JPH03124544A - 変形紙筒胴を有する容器及びその製造方法 - Google Patents
変形紙筒胴を有する容器及びその製造方法Info
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- JPH03124544A JPH03124544A JP1260128A JP26012889A JPH03124544A JP H03124544 A JPH03124544 A JP H03124544A JP 1260128 A JP1260128 A JP 1260128A JP 26012889 A JP26012889 A JP 26012889A JP H03124544 A JPH03124544 A JP H03124544A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B50/00—Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
- B31B50/59—Shaping sheet material under pressure
- B31B50/592—Shaping sheet material under pressure using punches or dies
-
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- B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
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- B31B2105/00—Rigid or semi-rigid containers made by assembling separate sheets, blanks or webs
-
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- B31B2105/002—Making boxes characterised by the shape of the blanks from which they are formed
- B31B2105/0022—Making boxes from tubular webs or blanks, e.g. with separate bottoms, including tube or bottom forming operations
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- B31B—MAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
- B31B2110/00—Shape of rigid or semi-rigid containers
Landscapes
- Making Paper Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は主として食品、アクセサリ−などの小物商品
を収容するための非円形断面の胴部を有する容器に関し
、詳しくは円筒状のm間を胴部材料に用いて、これを非
円形断面に変形し、非円形の面板を嵌入接着してなる変
形容器及びその製造方法の提供を目的とするものである
。
を収容するための非円形断面の胴部を有する容器に関し
、詳しくは円筒状のm間を胴部材料に用いて、これを非
円形断面に変形し、非円形の面板を嵌入接着してなる変
形容器及びその製造方法の提供を目的とするものである
。
(従来の技術〕
従来、円筒状の紙筒を胴部材料とした円筒状容器は周知
であり、その製造方法としては紙筒の一関口周縁を型押
しにより内巻きカールして内突縁を形成した後、その内
部に、天板、底板となる円形の面板を嵌入して前記の内
突縁に係合接着して容器の収容部並びにこれに外嵌する
蓋部を形成する方法が普通に行なわれている。
であり、その製造方法としては紙筒の一関口周縁を型押
しにより内巻きカールして内突縁を形成した後、その内
部に、天板、底板となる円形の面板を嵌入して前記の内
