JPH03129189A - 弁開閉装置 - Google Patents

弁開閉装置

Info

Publication number
JPH03129189A
JPH03129189A JP755990A JP755990A JPH03129189A JP H03129189 A JPH03129189 A JP H03129189A JP 755990 A JP755990 A JP 755990A JP 755990 A JP755990 A JP 755990A JP H03129189 A JPH03129189 A JP H03129189A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
spring
motor
cylinder body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP755990A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Toku
多加志 徳
Yoichiro Kazama
洋一郎 風間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Publication of JPH03129189A publication Critical patent/JPH03129189A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は弁の弁体を回転駆動する弁開閉装置に関し、特
に停電等の非通電時にゼンマイバネによって弁体を当初
設定した全開又は全閉位置に至らしめる機能を有する弁
開閉装置に間する。
[従来の技術] 非通電時にゼンマイバネによって弁体を当初設定した全
開又は全閉位置にすることができる弁開閉装置として、
従来例えば特開昭62−63280号公報に開示された
ものがあり、これを第2図の斜視図に基づいて説明する
モータ3の駆動軸に固定された歯車31は、弁体(図示
せず)への出力軸2に回転自在に軸支されたインターナ
ルギヤ4の外歯車41と噛み合い、インターナルギヤ4
の内歯車42には歯車51が噛み合っている。歯車51
を一端に固定した軸5は、出力軸2に固定されたクラン
ク9の貫通孔を回転自在に挿通した後、他端に歯車52
を固定し、該歯車52は、出力軸2に回転自在に軸支さ
れた歯車6と噛み合っている。
歯車6には更に歯車71と歯車81とが噛み合っており
、歯車71はゼンマイバネ7を巻いた軸72の上端部に
固定され、歯車81を固定した軸82にはラチェット歯
車8が固定されている。ラチェット歯車8には引張スプ
リング84によって常時ラチェツト爪83が噛んでおり
、ラチェツト爪83を固定した回転軸10はソレノイド
11のプランジャー12の進退運動によって回転する。
出力軸2には回転ストッパー用のカム21が固定されて
いる6 次に上記弁開閉装置の動作について説明する6通常の通
電状態ではラチェツト爪83はラチェット歯車8に噛ん
でおり、したがってラチェット歯車8は実線矢印方向に
のみ回転することができる。
この状態でモータ3の歯車31を実線矢印方向に回転駆
動すると、インターナルギヤ4は実線矢印方向に回転し
、歯車51はインターナルギヤ4の内歯車42に引きず
られ、歯車52は歯車6上を転がり、軸5が公転してク
ランク9は実線矢印方向に回転し、クランク9を固定し
た出力軸2は実線矢印方向に回転し、この矢印方向が弁
体の開方向ならば全開位置に、弁体の閉方向ならば全閉
位置に至る。
この状態ではもはや軸5は公転できないから、矢印方向
に回転するインターナルギヤ4によって歯車51及びこ
れと同軸の歯車52は実線矢印方向に自転し、歯車6は
実線矢印方向に回転し、歯車81及びこれと同軸のラチ
ェット歯車8は許容された実線矢印方向に回転し、歯車
71を固定した軸72は実線矢印方向に回転して、ゼン
マイバネ7は巻き上げられる。
以上の説明では理解の容易のために、出力軸2の回転と
ゼンマイバネ7の巻き上げとを別々に説明したが、実際
