JPH0312313Y2 - - Google Patents
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- JPH0312313Y2 JPH0312313Y2 JP18541085U JP18541085U JPH0312313Y2 JP H0312313 Y2 JPH0312313 Y2 JP H0312313Y2 JP 18541085 U JP18541085 U JP 18541085U JP 18541085 U JP18541085 U JP 18541085U JP H0312313 Y2 JPH0312313 Y2 JP H0312313Y2
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Links
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Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、据置き式浴槽に於けるエプロン板の
取付装置に関し、特にエプロン板を必要に応じて
取り外せる様に取付ける取付構造に関する。
取付装置に関し、特にエプロン板を必要に応じて
取り外せる様に取付ける取付構造に関する。
〈従来の技術〉
従来、浴槽のエプロン板は第5図に図示した取
付構造によつて着脱自在に装着しているのが一般
的である。しかしながら、このものは浴槽本体
A′及びエプロン板B′の構造形態に制限されてし
まい種々の浴槽本体A′に対して種々のエプロン
板B′を取付ける取付装置として使用できない大
きな問題を有するものであつた。
付構造によつて着脱自在に装着しているのが一般
的である。しかしながら、このものは浴槽本体
A′及びエプロン板B′の構造形態に制限されてし
まい種々の浴槽本体A′に対して種々のエプロン
板B′を取付ける取付装置として使用できない大
きな問題を有するものであつた。
斯る取付装置は浴槽本体A′の底部a1′裏面のリ
ブ形脚1′に一端を嵌め込み螺着せしめてエプロ
ン板B′の裏面下部部位に向けて折曲延設させ先
端側上面に挾持バネ体2c′を止着備えた支持体2
a′と、エプロン板B′の前記裏面下部に一端を螺着
せしめて先端を該支持体2a′先端の挾持バネ体2
c′間内に挿し込み挾入させる連結支持体2b′と、
からなる下部支持具2′でもつてエプロン板B′の
下部を着脱自在に取付支持させる構造であるか
ら、エプロン板B′によつて覆い隠す槽壁a2′の傾
斜角度を異にする種々の浴槽本体A′に個々に対
応させて使用することはできないものであつた。
ブ形脚1′に一端を嵌め込み螺着せしめてエプロ
ン板B′の裏面下部部位に向けて折曲延設させ先
端側上面に挾持バネ体2c′を止着備えた支持体2
a′と、エプロン板B′の前記裏面下部に一端を螺着
せしめて先端を該支持体2a′先端の挾持バネ体2
c′間内に挿し込み挾入させる連結支持体2b′と、
からなる下部支持具2′でもつてエプロン板B′の
下部を着脱自在に取付支持させる構造であるか
ら、エプロン板B′によつて覆い隠す槽壁a2′の傾
斜角度を異にする種々の浴槽本体A′に個々に対
応させて使用することはできないものであつた。
即ち、浴槽本体A′の底部a1′裏面の脚1′から一
定の長さで延設させた支持体2a′の先端上面の挾
持バネ体2c′内に、エプロン板B′の裏面から一定
の長さで突出させた連結支持体2b′の先端部を挾
入して両者2a′,2b′を一定の位置(場所)で連
結するものであるから、槽壁a2′の傾斜角度によ
つて変わる底部a1′裏面の脚1′から上縁部a3′前縁
の垂下辺縁a4′部位より垂れ下げ装着されるエプ
ロン板B′の下部縁までの水平距離Lに対応させ
て支持体2a′と連結支持体2b′の連結位置を変え
両者2a′,2b′全長の長さを変えることができな
いものである。
定の長さで延設させた支持体2a′の先端上面の挾
持バネ体2c′内に、エプロン板B′の裏面から一定
の長さで突出させた連結支持体2b′の先端部を挾
入して両者2a′,2b′を一定の位置(場所)で連