突縁に係合接着して容器の収容部並びにこれに外嵌する
蓋部を形成する方法が普通に行なわれている。
一方、商品容器の意匠性を向上するため、容器の胴部を
ハート型、菱形、楕円形などの非円形断面とした変形容
器が望まれるようになったが、紙筒を胴部とした容器で
は、前記の内巻きカールした内突縁部の形状を均斉に形
成することが困難で、面板の安定強固な接着が得られな
く、また外観体裁が不良となり易いため、このよな変形
容器としては一般に、射出成形によるプラスチック一体
成形品またはブリキ板のプレス成形品が用いられている
。
ハート型、菱形、楕円形などの非円形断面とした変形容
器が望まれるようになったが、紙筒を胴部とした容器で
は、前記の内巻きカールした内突縁部の形状を均斉に形
成することが困難で、面板の安定強固な接着が得られな
く、また外観体裁が不良となり易いため、このよな変形
容器としては一般に、射出成形によるプラスチック一体
成形品またはブリキ板のプレス成形品が用いられている
。
紙筒を容器胴部とする場合、紙筒の一開口周縁を内巻き
カールして内突縁を形成する場合、円筒端面に適合した
円環状に断面半円形のカール溝を凹設した押型の押圧に
よって、全周縁が均斉に内巻きカールが形成されるが、
紙筒が非円形断面に変形された場合には、特にその曲率
が大なる部分では内巻きカールが不充分となり、隣接部
分との間に段差、しわ撚りを生じ易く、これを避けるた
め予め円筒状の紙筒に対し前記のようにして均斉な内巻
きカールを形成した後その胴部を変形する方法が行なわ
れている。
カールして内突縁を形成する場合、円筒端面に適合した
円環状に断面半円形のカール溝を凹設した押型の押圧に
よって、全周縁が均斉に内巻きカールが形成されるが、
紙筒が非円形断面に変形された場合には、特にその曲率
が大なる部分では内巻きカールが不充分となり、隣接部
分との間に段差、しわ撚りを生じ易く、これを避けるた
め予め円筒状の紙筒に対し前記のようにして均斉な内巻
きカールを形成した後その胴部を変形する方法が行なわ
れている。
しかし、このようにしても、曲率の大なる部分特に屈折
部分においては内巻きカールが、胴壁方向に圧偏して、
内巻きカール面が不均斉となることは避けられず、面板
の係合接着が不均等となり、また、内突縁外面が不規則
な波打面となり、従って、強度、外観が不十分なものと
ならざるを得なかりた。
部分においては内巻きカールが、胴壁方向に圧偏して、
内巻きカール面が不均斉となることは避けられず、面板
の係合接着が不均等となり、また、内突縁外面が不規則
な波打面となり、従って、強度、外観が不十分なものと
ならざるを得なかりた。
本発明は一方の一口周縁に内巻きカールした内突縁を有
する紙筒の胴部を有する容器において、該紙筒が非円形
断面に変形するさにい、内巻きカールした内突縁に生ず
る不均斉部分を、他の部分とともに強制的に内方に突出
するように圧偏することによって、面板の係合当接面を
、広[IJ平坦とし、また内突縁外面の形状の均斉化が
可能となることを見出し、前記従来のll!題を解決す
ることに成功したものである。
する紙筒の胴部を有する容器において、該紙筒が非円形
断面に変形するさにい、内巻きカールした内突縁に生ず
る不均斉部分を、他の部分とともに強制的に内方に突出
するように圧偏することによって、面板の係合当接面を
、広[IJ平坦とし、また内突縁外面の形状の均斉化が
可能となることを見出し、前記従来のll!題を解決す
ることに成功したものである。
すなわち、本発明の変形紙筒胴を有する容器は、紙筒の
一方の開口周縁が内巻きカールされ、さらに圧搾されて
内方に突出した扁平内突縁を形成した非円形断面の紙筒
用と、該紙筒用向にその扁平内突縁に係合して適合嵌入
されてその当接面において接着剤層によって固着された
非円形の面板とよりなることを特徴とするものであり、
また本発明の変形紙筒胴を有する容器の製造方法は、円
形断面の紙筒の開口周縁を断面半円形のカール溝を円環
状に凹設した押型の押圧によって内巻きカールした内突
縁を形成する第1工程と、非円形の面板の上面周縁また
は第1工程で得られた紙筒の内突縁の下周面の何れかに
、予め接着剤層を形成して、非円形断面の内型の上平面
上に、面板を載置し、ついで紙筒をその内突縁が面板の
