JPH03127086A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH03127086A
JPH03127086A JP1266815A JP26681589A JPH03127086A JP H03127086 A JPH03127086 A JP H03127086A JP 1266815 A JP1266815 A JP 1266815A JP 26681589 A JP26681589 A JP 26681589A JP H03127086 A JPH03127086 A JP H03127086A
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toner
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brush
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Yoshimitsu Otaka
善光 大高
Masahiro Hosoya
雅弘 細矢
Chikatoshi Satou
佐藤 周逸
Mitsunaga Saitou
三長 斉藤
Mitsuharu Endo
光治 遠藤
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Toshiba Corp
Toshiba TEC Corp
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、電子写真方式による画像形成(潜像の顕像化
)を、トナーを用いて行う画像形成装置の改良に関する
(従来の技術) 電子写真方式に基く画像形成装置として、反転現像法を
適用したレーザプリンタが知られている。第6図は上記
レーザプリンタの要部構成を断面的に示したもので、1
は潜像保持体たとえば感光ドラム、2は前記潜像保持体
1に保持された潜像を顕像化するトナー3が担持搬送さ
れるる現像ローラ4を具備した現像装置、5は前記潜像
保持体1上に顕像化された形成画像を転写材6たとえば
記録紙に転写する転写器、7は前記転写後層像保持体1
面に残留している残留トナーをクリーニングして回収す
るクリーニング装置、8は前記転写後層像保持体1面に
残留している残留電荷を除去する除電ランプ、9は前記
潜像保持体1に新たに所要の潜像を形成するために表面
電位を付与する帯電器、10は前記潜像保持体1に新た
に付与された表面電位を露光により変え所要の潜像を形
成するレーザ光を用いた露光手段である。
しかして、上記画像形成装置による画像形成は次のよう
に行われている。先ず、帯電器9によって感光ドラム1
面が所要の帯電電位Vo (VO< O)に帯電され、
次いでレーザビーム10露光によって潜像形成が行われ
る。この露光により感光ドラム1面の露光部は表面電位
が減衰し残留電位V。
となる。かくして所要の潜像を形成した後、現像装置2
によって、感光ドラム1面と同極性に帯電(負帯電)シ
ているトナー3を用いて反転現像を行う。つまり、トナ
ー担持体である現像ローラ4に、感光ドラム1面の未露
光部(非画像部)の電位Voと露光部(画像部)の電位
V の間の電位Vb(IV、I <  IV、I < 
 IVol)を現像電圧として印加し、前記感光ドラム
1とで形成する電界によって、前記未露光部(非画像部
)ではトナーの付着を抑制し、露光部(画像部)ではト
ナーの付着が行われる。
上記により感光ドラム1面に付着したトナーは、転写器
5によって記録紙6に転写されるが、トナーはすべてが
転写されるとは限らず、感光ドラム1面上には残留トナ
ー3aが画像状に付着分、布している。しかして、前記
感光ドラム1面上の残留トナー3aは、次のクリーニン
グ装置7によって除去され、除去された残留トナー3a
は廃トナー容器11に回収される。こうして感光ドラム
1面をクリーニングした後、除電ランプ8で全面露光し
て感光ドラム1表面の電荷を除去して再び帯電、露光な
どの工程に移る。
一方、上記画像形成装置に対してクリーニング装置の不
要化および廃トナーの再使用を図ったクリーニングレス
画像形成装置が知られている。すなわち、現像装置によ
ってクリーニング同時現像を行い、前記転写後の残留ト
ナーを現像装置内に回収する画像形成装置が、たとえば
特開昭59−133753号公報、特開昭59−157
881号公報などによって知られている。
このクリーニングレス画像形成装置は、上記したように
現像装置によってクリーニング同11,7現像を行い、
前記転写後の残留トナーを現像装置内に回収するよう構
成した点で特徴付けられる。しかして、このクリーニン
グレス画像形成装置においては、感光体ドラム1面に転
写後の残留トナー3aが付着した状態で、次の画像形成
プロセスに対する帯電電位Voが帯電器9によって付与
される。この帯電電位Vo付与時に、前記残留トナー3
aも感光体ドラム1と同極性に帯電(負帯電)され、レ
ーザビーム10露先によって、潜像形成が行われる。前
記潜像形成により、露光部(画像部)は残留トナー3a
が存在する領域を含め表面電位が減衰し残留電位V と
なる。
「 しかして、現像工程部に移ると現像装置2によリフリー
ニング同時現像が行われる。つまり、感光体ドラム1の
画像部では、前記残留トナー3aが残存付着していても
前記露光による残留電位V、と現像ローラ4の現@!電
圧V、とからなる電界によって、トナーは感光体ドラム
1に付着させられる。なお、この際非画像部では、感光
体ドラム1の表面電位Voと現像ローラ4の現像電位V
からなる電界によって、残留トナー3aは現像ローラ4
に転移(付着)して残留トナ〜3aのクリニングが行わ
れる一方、現像ローラ4上のトナーの感光体ドラム1へ
の付着が抑制される。
上記により感光体ドラム1上に形成された画像は、転写
機構で転写材6に転写され、除電工程を経て再び帯電工
程、露光工程など経て所要の画像形成が繰り返される。
このようにクリーナレス画像形成装置によれば、クリー
ニング装置やクリーニングされたトナー(廃トナー)を
収容する容器が不要となり装置の小形化を図り得るばか
りでなく、現像後の残留トナー3aも現像装置4に回収
され再使用し得るという利点がある。
しかし、前記クリーナレス画像形成装置においては、転
写後の残留トナー3aの状態によって形成される画像に
