JPH0312644B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0312644B2 JPH0312644B2 JP21611983A JP21611983A JPH0312644B2 JP H0312644 B2 JPH0312644 B2 JP H0312644B2 JP 21611983 A JP21611983 A JP 21611983A JP 21611983 A JP21611983 A JP 21611983A JP H0312644 B2 JPH0312644 B2 JP H0312644B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trap
- burner
- regeneration
- temperature
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 61
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 61
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 16
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 7
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 55
- 238000000034 method Methods 0.000 description 30
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 21
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 4
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/02—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
- F01N3/021—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
- F01N3/023—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
- F01N3/025—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles using fuel burner or by adding fuel to exhaust
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N9/00—Electrical control of exhaust gas treating apparatus
- F01N9/002—Electrical control of exhaust gas treating apparatus of filter regeneration, e.g. detection of clogging
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/40—Engine management systems
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〈技術分野〉
本発明は、内燃機関の排気浄化装置として使用
される排気微粒子の捕集装置に係り、詳しくは、
排気微粒子を捕集するトラツプを再生させるため
に設けるバーナの制御装置に関する。
される排気微粒子の捕集装置に係り、詳しくは、
排気微粒子を捕集するトラツプを再生させるため
に設けるバーナの制御装置に関する。
〈従来技術〉
従来のこの種排気微粒子捕集装置としては、特
公昭56−115809号公報に記載されたようなものが
ある。
公昭56−115809号公報に記載されたようなものが
ある。
これは、排気通路にトラツプを介装することに
より、排気中に含まれる微粒子(パーテイキユレ
ート)を捕集すると共に、トラツプの入口側と出
口側の排気圧力に基づいてトラツプの微粒子捕集
状態を検知し、これによりトラツプを再生する必
要があると判断したときはトラツプより上流の排
気通路に介装したトラツプ再生用のバーナを所定
時間だけ作動させるようにしている。
より、排気中に含まれる微粒子(パーテイキユレ
ート)を捕集すると共に、トラツプの入口側と出
口側の排気圧力に基づいてトラツプの微粒子捕集
状態を検知し、これによりトラツプを再生する必
要があると判断したときはトラツプより上流の排
気通路に介装したトラツプ再生用のバーナを所定
時間だけ作動させるようにしている。
しかしながら、このような従来の排気微粒子捕
集装置にあつては、トラツプが再生時期にあると
判断されると、例えば、排気温度等の他の条件を
一切考慮することなく直ちにバーナを作動させる
構成であつたために、機関始動直後のように排気
温度及び排気系の温度が低いときでもトラツプが
再生時期にあると判断されるとバーナが作動して
種々の不都合を招くことがあつた。
集装置にあつては、トラツプが再生時期にあると
判断されると、例えば、排気温度等の他の条件を
一切考慮することなく直ちにバーナを作動させる
構成であつたために、機関始動直後のように排気
温度及び排気系の温度が低いときでもトラツプが
再生時期にあると判断されるとバーナが作動して
種々の不都合を招くことがあつた。
即ち、排気温度及び排気系の温度が低い状態で
はバーナの着火性が悪く、しかも、バーナが着火
したとしてもトラツプの温度の上昇が遅くてトラ
ツプに捕集されている微粒子が焼却されず、バー
ナに供給された燃料が未燃のまま放出される場合
が生じてしまう。
はバーナの着火性が悪く、しかも、バーナが着火
したとしてもトラツプの温度の上昇が遅くてトラ
ツプに捕集されている微粒子が焼却されず、バー
ナに供給された燃料が未燃のまま放出される場合
が生じてしまう。
そこで、本出願人は、バーナに供給された燃料
が未燃のままで排出されることにより不都合を解
消するために、排気系が充分に暖機されるまで、
つまり、機関の始動時点から所定の時間が経過す
るまではトラツプ再生用のバーナを作動させない
ようにした制御装置を特願昭58−24833号として
先に提案した。
が未燃のままで排出されることにより不都合を解
消するために、排気系が充分に暖機されるまで、
つまり、機関の始動時点から所定の時間が経過す
るまではトラツプ再生用のバーナを作動させない
ようにした制御装置を特願昭58−24833号として
先に提案した。
これは、第1図に示すように構成されており、
デイーゼル機関の排気通路1にはトラツプケース
2を介装し、このトラツプケース2の内部に緩衝
材3を介してハニカム式のトラツプ4を収容して
排気中の微粒子を捕集するようにしている。
デイーゼル機関の排気通路1にはトラツプケース
2を介装し、このトラツプケース2の内部に緩衝
材3を介してハニカム式のトラツプ4を収容して
排気中の微粒子を捕集するようにしている。
又、前記トラツプ4より上流のトラツプケース
2内にはトラツプ再生用のバーナ5を装着し、こ
のバーナ5には電磁式の燃料噴射弁6から吐出さ
れた燃料とエアポンプ7から吐出された空気とが
供給される。8は図示しない燃料タンクの燃料を
前記噴射弁6に供給する燃料ポンプ、9はグロー
プラグである。
2内にはトラツプ再生用のバーナ5を装着し、こ
のバーナ5には電磁式の燃料噴射弁6から吐出さ
れた燃料とエアポンプ7から吐出された空気とが
供給される。8は図示しない燃料タンクの燃料を
前記噴射弁6に供給する燃料ポンプ、9はグロー
プラグである。
又、前記燃料ポンプ8、燃料噴射弁6、エアポ
ンプ7及びグロープラグ9を制御する制御装置1
0にはトラツプ4の入口部分の排気圧力VP1を検
