JPH0312537Y2 - - Google Patents

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JPH0312537Y2
JPH0312537Y2 JP1982062076U JP6207682U JPH0312537Y2 JP H0312537 Y2 JPH0312537 Y2 JP H0312537Y2 JP 1982062076 U JP1982062076 U JP 1982062076U JP 6207682 U JP6207682 U JP 6207682U JP H0312537 Y2 JPH0312537 Y2 JP H0312537Y2
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JP
Japan
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recording paper
winding
bobbin
feeding
arm
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JP1982062076U
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JPS58165614U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は記録紙の間欠巻取り装置に関し、とく
に巻取り式記録計の記録紙の送り量を検出し巻取
り専用電動機により間欠的に記録紙を巻取る装置
に関する。
連続記録計の記録紙には、折畳み式と巻取り式
とがある。折畳み式は、記録された記録紙の取扱
いに便利であるから広く使われているが、記録紙
に予め折目をつけておく必要がありその折り目が
記録精度の向上に支障となる欠点があつた。この
ため、折目のない記録紙による巻取り式記録計も
なお多数使用されている。
従来の記録紙巻取り装置は、1個の電動機で記
録紙の送出しと巻取りの両者を駆動し、巻取り速
度と送出し速度とを一致させるため、巻取りボビ
ンにスリツプ機構等の調速機構を設けていたが、
その調速機構が複雑であつて調整に手間を要し、
調速機を原因とする故障が多い等の欠点があつ
た。さらに、従来の記録紙の巻取り装置では連続
記録動作中に記録済みの記録紙上の記録値を検査
するのに不便を伴う欠点があつた。即ち、記録値
検査のため、(1)記録紙駆動用電動機を逆転させた
場合にはたんに連続記録が中断されるだけでなく
記録再開時に始点の時刻表示が不正確になりがち
であり、(2)電動機を停止して記録紙を手で取り出
した場合には記録中断及び記録再開時刻の表示の
不正確化のほか記録紙を破損するおそれがあり、
(3)電動機回転中に巻取りボビンを手動で取外した
場合には巻取りボビンを正常位置へ戻してから記
録紙張力が正常の記録状態へ復帰するのに長時間
を要し張力不足による紙送り誤差及び記録誤差が
発生する。
従つて、本考案の目的は従来技術の上記欠点を
解決するにある。この目的を達成するため、本考
案による記録紙の間欠巻取り装置は、ボビン軸の
回りに回転するストツク・ボビンから電動機駆動
の送出しローラにより記録紙を印刷部ガイドプレ
ートへ連続的に繰り出す送出し手段を有する記録
計において、前記ガイドプレートからの記録紙を
電動機駆動の中心軸の周りに巻取る記録紙巻取り
手段;一端が枢支ピンに枢支されたアームの自由
端に保持された可動案内杆を前記ガイドプレート
と前記記録紙巻取り手段との間において上方から
記録紙と係合させ、前記送出し手段と巻取り手段
との間における記録紙の長さに応じ前記可動案内
杆の自重により記録紙を下方に屈曲させると共に
前記アームを傾斜させる検出手段;及び前記アー
ムの傾斜に応じて前記巻取り手段の電動機を間欠
駆動する制御手段を備えてなり、且つ前記ボビン
軸、前記送出しローラの回転軸、前記中心軸、及
び前記枢支ピンを平行に同一枠に取付けてなる構
成を有する。
以下添付図を参照して本考案を詳細に説明す
る。本考案の一実施例を図式的に示す第1図にお
いて、記録計の記録紙送出しローラ1に一体的に
結合された回転軸1aは電動機2から同図に破線
2aで示すベルト又は歯車等の伝動装置を介して
駆動される。記録紙11は、ストツク・ボビン3
から送出しローラ1による記録部のガイド・プレ
ート4の方向へ送り出され、記録が付与された後
巻取りボビン5に巻取られる。本考案において
は、記録紙巻取り用の電動機6が、第1図に破線
6aで示すベルト又は歯車等の伝動装置を介して
巻取りボビン5の中心軸5aを駆動する。また、
本考案によれば、送り量検出アーム7の先端に取
付けられた案内杆7aが、ガイド・プレート4と
