JPH03122990A - 組み込み式加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、誘導加熱調理器などの加熱調理器を家具など
に組み込んでなる組み込み式加熱調理器に関するもので
ある。

従来の技術 従来、誘導加熱調理器を厨房家具などの天板に組み込ん
で使用する場合に、使用中に内部の加熱コイルや回路部
品の温度が限度を越えないようにする友め、内部に冷却
ファンを設けて、＊制冷却するようにしてい２．また同
一の筐体内で効率よく冷却する次めに、筐体内を冷却風
が効率よく導かれる工うダクトを設けたり、ファンモー
ターを大出力にするなどしていｔ。

発明が解決しようとする１１題 しかしこのような従来の構成では、誘導加熱コイルの出
力が大きくなったり、コイ〃の数が多くなつ交り、ロー
スタ−などの加熱室を一体に組み込んだシするなど熱影
響が増大していくと問題が出てくる。すなわち、非常に
複雑な吸排気経路を構成しなければならず、ま九人出力
のファンモーターを使用しなければならなくなる。この
結果、複雑な吸排気経路を構成すると製品構造の複雑化
とコストアップを生み、まｔ大出力のファンモーターは
騒音の発生源となっている。

本発明は、ロースタ−などの加熱室を有したり複数の誘
導加熱コイ１ｖｔ−持ったりして熱影響の増大し友組み
込み式加熱調理器を実現するｔめに、上記のような従来
の問題を考慮してなされたものである。そして本発明の
第１の目的は、内部冷却を確実に行いうる本体構造を実
現することにある。

また本発明の第２の目的は、内部冷却性のすぐれた本体
構造を実現しｔうえで、誘導加熱コイルからの電波遮蔽
を行うことにある。本発明の第３の目的は、さらに加え
て吸排気口の効率的な構成を実現して、加熱調理器の設
置作業を簡略化することにある。

課題を解決する定めの手段 上記第１の目的を達成するための本発明の第１の手段は
、調理プレートと、この調理プレートの下部に設けた単
数または複数の誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイル
を冷却する第１の冷却ファンとを有する上部ユニットを
備えるとともに、ロースタ−などの加熱室と、上記誘導
加熱コイルを駆動する回路部と、この回路部を冷却する
第２の冷却ファンとを有する下部ユニットとを備えて、
前記上部ユニットおよび下部ユニットにより分離式用ｆ
！Ｐ！調理器を構成し％前記上部ユニットをその下部に
設置された下部ユニットと電気的に接続したものである
。

上記第２の目的を達成する九めの本発明の第２の手段は
、上部ユニットが金ｇ製の底板を有する構成ζし九もの
である。

上記第３の目的を達成するための本発明の第３の手段は
、上部ユニットの排気通路と下部ユニットの排気通路と
を、上部ユニットの後方に設けｔ同一の排気口に導いた
ものである。

作用 本発明は、上記第１の手段により、ロースタ−の熱影響
を受けることなく誘導加熱コイＶの冷却が図れ、ま九回
路部の冷却に大出力のファンや複雑な冷却経路が必要な
く、誘導加熱コイルの複数化や、ロースタ−などの加熱
室の一体化を行っても、確実な内部冷却が実現できる。

第２の手段に工り、誘導加熱コイルからの磁力線や高周
波雑音が底板で遮蔽されここれらが下部ユニットにおけ
る制御用の回路部に漏洩するのを防止することができる
。

第３の手段により、上部ユニットト下部ユニットとの排
気口が共用され、しかもこの共用の排気口を上部ユニッ
トの後方に位置せしめたため排気口の構成が簡単となり
、このため盾房家具などの天板の加工作業が簡単になる
うえに加熱調理器の設置工事性が向とする。