欠陥を生じ易いという問題がある。
たとえば、転写用記録紙が吸湿により低抵抗化した場合
や転写用記録紙の材質・厚さなどの相違により転写条件
が最適値からズした場合においては、転写工程でトナー
が感光体ドラム1面に団塊状に残留する傾向があり、最
悪の場合記録紙6の皺などにより転写工程で、記録紙6
と感光体ドラム1面との接触が行われず、転写がなされ
ない場合がある。しかして、団塊状の残留トナー3aを
付着したままでも、感光体ドラム1面に対する所要の帯
電はなし得るが(団塊状の残留トナーを付着した面も帯
電量αVoに帯電する)、次のレーザビーム露光10で
は、前記団塊状の残留トナー3aが遮光するため、団塊
状の残留トナー3aを付着した領域の感光体ドラム1面
の表面電位Voの減衰が不十分となり、表面電位Voと
所要の残留電位■ との中間的な電位状態となる。した
がって次のクリーニング同時現1象こおいては、表面電
位Voと所要の残留電位V との中間的な電位状態にあ
る団塊状の残留トナーを付着した領域の感光体ドラム1
面に対する現像ローラ4からのトナー移動量は、周辺領
域に比べ少なくなる。あるいは感光体ドラム1面に付着
している団塊状の残留トナーがクリーニングされて現像
ローラ4に移行してしまう。一方、非画像部では、団塊
状の残留トナー3aが過大になると、現像装置2で完全
にクリーニングすることができなくなり、前記団塊状の
残留トナー3aは感光体ドラム1面に付着したままにな
っている。かくして、画像部では前の画像形成プロセス
の画像残留トナー3aによる遮光・表面電位Voの不十
分な減衰に伴う少ないトナー付着量(周囲に比べ)のた
め、画像中に前の画像形成プロセスの画像が、感光体ド
ラム1の一周分の長さをおいてゴーストとして現われる
(ネガメモリと称される)。また、非画像部では、前の
画像形成プロセスの画像残トナー3aが、上記したよう
に感光体ドラム1面に付着しているため、これが記録紙
6に転写され、白地部に前の画像形成プロセスの画像が
、感光体ドラム1の一周分の長さをおいて黒くゴースト
として現われる(ポジメモリと称される)。しかして、
上記メモリ現象は、露光工程で感光体ドラム1面の帯電
電位V。
と露光による残留電位V との中間電位を呈する「 網点画像やハーフトーン画像の場合特に顕著に現われる
上記メモリ現象の防止ないし除去対策として、たとえば
特開昭64−50089号公報や特開昭84−5009
0号公報に、前記クリーナレス画像形成装置において、
導電性ブラシからなるメモリ除去部材を感光体ドラム面
に軽く接触させる方式が開示されている。第7図は、前
記メモリ除去手段12を具備したクリーナレス画像形成
装置の要部構成を断面的に示したものである。この装置
によるメモリ除去部材(単極型ブラシ)12の基本的な
作用は、前記単極型ブラシ12にトナーとの帯電極性と
逆極性の電圧(Vut > 0)を印加することによっ
て、転写検感光体ドラム1面に残留している団塊状トナ
ーなど3aをクーロン力により吸引除去するものである
。つまり、感光体ドラム1面の非画像部であった領域に
は、前記単極型ブラシ12上で逆極性に帯trs(正帯
電)シたトナーが単極型ブラシ12から放出されるため
、団塊状の残留トナー3aが均一化される。したがって
、次の除電・帯電・露光およびクリーニング同時現像の
各工程は、兄常なく行われメモリ現象の発生が防止され
ることになる。なお、図において第6図と同一の構成部
分は同一の記号を付しである。
(発明が解決しようとする課題) しかし、実際的にはなお、次のような問題がある。
第一にレーザプリンタにおいては、高解像度の画像を要
求されるが、上記した団塊状の残留トナー3aに伴う遮
光の影響によりメモリ現象を発生し易いため、許容でき
る残留トナー濃度はきわめて低いことを要求されるが、
この要求される残留トナー濃度まで低下させることは事
実上困難である。
第二に画像形成装置においては、各種の環境条件下で、
種々の記録紙6に画像が転写形成されるが、この場合前
記記録紙6の抵抗値などの変化に応じて残留トナーの帯
電極性および帯電量も変化する。たとえば、記録紙6の
抵抗が低い場合、転写器5から記録紙6に付与される正
の電荷は、記録紙6の厚さ方向に移動し感光体ドラム1
面上のトナー粒子に達する。かくして、正の電荷が与え
られたトナーは、本来の帯電極性とは逆の極性となり、
また感光体ドラム1面も正に帯電することになり、前記
正に帯電された単極型ブラシ12により反発力を受け、
吸引されず転写後の状態をはぼ保っているためメモリ発
生防止の機能が果されない。
第三に非画像部へのトナー放出作用が認められる。特に
前記単極型ブラシ12が多重の残留トナー 3 aを吸
引した場合、トナーの放出量が多くなりこれによって露
光ビーム10の遮光が行われ、画像欠陥を発生する場合
がある。
第四に前記単極型ブラシ12は、トナーの吸引・保持力
に限界があるため、以後残留トナー3aの吸引を行わな
くなり、メモリ発生をの防止機能を果さなくなる。
この点さらに詳述すると、転写コロナ電圧V。
に対する残留トナーの付着量(四線A)および帯電量(
曲線B)は第8図に示すごとくなる。つまり、転写コロ
ナ電圧V t−5、Ok v付近で転写効率は最大とな
り、残留トナーの付着量は最小になる。
また、転写コロナ電圧V t−5−Q k v付近では
、残留トナーの帯電量は負から正へ極性を逆転し帯電量
がゼロ近くなっている。つまり、転写器5から記録紙6
へ与えられた電荷が記録紙6の厚さ方向へ移動し、感光
体ドラム1面上のトナーに達して初期負に帯電していた
トナーが正の電荷によって徐々に中和され、中和した後
正に帯電しているからといえる。かくして、転写コロナ
電圧vtはトナーに与えられる電荷を規制する因子と考
えられ、たとえば転写コロナ電圧v1を一定にし、記録
紙6の材質・厚さ・含水率など変化させ抵抗値を変えて
も同様の結果が認められる。
たとえば、現像装置2による感光体ドラム1面に対する
クリーニング同時現像後、そのクリーニング同時現像で
形成された画像を、一定のコロナ電圧を転写器5に印加
して転写紙6に転写した後(曲線C)および単極型ブラ
シ12通過後(曲線D)における残留トナー濃度の関係
は第9図に示すような傾向がある。すなわち、転写後の
残留トナー濃度は、コロナ電圧Vt −4,9kvで極
小値をとり(約0.23)、その前後では濃度が増加し
ている。
