JPH03121353A - 車両用自動変速機の変速制御方法 - Google Patents
車両用自動変速機の変速制御方法Info
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- JPH03121353A JPH03121353A JP1257006A JP25700689A JPH03121353A JP H03121353 A JPH03121353 A JP H03121353A JP 1257006 A JP1257006 A JP 1257006A JP 25700689 A JP25700689 A JP 25700689A JP H03121353 A JPH03121353 A JP H03121353A
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- input shaft
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N glyphosate Chemical compound OC(=O)CNCP(O)(O)=O XDDAORKBJWWYJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 26
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- 239000003921 oil Substances 0.000 description 49
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、変速中に摩擦係合要素に適正な油圧を送給す
る追従制御(フィードバック制御)機能を備えた車両用
自動変速機において、アクセルペダルのパワーオフ操作
時のアップシフト中にアクセルペダルをパワーオン操作
した時に、摩擦係合要素に送給されろ変速油圧を変速シ
ンツクが生じないように適切に制御する変速制御方法に
関する。
る追従制御(フィードバック制御)機能を備えた車両用
自動変速機において、アクセルペダルのパワーオフ操作
時のアップシフト中にアクセルペダルをパワーオン操作
した時に、摩擦係合要素に送給されろ変速油圧を変速シ
ンツクが生じないように適切に制御する変速制御方法に
関する。
〈従来の技術〉
車両用自動変速機はクラッチ、ブレーキ等の摩擦係合要
素に油圧を送給して任意の回転ドラム、ギヤ等の回転要
素を選択することにより変速比切換(変速)を車両の運
転状態に応じて自動的に行うものであり、装置、機器の
保護や快適な乗心地維持のためにこの摩擦係合要素への
圧油の送給は変速開始信号発信後に送給される初期油圧
から成る所定の特性に沿って徐々に行なわれる。
素に油圧を送給して任意の回転ドラム、ギヤ等の回転要
素を選択することにより変速比切換(変速)を車両の運
転状態に応じて自動的に行うものであり、装置、機器の
保護や快適な乗心地維持のためにこの摩擦係合要素への
圧油の送給は変速開始信号発信後に送給される初期油圧
から成る所定の特性に沿って徐々に行なわれる。
一般的な車両用自動変速機の一例をその概略構造を表す
第5図を参照して説明する。
第5図を参照して説明する。
車両の動力源となるエンジン2のクランク軸4はトルク
コンバータ6のポンプ8に直結されている。トルクコン
バータ6は、ポンプ8、タービン10、ステータ12、
ワンウェイクラッチ14を有し、ステータ12はワンウ
ェイクラッチ14を介してケース16に結合され、同ワ
ンウェイクラッチによりステータ12はクランク軸4と
同方向へは回転するが、その逆方向の回転は許容されな
い構造となっている。
コンバータ6のポンプ8に直結されている。トルクコン
バータ6は、ポンプ8、タービン10、ステータ12、
ワンウェイクラッチ14を有し、ステータ12はワンウ
ェイクラッチ14を介してケース16に結合され、同ワ
ンウェイクラッチによりステータ12はクランク軸4と
同方向へは回転するが、その逆方向の回転は許容されな
い構造となっている。
