JPH03125013A - チルト機構 - Google Patents

チルト機構

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JPH03125013A
JPH03125013A JP26013589A JP26013589A JPH03125013A JP H03125013 A JPH03125013 A JP H03125013A JP 26013589 A JP26013589 A JP 26013589A JP 26013589 A JP26013589 A JP 26013589A JP H03125013 A JPH03125013 A JP H03125013A
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JP
Japan
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shaft
plates
tilt mechanism
plate
frictional
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JP26013589A
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English (en)
Inventor
Kazumi Sekine
一美 関根
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はチルト機構に関し、詳しくは固定体に対して回
動体を任意の回動角度の位置に保持できるように制動を
かけて回動可能に軸支するチルト機構に関するものであ
る。
[従来の技術] 例えばラップトツブ型のワードプロセッサやパーソナル
コンピュータなどの機器では、表示部を回動体として固
定体の機器本体に対して任意の回動角度の位置に立てた
状態で保持できる、いわゆるチルトできるように制動を
かけて回動可能(開閉可能)に軸支した構造が広く採用
されている。このように回動体を軸支するための機構が
チルト機構と呼ばれている。
従来のチルト機構の代表的なものとしては、回動体を軸
支するために固定体側に固定される軸にコイルバネな巻
きつけ、コイルバネの一端を回動体側に係止して、いわ
ゆるバネクラッチの原理を利用して上記のように制動を
かけて回動体を回動可能に軸支するものがある。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の従来のチルト機構には次のような欠点
があった。
a)回動体を制動し任意の回動角度に保持するトルク(
以下保持トルクと言う)、ないしはこれに対応し前記の
制動に打ち勝って回動体を回動させるのに必要なトルク
(以下回動トルクという)が上記コイルバネの内径と軸
の外径の寸法差に直接影響されるため、前記両トルクの
値のバラツキが大きくなる。またこのバラツキを押える
ためには部品の選別を厳しくすることなどが必要になり
1歩留まりが悪くなり、コストが高くつく。
b)チルト機構を繰り返し使用すると、部品の摩耗など
により回動トルクの変動が起き易い。
そこで本発明の課題は、保持トルク、回動トルクのバラ
ツキ及び変動がなく、長期的に安定したものにできるチ
ルト機構を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本発明によれば、固定体に対
して回動体を任意の回動角度の位置に保持できるように
制動をかけて回動可能に軸支するチルト機構において、
前記固定体側に固定され前記回動体を軸支するための軸
と、該軸に回転不能に嵌合される第1の摩擦板と、前記
軸に回転可能に嵌合される第2の摩擦板と、前記第1と
第2の摩擦板を押圧して互いに圧接させる弾性部材を有
し、前記第2の摩擦板を介して前記回動体を前記軸に対
し回動可能に軸支するように構成した。
[作 用] このような構成によれば、第1と第2の摩擦板間の摩擦
により回動体に対して制動をかけてチルト機構の機能が
果たせる。制動力は摩擦板を押圧する弾性部材の押圧力
により決まるので、長期的にほぼ一定にでき、保持トル
ク、回動トルクを長期的に安定したものにできる。
E実施例J 以下、図を参照して本発明の実施例の詳細を説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例によるチルト機構の
構造を説明するもので、第1図はチルトJ11構の平面
図、第2図は分解斜視図、第3図は第1図のA−A線に
よる断面図、第4図はB−B線による断面図である。本
実施例のチルト機構は例えばワードプロセッサ等の機器
において表示部を回動体として固定体の機器本体に対し
てチルトできるように回動可能に軸支するのに用いられ
るものとする。
まず第2図によりチルト機構を構成する各部材を説明す
る。
第2図において先ず符号lは不図示の機器の表示部を軸
支するための段付きの軸であり、後述のようにして不図
示の機器本体側に固定される。軸lの中央部より図中手
前側によった部分(以下大径部と呼ぶ)lcはその両側
の残りの部分(以下小径部と呼ぶ)1a、lbより径が
大きく形成されている。小径部1a、lbには後述の部
材4.7.9の回転止めのためにDカットが施されてい
る。また一方の小径部1aの端部1fは細く形成されて
