JPH03122367A - コンクリート仕上装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンクリート仕上装置に係るものである。

（従来技術） 従来の、建設現場におけるコンクリートの仕上作業は、
打設されたコンクリートの上面を。

トンボと呼ばれるＴ型形状の均し具で均し、その跡をブ
ラシ掛けして仕上げていた。

（発明が解決しようとする課題） 本発明は、前記人手による作業の機械化を図ったもので
ある。

（課題を解決するための手段） そこで本発明は、走行車輪６と該走行車輪６を駆動させ
るエンジン３とを有する機体フレーム２に１表層コンク
リートを側方に押送させ得るオーガを設け、該オーガは
、正逆転自在構成としたコンクリート仕上装置、及び走
行車輪６と該走行車輪６を駆動させるエンジン３とを有
する機体フレーム２に、進行方向前側より、表層コンク
リートを側方に押送させ得る分配オーガ９と、前記押送
後のコンクリートの上面を均平にする荒仕上オーガ１３
と、荒仕上後置材を沈め且つタンピングを行なうタンパ
−１４と、タンピング後のコンクリート上面を平坦に均
す定規１５とを、その順に配設したコンクリート仕上装
置としたものである。

（実施例） 本発明の一実施例を図により説明すると、１は、床等に
流出させた砂利等を混合したコンクリート流状物を均し
て仕上るコンクリート仕上装置全体を示し、２は前記コ
ンクリート仕上装置１の機体フレーム、３は前記機体フ
レーム２の上部に搭載したエンジンである。

前記エンジン３の下方位置で機体フレーム２の下面側に
はギヤボックス４を設け、該ギヤボックス４に左右方向
の車軸５を取付け、該車軸５の両端には走行車輪６．６
を取付ける。

前記車軸５の両側の前記走行車輪６．６の内側部分には
、伝動ケース７及び取付腕８の上部を夫々取付ける。伝
動ケース７及び取付腕８の夫々の下部には、流出された
コンクリートのうち１表面の余剰分を一方側に搬送する
分配オーガ９の回転軸１０を軸装する。

１１は前記回転軸１０の外周に設けた螺旋翼である。該
螺旋翼１１は、前記伝動ケース７及び前記取付腕８を前
記車軸５を中心に上下回動させることにより高さの調節
ができる。

前記分配オーガ９の後部には、コンクリートの上面を均
平する荒仕上オーガ１３と、コンクリートの上面を叩い
て（振動）骨材を沈めてコンクリートのモルタルを浮上
させるタンパ−１４と。

コンクリートの上面を仕上げる定規１５とを、その順に
設けた後側フレーム１６を取付ける。

前記後側フレーム１６は、左右方向の上部横杆１７の両
端部に下方に垂下する縦杆１８．１８の上端部を固定し
て口形状に形成する。・縦杆１８．１８の下端部には左
右方向の前記荒仕上オーガ１３の回転軸１９の両端部を
取付ける。２０は前記荒仕上オーガ！３の螺旋翼であり
、前記分配オーガ９の螺旋翼１１と路間−高さに位置さ
せる。

前記回転軸１９の縦杆１８より突き出た一端部にはギヤ
２１を固定し、該ギヤ２１には、該ギヤ２１の上方に設
けたギヤηとの間にチェノｎを掛は回し、前記ギヤηは
前記縦杆１８．１８の上下中間部に軸装した伝動軸２４
の端部に固定する。

伝動軸２４の左右中央部には後部ギヤボックス３９を設
け、該後部ギヤボックス器と前記ギヤボックス４とをユ
ニバーサルジヨイント乙により連結し、前記螺旋翼冗を
、前記分配オーガ９の螺旋ｆｆ１ｌｌと同方向に回転さ
せるよう〈構成する。