一方、単極型ブラシ12通過後の残留トナー濃度は、コ
ロナ電圧Vt−4−4kvで極小値をとり、コロナ電圧
Vt−4,9kv以上では転写後の残留トナー濃度カー
ブと一致している。この理由は前記第8図に示したよう
に、転写コロナ電圧Vt−4,9kv付近(転写後の残
留トナー付着量の極小値)では、転写後の残留トナー3
aの帯電量はゼロに近く、その前後で帯電極性が逆転し
ているためである。
第10図はこの現象を模式的に示す説明図でありて、単
極型ブラシ12位置と感光体ドラム1との接触部におけ
るトナーの授受および感光体ドラム1表面型位Voと、
単極型ブラシ12通過後における感光体ドラム1面上の
残留トナー3aの状態および感光体ドラム1表面型位V
oを画像部と非画像部に分けて表示したものである。
転写コロナ電圧V  −4,4kvの場合を 単極型ブラシ12が残留トナー3aを吸引し感光体ドラ
ム1面にトナーが付着していないと白紙上のテープ濃度
(以後テープ濃度という)  0.11近くまで濃度は
低下している。このとき単極型ブラシ12位置では感光
体ドラム1の表面電位は、転写器5からの正の電荷の移
動量が少ないので画像部および非画像部とも正の方向に
僅かに変位している。同時に残留トナーは第8図に示し
たように負に帯電しているので、正電圧印加の単極型ブ
ラシ12に吸引される。また非画像部では、単極型ブラ
シ12上の正帯電トナー(吸引されたトナーの一部はト
ナー同士、トナーと単極型ブラシまたはトナ′−と感光
体ドラム1間の摩擦、電荷注入、放電などにより正帯電
している)が感光体ドラム1面上に放出されると同時に
電荷が前記1j極型ブラシ12、感光体ドラム1および
トナーの間で移動する。かくして、単極型ブラシ12通
過後では、残留トナーが均一化され感光体ドラム1の表
面電位もほぼ一定となる。
転写コロナ電圧4.9kvの場合 単極型ブラシ12のトナー吸引はほとんどないため、転
写後と単極型ブラシ12通過後の残留トナー濃度差はほ
とんどない。このとき単極型ブラシ12位置では感光体
ドラム1の表面電位は、転写器5からの正の電荷が与え
られるため、画像部および非画像部とも正の方向に変位
している(特に非画像部は大きく変位して画像部との電
位差を縮めている)。同1(pHに残留トナー3aは第
8図に示したように、帯電量がゼロに近くかつ単極型ブ
ラシ12電位V と画像部電位との電位差も小さν くなっているので、残留トナー3aに働くクーロン力は
小さく残留トナー3aの大部分は、感光体ドラム1面に
付着したままになっている。また非画像部では、トナー
が単極型ブラシ12に吸引されないので走引)電トナー
量も少なくさらに単極型ブラシ12の電位と非画像部電
位との電位差も小さくなっているので、単極型ブラシ1
2上のトナー放出は僅かしかない。さらに、上記電位差
の関係で電荷の移動も少く表面電位は僅かに変位するの
みであるため、単極型ブラシ12通過後も残留トナーは
均一化されない。
転写コロナ電圧V t−5−4k vの場合第 図に示
されたように転写後と単極型ブラシ12通過後の残留ト
ナー濃度の差はほとんどない。
つまり、単極型ブラシ12の位置では、上記転写コロナ
電圧V t−4−9k vの場合と同様に、感光体ドラ
ム1の表面電位は正の方向に大きく変位している。一方
、残留トナー3aは第8図に示したごとくその帯電極性
が正になっているため、感光体ドラム1面に付着してい
るようにクーロン力が働くことになり、単極型ブラシ1
2通過後も残留トナーは均一化されない。
上記のように、単極型ブラシ(正の電圧印加)によるメ
モリ現象防止ないし除去方式では、残留トナー3aの帯
電極性が負になっている範囲でのみ、トナーの吸引、放
出が行われ帯電量がゼロになる付近(転写後の残留トナ
ー濃度が極小値)以降では残留トナー濃度の変化はない
。つまり、高解像度の画像形成に要求される残留トナー
l農度程度になると残留トナー3aの均一化作用、さら
にメモリ現象防止ないし除去を十分に達成し得ないのが
実情である。
本発明は上記事情に対処して、高解像度の画像形成にお
いても、残留トナーの均一化ないしメモリ現象の防止や
除去を容易になし得る画像形成装置の提供を目的とする
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、潜像担持体と、前記潜像担持体面上にトナー
を供給し、前記潜像を顕像化する現像手段と、前記顕像
化像を転写材に転写する手段と、前記顕像化像を転写し
た潜像担持体上に残留する残留トナー像のトナー分布を
均一化する残留トナー像均一化手段とを具備する画像形
成装置において、 前記残留トナー像均一化手段が、前記潜像担持体に接触
ないし近接して配置された互いに電位差を有する複数の
電極部分から構成されていることを特徴とする。
(作 用) 本発明によれば、残留トナー像均一化手段として、互い
に電位差を有する複数の電極部分、たとえば導電性ブラ
シを潜像担持体、たとえば感光体ドラム面に接触ないし
近接して配設しである。
しかして、第1の電圧が印加される第1の電極部分と感
光体ドラムの表面電位とでなす電界によって帯電した残
留トナーを、前記第1の電極部分で吸引・放出すると同
時に、第1の電極部分と感光体ドラムとその間に存在す
るトナーとで、トナーおよび感光体ドラムの柑電または
除電を行う。
方、第2の電圧が印加される第2の電極部分においても
上記と同様に残留トナーの吸引・放出やトナーおよび感
光体ドラムの帯電または除電が行われる。このとき、前
記第1の電圧と第2の電圧間には電位差があり、第1の
電極部分と第2の電極部分とではそれぞれ形成される電
昇が異なるため、両者の残留トナーの吸引・放出特性も
異なる。つまり、第1の電極部分で吸引できなかったト
ナーを第2の電極部分で吸引し、あるいは第1の電極部
分で放出したトナーを第2の電極部分で吸引する。また
転写後の残留トナーの帯電状態が変化した場合も、第1
の電極部分を通過した残留トナーの帯電状態は、第1の
電極部分で規制されているため安定化する。このため、
第2の電極部分による第2の電圧を所要電圧に設定すれ
ば、前記安定化されたトナーの吸引・放出が容易になさ
れる。
つまり、環境や記録紙、画像パターンによらず、残留ト
ナー濃度をより低いレベルに抑え得る残留トナー均一化
が可能となり、クリナーレス画像形成装置による多様で
