JPH04202115A - 毛髪化粧料 - Google Patents

毛髪化粧料

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JPH04202115A
JPH04202115A JP2332727A JP33272790A JPH04202115A JP H04202115 A JPH04202115 A JP H04202115A JP 2332727 A JP2332727 A JP 2332727A JP 33272790 A JP33272790 A JP 33272790A JP H04202115 A JPH04202115 A JP H04202115A
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hair cosmetic
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cosmetic
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Ichiro Koiso
小磯 一郎
Keiko Onuki
大貫 敬子
Takayuki Katagiri
崇行 片桐
Michio Matsugami
松上 道雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪化粧料に関するものであり、更に詳しく
、は優れた白髪防止、改善効果を発揮し、しかも皮膚に
対する安全性が高い毛髪化粧料に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、白髪を改善する手段の一つとして、物理化学的染
色による染毛剤が用いられている。
しかしながら、染毛剤はその使用上の操作の煩しさ、頭
皮に対する刺激性、感作性等安全性の面で問題があり、
必ずしも使用者のニーズを満足する手段とはなっていな
い。また、白髪そのものの発生を、薬剤を用いて予防な
いしは改善する方法に関する提案もなされている(例え
ば特開昭58−99417号、特開昭82−63509
号、特開昭62− Ei3510号、特開昭62−45
5275号、特開昭63−183518号、特開昭64
−25712号、特開平01−207225号公報など
参照)。しかしながら、これらの方法も白髪の予防、改
善の目的に対しては実用的な効果は得られず、また、安
全性の面でも、必ずしも満足すべき効果は得られていな
い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、頭皮に外用することによって、優れた白髪予
防、改善効果を発揮し、しかも、皮膚に対する安全性が
高い毛髪化粧料を提供することを課題とする。
〔課題に解決するための手段〕
本発明者らは、実用的に白髪予防、改善効果を有する優
れた毛髪化粧料を開発すべく、長年に渡って研究を重ね
てきた結果、アンドログラフイス・パニキュラタの抽出
物を外用すると、白髪予防、改善効果がもたらされるこ
とを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいてなされたものである。
アンドログラフイス・パニキュラタは、インド、セイロ
ンそしてベンガル等に産する低木の植物である。この植
物の根や葉は、薬用植物としてカルメグの名前で土地の
人々に知られている。
その用途は、多岐に渡り、疲労、消化不良、胃の病気そ
して赤痢の治療の為に用いられてきた。最近では、肝炎
や肝臓病の治療薬としての開発が進められてきているが
、化粧料や毛髪化粧料の分野においては全く用いられて
いない。
本発明者らは、このアンドログラフイス・バニキュラタ
の生理活性の強さに着目し、毛髪化粧料としての可能性
に関し種々研究を行なった。
すなわち、当植物を水又は低級アルコールで抽出して得
られた抽出物に関し鋭意検討し、その抽出物が動物の毛
のメラノサイトを活性化すること、そしてマウスの老化
によって生じた白毛を黒化すること、更には、人の白髪
の予防、改善に対し効果を示すことを見出した。
本発明は、アンドログラフイス・パニキュラタを抽出溶
媒で抽出して得られる抽出物を配合成分として含有する
ことを特徴とする毛髪化粧料である。
以下に、本発明の詳細な説明する。
本発明に係わる毛髪化粧料には、アンドログラフイス・
バニキュラタ(Andrographis panic