出する入口側圧力センサ11と、トラツプ4の出
口部分の排気圧力VP2を検出する出口側圧力セン
サ12と、トラツプ4の入口側温度T1を検出す
る入口側温度センサ13及びトラツプ4の出口側
温度T2を検出する出口側温度センサ14の出力
を供給すると共に、エンジンキースイツチ15の
出力を供給することにより、バツテリ16から制
御装置10に電源電圧VBを印加するようにして
いた。
ンプ7及びグロープラグ9を制御する制御装置1
0にはトラツプ4の入口部分の排気圧力VP1を検
出する入口側圧力センサ11と、トラツプ4の出
口部分の排気圧力VP2を検出する出口側圧力セン
サ12と、トラツプ4の入口側温度T1を検出す
る入口側温度センサ13及びトラツプ4の出口側
温度T2を検出する出口側温度センサ14の出力
を供給すると共に、エンジンキースイツチ15の
出力を供給することにより、バツテリ16から制
御装置10に電源電圧VBを印加するようにして
いた。
又、制御装置10は第2図に示すように構成さ
れており、機関始動スイツチがオンされたときか
ら計時を開始するタイマ17と、該タイマ17に
よつて計時された所定時間経過後に作動し、前記
両圧力センサ11,12の出力VP1,VP2に基づ
いてトラツプ4が再生時期に到達しているか否か
を検知して再生時期であるときに再生開始信号を
出力する再生時期検知手段18と、この再生時期
検知手段18から出力された再生開始信号を受け
たときにバーナ5の作動信号を出力する出力制御
手段19と、再生停止時期を検出して出力制御手
段19に再生停止信号を出力する再生停止手段2
0とを備えて構成されている。
れており、機関始動スイツチがオンされたときか
ら計時を開始するタイマ17と、該タイマ17に
よつて計時された所定時間経過後に作動し、前記
両圧力センサ11,12の出力VP1,VP2に基づ
いてトラツプ4が再生時期に到達しているか否か
を検知して再生時期であるときに再生開始信号を
出力する再生時期検知手段18と、この再生時期
検知手段18から出力された再生開始信号を受け
たときにバーナ5の作動信号を出力する出力制御
手段19と、再生停止時期を検出して出力制御手
段19に再生停止信号を出力する再生停止手段2
0とを備えて構成されている。
このような装置によれば、タイマ17によつて
機関の始動時点から計時を開始し、予め設定され
た所定の時間t0から経過した後に再生時期検知手
段18に検知開始信号が供給される。従つて、機
関が始動されて所定の時間が経過するまでの間
は、トラツプ4にいかに多量の微粒子が捕集され
て再生時期に到達していようとも再生が開始され
ず、暖機不足による再生時の各種トラブルが回避
される。
機関の始動時点から計時を開始し、予め設定され
た所定の時間t0から経過した後に再生時期検知手
段18に検知開始信号が供給される。従つて、機
関が始動されて所定の時間が経過するまでの間
は、トラツプ4にいかに多量の微粒子が捕集され
て再生時期に到達していようとも再生が開始され
ず、暖機不足による再生時の各種トラブルが回避
される。
しかしながら、このように単に機関の始動時点
から所定の時間が経過するまでは再生を待機する
ようにした場合は、例えば、待機時間をバーナの
着火性が最も悪いコールドスタートにあわせて設
定する必要があるので、ホツトリスタート時のよ
うに排気及び排気系の温度が比較的早く上昇する
場合は、排気及び排気系の温度が早期にバーナの
作動に適した条件になるにも拘らず、バーナの作
動開始がいたずらに遅れることになり、逆に、待
機時間をホツトリスタートに適合させるとコール
ドスタート時にはバーナの作動開始が早くなり過
ぎて着火性が悪化するといつた問題点があつた。
から所定の時間が経過するまでは再生を待機する
ようにした場合は、例えば、待機時間をバーナの
着火性が最も悪いコールドスタートにあわせて設
定する必要があるので、ホツトリスタート時のよ
うに排気及び排気系の温度が比較的早く上昇する
場合は、排気及び排気系の温度が早期にバーナの
作動に適した条件になるにも拘らず、バーナの作
動開始がいたずらに遅れることになり、逆に、待
機時間をホツトリスタートに適合させるとコール
ドスタート時にはバーナの作動開始が早くなり過
ぎて着火性が悪化するといつた問題点があつた。
〈発明の目的〉
本発明は、このような従来の問題点に着目して
なされたものであり、その目的とするところは、
機関の始動から所定の時間が経過しようとも、ト
ラツプ及びバーナを収容したトラツプケースの雰
囲気温度が所定値より高くなるまではバーナの作
動開始を強制的に待機させることによつてバーナ
の着火不良によるトラブルを的確に防止すること
にある。
なされたものであり、その目的とするところは、
機関の始動から所定の時間が経過しようとも、ト
ラツプ及びバーナを収容したトラツプケースの雰
囲気温度が所定値より高くなるまではバーナの作
動開始を強制的に待機させることによつてバーナ
の着火不良によるトラブルを的確に防止すること
にある。
〈発明の構成〉
上記の如き目的を達成するために本発明では第
3図に示すように、トラツプの入口側圧力VP1と
出口側圧力VP2に基づいてトラツプを再生する必
要性があるか否かを判定する再生時期検知手段
と、該再生時期検知手段により再生が必要である
と判定された時トラツプ再生用バーナを作動させ
るバーナ制御手段とを備えた内燃機関の排気微粒
子捕集装置において、トラツプ及びバーナを収容
したトラツプケースを隙間をもつて包囲する遮熱
板を設け、該遮熱板とトラツプケースとの隙間の
雰囲気温度VTaに基づいてバーナの作動温度に
到達しているか否かを判定する雰囲気温度センサ
と、機関始動スイツチのオン信号によつて作動を
開始して機関の始動時点からの経過時間を計時す
るタイマを設けると共に、機関始動時点から所定
時間が経過した場合にあつても、トラツプの雰囲
気温度が所定値以上になるまではトラツプ再生時
期に到達していようとも再生時期検知手段を非作
動状態に固定してバーナを作動させない手段を設
けた構成とし、以つて、バーナの作動開始まで待
機時間を機関の運転状態に応じて最小限まで小さ
くするようにしている。
3図に示すように、トラツプの入口側圧力VP1と
出口側圧力VP2に基づいてトラツプを再生する必
要性があるか否かを判定する再生時期検知手段
と、該再生時期検知手段により再生が必要である
と判定された時トラツプ再生用バーナを作動させ
るバーナ制御手段とを備えた内燃機関の排気微粒
子捕集装置において、トラツプ及びバーナを収容
したトラツプケースを隙間をもつて包囲する遮熱
板を設け、該遮熱板とトラツプケースとの隙間の
雰囲気温度VTaに基づいてバーナの作動温度に
到達しているか否かを判定する雰囲気温度センサ
と、機関始動スイツチのオン信号によつて作動を
開始して機関の始動時点からの経過時間を計時す
るタイマを設けると共に、機関始動時点から所定
時間が経過した場合にあつても、トラツプの雰囲
気温度が所定値以上になるまではトラツプ再生時
期に到達していようとも再生時期検知手段を非作
動状態に固定してバーナを作動させない手段を設
けた構成とし、以つて、バーナの作動開始まで待
機時間を機関の運転状態に応じて最小限まで小さ
くするようにしている。
〈実施例〉
以下に本発明の実施例を説明する。
第4図に示された第1実施例において、機関の
排気通路31にはトラツプケース32を介装し、
このトラツプケース32の内部に緩衝材33を介
してハニカム構造のトラツプ34を収容してい
る。尚、トラツプ34のハニカム穴の一部は入口
側を開放して出口側を閉塞しており、他の穴は入
口側を閉塞して出口側を開放することにより、排
気が穴の壁面を通過するときに排気中に含まれる
微粒子が捕集される。
排気通路31にはトラツプケース32を介装し、
このトラツプケース32の内部に緩衝材33を介
してハニカム構造のトラツプ34を収容してい
る。尚、トラツプ34のハニカム穴の一部は入口
側を開放して出口側を閉塞しており、他の穴は入
口側を閉塞して出口側を開放することにより、排