周縁に係合するようにし、前記内型にV!着する第2工
程と、加熱した左右の外割型を内型に対し、型締めして
紙筒の周壁を非円形断面状に変形保持し、次いでその型
締め状態下に、広巾の略半楕円形断面の押潰を非円形環
状に凹設した上押し型を加熱して押圧することによって
紙筒の内突縁を面板の周縁に圧着して扁平内突縁を形成
して面板に接着する第3工程と、第3工程終了後、上押
型、左右の外割型の型締めを解放して製品を取出す第4
工程とよりなることを特徴とするものである。
一方の開口周縁が内巻きカールされ、さらに圧搾されて
内方に突出した扁平内突縁を形成した非円形断面の紙筒
用と、該紙筒用向にその扁平内突縁に係合して適合嵌入
されてその当接面において接着剤層によって固着された
非円形の面板とよりなることを特徴とするものであり、
また本発明の変形紙筒胴を有する容器の製造方法は、円
形断面の紙筒の開口周縁を断面半円形のカール溝を円環
状に凹設した押型の押圧によって内巻きカールした内突
縁を形成する第1工程と、非円形の面板の上面周縁また
は第1工程で得られた紙筒の内突縁の下周面の何れかに
、予め接着剤層を形成して、非円形断面の内型の上平面
上に、面板を載置し、ついで紙筒をその内突縁が面板の
周縁に係合するようにし、前記内型にV!着する第2工
程と、加熱した左右の外割型を内型に対し、型締めして
紙筒の周壁を非円形断面状に変形保持し、次いでその型
締め状態下に、広巾の略半楕円形断面の押潰を非円形環
状に凹設した上押し型を加熱して押圧することによって
紙筒の内突縁を面板の周縁に圧着して扁平内突縁を形成
して面板に接着する第3工程と、第3工程終了後、上押
型、左右の外割型の型締めを解放して製品を取出す第4
工程とよりなることを特徴とするものである。
本発明の容、器は紙筒の一開口周縁の内巻きカールした
内突縁が圧搾された内方に広巾となった扁平内突縁を有
した非円、形断面に変形して胴部を有しているので、胴
部の円形断面への復元応力が広中鍔状の扁平内突縁によ
って有効に抑制されるとともに、核部に係合するように
嵌着し面板との大きな当接接着面積が得られ、しかも該
扁平内突縁は圧搾によって均斉平滑な外面となるので面
板との接着強度並びに外観が向上したものとすることが
でき、またこのような変形紙筒胴を有する容器は、本発
明の補遺造方法によって容易良好に得られる。
内突縁が圧搾された内方に広巾となった扁平内突縁を有
した非円、形断面に変形して胴部を有しているので、胴
部の円形断面への復元応力が広中鍔状の扁平内突縁によ
って有効に抑制されるとともに、核部に係合するように
嵌着し面板との大きな当接接着面積が得られ、しかも該
扁平内突縁は圧搾によって均斉平滑な外面となるので面
板との接着強度並びに外観が向上したものとすることが
でき、またこのような変形紙筒胴を有する容器は、本発
明の補遺造方法によって容易良好に得られる。
上記において、紙筒は一種または二秒以上の紙を巻回積
層したもの、さらにはその内外表面を被覆して仕上げ層
を設けたもの、面板は適宜厚のボール紙、プラスチック
薄板さらにはその上下面に仕上げ層を設けたものなどが
適宜用いられ、面板の上面周縁に設けた接着剤層は、乾
燥または加熱硬化型、加熱融着型の接着剤あるいは前記
の仕上げ層自体が熱接着、溶剤接着性のものであっても
よい。
層したもの、さらにはその内外表面を被覆して仕上げ層
を設けたもの、面板は適宜厚のボール紙、プラスチック
薄板さらにはその上下面に仕上げ層を設けたものなどが
適宜用いられ、面板の上面周縁に設けた接着剤層は、乾
燥または加熱硬化型、加熱融着型の接着剤あるいは前記
の仕上げ層自体が熱接着、溶剤接着性のものであっても
よい。
また製造方法の第1工程の押型、第2工程の内型、左右
の外割型、上押型は何れも金属型であり、特に左右の外
割型、上押型は加熱型として変形胴部、扁平内突縁の成
形、接着剤の作用を促進するが、該加熱温度は左右の外
割り型では接着剤に対する予熱程度とし、上押し型はこ
れより高温度として内突縁の圧偏変形と接着を迅速容易
に行えるようにすることが好ましい。
の外割型、上押型は何れも金属型であり、特に左右の外
割型、上押型は加熱型として変形胴部、扁平内突縁の成
形、接着剤の作用を促進するが、該加熱温度は左右の外
割り型では接着剤に対する予熱程度とし、上押し型はこ