おり、その内側はネジ溝が切られたネジ部ldとなって
いる。また他方の小径部lbにはネジ穴1eが形成され
ている。このような軸lに対して以下の部材2〜9が図
示の配列順序で嵌合される。
ネジリコイルバネ2は前述した保持トルクを回動角度に
よって変化させる補助的な役割を果たすものであり、軸
lの大径部1cに遊嵌される。
軸受3は後述する回動板1O111を軸lに対して回動
可能に軸支するためのものであり、軸lの大径部1cに
回転可能に嵌合される。
また、第1の摩擦板4と第2の摩tl!i5は互いに圧
接し互いの間の摩擦により回動板10゜11の回動を制
動し不図示の機器表示部の回動を制動するためのもので
あり、この制動力とネジリコイルバネ2の付勢力から上
記の保持トルクが得られる。摩擦板4.5はそれぞれ複
数枚用いられ、軸lの小径部lc部に交互に挿入される
第1の摩擦板4は同根であり、軸lに嵌合するための穴
4aの形状は軸1の小径部1aの断面形状に対応してい
る。このため摩擦板4は軸lに対して軸lの中心線に沿
うスラスト方向には可動であるが、回転不能に嵌合され
る。なお摩擦板4の材質はチルト機構の繰り返し使用に
よる軸lとのガタの増大を防ぐために金属板が適してい
る。
また第2の摩擦板5は両側に突出部5b、5b’ を有
した円板として形成されており、突出部5b、5b’の
それぞれには互いに前後に逆に突出した突起5c、5d
及び5c°、5d’が形成されている。突起5c、5d
及び5c5d’は後述のチルト機構の組立時に摩擦板5
の突出部5b、5b’の向きを揃えるためのものである
。突起5c、5dと突起5c’ 、5d’は点対象であ
るため摩擦板5を軸Iに嵌合する際には表裏の向きの区
別なしに嵌合できる。また摩擦板5の軸lに嵌合するた
めの穴5aは円形であるので、摩擦板5は軸lに対して
スラスト方向に可動で、かつ回転可能に嵌合される。な
お摩擦板5の材質についてはポリアセタールのような摺
動性の良好なプラスチックが適している。
次に圧縮コイルバネ6は摩擦板4.5を押圧して互いに
圧接させるものであり、バネ止め板7は圧縮コイルバネ
士を軸l上に係止するものである。更にナツト8は上記
部材4〜7が軸1から抜けないように止める抜は止めで
ある。
次に固定板9は軸lを不図示の機器本体に回転不能に固
定するためのものであり、軸1の小径部lbに嵌合され
る。その場合に嵌合用の穴9aの形状が小径部1bの断
面形状に対応しているため固定板9は軸lに対して回転
不能に嵌合される。
なお固定板9にはネジ穴9b、9cが形成されている。
次に第1図、第3図、第4図に示された回動板1O11
1は板金などで形成され、第2の摩擦板5を介して不図
示の機器表示部を軸lに対し回動可能に軸支するため、
摩擦板5を挟持して機器表示部に固定されるものである
0回動板10゜11は第4図のように摩擦板5の突出部
5b、5b’を挟持するので、摩擦板5の円形部分及び
摩擦Fi4を避けるための開口部lob、llbが形成
されている。また第1図に示すように回動板10の両側
縁部にはネジ穴10aが複数ずつ形成されており、図示
していないが回動板11にも対応するネジ穴が形成され
ている。
次に上記の各部材からなるチルト機構の組立を説明する
まず第2図の軸lの大径部1cにネジリコイルバネ2と
軸受3を嵌合する。また小径部1aに摩擦板4.5、圧
縮コイルバネ6、バネ止め板7を図示の順序で嵌合する
。そして前後の摩擦板5のそれぞれの突起5c、5d、
5c’ 、5d’を係合させて各摩擦板5の突出部5b
、5b’の向きを第4図のように揃えた後に軸lのネジ
部1dにナツト8を締め付ける。
次に第1図、第3図、第4図に示すように回動板1O1
11が摩擦板5の突出部5b、5b’軸受3、軸lの後
端部Ifを挟持するように回動mlO,llを突き合わ
せ、ビス12により結合する。これにより回動板10.
11は軸lに対して摩擦板5と一体的に回動可能に軸支
される。
次に軸lの小径部1bに固定板9を嵌合し、穴9bを通
してビス13をネジ穴1eに締め付けて固定板9を軸l
に固定する。この際にネジリコイルバネ2の一端を固定
板9に係止させ、他端を回動板10に係止させる。
以上のように組み立ててチルト機構が構成される。そし
てネジ穴9cを介し固定板9を不図示の機器本体にネジ
止めで固定して軸lが機器本体側に固定される。更に回
動板10.11に対して不図示の機器表示部がネジ穴1
0a及び不図示のネジ穴を介してネジ止めで固定される
。こうして機器表示部は回動板10、II、摩擦板5及
び軸受3を介し軸lに対して回動可能に軸支される。
ここで摩擦板4.5が圧縮コイルバネ6により押圧され
て互いに圧接しているので、摩擦板5と一体的に回動す
る回動板to、ttの回動が摩擦板4.5間の摩擦によ
って制動される。即ち機器表示部の回動が制動される。
この制動力とネジリズレ 立てた状態で保持する保持トルクが得られ、チルト機構
の機能を果たすことができる。
以」二のような本実施例のチルト機構によれば、保持ト
ルクを得る為の摩擦板4.5の摩擦にょる制動力は圧縮
コイルバネ6の押圧力により決まり、圧縮コイルバネ6
の押圧力は摩耗等による摩擦板4.5の寸法変化に対し
てほとんど影響を受けず長期的にほぼ一定であるため、
長期的に安定した保持トルク、回動トルクを得られる。
また前記のように保持トルク、回動トルクは圧縮コイル