気が穴の壁面を通過するときに排気中に含まれる
微粒子が捕集される。
又、前記トラツプケース32の内部におけるト
ラツプ34の上流部分にはトラツプ再生用のバー
ナ35が収容されている。このバーナ35は、周
壁に多数個の排気導入孔36aを開設した燃焼筒
36と、この燃焼筒36の内部に位置した火炎噴
出口37aを形成した逆流式の蒸発筒37と、こ
の蒸発筒37内に臨む混合気導管38と、燃焼筒
36内で前記蒸発筒37の火炎噴出口37aの近
傍に臨む着火用のグロープラグ39とを含んで構
成されている。
ラツプ34の上流部分にはトラツプ再生用のバー
ナ35が収容されている。このバーナ35は、周
壁に多数個の排気導入孔36aを開設した燃焼筒
36と、この燃焼筒36の内部に位置した火炎噴
出口37aを形成した逆流式の蒸発筒37と、こ
の蒸発筒37内に臨む混合気導管38と、燃焼筒
36内で前記蒸発筒37の火炎噴出口37aの近
傍に臨む着火用のグロープラグ39とを含んで構
成されている。
上記混合気導管38の入口部には電磁式燃料噴
射弁(フユーエルインジエクタ)40が設けられ
ており、燃料噴射弁40には図示しない燃料タン
クから電磁式燃料ポンプ41によつて燃料(エン
ジン用燃料と同一で、たとえば軽油)が導かれ
る。又、混合気導管38の途中にはエアポンプ4
2の吐出口が接続されており、混合気導管38に
空気を供給する。従つて、バーナ35の作動は、
燃料ポンプ41、燃料噴射弁40、エアポンプ4
2及びグロープラグ39を作動させることによつ
て行われる。
射弁(フユーエルインジエクタ)40が設けられ
ており、燃料噴射弁40には図示しない燃料タン
クから電磁式燃料ポンプ41によつて燃料(エン
ジン用燃料と同一で、たとえば軽油)が導かれ
る。又、混合気導管38の途中にはエアポンプ4
2の吐出口が接続されており、混合気導管38に
空気を供給する。従つて、バーナ35の作動は、
燃料ポンプ41、燃料噴射弁40、エアポンプ4
2及びグロープラグ39を作動させることによつ
て行われる。
上記した燃料ポンプ41、燃料噴射弁40及び
エアポンプ42は制御装置43からの信号によつ
て作動する。又、グロープラグ39はバツテリ4
4から常閉のリレー45を介して通電され、この
リレー45は制御装置43からの信号によつて閉
じられる。
エアポンプ42は制御装置43からの信号によつ
て作動する。又、グロープラグ39はバツテリ4
4から常閉のリレー45を介して通電され、この
リレー45は制御装置43からの信号によつて閉
じられる。
ここに、前記トラツプ34より上流でバーナ3
5より下流のトラツプケース32内にはトラツプ
34の入口側圧力P1を検出する入口側圧力セン
サ46を設けると共に、トラツプ34より下流の
トラツプケース32内部にはトラツプ34の出口
側圧力P2を検出する出口側圧力センサ47を設
けている。そして、これらの圧力センサ46,4
7の出力電圧VP1,VP2をそれぞれ制御装置43
に供給することにより、これらの信号に基づいて
トラツプ34の再生時期が判定される。
5より下流のトラツプケース32内にはトラツプ
34の入口側圧力P1を検出する入口側圧力セン
サ46を設けると共に、トラツプ34より下流の
トラツプケース32内部にはトラツプ34の出口
側圧力P2を検出する出口側圧力センサ47を設
けている。そして、これらの圧力センサ46,4
7の出力電圧VP1,VP2をそれぞれ制御装置43
に供給することにより、これらの信号に基づいて
トラツプ34の再生時期が判定される。
一方、トラツプ34より上流でバーナ35より
下流のトラツプケース32内には、トラツプ34
に流入する排気の温度(入口側温度)T1を検出
する入口側温度センサ48を設けると共に、トラ
ツプ34より下流のトラツプケース32内にはト
ラツプ34から流出する排気の温度(出口側温
度)T2を検出する出口側温度センサ49を装着
している。これらの温度センサ48,49は、例
えば、CA熱電対によつて構成され、その出力電
圧VT1,VT2を前記制御装置43に供給してい
る。尚、入口側温度センサ48の出力電圧VT1
はバーナ35への燃料噴射量の制御に使用され、
出口側温度センサ49の出力電圧VT2は再生停
止の判断に使用される。50はエンジンキースイ
ツチであり、このスイツチ50を介してバツテリ
44から制御装置43に電源電圧VBが印加され
る。
下流のトラツプケース32内には、トラツプ34
に流入する排気の温度(入口側温度)T1を検出
する入口側温度センサ48を設けると共に、トラ
ツプ34より下流のトラツプケース32内にはト
ラツプ34から流出する排気の温度(出口側温
度)T2を検出する出口側温度センサ49を装着
している。これらの温度センサ48,49は、例
えば、CA熱電対によつて構成され、その出力電
圧VT1,VT2を前記制御装置43に供給してい
る。尚、入口側温度センサ48の出力電圧VT1
はバーナ35への燃料噴射量の制御に使用され、
出口側温度センサ49の出力電圧VT2は再生停
止の判断に使用される。50はエンジンキースイ
ツチであり、このスイツチ50を介してバツテリ
44から制御装置43に電源電圧VBが印加され
る。
又、前記トラツプケース32を所定の隙間をも
つて包囲する遮熱板51は、上部遮熱板51aと
下部遮熱板51bとで構成されており、トラツプ
ケース32に設けた上部ネジボス56aと下部ネ
ジボス56bにボルト57a,27bで締付個定
されている。そして、下部遮熱板51bにネジボ
ス58を設け、このネジボス58に螺挿固定した
雰囲気温度センサ52の先端をトラツプケース3
2と遮熱板51との間に確保されている隙間に臨
ませることにより、トラツプケース32の雰囲気
温度Taを検出すると共に、この雰囲気温度セン
サ52の出力VTaを制御装置43に供給してい
る。
つて包囲する遮熱板51は、上部遮熱板51aと
下部遮熱板51bとで構成されており、トラツプ
ケース32に設けた上部ネジボス56aと下部ネ
ジボス56bにボルト57a,27bで締付個定
されている。そして、下部遮熱板51bにネジボ
ス58を設け、このネジボス58に螺挿固定した
雰囲気温度センサ52の先端をトラツプケース3
2と遮熱板51との間に確保されている隙間に臨
ませることにより、トラツプケース32の雰囲気
温度Taを検出すると共に、この雰囲気温度セン
サ52の出力VTaを制御装置43に供給してい
る。
同時に、電磁ピツクアツプ等で構成された回転セ
ンサ55から出力されるパルス信号Revと負荷セ
ンサ53から出力される電圧Vlとを制御装置4
3に供給している。尚、負荷センサ53は機関の
燃焼室に設けた燃料噴射ノズルに燃料を圧送供給
する燃料噴射ポンプ54に装着され、この噴射ポ
ンプ54のコントロール54aの位置(回転位
相)から機関の負荷を検出する。
ンサ55から出力されるパルス信号Revと負荷セ
ンサ53から出力される電圧Vlとを制御装置4
3に供給している。尚、負荷センサ53は機関の
燃焼室に設けた燃料噴射ノズルに燃料を圧送供給
する燃料噴射ポンプ54に装着され、この噴射ポ
ンプ54のコントロール54aの位置(回転位
相)から機関の負荷を検出する。
制御装置43は、第5図に示すように構成され
ており、タイマ60は、キースイツチ50がオン
となると、回転センサ55の処理信号Vrに基づ
いて機関が始動されて機関の回転速度が例えば
500rpm以上になつたときから計時を開始し、予
め設定された所定の時間t0が経過した時点で計時
終了信号を出力する。尚、このタイマ60の所定
計時時間t0は、ホツトリスタート後に機関の排気
系が充分に暖機されるのに必要な時間(例えば4
分程度)とされている。
ており、タイマ60は、キースイツチ50がオン
となると、回転センサ55の処理信号Vrに基づ
いて機関が始動されて機関の回転速度が例えば
500rpm以上になつたときから計時を開始し、予
め設定された所定の時間t0が経過した時点で計時
終了信号を出力する。尚、このタイマ60の所定
計時時間t0は、ホツトリスタート後に機関の排気
系が充分に暖機されるのに必要な時間(例えば4
