JPH03121745A - 工作機械の摺動画防麈装置 - Google Patents

工作機械の摺動画防麈装置

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JPH03121745A
JPH03121745A JP25746189A JP25746189A JPH03121745A JP H03121745 A JPH03121745 A JP H03121745A JP 25746189 A JP25746189 A JP 25746189A JP 25746189 A JP25746189 A JP 25746189A JP H03121745 A JPH03121745 A JP H03121745A
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JP
Japan
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groove
sliding
sliding surface
dust
dustproof
Prior art date
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Pending
Application number
JP25746189A
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English (en)
Inventor
Norihide Maeda
憲秀 前田
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DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の摺動面を切削粉等から保護するた
めの摺動面防塵装置に関し、特に微細な切削粉について
も摺動面間への侵入をより確実に、かつ長期間に渡って
防止できるようにした装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば旋盤では、ベツドに形成された摺動台(固定台)
上を、主軸台、刃物台(可動台)が加工軸方向に、又は
該加工軸と直角方向に摺動するように構成されている。
この可動台、固定台の摺動面間に切削粉等が侵入して可
動台等が損傷すると、加工精度に悪影響を及ぼす、従っ
て、従来から工作機械では、切削粉等の侵入を防止する
ために摺動面防塵装置を設けている。例えば切削粉等が
摺動面付近に飛散するのを防止するためのフードを取付
ける構造、該可動台の周縁と固定台との間から摺動面間
に切削粉等が侵入するのを防止するため可動台の周縁に
ゴム製プレートからなるスライドシールを取付け、これ
のシール面を固定台の摺動面に摺接させて摺動面間を密
封する構造、等が一般的である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来のフードを設けただけの構造で
は、切削粉等の侵入を効果的に防止することは困難であ
る。また、スライドシールを設けた場合にも、ゴムプレ
ートの劣化等によって密封度が低下するから、特に長期
間経過した場合は、微細な切削粉等の侵入を確実に防止
することはできない。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、長期間経過しても密封度が低下することがなく
、微細な切削粉等の侵入も確実に防止できる工作機械の
摺動面防塵装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、固定台の摺動面と可動台の摺動面との間に切
削粉等が侵入するのを防止する工作機械の摺動面防塵装
置において、上記可動台に、上記固定台の摺動面に摺接
するシール面を有する防塵部材を配設し、該防塵部材の
シール面に、上記可動台の摺動方向と直交する方向に延
びる溝部を形成し、該溝部内に潤滑油を供給するように
したことを特徴としている。
ここで、本発明における防塵部材としては、各種のもの
が採用でき、例えば従来のスライドシールと同様のゴム
製プレート、固定台の摺動面より軟質で、かつ耐摩耗性
が高く、さらに自己潤滑性を有する部材、例えば砲金製
プレート等が採用でき、あるいはこれの両方を採用し、
並列に配置す゛ることもできる。
また、上記溝部の構造には各種の能様が考えられ、例え
ば上記ゴム製プレート、砲金製プレートのシール面に凹
溝を直接形成したり、ゴムプレートを一対設けてその間
を溝部としたり、あるいは上記両プレート間部分を溝と
して利用したりすることができる。そしてこの溝部に潤
滑油を供給する構造としては、可動台内に通路を一体形
成する構造、あるいは給油配管を別個に設ける構造が採
用できる。また、上記溝部の端部は外部に向けて開放す
ることにより潤滑油を外部に流出させることができるよ
う構成することが望ましい。
〔作用〕
本発明に係る工作機械の摺動面防塵装置によれば、防塵
部材のシール面に溝部を形成し、該溝部内に潤滑油を供
給したので、防塵部材のシール面に入り込んだ微細な切