高品質な画像形成が達成される。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。
(実施例1) 第1図は本発明に係る画(段形成装置の要部構成を断面
的に示したもので、1は潜像保持体たとえば感光体ドラ
ム、2は前記潜像保持体1に保持された潜像を顕像化す
るトナー3を担持搬送する一方、転写後の残留トナー3
aを適宜回収などする表面が導電弾性体からなる現像ロ
ーラ4を具備した現像装置、5は前記潜像保持体1上に
顕像化された形成画像を転写材6たとえば記録紙に転写
するコロトロン型転写器、13は前記転写後層像保持体
1面に残留している残留トナーを均一化手段すなわち、
前記潜像担持体1に接触ないし近接して配置された互い
に電位差を有する複数の電極部分13a、13bたとえ
ば導電性ブラシ、8は前記転写後出像保持体1面に残留
している残留電荷を除去する除電ランプ、9は前記潜像
保持体1に新たに所要の潜像を形成するために表面電位
を付与するコロトロン型帯電器、10は前記潜像保持体
1に新たに付与された表面電位を露光により変え所要の
潜像を形成するレーザ光を用いた露光手段である。
なお、上記コロトロン型転写器5は、ワイヤ5aを内装
する接地されるシールドケース5bおよび前記ワイヤ5
aに所要のコロナ電圧■1を印加する転写電源5Cで構
成されている。また、上記潜像保持体1に新たに所要の
潜像を形成するために表面電位を付与するスコロトロン
型・::F電器9は、帯電電源9aに接続するシ:シ電
グリッド9bおよび帯電シールドケース9Cはツェナダ
イオード9dを介して接地され所定の電位を保持できる
ようになっている。さらに前記残留トナーの均一化手段
としての第1の導電性ブラシ(負極性)13aおよび第
2の導電性ブラシ(正極性)13bはそれぞれ対応する
負もしくは正の電位を与える電源14a、14bに接続
している。
しかして、上記画像形成装置による画像形成は次のよう
に行われている。先ず、帯電器9によりて感光ドラム1
面が所要の帯電電位Vo (Vo < O)に帯電され
、次いでレーザビーム111光によって潜像形成が行わ
れる。この露光により感光ドラム1而の露光部は表面電
位が減衰し残留電位vrとなるが、非露光部は帯電電位
Voとなっている。
かくして所要の潜像を形成した後、現像装置2によって
、感光ドラム1面と同極性に帯電(負帯電)しているト
ナー3たとえば一成分非磁性トナーを用いてクリーニン
グ同時現像を行う。つまり、トナー担持体である現像ロ
ーラ4にコーテングブレード2aを用いてほぼ均一なト
ナー層を形成・担持させ、感光ドラム1面の未露光部(
非画像部)の電位Voと露光部(画像部)の電位V の
間の「 電位V  (IV  I <  1Vbl <  1V
ol)を現    r 像電圧として印加し、前記感光ドラム1とで形成する電
界によって、前記未露光部(非画像部)ではトナーの付
着を抑制し、露光部(画像部)ではトナーの付着を行わ
せる。この場合、露光部では感光体ドラム1面上の残留
トナー3aが、そのまま感光体ドラム1面に残存し、現
像ローラ4から新たなトナーが移行する。一方、非露光
部では残留トナー3aが、現像ローラ4に移行してその
まま現像ローラ上に付着する。つ・まり、クリーニング
同時現像が行われることになる。
かくして上記により感光ドラム1面に付着したトナーは
、転写器5によって記録紙6に転写されるが、トナーは
すべてが転写されるとは限らず、感光ドラム1面上には
残留トナー3aが画像状に付着分布している。しかして
、前記感光ドラム1面上の残留トナーは、次の残留トナ
ー均一化手段13によって均一化され、メモリが発生し
ない濃度レベルとなる。こうして感光ドラム1面の残留
トナー3aを均一化した後、除電ランプ8で全面露光し
て感光ドラム1表面の電荷を除去して再び帯電、露光な
どの工程に移る。
上記画像形成装置についての作用・効果の説明に先達ち
、感光ドラム1面の転写後の残留トナ濃度とメモリ発生
率の関係を調べた結果を第2図により説明する。なお、
感光ドラム1面の転写後の残留トナー濃度は特開昭64
−50089号公報に示された方法により測定した。す
なわち、感光ドラム1面のトナー像をメンディングテー
プにとり、白紙に貼り反射濃度を測定する方法によった
(トナーがない場合のメンディングテープの濃度は約0
.11である・・・テープ濃度と称す)。
評価は、先ず黒ベタ画像を形成し、次に感光ドラム1−
周接に、3ラインベア/+nm、6ラインペア/lの画
像を形成したものを対象とし、この画像中に現れるメモ
リの有無を判定することにより行った。第2図に示すよ
うに、3ラインペア/ 1111%6ラインペア/+a
O+と空間周波数が高いほど、残留トナー濃度に対する
メモリ発生の確率が高く、残留トナー濃度0.2付近に
画像形成装置のメモリ発生の閾値が存在することが分る
。つまり、残留トナー濃度が0.2を超えると、メモリ
が発生し易くなる。
また、第2図には、転写の限界を示ものとして、残留ト
ナー濃度に対するその濃度が存在する確率(一定数のサ
ンプル中にその濃度が出現した割合)も示してあり、コ
ロナ転写による転写後の最小残留トナーa度の限界が0
.2付近にあることが分る。
前記構成の画像形成装置において、残留トナー均一化手
段としての第1の導電性ブラシ13aに負の電圧を、ま
たTS2の導電性ブラシ13bに正の電圧をそれぞれ印
加した他は、従来のクリーニングレス型のレーザプリン
タの場合と同様の条件設定で、画像形成を行った場合、
転写コロナ7は圧に対する転写後、第1の導電性ブラシ
13a通過後および第2の導電性ブラシ13b通過後に
おける残留トナー濃度をそれぞれ測定した結果、第3図
に示すごとくであった。第1の導電性ブラシ13a通過
後では、−記単極型ブラシ12による均Hリ ー化の場合(第9図参照)に比べ逆の様相を示し、第2
の導電性ブラシ13b通過後では、はぼ一定の値(約0
.13)で、この値は前記メモリ発生の閾値濃度0.2
を大きく下まわっていた。
この点、前記単極型ブラシ12による均一化の場合に準
じて第4図を参照してさらに詳述する。
第4図は負極性である第1の導電性ブラシ13aの位置
、第1の導電性ブラシ13a通過後、正極性である第2
の導電性ブラシ13bの位置および第2の導電性ブラシ
13ba過後におけるトナーの授受と感光体ドラム1の
表面状態との関係を模式的に示したものである。