分程度)とされている。
雰囲気温度検知回路61は、タイマ60から計
時終了信号が出力されたときに雰囲気温度センサ
52の出力電圧VTaからトラツプケース32と
遮熱板51との間の隙間の温度(トラツプケース
32の雰囲気温度)を検知し、この雰囲気温度が
所定値に到達していることを条件に再生時期検知
開始信号を出力する。又、雰囲気温度検知回路6
1が再生時期検知開始信号を出力するのはタイマ
60が上記所定時間t0を計時し、かつ、排気系が
充分に暖機されている状態に相当する温度(例え
ば50℃程度)に雰囲気温度Taが達した場合とな
つている。
時終了信号が出力されたときに雰囲気温度センサ
52の出力電圧VTaからトラツプケース32と
遮熱板51との間の隙間の温度(トラツプケース
32の雰囲気温度)を検知し、この雰囲気温度が
所定値に到達していることを条件に再生時期検知
開始信号を出力する。又、雰囲気温度検知回路6
1が再生時期検知開始信号を出力するのはタイマ
60が上記所定時間t0を計時し、かつ、排気系が
充分に暖機されている状態に相当する温度(例え
ば50℃程度)に雰囲気温度Taが達した場合とな
つている。
再生時期検知回路62は、上記再生時期検知開
始信号に基づいてトラツプ34の再生時期の検知
作業を開始して入口側圧力センサ46の出力電圧
VP1と出口側圧力センサ47の出力電圧VP2とを
演算処理してトラツプ34を再生する必要がある
か否かを判定し、再生時期にあると判定したとき
は再生開始信号を出力するが、再生時期に到達し
ていないと判定したときは再生待ち信号を出力す
る。
始信号に基づいてトラツプ34の再生時期の検知
作業を開始して入口側圧力センサ46の出力電圧
VP1と出口側圧力センサ47の出力電圧VP2とを
演算処理してトラツプ34を再生する必要がある
か否かを判定し、再生時期にあると判定したとき
は再生開始信号を出力するが、再生時期に到達し
ていないと判定したときは再生待ち信号を出力す
る。
又、出力制御回路64は上記各信号を受けて所
定の時間順序でバーナ35を作動あるいは停止さ
せるが、作動に際してはまずグロープラグ用のリ
レー45を作動させ、次いで燃料ポンプ41、燃
料噴射弁40及びエアポンプ42を作動させる
が、燃料噴射弁40に対しては噴射量の制御をも
行う。即ち、回転センサ55の処理信号Vrと負
荷センサ53の出力信号Vlとに基づいて機関の
回転速度と負荷とを検知し、この運転状態に応じ
た所定のパルス幅をもつ駆動信号を出力する。そ
の後、入口側温度センサ48の出力電圧VT1に
基づき、しかも、入口側温度T1のレベルに基づ
いて上記駆動信号のパルス幅を補正して燃料噴射
量を制御する 再生停止回路63は、再生を必要とするほどに
はトラツプ34に排気微粒子が捕集されていない
ことによつて再生時期検知回路62から再生待ち
信号が出力されているとき、再生開始後トラツプ
34の再生に必要な所定の時間(例えば10分程
度)が経過したとき、あるいは、出口側温度セン
サ49がトラツプ34の焼損限界温度近く(例え
ば900℃程度)の温度を検出したときに出力制御
回路64に再生停止信号を出力してバーナ35の
作動を停止させ、あるいはバーナ35の作動を停
止させ続ける。
定の時間順序でバーナ35を作動あるいは停止さ
せるが、作動に際してはまずグロープラグ用のリ
レー45を作動させ、次いで燃料ポンプ41、燃
料噴射弁40及びエアポンプ42を作動させる
が、燃料噴射弁40に対しては噴射量の制御をも
行う。即ち、回転センサ55の処理信号Vrと負
荷センサ53の出力信号Vlとに基づいて機関の
回転速度と負荷とを検知し、この運転状態に応じ
た所定のパルス幅をもつ駆動信号を出力する。そ
の後、入口側温度センサ48の出力電圧VT1に
基づき、しかも、入口側温度T1のレベルに基づ
いて上記駆動信号のパルス幅を補正して燃料噴射
量を制御する 再生停止回路63は、再生を必要とするほどに
はトラツプ34に排気微粒子が捕集されていない
ことによつて再生時期検知回路62から再生待ち
信号が出力されているとき、再生開始後トラツプ
34の再生に必要な所定の時間(例えば10分程
度)が経過したとき、あるいは、出口側温度セン
サ49がトラツプ34の焼損限界温度近く(例え
ば900℃程度)の温度を検出したときに出力制御
回路64に再生停止信号を出力してバーナ35の
作動を停止させ、あるいはバーナ35の作動を停
止させ続ける。
第6図にマイクロコンピユータを使用した制御
装置43の具体例を例示する。
装置43の具体例を例示する。
この第6図において、制御装置43はバツテリ
44から出力された電源電圧VBを後述する各構
成要素に供給する定電圧Vccに変換する定電圧回
路65と、CPU66、メモリ(ROM)67及び
インターフエイス用のPIO(ペリフエラルI/O)
68の他に、2個の圧力センサ46,47の出力
電圧VP1,VP2と、2個の温度センサ48,49
の出力電圧VT1,VT2と、回転センサ55から
出力されたパルス信号が供給されるF/V変換器
72の出力電圧Vrと、負荷センサ53の出力電
圧Vl及び雰囲気温度センサ52の出力電圧VTa
が入力され、これらの信号の1つを選択して出力
するマルチプレクサ70と、このマルチプレクサ
70によつて選択されたアナログデータをデジタ
ルデータに変換するA/D変換器69とを入力側
に備えている。尚、CPU66は、PIO68を介し
てマルチプレクサ70へのチヤンネル指示を行
い、A/D変換器69が変換終了を示すEOC
(End of Convert)信号を出力したときにA/D
変換されたデータを入力させるようになつてい
る。
44から出力された電源電圧VBを後述する各構
成要素に供給する定電圧Vccに変換する定電圧回
路65と、CPU66、メモリ(ROM)67及び
インターフエイス用のPIO(ペリフエラルI/O)
68の他に、2個の圧力センサ46,47の出力
電圧VP1,VP2と、2個の温度センサ48,49
の出力電圧VT1,VT2と、回転センサ55から
出力されたパルス信号が供給されるF/V変換器
72の出力電圧Vrと、負荷センサ53の出力電
圧Vl及び雰囲気温度センサ52の出力電圧VTa
が入力され、これらの信号の1つを選択して出力
するマルチプレクサ70と、このマルチプレクサ
70によつて選択されたアナログデータをデジタ
ルデータに変換するA/D変換器69とを入力側
に備えている。尚、CPU66は、PIO68を介し
てマルチプレクサ70へのチヤンネル指示を行
い、A/D変換器69が変換終了を示すEOC
(End of Convert)信号を出力したときにA/D
変換されたデータを入力させるようになつてい
る。
又、出力側には接地装置71を設けるが、この
接地装置71は燃料噴射弁40の接地線に介挿し
たスイツチング回路71aと、燃料ポンプ41の
接地線に介挿したスイツチング回路71bと、エ
アポンプ42の接地線に介挿したスイツチング回
路71cと、グロープラグ用リレー45のコイル
の接地線に介挿したスイツチング回路71dとを
含んで構成されているが、これらのスイツチング
回路71a〜71dは主にトランジスタを用いて
構成され、CPU66からPIO68を介してそれぞ
れに信号が供給されると各接地線を導通させてバ
ーナ35用の各装置を作動させるようになつてい
る。
接地装置71は燃料噴射弁40の接地線に介挿し
たスイツチング回路71aと、燃料ポンプ41の
接地線に介挿したスイツチング回路71bと、エ
アポンプ42の接地線に介挿したスイツチング回
路71cと、グロープラグ用リレー45のコイル
の接地線に介挿したスイツチング回路71dとを
含んで構成されているが、これらのスイツチング
回路71a〜71dは主にトランジスタを用いて
構成され、CPU66からPIO68を介してそれぞ
れに信号が供給されると各接地線を導通させてバ
ーナ35用の各装置を作動させるようになつてい
る。
次に、第7図に示すフローチヤートに従つてそ
の作用を説明する。
の作用を説明する。
まず、S1では回転センサ55からF/V変換
