重星%、Cu1〜25重
量%、Zn2〜10重量%を含むに12〜K20 (A
u50〜83.5重量%)の装飾用白色Au合金の配合
成分にGem、05〜3重量%を加え、必要であれば更
に、このGeの特性を助長するMn、Fe、Coのうち
一種以上を0゜05〜1重厘%添加したので、溶湯中の
ガス吸蔵を減じ、鋳造後の組織を微細化できる。これに
より、硬性の高い、鋳造性の優れた健全な鋳造体であり
、かつ、加工性も著しく向上した画期的な装飾用Au合
金を得ることができるという効果がある。
uを主成分とし、Ni5〜20重星%、Cu1〜25重
量%、Zn2〜10重量%を含むに12〜K20 (A
u50〜83.5重量%)の装飾用白色Au合金の配合
成分にGem、05〜3重量%を加え、必要であれば更
に、このGeの特性を助長するMn、Fe、Coのうち
一種以上を0゜05〜1重厘%添加したので、溶湯中の
ガス吸蔵を減じ、鋳造後の組織を微細化できる。これに
より、硬性の高い、鋳造性の優れた健全な鋳造体であり
、かつ、加工性も著しく向上した画期的な装飾用Au合
金を得ることができるという効果がある。
さらに、本発明によれば、Geの添加によりNiとCu
の配合により生ずる白黄色化を阻止するので、少ないA
u量でも白色を得ることかでき安価な金属量でプラチナ
の代用としての審美性を有する白色Au合金を得ること
ができる。
の配合により生ずる白黄色化を阻止するので、少ないA
u量でも白色を得ることかでき安価な金属量でプラチナ
の代用としての審美性を有する白色Au合金を得ること
ができる。
さらに、本発明によれば、Geの添加量およびMn、F
e、Coの添加量は微細であるため、添加元素による審
美性の損失なくして上記効果が期待できる。
e、Coの添加量は微細であるため、添加元素による審
美性の損失なくして上記効果が期待できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、Auを主成分とし、Ni5〜20重量%、Cu1〜
25重量%、Zn2〜10重量%、Ce0.05〜3重
量%を配合したことを特徴とするK12〜K20(Au
50〜83.5重量%)の装飾用白色Au合金。 2、Auを主成分とし、Ni5〜20重量%、Cu3〜
25重量%、Zn2〜10重量%、Ge0.05〜2重
量%、更に、Mn、Fe、Coのうち一種以上を0.0
5〜1重量%添加したことを特徴とするK12〜K20
(Au50〜83.5重量%)の装飾用白色Au合金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31294686A JPS63169347A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 装飾用白色Au合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31294686A JPS63169347A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 装飾用白色Au合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169347A true JPS63169347A (ja) | 1988-07-13 |
Family
ID=18035375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31294686A Pending JPS63169347A (ja) | 1986-12-29 | 1986-12-29 | 装飾用白色Au合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63169347A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1266974A1 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-18 | Leg.Or S.r.l | Gold alloys and master alloys for obtaining them |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132425A (en) * | 1978-04-06 | 1979-10-15 | Ishifuku Metal Ind | Gold alloy |
JPS605831A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-12 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 白色系装飾用時効硬化性Au合金 |
-
1986
- 1986-12-29 JP JP31294686A patent/JPS63169347A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54132425A (en) * | 1978-04-06 | 1979-10-15 | Ishifuku Metal Ind | Gold alloy |
JPS605831A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-12 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 白色系装飾用時効硬化性Au合金 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1266974A1 (en) * | 2001-05-30 | 2002-12-18 | Leg.Or S.r.l | Gold alloys and master alloys for obtaining them |
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