JPH03125739A - 壁体 - Google Patents

壁体

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JPH03125739A
JPH03125739A JP1265519A JP26551989A JPH03125739A JP H03125739 A JPH03125739 A JP H03125739A JP 1265519 A JP1265519 A JP 1265519A JP 26551989 A JP26551989 A JP 26551989A JP H03125739 A JPH03125739 A JP H03125739A
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wall
water
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Sakae Shirai
白井 栄
Keigo Sasamoto
啓吾 笹本
Hideo Kashiwagi
柏木 英雄
Akira Takano
晃 高野
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、調湿機能を有し、ビルや家屋の外装壁或いは
内装壁として好適な壁体に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕木材、
竹材又はこれらを原料とする木質材料が古くから建築材
料として利用されており、これら木質材料は吸湿性を有
し、湿度に応じて湿気を吸収したり又は放出する調湿機
能を有することなどから、今日でも木造家屋に限らず、
ビルなどにも部分的に用いられている。
しかし、木質材料には、不均質性、吸湿に伴なう変形、
腐蝕性、耐火性などに大きな欠点がある。
これに対してセメンI−系の建築材料は、均質であり、
一般に不燃性で、しかも耐食性、耐候性にも優れること
から壁材などとして一般家屋にも盛んに用いられている
。しかし、セメント系材料は重量があり、また調湿機能
に劣るという欠点を有する。
このため、良好な調湿機能を有し、しかも軽量である上
、断熱性に優れた建築材料、特に壁体の開発が望まれる
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、軽量で不燃
性であり、また断熱性に優れると共に、良好な調湿機能
を有する壁体を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、上記
目的を達成するため、無機質発泡体板の片面又は両面に
表面層を積層した壁体において、上記無機質発泡体板が
吸湿性を有するものであると共に、少なくとも片面側の
表面層が透湿性を有するものであることを特徴とする壁
体を提供する。
ここで、上記吸湿性を有する無機質発泡体板としては、
無機質珪酸塩発泡ポリマーで形成されたものが好ましい
。この場合、この無機質珪酸塩発泡ポリマーは、珪酸塩
、メタ珪酸塩を主成分とし、界面活性剤が配合されてな
る無機自硬性組成物を発泡硬化させることによって得る
ことができる。
また、上記透湿性を有する表面層は、ガラスペーパー、
不織布、プラスチックのマイクロポーラスフィルム、壁
紙、壁クロス等により形成されるが、特にそれ自体とし
て或いはこれらにその透湿性を損なわないように表面扮
水化処理を施すことにより、透湿性と同時に撥水性を備
えたものが好適に使用される。なお、上記発泡体板の一
面にこのような透湿性を有する表面層を形成し、他面に
は透湿性を持たない表面層を形成する場合、このような
非透湿性表面層としては、ガラス繊維補強コンクリート
板、陶器タイル、金属板、塗料層などを使用することが
できる。
〔作 用〕
本発明の壁体は、上記構成としたことにより。
不燃性で断熱性に優れると共に、調湿機能を有し、しか
も軽量で、ビルや家屋の外、内装用壁1間仕切り壁とし
て好適に使用されるものである。
即ち、本発明の壁体は、少なくとも片面側の表面層が透
湿性を有し、かつその本体である無機質発泡体板が吸湿
性を有するので、例えば透湿性を有する表面層で室内内
壁面を構成するように壁体を構成することにより、室内
の湿度に応じて該表面層を通して湿気を本体内に吸収し
たり、本体から表面層を通して湿気を放出したりするこ
とができるものである。また、壁体本体が無機質発泡体
板よりなるので不燃性であり、また断熱性に優れたもの
である上、軽量である。
この場合、透湿性表面材が配設されず、吸水性を有する
無機質発泡体板が直接露呈しているか、非透湿性表面材
に覆われていると壁体本体からの湿気の発散、吸湿が極
端に多いか、少なくなり、快適空間が得られないという
不利がある。
また、透湿性と共に撥水性を有する表面材を使用した場
合、該表面材に水等がかかったとしても表面層が濡れる
ことが防止され、従って無機質発泡体板が余分に水分を
吸収してしまうことがなく。
より良好な調湿機能が達成される。
以下、本願発明の実施例につき図面を参照して説明する
〔実施例〕
夷よ尖侮■ 第1図は本発明の一実施例に係る間仕切り用壁体を示す
ものである。図中1は吸湿性を有する無機質発泡体板か
らなる壁体本体で、この本体1の両面にはそれぞれ透湿
性表面シート(表面M)2.2が積層されている。
ここで、上記本体1は、上述したように珪酸塩。
メタ珪酸塩を主成分とし、界面活性剤が配合されてなる
無機自硬性組成物を発泡硬化させることにより形成する
ことが吸湿性、耐゛熱性、軽量化等の観点から好適であ
る。
上記無機自硬性組成物につき更に詳述すると、その組成
としては下記の通りである(なお、%は重量%を示す)
珪 酸 塩 15〜66%、より好ましくは30〜60
%カオリン 0〜28%、より好ましくは5〜20%珪
弗化塩 2〜20%、より好ましくは5〜15%メタ珪
酸塩 3〜58%、より好ましくは3〜30%界面活性
剤 0.1〜2%、より好ましくは0.1〜1 %水 
   0〜15%、より好ましくは5〜13%この場合