器72を介して出力された電圧Vrを読み込み、
機関が始動した(例えば、機関回転速度が
500rpmになつている)か否かを判定し、Noであ
ればS15でバーナ35の作動を停止させ、又は
停止させ続けてS1に戻り、YesであればS2に
進む。S2では機関の始動から所定時間(例えば
4分)が経過している(排気系が充分に暖機され
ている)か否かを判定し、NoのときはS15で
バーナ35の作動を停止させ、又は停止させ続け
てS1に戻り、YesであればS3に進む。S3で
はバーナ35が作動中であるか否かを判定し、
Yesの場合はS7に進み、NoのときはS4に進
む。
器72を介して出力された電圧Vrを読み込み、
機関が始動した(例えば、機関回転速度が
500rpmになつている)か否かを判定し、Noであ
ればS15でバーナ35の作動を停止させ、又は
停止させ続けてS1に戻り、YesであればS2に
進む。S2では機関の始動から所定時間(例えば
4分)が経過している(排気系が充分に暖機され
ている)か否かを判定し、NoのときはS15で
バーナ35の作動を停止させ、又は停止させ続け
てS1に戻り、YesであればS3に進む。S3で
はバーナ35が作動中であるか否かを判定し、
Yesの場合はS7に進み、NoのときはS4に進
む。
S4では雰囲気温度センサ52の出力電圧
VTaを読み込み、雰囲気温度Taが所定値(例え
ば、50℃のように排気系、殊に、トラツプケース
32及びその内部の温度がバーナ35の着火に適
した温度)より高くなつているか否かを判定し、
Noの場合はS15でバーナ35の作動を停止さ
せるか停止させ続けてS1に戻り、Yesの場合は
S5に進む。S5では、トラツプ34における微
粒子の捕集状態を検知するために圧力の計算を行
う。即ち、ハニカム式のトラツプには層流型流量
計の特性があり、微粒子の捕集量を一定とすれば
排気の流量に比例するトラツプ34入口側圧力
P1と、入口側圧力P1と出口側圧力P2の差圧ΔP=
P1−P2とは直線比例し、P1とΔPとの比率ΔP/
P1は一定となる。従つて、排気微粒子の捕集量
が所定値に達したときの入口側及び出口側圧力セ
ンサ46,47の出力電圧の差ΔVP=VP1−
VP2(以下、これをΔVPmaxという)は、入口側
圧力センサ46の出力電圧VP1に応じて変化し、
次式によつて得られる。
VTaを読み込み、雰囲気温度Taが所定値(例え
ば、50℃のように排気系、殊に、トラツプケース
32及びその内部の温度がバーナ35の着火に適
した温度)より高くなつているか否かを判定し、
Noの場合はS15でバーナ35の作動を停止さ
せるか停止させ続けてS1に戻り、Yesの場合は
S5に進む。S5では、トラツプ34における微
粒子の捕集状態を検知するために圧力の計算を行
う。即ち、ハニカム式のトラツプには層流型流量
計の特性があり、微粒子の捕集量を一定とすれば
排気の流量に比例するトラツプ34入口側圧力
P1と、入口側圧力P1と出口側圧力P2の差圧ΔP=
P1−P2とは直線比例し、P1とΔPとの比率ΔP/
P1は一定となる。従つて、排気微粒子の捕集量
が所定値に達したときの入口側及び出口側圧力セ
ンサ46,47の出力電圧の差ΔVP=VP1−
VP2(以下、これをΔVPmaxという)は、入口側
圧力センサ46の出力電圧VP1に応じて変化し、
次式によつて得られる。
ΔVPmax=A・VP1−B(A,Bは定数)
従つて、S5によつてΔVPmaxを計算し、S
6に進んで実際のΔVP=VP1−VP2がΔVPmax
より大きいか否かを判定し、NoのときはS15
でバーナ35を停止させ続けてS1に戻り、Yes
のときは再生が必要であると判断してS9に進
み、バーナ35の着火操作を行う。尚、S3で
Yesのとき、即ち、バーナ35が既に作動中であ
るときはS7に進んでバーナ35が安定して燃焼
しているか否かを判定し、YesのときはS11に
進みNoのときはS8に進む。
6に進んで実際のΔVP=VP1−VP2がΔVPmax
より大きいか否かを判定し、NoのときはS15
でバーナ35を停止させ続けてS1に戻り、Yes
のときは再生が必要であると判断してS9に進
み、バーナ35の着火操作を行う。尚、S3で
Yesのとき、即ち、バーナ35が既に作動中であ
るときはS7に進んでバーナ35が安定して燃焼
しているか否かを判定し、YesのときはS11に
進みNoのときはS8に進む。
S8では、バーナ35が着火されたか否かを判
定し、YesのときはS10に進み、Noのときは
S9に進んでバーナ35の着火操作を継続する。
即ち、S6において再生が必要であると判断され
た場合、及び着火操作が完了していないときはS
9で着火操作が行われる。
定し、YesのときはS10に進み、Noのときは
S9に進んでバーナ35の着火操作を継続する。
即ち、S6において再生が必要であると判断され
た場合、及び着火操作が完了していないときはS
9で着火操作が行われる。
詳しくは、第8図に示すフローチヤートのよう
に、S9aでグロープラグ用リレー45を閉じて
グロープラグ39を作動させ、次のS9bでグロ
ープラグ39がオンしてからの経過時間が所定値
(例えば50秒)になつたか否かを判定し、Noのと
きはS1に戻つてグロープラグ39の温度を着火
に必要な温度まで上昇させる。Yesのときは次の
S9cに進み、バーナ39の着火直前(燃料供給
直前)のトラツプ34の上流に設けた入口側温度
センサ48の出力電圧VT1を記憶したか否かを
判定し、YesのときはS9eに進んでNoのとき
はS9dに進み、このS9dでは入口側温度セン
サ48の出力電圧VT1をトラツプ入口排気温度
T0として記憶する。
に、S9aでグロープラグ用リレー45を閉じて
グロープラグ39を作動させ、次のS9bでグロ
ープラグ39がオンしてからの経過時間が所定値
(例えば50秒)になつたか否かを判定し、Noのと
きはS1に戻つてグロープラグ39の温度を着火
に必要な温度まで上昇させる。Yesのときは次の
S9cに進み、バーナ39の着火直前(燃料供給
直前)のトラツプ34の上流に設けた入口側温度
センサ48の出力電圧VT1を記憶したか否かを
判定し、YesのときはS9eに進んでNoのとき
はS9dに進み、このS9dでは入口側温度セン
サ48の出力電圧VT1をトラツプ入口排気温度
T0として記憶する。
次にS9eでエアポンプ42を作動させて空気
の供給を開始し、S9fで燃料ポンプ41を作動
させる。S9gではそのときの回転速度Vr及び
負荷Vlに基づき、これらの値に応じて予め設定
されたデイユーテイ比の駆動信号を検索し、S9
hで着火を容易に行わせるための増量補正の必要
から駆動信号を例えば2倍し、S9iでこの駆動
信号を出力して燃料噴射弁40を作動させて燃料
の供給を開始する。
の供給を開始し、S9fで燃料ポンプ41を作動
させる。S9gではそのときの回転速度Vr及び
負荷Vlに基づき、これらの値に応じて予め設定
されたデイユーテイ比の駆動信号を検索し、S9
hで着火を容易に行わせるための増量補正の必要
から駆動信号を例えば2倍し、S9iでこの駆動
信号を出力して燃料噴射弁40を作動させて燃料
の供給を開始する。
これにより、バーナ35の混合気導管38から
空気と燃料との混合気が噴出し、逆流式蒸発筒3
7内を流れて火炎噴出口37aを経て燃焼筒36
内に送り込まれ、グロープラグ39の熱によつて
着火する。そして、燃焼筒36の多数の排気導入
孔36bから導かれる排気と混合しつつ燃焼す
る。
空気と燃料との混合気が噴出し、逆流式蒸発筒3
7内を流れて火炎噴出口37aを経て燃焼筒36
内に送り込まれ、グロープラグ39の熱によつて
着火する。そして、燃焼筒36の多数の排気導入
孔36bから導かれる排気と混合しつつ燃焼す
る。
S9jでは、燃料供給開始後の現在の排気温度
T1と供給開始直前の排気温度T0との差を求める。
この温度差を求めるに際しては、入口側温度セン
サ48の出力電圧VT1を読み込み、前記のよう
にしてS9cで記憶されているVT0との温度差
ΔVT1=VT1−VT0を求めてS9kに進む。
