JPH03126777A - 熱硬化性溶剤型塗料組成物 - Google Patents

熱硬化性溶剤型塗料組成物

Info

Publication number
JPH03126777A
JPH03126777A JP26400789A JP26400789A JPH03126777A JP H03126777 A JPH03126777 A JP H03126777A JP 26400789 A JP26400789 A JP 26400789A JP 26400789 A JP26400789 A JP 26400789A JP H03126777 A JPH03126777 A JP H03126777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
acrylic copolymer
monomer
parts
paint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26400789A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Sakata
憲治 坂田
Eiichiro Miyazaki
宮崎 英一郎
Yuugo Hasegawa
裕吾 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP26400789A priority Critical patent/JPH03126777A/ja
Publication of JPH03126777A publication Critical patent/JPH03126777A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Epoxy Resins (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、ベースコート上にウェット・オン・ウェット
方式により塗装される、」二塗用クリヤ塗料組成物に関
する。更に詳しくは、自動車ボディーの塗装、すなわち
、着色顔料、メタリック顔料を含むベースコートを塗装
し、その上にウエッ1−・オン・ウェット方式によりク
リヤートップコートを塗装し、同時に焼付けする塗装シ
ステムにおいて、クリヤー塗装に適し、かつ耐酸性、塗
膜外観、耐候性、リコート性等に優れた熱硬化性溶剤型
塗料組成物に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題]自動車用
塗料に対する強い要望として、高度の外観品質、高耐久
性などの要求があげられる。
近年、これらの要求を満足すべく、顔料を含むベースコ
ート上にクリヤーコートを塗装する、2コ一ト方式が多
用されている。従来クリヤーコート用塗料としては、ア
クリル、メラミン樹脂系の熱硬化性溶剤型塗料が多用さ
れている。
しかしながらアクリル、メラミン樹脂系塗料は、酸性雨
に対する抵抗性が十分でなく、ブリスター、白化、雨し
み等の不良現象を発生し、耐久性が不足している。
これらの問題に関連して、特開昭62−87288、特
開平1−139653、特開平1−139654、特開
平1−139655などでは、酸基とエポキシ基との硬
化反応の利用を主体とした熱硬化性溶剤型塗料組成物が
提案されている。これらの組成物は、酸性雨に対する抵
抗性、耐久性、外観等の点では問題はないが、新車塗装
時に発生する塗膜欠陥を全面補修する際、ベースコート
塗料とのりコート密着性が悪いと言う解決課題があった
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、ベースコート上にウェット・オン・ウェ
ット方式により塗装される上塗用クリヤー塗料組成物に
おいて、従来の酸基とエポキシ基との硬化反応を主体と
した熱硬化性溶剤型塗料組成物においても、酸性雨に対
する抵抗性、耐久性、塗膜外観を充分保持しつつかつ補
修ラインに於ける塗料とのりコート密着性の優れた組成
物を提供しうることを見出して本発明に到達した。
すなわち本発明は、 (a)酸基を有する単量体、ヒドロキシル基を有する単
量体およびその他の共重合可能な単量体から成り、酸価
が30〜150 KOfImg/g 、ヒドロキシル価
が4〜40 KOHmg/g、数平均分子量が3500
以上、20000以下であるアクリル系共重合体、(b
l エポキシ基を有する単量体とその他の共重合可能な
単量体から成り、エポキシ当量が200〜1000g/
eq、数平均分子量が5000以下であるアクリル系共
重合体、および (c)4級ホスホニウム塩 から成り、(a)の酸基と(b)のエポキシ基が1:0
.5〜0.5:Iの当量比で、かツ(a)と(blの全
量100重量部に対してfc)が0.旧〜3重量部より
成る熱硬化性溶剤型塗料組成物である。
本発明においてアクリル系共重合体(a)の製造に用い
る酸基を有する単量体としては、好ましいものとしてア
クリル酸、メタクリル酸が例示でき、更には、マレイン
