JPS63231402A - 光フアイバ浸水検知センサ - Google Patents

光フアイバ浸水検知センサ

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JPS63231402A
JPS63231402A JP62067108A JP6710887A JPS63231402A JP S63231402 A JPS63231402 A JP S63231402A JP 62067108 A JP62067108 A JP 62067108A JP 6710887 A JP6710887 A JP 6710887A JP S63231402 A JPS63231402 A JP S63231402A
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JP
Japan
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water
optical fiber
sensor
swellable material
accident
Prior art date
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Application number
JP62067108A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sawano
沢野 弘幸
Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Yasuyuki Sugawara
菅原 康行
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば電気通信ケーブル等の内部に配設さ
れ、この種のケーブルの浸水事故を正確にかつ迅速に検
知できる光ファイバ浸水検知センサに関する。
「従来の技術とその問題点」 一般に、電カケープルや通信ケーブル等の電気通信ケー
ブルは、市内外の伝送線路内および海底などに敷設され
ている。
そして、このようなケーブル内には、その長手方向に沿
って裸線、紙絶縁線あるいはプラスチック絶縁線などの
警報線を配線して、この警報線の部分的短絡により浸水
を検知するものが用いられている。
ところがこの警報線を配線して構成された防水型ケーブ
ルにあっては、上記のような警報線を用いているため、
浸水箇所を正確にかつ迅速に検知することができず、ま
た警報線の浸水検知感度が低いことから、この感度を向
上させるためにケーブルの中継接続部分を多くする必要
があるなどの問題が生じていた。また金属導体を用いた
警報線は、電磁誘導のある区間では適用できないという
問題があった。
また、最近の光ファイバケーブルにおいては、中継間隔
が長いため、警報線そのものを使用できないという問題
もあった。さらに、従来の通信ケーブルや光ケーブルで
は、ケーブルの接続部において浸水するおそれが大であ
るという問題もあった。
このような事情から、従来より、上記のような電気通信
ケーブルなどの内部に配設可能な浸水検知センサの開発
が望まれていた。
「問題点を解決するための手段」 この発明では、光ファイバの全周に、吸水時に体積膨張
する水膨潤性材料を被覆し、この水膨潤性材料上に、膨
張抑制材を巻回して光ファイバ浸水検知センサを構成し
、問題解決の手段とした。
「作用」 この発明の光ファイバ浸水検知センサにあっては、上記
のような構成としたことにより、次のような作用を奏す
る。
すなわち、浸水事故に際し、水膨潤性材料の浸水部分近
傍が水分を吸収して膨潤し、体積膨張を起こすが、膨張
抑制材が当接した部分では体積膨張が押さえ込まれる。
この押さえ込みにより光ファイバに側圧が加わり、光フ
ァイバ龜比較的大きな曲がりや部分的なマイクロベンデ
ィングが発生する。よって、この光ファイバの曲がりあ
るいはマイクロベンディングによる伝送光の損失増加を
、光ファイバの入力端から入射した光の後方散乱光など
の反射光を測定することによって検知し、浸水ill故
の発生およびその発生位置を正確にかつ迅速に検知でき
る。
「実施例」 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の第1実施例を示す図であって、図中
狩号1は、光ファイバ浸水検知センサ(以下、センサと
略記する)である。このセンサ1は、光ファイバ2の全
周に、吸水時に体積膨張する水膨潤性材料3を被覆し、