T1と供給開始直前の排気温度T0との差を求める。
この温度差を求めるに際しては、入口側温度セン
サ48の出力電圧VT1を読み込み、前記のよう
にしてS9cで記憶されているVT0との温度差
ΔVT1=VT1−VT0を求めてS9kに進む。
S9kでは温度差ΔVT1が所定値以上であるか
否か(着火の有無)を判定し、NoのときはS9
lに進んで燃料供給開始後所定の時間(例えば10
秒)が経過しているか否かを判定し、このS9l
でNoのときはS1に戻つて着火判定を繰返す。
所定時間に達しても温度差が所定値以上に達しな
いとき(S9lでYesのとき)はS15に進んで
バーナ35の作動を停止させ、S1に戻る。尚、
S9lでYesのときは着火が完了したものとして
S10に進む。
否か(着火の有無)を判定し、NoのときはS9
lに進んで燃料供給開始後所定の時間(例えば10
秒)が経過しているか否かを判定し、このS9l
でNoのときはS1に戻つて着火判定を繰返す。
所定時間に達しても温度差が所定値以上に達しな
いとき(S9lでYesのとき)はS15に進んで
バーナ35の作動を停止させ、S1に戻る。尚、
S9lでYesのときは着火が完了したものとして
S10に進む。
S10では入口側温度T1が所定値(バーナ3
5の安定燃焼温度、例えば500℃)以上に到達し
たか否かを判定し、NoのときはS14に進み、
着火後所定時間(例えば40秒)が経過したか否か
を判定する。この判定の結果、NoのときはS1
に戻つて温度測定を繰返すが、S14でYesのと
き(所定時間が経過しても安定燃焼温度に到達し
ないとき)はS15に進んでバーナ35の作動を
停止させ、S1に戻る。
5の安定燃焼温度、例えば500℃)以上に到達し
たか否かを判定し、NoのときはS14に進み、
着火後所定時間(例えば40秒)が経過したか否か
を判定する。この判定の結果、NoのときはS1
に戻つて温度測定を繰返すが、S14でYesのと
き(所定時間が経過しても安定燃焼温度に到達し
ないとき)はS15に進んでバーナ35の作動を
停止させ、S1に戻る。
S10でYesの場合、即ち、所定時間内にバー
ナ35の安定燃焼温度に達した場合は、S11に
進む。
ナ35の安定燃焼温度に達した場合は、S11に
進む。
S11ではトラツプ34の再生に適した温度と
なるように燃料供給量の制御を行い、S12で出
口側温度センサ49の出力電圧VT2からトラツ
プ34出口の温度T2がトラツプ34の溶損防止
限界温度(例えば900℃)に達したか否かを判定
し、Yesのときは再生の途中であつてもバーナ3
5の作動を停止させてS1に戻る。Noの場合は、
S13で再生が開始されてから所定の時間(例え
ば10分)が経過しているか否かを判定し、Noの
場合はS1に戻つて所定時間トラツプ34の再生
を行う。所定時間が経過してS13がYesになる
と、S15に進んでバーナ45の作動を停止させ
る。
なるように燃料供給量の制御を行い、S12で出
口側温度センサ49の出力電圧VT2からトラツ
プ34出口の温度T2がトラツプ34の溶損防止
限界温度(例えば900℃)に達したか否かを判定
し、Yesのときは再生の途中であつてもバーナ3
5の作動を停止させてS1に戻る。Noの場合は、
S13で再生が開始されてから所定の時間(例え
ば10分)が経過しているか否かを判定し、Noの
場合はS1に戻つて所定時間トラツプ34の再生
を行う。所定時間が経過してS13がYesになる
と、S15に進んでバーナ45の作動を停止させ
る。
ここに、上記したようなS11で行なわれる温
度制御は、第9図に示されたフローチヤートに従
つて行われる。
度制御は、第9図に示されたフローチヤートに従
つて行われる。
まず、S11aではそのときの回転速度Vrと
負荷Vlに基づいて予め定められたデイユーテイ
比の駆動信号を検索し、S11bでは入口側温度
センサ48の出力電圧VT1を読み込んで排気温
度が再生下限温度(例えば550℃)以上であるか
否かを判定する。この判定の結果、再生下限温度
未満であるときは、S11kに進んでグロープラ
グ39を作動させ続ける。尚、再生中に550℃以
上に達してS11cでグロープラグ39の作動を
停止させた後に再生途中で550℃より低くなつた
ときにもグロープラグ39を作動させる。
負荷Vlに基づいて予め定められたデイユーテイ
比の駆動信号を検索し、S11bでは入口側温度
センサ48の出力電圧VT1を読み込んで排気温
度が再生下限温度(例えば550℃)以上であるか
否かを判定する。この判定の結果、再生下限温度
未満であるときは、S11kに進んでグロープラ
グ39を作動させ続ける。尚、再生中に550℃以
上に達してS11cでグロープラグ39の作動を
停止させた後に再生途中で550℃より低くなつた
ときにもグロープラグ39を作動させる。
次にS11lに進んで駆動信号を例えば1.6倍
に増量補正し、S11mでグロープラグ39の作
動後あるいは再生下限温度(550℃)以下となつ
てからの時間、又は、着火操作後S10で500℃
以上となつてから550℃未満に留つている時間が
所定値、例えば15秒に達したか否かを判定し、
Noの場合はS11nに進んで駆動信号を出力し、
燃料噴射弁40を作動させて第7図のS12に進
む。尚、S11mでYesの場合は、再生途中であ
つてもS15に進んでバーナ35の作動を停止さ
せる。
に増量補正し、S11mでグロープラグ39の作
動後あるいは再生下限温度(550℃)以下となつ
てからの時間、又は、着火操作後S10で500℃
以上となつてから550℃未満に留つている時間が
所定値、例えば15秒に達したか否かを判定し、
Noの場合はS11nに進んで駆動信号を出力し、
燃料噴射弁40を作動させて第7図のS12に進
む。尚、S11mでYesの場合は、再生途中であ
つてもS15に進んでバーナ35の作動を停止さ
せる。
一方、S11bでトラツプ34の入口排気温度
T1が再生下限値(550℃)以上であると判定され
たときは、S11cに進んでグロープラグ39の
作動を停止させた後にS11d,S11e,S1
1fでの判定に基づいて排気温度に応じて燃料の
供給量が制御される。即ち、トラツプ34の再生
に適した温度は600℃以上であり、600℃未満であ
れば燃料を増量し、逆に600℃以上であれば燃料
の節約あるいはトラツプ34の焼損防止のために
燃料を減量するように制御する。このために、ま
ずS11dでは例えば580℃以上であるか否かを
判定し、580℃未満であるときはS11hで駆動
信号を例えば1.4倍するというように増量補正し
てS11nに進む。
T1が再生下限値(550℃)以上であると判定され
たときは、S11cに進んでグロープラグ39の
作動を停止させた後にS11d,S11e,S1
1fでの判定に基づいて排気温度に応じて燃料の
供給量が制御される。即ち、トラツプ34の再生
に適した温度は600℃以上であり、600℃未満であ
れば燃料を増量し、逆に600℃以上であれば燃料
の節約あるいはトラツプ34の焼損防止のために
燃料を減量するように制御する。このために、ま
ずS11dでは例えば580℃以上であるか否かを
判定し、580℃未満であるときはS11hで駆動
信号を例えば1.4倍するというように増量補正し
てS11nに進む。
S11eで600℃以上であると判定した場合は、
S11fにおいて620℃以上であるか否かを判定
し、620℃未満である場合は最適温度であるので
S11jの如く駆動信号を補正することなくS1
1nに進む。S11fにおける判定の結果が620
℃以上であれば、S11gで駆動信号を例えば
0.8倍するというように減量補正してS11nに
進む。そして、S11nにおいてこれらの駆動信
号を出力することにより燃料噴射弁40を作動さ
せる。このように、排気の温度をトラツプ34の
再生に適した温度範囲(この例では600〜620℃)
に保持させるために、トラツプ34入口の排気温
度T1に応じて燃料噴射弁40の駆動信号を増減
補正するのである。
S11fにおいて620℃以上であるか否かを判定