酸、無水マレイン酸、イタコン酸およびそれらのモノエ
ステル化物が挙げられ、これらの1種以」二を用いるこ
とができる。
本発明において、アクリル系共重合体(alの製造に用
いるヒドロキシル基を有する単量体としては、好ましい
ものとして、アクリル酸ヒドロキシエチルエステル、メ
タアクリル酸ヒドロキシエチルエステル、アクリル酸ヒ
ドロキシプロピルエステル、メタアクリル酸ヒドロキシ
プロピルエステル、アクリル酸ヒドロキシブチルエステ
ル、メタアクリル酸ヒドロキシエチルエステル等が挙げ
られ、これらの単独または2種以上を用いることができ
る。
アクリル系共重合体fatの製造に用いるその他の共重
合可能な単量体としては、ブチル(メタ)アクリレート
、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アク
リレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチ
ル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)ア
クリレート、2エヂルヘキシル(メタ)アクリレート、
ステアリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、
ペンシル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒ
ドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロキシブ
チル(メタ)アクリレート、 1.4−ブタンジオール
モノ(メタ)アクル−ト、ジメチルアミノエチル(メタ
)アクリレート、ジエチルアミンエチル(メタ)アクリ
レート等のアクリル酸およびメタアクリル酸のエステル
類を用いることができる。なお、例えばブチル(メタ)
アクリレートはブチルメタクリレートおよびメチルアク
リレートを示す。その他の共重合可能な単量体としては
、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、p
−スチリルジフェニルホスホニウムブロマイド、アクリ
ロニトリル、メタクリルニトリル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、アクリルアミド、メタクリルアミド、メ
チロールアクリルアミド、メチロールメタクリルアミド
、塩化ビニル、プロピレン、エチレン、C4〜C20の
a−オレフィン等が挙げられる。
酸基を有する単量体は、アクリル系共重合体(a)の酸
価が30〜150になるように使用量を限定する。酸価
が30より少ないと、硬化性が不足し耐溶剤性が劣り、
また酸価が150を越えると、溶剤に対する溶解性が劣
り、塗料に沈澱物が生しるなど塗料の安定性が悪く、溶
剤型塗料としては実用的でない。好ましい酸価の範囲は
50〜120、更に好ましくは70〜100である。な
お、酸価は樹脂1gを中和するのに要するKOHのmg
数で表わされ、単位はKOHmg/gである。
本発明において最も特徴的な構成であるヒドロキシル基
を有する単量体の使用においては、アクノル系共重合体
fa)のヒドロキシル価が4〜40の範囲になるように
使用量を制限することが必要である。この場合において
、ヒドロキシル価が4より少ない場合は、補修時のベー
スコート塗料とのりコート性が悪く、またヒドロキシル
価が40を越える場合は、クリヤー塗膜の耐水性、耐酸
性が悪くなる等の問題が派生する。
数平均分子量は、GPCを用いポリスチレンを標準とし
て測定して得られたものである。数平均分子量は350
0以上であることが必要であり、3500より小さいと
耐溶剤性が劣り、また洗車時等のブラシによるスリ傷が
つきやすく、また耐水性が劣り、塗膜品質を良好に保つ
上での耐久性が劣る。
またベースコートとのウェット・オン・ウェット塗装に
おいてベースコートとクリヤーコートの混じりが生しツ
ヤピケとなり塗膜外観が劣る。好ましい数平均分子量は
、5000を超えて20000まで、更に好ましくは5
500を超え20000までの範囲である。数平均分子
量が20000より犬きい場合は、塗装時の不揮発分が
低く、かつ塗膜外観が悪くなる。
アクリル系共重合体(alのガラス転移点は、50℃以
下が好ましく、更には一20℃〜40℃であることが好
ましい。
アクリル系共重合体(al は常法により合成すること
ができ、溶液重合法、懸濁重合法、塊状重合法、乳化重
合法等の公知の何れの重合法にても製造することができ
る。その際、重合開始剤としてはアゾビスイソブチロニ
トリル、4,4°−アゾビス(4−シアノペンタ酸)、
ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシ−2
−エチルヘキサノエート、クメンハイドロパーオキサイ
ド、カリウムパーサルフェート、過酸化水素、2,2°
−アゾビス(2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル
)プロピオアミド〕等を用いることができ、また必要に
応して連鎖移動剤としてドデシルメルカプタン、メルカ
プトエタノール、α−メチルスチレンダイマー等を用い
ることができる。
本発明においてアクリル系共重合体(b)に用いるエポ
キシ基を有する単量体としては、グリシジルメタアクリ
レート、グリシジルアクリレート、メチルグリシジルメ
タアクリレート、メチルグリシジルアクリレート、アリ
ルグリシジルエーテルが例示できる。これらを1種以上
用いることかできる。
共重合可能な単量体としてはアクリル系共重合体の(a
)で記載した、共重合可能な単量体として例示したもの
の全てを用いることができる。またアクリル系共重合体
(b)は、アクリル系共重合体fa) と同様に常法に
より合成することができ、アクリル系共重合体(al 
で記載した重合法並びに重合開始剤、必要に応じ連鎖移
動剤を用いて製造することができる。
エポキシ基を有する単量体は、アクリル系共重合体(b
lのエポキシ当量が200〜1000になるように使用
量を限定する。エポキシ当量が1000を越えると硬化
性が不足し耐溶剤性が劣る。また、エポキシ当量が20
0より小さいと、塗膜の表面が平滑とならず、好ましい
塗膜品質を得ることができない。なお、エポキシ当量は
エポキシ基の1g当量当たりの樹脂の重量g数で表わさ
れる。単位はg/eqである。
アクリル系共重合体+b+ の数平均分子量は5000
以下であることが必要である。5000を越えると焼付
時にアクリル系共重合体(a)と硬化反応を行う際に反
応が充分に進行せず耐溶剤性が劣る。これは、本発明が
アクリル系共重合体(a)とアクリル系共重合体(b)
から構成された高分子間架橋反応を用いている為と考え
られ、すなわちアクリル系]、 0 共重合体(blの数平均分子量が5000を越えた場合
は、架橋反応初期における未硬化塗料の粘度上昇が著し
く、その後の架橋反応において酸基とエポキシ基の衝突
反応頻度を減じる為と推定される。
好ましくはアクリル系共重合体(blの数平均分子量は
アクリル系共重合体fa)のそれを下まわることが望ま
しい。アクリル系共重合体(bl は、アクノル系共重
合体fa)に対する硬化剤として作用する。
アクリル系共重合体(b)のガラス転移点は50 ’C
以下であることが好ましく、更には一り0℃〜40 ’
Cであることが好ましい。
アクリル系共重合体fa)と(blが有する酸基とエポ
キシ基は]:0.5〜0.5:Iの当量比であるように
塗料を調整することが必要である。これ以外の範囲では
、塗膜の耐溶剤性、耐水性が劣る。
本発明で用いられる4級ホスホニウム塩を例示すると、
メチルトリオクチルホスホニウムジメチルホスフェート
、メチルトリブヂルホスホニウムジブチルホスフエート
、メチルトリフェニルボス1 ホニウムジメチルホスフェート、テトラブチルホスホニ
ウムアセテート、ベンジルトリフェニルホスホニウムア
セテート、テトラブチルホスホニウムブロマイド、テト
ラブチルホスホニウムクロライド、テトラブチルホスホ
ニウムアイオダイド、テトラフェニルホスホニウムブロ
マイド、テトラフェニルホスホニウムクロライド、テト
ラフェニルホスホニウムアイオグイド、ペンシルトリフ
ェニルホスホニウムブロマイド、ベンジルトリフェニル
ホスホニウムクロライド、ベンジルトリフェニルホスホ
ニウムアイオダイド、テトラブチルホスホニウムハイド
ロオキサイド、テトラフェニルホスホニウムテトラフェ
ニルポレート等がある。
さらにp−スチリルジフェニルホスホニウムブロマイド
の単量体、重合体およびそれと共重合可能な単量体との
共重合物がある。4級ホスホニウム塩は1種以上の混合
物としても用いることができる。4級ホスホニウム塩は
酸基とエポキシ基の反応触媒として作用する。更に、4
級アンモニウム塩、3級アミン類、有機金属化合物、有
機酸金属2 塩、イミダゾール類、ルイス酸、ホウ酸エステル類を併
用して使用することちできる。
(clの4級ホスホニウム塩が0.01重量部未満では
、焼付温度が低い場合(概ね120℃付近の焼付温度の
場合)の耐溶剤性、耐水性が劣る。また3重量部を超え
ると、塗料の貯蔵時に粘度が上昇し、安定性が劣り実用
に適さない。
本発明の熱硬化性溶剤型塗料に用いることのできる溶剤
を例示すると、ヘキサン、ヘプタンの如き脂肪族炭化水
素、トルエンまたはキシレンの如き芳香族炭化水素、主
として脂肪族炭化水素よりなるが、若干の芳香族炭化水
素を含有する種々の沸点範囲の石油留分、酢酸ブチル、
エチレングリコールジアセテート、2−エトキシエチル
アセテー)−の如きエステル、アセトンおよびメチルイ
ソブチルケトンの如きケトン類、およびブチルアルコー
ルの如きアルコールち使用できる。好ましくは、脂肪族
炭化水素ならびに芳香族炭化水素が50重量%以上であ
ることが好ましい。
本発明の塗料組成物の調合は、アクリル系共重 3 合体(a)、アクリル系共重合体(b)および4級ホス
ホニウム塩(c)を、(a)中の酸基と(b)中のエポ
キシ基が1:0.5〜Q、5:1の当量比となり、かっ
(c1が(a)と(b)の合計100重量部に対し0.