実施例 まず本発明の第１実施例を、第１０〜第３図にもとづい
て説明する。第１図において、１は家具の天板であり、
天板開口部２を有している。３は調理器本体４の上部ユ
ニットであり、その上面に調理デｖ−ト５と複数の誘導
加熱コイル６１７゜８とを有する。上部ユニット３の内
部には、誘導加熱コイル６．７．８を冷却する第１の冷
却ファンモーター１０が設けられている。また上部ユニ
ット３は誘導加熱コイ”　６１７　＊　８や冷却ファン
モーター１０　ｋ支持する底板１１　ｔ−備えており、
この底板１１は、誘導加熱コイ／Ｉ／６．７．８の下面
全体を漬りように構成されている。また底板１１には、
ファンモーターｌＯと対向する位置に吸気口１２５ｃ設
けである。上部ユニット３には、さらに排気口１３が設
けられている。

上部ユニット３の下方には、調理器本体の下部ユニット
１４が設けられている。下部ユニット１４０内部には、
誘導加熱コイル６．７，８ｔ−駆動する回路部１５と、
この回路部の一部をなすヌイツチング素子１６と、この
回路部１５に冷却する第２の冷却ファンモーター１７ト
、ロースタ−などの加熱室１８とが設けられている。加
熱室１８の内８ＳＫはシーズヒーターなどの熱源１９が
ある。下部ユニット１４は筐体２０を有し、この筐体２
０Ｆｉ下部筐体２１と上部蓋体２２とを有している。下
部ユニット１４は吸気口器と排気口２４とを有している
。加熱室１８には前扉２５が設けられている。調理プレ
ート５には調理鍋あを載置可能である。上部ユニット３
と下部ユニット１４とは、配線コード２７によりて電気
的に接縦されている。

次に１本実施例における冷却動作を説明する。

上部ユニット３において、第１の冷却ファンモーター１
０が動作すると吸気口１２工り冷却風が上部ユニット３
の内部に吸引される。この冷却風は、誘導加熱コイル６
．７ｅ８を冷却しｔ後、排気口１３より排出される。こ
ζで第１のファンモーター１０は誘導加熱コイｓ、ｔ５
，７．ｇのみを冷却すればよいため、コイ〃が複数であ
っても特に複雑な冷却経路を必要としない。また上部ユ
ニット３は下部ユニット１４とは完全に分離されている
ため、加熱室１８などからの熱影響は受けにくいという
利点を有する。

下部ユニット１４においては、第２の冷却ファンモータ
ー１７の動作により下部吸気口器より冷却風が吸引され
、この冷却風は、スイッチング素子１６や回路部１５を
冷却した後、下部排気口２４から排出される。このとき
冷却風の一部は加熱室１８の周囲にも流れ、加熱室１８
から調理器本体４の内部に伝導される熱を冷却する役目
も果たす。下部ユニット１４は１発熱する調理鍋２６や
誘導加熱コイル６゜７．８から分離されているｔめ熱影
響を受けにくく、誘導加熱コイルが複数になったり大出
力となっても、比較的小型のファンモーターが採用でき
る。このｔめ騒音の発生や、コストの上昇を少なくする
ことが可能である。

このように本実施例に工れば、加熱コイＡ／６゜７．８
を有する上部ユニット３と駆動用のＦ！Ｊｌ各部１５や
ロースタ−などの加熱室１８を有する下部ユニッ）１４
とを分離し、それぞれ独立した冷却ファンモーター１０
．１７　ｔ−有した冷却機構を設けたため、効率的な冷
却を行うことができる。

第１図および第２図において、上部ユニット３０直板１
１をアルミや亜鉛メツキ鋼板などの金属製の材料で構成
すると、上部ユニット３と下部工ニット１４とを分離し
ｔ場合に、新たな作用、効果が得られる。すなわち従来
の誘導加熱調理器においては、誘導加熱コイ／Ｉ／を流
れる高周波電流から漏洩する電磁波により、下部におか
れた駆動用の回路部や電源回路に電気雑音が発生し、そ
の除去対策が必要とされたが、第１図および第２図の構
成では、誘導加熱コイル６．７．８は金属製の底板１１
で遮蔽されるｔめ、下部へ漏洩する電磁波は非常に低下
する。しｔがって、電磁障害も少なくなる几め、従来で
は大出力になればなるほど必要とされた雑音対策用のコ
イｌｖター回路も、簡略にすることが可能となる。