ulata。
キツネノマゴ科)の葉又は根を用いる。本発明に係わる
毛髪化粧料には、この葉又は根を抽出用溶媒である水あ
るいは低級アルコール、例えば、メタノール、エタノー
ル、ブタノール、イソプロピルアルコール好ましくはエ
タノールによって冷浸抽出又は温浸抽出することにより
得られる抽出物を用いるもの・である。
本発明の毛髪化粧料に使用されるアンドログラフイス・
パニキュラタ抽出物の製造例を以下に示す。
く製造例1〉 アンドログラフイス拳パニキュラタの乾燥した葉1 k
g:を40Qのエタノールで7日間冷浸抽出する。得ら
れた抽出液をエバポレーターを用いてエタノールを留去
し、更に1週間真空ポンプにて残留するエタノールを完
全に除去し、約0.1kgの抽出物を得る。
この製造例1で得られた抽出物は、濃緑色の粉末であり
、回収率は約10%であった。本抽出物を40°Cにて
約1ケ月間放置し性状の変化を検討したが、色調の変化
、変臭等は起こらず安定なものであった。本発明に係わ
る毛髪化粧料におけるアンドログラフイス・パニキュラ
タの配合量は、通常毛髪化粧料全重量あたり0.05〜
20.0重量%である。
本発明に係わる毛髪化粧料は、これを頭皮に外用する事
によって優れた白髪予防、改善効果を発揮するものであ
り、皮膚に対する安全性も高い。
本発明に係わる毛髪化粧料の剤形としては、毛髪に適用
する為の種々の剤形、例えば、ヘアトニック、ヘアクリ
ーム、ヘアローション、乳液、軟膏、ヘアトリートメン
ト及びヘアコンディショナー等の外用できる剤型のもの
が幅広く利用できる。
本発明の毛髪化粧料には、通常化粧料で使用される成分
を用いることが出来る。例えば、基剤として水、エタノ
ール、炭化水素類、高級アルコール類、エステル類、高
級脂肪酸類、各種界面活性剤等、また添加成分として香
料、色素、防腐剤、抗酸化剤及び各種の薬効成分等を挙
げるととができる。
〔実施例〕
以下、実施例と比較例にて本発明を説明する。
尚、配合量は重量部である。
(以下余白) 実施例 1 ヘアトニック (処 方) 表1 原  料         実施例1 比較例1エタノ
ール         79.89  80.89ポリ
オキシエチレン硬化   0.5   0.5ヒマシ油
(40E、O,) アンドログラフイス・パニキ1.0   0.0ユラタ
の葉エタノール抽出物 (製造例1) 精製水          18.5   18.5香
料     0.1 0.1 色素     0.01 0.01 (製造法) エタノールにアンドログラフイス・パニキュラタの葉の
抽出物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E、0
.)、香料及び色素を加えて、撹拌溶解し、次いで精製
水を加えて撹拌し、ローションを調製する。
次に、本発明に係わる毛髪化粧料について行なった動物
による白毛予防・改善試験、安全性試験及び人による白
髪予防・改善試験について述べるく動物による白毛予防
・改善試験〉 本発明の実施例1のヘアトニック及びその比較対照とし
ての比較例1のヘアトニックをそれぞれ動物の老化によ
って生じた毛に直接適用することにより、白毛の進行の
予防及び改善の状態が観察する。
試験試料 実施例1のヘアトニック、比較例1のヘアトニック 実験方法 動物は、C57BL/6Jマウスの1,5年令で、黒色
の毛に老化による白色の毛が混在したマウスを用いた。
マウス10匹を1群とし各試料毎に計3群を設けた。
本島0.05m(、/ cMを一日2回動物の頭皮の毛
の根元の皮膚に充分に塗擦し、3力月間継続塗布した評
価方法 塗布期間内では、すべての白毛は完全に黒毛に置き換わ
ることはな(、毛の根元から毛の途中までは黒いが毛先
は白いままのものが観察された。
そこで、評価方法として、マウスの頭部の毛先の白い毛
を無作為に抜毛し、その抜毛した毛の数及び根元から少
しでも黒くなっている毛の数を計数し、後者を前者で除
した値を黒毛の発生頻度とした。
その結果をt検定(群間比較)して、試料の白毛黒化効
果の有意性を評価した。
(以下余白) 一つ− 結果 表2 黒毛の発生頻度 表2から明らかなように、実施例1のヘアトニックは、
比較例1のヘアトニックに比し、白色の毛の黒化を惹起
し、その効果が示された。
マウスの組織を採取し、ドーパ染色を施して、毛包メラ
ノサイトの活性化の検討を行なった。
実施例1の製品は、比較例1に比し、メラノサイトの存
在する毛根部が明らかにより強(、黒く染色されている