巻取りボビン5との間において案内杆7aの自重
により記録紙11を下方に屈曲させる如く摺動自
在に上方から記録紙11と係合する。案内杆7a
は記録紙11の移動を案内すると共に、記録紙1
1が下向きに屈曲して垂下がる垂下量により送出
しローラ1から巻取りボビン5までの間の記録紙
11の長さを検出する。検出アーム7は、中立位
置においてほぼ水平となるようにその基部がピン
8によつて枢支され、検出アーム自体の自重によ
りピン8の周りに下向きの回転モーメントをも
つ。この下向き回転モーメントは、送出しローラ
1と巻取りボビン5との間の記録紙長さに応じ、
記録紙11を下向きに屈曲させる。マイクロスイ
ツチ9が検出アーム7の下側に臨み、他のマイク
ロスイツチ10が検出アーム7の上側に臨む。マ
イクロスイツチ9は電動機6を始動する回路(図
示せず)に接続され、マイクロスイツチ10は電
動機6の停止回路(図示せず)に接続される。第
1図において、上下の水平チヤンネル部材20及
び前後のチヤンネル部材21が記録計の枠を形成
し、側板22がこの枠に固定される。記録紙送出
しローラ1の回転軸1a、記録紙ストツク・ボビ
ン3のボビン軸3a、巻取りボビン5の中心軸5
a、及び検出アーム7の枢支ピン8が相互に平行
に保持される様に側板22に取付けられる。
上記構造を有する記録紙間欠巻取り装置の動作
を説明する。電動機2が記録紙送出しローラ1を
第1図に矢印で示す反時計式方向に回転させる
と、記録紙11はストツク・ボビン3から送出さ
れる。このとき、巻取りボビン5及びその駆動電
動機6は停止している。第1図においてほぼ水平
中立位置にある検出アーム7は、記録紙11に上
方から摺動自在に係合しているので、記録紙11
の送出に伴いその先端における案内杆7aの重量
及び検出アーム7自体の重量のため枢支ピン8を
中心として図示A位置の方向へ回転し、記録紙1
1を下方へ屈曲させる。A位置へ達したとき、検
出アーム7はマイクロスイツチ9を閉成させるこ
とにより電動機6を起動する。電動機6の回転は
伝動装置6aによつて巻取りボビン5へ伝達さ
れ、巻取りボビン5は矢印で示される反時計式方
向に回転する。上記屈曲された記録紙11はこれ
により巻取りボビン5に巻取られる。巻取りボビ
ン5の巻取り速度を送出しローラ1の送り出し速
度より大きく選定し、記録紙11の巻取りに応じ
て送り出しローラ1と巻取りボビン5との間の記
録紙11の長さを短くすることにより検出アーム
7をその自重に抗して第1図のB位置の方向へ回
転させる。B位置において検出アーム7はマイク
ロスイツチ10を動作させることにより電動機6
を停止させ記録紙11の巻取りを停止させる。そ
の後、記録紙11の送出しに応じて検出アーム7
は第1図のほぼ水平位置へ復帰し、記録紙巻取り
動作の1サイクルを終える。その後、検出アーム
7は記録紙11の送出しに応じて下向きに回転
し、記録紙11の巻取りに応じて上向きに回転す
ることによつて往復運動をし、その往復運動と両
マイクロスイツチ9,10の動作により巻取り駆
動電動機6が間欠的に回転して記録紙11の巻取
りを間欠的に行なう。
本考案による記録紙巻取り装置においては、検
出アーム7の自重及び案内杆7aの重量により記
録紙11にほぼ一定の張力が加えられる。
さらに、記録動作中に巻取りボビン5上の記録
紙11の記録値を検査するには、電動機6の電源
スイツチ(図示せず)を開放して巻取りボビン5
を回転自在とし、記録紙11をガイド・プレート
4の方向へ引出し記録紙を観察すればよい。こう
して引出された記録紙11を巻取りボビン5へ巻
戻すため、上記電動機6の電源スイツチを投入す
れば、このとき下方位置にある検出アーム7によ
つてマイクロスイツチ9が閉成されており記録紙
11の巻取りが開始される。記録紙11との接触
によつて案内杆7aがB位置に達したときリミツ
トスイツチ10が動作して電動機6が停止し巻戻
しが終了する。このとき、記録紙11には上記の
一定張力が加えられ、記録紙11がたわむことは
ない。
記録紙11の巻取り速度については、記録紙送
出しローラ1の外周上の記録紙最大送り速度より
大きな巻取りボビン5の外周速度が達成されるよ
うに巻取りボビン5の回転数を設定する。
本考案の効果を列挙すれば次の通りである。
(1) 記録操作を中断することなく巻取りボビン上
の記録紙を引出して記録値を検査することがで
きる。
(2) 巻取りボビンを記録計に取付けたまま記録紙
を巻取りボビンから引出せるので記録値検査の
操作が簡単である。
(3) 引き出された記録紙を迅速に巻取りボビンに
巻戻すことができる。
(4) 記録紙の送出し速度と巻取り速度とを一致さ
せるためのスリツプ機構を使用しないので、自
動記録計の調整が簡単になる。
(5) スリツプ機構の不調による紙送り誤差及び測