れより高温度として内突縁の圧偏変形と接着を迅速容易
に行えるようにすることが好ましい。
なお、上記の内型の非円形断面の外周長は、紙筒紙筒の
内周長さより僅かに小となるようにして、外割型の型締
めによって均斉平滑な変形紙筒胴が得られるようにする
。
内周長さより僅かに小となるようにして、外割型の型締
めによって均斉平滑な変形紙筒胴が得られるようにする
。
本発明は、収容部とこれに外嵌される蓋部とよりなる蓋
付容器の場合には、収容部1M部の双方に適用しあるい
は蓋部のみに適用し収容部は従来のプラスチック成形品
またはブリキ成形品とし、紙筒用による好ましい外観、
感触の意匠容器とすることができる。
付容器の場合には、収容部1M部の双方に適用しあるい
は蓋部のみに適用し収容部は従来のプラスチック成形品
またはブリキ成形品とし、紙筒用による好ましい外観、
感触の意匠容器とすることができる。
以上説明したように、本発明によれば、変形紙筒胴の一
開口周縁に成形された均斉平滑面を有する扁平内突縁に
よる保形性、面板に対する接着性によって強度、並びに
外観が優れた容器が得られ、またその製造を能率的に行
うことができる。
開口周縁に成形された均斉平滑面を有する扁平内突縁に
よる保形性、面板に対する接着性によって強度、並びに
外観が優れた容器が得られ、またその製造を能率的に行
うことができる。
本発明の図面に示す実施例によって説明する。
第1図は本発明による収容部Bとこれに外嵌する蓋部A
とよりになる蓋付容器を、その両A、B部を分離した状
態の斜視図、第2図は上記収容部81、mM部Aを外嵌
組合ゼた状態の容器を第1図■■線位置で縦断した側面
図である。
とよりになる蓋付容器を、その両A、B部を分離した状
態の斜視図、第2図は上記収容部81、mM部Aを外嵌
組合ゼた状態の容器を第1図■■線位置で縦断した側面
図である。
図において蓋部Aはハート形断面の紙筒用1と、該紙筒
用の上端周縁が内巻きカールされ、さらに圧搾されて内
方に突出した扁平内突縁4の下周面に係合して紙筒用1
内に嵌入され接着剤層5によって固着されたハート形の
厚紙よりなる面板2の天板よりなり、また収容部Bは前
記蓋部Aの紙筒用1のハート形断面に相似した僅かに小
寸法の紙筒用1′と該紙筒用1′の下端周縁が内巻きカ
ールされ、さらに圧搾されて内方に突出した扁平内突縁
4′の下周面に係合して紙筒用1′内に吹入され接着剤
115’ によって固着されたハート形の厚紙よりなる
面板2′の底板よりなる。
用の上端周縁が内巻きカールされ、さらに圧搾されて内
方に突出した扁平内突縁4の下周面に係合して紙筒用1
内に嵌入され接着剤層5によって固着されたハート形の
厚紙よりなる面板2の天板よりなり、また収容部Bは前
記蓋部Aの紙筒用1のハート形断面に相似した僅かに小
寸法の紙筒用1′と該紙筒用1′の下端周縁が内巻きカ
ールされ、さらに圧搾されて内方に突出した扁平内突縁
4′の下周面に係合して紙筒用1′内に吹入され接着剤
115’ によって固着されたハート形の厚紙よりなる
面板2′の底板よりなる。
上記の蓋部A、収容部Bは僅かな寸法の差異の他は、全
く同じ製造条件によって得られるものであるので、以下
蓋部Aの製造方法について第3図乃至第7図を参照して
説明する。
く同じ製造条件によって得られるものであるので、以下
蓋部Aの製造方法について第3図乃至第7図を参照して
説明する。
第3図は所定寸法に切断した円形断面の紙筒胴の一開口
周縁を、半円形断面のカール溝19を円環状に凹設した
押型10の押圧によって、第4図に一部を断面として示
した側面図のように内巻きカールして内突縁13を形成
する第1工程を示すものであり、紙筒胴の外周端縁がカ
ール溝19の円環溝外周側面に当接して押圧されること
によって、略円筒状の内巻きカールした内突縁13が全
周にわたって均一に形成される。
周縁を、半円形断面のカール溝19を円環状に凹設した
押型10の押圧によって、第4図に一部を断面として示
した側面図のように内巻きカールして内突縁13を形成
する第1工程を示すものであり、紙筒胴の外周端縁がカ
ール溝19の円環溝外周側面に当接して押圧されること
によって、略円筒状の内巻きカールした内突縁13が全
周にわたって均一に形成される。
