JPH0312785Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0312785Y2 JPH0312785Y2 JP1984047094U JP4709484U JPH0312785Y2 JP H0312785 Y2 JPH0312785 Y2 JP H0312785Y2 JP 1984047094 U JP1984047094 U JP 1984047094U JP 4709484 U JP4709484 U JP 4709484U JP H0312785 Y2 JPH0312785 Y2 JP H0312785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- installation
- rescue operation
- rescue
- circuit
- relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 16
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 7
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエレベータの制御装置に係り、特にギ
ヤレスエレベータのかんづめ事故を防止する救出
運転に関するものである。
ヤレスエレベータのかんづめ事故を防止する救出
運転に関するものである。
近年、半導体やコンピユータの発達により、エ
レベータ制御装置もデジタル化され、多数の制御
機能がこの制御装置で集中処理されている。これ
により小型化、高機能化される一方、一つの異常
により全機能が停止し、エレベータ乗かごが階床
間に停止して乗客がかご内に閉じ込められるいわ
ゆるかんづめ事故の発生する恐れがある。また、
これに限らず速度制御装置の故障時にも同様の状
況となる恐れがある。
レベータ制御装置もデジタル化され、多数の制御
機能がこの制御装置で集中処理されている。これ
により小型化、高機能化される一方、一つの異常
により全機能が停止し、エレベータ乗かごが階床
間に停止して乗客がかご内に閉じ込められるいわ
ゆるかんづめ事故の発生する恐れがある。また、
これに限らず速度制御装置の故障時にも同様の状
況となる恐れがある。
ところで、ギヤレスエレベータには減速器が設
けられていないので、手動による巻上げは不可能
であり、上記のようなかんずめ事故を防止するた
めには、コンピユータを二重系にしてシステムバ
ツクアツプを行なうか、或いは手動巻上げ用の減
速器を取り付けるなどの対策が必要となるが、何
れも装置が複雑高価となる欠点があつた。
けられていないので、手動による巻上げは不可能
であり、上記のようなかんずめ事故を防止するた
めには、コンピユータを二重系にしてシステムバ
ツクアツプを行なうか、或いは手動巻上げ用の減
速器を取り付けるなどの対策が必要となるが、何
れも装置が複雑高価となる欠点があつた。
本考案は以上の点に鑑みてなされたもので、ギ
ヤレスエレベータにおいて、制御用のコンピユー
タや速度制御装置の故障時にも、安価な構成でか
んずめ事故を防止することのできるエレベータの
救出運転装置を提供することを目的とする。
ヤレスエレベータにおいて、制御用のコンピユー
タや速度制御装置の故障時にも、安価な構成でか
んずめ事故を防止することのできるエレベータの
救出運転装置を提供することを目的とする。
本考案の特徴とするところは、コンピユータや
速度制御装置の故障時に、必要最少限の安全装
置、例えばガバナースイツチやフアイナルスイツ
チ（最端のリミツトスイツチ）、戸閉確認スイツ
チ、その他MG付であればMGの起動確認装置等
の動作状態を確認後、コンピユータや速度制御装
置を切り離し、据付運転（据付初期の開ループ制
御による簡易運転）にてかごの運転を可能として
点にある。
速度制御装置の故障時に、必要最少限の安全装
置、例えばガバナースイツチやフアイナルスイツ
チ（最端のリミツトスイツチ）、戸閉確認スイツ
チ、その他MG付であればMGの起動確認装置等
の動作状態を確認後、コンピユータや速度制御装
置を切り離し、据付運転（据付初期の開ループ制
御による簡易運転）にてかごの運転を可能として
点にある。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
図中、（＋），（−）は直流電源、１は必要最小
限の安全確認回路、２はマイクロコンピユータ等
で構成された信号処理装置、UPはかご上或いは
機械室の制御盤に設けられた上昇方向救出運転用
の押釦、DNは同じく下降方向救出運転用の押
釦、SWは制御盤内に設けられた救出運転用のス
イツチ、＃６はエレベータの運転リレー、＃３５
Ｕは上昇方向の据付運転指令リレー、＃３５Ｄは
下降方向の据付運転指令リレー、＃３０Ｕは上昇
方向救出運転用の補助リレー、＃３０Ｄは下降方
向救出運転用の補助リレー、＃３０Ｕ−１及び
＃３０Ｄ−１はそれぞれリレー＃３０Ｕ及び＃３
０Ｄの常閉接点、＃３０Ｕ−２、＃３０Ｕ−３及
び＃３０Ｄ−２，＃３０Ｄ−３はそれぞれリレー
＃３０Ｕ及び＃３０Ｄの常開接点である。
限の安全確認回路、２はマイクロコンピユータ等
で構成された信号処理装置、UPはかご上或いは
機械室の制御盤に設けられた上昇方向救出運転用
の押釦、DNは同じく下降方向救出運転用の押
釦、SWは制御盤内に設けられた救出運転用のス
イツチ、＃６はエレベータの運転リレー、＃３５
Ｕは上昇方向の据付運転指令リレー、＃３５Ｄは
下降方向の据付運転指令リレー、＃３０Ｕは上昇
方向救出運転用の補助リレー、＃３０Ｄは下降方
向救出運転用の補助リレー、＃３０Ｕ−１及び
＃３０Ｄ−１はそれぞれリレー＃３０Ｕ及び＃３
０Ｄの常閉接点、＃３０Ｕ−２、＃３０Ｕ−３及
び＃３０Ｄ−２，＃３０Ｄ−３はそれぞれリレー
＃３０Ｕ及び＃３０Ｄの常開接点である。
次に動作を説明する。以下は上昇方向の救出運
転について説明するが下降方向についても同様で
ある。
転について説明するが下降方向についても同様で
ある。
速度制御装置或いはマイクロコンピユータが故
障し運転不能となつた場合、まず制御盤内のスイ