この水膨潤性材料3上に、吸水時に膨張性を示さない合
成樹脂等を材料とする糸4を一定のピッチで巻回して構
成されている。
この糸4のピッチは、水膨潤性材料3の太さ寸法などに
より適宜に設定さ、れるが、巻回された糸4の間隙から
水分が阻止されることなく浸透され、かつ検知感度が十
分なレベルになるように5ないし10(lv程度が好適
である。
上記光ファイバ2には、石英系ガラスファイバ、多成分
系ガラスファイバあるいはプラスチックファイバが使用
され、この光ファイバ裸線に、熱硬化性シリコン、ウレ
タン、紫外線硬化型ポリマ等を材料とする一層あるいは
二層以上の被覆を施した光ファイバ素線やこの素線をナ
イロン等で被覆した光ファイバ心線が好適に使用される
上記水膨潤性材料3は、吸水時に体積が5倍以上となる
ような材料が使用され、好適な材料を例示すれば、ポリ
塩化ビニル、ポリエチレン、EVA樹脂、EEA樹脂、
ポリエステル樹脂、ポリウレタン、スチレン系の熱可塑
性エラストマー(以下、TPEと略記する)、オレフィ
ン系TPE。
エステル系TPE、塩化ビニル系TPE、アミド系TP
E、ジエン系TPE、アイオノマ系TPE等の熱可塑□
性樹脂または1.3ジエン系ゴム等のゴムにポリアクリ
ル酸塩−ポリアクリル酸共重合体、ポリビニルアルコー
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリウレタン、ポリエチレン
オキサイド、澱粉グラフト共重合体、カルボキシメチル
セルロース(CMC)等の吸水性材料を混合したものな
どが好適に使用される。また、この水膨潤性材料3の膜
厚は、この水膨潤性材料3の吸水能力や吸水時の体積膨
張率などを考慮し、用いられる材料の種順などに応じて
適宜状められる。
上記の糸4は、吸水時に膨張性がなく、かつ水膨潤性材
料3の体積膨張により切断されない程度の張力を有した
ものが用いられ、例えばテトロン糸などが好適に使用さ
れる。
次に、このような構成によるセンサlの製造方法の一例
を説明する。まず、所定の内外径およびモードを有する
長尺の光ファイバ素線あるいは光ファイバ心線など光フ
ァイバ2上に、所定の膜厚の水膨潤性材料3を被覆する
。光ファイバ2上に水膨潤性材料3を被覆する方法とし
ては、溶融押出被覆法などが好適に用いられる。次いで
、この水膨潤性材料3上に、一定のピッチで糸4を巻回
する。この巻回操作は、電線や光ファイバ等に被覆用の
糸を任意のピッチで巻き付ける巻回装置などを使用して
行なうことができる。以上の操作により目的とするセン
サlを得る。
このように構成されたセンサlは、次のようにして浸水
事故の発生を検知する。まず、センサ1の設置場所に浸
水事故が起こり、この水分が水膨潤性材料3に吸着され
る。水分を吸着した水膨潤性材料3は、膨潤して体積膨
張を起こすが、糸4が巻回されているために、この糸4
に当接した部分の体積膨張は押さえ込まれる。これによ
りセンサIの軸線中央にある光ファイバ2は、糸4の押
さえ込みに応じて押し曲げられ、浸水事故発生部分に比
較的大きな曲がりや部分的なマイクロベンディングが発
生する。このマイクロベンディング等の曲がりが発生し
た部分では、光ファイバ2中を伝送される伝送光の伝送
損失が大きくなるので、この損失増加を感知することに
より浸水事故の発生を検知することができる。
次に、このセンサlを用いた浸水検知システムの一例を
第2図ないし第4図を参照して説明する。
これらの図は、センサ1をユニットタイプの光ファイバ
ケーブル5中に配設した例を示すものである。
この光ファイバケーブル5は、第2図および第3図に示
すように、高張力材料で作られたテンションメンバ6と
、これを被覆しかつその外周に複数の)1り7・・・が
形成されたスペーサー8と、このスペーサー8を被覆す
るシース9と、スペーサー8(’) itl 7・・・
内に埋設された複数の光ファイバ心線10・・・とから
構成されており、センサlは、スペーサー8の11り7
・・・の内の一つに埋設されている。このセンサ1の端
部には、第4図に示すように、センサl内に入射した光
の反射光の時間的な遅れを測定すると共に、受光レベル
の変化を一測定して、例えばマイクロベンディングなど
の曲がりの発生位置を検知する浸水検知装置!lが接続
されている。この浸水検知装allは、センサl中の光
ファイバ2の入力端から光パルスを入射するパルス発生
器12とLD(レーザーダイオード)やLED(発光ダ
イオード)等の発光素子13とからなる発光部14と、
光ファイバ2から後方散乱光などの反射光パルスを受光
するAPD(アバランシェフォトダイオード)等の受光