転写コロナ電圧V  =  4.4kvの場合を 転写後の残留トナーは、先ず負極性である第1の導電性
ブラシ13aを通過する。この第1の導電性ブラシ13
aの位置では、感光体ドラム1の表面電位は、転写器5
からの正の電荷の移動量が少ないので画像部および非画
像部とも正の方向に僅かに変位している。同時に残留ト
ナー3aは負に帯電しているので、負極性である第1の
導電性ブラシ13aへの移行を抑制する方向にクーロン
力が働く。また非画像部では、前記第1の導電性ブラシ
13aと非画像部との電位差が小さいため、第1の導電
性ブラシ13aからのトナー放出は起らないし、上記電
位差が小さいことに伴い電荷の移動量は少ない。かくし
て、mlの導電性ブラシ通過後では、残留トナー濃度、
感光体ドラム1の表面電位ともほとんど変化しない。
次いで、残留トナー3aは正極性である第2の導電性ブ
ラシ13bを通過する。この第2の導電性ブラシ13b
位置では、残留トナーの状態、感光体ドラム1の表面電
位とも転写後の状態とほぼ同じであるから、画像部では
残留トナー3aが吸引され、非画像部ではトナーの放出
が行われる。
したがって、第2の導電性ブラシ13b通過後では、残
留トナー3aは均一化され、また感光体ドラム1の表面
電位も画像部と非画像部とで電位差がほとんどなくなる
転写コロナ電圧4.9kvの場合 負極性である第1の導電性ブラシ13aでは、感光体ド
ラム1の表面電位に、転写機5からの正の電荷の移動に
よって正の方向に変位している。
同時に残留トナー3aはその帯電量がゼロに近くなって
いる。このとき残留トナー3a中には正帯電、負布電の
両トナーが存在し、総掛電量がゼロに近くなっており、
画像部では残留トナー3a中の正4iF 7K トナー
を第1の導電性ブラシ13aの方向に移行させるクーロ
ン力が動く。また、非画像部電位よりも画像部電位と第
1の導電性ブラシ13aとの電位差の方が大きいので、
画像部では第1の導電性ブラシ13aからの負帯電トナ
ーの放出も起り、同様にして電荷も画像部の方への移動
逗が多くなる。かくして、第1の導電性ブラシ13a通
過後では、画像部の残留トナー濃度は吸引と放出の差で
訣ることになる。このとき、残留トナー3a中の正帯電
しているトナーは第1の導電性ブラシ13aに移行し、
移行しなかった残留トナーは、摩擦・電荷注入・放電に
より負帯電している。
この後、第2の導電性ブラシ13b゛位置では、画像部
における残留トナーの状態および表面電位とも、転写コ
ロナ電圧4.4kvの場合とほぼ同様であるから、画像
部では残留トナー3aの吸引が行われる。また、非画像
部では第2の導電性ブラシ13bの電位と非画像部の電
位との電位差も小さくなっているので、第2の導電性ブ
ラシ13bからの残留トナーの放出は僅かしかない。か
くして、第2の導電性ブラシ13b通過後では残留トナ
ー3aは均一化され、感光体ドラム1の表面電位は、画
像部、非画像部の電位差がほとんどなくなる。
転写コロナ電圧V t−5−4k vの場合負極性であ
る第1の導電性ブラシ13a位置では、感光体ドラム1
の表面電位は転写器5からの正の電荷の移動によって、
正の方向に大きく変位している。一方残留トナー3aは
正に帯電しているので、この正帯電している残留トナー
3aには、前記第1の導電性ブラシ13aへ移行させる
方向のクーロン力が働く。また、画像部電位、非画像部
電位とも第1の導電性ブラシ13a電位との電位差が比
較的大きいため、第1の導電性ブラシ13aからの負帯
電トナーの放出も起き、さらに画像部および非画像部と
も電荷の移動が十分に行われる。かくして、第1の導電
性ブラシ13a通過後では、画像部の残留トナー濃度は
吸引と放出の差で決り、非画像部についても負帯電の放
出トナーが付着しておりこれら残留トナーはいずれも十
分に負帯電しており、また感光体ドラム1の表面電位は
負に変位している。
次に残留トナー3aは正の極性である第2の導電性ブラ
シ13bを通過するが、この第2の導電性ブラシ13b
位置では、画像部、非画像部とも残留トナー3aの帯電
、感光体ドラム1の表面電位に関しては前記転写コロナ
電圧4.4kvの場合とほぼ同様で、画像部、非画像部
とも残留トナー3aの吸引が行われる。つまり、第2の
導電性ブラシ13bの通過後では、残留トナー3aの均
一化が行われ、感光体ドラム1の表面電位は、画像部と
非画像部との電位差がほとんどなくなり電位はゼロ近く
なっている。
上記のごとく、本発明に係る画像形成装置によれば、残
留トナー3aの帯電状態や感光体ドラム1の表面電位の
広範囲の変動に対しても、一定の均一化された残留トナ
ー濃度とすることができた。
この理−由は負極性(負極)である第1の導電性プラン
13aによって残留トナーの帯電を負側に規制し、また
感光体ドラム1の表面電位をゼロに近付けることにり、
正極性(正極)である第2の導電性ブラシ13bを通過
するとき、はぼ一定の残留トナー3aの帯電状態と感光
体ドラム1の表面電位状態を保持させ、もって常に所要
の効果が得られるように前記第2の導電性ブラシ13b
のトナー吸引・放出作用を保持・発揮するためと考えら
れる。
実施例2 前記第1図に示した画像形成装置において、コロトロン
型転写器5の代りにスコロトロン型転写器を用いた他は
同一構成の画像形成装置を製作した。つまり、第1図に
示した画像形成装置におけるコロトロン型写器5の代り
に、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグリ
ッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロン
型転写器を用いたことにより、ワイヤ5aから記録紙6
への電荷の飛翔が転写グリッドと前記記録紙6の裏面(
転写グリッド側)間の電界によって制御され、前記記録
紙6の裏面の表面電位がグリッド電圧を超えないように
し、たとえば記録紙6を介した感光体ドラム1表面およ
びトナーへの電荷の移動量を所定の範囲内に常に制御し
得るようにしたものである。
上記画像形成装置によって、実施例1の場合に準じて画
像形成を行い、(ただし転写器のクリッド電圧0.6k
v)残留トナー濃度と転写コロナ電圧との関係を調べた
ところ、転写後の残留トナー濃度は転写コロナ電圧v4
.2〜4.8kvで最小値示し、また正極性の第2の導
電性ブラシ13b通過後の残留トナー濃度も 0.13
程度であった。つまり、この実施例の場合は、転写コロ
