JPH03123720A - 養毛化粧料 - Google Patents

養毛化粧料

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JPH03123720A
JPH03123720A JP1262343A JP26234389A JPH03123720A JP H03123720 A JPH03123720 A JP H03123720A JP 1262343 A JP1262343 A JP 1262343A JP 26234389 A JP26234389 A JP 26234389A JP H03123720 A JPH03123720 A JP H03123720A
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JP
Japan
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hair
cosmetic
hair tonic
blended
prepared
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Application number
JP1262343A
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English (en)
Inventor
Kazuto Hamada
和人 濱田
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、タンジン抽出エキスを配合してなる養毛化粧
料に関して、詳しくは、5α−リダクターゼの活性阻害
能を有し、育毛効果、脱毛予防効果及びふけ防止効果に
優れた養毛化粧料に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来よ
り、トウガラシチンキ、センブリエキス。
朝鮮ニンジンエキス、ニコチン酸、ニコチン酸メチル等
の頭皮の血行促進物質等を配合してなる養毛化粧料は知
られている。しかし、育毛、脱毛防止、ふけ防止等の効
果を充分に発現する程に有効なる物質の発見にまで至っ
ていない、近年、育毛に関し、ホルモンの関与が示唆さ
れている。つまり、毛母細胞を含めた毛包において、男
性ホルモン(テストステロン)は、5α−リダクターゼ
(Δ4−3−ケトステロイドー5α−オキシドリダクタ
ーゼ)により、活性型男性ホルモン(ジヒドロテストス
テロン)に活性化され、さらに受容体と結合し、核に取
り込まれ、DNAレベルで情報を伝達する。伝達された
情報により、ケラチン合成に関連する酵素合成が制御さ
れ、毛髪のケラチン合成を抑制し、最終的に脱毛を促進
させる。
したがって、養毛剤開発にあたり、男性ホルモン活性化
酵素である5α−リダクターゼの活性阻害物質に関する
研究が注目されている。
本発明は、育毛、脱毛予防及びふけ防止等の諸効果の改
善された優れた養毛化粧料を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、タンジン抽出エキスを配合してなる養毛化粧
料である。
本発明に用°いるタンジンは、シソ科(Labiata
e)に属する多年草であるタンジン(Salvia m
iltiorr−hiza Bunge)の細長い円筒
形で外皮が朱色の根を乾燥したものである。
本発明に用いるタンジン抽出エキスは、下記の方法にて
得られる。
タンジンの根を好ましくは乾燥、粉砕した後、溶剤中で
浸漬抽出するか、あるいはソックスレー抽出器等の抽出
器を用いて抽出することにより得られる。なお、抽出溶
剤としては、メタノールやエタノール等の有機溶媒や水
が挙げられるが、中でも含水アルコールが好ましい。
本発明の養毛化粧料に配合せるタンジン抽出エキスは、
適度な経皮吸収性を有する為、頭皮内における該薬物の
を効濃度を持続するものであって、皮膚刺激性も低く、
5α−リダクターゼ活性阻害能を有するものである。こ
の5α−リダクターゼ活性阻害能が、毛母細胞における
活性型男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)産生を
抑制することにより、育毛、脱毛予防効果を発現し、更
には、頭皮代謝機能を正常化して、ふけ防止効果を高め
るものと推察される。
タンジン抽出エキス配合量は、本発明の養毛化粧料の組
成物の全重量に対して乾燥純分として0、004〜0.
4重量%(以下w、t%と略記する。)であればよく、
好ましくは0.004〜3.2 w t%である。配合
量が0.004 v 1%未満では、本発明の目的とす
る効果に充分でなく、一方Q、 4 w t%を超えて
も、その増加分に見合った効果の向上は望めないもので
ある。
本発明の養毛化粧料は、例えば、ヘアートニック ヘア
ーローション、スカルプトリートメント等の化粧品及び
医薬部外品に配合し常法に従い、製造することができる
本発明の養毛化粧料には、色素、香料、殺菌剤防腐剤、
角質溶解剤、抗アンドロゲン剤、養毛剤。
抗酸化剤等を本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合
することができる。
〔実施例〕
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明を詳説する。
尚、実施例に記載の5α−リダクターゼ活性阻害試験法
、マウス育毛促進効果試験法、ヒト頭髪成長促進効果試
験法及び実用試験法を下記に示す。
(1)5α−リダクターゼ活性阻害試験法重量350〜
400gの雄性ラントより摘出した前立腺(湿重量、約
4g)に3倍量の0.25 Mシュークロースを含むO
,1M  HEPES(pH7,4)を加え、テフロン
製ボッター型ホモジナイザーを用いてホモジネートした