素子を有する光検出部15と、発光部14からの光パル
スとセンサl中の光ファイバ2からの反射光パルスとの
流れを制御する光方向性結合器16と、上記の光検出部
15で受光された反射光パルスの時間的な遅れを演算処
理する演算部17と、この処理結果を表示する表示部1
8とからなるものである。
次に、この上うな構成からなる浸水検知システムの稼動
方法を説明する。第4図に示す光ファイバケーブル5に
おける浸水検知システムでは、例えば図中Xで示す区域
のケーブル内に浸水事故が発生した場合、この光ファイ
バケーブル5中のX区域内に配設されたセンサlの水膨
潤性材料3に水分が浸透し、X区域内にある水膨潤性材
料3は、吸水して膨潤し、体積膨張を起こすが、糸4が
巻回されているために、この糸4が当接した部分の体積
膨張は押さえ込まれる。これによりセンサlの軸線中心
にある光ファイバ2は、糸4の押さえ込みに応じて押し
曲げられ、X区域内にある光ファイバ2には比較的大き
な曲がりや部分的なマイクロベンディングが発生ずる。
そして、この光ファイバ2の曲がりによる伝送光の損失
増加を浸水検知装置11により、光ファイバ2の入力端
に戻る後方散乱光などの反射光パルスの時間的な遅れや
受光レベルの変化に基づいて検知する。そして、浸水検
知装Ellの演算部!7で反射光パルスの測定データを
解析して光ファイバ2の入力端からの浸水発生位置間で
の距離を割り出す。ついでこのデータを表示部!8に表
示することによってX区域の浸水事故を検知することが
できる。
次に、この浸水事故発生に伴い、直ちにX区域の浸水事
故に対する対応措置を施す。
このような浸水検知システムにあっては、浸水検知装置
11の表示r@18の位1ξにおいて、X区域などセン
サ1を予め配設しておいた光ファイバケーブル5の浸水
事故を正確にかつ迅速に検知することが可能である。
また、このセンサlは、光ファイバ2の全周に吸水時に
体積膨張する水膨潤性材料3を被覆し、この水膨潤性材
料3上に糸4を巻回し、水分の浸透により水膨潤性材料
3が膨張し、糸4がこの体積膨張を部分的に抑制して光
ファイバ2に側圧を与えて光ファイバ2にマイクロベン
ディングなどの曲がりを発生さけ、光ファイバ2の伝送
10失を増加させることを浸水検知手段としたので、従
来の金属導体を用いた浸水検知器に比べ長距離の布設が
可能となり、また電磁誘導がある区域においても適応さ
せることができる。
第5図はこの発明の第2実施例を示す図であって、符号
19はセンサである。この図において、第1図に示ず構
成要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略
する。
先の第1実施例のセンサIでは、水膨潤性材料3上に、
糸4を巻回した構成であったが、この実施例のセンサI
9では、水膨潤性材料3上に、吸水時に体積膨張を示さ
ない材料で作られたテープ20を巻回して構成されてい
る。このテープ20は、吸水時に膨張性がなく、かつ水
膨潤性材料3の体積膨張により切断されない程度の張力
を有したものが用いられ、例えばポリエステル製のテー
プ等が好適に使用される。このテープ20の巻回は、先
の例における糸4の巻回と同様に、水膨潤性材料3への
水分の浸透を妨げないようある程度間隔を6って巻回さ
れる。
このセンサI9は、浸水事故の発生に際し、水膨潤性材
料3が水分を吸着して膨潤し、体積膨張を起こずが、テ
ープ20が巻回されているために、このテープ20に当
接した部分の体積膨張は押さえ込まれる。これによりセ
ンサ■9の軸線中心にある光ファイバ2は、テープ20
の押さえ込みに応じて押し曲げられ、浸水発生部分に比
較的大きな曲がりや部分的なマイクロベンディング等の
曲がりが発生する。
よって、このセンサ19では、光ファイバ2に発生した
曲がりによる伝送光の損失増加を、前述の浸水検知装置
II等で検知することによって、浸水の発生位置を正確
にかつ迅速に検知することができるなど、先の第1実施
例とほぼ同様の効果を得ることができる。
第6図はこの発明の第3実施例を示す図であって、符号
21はセンナである。この図において、第1図に示す構
成要素と同一要素には同一符号を付し、その説明を省略
する。
第1実施例のセンサlでは、水膨潤性材料3上に糸4を
一定のピッチで巻回した構成であったが、この実施例の
センサ21では、水膨潤性材料3上の一定間隔毎に、リ
ング状の結束部22.22・・・を設けた構成になって
いる。この結束部 22.22・・・は、吸水時に体積
膨張を示さない合成樹脂等を材料としたものであり、水