定誤差を除くことができる。
(6) 記録紙の吸湿・乾燥による膨脹・収縮に関係
なく記録紙に所定の張力を加えることができる
ので、周囲条件に影響されない正確な連続記録
を安定的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の図式的説明図であ
る。 1……記録紙送出しローラ、2,6……電動
機、5……巻取りボビン、7……検出アーム、
9,10……マイクロスイツチ、11……記録
紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボビン軸の回りに回転するストツク・ボビンか
    ら電動機駆動の送出しローラにより記録紙を印刷
    部ガイドプレートへ連続的に繰り出す送出し手段
    を有する記録計において、前記ガイドプレートか
    らの記録紙を電動機駆動の中心軸の周りに巻取る
    記録紙巻取り手段;一端が枢支ピンに枢支された
    アームの自由端に保持された可動案内杆を前記ガ
    イドプレートと前記記録紙巻取り手段との間にお
    いて上方から記録紙と係合させ、前記送出し手段
    と巻取り手段との間における記録紙の長さに応じ
    前記可動案内杆の自重により記録紙を下方に屈曲
    させると共に前記アームを傾斜させる検出手段;
    及び前記アームの傾斜に応じて前記巻取り手段の
    電動機を間欠駆動する制御手段を備え、前記ボビ
    ン軸、前記送出しローラの回転軸、前記中心軸、
    及び前記枢支ピンを平行に同一枠に取付けてなる
    記録紙の間欠巻取り装置。
JP6207682U 1982-04-30 1982-04-30 記録紙の間欠巻取り装置 Granted JPS58165614U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6207682U JPS58165614U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 記録紙の間欠巻取り装置

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JP6207682U JPS58165614U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 記録紙の間欠巻取り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165614U JPS58165614U (ja) 1983-11-04
JPH0312537Y2 true JPH0312537Y2 (ja) 1991-03-25

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ID=30072241

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JP6207682U Granted JPS58165614U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 記録紙の間欠巻取り装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58165614U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5319900A (en) * 1976-08-07 1978-02-23 Central Glass Co Ltd Method and device for automatically winding up recording paper
JPS5330227A (en) * 1976-09-02 1978-03-22 Canon Inc Recording unit
JPS571152A (en) * 1980-05-30 1982-01-06 Hitachi Koki Co Ltd Paper feeder

Patent Citations (3)

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JPS571152A (en) * 1980-05-30 1982-01-06 Hitachi Koki Co Ltd Paper feeder

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JPS58165614U (ja) 1983-11-04

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