結するものであるから、槽壁a2′の傾斜角度によ
つて変わる底部a1′裏面の脚1′から上縁部a3′前縁
の垂下辺縁a4′部位より垂れ下げ装着されるエプ
ロン板B′の下部縁までの水平距離Lに対応させ
て支持体2a′と連結支持体2b′の連結位置を変え
両者2a′,2b′全長の長さを変えることができな
いものである。
尚、長さを変えた種々の支持体2a′或いは連結
支持体2b′を形成して槽壁a2′の傾斜角度を異に
した種々の浴槽本体A′に使用できる様にするこ
とも考えられるが、するとその製作が面倒になる
ばかりか、その在庫管理を行なわなければならな
い。
支持体2b′を形成して槽壁a2′の傾斜角度を異に
した種々の浴槽本体A′に使用できる様にするこ
とも考えられるが、するとその製作が面倒になる
ばかりか、その在庫管理を行なわなければならな
い。
一方、エプロン板B′の上部は浴槽本体A′の上
縁部a3′下面に、エプロン板B′の上部折返し辺縁
b2′の突端面を付き当て係止させる当接突部20
を一体に設け、この当接突部20と上縁部a3′前
縁の垂下辺縁a4′裏面との間に上部折り返し辺縁
b2′部分を嵌入係止させてエプロン板Bの上部を
着脱自在に取付支持させる構造であるから、上部
折返し辺縁b2′の折返し高さを異にする種々のエ
プロン板B′に対応させることはできないもので
あつた。
縁部a3′下面に、エプロン板B′の上部折返し辺縁
b2′の突端面を付き当て係止させる当接突部20
を一体に設け、この当接突部20と上縁部a3′前
縁の垂下辺縁a4′裏面との間に上部折り返し辺縁
b2′部分を嵌入係止させてエプロン板Bの上部を
着脱自在に取付支持させる構造であるから、上部
折返し辺縁b2′の折返し高さを異にする種々のエ
プロン板B′に対応させることはできないもので
あつた。
然るに、エプロン板B′の周囲に折返し形成さ
れる上下、左右の折返し辺縁b1′,b2′,b3′,
b4′は、エプロン板B′に剛性を付与するために大
きな意味を持つ、即ちエプロン板B′が大きくな
ればなるほどそのエプロン面の保形力は低下する
ものであるから、それを補うために折返し辺縁
b1′,b2′,b3′,b4′を設けて剛性を持たせるもので
あるから、上述した様に折返し辺縁b1′,b2′,
b3′,b4′、特に上部折返し辺縁b2′の突端面を付き
当てる当接突部20を上縁部a3′の下面に一体に
設けた構造では対応させて使用することはできな
いものである。
れる上下、左右の折返し辺縁b1′,b2′,b3′,
b4′は、エプロン板B′に剛性を付与するために大
きな意味を持つ、即ちエプロン板B′が大きくな
ればなるほどそのエプロン面の保形力は低下する
ものであるから、それを補うために折返し辺縁
b1′,b2′,b3′,b4′を設けて剛性を持たせるもので
あるから、上述した様に折返し辺縁b1′,b2′,
b3′,b4′、特に上部折返し辺縁b2′の突端面を付き
当てる当接突部20を上縁部a3′の下面に一体に
設けた構造では対応させて使用することはできな
いものである。
尚、当接突部20を折返し辺縁b1′,b2′,b3′,
b4′の折返し高さに合わせて上縁部a3′の下面に設
けることも考えられるが、面倒になるばかりか、
浴槽A′の成形型自体に手を加えなければならな
いため問題がある。
b4′の折返し高さに合わせて上縁部a3′の下面に設
けることも考えられるが、面倒になるばかりか、
浴槽A′の成形型自体に手を加えなければならな
いため問題がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
本考案が解決しようとする問題点は、槽壁の傾
斜角度によつて変わる底部裏面の脚からエプロン
板の下部縁までの水平距離L及びエプロン板の大
きさによつて変わる周囲折返し辺縁の折返し高
さ、それら全てに対応させて使用できるエプロン
板の取付装置を提供することにある。
斜角度によつて変わる底部裏面の脚からエプロン
板の下部縁までの水平距離L及びエプロン板の大
きさによつて変わる周囲折返し辺縁の折返し高
さ、それら全てに対応させて使用できるエプロン