第5図は前記の第1工程によって得られた面板13を有
する紙筒胴に対する第2工程を行うためのハート形断面
の内型20とその左右に対設した外割型30,31の配
置を示す平面図、第6図は第5図のvv線において上押
型40を含めた縦断面図であり、つぎのようにして第2
工程、次いで第3工程が行われる。
する紙筒胴に対する第2工程を行うためのハート形断面
の内型20とその左右に対設した外割型30,31の配
置を示す平面図、第6図は第5図のvv線において上押
型40を含めた縦断面図であり、つぎのようにして第2
工程、次いで第3工程が行われる。
まづ、内型2oの断面形に一致したハート形の厚紙の面
板2に上面周縁に熱融着性の接着剤層5を塗着形成し、
その面板2を内型20の上平面上に適合載置する。
板2に上面周縁に熱融着性の接着剤層5を塗着形成し、
その面板2を内型20の上平面上に適合載置する。
ついで、第1工程を経た内突縁13付き紙筒胴を、該紙
筒胴部を変形せしめて内型20に嵌入してその内突縁の
13の下面を、内型20の上平面上にある面板2の周縁
上面に面接係合せしめて嵌着することによって第2工程
が終わる。
筒胴部を変形せしめて内型20に嵌入してその内突縁の
13の下面を、内型20の上平面上にある面板2の周縁
上面に面接係合せしめて嵌着することによって第2工程
が終わる。
図示のように内型20はそのハート形断面の周長が紙筒
胴の内周長より僅かに小であり、その上下寸法は紙筒胴
の胴長より大であり、上端面は水平の平面をなしたもの
であり、左右の外割型30.31は内型20の外周壁面
に適合した型面を有しそれぞれの上面は内型20の上面
と同一面内にあるようにしてそれぞれ矢印のように移動
して型締めされるものである。
胴の内周長より僅かに小であり、その上下寸法は紙筒胴
の胴長より大であり、上端面は水平の平面をなしたもの
であり、左右の外割型30.31は内型20の外周壁面
に適合した型面を有しそれぞれの上面は内型20の上面
と同一面内にあるようにしてそれぞれ矢印のように移動
して型締めされるものである。
また上押型40はその上平面に内型20のハート形断面
形より僅かに大なる外周輪郭のハート形環状に凹設した
押漬49を有し、該押漬49は前記紙筒胴の内突縁13
の高さより小なる深さで且つ突縁11の突出1Jよりな
る大なる巾の略半楕円形断面の溝形面を有したものであ
り、該上押型40は矢印のように押し下げることにより
、内突縁11を圧搾して紙筒胴の内方に圧偏変形するも
のである。
形より僅かに大なる外周輪郭のハート形環状に凹設した
押漬49を有し、該押漬49は前記紙筒胴の内突縁13
の高さより小なる深さで且つ突縁11の突出1Jよりな
る大なる巾の略半楕円形断面の溝形面を有したものであ
り、該上押型40は矢印のように押し下げることにより
、内突縁11を圧搾して紙筒胴の内方に圧偏変形するも
のである。
第2工程によって、面板2を載置した内型20に嵌着さ
れた紙筒胴は前記の左右の外割型30゜31並びに上押
型40を、紙筒胴の変形並びに接着剤lI5の接着作用
を促進するため加熱して、まづ左右の外割型30.31
を型締めし、次いでその型締め状態下に上押型40を圧
着する第3工程が行われる。
れた紙筒胴は前記の左右の外割型30゜31並びに上押
型40を、紙筒胴の変形並びに接着剤lI5の接着作用
を促進するため加熱して、まづ左右の外割型30.31
を型締めし、次いでその型締め状態下に上押型40を圧
着する第3工程が行われる。
前記の外割型30.31、上押型40の加熱温度は紙筒
胴の賦形に適する70℃以上であることが必要であるが
、特に上押型40は外割型30゜31より高温度、例え
ば120℃以上として、扁平内突縁4の形成並びに接着
剤層5の接着作用の促進を図ることが望ましい。
胴の賦形に適する70℃以上であることが必要であるが
、特に上押型40は外割型30゜31より高温度、例え
ば120℃以上として、扁平内突縁4の形成並びに接着
剤層5の接着作用の促進を図ることが望ましい。
第3工程終了後に、上押型40、外割型30゜31の型
締めを解放して製品を取出す第4工程によって製造工程
が完了する。
締めを解放して製品を取出す第4工程によって製造工程
が完了する。
なお、前記の実施例の第2工程において接着剤層5を面