。次いで3000rpmで10分間遠心し、沈渣を10
m1の上記緩衝溶液に懸濁し、再び3000rpmで1
0分間遠心した。この沈渣に3mlの上記緩衝溶液を加
えて再び懸濁し、これを酵素溶液として使用した。
酵素活性の測定は、(4−”C)−テストステロン(1
,5nmoffi、1.5xl Qs cpm)、NA
 D P H(0,5u m o I!、) 、上記酵
素溶液(0,03m1)及び各試料を含む全容0.1 
m lの反応溶液を37°Cで60分間インキュベート
したく酵素反応は基質の(4−”C)−テストステロン
を添加することにより開始した)、酵素反応はクロロホ
ルム/メタノール(1: 2)の混合flj媒0、4 
m 12を混和して停止し、その後2000rpmで3
分間遠心分離した。上清の0.05 m lをシリカゲ
ルガラスプレートに吸着させ、展開溶媒としてクロロホ
ルム/メタノール/酢酸(99,2/ 0.6 / 0
.2 )を用いて室温で15cm展開した。標準物質と
してテストステロン及びジヒドロテストステロン(DH
T)を同時に展開した。展開終了後薄層プレートをクロ
マトスキャナーを用いて走査し、酵素反応により生じた
ジヒドロテストステロン(DHT)の生成量を測定し、
5α−リダクターゼ活性阻害率(%)を算出した。
阻害率(%)=((A/B))X100A=各試料を添
加した場合のDHTの生成量B:無添加の場合のDHT
の生成量 (2)  マウス育毛促進効果試験法 CaH系有色マウス(雄、8週齢、平均重量35g)背
部中央を電気バリカン及びシェーバ−により約8c’m
”除毛し、翌日より実施例及び比較例の各試料を被験部
皮膚に毎日1回、−匹当り0、2 m l塗布した。−
試料に対して動物−群10匹使用した。
養毛効果の判定は、発毛率(%)を対照群と比較するこ
とにより行った。つまり、実験開始後14日目に写真撮
影し、画像解析装置により除毛部位及び発毛部位の面積
を測定することにより発毛率(%)を算出した。
(3)  ヒト頭髪成長促進効果試験法男性型脱毛症患
者である被試験者10名の頭部の耳の上5cmの位置の
頭髪を左右2ケ所に於て直径1cmの円形状に剃毛した
被験部位に、実施例または比較例の試料を左側に毎日朝
夕2回、約3ml塗布し、無処置の右側と比較した。効
果の判定は、試験開始後28日目に、左右の被験部位の
毛髪各々20本ずつを剃毛し、左側(実施例または比較
例を塗布)の毛20本の長さの平均値(B)を右側(無
処置)の毛20本の長さの平均値(A)で除した値を求
めて評価した。
判定結果は、被試験者10名の(B)/ (A)の平均
値で示した。
(4)  実用試験法 男性型脱毛症患者である被試験者20名の頭部に毎日朝
夕2回、連続6ケ月間塗布した後の効果を評価した。試
験結果は、育毛効果、脱毛予防効果、ふけ防止効果の各
項に対して、「生毛が剛毛化した或は生毛が増加した」
、「脱毛が少なくなった」、「ふけが少なくなった」と
回答した人数で示した。
なお、実施例中のタンジン抽出エキスは、下記の方法に
よって得たものを用いた。
タンジンの根を乾燥、粉砕したちの30.0 gを含水
エタノール200rr+j!(エタノール90.0 w
t%)を用い還流抽出し、抽出エキスを減圧上濃縮して
タンジン抽出エキス100mj!を得た。このうち、タ
ンジン抽出エキス乾燥純分は3.6 w t%であった
実施例1〜4・、比較例1〜4 オイリーヘアートニッ
ク 下記の原料組成に於て、第1表に記載のごとく、各種毛
成長促進物質を配合して各々のへアートニックを調製し
、前記の諸試験を実施した。
(1)  &I成 (2)精製法 (B)成分中、ニコチン酸、ニコチン酸メチルは(A)
成分に、トウガラシチンキ、タンジン抽出エキスは(C
)成分に溶解し、(A) 、 (B)成分を各々均一に
溶解した後、(A)成分と(B)成分を混合攪拌分散し
、次いで容器に充填する。使用時には内容物を均一に振
盪分散して使用する。
(3)特性 各オイリーヘアートニックの諸試験を実施した結果を第
1表に記載した。
第1表に示すごとく、比較例1〜4は殆ど5α−リダク
ターゼ活性阻害能を有しなかった。また、比較例2,3
.4は皮膚刺激があり、ヒト皮膚での試験は不可能であ
った。
実施例1〜4の本発明の養毛化粧料は諸試験の総てに亘
って明らかに良好な結果を示した。
尚、実施例1〜4はヒト皮膚での諸試験に於て皮膚刺激
は生じなかった。
実施例5〜8、比較例5〜8 スヵルプトリートメント 実施例1と同様にして各々のスカルブトリートメントを
調製して諸試験を実施し、その結果を第1表に記載した
(1)組成 (A)成分中に、トウガラシチンキ、タンジン抽出エキ
スは(C)成分に溶解し、(A) 、 (C)成分の各
々温度80℃に加熱溶解したものを混合した0次いで攪
拌しつつ冷却して温度50°Cになったところで(D)
成分を加え、更に温度30°Cまで攪拌を続けて各スカ
ルブトリートメントを調製した。
(3)  特性 第1表に示すごとく、実施例5〜8のスカルプトリート
メントは、比較例5〜8と比較して高い5α−リダクタ
ーゼ活性阻害率を示すと共に諸試(2)  調製法 (B)成分中、ニコチン酸、ニコチン酸メチルは〔発明
の効果〕 以上記載のごとく、本発明は、5α−リダクターゼ活性
の阻害能を有し、育毛、脱毛予防及びふけ防止等の効果
に優れると共に、皮膚刺激性の低い養毛化粧料を提供す
ることは明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. タンジン(Salvia miltiorrhiza 
    Bunge)の抽出エキスを配合してなる養毛化粧料。
JP1262343A 1989-10-06 1989-10-06 養毛化粧料 Pending JPH03123720A (ja)

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