タービン10に伝えられたトルクは入力軸20によって
その後部に配設された前進4段後進1段の変速段を達成
する歯車変速装置22に伝達される。
その後部に配設された前進4段後進1段の変速段を達成
する歯車変速装置22に伝達される。
歯車変速装置22は、三組のクラッチ24゜26.28
、二組のブレーキ30,32、−組のワンウェイクラッ
チ34および一組°のラビニョ型遊星歯車機構36で構
成されている。
、二組のブレーキ30,32、−組のワンウェイクラッ
チ34および一組°のラビニョ型遊星歯車機構36で構
成されている。
遊星歯車機構36は、リングギヤ38、ロングピニオン
ギヤ40、ショートピニオンギヤ42、フロントサンギ
ヤ44、リヤサンギヤ46、両ピニオンギヤ40,42
を回転自在に支持し自身も回転可能なキャリア48から
構成されており、リングギヤ3Bは出力軸50に連結さ
れ、フロントサンギヤ44はキックダウンドラム52、
フロントクラッチ24を介して入力軸20に連結され、
リヤサンギヤ46はりャクラッチ26を介して入力軸2
0に連結され、キャリア48は機能上並列となるように
配設されたローリバースブレーキ32とワンウェイクラ
ッチ34とを介してケース16に連結されろとともに変
速袋w22の後端に配設された4速クラツチ28を介し
て入力軸20に連結されている。なお、上記キックダウ
ンドラム52はキックダウンブレーキ30によってケー
ス16に固定的に連結可能となっている。遊星歯車1H
436を通ったトルクは、出力軸50に固着された出力
ギヤ60よりアイドルギヤ62を経て被駆動ギヤ64に
伝達され、さらに被駆動ギヤ64に固着されたトランス
ファシャフト66、へりカルギヤ68を介して駆動輪の
駆動軸70が連結された差動歯車装置72に伝達される
。
ギヤ40、ショートピニオンギヤ42、フロントサンギ
ヤ44、リヤサンギヤ46、両ピニオンギヤ40,42
を回転自在に支持し自身も回転可能なキャリア48から
構成されており、リングギヤ3Bは出力軸50に連結さ
れ、フロントサンギヤ44はキックダウンドラム52、
フロントクラッチ24を介して入力軸20に連結され、
リヤサンギヤ46はりャクラッチ26を介して入力軸2
0に連結され、キャリア48は機能上並列となるように
配設されたローリバースブレーキ32とワンウェイクラ
ッチ34とを介してケース16に連結されろとともに変
速袋w22の後端に配設された4速クラツチ28を介し
て入力軸20に連結されている。なお、上記キックダウ
ンドラム52はキックダウンブレーキ30によってケー
ス16に固定的に連結可能となっている。遊星歯車1H
436を通ったトルクは、出力軸50に固着された出力
ギヤ60よりアイドルギヤ62を経て被駆動ギヤ64に
伝達され、さらに被駆動ギヤ64に固着されたトランス
ファシャフト66、へりカルギヤ68を介して駆動輪の
駆動軸70が連結された差動歯車装置72に伝達される
。
摩擦係合要素である上記各クラッチ、ブレーキはそれぞ
れ係合用ピストン装置あるいはサーボ装置等を備えた摩
擦係合装置で構成されており、トルクコンバータ6のポ
ンプ8に連結されることにより、エンジン2により駆動
されろオイルポンプ(図示省略)で発生する油圧によっ
て作動されろ。この油圧は、後述する油圧111Jta
a装置によって、種々の運転状態検出装置により検出さ
れた運転状態に応じて各クラッチ、ブレーキに選択的に
供給され、同各クラッチ、ブレーキの作動の組み合わせ
によって第6図に示すように、前進4段後進1段の変速
段が達成される。第6図において○印は各クラッチまた
はブレーキの係合状態を示し、O印は変速時のローリバ
ースブレーキ32が係合される直前においてワンウェイ
クラッチ34の作用でキャリア48の回転が停止されて
いることを示している。
れ係合用ピストン装置あるいはサーボ装置等を備えた摩
擦係合装置で構成されており、トルクコンバータ6のポ
ンプ8に連結されることにより、エンジン2により駆動
されろオイルポンプ(図示省略)で発生する油圧によっ
て作動されろ。この油圧は、後述する油圧111Jta