板2の上面周縁に設けたが、これに代えて紙!i11の
内突縁13の下周面に設けることもできる。
板2の上面周縁に設けたが、これに代えて紙!i11の
内突縁13の下周面に設けることもできる。
上記の製造方法により、容器の蓋部Aは、第7図の拡大
した要部断面図のように、第1工程によって形成された
鎖線で示した内巻きカールした内突縁13が、圧偏され
た扁平内突縁4となって、変形紙筒胴1の開口周縁に形
成されて、その扁平下面が面板2に接着剤層5によって
均斉強固に接着されて、強度、外観とも優れたものが得
られた。
した要部断面図のように、第1工程によって形成された
鎖線で示した内巻きカールした内突縁13が、圧偏され
た扁平内突縁4となって、変形紙筒胴1の開口周縁に形
成されて、その扁平下面が面板2に接着剤層5によって
均斉強固に接着されて、強度、外観とも優れたものが得
られた。
本発明の変形紙筒胴を有する容器は、紙筒の変形に基づ
く開口周縁の不均斉状態が、強制的な圧偏によって良好
な外観とともに而仮に対する強固な接着が得られ、包装
外観、耐久性の優れた容器が提供され、そのl迫力法に
より上記の優れた性能の容器を、容易経済的に生産でき
るなどの工業的効果を奏し得るものである。
く開口周縁の不均斉状態が、強制的な圧偏によって良好
な外観とともに而仮に対する強固な接着が得られ、包装
外観、耐久性の優れた容器が提供され、そのl迫力法に
より上記の優れた性能の容器を、容易経済的に生産でき
るなどの工業的効果を奏し得るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は蓋付容器
の蓋部Aと収容部Bを分離した斜視図、第2図は上記蓋
部Aを収容部Bに外表組合せた状態によける第1図■■
線位置で縦断した側面図、第3図乃至第7図は製造方法
の工程を示すもので、第3図、第4図は第1工程の装置
並びに成形物の側面図、第5図、第6図は第2工程、第
3工程の装置の平面図、並びに縦断側面図、第7図は製
品要部の一部を断面とした側面図である。 1・・・紙筒胴 2・・・面板 4・・・扁平内突縁5
・・・接着剤層 10・・・押型 11・・・紙筒12
・・・開口周縁 13・・・内突縁19・・・カール溝
20・・・内型 30.31・・・外割型 4−・・・上押型49・・・
押漬 A・・・蓋部 B・・・収容部
の蓋部Aと収容部Bを分離した斜視図、第2図は上記蓋
部Aを収容部Bに外表組合せた状態によける第1図■■
線位置で縦断した側面図、第3図乃至第7図は製造方法
の工程を示すもので、第3図、第4図は第1工程の装置
並びに成形物の側面図、第5図、第6図は第2工程、第
3工程の装置の平面図、並びに縦断側面図、第7図は製
品要部の一部を断面とした側面図である。 1・・・紙筒胴 2・・・面板 4・・・扁平内突縁5
・・・接着剤層 10・・・押型 11・・・紙筒12
・・・開口周縁 13・・・内突縁19・・・カール溝
20・・・内型 30.31・・・外割型 4−・・・上押型49・・・
押漬 A・・・蓋部 B・・・収容部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)、紙筒の一方の開口周縁が内巻きカールされ、さら
に圧搾されて内方に突出した扁平内突縁(4)を形成し
た非円形断面の紙筒胴(1)と、該紙筒胴(1)内に、
その扁平内突縁(4)に係合して適合嵌入されてその当
接面において接着剤層(5)によって固着された非円形
の面板(2)とよりなることを特徴とする変形紙筒胴を
有する容器。 2)、円形断面の紙筒(11)の一開口周縁(12)を
、断面半円形のカール溝(19)を円環状に凹設した押
型(10)の押圧によつて内巻きカールした内突縁(1
3)に形成する第1工程と、 非円形の面板(2)の上面周縁または第1工程で得られ
た紙筒(11)の内突縁(13)の下周面の何れかに、
予め接着剤層(5)を形成して、非円形断面の内型(2
)の上平面上に、面板(2)を載置し、ついで紙筒(1
1)をその内突縁(13)が面板(2)の周縁に係合す
るようにし、前記内型(20)に嵌着する第2工程と、 加熱した左右の外割型(30、31)を内型(20)に
対し型締めして紙筒(11)の周壁を非円形断面状に変
形保持し、ついでその型締め状態下に、広巾の略半楕円