し、620℃未満である場合は最適温度であるので
S11jの如く駆動信号を補正することなくS1
1nに進む。S11fにおける判定の結果が620
℃以上であれば、S11gで駆動信号を例えば
0.8倍するというように減量補正してS11nに
進む。そして、S11nにおいてこれらの駆動信
号を出力することにより燃料噴射弁40を作動さ
せる。このように、排気の温度をトラツプ34の
再生に適した温度範囲(この例では600〜620℃)
に保持させるために、トラツプ34入口の排気温
度T1に応じて燃料噴射弁40の駆動信号を増減
補正するのである。
尚、このような操作は、S12での判定の結
果、トラツプ34の出口部分の排気温度T2が限
度以上には上昇しておらず、しかも、S13で再
生時間以内であると判定されると繰返し行われ
る。
果、トラツプ34の出口部分の排気温度T2が限
度以上には上昇しておらず、しかも、S13で再
生時間以内であると判定されると繰返し行われ
る。
又、S15でのバーナ35の作動停止は第10
図に示すフローチヤートのように行われ、まず、
S15aでグロープラグ39の作動を停止させ
る。次いで、S15bで燃料ポンプ41の作動を
停止させ、S15cで燃料噴射弁40の作動を停
止させて燃料の供給を停止させる。その後、S1
5dでエアポンプ42の作動を停止させて空気の
供給をも停止させる。
図に示すフローチヤートのように行われ、まず、
S15aでグロープラグ39の作動を停止させ
る。次いで、S15bで燃料ポンプ41の作動を
停止させ、S15cで燃料噴射弁40の作動を停
止させて燃料の供給を停止させる。その後、S1
5dでエアポンプ42の作動を停止させて空気の
供給をも停止させる。
第11図は本発明の第2実施例に対応する機能
ブロツク図であり、この実施例では雰囲気温度セ
ンサ52の出力信号VTaから雰囲気温度Taを検
知し、グロープラグ39の作動時間と着火時の燃
料噴射弁40の駆動信号の増量補正倍率Mを演算
する着火操作制御回路59を設けることにより、
出力制御回路64を介して着火操作時のグロープ
ラグ39と燃料噴射弁40との作動を制御するよ
うにしている。その他の部分は前記した第1実施
例と同一であるので説明を省略する。
ブロツク図であり、この実施例では雰囲気温度セ
ンサ52の出力信号VTaから雰囲気温度Taを検
知し、グロープラグ39の作動時間と着火時の燃
料噴射弁40の駆動信号の増量補正倍率Mを演算
する着火操作制御回路59を設けることにより、
出力制御回路64を介して着火操作時のグロープ
ラグ39と燃料噴射弁40との作動を制御するよ
うにしている。その他の部分は前記した第1実施
例と同一であるので説明を省略する。
又、この第2実施例においては、第12図乃至
第14図に示すようなフローチヤートに従つて信
号が処理される。
第14図に示すようなフローチヤートに従つて信
号が処理される。
即ち、まず、S9aにおいて予熱操作を行う。
これは、第13図に示すように行われ、S9a−
1でグロープラグ用リレー45を閉じてグロープ
ラグ39を作動させ、次のS9a−2で予熱が充
分であるか否かを判定し、YesであればS9cに
進み、NoであればS9a−3に進む。このS9
a−3では雰囲気温度センサ52からの出力電圧
VTaを記憶し、S9a−4ではVTaから雰囲気
温度Taに応じて予め定められたグロープラグの
必要予熱時間t1を検索した後にS9bに進む。
これは、第13図に示すように行われ、S9a−
1でグロープラグ用リレー45を閉じてグロープ
ラグ39を作動させ、次のS9a−2で予熱が充
分であるか否かを判定し、YesであればS9cに
進み、NoであればS9a−3に進む。このS9
a−3では雰囲気温度センサ52からの出力電圧
VTaを記憶し、S9a−4ではVTaから雰囲気
温度Taに応じて予め定められたグロープラグの
必要予熱時間t1を検索した後にS9bに進む。
S9bではグロープラグ39の予熱を開始した
ときから現在までの経過時間tが現在の水温Tw
に応じた必要予熱時間t1に到達しているか否かを
判定し、その結果がNoであるときはS1に戻り、
Yesであるときは予熱が完了していると判断して
S9cに進む。尚、前記した必要予熱時間t1は、
雰囲気温度Taが低い(排気系の暖機が充分に行
われていない)ほど長く、雰囲気温度Taが高い
(排気系の暖機が充分に行われてるいる)ほど短
くなるように設定される。因に、Ta≦40℃〜Ta
≧200℃の範囲では、t1を60Sec〜40Secとするこ
とができる。
ときから現在までの経過時間tが現在の水温Tw
に応じた必要予熱時間t1に到達しているか否かを
判定し、その結果がNoであるときはS1に戻り、
Yesであるときは予熱が完了していると判断して
S9cに進む。尚、前記した必要予熱時間t1は、
雰囲気温度Taが低い(排気系の暖機が充分に行
われていない)ほど長く、雰囲気温度Taが高い
(排気系の暖機が充分に行われてるいる)ほど短
くなるように設定される。因に、Ta≦40℃〜Ta
≧200℃の範囲では、t1を60Sec〜40Secとするこ
とができる。
又、S9c〜S9gでは第8図(第1実施例)
の場合と同様の処理が行われ、S9hで着火時の
増量補正が行われる。詳しくは、第14図に示す
ようにS9h−1において駆動信号の増量補正倍
率Mの検索が行われたか否かの判定が行われ、
YesであればS9h−4に進んで燃料噴射弁40
の駆動信号をM倍するが、NoであるときはS9
h−2において雰囲気温度センサ52の出力電圧
VTaを記憶し、S9h−3でVTaから雰囲気温
度Taに応じた倍率Mを検索し、S9h−4を経
てS9iに進み、以降は第8図の場合と同様に進
む。
の場合と同様の処理が行われ、S9hで着火時の
増量補正が行われる。詳しくは、第14図に示す
ようにS9h−1において駆動信号の増量補正倍
率Mの検索が行われたか否かの判定が行われ、
YesであればS9h−4に進んで燃料噴射弁40
の駆動信号をM倍するが、NoであるときはS9
h−2において雰囲気温度センサ52の出力電圧
VTaを記憶し、S9h−3でVTaから雰囲気温
度Taに応じた倍率Mを検索し、S9h−4を経
てS9iに進み、以降は第8図の場合と同様に進
む。
このように、バーナ35の作動時にグロープラ
グ39の予熱時間と燃料供給量とを雰囲気温度
(排気系の暖機状態)に応じて制御するので、第
2実施例の場合はバーナ35の着火性がより向上
する。尚、着火時の倍率Mは、雰囲気温度Taが
低いほど大きくなり、例えば40℃以下では2倍で
あるが200℃以上では1.6倍になる。
グ39の予熱時間と燃料供給量とを雰囲気温度
(排気系の暖機状態)に応じて制御するので、第
2実施例の場合はバーナ35の着火性がより向上
する。尚、着火時の倍率Mは、雰囲気温度Taが
低いほど大きくなり、例えば40℃以下では2倍で
あるが200℃以上では1.6倍になる。
〈発明の効果〉
以上説明したように本発明によれば、機関の始
動から所定の時間が経過したといえども、トラツ
プケースと遮熱板との間の隙間の温度(雰囲気温
度)が所定値に達しない場合は、トラツプが再生
時期になつていようともバーナを作動させないよ
うにしているので、バーナは常に着火に適した状
態でのみ作動することになり、失火を防止して燃
料を節約できる。又、バーナの着火性が向上する
ため、未燃の燃料がそのままで排気とともに大気
中に放出されるおそれがなくなる。更に、バーナ
の作動開始を待機する時間を必要最小限にできる
ので、トラツプの再生時期が大幅にずれることも
なく、再生遅れにともなう排圧の上昇による燃費
の悪化をも小さくできる。
動から所定の時間が経過したといえども、トラツ
プケースと遮熱板との間の隙間の温度(雰囲気温
度)が所定値に達しない場合は、トラツプが再生
時期になつていようともバーナを作動させないよ
うにしているので、バーナは常に着火に適した状
態でのみ作動することになり、失火を防止して燃
料を節約できる。又、バーナの着火性が向上する
ため、未燃の燃料がそのままで排気とともに大気
中に放出されるおそれがなくなる。更に、バーナ