バネ6の押圧力により決まるため、前記トルクのバラツ
キを小さくし、均一化できる。
また本実施例によれば摩擦板4.5の個数を増減するこ
とにより、摩擦面の面積を増減して保持トルク、回動ト
ルクを段階的に任意に変えることができるとともに、圧
縮コイルバネ6のバネ定数を変えることによりトルクの
微調整が可能であり1両者の組み合わせにより大きなト
ルク範囲をほぼ連続的にカバーできる。従って本実施例
のチルト機構は機器の表示部の重さや大きさが異なる多
機種に汎用的に使用できる。
なお実施例において摩擦板4.5はそれぞれ複数設ける
ものとしたが、それぞれ1枚ずつでも良いことは勿論で
ある。
また以上の説明における固定体、回動体の区別は相対的
なものであって、機器表示部を固定体、機器本体を回動
体と見なしても良く、固定板9を機器表示部側に固定し
、回動板1O111を機器本体側に固定してもよい。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明によれば、固定体
に対して回動体を任意の回動角度の位置に保持できるよ
うに制動をかけて回動可能に軸支するチルト機構におい
て、前記固定体側に固定され前記回動体を軸支するため
の軸と、該軸に回転不能に嵌合される第1の摩擦板と、
前記軸に回転可能に嵌合される第2の摩擦板と、前記第
1と第2の摩擦板を押圧して互いに圧接させる弾性部材
を有し、前記第2の摩擦板を介して前記回動体を前記軸
に対し回動可能に軸支するように構成したので、保持ト
ルク、回動トルクのバラツキが小さいとともに前記トル
クが長期的に安定したものとなってチルト機構の耐久性
を向上できること、及び摩擦板の数と弾性部材の選択に
よって前記トルクを任意に設定でき、汎用性に優れるこ
となどの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例によるチルト機構の構造を示す
平面図、第2図は同チルト機構の分解斜視図、第3図は
第1図のA−A線による断面図、第4図は第1図のB−
B線による断面図である。 l・・・軸 3−・・軸受 5・・・第2の摩擦板 7・・・バネ止め板 9−・・固定板 2・・・ネジリコイルバネ 4・・−第1の摩擦板 6−・圧縮コイルバネ 8−・・ナツト 10.11・・・回動板 ナルトオ気旧都刀千の悶 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固定体に対して回動体を任意の回動角度の位置に保
    持できるように制動をかけて回動可能に軸支するチルト
    機構において、前記固定体側に固定され前記回動体を軸
    支するための軸と、該軸に回転不能に嵌合される第1の
    摩擦板と、前記軸に回転可能に嵌合される第2の摩擦板
    と、前記第1と第2の摩擦板を押圧して互いに圧接させ
    る弾性部材を有し、前記第2の摩擦板を介して前記回動
    体を前記軸に対し回動可能に軸支するように構成したこ
    とを特徴とするチルト機構。 2)前記第1と第2の摩擦板はそれぞれ複数設けられ、
    前記軸に対して交互に嵌合されることを特徴とする請求
    項第1項に記載のチルト機構。
JP26013589A 1989-10-06 1989-10-06 チルト機構 Pending JPH03125013A (ja)

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JP26013589A JPH03125013A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 チルト機構

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JP26013589A JPH03125013A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 チルト機構

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ID=17343793

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JP26013589A Pending JPH03125013A (ja) 1989-10-06 1989-10-06 チルト機構

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6948217B2 (en) 2000-11-10 2005-09-27 Mitsubishi Steel Mfg. Co., Ltd. Single-shaft hinge device comprising a plurality of torque-generating sections
JP2014529263A (ja) * 2011-09-23 2014-10-30 ノル・インコーポレイテッド 支持装置の摩擦調節機構

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448893Y1 (ja) * 1966-03-02 1969-04-11

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