a装置によって、種々の運転状態検出装置により検出さ
れた運転状態に応じて各クラッチ、ブレーキに選択的に
供給され、同各クラッチ、ブレーキの作動の組み合わせ
によって第6図に示すように、前進4段後進1段の変速
段が達成される。第6図において○印は各クラッチまた
はブレーキの係合状態を示し、O印は変速時のローリバ
ースブレーキ32が係合される直前においてワンウェイ
クラッチ34の作用でキャリア48の回転が停止されて
いることを示している。
次に、第5図に示す歯車変速袋M22において第6図に
示す変速段を達成するための電子油圧制御装置について
第7図に基づいて説明する。尚、第7図には、1速から
2速への変速時に非係合状態にあるキックダウンブレー
キ30を係合状態に操作する部分のみを示したが、この
電子油圧制御装置の全体構成及び作用は、特願昭56−
144237号(特開昭58−46258号)等により
既に公知となっているので、他の変速段での説明は省略
する。
示す変速段を達成するための電子油圧制御装置について
第7図に基づいて説明する。尚、第7図には、1速から
2速への変速時に非係合状態にあるキックダウンブレー
キ30を係合状態に操作する部分のみを示したが、この
電子油圧制御装置の全体構成及び作用は、特願昭56−
144237号(特開昭58−46258号)等により
既に公知となっているので、他の変速段での説明は省略
する。
キックダウンブレーキ30の作動を制御するキックダウ
ンサーボ31には1−2シフト弁33が油路35を介し
て接続しており、この1−2シフト弁33には変速制御
弁37とシフト制御弁39とがそれぞれ油路41,43
を介して接続している。
ンサーボ31には1−2シフト弁33が油路35を介し
て接続しており、この1−2シフト弁33には変速制御
弁37とシフト制御弁39とがそれぞれ油路41,43
を介して接続している。
1速の変速段においてシフト制御弁39の作動を制御す
る一対の電磁弁45.47は、共に油it!7549,
51を開放しているため、シフト制御弁39の中央のス
プール53が第7図中、左側へ変位して油路43をシフ
ト制御弁39の排油ポートEXへ連通させ、1−2シフ
ト弁33のスプール55が第7図中、左端へ変位した状
態にある。この結果、油R135が1−2シフト弁33
の排油ポートExに連通してキックダウンサーボ31の
圧縮コイルばね57のばね力によりピストン59が第7
図中、右側へ戻されており、キックダウンドラム52に
対するキックダウンブレーキ3゜の係合が解除されてい
る。又、変速制御弁37に接続する二本の油路61,6
3のうち、−方の油路61に付設されて電子制御装置6
5によりデユーティ制御される電磁弁67のデユーティ
率が100%に設定されており、油路61には油圧が作
用していない。このため、変速制御弁37のスプール6
9が第7図中、左側に変位して油路41が変速制御弁3
7の排油ボー)−EXに連通している。
る一対の電磁弁45.47は、共に油it!7549,
51を開放しているため、シフト制御弁39の中央のス
プール53が第7図中、左側へ変位して油路43をシフ
ト制御弁39の排油ポートEXへ連通させ、1−2シフ
ト弁33のスプール55が第7図中、左端へ変位した状
態にある。この結果、油R135が1−2シフト弁33
の排油ポートExに連通してキックダウンサーボ31の
圧縮コイルばね57のばね力によりピストン59が第7
図中、右側へ戻されており、キックダウンドラム52に
対するキックダウンブレーキ3゜の係合が解除されてい
る。又、変速制御弁37に接続する二本の油路61,6
3のうち、−方の油路61に付設されて電子制御装置6
5によりデユーティ制御される電磁弁67のデユーティ
率が100%に設定されており、油路61には油圧が作
用していない。このため、変速制御弁37のスプール6
9が第7図中、左側に変位して油路41が変速制御弁3
7の排油ボー)−EXに連通している。
電子制御装置65は、車両の運転状態を検出して電磁弁
45,47の開閉の組合わせを決定する運転状態決定装
置、変速の開始を検出する変速検出装置等を内蔵しデユ