ことから、毛根部のメラノサイトが活性化されているも
のと推測できる。
従って、このことは、本発明品が、毛根部のメラー10
= ノサイトを活性化する事によって、白毛を黒毛に変えた
ものと考えられる。
〈安全性テスト〉 人での効果評価を行なう前に、皮膚に対する本発明品に
係わる毛髪化粧料の刺激性についての検討を行なうため
、以下の通り人体パッチテストを行なった。
試験試料 実施例1のヘアトニック 実験方法 被験者としては、1試料につき成人女子45名を1群と
して用い、24時間、人体前腕クローズドパッチテスト
を行なった。
評価方法 判定基準は下記の基準に従った。
強紅斑    ++ 紅斑  十 微かな紅斑  士 陰性  − 結果 表3 人パッチテストの結果 表3から明らかなように、本発明品の毛髪化粧料につい
ては、いずれもが刺激性が低い事が認められた。
その他、安全性テストとして動物による皮膚−次刺激性
試験及びアレルギー性試験を行なったが、皮膚刺激性及
びアレルギー性とも全く認められず、皮膚に対する安全
性は極めて高いものであった。
く人による白髪予防・改善試験〉 上記結果を受けて、本発明品に係わる毛髪化粧料を人の
白髪に適用し、その白髪予防、改善効果を検討するため
次の試験を行なった。
試験試料 実施例1及び比較例1のヘアトニック 実験方法 被験者は、各試料ごとに白髪を有する40〜60才の男
女10名計20名とし、試料各1 rnQを一日2回頭
皮に塗擦し、5力月間継続使用した。
評価方法 塗擦部位の状態を試料使用前と後とで、写真撮影して比
較し、白髪予防、改善効果を評価した。
尚、判定基準はいずれの場合も下記のような基準に従っ
て行なった。
著しい効果  ++ かなりの効果 十 やや効果あり ± 効果なし   − 結果 表4 人での白髪防止、改善効果試験 表4から明らかなように、実施例1のヘアトニックは比
較例1のヘアトニックに比べて、優れた白髪予防、改善
効果が認められた。
一方、比較例1は効果がほとんど認められなかった。
(以下余白) 実施例2 ヘアクリーム (処 方) 表  5 原     料       実施例2(製造法) 処方原料A及び同Bをそれぞれ加熱溶解し、80℃に保
つ。温度調整器付きホモミキサーの容器にAをとり、B
を加えて混合乳化する。撹拌しながら常温まで冷却して
ヘアクリームを得た。
〔発明の効果〕
以上のように本発明品に係わる毛髪化粧料は、白髪予防
、改善に優れた効果を有し、しかも皮膚刺激性、アレル
ギー性は認められないという結果を得ることができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)アンドログラフィス・パニキュラタ(Andr−o
    graphis paniculata,キツネノマゴ
    科)を抽出溶媒で抽出して得られる抽出物を配合成分と
    して含有することを特徴とする毛髪化粧料。 2)前記の抽出溶媒が、水または低級アルコールから選
    ばれたものである請求項1)記載の毛髪化粧料。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000143437A (ja) * 1998-11-09 2000-05-23 Ichimaru Pharcos Co Ltd 保湿性植物抽出物を含有する化粧料組成物
WO2006131932A1 (en) * 2005-06-09 2006-12-14 Mmi Corporation Herbal formulation capable of preventing alcohol-induced hangover, methods of preparing the same and use thereof
WO2014095289A3 (en) * 2012-12-20 2014-12-31 Unilever Plc Method of treating hair ageing
JP2015218157A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 花王株式会社 インボルクリン発現抑制剤
WO2016071113A1 (en) * 2014-11-04 2016-05-12 Unilever Plc Anti-ageing composition

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