ナ電圧v1を4.2〜413kvに設定することにより
転写後の残留トナー3aを最小値にしかつ、放出トナー
濃度も最小に抑えて第2の導電性ブラシ13b通過後の
残留トナー濃度も実質的にゼロに近い状態になし得た(
メモリ発生も全面的に防止し得た)。
また、記録紙6をたとえば温度10℃・相対湿度45%
、温度20℃・相対湿度60%、温度30℃・相対湿度
75%にそれぞれ放置した後、上記画像形成に用い転写
後の残留トナー濃度や第2の導電性ブラシ13b通過後
の残留トナー濃度をそれぞれ調べたところ、第5図に示
すような結果が得られた。
この実施例によれば、記録紙6の特性、画像パターンに
影響されず高精細画像形成に要求される低い残留トナー
濃度を、一定レベルで達成し得るので、クリーナレス画
像形成装置による多様で高品質な画像形成が可能である
なお、上記において第1の導電性ブラシ13aに帯電器
9の帯電グリッドの電圧をそのまま印加し、第2の導電
性ブラシ13bに転写器5の転写グリッドの電圧をそま
ま印加する一方、前記転写グリッドを転写用ツェナダイ
オードを介して接地してもよい。つまり、第1の導電性
ブラシ13aおよび第2の導電性ブラシ13bについて
、電源を別設しなくとも同様の作用・効果が得られる。
実施例3 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、第1図
に示した画像形成装置におけるコロトロン型写器5の代
りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグ
リッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロ
ン型転写器を用いるとともに、第1の導電性ブラシ13
aに正の電圧を、また第2の導電性ブラシ13bに負の
電圧をそれぞれ印加する構成とした画像形成装置を製作
した。
上記画像形成装置によって、実施例2の場合に準じて画
像形成を行ったところ、画像形成の環境条件、記録紙6
のいかんによらず感光体ドラム1の表面電位は一定の範
囲内に制御され、転写後の感光体ドラム1の表面電位は
画像部、非画像部ともゼロに近く、また転写後の残留ト
ナーの帯電状態は、このとき残留トナー量が最小である
ことに伴い帯電量はゼロに近^1゜しかして、この実施
例の場合、転写後の残留トナー3aは、先ず正電極であ
る第1の導電性ブラシ13aを通過するが、このとき残
留トナー3aの帯電量がゼロに近いので、残留トナー3
aに働くクーロン力は小さく、画像部に対する正電極で
ある第1の導電性ブラシ13aによる残留トナー3aの
吸引はほとんどない(残留トナーは第1の導電性ブラシ
13aにより正帯電している)。また非画像部でも正電
極である第1の導電性ブラシ13aからのトナー放出も
僅かしかないため、この第1の導電性ブラシ13a通過
後では、残留トナー濃度は画像部、非画像部とも僅かし
か変化しない。さらにこの時点では感光体ドラム1の表
面電位も正の方向に変位している。
次いで、残留トナーは負電極である第2の導電性ブラシ
13bを通過するが、この第2の導電性ブラシ13b位
置では、画像部の残留トナー3aは正帯電しているので
第2の導電性ブラシ13bにより吸引され、また非画像
部に付着している正帯電トナーも吸引される。一方、第
2の導電性ブラシ13bからのトナー放出は、画像部電
位と非画像部電位との差が僅かなため、僅か発生してい
る。このように、負電極である第2の導電性ブラシ13
bを通過した後では、残留トナー3aが均一化されてお
り、感光体ドラム1の表面電位は、画像部と非画像部と
で電位差がなくなって、高精細画像形成に要求される低
い残留トナー濃度を、一定レベルで達成されていた。
実施例4 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、第1図
に示した画像形成装置におけるコロトロン型写器5の代
りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグ
リッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロ
ン型転写器を用いるとともに、第1の導電性ブラシ13
aに正の電圧を印加し、また第2の導電性ブラシ13b
を接地しアースブラシとした構成の画像形成装置を製作
した。
上記画像形成装置によって、実施例2の場合に準じて画
像形成を行ったところ、画像形成の環境条件、記録紙6
のいかんによらず感光体ドラム1の表面電位は一定の範
囲内に制御され、転写後の感光体ドラム1の表面電位は
画像部、非画像部ともゼロに近く、また転写後の残留ト
ナー3aの帯電状態は、このとき残留トナー量が最小で
あることに伴い帯電量はゼロに近くなっていた。しかし
て、この実施例の場合、転写後の残留トナーは、先ず正
電極である第1の導電性ブラシ13aを通過するが、こ
のとき残留トナー3aの帯電量がゼロに近いので、残留
トナー3aに働くクーロン力は小さく、画像部に対する
正電極である第1の導電性ブラシ13aによる残留トナ
ー3aの吸引はほとんどない(残留トナーは第1の導電
性ブラシ13aにより正帯電している)。また非画像部
でも正電極である第1の導電性ブラシ13aからの正帯
電トナー放出も僅かしかないため、この第1の導電性ブ
ラシ13a通過後では、残留トナー濃度は画像部、非画
像部とも僅かしか変化しない。
さらにこの時点では感光体ドラム1の表面電位も正の方
向に変位している。なお、上記第1の導電性ブラシ13
aの抵抗値をたとえば103〜105Ωell程度にす
ると電荷が移行し易くなり、感光体ドラム1面を正に帯
電し得る。
次いで、残留トナー3aはアースブラシである第2の導
電性ブラシ13bを通過するが、このアースブラシ13
b位置では、画像部および非画像部とも、残留トナー3
aは正帯電しており、また感光体ドラム1の表面電位と
アースブラシ13b電位との電位差が十分あるため、残
留トナー3aはアースブラシ13bにより吸引され、ア
ースブラシ13bを通過した後では、残留トナー3aが
均一化されており、感光体ドラム1の表面電位差もOV
付近に変位して、高精細画像形成に要求される低い残留
トナー濃度を、一定レベルで達成されていた。しかもこ
、この実施例の場合は、前記第2の導電性ブラシ13b
がアースされているため、第2の導電性ブラシ13b用