ツチSWを投入する。ここで前述の必要最小限の
安全装置が確認され、安全確認回路１が正常であ
るとすと、かご上或いは制御盤内の押釦UPを押
すことにより、上昇方向救出運転用の補助リレー
＃３０Ｕが付勢される。リレー＃３０Ｕの付勢に
より接点＃３０Ｕ−２が閉路し、信号処理装置２
の如何に拘わらず運転リレー＃６が強制的に付勢
される。また、接点＃３０Ｕ−３も閉路し、上昇
方向の据付運転リレー＃３５Ｕが付勢される。こ
の運転リレー＃６及び据付運転リレー＃３５Ｕの
付勢により、据付初期の簡易運転である据付運転
が開始され、押釦UPを押し続けることにより、
低速で任意の階へ救出運転を行なうことができ
る。この据付運転は、巻上電動機に所定の界磁電
流と所定の電圧を与えるだけの、速度帰還制御を
行なわない簡易な運転であり（据付運転回路は図
示省略）、従つて速度制御装置やコンピユータの
故障時に、これらを切り離しても運転が可能であ
る。
障し運転不能となつた場合、まず制御盤内のスイ
ツチSWを投入する。ここで前述の必要最小限の
安全装置が確認され、安全確認回路１が正常であ
るとすと、かご上或いは制御盤内の押釦UPを押
すことにより、上昇方向救出運転用の補助リレー
＃３０Ｕが付勢される。リレー＃３０Ｕの付勢に
より接点＃３０Ｕ−２が閉路し、信号処理装置２
の如何に拘わらず運転リレー＃６が強制的に付勢
される。また、接点＃３０Ｕ−３も閉路し、上昇
方向の据付運転リレー＃３５Ｕが付勢される。こ
の運転リレー＃６及び据付運転リレー＃３５Ｕの
付勢により、据付初期の簡易運転である据付運転
が開始され、押釦UPを押し続けることにより、
低速で任意の階へ救出運転を行なうことができ
る。この据付運転は、巻上電動機に所定の界磁電
流と所定の電圧を与えるだけの、速度帰還制御を
行なわない簡易な運転であり（据付運転回路は図
示省略）、従つて速度制御装置やコンピユータの
故障時に、これらを切り離しても運転が可能であ
る。
以上のように、本考案によればギヤレスエレベ
ータにおいて、速度制御装置やコンピユータの故
障時にもかんづめ事故を防止し、しかも据付初期
に行なわれる据付運転を利用して、救出運転を行
なうようにしたので非常に安価なエレベータの救
出運転装置を提供することができる。
ータにおいて、速度制御装置やコンピユータの故
障時にもかんづめ事故を防止し、しかも据付初期
に行なわれる据付運転を利用して、救出運転を行
なうようにしたので非常に安価なエレベータの救
出運転装置を提供することができる。
図は、本考案によるエレベータの救出運転装置
の一実施例を示す回路図である。 １……安全確認回路、２……信号処理装置、＃６
……運転リレー、＃３０Ｕ，＃３０Ｄ……補助リ
レー、＃３５Ｕ，＃３５Ｄ……据付運転リレー、
SW……スイツチ、UP，DN……救出運転用の押
釦。
の一実施例を示す回路図である。 １……安全確認回路、２……信号処理装置、＃６
……運転リレー、＃３０Ｕ，＃３０Ｄ……補助リ
レー、＃３５Ｕ，＃３５Ｄ……据付運転リレー、
SW……スイツチ、UP，DN……救出運転用の押
釦。
Claims (1)
- ギヤレスエレベータにおいて、据付初期の開ル
ープ制御による簡易運転を行う据付運転回路、必
要最小限の安全装置の確認を行う安全確認回路、
該安全確認回路と直列に接続された救出運転用押
釦を備え、速度制御装置或いは制御用のコンピユ
ータの故障時には、前記救出運転用押釦の操作に
より、前記据付運転回路を利用して救出運転を行
う構成としたことを特徴とするエレベータの救出
運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4709484U JPS60159774U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | エレベ−タの救出運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4709484U JPS60159774U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | エレベ−タの救出運転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60159774U JPS60159774U (ja) | 1985-10-24 |
| JPH0312785Y2 true JPH0312785Y2 (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=30562106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4709484U Granted JPS60159774U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | エレベ−タの救出運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60159774U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5589175A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for elevator |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4709484U patent/JPS60159774U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5589175A (en) * | 1978-12-26 | 1980-07-05 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for elevator |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60159774U (ja) | 1985-10-24 |
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