01〜3重量部となるように常法により配合すればよい
。更に必要に応して、(a) 、 (blおよび(c)
成分以外に、慣用の他の成分、例えば有機モンモリロナ
イト、ミクロゲル、ポリアミド、ポリエチレンワックス
のような粘度改質剤や、シリコーン、アクリル系の有機
高分子の表面調整剤、紫外線吸収剤、メラミン樹脂、ブ
ロックイソシアネート樹脂等を配合して6よい。更にま
たクリヤーコートに少量の顔料を配合し、完全な隠蔽性
の発現しない程度に着色してもよい。得られたクリヤー
コート組成物は、適当な溶剤を希釈シンナーとして用い
、所定粘度に調整される。その際、芳香族および脂肪原
炭化水素系溶剤を50%以上使用することが好ましい。
ベースコートの塗料としては、自動車塗装において使用
可能なちの全てを用いることが出来る。
 4 ベースコート塗料は、樹脂、着色剤、金属顔料を含み、
樹脂としては、アクリル−メラミン樹脂系、ポリエステ
ル−メラミン樹脂系が一般的である。
ベースコート塗料に使用される金属顔料および着色顔料
としては、例えばアルミニウムフレク、銅ブロンズフレ
ーク、およびマイカが挙げられる。着色顔料としては、
例えば無機顔料、特に二酸化ヂタン、酸化鉄、酸化クロ
ム、クロム酸鉛およびカーボンブラック、有機顔料とし
ては、フタロシアニンブルーおよびフタロシアニングリ
ーンが挙げられる。
またベースコート塗料組成物は、更に界面活性剤、フロ
ーコントロール剤、チクソトロピー剤、ミクロゲル、紫
外線吸収剤、触媒等の通常の添加剤を用いることができ
る。更にセルロース系の樹脂を配合することもできる。
本発明の塗料組成物をクリヤーコートとして使用する方
法としては、代表的に次のような方法が例示できる。
 5 ベースコートを基材に塗布した後、フラッシュ時間をお
き、クリヤーコートを塗布する。フラッシュ時間は室温
で1〜10分間放置するか、適当な80部程度の加熱工
程を加えてもよい。被塗装物にベースコートならびにク
リヤーコートが塗布された後、5分から20分間程度の
セツティング時間をとった後、被塗装物は約100〜1
80°Cで約5〜60分間焼付られる。一般的なりリヤ
ーフィルムの膜厚は20〜60μである。
クリヤーコート組成物を塗布する方法は通常の方法、例
えば、へケ塗り塗装、スプレー塗装、浸漬塗装または塗
れ塗装法等を用いてもよいが、スプレー塗装が優れた塗
膜外観を付与するために好ましい。スプレー塗装法とし
ては、例えばエア霧化方式、ベル霧仕方式等が挙げられ
る。
〔実施例] 次の参考例、実施例および比較例は、本発明を説明する
ものであり、説明中「部」および「%」はことわりのな
い限り重量によるものである。
 6 参考例I (酸基を有するアクリル系共重合体fatの調整)撹拌
機、温度計、還流コンデンサーおよび窒素導入管を備え
た4つロフラスコに窒素をパージした後、フラスコにツ
ルペッツ#100 (エッソ社製、芳香族炭化水素、沸
点150〜177℃)85部、n−ブタノール15部を
仕込み10「Cに加熱昇温した。
第1表に示す原料を5時間シこわたって滴下し、さらに
その後は100℃で6時間保持して、固形分約50%の
酸基を有するアクリル系共重合体(a−11〜(a−5
)を得た。
参考例2 (エポキシ基を有するアクリル系共重合体(b)の調整
) 参考例1で用いたと同様の反応装置に窒素をパージした
後、フラスコにツルペッツ#I00 (エッソ社製、芳
香族炭化水素、沸点150〜177℃)150部を仕込
み、 140℃に加熱昇温した。ここに第2表に示す原
料を5時間にわたって滴下して、さらにその後は100
 ℃で6時間保持した後、ツル  7 ベツソ#100の50部を減圧下(〜30mm1g)で
加温して留去し、固形分約50%のエポキシ基を有する
アクリル系共重合体(b−1)〜(b−3)を得た。
第 1 表 第 表 参考例3 (1,ベースコ=1−塗料の調整) (1−1メタリックベースコート塗料の調整)撹拌機、
温度計、コンデンサーを備えた4ツロフラスコにキジロ
ール100部を仕込み、 100℃に加熱昇温した。こ
こにスチレン10部、ブチルメタクリレ−1−10部、
ブチルアクリレ−130部、インブチルアクリレ−13
5部、2−ヒドロキシメタクル−ド12部、メタクリル
酸3部よりなる原料および組合開始剤アゾビスブヂロニ
トリル2部を混合し、4時間に渡り滴下して、更にその
後も同温度で6時間保持して、固形公約50%のアクリ
ル瘤脂を得た。このアクリル樹脂180部、ニーパン2
0SE−60fブチル化メラミン樹脂、三井東圧化学社
製、固形分60%) 37.5部、アルミペースト 7
16ON(東洋アルミニウム社製)168部を撹拌機に
て撹拌混合した。
上記の方法で得たベースコート塗料組成物を下記混合溶
剤にて希釈しFord Cup#4にて13秒/25℃
に粘度調整し、メタクリックベースコート塗2】 料を得た。
酢酸エチル          15(重量部)トルエ
ン           40 ツルペツツ#100 (エッソ社製)35セルローブア
セテート     lo (2,ソリッドカラーベースコート塗料の調整)ソリッ
ドカラーベースコート塗料を下記の様に配合した。