ーティ制御が行なわれる電磁弁67の作動、停止及びこ
(714磁弁67に供給される50七のパルス電流の単
一パルス電流幅の制御による開弁時間の変更で油圧を制
御する。また電子制御装置65は、電磁弁45,47の
開閉制卸をすルモノで、その入力要素としては、エンジ
ン2のスロットル弁開度または吸気マニホルド負圧を検
出するエンジン負荷検出装置、エンジン2の回転数検出
装置、エンジン2のスロットル弁開度を検出するスロッ
トル弁開度検出装置103、入力軸20の回転速度を検
出する検出装置!!101、車速に対応する出力軸50
の回転数検出を行なうために設けられた被駆動ギヤ64
のu転数検出装置144 (第5図参照)、潤滑油温を
検出する油ぷ検出装置、セレクトレバーの選定位置検出
装置及び補助スイッチの選定位置検出装置等から成って
いる。
45,47の開閉の組合わせを決定する運転状態決定装
置、変速の開始を検出する変速検出装置等を内蔵しデユ
ーティ制御が行なわれる電磁弁67の作動、停止及びこ
(714磁弁67に供給される50七のパルス電流の単
一パルス電流幅の制御による開弁時間の変更で油圧を制
御する。また電子制御装置65は、電磁弁45,47の
開閉制卸をすルモノで、その入力要素としては、エンジ
ン2のスロットル弁開度または吸気マニホルド負圧を検
出するエンジン負荷検出装置、エンジン2の回転数検出
装置、エンジン2のスロットル弁開度を検出するスロッ
トル弁開度検出装置103、入力軸20の回転速度を検
出する検出装置!!101、車速に対応する出力軸50
の回転数検出を行なうために設けられた被駆動ギヤ64
のu転数検出装置144 (第5図参照)、潤滑油温を
検出する油ぷ検出装置、セレクトレバーの選定位置検出
装置及び補助スイッチの選定位置検出装置等から成って
いる。
2速へのアップシフトを行なう場合を以下に説明する。
車両の走行条件から電子制御装置65が一方の電通弁4
5を操作して油路49を閉塞するため、中央のスプール
53が第7図中、右側へ変位して前記オイルポンプから
の圧油(以下、これをライン圧と呼称する)はシフト制
御弁39に接続する油路71から油路43を通って1−
2シフト弁33に送給されろ。このなめ、1−2シフト
弁33のスプール55は第7図中、右端へ変位して油路
35.41が1−2シフト弁33を介して連通ずる。一
方、電磁弁67のデユーティ率が電子制御装置65によ
り減少するなめ、ライン圧が油路61,63に作用して
変速制御弁37のスプール69の受圧面積差によりスプ
ール69は第7図中、右側へ変位し、油路41゜63が
変速IIJ1!!EI弁37を介して連通する。この結
果、油路63からのライン圧は油路41゜35を通って
キックダウンサーボ31に供給され、そのピストン59
を第7図中、左側に変位させてキックダウンブレーキ3
oがキックダウンドラム52を締め付けるようになって
いる。これにより、キックダウンブレーキ30が保合状
態となり2速にアップシフトされる。
5を操作して油路49を閉塞するため、中央のスプール
53が第7図中、右側へ変位して前記オイルポンプから
の圧油(以下、これをライン圧と呼称する)はシフト制
御弁39に接続する油路71から油路43を通って1−
2シフト弁33に送給されろ。このなめ、1−2シフト
弁33のスプール55は第7図中、右端へ変位して油路
35.41が1−2シフト弁33を介して連通ずる。一
方、電磁弁67のデユーティ率が電子制御装置65によ
り減少するなめ、ライン圧が油路61,63に作用して
変速制御弁37のスプール69の受圧面積差によりスプ
ール69は第7図中、右側へ変位し、油路41゜63が
変速IIJ1!!EI弁37を介して連通する。この結
果、油路63からのライン圧は油路41゜35を通って
キックダウンサーボ31に供給され、そのピストン59
を第7図中、左側に変位させてキックダウンブレーキ3
oがキックダウンドラム52を締め付けるようになって
いる。これにより、キックダウンブレーキ30が保合状
態となり2速にアップシフトされる。
電磁弁67のデユーティ率を変化させることによるキッ