、珪酸塩としては珪酸ソーダ、水溶性マグネシウム塩と
しては塩化マグネシウム、珪弗化塩としては珪弗化ソー
ダ、メタ珪酸塩としてはメタ珪酸ソーダ、界面活性剤と
してはラウリル硫酸ソーダ等のアニオン系界面活性剤が
好適に用いられる。
なお、上記本体1の長さは10〜200 no、特に2
0〜100mmとすることが好ましく、またその密度は
強度と吸湿性とのバランスの観点から0.16−0.7
5g/ant、特ニ0.3〜0.5g/aJとすること
が好ましい。
また、透湿性表面シート2,2としては、壁紙。
壁クロス、ガラスペーパー、不織布、マイクロポーラス
なプラスチックフィルムなどが使用できる。
この場合、これらは、それ自体撥水性を有するものを使
用するか、又は透湿性を損なわないように表面撥水化処
理を施したものを使用することができる。なお、撥水化
の方法としては、シリコーン被膜を形成するなどの方法
を採用することができる。
また、上記表面シート2,2の厚さは0.02〜0.2
bm、特に0.05〜O,innとすることが表面強度
の維持の点で好適である。
上記第1図の壁体は、間仕切り壁として用いられるもの
であり、この間仕切り用壁体によれば、室内の1足気を
表面シート2,2を通して壁体本体1に吸湿することが
でき、また室内が乾燥している場合には、上記本体1よ
り表面シート2,2を通して湿気を室内に放出し、加湿
することができる。ここで、この壁体を製造する際に、
壁体本体1を構成する無機質発泡体板が含水状態にある
うちに表面シート2.2を積層することにより、上記加
湿効果をより良好なものとすることができる。
この場合上記無機質発泡体板の好ましい含水量は10体
積%〜30体積%程度である。
また、表面シーh2,2が透水性と共に撥水性を有する
場合は、該表面シート2,2に水等がかかったとしても
表面シート2,2が濡れることが防止され、本体1が余
分に水分を吸収してしまうようなことがなく、より良好
な調湿機能が達成される。
第」JU1舛  。
第2図は本発明の他の実施例に係る外装用壁体を示すも
ので、図中1は壁体本体、2は一方の表面層を形成する
透湿性を有する表面シートで、これらは上記第1実施例
の壁体における壁体本体1及び表面シート2と同様のも
のである。また1図中3は、断面コ字状の金網体4の中
間部4aが埋設された無機質成形板よりなる他の表面層
を形成する外装材であり、この外装材3の一面には上記
金網体4の両端部4b、4bが突出していると共に、こ
の両突出端部4b、4bが上記壁体本体1内に埋設した
状態に該本体1とこの外装材3とが接合一体化している
ここで、上記外装材3を構成する無機質成形板としては
、ガラス繊維で補強されたコンクリート板やセメント板
が好適である。この場合外装材3の厚さは10〜50m
、特に15〜25rfn程度とすることが好ましく、ま
たその密度は強度の点から0.7g/aj以上、特に1
.5〜2g/a+?とすることが好ましい。
この第2図の壁体は、表面シート2側を室内側に、外装
材3側をビルや家屋の外部へそれぞれ向けて外装壁を構
成するものであるが、この場合上記第1実施例の壁体と
同様に室内の湿度を調節することができると共に、外部
の風雨からは外装材3により完全に遮断され、外部の湿
気を取り込んだり湿気を外部に放出するようなことのな
いものである。更に、外装材3は金網体4が埋設されて
いるので高強度を有し、この外装材3が補強材として作
用し、しかも金網体4を介してこの外装材3と壁体本体
1とが強固に接合一体化しているので外装材3の補強作
用が良好に発揮される。
また、第3図は本発明に係る外装用壁体の更に他の実施
例を示すもので、この壁体は他方の表面層を構成するも
のとしてガラス繊維で補強されたコンクリートやセメン
ト等により形成された箱形の外装材3中に吸湿性無機質
発泡体を充填して壁体本体1を形成すると共に、この壁
体本体1の表面に上記第1実施例と同様の表面シート2
を積層したものである。なお、この壁体の各構成部材の
構成及び作用効果は上記第2図に示した壁体と同様であ
るので、その説明を省略する。
なお1本発明の壁体は上記実施例に制限されるものでは
なく、例えば第1図の壁体の一方の表面シート2の代り
に陶器タイル、金属板を積層したり、又は防水性の塗料
層を形成するなどして、外、内装壁体とすることもでき
、本発明の要旨の範囲内で種々変更することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の壁体によれば室内の湿度
に応じて該室内に湿気を放出したり、又は室内の湿気を
吸収することができる調湿機能に優れ、かつ軽量で、不
燃性、断熱性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、それぞれ本発明の実施例を示す断
面図である。 1・・・壁体本体(無機質発泡体板) 2・・・表面シート(表面層) 3・・・外 装 材(表面層) 4・・・金網体 第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、無機質発泡体板の片面又は両面に表面層を積層した
    壁体において、上記無機質発泡体板が吸湿性を有するも
    のであると共に、少なくとも片面側の表面層が透湿性を
    有するものであることを特徴とする壁体。 2、上記透湿性を有する表面層が同時に撥水性を有する
    ものである請求項1記載の壁体。3、上記無機質発泡体
    板が無機質珪酸塩発泡ポリマーで形成したものである請
    求項1又は2記載の壁体。
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JP2009095445A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Matsumoto Kenko Co Ltd 岩盤浴装置
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