の電源も不要となる。
実施例5 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、第1図
に示した画像形成装置におけるコロトロン型写器5の代
りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグ
リッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロ
ン型転写器を用いるとともに、第1の導電性ブラシ13
aに負の電圧を、また第2の導電性ブラシ13bを接地
しアースブラシとした構成の画像形成装置を製作した。
上記画像形成装置によって、実施例2の場合に準じて画
像形成を行ったところ、画像形成の環境条件、記録紙6
のいかんによらず感光体ドラム1の表面電位は一定の範
囲内に制御され、転写後の感光体ドラム1の表面電位は
画像部、非画(段部ともゼロに近く、また転写後の残留
トナー3aのシ;シ電状態は、このとき残留トナー量が
最小であることに伴い帯電量はゼロに近くなっていた。
しかして、この実施例の場合、転写後の残留トナー3a
は、先ず負電極である第1の導電性ブラシ13aを通過
するが、このとき残留トナー3aの帯電量がゼロに近い
ので、画像部では残留トナー中正帯電トナーを第1の導
電性ブラシ13a方向に移行させるクーロン力が働く一
方、第1の導電性ブラシ13aから負帯電トナーの放出
も起っている。
しかして、前記負電極である第1の導電性ブラシ13a
通過後では、残留トナー濃度が画像部において少し変位
していた(このときの残留トナーは第1の導電性ブラシ
13aにより負帯電している)。また感光体ドラム1の
表面電位は、電荷の移行し易い負極性の導電性ブラシ1
3aを用いたことにより、負の方向に大きく変位し、画
像部と非画像部との電位差もなくなっていた。
次いで、残留トナー3aはアースブラシである第2の導
電性ブラシ13bを通過するが、このデスブラシ13b
位置では、画像部および非画像部とも、残留トナー3a
は負帯電しており、また感光体ドラム1の表面電位とア
ースブラシ13b電位との電位差が十分あるため、残留
トナー3aはアースブラシ13bにより吸引され、アー
スブラシ13bを通過した後では、残留トナー3aが均
一化されており、感光体ドラム1の表面電位差もOv付
近に変位して、高精細画像形成に要求される低い残留ト
ナー濃度を、一定レベルで達成されていた。しかもこ、
この実施例の場合は、前記第2の導電性ブラシi3bが
アースされているため、第2の導電性ブラシ13b用の
電源も不要となる。
実施例6 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、 第1図に示した画像形成装置におけるコロトロン型厚器
5の代りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、
このグリッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコ
ロトロン型転写器を用いるとともに、第1の導電性ブラ
シ13aを接地しアースブラシとし、また第2の導電性
ブラシ13bに正の電圧を印加する構成の画像形成装置
を製作した。
上記画像形成装置によって、実施例2の場合に準じて画
像形成を行ったところ、画像形成の環境条件、記録紙6
のいかんによらず感光体ドラム1の表面電位は一定の範
囲内に制御され、転写後の感光体ドラム1の表面電位は
画像部、非画像部ともゼロに近く、また転写後の残留ト
ナー3aの帝電状態は、このとき残留トナー量が最小で
あることに伴い帯電量はゼロに近くなっていた。しかし
て、この実施例の場合、転写後の残留トナー3aは、先
ずアースブラシである第1の導電性ブラシ13aを通過
するが、このとき残留トナー3aの帯71tがゼロに近
く、またアースブラシ13a電位と画像部電位、非画像
部電位との電位差が小さいので、画像部、非画像部とも
トナーの移動はほとんどなかった。つまり、アースブラ
シ13a通過後では画像部、非画像部とも残留トナー濃
度はほとんど変化していなかった。なお、ここでアース
ブラシ13aにたとえばシリコーンを含有させ、トナー
との摩擦帯電特性を前記トナーに負帯電するようにして
おくと、残留トナー3aは第1の導電性ブラシ13aに
より負帯電する。
次いで、残留トナー3aは正電極である第2の導電性ブ
ラシ13bを通過するが、この第2の導電性ブラシ13
b位置では、画像部の残留トナー3aは負帯電しており
、また画像部電位と第2の導電性ブラシ13b電位との
電位差が十分あるので、残留トナー3aは正電極である
第2の導電性ブラシ13bに吸引される。一方、非画像
部においては、正電極である第2の導電性ブラシ13b
の正帯電トナーの放出が行われ、残留トナー3aの均一
化がなされるとともに、感光体ドラム1の表面電位も正
の方向に変位していた。つまり、高精細画像形成に要求
される低い残留トナー濃度を、一定レベルで達成されて
いた。
実施例7 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、第1図
に示した画像形成装置におけるコロトロン型厚器5の代
りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグ
リッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロ
ン型転写器を用いるとともに、第1の導電性ブラシ13
aを接地しアースブラシとし、また第2の導電性ブラシ
13bに負の電圧を印加する構成の画像形成装置を製作
した。
上記画像形成装置によって、実施例2の場合に準じて画
像形成を行ったところ、画像形成の環境条件、記録紙6
のいかんによらず感光体ドラム1の表面電位は一定の範
囲内に制御され、転写後の感光体ドラム1の表面電位は
画像部、非画像部ともゼロに近く、また転写後の残留ト
ナーの帯電状態は、このとき残留トナー量が最小である
ことに伴い帯電量はゼロに近くなっていた。しかして、
この実施例の場合、転写後の残留トナー3aは、先ずア
ースブラシである第1の導電性ブラシ13aを通過する
か、このとき残留トナー3aの帯電量がゼロに近く、ま
たアースブラシ13a電位と画像部電位、非画像部電位
との電位差が小さいので、画像部、非画像部ともトナー