クダウンサーボ31への供給油圧の変化特性は、変速シ
1ツク等の乗り心地を左右するものであり、他の変速段
における他のgL擦係合要素に対する供給油圧の変化特
性についても同様である。このため、変速中の入力軸2
0の回転速度の変化率が予め設定された目標変化率に追
従するように摩擦係合要素に送給される油圧(電磁弁6
7のデユーティ率)の追従Ie!I御(フィードバック
制@)が行なわれ、変速中の摩擦係合要素には適正な油
圧が送給されるようになっている。
クダウンサーボ31への供給油圧の変化特性は、変速シ
1ツク等の乗り心地を左右するものであり、他の変速段
における他のgL擦係合要素に対する供給油圧の変化特
性についても同様である。このため、変速中の入力軸2
0の回転速度の変化率が予め設定された目標変化率に追
従するように摩擦係合要素に送給される油圧(電磁弁6
7のデユーティ率)の追従Ie!I御(フィードバック
制@)が行なわれ、変速中の摩擦係合要素には適正な油
圧が送給されるようになっている。
ところで、アクセルペダルの操作によってエンジンが駆
動状態(パワーオン)になる場合と被駆動状態(パワー
オフ)になる場合がある。このパワーオンとパワーオフ
の判定は、第8図に示すように、アクセルペダルの操作
状態、即ちス胃ットル弁開度θと入力軸20の回転速度
の関係から決められたマツプに基づいて行なわれろよう
になっている。
動状態(パワーオン)になる場合と被駆動状態(パワー
オフ)になる場合がある。このパワーオンとパワーオフ
の判定は、第8図に示すように、アクセルペダルの操作
状態、即ちス胃ットル弁開度θと入力軸20の回転速度
の関係から決められたマツプに基づいて行なわれろよう
になっている。
パワーオフでアップシフトの場合、エンジンz側の回転
数が自然に低くなるため入力軸20の回転変化率の理想
の値(絶対値)は0に近くて良い。このため、入力軸2
0の目標回転変化率の値は低(設定され、目標値に追従
する油圧も低く変速が遅めに行なわれるようになってい
る。
数が自然に低くなるため入力軸20の回転変化率の理想
の値(絶対値)は0に近くて良い。このため、入力軸2
0の目標回転変化率の値は低(設定され、目標値に追従
する油圧も低く変速が遅めに行なわれるようになってい
る。
パワーオンでアップシフトの場合、エンジン2側が高回
転側になるため、エンジン2側の回転を抑制した状態で
Is擦係合要素の係合を行なってシ望ツクが少ない状態
で変速を行なう必要がある。このため、入力軸20の目
標回転変化率の値は高く設定され、目標値に追従する油
圧が高く変速が速めに行なわれろようになっている。
転側になるため、エンジン2側の回転を抑制した状態で
Is擦係合要素の係合を行なってシ望ツクが少ない状態
で変速を行なう必要がある。このため、入力軸20の目
標回転変化率の値は高く設定され、目標値に追従する油
圧が高く変速が速めに行なわれろようになっている。
〈発明が解決しようとする課題〉
上述のように、同じアップシフトの場合であっても、パ
ワーオンの時とパワーオフの時とでは入力軸20の目標
回転変化率の値は太き(異なって設定されている。この
ため、パワーオフでアップシフトの変速中にパワーオン
の状態になった時、例えば加速中に車速か十分となった
としてアクセルペダルを離した時に高速段への変速が行
なわれ、この変速中に再びアクセルペダルを踏み込んだ
時、フィードバック制御における目標回転変化率の値が
急激に高(なり、目標値に追従する油圧が大幅に増大し
変速シ宵ツクが大きくなってしまう。
ワーオンの時とパワーオフの時とでは入力軸20の目標
回転変化率の値は太き(異なって設定されている。この
ため、パワーオフでアップシフトの変速中にパワーオン
の状態になった時、例えば加速中に車速か十分となった
としてアクセルペダルを離した時に高速段への変速が行
なわれ、この変速中に再びアクセルペダルを踏み込んだ
時、フィードバック制御における目標回転変化率の値が
急激に高(なり、目標値に追従する油圧が大幅に増大し
変速シ宵ツクが大きくなってしまう。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、入力軸の回