形断面の押溝(49)を非円形環状に凹設した上押型(
40)を加熱して押圧することによつて紙筒(11)の
内突縁(13)を面板(2)の周縁に圧着して扁平内突
縁(4)を形成して面板(2)を接着する第3工程と、
第3工程終了後、上押型(40)、左右の外割型(30
、31)の型締めを解放して製品を取出す第4工程とよ
りなることを特徴とする変形紙筒胴を有する容器の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260128A JPH03124544A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 変形紙筒胴を有する容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1260128A JPH03124544A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 変形紙筒胴を有する容器及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03124544A true JPH03124544A (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=17343686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1260128A Pending JPH03124544A (ja) | 1989-10-06 | 1989-10-06 | 変形紙筒胴を有する容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03124544A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5400917A (en) * | 1992-07-31 | 1995-03-28 | Stanton; Steven W. | Box Construction and method |
EA018051B1 (ru) * | 2009-02-20 | 2013-05-30 | Морбах Ферпакунгсмашинен Гмбх | Способ и устройство для изготовления коробок из бумаги или картона |
CN105599356A (zh) * | 2015-12-21 | 2016-05-25 | 广州美普森包装有限公司 | 一种包装盒流水生产线及生产方法 |
CN106113578A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-11-16 | 德清中盈文具用品有限公司 | 一种防碰撞的包装盒围边定型结构 |
CN106113588A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-11-16 | 德清中盈文具用品有限公司 | 一种心形包装盒的围边定型结构及定型方法 |
CN106113579A (zh) * | 2016-06-29 | 2016-11-16 | 德清中盈文具用品有限公司 | 一种包装盒的围边定型结构及定型方法 |
CN107160739A (zh) * | 2017-07-05 | 2017-09-15 | 德清中盈文具用品有限公司 | 模块化纸材定型装置 |
CN107572090A (zh) * | 2017-09-02 | 2018-01-12 | 上海美美尚隽印刷有限公司 | 一种异型盒以及该异型盒的制作工艺 |
CN109318527A (zh) * | 2018-12-01 | 2019-02-12 | 上海隽韬创意设计发展有限公司 | 包装盒成型装置及包装盒成型设备 |
-
1989
- 1989-10-06 JP JP1260128A patent/JPH03124544A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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