(1−])で合成したベース用  60.7 (重量部
)アクリル樹脂(固形分50%) 酸化ヂタンCR−9052 (石原産業社製) 上記配合にてペイントシェーカーにより1時間顔料を分
散した。更にニーパン20SE−60の21.7部を加
え、下記混合溶剤にて希釈しFord Cup#4にて
13秒/25℃に粘度調整し、ソリッドカラーベースコ
ート塗料を得た。
トルエン           60(重量部)ツルペ
ッツ#]00 (エッソ社製):10n−ブタノール 
        102 参考例4 (クリヤーコート塗料の調M) クリヤーコート塗料を第3表に示す割合で配合し、更に
樹脂固形分に対し02重量%のレジミックスRL−4(
レベリング剤、三井東圧化学社製)を加え、撹拌機にて
撹拌し、ツルペッツ#100の50部、ツルペッツ旧5
0の50部(エッソ社製)よりなる混合溶剤にて希釈し
、 Ford Cup#4にて30秒/25℃に粘度調
整しクリヤーツーl−塗料を得た。
 4 実施例1 アクリル系共重合体(a−11、アクリル系共重合体f
hl)および4級ホスホニウム塩(cl としてベンジ
ルトリフェニルホスホニウムクロライドを第3表に示す
割合で配合し、参考例4にて示す手法でクリヤーコート
塗料を調整した。
参考例3の(1−]、 l で調整したメタリックベー
スツー1〜塗料を、自動車車体用鋼販にカヂオン電着塗
料を塗布、焼付した被塗物に、エアースプレにて塗装し
た後、3分間のセツティングを行い、更に」二重クリヤ
ーコート塗料をウェット・オン・ウェット塗装し、10
分間セツティングした後、I40℃で20分間加熱しテ
スト板を得た。クリヤフィルム膜厚および塗膜性能は第
4表に示した。
実施例2−3および比較例】−2 実施例】と同様に第3表に示す割合で塗料を調整し、同
様の方法でデス1−板を得た。なお、比較例はヒドロキ
シル基を有する単量体を使用しなかった場合と過剰に用
いた場合の例である。
実施例4 9 麿 実施例1と同様に第3表に示す割合でクリヤコート塗料
を調整した。
実施例1と同様の被塗物に参考例3の(2)で調整した
ソリッドカラーベースコート塗料をエアスプレーにて塗
装した後3分間セツティングし、更に上記クリヤーコー
ト塗料をウェット・オン・ウェット塗装し、10分間セ
ツティングした後、140℃で20分間加熱してデスl
−+iを得た。クリヤーフィルム膜厚および塗膜性能は
第4表に示した。
なお、性能評価は次のようにして行った。
l)目視外観 塗膜外観の秀れているものを0、劣るものを×とした。
2)耐酸性 40 vo1%H2So4を塗膜に滴下し、50℃で5
時間放置した後ふきとり観察した。痕跡のないものを0
、痕跡がついているちのを×て評価した。
3)耐水性 50℃の温水に48時間塗膜を浸漬した後、塗膜を6 観察した。異常のない6のをOlわずかに白化している
ちのを○、白化、ブリスターの著しいものを×で評価し
た。
4)ノンザンドリコート性 ベースコート塗料とクリヤーコート塗料をウェット・オ
ン・ウェット塗装し、10分間セツティングした後、 
140℃で20分間加熱硬化させた塗膜上に、再度同じ
ベースコート塗料とクリヤーコト塗料とを同様な方法で
塗装し加熱硬化させた。
その後1mm間隔のゴバン目を 100個カッターでカ
ットした後セロテープでテープによるハク離試験を行い
、層間の密着性を評価した。テープハク離接、なお密着
しているゴバン目の数を表示した。
/  8

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)酸基を有する単量体、ヒドロキシル基を有する単
    量体およびその他の共重合可能な単量体から成り、酸価
    が30〜150KOHmg/g、ヒドロキシル価が4〜
    40KOHmg/g、数平均分子量が3500以上、2
    0000以下であるアクリル系共重合体、 (b)エポキシ基を有する単量体とその他の共重合可能
    な単量体から成り、エポキシ当量が200〜1000g
    /eq、数平均分子量が5000以下であるアクリル系
    共重合体、および (c)4級ホスホニウム塩 から成り、(a)の酸基と(b)のエポキシ基が1:0
    .5〜0.5:1の当量比で、かつ(a)と(b)の全
    量100重量部に対して(c)が0.01〜3重量部よ
    り成る熱硬化性溶剤型塗料組成物。
JP26400789A 1989-10-12 1989-10-12 熱硬化性溶剤型塗料組成物 Pending JPH03126777A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26400789A JPH03126777A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 熱硬化性溶剤型塗料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26400789A JPH03126777A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 熱硬化性溶剤型塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03126777A true JPH03126777A (ja) 1991-05-29