膨潤性材料3の体積膨張により切断されない程度の張力
を有している。また、各々の結束部22.22・・・は
、水膨潤性材料3への水分の浸透を妨げることのない程
度の間隔をもって配設される。水膨潤性材料3上に結束
部22.22・・・を設ける方法としては、例えば材料
として用いる熱可塑性樹脂を加熱溶融し、これを水膨潤
性材料3上に一定間隔毎に付若さ仕たり、材料の樹脂を
溶媒に溶かした接着剤を水膨潤性材料3上に一定間隔毎
に付着し、これを固化さ仕るなどにより形成することが
できる。
このセンサ21は、浸水事故の発生に際し、水膨潤性材
料3が水分を吸着して膨潤し、体積膨張を起こすが、結
束部22.22・・・が設けられた部分では体積膨張が
押さえ込まれる。これにより結束部22.22・・・お
よびその近傍の光ファイバ2には側圧が加わり、比較的
大きな曲がりや部分的なマイクロベンディング等の曲が
りが発生ずる。
よって、このセンサ21では、光ファイバ2に発生した
曲がりによる伝送光の損失増加を、面述の浸水検知装置
11等で検知することによって、浸水の発生位置を正確
にかつ迅速に検知することができるなど、第1実施例と
ほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、上述の各実施例とも、光ファイバ2として石英系
ガラスファイバ等の通常の光ファイバを1本を用いた構
成としたが、これに限定されることなく、例えば2本以
上の光ファイバを束ねたものを使用してら良く、定偏波
光ファイバ等を用いて構成しても良い。
以下、実験例を示してこの発明の作用効果を明確にする
(実験例 り コア径50μm1ファイバ径125μm1熱硬化性シリ
コン(−次被覆)径400μm、比屈折率差1%の石英
系マルチモードファイバに、熱可塑性エラストマにポリ
アクリル酸塩系吸水性樹脂を混合した混合物を、外径1
.2mmまで被覆し、この混合物の被覆上に、テトロン
糸をピッチ10mmで巻き付けることによって、第1実
施例と同様な構成のセンサを作成した。なお、上記水膨
潤性の混合物は、吸水時に約70倍に体積膨張を示した
このセンサを、内寸法2.OX2.2mmの角パイプに
収納し、このうち1mを24時間浸水状態においてセン
サを作動させた。
この後、浸水検知装置により浸水箇所における伝送光の
損失増加を測定した結果、1.5dI3の、 損失増加
が検出できた。
(実験例 2) コア径50μm1ファイバ径125μm1熱硬化性シリ
コン(−次被覆)径250μm1 ナイロン(二次被覆
)径500μm1比屈折率差1%の石英系マルチモード
ファイバに、実験例!で用いたものと同一組成の水膨潤
性の混合物を、外径1.2mm+まで被覆し、この混合
物の被覆上に、ピッチ10Iでテトロン糸を巻き付け、
第1実施例と同様のセンサを作成した。このセンサを内
寸法2.0×2.2111ffiの角バイブに収納し、
両端に20kmのダミーファイバを接続した後、センナ
部分のうち1mを24時間浸水状態においてセンサを作
動さ仕た。
この後、浸水検知装置により浸水箇所の検出を行なった
結果、20.012kmの位置に0.9dBの損失増加
が確認できた。
(実験例 3) 実験例1で用いたものと同様のセンナを用い、これを角
パイプに収納し、両端に20に1のダミーファイバを接
続し、先の実験例2と同様に、センサのうちll11を
24時間浸水状態においてセンサを作動させた。
この後、浸水検知装置により、浸水箇所の検出を行なっ
た結果、20,000ksの位置に1.5dr3の損失
増加が検出できた。
(実験例 4) 実験例1で用いたものと同様の光ファイバおよびそれを
被覆した水膨潤性の混合物を用い、この混合物の被覆上
に、幅5ma+のポリエステル製のテープを1511f
flのピッチで巻き、第2実施例と同様のセンサを作成
した。このセンサを内寸法2.OX2.2mmの角パイ
プに収納し、両端に181vと3kmのダミーファイバ
を接続し、センサ部分のうち1mを24時間浸水状態に
おいてセンサを作動させた。
この後、浸水検知装置によりダミーファイバの両端より
浸水箇所の検出を行なった結果、18kmのダミーファ
イバ側から光パルスを入射させた場合には、18.02
0kmの位置に1.1dBの損失増加が検出でき、3k
mのダミーファイバ側から光パルスを入射させた場合に
は、3.008kmの位置にt、taBの損失増加が検
出できた。
(実験例 5) モードフィールド径!0μm1 ファイバ径!25μm
1熱硬化性シリコン(−次被覆)径400μmのシング
ルモードファイバに、゛実験例1モ用いたものと同一組