の移動はほとんどなかった。つまり、アースブラシ13
8通過後では画像部、非画像部とも残留トナー濃度はほ
とんど変化していなかった。なお、ここでアースブラシ
13aにたとえば四フッ化エチレンを含有させ、トナー
との摩擦帯電特性を前記トナーに正帯電するようにして
おくと、残留トナー3aは第1の導電性ブラシ13aに
より正帯電する。
次いで、残留トナー3aは負電極である第2の導電性ブ
ラシ13bを通過するが、この第2の導電性ブラシ13
b位置では、画像部の残留トナー3aは正帯電しており
、また画像部電位と第2の導電性ブラシ13b電位との
電位差が十分あるので、残留トナー3aは正電極である
第2の導電性ブラシ13bに吸引される。一方、非画像
部においては、負電極である第2の導電性ブラシ13b
の負帯電トナーの放出が行われ、残留トナー3aの均一
化がなされるとともに、感光体ドラム1の表面電位も正
の方向に変位していた。つまり、高精細画像形成に要求
される低い残留トナー濃度を、一定レベルで達成されて
いた。
実施例8 前記実施例2の画像形成装置において、つまり、第1図
に示した画像形成装置におけるコロトロン型写器5の代
りに、記録紙6に対面してグリッドが配設され、このグ
リッドに転写グリッド電圧を印加する構成のスコロトロ
ン型転写器を用いるとともに、除電ランプ8および帯電
器10を除去する一方、第1の導電性ブラシ13aに正
の電圧を、また第2の導電性ブラシ13bの抵抗値を1
0’〜105ΩC11に設定するとともにそれに帯電電
位V。
と等しいかそれ以下の負の電圧を印加する構成とした画
像形成装置を製作した。
この構成例の場合は、負の電圧を印加した第2の導電性
ブラシ13b通過後の感光体ドラムの表面電位が画像部
と非画像部ともほぼ等しく負の側に変位しているため、
前記除電ランプ8および帯電器10を具備していなくと
も高精細画像形成に要求される低い残留トナー濃度を、
一定レベルで達成することができた。
なお、上記では、潜像保持体として負帯電型のの有機感
光体層を備えた感光体ドラムを用いた例を示したが、前
記感光体はたとえばセレン系や非晶質シリコン系などで
もよいし、また現像方法も2成分現像法に限らず1成分
現像法であってもよい。
さらに、上記例では残留トナー均一化手段なす、互いに
電位差を有する電極部材として、導電性ブラシを用いて
か、たとえば導電弾性ローラもしくは導電性繊維を用い
て構成した回転型ブラシなど用いてもよい。つまり、回
転型ブラシを用いるとトナー保持限界が大となるため、
トナーの吸引量を多量化し得る。また導電弾性ローラを
用いると、感光体ドラムに一密着化し得るので残留トナ
ーに対するクーロン力を一定化し得るし、トナーに対す
る摩擦帯電能力や感光体ドラムに対する帯電能力が向上
するため、トナーの吸引・放出の制御も容易になる。
さらに、上記したように残留トナーを均一化する手段の
うち、第2の電極部材(最終段の電極部材)を通過後の
時点で、画像部と非画像部との電位差がほとんどないと
きは、前記除電ランプによる感光体ドラム面の除電処理
は不要となる。
[発明の効果] 上記説明したように、本発明に係る画像形成装置におい
ては、クリーニング装置や廃トナー容器が不要となり、
またトナーの再使用が可能であるとともに、環境・記録
紙・形成する画像パターンに関係なく、高品質の画像形
成を容易にかつ、確実になし得る。つまり、高精細の画
像形成に要求される低い残留トナー濃度に、常時制御し
得る。
かくして、クリーニング装置を付設せずともメモリ現象
が起ることなく鮮明で欠陥のない高品質の画像形成が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像形成装置の要部構成例を示す
断面図、第2図は本発明に係る画像形成装置による転写
後の残留トナー濃度とメモリ発生率の関係例を示す模式
図、第3図は本発明に係る画像形成装置において転写後
メモリ除去子1段通過後の残留トナー濃度と転写コロナ
電圧との関係例を示す曲線図、第4図は本発明に係る画
像形成装置においてメモリ除去手段通過後の残留トナー
分布状態と転写コロナ電圧との関係例を示す模式図、第
5図は本発明に係る画像形成装置において記録紙の特性
と転写後およびメモリ除去手段通過後の残留トナー濃度
と転写コロナ電圧との関係例を示す1−IIll線図、
第6図は従来のレーザプリンタ方式の画像形成装置の要
部構成を示す断面図、第7図は従来のメモリ除去手段付
き画像形成装置の要部構成を示す断面図、第8図は従来
のメモリ除去手段付き画像形成装置による転写後の残留
トナーの付着量および帯電量と転写コロナ電圧との関係
を示す曲線図、第9図は従来のメモリ除去手段付き画像
形成装置によるメモリ除去手段位置およびメモリ除去手
段位置通過後の残留トナー濃度と転写コロナ電圧との関
係を示す曲線図、第10図は従来のメモリ除去手段付き
画像形成装置によるメモリ除去手段位置およびメモリ除
去手段位置通過後の残留トナー分布状態と転写コロナ電
圧との関係例を示す模式図である。 1・・・・・・潜像保持体 2・・・・・・現像装置 3・・・・・・トナー 4・・・・・・現像ローラ 5・・・・・・転写器 6・・・・・・転写材(記録紙) 8・・・・・・除電ランプ 9・・・・・・帯電器 10・・・・・・露光手段 12・・・・・・単極ブラシ 13a・・・第1の電極部材 13b・・・第2の電極部材 第 図 <Z> (×) 0.1 O62 0,3 0,4 タ2留トナー濃度 第2 図 屏留トナー1しi 堪留トナー1し生 転写後タ父留トフー帯電量 第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  潜像担持体と、前記潜像担持体面上にトナーを供給し
    、前記潜像を顕像化する現像手段と、前記顕像化像を転
    写材に転写する手段と、前記顕像化像を転写した潜像担
    持体上に残留する残留トナー像のトナー分布を均一化す
    る残留トナー像均一化手段とを具備する画像形成装置に
    おいて、前記残留トナー像均一化手段が、前記潜像担持
    体に接触ないし近接して配置された互いに電位差を有す
    る複数の電極部分から構成されていることを特徴とする
    画像形成装置。
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