前記ギヤ２１を設けた縦杆１８の外面にはベルクランク
ｎを軸止し、前記他方の縦杆１８の外面には、アームに
の上端を軸止、前記ベルクランクＨの一端と前記アーム
冗の下端との間にタンパ−１４の両端を固定する。

前記ベルクランクｎの他端は前記ギヤ２１の中心を外し
た外面に軸止し、ギヤ２１の回転により回動するベルク
ランクｎにより前記タンパ−１４は上下動してコンクリ
ートの上面を間欠的に叩き、タンピングを行なう。

前記上部横杆１７の左右端部には、前記縦杆１８゜縦杆
１８より後方に伸びる一対の取付杆ｎ、２８の上端部を
取付け、取付杆冗、ｎの下端部に前記定規１５を取付け
る。定規１５は弾性部材又は非弾性部材により左右方向
の板状に形成される。また、定規１５は左右方向のブラ
シ状に形成してコンクリート上面を摺擦するものでもよ
い。

しかして、前記上部横杆１７の前面には前方に突き出る
取付軸６の後端部を固着し、取付軸ｎの前端部に形成し
た係合溝加を連結杆ｌの後端部に形成した軸筒形状の筒
状軸受部３１内に挿入し、該筒状軸受部３１の外周に螺
合させたネジｒの先端を前記係合溝（９）に係合させ、
前記連結杆丘に取付軸四を回転のみ自由に取付ける（第
３図）。

前記連結杆ワの前端部は前記機体フレーム２に軸あによ
り回動自在に軸着され、連結杆ツの上面には斜め後方に
突出する取付杆シの前端部を取付ける。取付杆翼には前
記機体フレーム２側に設けた上下Ｘ１１ｍモータ５のネ
ジ軸あを螺合させる。したがって、前記上下調節モータ
羽によりネジ軸あを回転させると、前記連結杆臣は。

前記軸おを中心に後端部が上下回動じて前記後側フレー
ム１６を上下動させ、前記荒仕上オーガ１３、タンパ−
１４，定規１５の高さ位置を調節する。

また、前記取付杆あの後端部にはローリング用モータ３
７を取付け、ローリング用モータｇのネジ軸３８を前記
上部横杆１７の左右何れか一側に螺合させ、前記ネジ軸
３８を回転させると、前記後側フレーム１６は前記上部
横杆１７の取付軸器を挿入した筒状軸受部３１の軸心を
中心にローリングし、前記荒仕上オーガ１３、タンパ−
１４、定規１５を、水平に位置させ得る。

前記荒仕上オーガ】３、タンパ−１４、定規１５の夫々
の左右幅は、前記走行車輪６．６の左右幅より広く形成
し、走行車輪６．６の車輪跡を消して、コンクリート上
面を仕上げるようにする。

また、前記走行車輪６．６は平面視Ｖ形状に形成してあ
り、前記分配オーガ９を凹部内に臨ませ１分配オーガ９
の左右幅を前記荒仕上オーガ！３等と同じ左右幅に形成
すると共に、機体全体をコンパクトにしている。

しかして、コンクリート仕上装置１の所望位置には、公
知の、方位センサ旬を設ける。該方位センサ旬は、地磁
気による電流の変化を利用して方位を検出するものであ
り、この方位検出によりコンクリート仕上装置１の往路
と復路とを判定し、自動的に前記分配オーガ９及び荒仕
上オーガ１３を適正方向に回転させる。

即ち、第４図のように往路Ａと復路Ｂとでは、前記分配
オーガ９及び荒仕上オーガ１３の回転方向を変えないと
、コンクリートを往路Ａ側に戻すことになるので、前記
方位センサ４０により機体進行方向を往路Ａと判定する
と、自動的に分配オーガ９及び荒仕上オーガ１３を正転
させ、復路Ｂでは分配オーガ９及び荒仕上オーガ１３を
逆転させる。