削粉等は潤滑油で洗い流すことができる。その結果、切
削粉等の摺動面への侵入を確実に防止でき、長期に渡っ
て高い防塵効果を得ることができる。また、上記防塵部
材のシール面に潤滑油を供給することにより、該シール
面自体の潤滑性を向上できるという相乗効果も得られる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例による摺動面
防塵装置を説明するための図である。
図において、1は本実施例の防塵装置が採用された旋盤
であり、この旋盤1のベツド2上の一端部にはメイン主
軸台3が配設固定され、該ベツド2上に形成された主軸
摺動台4上にはサブ−主軸台5が上記メイン主軸台3と
対向するように、かつ加工軸り方向に摺動可能に配設さ
れている。
また、上記サブ主軸台5から加工軸り方向に見て右側方
(第3図上方)には、送り台7が配設固定されており、
この送り台7上には、サブ横送り台8が上記加工軸りと
直角方向に摺動可能に配置されている。さらにまた、上
記主軸摺動台4に隣接してこれと平行に形成された刃物
摺動台9上には、往復台10が上記加工軸り方向に摺動
自在に配置され、またこの往復台10上にはメイン横送
り台11が上記加工軸りと直角方向に摺動自在に配置さ
れている。
そして、上記主軸摺動台4の摺動面4a、4bとサブ主
軸台5の摺動面5bとの間、上記往復台10、送り台7
とメイン、サブ横送り台11.8との摺動面間、及び刃
物摺動台9と往復台10との摺動面間に本実施例の摺動
面防塵装置12が設けられている。この何れの防塵装置
も同様の構造であるので、以下、主軸摺動台4とサブ主
軸台5との間の防塵装置について説明する。
上記サブ主軸台5の加工軸り方向前、後端面5aには、
本実施例の防塵部材13が固定ボルト16で固定されて
いる。この防塵部材13は、上記主軸摺動台4の上側摺
動面4a、及び左、右側摺動面4bの3方を囲むコ字状
に形成されたゴム製スライドシール14に、これと略同
じ形状の金属製台金15を貼り合わせて構成されている
。上記スライドシール14は上記サブ主軸台5の前、後
端面5aに当接する本体部14aと、上記主軸摺動台4
の上側摺動面4a、及び左、右側摺動面4bに摺接する
一対のリップ部14b、14bとからなるもので、この
両リップ部14b、14b間部分は上記サブ主軸台5の
加工軸り方向と直交する方向に延びる溝部17となって
おり、該溝部17の両端部は上記主軸摺動台4の左、右
側摺動面4bの下端位置で外方に開放されている。
さらに、上記防塵部材13の台金15には、上記リップ
部14b間から、鉛直上方に延び、かつ途中からサブ主
軸台5の前、後端面5a側に屈折してなる供給通路18
が形成されており、該供給通路18の鉛直部分には給油
バイブ19が挿着されている。また、上記サブ主軸台5
には上記供給通路18に連通ずる油孔19が形成されて
おり、該油孔19の延長端は、図示していないが、油送
ポンプ、オイルタンク等からなる潤滑油供給装置に接続
されている。これにより、該供給装置からの潤滑油が上
記油孔19.供給通路18を通って溝部17内に供給さ
れ、該溝部17の両端から外部に排出されるよう構成さ
れている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の摺動面防塵装置12によれば、一対のリップ
部14bを各摺動面4a、4bに摺接させるとともに、
該リップ部14b間の溝部17部内に潤滑油を供給した
ので、大部分の切削粉等は前側のリップ部14bにより
排除され、この前側のリップ部14bを通過して溝部1
7内に侵入した微細な切削粉等は潤滑油で洗い流されて
外部に排出されることとなる。その結果、防塵効果をよ
り高めることができ、かつより長期に渡って防塵効果を
維持できる。また、上記溝部17内に潤滑油を供給した
ことによって、リップ部14bと各摺動面4a、4bと
の潤滑性を向上できるという効果も得られる。
さらに、本実施例では、サブ主軸台5.防塵部材13に
それぞれ油孔19及び供給通路18を形成するだけの加
工でよいから、大幅な設計変更をすることなく実現でき
、それほどコスト上昇にはならない。
なお、上記実施例では、サブ主軸台5側に油孔19を形
成し、これを供給通路18に連通させて溝部17内に潤
滑油を供給した場合を例にとって説明したが、本発明の
給油方法はこれに限られるものではなく、例えば上記供
給通路を防塵部材の上面、あるいは固定ボルト側側面に
導出し、この導出部に配管を接続し、該配管を介して潤
滑油を供給するように構成しても勿論よい。
また、上記実施例では、防塵部材13として、スライド
シール14に一対のリップ部14bを一体形成し、これ
に台金15を貼り合わせた構造を例にとって説明したが
、本発明は、例えば第4図及び第5図に示すような防塵
部材20を採用してもよい。即ち、1つのリップ部21
aを有する2枚のスライドシール21間に台金22を介
在させて該リップ部212間部分を溝部23とし、この
台金22に長孔状の供給口24を切り欠き形成するとと
もに、該供給口24をサブ主軸台5の油孔19に連通さ
せた例である。この例においても溝部23内に侵入した
切削粉等を洗い出すことができ、上記実施例と同様の効