転速度の変化率が予め設定された目標回転変化率となる
ように、変速中のJg擦係合要素への送給油圧をフィー
ドバック制御する自動変速機において、パワーオフのア
ップシフト中にパワーオンとなった時に、シ賃ツクを無
くして変速を行なうようにした変速制御方法を提供する
ことを目的とする。
転速度の変化率が予め設定された目標回転変化率となる
ように、変速中のJg擦係合要素への送給油圧をフィー
ドバック制御する自動変速機において、パワーオフのア
ップシフト中にパワーオンとなった時に、シ賃ツクを無
くして変速を行なうようにした変速制御方法を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するための本発明の車両用自動変速機の
変速制御方法は、エンジンの回転動力が入力される入力
軸と、駆動輪へ回転動力を出力する出力軸と、油圧によ
り作動して任意の回転要素を選択することにより前記入
力軸と前記出力軸との間の変速比を切換えるgiIFf
A係合要素と、変速中に回転速度が変化する前記入力軸
の回転速度を検出する検出装置と、該検出装置により検
出された回転速度の変化率が予め設定された目標変化率
に追従するよう前記j@擦係合要素への油圧を追従制御
する制御装置とを備えた車両用自動変速機において、前
記エンジンが被駆動状態となるパワーオフでの前記車両
用自動変速機のアップシフト中に前記エンジンが駆動状
態となるパワーオンとなった場合、前記追従制御を中断
して前記g擦係合要素に所定油圧を送給し、該所定油圧
を送給した際の前記入力軸の回転速度変化率が負となっ
た場合に該入力軸の回転速度の目標変化率を新たに設定
して該入力軸の回転速度の変化率が該新たに設定した目
標変化率に追従するよう前記摩擦係合要素への油圧を追
従制御するようにしたことを特徴とする。
変速制御方法は、エンジンの回転動力が入力される入力
軸と、駆動輪へ回転動力を出力する出力軸と、油圧によ
り作動して任意の回転要素を選択することにより前記入
力軸と前記出力軸との間の変速比を切換えるgiIFf
A係合要素と、変速中に回転速度が変化する前記入力軸
の回転速度を検出する検出装置と、該検出装置により検
出された回転速度の変化率が予め設定された目標変化率
に追従するよう前記j@擦係合要素への油圧を追従制御
する制御装置とを備えた車両用自動変速機において、前
記エンジンが被駆動状態となるパワーオフでの前記車両
用自動変速機のアップシフト中に前記エンジンが駆動状
態となるパワーオンとなった場合、前記追従制御を中断
して前記g擦係合要素に所定油圧を送給し、該所定油圧
を送給した際の前記入力軸の回転速度変化率が負となっ
た場合に該入力軸の回転速度の目標変化率を新たに設定
して該入力軸の回転速度の変化率が該新たに設定した目
標変化率に追従するよう前記摩擦係合要素への油圧を追
従制御するようにしたことを特徴とする。
く実 施 例〉
以下、本発明方法の一実施例を第1図(a)。
fb)乃至第3図に示したフローチャート及び第4図に
示したグラフに基づいて説明する。本実施例は第5図及
び第7図に示した車両用自動変速機について1速から2
速への変速段を例にとって説明するが、他の変速段につ
いても同様に実施されるので他の変速段についての説明
は省略する。
示したグラフに基づいて説明する。本実施例は第5図及
び第7図に示した車両用自動変速機について1速から2
速への変速段を例にとって説明するが、他の変速段につ
いても同様に実施されるので他の変速段についての説明
は省略する。
第1図(alに示すように、電子制御装置!65により
1速から2速への変速開始信号が発信されると、ステッ
プS1で第8図に示したマツプに基づいてエンジン2が
パワーオンか否かの判断が行なわれる。ステップS1で
パワーオンと判断されると、電磁弁45,47が切換え
られ、スロットル弁開度検出装置103により検出され
たスロットル弁開度及び回転検出装置144により検出
された車速から電磁弁67の初期デユーティ率Dunが