の作動開始を待機する時間を必要最小限にできる
ので、トラツプの再生時期が大幅にずれることも
なく、再生遅れにともなう排圧の上昇による燃費
の悪化をも小さくできる。
第1図は従来例の構成図、第2図は同じくブロ
ツク図、第3図は本発明の構成に対応するブロツ
ク図、第4図は本発明の第1実施例の構成図、第
5図は同じく要部のブロツク図、第6図は同じく
制御装置の構成図、第7図乃至第10図は同じく
フローチヤート、第11図は本発明の第2実施例
の要部のブロツク図、第12図乃至第14図は同
じくフローチヤートである。 31……排気通路、32……トラツプケース、
34……トラツプ、35……バーナ、43……制
御装置、46……入口側圧力センサ、47……出
口側圧力センサ、48……入口側温度センサ、4
9……出口側温度センサ、51……遮熱板、52
……雰囲気温度センサ、60……タイマ、61…
…雰囲気温度検知回路、62……再生時期検知回
路、63……再生停止回路、64……出力制御回
路。
ツク図、第3図は本発明の構成に対応するブロツ
ク図、第4図は本発明の第1実施例の構成図、第
5図は同じく要部のブロツク図、第6図は同じく
制御装置の構成図、第7図乃至第10図は同じく
フローチヤート、第11図は本発明の第2実施例
の要部のブロツク図、第12図乃至第14図は同
じくフローチヤートである。 31……排気通路、32……トラツプケース、
34……トラツプ、35……バーナ、43……制
御装置、46……入口側圧力センサ、47……出
口側圧力センサ、48……入口側温度センサ、4
9……出口側温度センサ、51……遮熱板、52
……雰囲気温度センサ、60……タイマ、61…
…雰囲気温度検知回路、62……再生時期検知回
路、63……再生停止回路、64……出力制御回
路。
Claims (1)
- 1 排気通路に介装した排気微粒子捕集用のトラ
ツプと、該トラツプより上流の排気通路に介装し
たトラツプ再生用のバーナと、前記トラツプの入
口側と出口側の排気圧力に基づいて微粒子の捕集
状態を検出してトラツプ再生の要否を判定する再
生時期検知手段と、該再生時期検知手段を介して
再生が必要であると判定したときにバーナを作動
させるバーナ制御手段とを備えた排気微粒子捕集
装置において、機関の始動時点から計時を開始す
るタイマと、前記トラツプ及びバーナを収容した
トラツプケースを所定の隙間をもつて包囲する遮
熱板と、該遮熱板とトラツプケースとの隙間の温
度を検出する雰囲気温度センサと、前記タイマの
出力と雰囲気温度センサの出力とに基づいて機関
の始動から所定値以上の時間が経過し、かつ、雰
囲気温度が所定値以上である場合以外は前記再生
時期検知手段を非作動状態に固定してトラツプ再
生用のバーナを非作動状態に保持させる手段と、
を設けたことを特徴とする内燃機関の排気微粒子
捕集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58216119A JPS60111012A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 内燃機関の排気微粒子捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58216119A JPS60111012A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 内燃機関の排気微粒子捕集装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60111012A JPS60111012A (ja) | 1985-06-17 |
JPH0312644B2 true JPH0312644B2 (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=16683542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58216119A Granted JPS60111012A (ja) | 1983-11-18 | 1983-11-18 | 内燃機関の排気微粒子捕集装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60111012A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0710026Y2 (ja) * | 1988-03-03 | 1995-03-08 | 三菱自動車工業株式会社 | 排ガス後処理装置 |
JP2013024195A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Ihi Corp | 排気昇温装置および排気昇温方法 |
-
1983
- 1983-11-18 JP JP58216119A patent/JPS60111012A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60111012A (ja) | 1985-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6141944Y2 (ja) | ||
US6476364B1 (en) | Apparatus for controlling a timing of turning on electricity to a heater | |
US5323607A (en) | Exhaust emission control system and method having improved heating control function for catalyst | |
JPS60187709A (ja) | 内燃機関の排気微粒子処理装置 | |
US7249456B2 (en) | Method of controlling a heating device of a particle filter | |
JP2004512466A (ja) | 排ガス後処理システムを制御する方法および装置 | |
US20100300083A1 (en) | Exhaust gas combustion device and power generator including the same | |
JP2864768B2 (ja) | ヒータ付触媒の電源装置 | |
EP1281843A2 (fr) | Procédé de détermination du chargement d'un filtre à particules | |
JPH0312644B2 (ja) | ||
JP3828794B2 (ja) | 空気流量測定装置 | |
JPH0550571B2 (ja) | ||
JPS6345484B2 (ja) | ||
JPS60108515A (ja) | 内燃機関の排気微粒子捕集装置 | |
JPH0432925B2 (ja) | ||
JPH0151888B2 (ja) | ||
JPS59134316A (ja) | 内燃機関における排気微粒子捕集用トラツプの再生用バ−ナ−の制御装置 | |
JPS6365808B2 (ja) | ||
JPS59211711A (ja) | 内燃機関の排気微粒子処理装置 | |
JP2847976B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JPS628325Y2 (ja) | ||
JPH06173663A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JPS6359014B2 (ja) | ||
JPS59134315A (ja) | 内燃機関における排気微粒子捕集用トラツプの再生用バ−ナ−の制御装置 | |
JPS59126018A (ja) | 内燃機関における排気微粒子捕集用トラツプの再生装置 |