前記分配オーガ９及び荒仕上オーガ１３の逆転構造は何
れのものでもよく、例えば、前記ギヤボックス４内に正
逆回転伝動機構を設け、これに分配オーガ９の伝動ケー
ス７及び荒仕上オーガ１３に動力伝達するユニバーサル
ジヨイント５を連結すればよい、また、前記車軸５を内
側軸と外側軸筒との二重軸に構成し、内側軸の端部に前
記走行車輪６，６を取付け、外側軸筒の外周に前記分配
オーガ９を軸架する伝動ケース７と取付腕８の上部を取
付け、前記外側軸筒のみを前記ギヤボックス４内の正逆
回転伝動機構に連結させる構成でもよい。

また、第５図、第６図の実施例では、走行車輪６．６を
有する機体フレーム２の前部に、橋体形状の分配装置４
９を、後部に荒仕上オーガ１３゛を設け、該荒仕上オー
ガ１３°は正逆転モータ４１により駆動するように構成
し、該正逆転モータ４１と方位センサ初゛とを制御部（
資）を介して接続し、方位センサ和°の往路と復路の判
定により。

正逆転モータ４１を自動的に正転又は逆転させ、荒仕上
オーガ１３’の回転方向を制御している。

図中、４５は前記機体フレーム２の前部に設けたハンド
ル、４６は前記機体フレーム２の前側に設けた支脚、４
７は該支脚部の下端部に設けた床と摺接する機体、刑は
前記モータ菫、ｇ、４１の電源用の発電機である。

（作用） 次に作用を述べる。

本発明は前記の構成であり、機体フレーム２の上部にエ
ンジン３を搭載し、前記機体フレーム２には一対の走行
車輪６，６を取付け、前記機体フレーム２の前部にはハ
ンドル４５を設け、機体フレーム２の下部にはギヤボッ
クス４により動力伝達されて回転する分配オーガ９が設
けられているから、コンクリート仕上装置１が前進する
と、前記分配オーガ９により床上面に流出されているコ
ンクリート流状物の余剰分は一方側に押送される。

前記機体フレーム２の後部には、後側フレーム１６が設
けられ、後側フレーム１６には、荒仕上オーガ１３が設
けられているから、回転する荒仕上オーガ１３の螺旋翼
冗により前記分配オーガ９により余剰分が分配されたコ
ンクリート上面を均平する。

前記荒仕上オーガ１３により均平されたコンクリートの
上面には、コンクリート中の砂利が露出していることが
あるが、荒仕上オーガ１３の後方に設けたタンパ−１４
は、ベルクランクｎにより上下方向に間欠的に移動して
コンクリート上面を叩くから、下層の水分の多いモルタ
ルを前記砂利の１方に浮上させる。

前記タンパ−！４の後方には、左右方向の定規１５が設
けられているから、定規１５の下縁が前記タンパ−１４
により浮上したモルタル表面を摺擦し、コンクリート上
面の仕上げを行なう。

したがって、コンクリート仕上袋ａｉｌを前進させると
、コンクリートの上面の仕上げ工程まで、−人で容易に
行なうことができ、労力の軽減が図れる。

しかして、第４図のように、往路Ａの作業が終了すると
、コンクリート仕上装置１をＵターンさせ、復路Ｂの作
業となるが、復路Ｂの作業において、前記分配オーガ９
の螺旋翼１１及び荒仕上オーガ１３の螺旋！２０を前記
往路Ａと同一方向に回転させると、往路Ａ（Ｉｌｌに戻
してしまう。

本発明では、分配オーガ９及び荒仕上オーガ１３の回転
は方位センサ和により制御されているから、方位センサ
４０はコンクリート仕上装置ｌをＵターンさせときに、
復路Ｂと判定し、自動的に分配オーガ９及び荒仕上オー
ガ１３の回転を逆転させる。したがって、作業者は、コ
ンクリート仕上装置ｌの進行方向のみ注意するだけで作
業ができ１作業を容易にする。