果が得られる。
第6図は本発明の第2実施例による摺動面防塵装置を説
明するための図であり、図中、第1図と同一符号は同−
又は相当部分を示す。
本実施例は、サブ主軸台5の前、後端面5aに主軸摺動
台4の各摺動面4a、4bに摺接するゴム製スライドシ
ール31を配設するとともに、該シール31とサブ主軸
台5との間に、砲金製防塵部材32を配設して構成した
例である。即ち、上記サブ主軸台5の前、後端面5aに
防塵部材収容部33を凹設し、該収容部33内に上記防
塵部材32を収容配置するとともに、該防塵部材32の
下面に上側摺動面4aに摺接するシール面32aを形成
し、上記防塵部材32と上記収容部33との間にコイル
ばね34を配設し、これにより上記防塵部材32のシー
ル面32aを上側摺動面4aに付勢して構成されている
そして、上記防塵部材32のシール面32aには、上記
サブ主軸台5の移動方向と直交する方向に延びる溝部3
5が凹設されており、該溝部35の両端部は外部に開放
されている。また、上記防塵部材32の溝部35は、供
給通路36によって上記サブ主軸台5の油孔19に連通
しており、これにより上記油孔19に供給された潤滑油
が上記供給通路36を通って溝部35内に供給され、該
溝部35の両端から外部に排出されるよう構成されてい
る。
本実施例によれば、切削粉等をスライドシール31、及
び防塵部材32でシールできるとともに、さらに防塵部
材32の溝部35内に侵入した微細切削粉等を潤滑油に
よって洗い流すことができ、さらに切削粉等の侵入を確
実に阻止でき、防塵効果を大幅に向上できる。
第7図は第3実施例を示し、これはスライドシール31
と防塵部材32との間にサブ主軸台5の一部を介在させ
ることにより、スライドシール31と防塵部材32との
間の部分を溝部40とし、上記サブ主軸台5に該溝部4
0内に潤滑油を供給する供給通路41を形成した例であ
る。この例においても、スライドシール31を通過した
微細な切削粉等は潤滑油により洗い流されるとともに、
さらに防塵部材32によりシールするので、防塵効果を
大幅に向上でき、上記実施例と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係る工作機械の摺動面防塵装置に
よれば、防塵部材のシール面に、可動台の移動方向と直
交する方向に延びる溝部を形成し、該溝部に潤滑油を供
給するようにしたので、該溝部内に侵入した微細な切削
粉等を洗い流すことができ、防塵効果をより向上できる
効果があり、かつこの高い防塵効果を長期間に渡って維
持できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例による旋盤の
摺動面防塵装置を説明するための図であり、第1図は第
2図のI−1線断面図、第2図はその正面図、第3図は
本実施例の装置が適用された旋盤の平面図、第4図及び
第5図は上記実施例の変形例を示し、第4図は第5図の
rV−rV線断面図、第5図はその正面図、第6図は本
発明の第2実施例を説明するための断面図、第7図は本
発明の第3実施例を示す断面図である。 図において、1は旋盤(工作機械)、4は主軸摺動台(
固定台)、4a、4bは主軸摺動台の摺動面、5はサブ
主軸台(可動台)、5bはサブ主軸台の摺動面、12は
摺動面防塵装置、13.32は防塵部材、14b、21
aはリップ部(シール面)、32aはシール面、17.
23,35゜40は溝部である。 第3図 f′

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定台の摺動面と可動台の摺動面との間に切削粉
    等が侵入するのを防止する工作機械の摺動面防塵装置に
    おいて、上記可動台に、上記固定台の摺動面に摺接する
    シール面を有する防塵部材を配設し、該防塵部材のシー
    ル面に、上記可動台の摺動方向と直交する方向に延びる
    溝部を形成し、該溝部内に潤滑油を供給するようにした
    ことを特徴とする工作機械の摺動面防塵装置。
JP25746189A 1989-10-02 1989-10-02 工作機械の摺動画防麈装置 Pending JPH03121745A (ja)

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JP (1) JPH03121745A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685746U (ja) * 1993-05-21 1994-12-13 オークマ株式会社 工作機械のワイパー装置及びカバー装置
JP2017189863A (ja) * 2016-04-15 2017-10-19 バンドー化学株式会社 工作機械用シール部材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685746U (ja) * 1993-05-21 1994-12-13 オークマ株式会社 工作機械のワイパー装置及びカバー装置
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