にはモータ3の回転駆動によって歯車51の公転と自転
とが同時並行的に行われ、歯車51の公転によって弁体
は開(又は閉)方向に向かい、歯車51の自転によって
ゼンマイバネ7は巻き上げられ、遂には弁体は全開(又
は全閉)位置に至り、更にゼンマイバネ7は最も巻き上
げられた状1に至る。
この状態ではゼンマイバネ7は実線矢印方向には回転で
きず、したがって歯車6は実線矢印方向に回転できない
、他方ラチェツト爪83がラチェ・lト歯車8に噛んで
いるために、歯車6は点線矢印方向へも回転できず、結
局歯車6はロックされた状態となっている。
したがってモータ3を逆転させてインターナルギヤ4を
逆転させると1m歯車Iはインターナルギヤ4に引きず
られ、歯車52はロックされた歯車6上を転がりながら
、軸5は図中反時計方向に公転し、したがって出力軸2
は弁体の閏(又は開)方向に回転し、またモータ3を正
転させれば出力軸2は弁体の開(又は閏)方向に回転し
、こうして弁体の開閉操作を行うことができる。
ここで停電状態になると、ソレノイド11のプランジャ
ー12が図中左方に引込み、ラチェツト爪83がラチェ
ット歯車8よりはずれ、同時にモータ3にはブレーキが
掛がり、したがってインターナルギヤ4はロックされる
。ラチェツト爪83がはずれたことにより、歯車6は点
線矢印方向へ回転できることとなるから、ゼンマイバネ
7の蓄勢力によって軸72は点線矢印方向に回転し、歯
車6は点線矢印方向に回転し、歯車52は点線矢印方向
に回転し、歯車51はロックされたインターナルギヤ4
上を転がりながら図中時計方向に公転し、クランク9は
実線矢印方向に回転し、出力軸2は実線矢印方向に回転
して弁体を全開(又は全閉)位置とする。
[発明が解決しようとする課題] 先ず上記公報では、プランジャー12を図中左方に引張
るスズリングがソレノイド【I内にあり、常時は該スプ
リングに勝るソレノイド11によって図中右方に引張っ
ておくとされているが、その他に更にスプリング84が
設けられているために、求める作用を奏するかどうが疑
問であるが、この点は置くとしても、上記弁開閉装置に
は下記の問題点がある。
第1に、ゼンマイバネ7の蓄勢力は歯車6と点線矢印方
向に回転させるように作用し、したがってラチェツト爪
83をラチェット歯車8に喰い込ませるように作用する
から、ゼンマイバネの蓄勢力が大きい場合には、ラチェ
ツト爪をラチェツトtk車から外そうとしても外れない
ことが生じうる。
第2に、停電時にラチェツト爪83が外れてゼンマイバ
ネ7の蓄勢力が開放されたときに2該蓄勢力が回転軸2
を回転させずにモータ3を回転させてしまうおそれがあ
るから、停電時にモータをロックするブレーキniを要
している。
第3に5上記弁開閉装置は平歯車を用いた差動機構によ
っており、すなわちインターナルギヤ4の回転力は歯車
51の自転と公転とに伝達されているが、自転も公転も
する歯車51よりその自転と公転とを取り出すためには
複雑なFe4横を余f4なくされる。すなわちインター
ナルギヤ4と同軸に歯車6を設け、該歯車6と噛み合う
歯車52を設けることによって初めて、歯車51の自転
は歯車6の回転として取り出され、インターナルギヤ4
と同軸に出力軸2を設け、該出力軸に固定したクランク
9の一端に貫通孔を設けて軸5を挿通することによって
初めて、m車51の公転は出力軸2の回転として取り出
され、構造複雑とならざるを得ない。また軸5と出力軸
2との平行が保てないときには、装置が十全に作動でき
なくなる。
第4に、停電時に弁体を全開保持するように組立てた後
に、全閉保持するように変更しようとする場合が生じう
る。このときゼンマイバネ7については、巻き戻す方向
への蓄勢も不可能ではないが一般には巻き上げる方向に
蓄勢するがら、逆巻きのゼンマイバネに取り替える必要
がある。これはゼンマイバネを上下反転させることによ
って容易に行えるが、その他に上記技術ではラチェット
機構をも取り替える必要があり、これは容易に対処する
ことができない6 したがって本発明は、噛み込みによる動作不良を招くお
それのあるラチェットR構を用いず、停電時にモータを