板の取付装置を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉
上記問題を解決するために本考案が講じる技術
的手段は、浴槽本体の底部裏面の脚に取付けて前
方突出状に延設させた下部支持具と、浴槽本体の
上縁部下面に取付けて垂下させた上部支持具と、
によりエプロン板を槽壁外面に着脱自在に取付け
て成り、前記下部支持具を底部裏面の脚に取付け
て前方突出状に装着する支持体と、この支持体に
前後動自在に連結すると共に上面に挾持バネ体を
止着備えた連結支持体と、から構成し、且つ支持
体又は連結支持体の所定位置に連結用長孔を開穿
備え、上記上部支持具を上縁部の下面に螺着して
前後動自在に装着する取付長孔を開穿備えた固定
体と、この固定体より垂直に連設垂下させた当接
垂下体と、から構成したことである。
的手段は、浴槽本体の底部裏面の脚に取付けて前
方突出状に延設させた下部支持具と、浴槽本体の
上縁部下面に取付けて垂下させた上部支持具と、
によりエプロン板を槽壁外面に着脱自在に取付け
て成り、前記下部支持具を底部裏面の脚に取付け
て前方突出状に装着する支持体と、この支持体に
前後動自在に連結すると共に上面に挾持バネ体を
止着備えた連結支持体と、から構成し、且つ支持
体又は連結支持体の所定位置に連結用長孔を開穿
備え、上記上部支持具を上縁部の下面に螺着して
前後動自在に装着する取付長孔を開穿備えた固定
体と、この固定体より垂直に連設垂下させた当接
垂下体と、から構成したことである。
〈作用〉
本考案は、浴槽本体の底部裏面の脚に取付けて
前方突出状に装着する下部支持具の支持体に対す
る挾持バネ体を止着備えた連結支持体の連結を、
一方に開穿備えた連結用長孔により前後動自在と
し、その前後動自在な連結調整によつて両支持体
全長の長さを、槽壁の傾斜角度によつて変わる底
部裏面の脚からエプロン板の下部縁までの水平距
離Lに対応させると共に、浴槽本体の上縁部下面
に装着する上部支持具の固定体を開穿備えた取付
長孔により前後動自在とし、その前後動自在な取
付調整によつて垂直に垂下する当接垂下体の垂下
位置、即ち上縁部前縁の垂下辺縁裏面からの垂下
位置をエプロン板の大きさによつて変わる折返し
辺縁の折返し高さに対応させる。
前方突出状に装着する下部支持具の支持体に対す
る挾持バネ体を止着備えた連結支持体の連結を、
一方に開穿備えた連結用長孔により前後動自在と
し、その前後動自在な連結調整によつて両支持体
全長の長さを、槽壁の傾斜角度によつて変わる底
部裏面の脚からエプロン板の下部縁までの水平距
離Lに対応させると共に、浴槽本体の上縁部下面
に装着する上部支持具の固定体を開穿備えた取付
長孔により前後動自在とし、その前後動自在な取
付調整によつて垂直に垂下する当接垂下体の垂下
位置、即ち上縁部前縁の垂下辺縁裏面からの垂下
位置をエプロン板の大きさによつて変わる折返し
辺縁の折返し高さに対応させる。
〈実施例〉
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、
浴槽本体Aは底部a1裏面に平行に裏打ち配した脚
1を備え、その槽壁a2上端開口縁を外方に水平に
延設せしめて上縁部a3を形成すると共に、その上
縁部a3の外周前縁を更に下方に垂設せしめて垂下
辺縁a4を形成備えてなる周知の構造であつて、そ
の槽壁a2外側に下部支持具2と、上部支持具3と
によつてエプロン板Bを着脱自在に取付装着す
る。
浴槽本体Aは底部a1裏面に平行に裏打ち配した脚
1を備え、その槽壁a2上端開口縁を外方に水平に
延設せしめて上縁部a3を形成すると共に、その上
縁部a3の外周前縁を更に下方に垂設せしめて垂下
辺縁a4を形成備えてなる周知の構造であつて、そ
の槽壁a2外側に下部支持具2と、上部支持具3と
によつてエプロン板Bを着脱自在に取付装着す
る。
下部支持具2は、底部a1裏面の脚1から延設さ
せてエプロン板Bの下部縁を支持させるためのも
ので、該脚1に取付けてエプロン板Bの下部縁に
水平に装着する支持体2aと、この支持体2aに
前後動自在に連結すると共に前後動不能に止着連
結する連結支持体2bと、から構成する。