（効果） 従来の、建設現場におけるコンクリートの仕上作業は、
打設されたコンクリートの上面を、トンボと呼ばれるＴ
型形状の均し具で均し、その跡をブラシ掛けして仕上げ
ていた。

しかるに本発明は、走行車輪６と該走行車輪６を駆動さ
せるエンジン３とを有する機体フレーム２に１表層コン
クリートを側方に押送させ得るオーガを設け、該オーガ
は、正逆転自在構成としたコンクリート仕上装置とした
ものであるから、往路の作業が終了してコンクリート仕
上装置１をＵターンさせ、復路の作業となったとき、オ
ーガを逆転させ得るので連続作業ができる。

また、走行車輪６と該走行車輪６を駆動させるエンジン
３とを有する機体フレーム２に、進行方向前側より、表
層コンクリートを側方に押送させ得る分配オーガ９と、
前記押送後のコンクリートの上面を均平にする荒仕上オ
ーガ１３と。

荒仕上後背材を沈め且つタンピングを行なうタンパ−１
４と、タンピング後のコンクリート上面を平坦に均す定
規１５とを、その順に配設したコンクリート仕上装置と
したものであるから１分配オーガ９による表層コンクリ
ートの押送作業と、荒仕上オーガ１３による前記押送後
のコンクリートの上面を均平作業と、タンパ−１４によ
る荒仕上後コンクリート上面のタンピング作業と。

定規１５によるタンピング後のコンクリート上面を平坦
にする仕上作業とを、コンクリート仕上装置を前進させ
るｌ工程でできるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置全体側面図、第２図は平面図、第３図は取
付部の平面図、第４図は作業状態説明図、第５図は第２
実施例平面図、第６図は同側面図中ある、 符号の説明 ｌ・・・コンクリート仕上装置、２・・・機体フレーム
、３・・・エンジン、４・・・ギヤボックス、５・・・
車軸、６・・・走行車輪、７・・・伝動ケース、８・・
・取付腕、９・・・分配オーガ、ｌＯ・・・回転軸、１
１・・・螺旋翼、桧・・・連結杆、１３．１３”・・・
荒仕上オーガ、１４・・・タンパ−１１５・・・定、１
１．１６・・・後側フレーム、１７・・・上部横杆、１
８・・・縦杆、１９・・・回転軸、冗・・・螺旋翼、２
１、η・・・ギヤ、２３・・・チェノ、２４・・・伝動
軸、δ・・・ユニバーサルジヨイント、３・・・アーム
、２７・・・ベルクランク、冗・・・取付杆、６・・・
取付軸、（・・・係合溝、３１・・・筒状軸受部、澱・
・・ネジ、羽・・・軸、詞・・・取付杆、３５・・・上
下調節モータ、あ・・・ネジ軸、π・・・ローリング用
モータ、（・・・ネジ軸、羽・・・後部ギヤボックス、
初、旬′・・・方位センサ、４１・・・正逆転モータ、 ４５・・・ハンドル。 ４６・・・支脚、 ４７・・・ 橋体、 佃・・・発電機。 ４９・・・分配装置、 （資）・・・制御部。 第 図 第 図 ６ 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）走行車輪６と該走行車輪６を駆動させるエンジン
   ３とを有する機体フレーム２に、表層コンクリートを側
   方に押送させ得るオーガを設け、該オーガは、正逆転自
   在構成としたコンクリート仕上装置。
2. （２）走行車輪６と該走行車輪６を駆動させるエンジン
   ３とを有する機体フレーム２に、進行方向前側より、表
   層コンクリートを側方に押送させ得る分配オーガ９と、
   前記押送後のコンクリートの上面を略均平にする荒仕上
   オーガ１３と、荒仕上後骨材を沈め且つタンピングを行
   なうタンパー１４と、タンピング後のコンクリート上面
   を平坦に均す定規１５とを、その順に配設したコンクリ
   ート仕上装置。