JPH0312615A - 浸水検出方法及び浸水検出センサ付光ケーブル - Google Patents

浸水検出方法及び浸水検出センサ付光ケーブル

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Publication number
JPH0312615A
JPH0312615A JP1146712A JP14671289A JPH0312615A JP H0312615 A JPH0312615 A JP H0312615A JP 1146712 A JP1146712 A JP 1146712A JP 14671289 A JP14671289 A JP 14671289A JP H0312615 A JPH0312615 A JP H0312615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
water
water immersion
tape
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP1146712A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
Kenya Fuchigami
渕上 建也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0312615A publication Critical patent/JPH0312615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、浸水検出方法および浸水を検出するセンサを
有する光ケーブルに関する。
〈従来の技術〉 光ファイバを用いた光伝送システムは、大容量化、長距
離化、高信頼性化に伴い、陸上中継伝送ばかりか海底中
継伝送にも使用されるに至った。ところが、光ケーブル
に水が浸入すると、水素形成のために光学的損失は増加
する。また、水はファイバ表面における欠陥成長を速め
るので光ファイバの寿命を短くする等、種々の弊害があ
る。このため、光ケーブルにはできる限り水が浸入しな
いようにしなければならないとともに、もしケーブルが
破揖した場合には水の浸入場所を検知する必要がある。
ケーブル内への水の浸入を検知するものとして、吸水性
高分子樹脂の膨潤を利用したものがある。第2図は、そ
の−例を示すものである。この検知用光ファイバは、標
準のマルチモードファイバ1、吸水性高分子樹脂2がコ
ーティングされたFRPロッド3及び高いヤング率の紐
4で形成されている。マルチモードファイバ1は、吸水
性高分子樹脂2がコーティングされたFRPロッド3に
らせん状に巻付けられており、tiIi4がその上から
交差するように巻付けられている。
この検知用光ファイバは、吸水性高分子樹脂2の膨潤に
よりマルチモードファイバ1に曲げが発生することを利
用して曲げにより伝送損失を増加させ、後方散乱測定機
で損失発生箇所を検知するものである(オプチカルファ
イバケーブル ウィズサブマージ璽ンセンサ 7フイバ
(Optical fiber cable with
 submersionsensor fiber)、
36th  I WCS (Internationa
l Wire &Cable Symposium P
roceedings)  1987、pp、 284
−285)。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、上述したように浸水検出する場合、光フ
ァイバと吸水性高分子樹脂材とを撚り合せたり、さらに
高弾性の紐や繊維を撚り合せたりする必要があるので、
特殊な装置が必要となり、また、生産性が悪く、製造コ
ストが嵩むという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑み、浸水を簡単な手段で容
易に検出できる浸水検出方法及び浸水検出センサ付光ケ
ーブルを提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成する本発明にかかる浸水検出方法は、少
な(とも−本の光ファイバと、吸水性高分子樹脂を含有
する材料からなる少な(とも−枚のテープ状体とを接触
状態で且つ外郭を規制した状態で保持し、浸水による上
記テープ状体の膨張により上記光ファイバが部分的に曲
げられ、該光ファイバの伝送損失増として検出すること
を特徴とし、一方の本発明にかかる浸水検出センサ付ケ
ーブルの構成は、光ファイバを集合してなる光ケーブル
であって、少なくとも一本の光ファイバと、吸水性高分
子樹脂を含有する材料からなる少なくとも一枚のテープ
状体とが接触状態で且つ外郭が規制された状態で保持さ
れてなることを特徴とする。
本発明方法は、少なくとも一本の光ファイバと少なくと
も一枚のテープ状体とを単に接触した状態で、例えば水
浸透性のテープで巻回したり、あるいは、透水孔を多数
形成したチューブ内に挿入したりして、その外郭を規制
してセンサとし、このセンサを用いて、浸水を検出した
い場所に配設し、当該光ファイバの伝送損失をモニタす
ることにより、実施することができる。
浸水が生じると、その箇所にてテープ状体が膨張し、こ
の膨張により、当該テープ状体と接触して保持されてい
る光ファイバが押圧されると共に、膨張が起きない部分
と膨張が起きた部分との境界部分で該光ファイバに大き
な曲げが生じる。この曲げにより光ファイバの伝送損失
が増加され、この伝送損失増の箇所を、後方散乱測定機
で検出することにより、浸水箇所を検知することができ
ろ。
このような本発明の浸水検出方法を光ケーブルに応用す
るには、少なくとも1本の光ファイバと少なくとも一枚
のテープ状体とを接触状態で且つ外郭が規制された状態
で光ケーブル内に収納すればよい。この場合、例えば溝
付スペーサを用いたケーブルの場合には、当該スペーサ
の少なくとも一条の溝内に保持するようにしてもよい。
本発明で用いるテープ状体は、例えば、ポリアクリル酸
塩、ビニルアルコール・アクリル酸共重合体、ポリエチ
レンオキサイド、アクリル酸ソーダ・アクリル酸・アク
リロニトリル共重合体等の吸水!l’fJ樹脂を含有さ
せたポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ナイロン、ポリビ
ニルアセテート等のプラスチック材料で成形したもの、
もしくは上記プラスチック材料からなる線状体の局面に
上記吸水膨潤性樹脂をコーティングしたものなどであり
、吸水することにより膨張するものである。
本発明では、この線状体と光ファイバとを撚り合せない
で接触状態に保持すればよいので、製造が非常に容易で
ある。
く実 施 例〉 以下、本発明にかかる浸水検出センサ付光ケーブルの好
適な一実施例を図面を参照しながら容易に説明する。
第1図には本実施例の光ケーブルの縦断面を示す。同図
に示すように、中心の鋼線、FRPなとの抗張力体11
に樹脂を押出被覆することによりなる溝付スペーサ12
の局面には4本のらせん溝又はらせ九反転溝である溝1
3a〜13dが形成されており、これらFm 13 a
 〜l 3 dのうちの3本の溝13 a−13cには
、4本の光フアイバ14仝並べた状態でテープを巻回し
てなるテープ心線15がそれぞれ1枚ずつ収納され、ま
た、残りの溝13dには光ファイバ16及び吸水膨張性
のテープ状体17が収納されている。そして、この溝付
スペーサ12に樹脂などで外皮18を形成して光ケーブ
ル19としている。なお、テープ状体17は、溝13d
の幅寸法とほぼ同寸法の径を有すると共に厚みは溝の深
さに応じて任意に選択できる。そして光ファイバ16及
びテープ状体17が収納された後、外皮18が形成され
た状態では、その幅方向への動きがほとんど規制された
状態となっている。
このような光ケーブル19では、光ファイバ16の伝送
損失をモニタしておけば、もし外皮18等に傷が生じて
fi1gd内に水が浸入した場合には、その浸水箇所で
テープ状体17が膨張し、厚みが増す。そのなめ浸水部
と、非浸水部との境界部で光ファイバ16に大きな曲げ
が発生し、伝送損失増が検出でき、また、後方散乱光を
測定することにより浸水箇所を検知することができる。
(試 験 例) 抗張力体1が直径2ffIIIIのFRPであす、溝1
3a 〜13dの幅が2腫、深さが2+wmである溝付
スペーサ12を用い、4本の光ファイバ14からなるテ
ープ心線15が収納された溝13a〜13cJ、J外の
残りの溝13dに直径0.25mmの光ファイバ16と
吸水倍率が3倍の高密度ポリエチレン(商品名:スミカ
ゲルGRC−HPEM−3:住友化学工業■製)で形成
した幅1.8wm厚さ1−のテープ状体17を収納した
。そして、外皮18の代りに不織布で押え巻きを施して
集合コアとした。この集合コアの一部を水に漬け、セン
サとなる光ファイバ16の伝送損失をモニタした。なお
、光ファイバ16は、コア径50μmφ、クラツド径1
25μmφ、比屈折率差Δn = 1%のGl型光ファ
イバである。この際の1.3μmでの伝送損失は、浸水
前では0.5 ciB/knであったが、浸水後1時間
では2.5 dB/に+++であった。
また、後方散乱光により、浸水位置を判別することもで
きた。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明方法は、非常に簡単な構成
で浸水を容易に検出できるので、特に光ケーブルに用い
て有効である。また、本発明にかかる光ケーブルは、特
別な製造装置を必要とすることなく容易に製造でき、且
つ浸水が生じても早期に浸水箇所が検知でき、光ファイ
バの寿命を著しく延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかる光ケーブルの縦断面図
、第2図は従来技術にかかる光ケーブルの構成図である
。 図 面 中、 11は抗張力体、 12は溝付スペーサ、 138〜13dは溝、 15はテープ心線、 16ば光ファイバ、 17はテープ状体、 18は外皮、 19は光ケーブルである。 特  許  出  願  人 住友電気工業株式会社 日本電信電話株式会社 代    理    人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも一本の光ファイバと、吸水性高分子樹脂
    を含有する材料からなる少なくとも一枚のテープ状体と
    を接触状態で且つ外郭を規制した状態で保持し、浸水に
    よる上記テープ状体の膨張により上記光ファイバが部分
    的に曲げられ、該光ファイバの伝送損失増として検出す
    ることを特徴とする浸水検出方法。 2)光ファイバを集合してなる光ケーブルであって、少
    なくとも一本の光ファイバと、吸水性高分子樹脂を含有
    する材料からなる少なくとも一枚のテープ状体とが接触
    状態で且つ外郭が規制された状態で保持されてなること
    を特徴とする浸水検出センサ付光ケーブル。3)請求項
    2記載の浸水検出センサ付光ケーブルが、溝付きスペー
    サを有するものであり、少なくとも一本の光ファイバと
    少なくとも一枚の上記テープ状体とが、上記溝付きスペ
    ーサの溝内に接触状態で且つ外郭が規制された状態で収
    納・保持されてなることを特徴とする浸水検出センサ付
    光ケーブル。
JP1146712A 1989-06-12 1989-06-12 浸水検出方法及び浸水検出センサ付光ケーブル Pending JPH0312615A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0135815B2 (ja) * 1979-10-11 1989-07-27 Hoechst Ag
JPH0135814B2 (ja) * 1979-06-29 1989-07-27 Anterotsukusu Sa

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0135814B2 (ja) * 1979-06-29 1989-07-27 Anterotsukusu Sa
JPH0135815B2 (ja) * 1979-10-11 1989-07-27 Hoechst Ag

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