ロックするブレーキ機構を要せず、構造簡単で作動不良
を招くおそれのない作動機構を用い、且つ停電時の全開
保持・全閉保持間の変更を容易に行うことができる弁開
閉装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 作動機構とゼンマイバネとを用いる弁開閉装置の運転状
態には、(1)ゼンマイバネの初期巻き上げ、(2)通
常の弁開閉操作、及び(3)停電時の3種があるが、そ
のうち(1)ゼンマイバネの巻き上げ時には、モータよ
り作動機構へ1作動機構より一方は弁体へ他方はゼンマ
イバネへと回転力を伝達する必要があり、(2)通常操
作時には、ゼンマイバネより作動機構への回転力の伝達
を阻止しておいて、モータより作動機構へ、作動機構よ
り弁体へと回転力を伝達する必要があり、(3)電源喪
失時には、fヤ動機構よりモータへの回転力の伝達を阻
止しておいて、ゼンマイバネより作動muへ、作動機構
より弁体へと回転力を伝達する必要がある。
すなわち先ずモータと差動機構との間では、巻き上げ時
と通常操作時にはモータより作動機構に回転力を伝達し
、停電時には作動機構よりモータへの回転力の伝達を阻
止することが必要条件であるが、これは両者の間に逆止
機構を介在させればよい6更に通常はモータの回転数を
減速して作動機構に伝達する必要があるから、結局両者
の間にウオームギヤを介在させれば求める機能は簡単に
達成でき、且つ弁を通過する流体による弁開度のふらつ
きもウォームギヤによって防止され、前記従来の技術の
ように平歯車による減速機構とモータをロックするブレ
ーキとの2手段を設ける必要はなくなる。
次に差動misとゼンマイバネとの間では、巻き上げ時
には差動機構よりゼンマイバネに回転力を伝達し1通常
操作時にはゼンマイバネより差動機構への回転力の伝達
を阻止し、停電時にはゼンマイバネより差動Fe2横へ
回転力を伝達することが必要条件であるから、これは双
方向への回転力の伝達を確実に行うために、ブレーキを
使用すべきであって、前記従来の技術のようにラチェッ
ト機構を使用するのでは確実性に劣ることとなり、且つ
全開保持・全閉保持間の変更が容易には行えないことと
なる。
また差動機構自体については、傘歯車による差動機構を
利用したほうが従来のI!構よりも簡明となる。
本発明は以上のように考察した結果数されたものであり
、すなわちモータの回転駆動力をウォームギャを介して
筒体の回転に伝達し、同一軸芯上に緊急作動軸、前記筒
体及び出力軸をその順に配し、前記筒体の内部に前記軸
芯に直交する軸を取付けて一対の傘歯車を回転自在に軸
支し、前記緊急作動軸と出力軸とのそれぞれに傘歯車を
固定してそれぞれ前記一対の傘歯車と噛み合わせ、こう
して前記筒体の回転力を前記緊急作動軸と出力軸との回
転に伝達し、前記緊急作動軸の回転力はゼンマイバネに
伝達し、且つ該ゼンマイバネを拘束・解除するブレーキ
装置を設け、前記出力軸の回転力は弁体の回転に伝達し
てなる弁開閉装置である。
[作用1 先ずゼンマイバネを巻き上げるために、ブレーキ装置を
解除し、モータを回転駆動すると、筒体は回転し、緊急
作動軸と出力軸も回転し、弁体が全開(又は全閉)位置
に至った後には緊急作動軸だけが回転して、ゼンマイバ
ネは巻き上げられ、−杯に巻き上げられた状態でブレー
キ装置を作動させてゼンマイバネをロックする。
次いでモータを逆転させると、ゼンマイバネはロックさ
れているのでモータの回転駆動力は出力軸にのみ伝達さ
れ、したがって弁体は閏(又は開)方向に動作し、以降
モータの正転・逆転に従って弁体は開(又は閉)方向に
動作する。
次いで本弁開閉装置への電源が遮断されると。
ゼンマイバネのロックは解除されて緊急作動軸が回転し
、筒体よりモータへはウオームギヤが介在しているため
に回転力が伝達されないから出力軸だけが回転し、弁体
は当初の全開(又は全閉)位置に至る。
[実施例] 本発明による弁開閉装置の一実施例を第1図に基づいて
説明する。板状の上側ベース120上に固定されたモー
タ101の駆動軸には歯車102が固定されており、該
歯車102には歯車103が噛み合っており、歯車10