Family

ID=17397254

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26400789A Pending JPH03126777A (ja) 1989-10-12 1989-10-12 熱硬化性溶剤型塗料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03126777A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6013733A (en) * 1996-02-16 2000-01-11 Ppg Industries Ohio, Inc. Coating of film-forming resin and functional flow control copolymer
US6077608A (en) * 1996-09-19 2000-06-20 Ppg Industries Ohio, Inc. Multilayered coating with powder clear coating and substrates therewith and method

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6013733A (en) * 1996-02-16 2000-01-11 Ppg Industries Ohio, Inc. Coating of film-forming resin and functional flow control copolymer
US6313224B1 (en) 1996-02-16 2001-11-06 Ppg Industrial Ohio, Inc. Coating of film-forming resin and functional flow control copolymer
US6077608A (en) * 1996-09-19 2000-06-20 Ppg Industries Ohio, Inc. Multilayered coating with powder clear coating and substrates therewith and method
US6277917B1 (en) 1996-09-19 2001-08-21 Ppg Industries Ohio, Inc. Powder coating compositions and coated substrates with multilayered coatings

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2278285C (en) Aqueous metallic coating composition and method for forming topcoat
JPH07224146A (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物および塗膜形成方法
US4226901A (en) Method for metallic finish coating
US5369178A (en) Resin composition for thermosetting coating
CA1295891C (en) Method of painting
JPH078974B2 (ja) 熱硬化性溶剤型の塗料組成物
JPH03126777A (ja) 熱硬化性溶剤型塗料組成物
JPH078972B2 (ja) 熱硬化性溶剤型塗料組成物
JPH03149271A (ja) 密着性良好なる熱硬化性溶剤型塗料組成物
JP4641940B2 (ja) アルミニウムホイール用熱硬化性液状塗料組成物及びアルミニウムホイールの塗装方法
JP2784363B2 (ja) 熱硬化性塗料用樹脂組成物
JP3858924B2 (ja) 粉体塗料組成物
JP3837776B2 (ja) 硬化性樹脂組成物及びそれを用いた塗装方法
JPH09235505A (ja) 塗料用組成物および多層塗膜
JP2004083678A (ja) 水性メタリック塗料
JPH01139654A (ja) 熱硬化性の溶剤型塗料組成物
JPS631107B2 (ja)
JP2831433B2 (ja) 塗料組成物
JPH04114069A (ja) 熱硬化性塗料組成物
JPH03178374A (ja) メタリック仕上げ方法
JPH0241377A (ja) 貯蔵安定性の優れた熱硬化性溶剤型塗料組成物
JPH0445869A (ja) 塗膜形成方法
JPH10120966A (ja) 熱硬化被覆組成物
JPS6346113B2 (ja)
KR960006167B1 (ko) 열경화성 도료용 수지 조성물