次に、本発明の第２！ｌ！施例について説明する。

第４図および第５図において、上部ユニット３の排気通
路３１は調理プレート５の後方に位置しており、天板開
口部２の後部に構成しｔ排気カバ一部の排気口２９から
排気するよう構成している。下部ユニット１４の排気通
路３２は、下部ユニット１４の上部蓋体２２の後部に位
置して排気カバー２８の下部に開口している。

したがって、上部ユニット３においても、ま九下部ユニ
ット１４においても、内部冷却に使用された後の排気は
、同一の排気カバー２８から排出される。

このような構成であると、土部ユニット３におけル排気
も、下部ユニツ）１４における排気も、ともに天板後部
の排気カバー２８の排気口器から排出されるため、天板
開口部２を調理器本体４より一回り大きくするのみで排
気のための工事ができ、作業が非常に簡単になるととも
に、上部および下部ユニツ）３．１４の排気部が同一の
排気カバー２８で覆われるため、その外観が向上する。

発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明は、加熱調理器本
体１．＊導加熱コイ／Ｌ／を有する土部ユニットと、駆
動用の回路部および加熱室を有する下部ユニットとに分
離し、かつ、それぞれに独立の冷却機構を設けたことく
より、大出力や複数などの加熱コイルを有するとともに
ロースタ−などの加熱室を有する組み込み式加熱調理器
の内部冷却を、効率的にかつ簡略に実施することができ
るという効果金有する。

また、上部ユニットの底板を金属製とすることにエリ下
部ユニットに設けた回路部への電磁障害を低減し、誘導
加熱コイルの大出力化や複数化に伴う電源雑音対策を向
上させるという効果を有する。

さらに、上部ユニットの排気通路と下部ユニットの排気
通路とを上部ユニットの後方の排気口に導い友ことによ
り、排気口が一つとなり、天板加工作業を簡略にできる
とともに設置工事性を向上できるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１突施例を示す組み込み式加熱調理
器の断面図、第２図は同調理器の正面図、第３図は同調
理器の全体斜視図、第４図は本発明の第２実施例を示す
組み込み式加熱調理器の断面図、第５図は第４因の調理
器の全体斜視図である。 ３・・・上部ユニット、５・・・調理プレー）、６　、
７゜８・・・誘導加熱コイル、１０・・・第１の冷却フ
ァンモーター、１１・・・底板、１４・・・下部ユニッ
ト、１５・・・回路部、１７・・・第２の冷却ファンモ
ーター、１８・・・加熱室、２９・・・排気口、　３１
．３２・・・排気通路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、調理プレートと、この調理プレートの下部に設けた
   単数または複数の誘導加熱コイルと、この誘導加熱コイ
   ルを冷却する第１の冷却ファンとを有する上部ユニツト
   を備えるとともに、ロースターなどの加熱室と、上記誘
   導加熱コイルを駆動する回路部と、この回路部を冷却す
   る第２の冷却ファンとを有する下部ユニットとを備えて
   、前記上部ユニツトおよび下部ユニットにより分離式加
   熱調理器を構成し、前記上部ユニットをその下部に設置
   された下部ユニツトと電気的に接続した組み込み式加熱
   調理器。 ２、上部ユニットが金属製の底板を有する請求項１記載
   の組み込み式加熱調理器。 ３、上部ユニットの排気通路と下部ユニットの排気通路
   とが、上部ユニットの後方に位置される同一の排気口に
   導かれている請求項１または２記載の組み込み式加熱調
   理器。