成の水膨潤性の混合物を外径!、0■まで被覆し、この
混合物の被覆上にピッチ101でテトロン糸をまきつけ
て、第1実施例と同様のセンサを作成した。このセンサ
を内寸法2.OX2.2mmの角パイプに収納し、両端
に20kmのダミーファイバを接続し、センサ部分のう
ちll11を24時間浸水状態においてセンサを作動さ
Uoた。
この後、浸水検知装置により、浸水箇所の検出を行なっ
た結果、20.020kmの位置に0.3d[3の伝送
損失が確認できた。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明による光ファイバ浸水検
知センサは、光ファイバの全周に、吸水時に体積膨張す
る水膨潤性材料を被覆し、この水膨潤性材料上、に、膨
張抑制材をピッヂ巻きに巻回して構成し、浸水事故に際
し、水膨潤性材料が水分を吸若して膨潤し、体積膨張を
起こす一方、膨張抑制材が当接した部分では体積膨張が
押さえ込まれ、この押さえ込みにより光ファイバに側圧
が・加わり、光ファイバにマイクロベンディング等の曲
がりを発生させるので、この光ファイバの曲がりによる
伝送光の損失増加を、光ファイバの入力端から入射した
光の後方散乱光等の反射光を測定することによって検知
し、浸水事故の発生およびその発生位置を正確かつ迅速
に検知することができる。
また、水分の浸透により水膨潤性材料が膨張して光ファ
イバに曲がりを発生させ、光ファイバの伝送損失を増加
させることを浸水検知手段としたので、従来の金属導体
を用いた浸水検知器に比べ長距離の布設が可能となり、
また電磁誘導がある区間においても適応させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示す図であって、セン
ナの斜視図、第2図ないし第4図は第1図に示すセンサ
を用いた浸水検知システムの一例を示す図であって、第
2図は先ファイバケーブルの斜視図、第3図は同断面図
、第4図は浸水検知システムの概略構成図、第5図はこ
の発明の第2実施例を示す図であって、センサの斜視図
、第6図はこの発明の第3実施例を示す図であって、セ
ンサの斜視図である。 1.19.2!・・・センサ 2・・・光ファイバ 3・・・水膨潤性材料 4・・・糸(膨張抑制材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ファイバの全周に吸水時に体積膨張する水膨潤性材料
    が被覆され、この水膨潤性材料上に、膨張抑制材がピッ
    チ巻きに巻回されてなることを特徴とする光ファイバ浸
    水検知センサ。
JP62067108A 1986-05-09 1987-03-20 光フアイバ浸水検知センサ Pending JPS63231402A (ja)

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EP87106497A EP0245753A3 (en) 1986-05-09 1987-05-05 Water penetration-detecting apparatus and optical fiber cable using same
US07/047,357 US4812014A (en) 1986-05-09 1987-05-06 Water penetration-detecting apparatus and optical fiber cable using same
AU72631/87A AU598540B2 (en) 1986-05-09 1987-05-08 Water penetration-detecting apparatus and optical fiber cable using same
CA000536732A CA1274004A (en) 1986-05-09 1987-05-08 Water penetration-detecting apparatus and optical fiber cable using same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01292237A (ja) * 1988-03-28 1989-11-24 Westinghouse Electric Corp <We> 光ファイバ水分センサー
JPH02115143U (ja) * 1989-03-03 1990-09-14

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