3を固定した軸104は上側ベース120と下側ベース
130とによって回転自在に軸支されている。軸104
に固定されたウオーム105にはつオームホイール10
6が噛み合っており、ウオームホイール106と同軸に
固定されたウオーム107には円慇状をしたつオームホ
イール108が噛み合っており、ウオームホイールlO
8には軸受109を介して出力軸110が貫通しており
、該出力軸110の下端は下側ベース130に回転自在
に軸支されている。ウオームホイール108の上面には
出力軸110と同一軸芯の筒体111が固定されており
、こうしてモータ101の回転駆動力は平歯車と2個の
ウオームギヤとによって減速されて筒体の回転に伝達さ
れ、且つモータ101の回転軸と筒体111の回転軸と
が平行になるようになっている。
筒体111の内部には、筒体111の軸芯に対して直交
する方向に軸113が取付けられ、該軸113には一対
の傘歯車115.115がそれぞれ背後に設けた傘歯車
押え114.114を介して回転自在に軸支されており
、この傘歯車115.115と噛み合う傘歯車112が
出力軸110の上端に固定されている。
他方上側ベース120に設けた孔には有蓋円筒状の円筒
ケース119の下端部が固定されており、該円筒ケース
119の蓋部と前記筒体illの上端に固定した蓋11
6には、軸受121を介して、前記出力軸110及び筒
体Illと同一軸芯の緊急作動軸117が回転自在に貫
通しており、この緊急作動軸117の下端にも前記一対
の傘歯車LL5.115と噛み合う傘歯車11gが固定
されており、こうして作動機構が構成されている。
円筒ケース119の上面には有底円筒状のスプリングケ
ース122が固定されており、該スプリングケース12
2の底に設けた貫通穴を前記緊急作動軸117が貫通し
ており、該緊急作動軸117の上端にゼンマイ軸123
が同一軸芯に固定・連結されている。このゼンマイ軸1
23とスプリングケース1.22との間にゼンマイバネ
124が納められており、ゼンマイバネ124の一端は
ゼンマイ軸123に固定され、他端はスプリングケース
122に固定されている。
スプリングケース122の上端にはスプリングケースの
W125が固定され、更に該蓋125の上面にゼンマイ
軸123を拘束・開放するブレーキ装置が固定されてい
る。すなわち蓋125の中心を軸受を介してゼンマイ軸
123が貫通し、該ゼンマイ軸123の上端にキャップ
126が固定され、キャップ126の下面にバネ(図示
せず)を介して円環状のブレーキ板132が固定され、
該ブレーキ板132の下面は、蓋125の上面に固定さ
れた円環状の電磁コイル127に対向している6本実施
例では電磁コイル127に通電するとブレーキ板132
が電磁コイル127に吸着されてゼンマイ軸123は拘
束され、通電を解除するとバネ(図示せず)の作用によ
ってブレーキ板132が電磁コイル127より離隔して
、ゼンマイ軸123の拘束が解除されるように構成され
ている。なおブレーキ装置用の無停電電源を用意して、
上記と反対に、通電時にゼンマイ軸123の拘束を解除
するように構成することも不可能ではないが、本発明の
目的よりして本実施例のように構成するのが好ましい。
一方出力軸110に固定した歯車12gには、弁体駆動
軸131に固定した歯車129が噛み合っており、弁体
駆動軸131は下側ベース130より下方に突出した後
、弁体(図示せず)に接続される。なお本実施例では弁
体は全開と全開との間で約90°しか回転しないので、
歯車129は扇形をしている6次に以上説明した本実施
例の作用について説明する。先ず本実施例の作動機構に
ついて説明する。
傘歯車118すなわち緊急作動軸117は図面上方より
見て時計方向に毎分R3回転し、置体111は図面上方
より見て時計方向に毎分R7回転し、傘歯車112すな
わち出力軸110は図面上方より見て時計方向に毎分R
2回転し、また傘歯車115は筒体Illの外周面より
見て時計方向に毎分子回転するとし、且つ簡単のために
4個の傘歯車はすべてN個の歯を有するとすると、傘歯
車118と傘歯車115との噛み合いにおいて、傘歯車