せてエプロン板Bの下部縁を支持させるためのも
ので、該脚1に取付けてエプロン板Bの下部縁に
水平に装着する支持体2aと、この支持体2aに
前後動自在に連結すると共に前後動不能に止着連
結する連結支持体2bと、から構成する。
支持体2aは、金属板や硬質樹脂板等によつて
所望長さの帯板状に形成し、その一端側に取付ネ
ジ4用挿通孔5を開穿備えると共に、先端側には
その長さ方向に長く開口する連結用長孔6を開穿
備える。
所望長さの帯板状に形成し、その一端側に取付ネ
ジ4用挿通孔5を開穿備えると共に、先端側には
その長さ方向に長く開口する連結用長孔6を開穿
備える。
この連結用長孔6は、連結する支持体2aと連
結支持体2bとの両者2a,2b全長の長さを槽
壁a2の傾斜角度によつて変わる底部a1裏面の脚1
からエプロン板Bの下部縁までの水平距離Lに合
わせて調整するためのもので、支持体2aの先端
側に所定の開口長さでその板幅方向に2列に夫々
開穿する。
結支持体2bとの両者2a,2b全長の長さを槽
壁a2の傾斜角度によつて変わる底部a1裏面の脚1
からエプロン板Bの下部縁までの水平距離Lに合
わせて調整するためのもので、支持体2aの先端
側に所定の開口長さでその板幅方向に2列に夫々
開穿する。
連結支持体2bは、支持体2aとの連結により
エプロン板Bの下部縁近傍に向けて延び、該エプ
ロン板Bの周囲に折返し形成された折返し辺縁
b1,b2,b3,b4のうち下部折返し辺縁b1を受け止
め支持する働きをなすもので、金属板や硬質樹脂
板等によつて帯板状に形成し、その一端側に連結
ネジ7を前記連結用長孔6に向けて貫通突出させ
る貫通孔8を該長孔6の開穿位置に対向かさせて
その板幅方向に2列に開穿備えると共に、先端側
上面には挾持バネ体2cを止着備える。
エプロン板Bの下部縁近傍に向けて延び、該エプ
ロン板Bの周囲に折返し形成された折返し辺縁
b1,b2,b3,b4のうち下部折返し辺縁b1を受け止
め支持する働きをなすもので、金属板や硬質樹脂
板等によつて帯板状に形成し、その一端側に連結
ネジ7を前記連結用長孔6に向けて貫通突出させ
る貫通孔8を該長孔6の開穿位置に対向かさせて
その板幅方向に2列に開穿備えると共に、先端側
上面には挾持バネ体2cを止着備える。
この挾持バネ体2cは、連結支持体2bとによ
つてエプロン板Bの下部折返し辺縁b1を挾入係止
させるためのもので、鋼板やステンレス等の金属
材や合成樹脂板等によつて帯板状に形成し、その
先端縁を上方に屈曲せしめて該屈曲縁を連結支持
体2bの先端縁上に位置させて該支持体2b上面
に溶接又はネジ止め等の手段により止着配備す
る。
つてエプロン板Bの下部折返し辺縁b1を挾入係止
させるためのもので、鋼板やステンレス等の金属
材や合成樹脂板等によつて帯板状に形成し、その
先端縁を上方に屈曲せしめて該屈曲縁を連結支持
体2bの先端縁上に位置させて該支持体2b上面
に溶接又はネジ止め等の手段により止着配備す
る。
尚、連結支持体2bの先端縁を下方に屈曲せし
めて該屈曲縁と挾持バネ体2cの屈曲縁とによつ
て前方拡開口構造として、エプロン板Bの下部折
返し辺縁b1をスムーズに差し込み係止し得る様に
する。
めて該屈曲縁と挾持バネ体2cの屈曲縁とによつ
て前方拡開口構造として、エプロン板Bの下部折
返し辺縁b1をスムーズに差し込み係止し得る様に
する。
上部支持具3は、浴槽本体Aの上縁部a3下面に
裏打ちされた裏打ち材9に取付ネジ10でネジ込
み装着して上縁部a3前縁の垂下辺縁a4とによつて
エプロン板Bの上部折返し辺縁b2を含む左右折返
し辺縁b3,b4の上部側を嵌入支持させるためのも
ので、金属板や硬質樹脂板によつて帯板状に形成
し、その一端側に取付長孔11を開穿備えた固定
体3aと、この固定体3aより垂直に折り曲げ連
設させて垂下させた当接垂下体3bと、により略
L形に構成する。
裏打ちされた裏打ち材9に取付ネジ10でネジ込
み装着して上縁部a3前縁の垂下辺縁a4とによつて
エプロン板Bの上部折返し辺縁b2を含む左右折返
し辺縁b3,b4の上部側を嵌入支持させるためのも
ので、金属板や硬質樹脂板によつて帯板状に形成
し、その一端側に取付長孔11を開穿備えた固定
体3aと、この固定体3aより垂直に折り曲げ連
設させて垂下させた当接垂下体3bと、により略
L形に構成する。
取付長孔11は、当接垂下体3bの垂下位置、
即ち上縁部a3前縁の垂下辺縁a4裏面からの垂下位
置(水平距離)を、エプロン板Bの大きさによつ
て変わる折返し辺縁b1,b2,b3,b4の折返し高さ
に合わせて前後調整し得る様に固定体3aを上縁
部a3′下面の裏打ち材9に前後動自在に取付ける
ためのもので、固定体3aの板幅方向に所定の長
さで2列に夫々開穿する。
即ち上縁部a3前縁の垂下辺縁a4裏面からの垂下位
置(水平距離)を、エプロン板Bの大きさによつ
て変わる折返し辺縁b1,b2,b3,b4の折返し高さ
に合わせて前後調整し得る様に固定体3aを上縁
部a3′下面の裏打ち材9に前後動自在に取付ける
ためのもので、固定体3aの板幅方向に所定の長
さで2列に夫々開穿する。
而して、斯る実施例は浴槽本体Aの底部a1裏面
に裏打ち配された脚1一端の取付部1aに下部支
持具2の支持体2aを取付ネジ4により取付けて
該支持体2aを前方水平に突出装着し、その支持
体2aの連結用長孔6に連結ネジ7とナツト12
により連結支持体2bを仮止め状態で取付けて該
連結支持体2bを前記支持体2aより更に前方に
突出させると共に、上部支持具3は浴槽本体Aの
短手側両上縁部a3の下面に裏打ちされた裏打ち材
9の一端側に固定体3aを取付ネジ10により仮
止め状態で取付けて当接垂下体3bを垂下させ
る。そして、エプロン板Bの上部折返し辺縁b2を
含む上部縁を前記当接垂下体3bと長手側上縁部
a3前縁の垂下辺縁a4との間に遊嵌内在させて同エ
プロン板Bの下部折返し辺縁b1を仮止め状態によ
つて連結長孔6の範囲内で前後動自在とする下部
支持具2と連結支持体2bと、その上面に止着備
えられた挾持バネ体2cとの間に挾入係止させ
る。然る後、連結支持体2bを前後に動かしてエ
プロン板Bのエプロン面部を長手側上縁部a3前縁
の垂下辺縁a4真下に面一状に位置させ、連結ネジ
7とナツト12を固く締め付けて連結支持体2b
を支持体2aに締結固定する(第3図)と共に、
上部支持具3の垂下せる当接垂下体3bがエプロ
ン板Bの左右折返し辺縁b3,b4の突端面に付き当
り更に前記垂下辺縁a4の裏面とでエプロン板Bの
上部縁を挾持係止するまで仮止め状態によつて取
付長孔11の範囲内で前後動自在とする固定体3
aを動かした後、取付ネジ10を固くネジ込んで
該固定体3aを裏打ち材9に定着固定する(第4
図)。
に裏打ち配された脚1一端の取付部1aに下部支
持具2の支持体2aを取付ネジ4により取付けて
該支持体2aを前方水平に突出装着し、その支持
体2aの連結用長孔6に連結ネジ7とナツト12
により連結支持体2bを仮止め状態で取付けて該
連結支持体2bを前記支持体2aより更に前方に
突出させると共に、上部支持具3は浴槽本体Aの
短手側両上縁部a3の下面に裏打ちされた裏打ち材
9の一端側に固定体3aを取付ネジ10により仮
止め状態で取付けて当接垂下体3bを垂下させ
る。そして、エプロン板Bの上部折返し辺縁b2を
含む上部縁を前記当接垂下体3bと長手側上縁部
a3前縁の垂下辺縁a4との間に遊嵌内在させて同エ
プロン板Bの下部折返し辺縁b1を仮止め状態によ
つて連結長孔6の範囲内で前後動自在とする下部
支持具2と連結支持体2bと、その上面に止着備
えられた挾持バネ体2cとの間に挾入係止させ
る。然る後、連結支持体2bを前後に動かしてエ
プロン板Bのエプロン面部を長手側上縁部a3前縁
の垂下辺縁a4真下に面一状に位置させ、連結ネジ
7とナツト12を固く締め付けて連結支持体2b
を支持体2aに締結固定する(第3図)と共に、
上部支持具3の垂下せる当接垂下体3bがエプロ
ン板Bの左右折返し辺縁b3,b4の突端面に付き当
り更に前記垂下辺縁a4の裏面とでエプロン板Bの
上部縁を挾持係止するまで仮止め状態によつて取
付長孔11の範囲内で前後動自在とする固定体3
aを動かした後、取付ネジ10を固くネジ込んで
該固定体3aを裏打ち材9に定着固定する(第4