118の噛み合いは毎分R,Nだけ進み、傘歯車115
の噛み合いは筒体111の回転によってR,Nだけ進み
傘歯車115の回転によって−rNだけ進むから、R,
=R。
−rとなる。同様に傘歯車112と傘歯車115との噛
み合いにおいて、R2=R1+rとなり、rを消去して
2R,=R2+R,となる。すなわち筒体illの回転
は緊急作動軸121と出力軸110とに2R+ =R2
+R,の関係で伝達される。
しかして電磁コイル127へ通電せずに、モータ101
を回転駆動すると、平歯車102.103 +つオーム
ギア105.106 、及びウオームギア107.10
8を介して筒体111が回転し、上記関係をもって緊急
作動軸121と出力軸110とが同時平行的に回転し、
緊急作動軸121の回転によってゼンマイバネ124は
巻き上げられ、他方出力軸110の回転は平歯車128
.129を介して弁体駆動軸に伝達され、弁体(図示せ
ず)が開(又は閉)方向に動作する。弁体が全開(又は
全閉)位置に至って機械的にそれ以上回転できなくなっ
た後には、R3−0となるからR2= 2 R+の関係
をもって緊急作動軸121が回転し、ゼンマイバネ12
4は一層巻き上げられ、弁体の全開(又は全閉)位置を
示すリミットスイッチ、ゼンマイバネ124の巻き上げ
を示すリミットスイッチ、あるいはモータ101の過負
荷を示すトルクスイッチ等の適当な手段によってゼンマ
イバネ124の巻き上げを検出した後に、電磁コイル1
27に通電してブレーキを掛ける。これらの初期動作を
電気回路化することは容易である。
電磁コイル127に通電してブレーキを掛けた状態でR
3=0となるから、以降はR2= 2 R+の関係をも
って、モータ101の逆転又は正転によって弁体を閉方
向又は開方向に動作させることができる。
次にモータ101及び電磁コイル127への通電を停止
すると、モータlO1は停止し且つブレーキ装置は閉放
されて緊急作動軸117が回転し、作動機構よりモータ
101側へはウオームギア105.106とつオームギ
ア107,10gが介在しているために回転力が伝達さ
れないからR+=0となり、出力軸110はR2=〜R
3の関係をもって回転し、緊急作動軸117の回転は蓄
えた方向とは反対向きであるから出力軸110は当初の
開(又は閉)方向に回転し、遂には全開(又は全閉)位
置に至り、ゼンマイバネ124の蓄勢力によって全開(
又は全開)位置に保持される。
[発明の効果] 以上説明したとおり本発明による弁開閉装置は、ラチェ
ット機構を用いていないのでその作動不良を起こすおそ
れがなく、ウオームギヤを用いているのでモータ空回り
の防止手段を設ける必要がなく、傘歯車による作動Fa
iを用いているので構造が簡明且つ動作が確実であり、
且つ全開保持・全閉保持間の変更はゼンマイバネの反転
によって容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は従
来例を示す斜視図である。 101・・・モータ      105,107・・・
ウオーム106.10g・・・つオームホイール 11
0・・・出力軸111・・・筒体       117
・・・緊急作動軸112.115.118・・・傘歯車
  114・・・傘歯車押え123・・・ゼンマイ軸 
   124・・・ゼンマイバネ127・・・電磁コイ
ル    132・・・ブレーキ板131・・・弁体駆
動軸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  モータの回転駆動力をウォームギヤを介して筒体の回
    転に伝達し、 同一軸芯上に緊急作動軸、前記筒体及び出力軸をその順
    に配し、前記筒体の内部に前記軸芯に直交する軸を取付
    けて一対の傘歯車を回転自在に軸支し、前記緊急作動軸
    と出力軸とのそれぞれに傘歯車を固定してそれぞれ前記
    一対の傘歯車と噛み合わせ、こうして前記筒体の回転力
    を前記緊急作動軸と出力軸との回転に伝達し、 前記緊急作動軸の回転力はゼンマイバネに伝達し、且つ
    該ゼンマイバネを拘束・解除するブレーキ装置を設け、 前記出力軸の回転力は弁体の回転に伝達してなる弁開閉