図)。
従つて、槽壁a2の傾斜角度に伴う脚1からエプ
ロン板Bの下部縁までの水平距離Lに対応させて
下部支持具2の全長の長さを自由に変えることが
できると共に、エプロン板Bの大きさに伴う折返
し辺縁b1,b2,b3,b4の折返し高さに対応させて
上部支持具3の垂下位置を自由に変えることが出
来る。尚、図中13は側壁a2外面とエプロン板B
の裏面との間に介在したエプロン保持材である。
ロン板Bの下部縁までの水平距離Lに対応させて
下部支持具2の全長の長さを自由に変えることが
できると共に、エプロン板Bの大きさに伴う折返
し辺縁b1,b2,b3,b4の折返し高さに対応させて
上部支持具3の垂下位置を自由に変えることが出
来る。尚、図中13は側壁a2外面とエプロン板B
の裏面との間に介在したエプロン保持材である。
尚、上記実施例にあつては底部a1裏面に架台形
脚1を裏打ち配して成る浴槽本体Aとし、その脚
1より下部支持具2を前方水平に突出させてエプ
ロン板Bの下部縁を支持させた形態として詳述し
たが、脚1を底部a1裏面に同一体に設けたリブ形
とし、該リブ形脚に下部支持具2を嵌め込み取付
けて該下部支持具2をエプロン板Bの下部縁側に
折曲延設させて該下部縁を支持させた形態とする
も任意であり、斯る形態にあつては下部支持具2
の支持体2aを側面略〓形に折り曲げてその先端
側水平部に連結支持体2bを前後動自在に連結す
る連結用長孔6を開穿備えるものである。
脚1を裏打ち配して成る浴槽本体Aとし、その脚
1より下部支持具2を前方水平に突出させてエプ
ロン板Bの下部縁を支持させた形態として詳述し
たが、脚1を底部a1裏面に同一体に設けたリブ形
とし、該リブ形脚に下部支持具2を嵌め込み取付
けて該下部支持具2をエプロン板Bの下部縁側に
折曲延設させて該下部縁を支持させた形態とする
も任意であり、斯る形態にあつては下部支持具2
の支持体2aを側面略〓形に折り曲げてその先端
側水平部に連結支持体2bを前後動自在に連結す
る連結用長孔6を開穿備えるものである。
又、連結用長孔6を支持体2aに開穿備えた形
態としたが、連結支持体2bに開穿備えるも任意
であり、この場合には連結ネジ7を貫通させる貫
通孔8を支持体2aに設けるものである。
態としたが、連結支持体2bに開穿備えるも任意
であり、この場合には連結ネジ7を貫通させる貫
通孔8を支持体2aに設けるものである。
〈考案の効果〉
本考案は叙上の如く構成したので、浴槽本体の
底部裏面の脚に取付けて前方突出状に装着する下
部支持具の支持体に対する挾持バネ体を止着備え
た連結支持体の連結を、一方に開穿備えた連結用
長孔により前後動自在とし、その前後動自在な連
結調整によつて両支持体全長の長さを、槽壁の傾
斜角度によつて変わる底部裏面の脚からエプロン
板の下部縁までの水平距離Lに対応させて該エプ
ロン板の下部縁を着脱自在に支持させることがで
きると共に、浴槽本体の上縁部下面に装着する上
部支持具の固定体を開穿備えた取付長孔により前
後動自在とし、その前後動自在な取付調整によつ
て垂直に垂下する当接垂下体の垂下位置、即ち上
縁部前縁の垂下辺縁裏面からの垂下位置を、エプ
ロン板の大きさによつて変わる折返し辺縁の折返
し高さに対応させて該エプロン板の上縁部を上縁
部前縁の垂下辺縁裏面との間に抜き差し自在に嵌
入支持出来る。よつて、槽壁の傾斜角度を異にす
る種々の浴槽本体及び周囲の折返し辺縁の折返し
高さを異にする種々のエプロン板に対応させて使
用できる取付装置を提供出来る。
底部裏面の脚に取付けて前方突出状に装着する下
部支持具の支持体に対する挾持バネ体を止着備え
た連結支持体の連結を、一方に開穿備えた連結用
長孔により前後動自在とし、その前後動自在な連
結調整によつて両支持体全長の長さを、槽壁の傾
斜角度によつて変わる底部裏面の脚からエプロン
板の下部縁までの水平距離Lに対応させて該エプ
ロン板の下部縁を着脱自在に支持させることがで
きると共に、浴槽本体の上縁部下面に装着する上
部支持具の固定体を開穿備えた取付長孔により前
後動自在とし、その前後動自在な取付調整によつ
て垂直に垂下する当接垂下体の垂下位置、即ち上
縁部前縁の垂下辺縁裏面からの垂下位置を、エプ
ロン板の大きさによつて変わる折返し辺縁の折返
し高さに対応させて該エプロン板の上縁部を上縁
部前縁の垂下辺縁裏面との間に抜き差し自在に嵌
入支持出来る。よつて、槽壁の傾斜角度を異にす
る種々の浴槽本体及び周囲の折返し辺縁の折返し
高さを異にする種々のエプロン板に対応させて使
用できる取付装置を提供出来る。
依つて、所期の目的を達成し得る。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第
1図は平面図で一部切欠して示す、第2図は第1
図の−線に沿えた要部を示す拡大断面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は第2図
の−線断面図、第5図は従来例を示す断面図
である。 尚、図中A……浴槽本体、a1……底部、a2……
槽壁、a3……上縁部、a4……垂下辺縁、B……エ
プロン板、b1,b2,b3,b4……折返し辺縁、1…
…脚、2……下部支持具、2a……支持体、2b
……連結支持体、2c……挾持バネ体、3……上
部支持具、3a……固定体、3b……当接垂下
体、6……連結用長孔、11……取付長孔。
1図は平面図で一部切欠して示す、第2図は第1
図の−線に沿えた要部を示す拡大断面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は第2図
の−線断面図、第5図は従来例を示す断面図
である。 尚、図中A……浴槽本体、a1……底部、a2……
槽壁、a3……上縁部、a4……垂下辺縁、B……エ
プロン板、b1,b2,b3,b4……折返し辺縁、1…
…脚、2……下部支持具、2a……支持体、2b
……連結支持体、2c……挾持バネ体、3……上
部支持具、3a……固定体、3b……当接垂下
体、6……連結用長孔、11……取付長孔。
Claims (1)
- 浴槽本体の底部裏面の脚に取付けて前方突出状
に延設させる下部支持具と、浴槽本体の上縁部下
面に取付けて垂下させる上部支持具と、によりエ
プロン板を槽壁外面に着脱自在に取付けて成り、
前記下部支持具を底部裏面の脚に取付けて前方突
出状に装着する支持体と、この支持体に前後動自
在に連結すると共に上面に挾持バネ体を止着備え
た連結支持体と、から構成し、且つ支持体又は連
結支持体の所定位置に連結用長孔を開穿備え、上
記上部支持具を上縁部の下面に螺着して前後動自
在に装着する取付長孔を開穿備えた固定体と、こ
の固定体より垂直に連設垂下させた当接垂下体
と、から構成して成る浴槽用エプロン板の取付装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541085U JPH0312313Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18541085U JPH0312313Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6292783U JPS6292783U (ja) | 1987-06-13 |
JPH0312313Y2 true JPH0312313Y2 (ja) | 1991-03-22 |
Family
ID=31134010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18541085U Expired JPH0312313Y2 (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0312313Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP18541085U patent/JPH0312313Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6292783U (ja) | 1987-06-13 |
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