    装置。
JP755990A 1989-07-20 1990-01-16 弁開閉装置 Pending JPH03129189A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-188396 1989-07-20
JP18839689 1989-07-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03129189A true JPH03129189A (ja) 1991-06-03

Family

ID=16222908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP755990A Pending JPH03129189A (ja) 1989-07-20 1990-01-16 弁開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03129189A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180075567A (ko) * 2015-11-03 2018-07-04 멧소 플로우 컨트롤 유에스에이 인크. 페일 세이프 동작 모드를 갖는 전기 액추에이터

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180075567A (ko) * 2015-11-03 2018-07-04 멧소 플로우 컨트롤 유에스에이 인크. 페일 세이프 동작 모드를 갖는 전기 액추에이터
CN108368926A (zh) * 2015-11-03 2018-08-03 美卓流体控制美国股份有限公司 具有故障安全操作模式的电动致动器
JP2019504266A (ja) * 2015-11-03 2019-02-14 メッツォ、フロー、コントロール、ユーエスエイ、インコーポレイテッドMetso Flow Control Usa Inc. フェールセーフ動作モードを有する電気式アクチュエータ
KR20230041094A (ko) * 2015-11-03 2023-03-23 발멧 플로우 컨트롤 인코포레이티드 페일 세이프 동작 모드를 갖는 전기 액추에이터

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4669578A (en) Motor driven valve
US7584572B2 (en) Driving apparatus for vehicle door
US4741508A (en) Actuator for valve
CN105225862B (zh) 一种弹簧操动机构及其手动储能装置
JPH03129189A (ja) 弁開閉装置
JP2004150620A (ja) バルブ用アクチュエータ
US3113473A (en) morlen
JPH08219251A (ja) 駆動力伝達機構
CN201584309U (zh) 操动机构的弹簧离合装置
JPH0334530Y2 (ja)
JPH10132117A (ja) バルブの緊急閉鎖装置
KR920006593Y1 (ko) 밸브의 긴급 폐쇄장치
JPS6263280A (ja) 電動バルブ
JPS5937231B2 (ja) インクリボン反転装置
JPH0552456U (ja) バルブ用アクチュエータ
JPH0517517Y2 (ja)
JPH11351340A (ja) 減速機
JP3978007B2 (ja) 魚釣用リール
KR102606528B1 (ko) 텐셔닝 기구
JPH0134776Y2 (ja)
JPH06217900A (ja) 便座または便蓋の自動開閉装置
JP2551790B2 (ja) 開閉制御装置
JP2004232821A (ja) バルブ用アクチュエータ
JP3408925B2 (ja) 遮断器の操作装置
JPS5837655Y2 (ja) インクリボン反転機構