決定される。この初期デユーティ率Dunはパワーオン
時のアップシフトのもので、初期デユーティ率Dunは
スロットル弁開度の領域毎に予め実験的に設定されてい
る。
1速から2速への変速開始信号が発信されると、ステッ
プS1で第8図に示したマツプに基づいてエンジン2が
パワーオンか否かの判断が行なわれる。ステップS1で
パワーオンと判断されると、電磁弁45,47が切換え
られ、スロットル弁開度検出装置103により検出され
たスロットル弁開度及び回転検出装置144により検出
された車速から電磁弁67の初期デユーティ率Dunが
決定される。この初期デユーティ率Dunはパワーオン
時のアップシフトのもので、初期デユーティ率Dunは
スロットル弁開度の領域毎に予め実験的に設定されてい
る。
初期デユーティ率Du nが決定されると、電磁弁67
がデユーティ制御されて油路61下流の制御油圧を調整
し、油路63から油路41゜1−2速シフト弁33、油
路35を介してキックダウンサーボ31の油圧室への変
速初期油圧Plを制御することとなる。尚、元元この自
動変速機とエンジン2の排気量、出力トルク量等とは完
全に適合していないため、車両製造直後、例えば製造後
初回の変速においては初期油圧P8はこの自動変速機に
送給されるべき所定の初期油圧と適合しておらず、後述
のようにして次回以後の変速において所定の油圧となる
よう補正設定される。
がデユーティ制御されて油路61下流の制御油圧を調整
し、油路63から油路41゜1−2速シフト弁33、油
路35を介してキックダウンサーボ31の油圧室への変
速初期油圧Plを制御することとなる。尚、元元この自
動変速機とエンジン2の排気量、出力トルク量等とは完
全に適合していないため、車両製造直後、例えば製造後
初回の変速においては初期油圧P8はこの自動変速機に
送給されるべき所定の初期油圧と適合しておらず、後述
のようにして次回以後の変速において所定の油圧となる
よう補正設定される。
上記のようにキックダウンサーボ31の油圧室に油圧が
送給されると、1速の変速段の同期が外れたか否かを歯
車変速装@22の入力軸20の回転速度と車速とにより
判断する。
送給されると、1速の変速段の同期が外れたか否かを歯
車変速装@22の入力軸20の回転速度と車速とにより
判断する。
尚、この同期外れが達成されていない場合には、前記初
期油圧P1が低すぎるものとして、単位時間当りのデユ
ーティ率の下降率を決定してデユーティ率を演算し直し
て初期油圧Plを上昇させ、同期外れを達成する。
期油圧P1が低すぎるものとして、単位時間当りのデユ
ーティ率の下降率を決定してデユーティ率を演算し直し
て初期油圧Plを上昇させ、同期外れを達成する。
上記のように同期外れが達成されると、入力軸20の回
転速度の変化率制御その1を行なう。変化率制御その1
は第2図に示すように、走行状態に応じて予め定められ
た入力軸20の回転速度の目標変化率NT、すなわち、
キックダウンサーボ31の油圧室に送給される油圧が最
適な度合(キックダウンブレーキ30の係合シ嘗ツクや
過大な滑り等が発生しない状態)で上昇している場合に
入力軸20が示す回転速度変化率を本変速段の走行状態
に応じて決定する。そして、実際の入力軸20の回転速
度からその変化率を演算して上記目標変化率Nアとのず
れを演算いこのずれに対応するデユーティ率の補正量を
演算して電磁弁67のデユーティ制御を補正し、キック
ダウンサーボ31の油圧室の油圧を変化させる。
転速度の変化率制御その1を行なう。変化率制御その1
は第2図に示すように、走行状態に応じて予め定められ
た入力軸20の回転速度の目標変化率NT、すなわち、
キックダウンサーボ31の油圧室に送給される油圧が最
適な度合(キックダウンブレーキ30の係合シ嘗ツクや
過大な滑り等が発生しない状態)で上昇している場合に
入力軸20が示す回転速度変化率を本変速段の走行状態
に応じて決定する。そして、実際の入力軸20の回転速
度からその変化率を演算して上記目標変化率Nアとのず
れを演算いこのずれに対応するデユーティ率の補正量を
演算して電磁弁67のデユーティ制御を補正し、キック
ダウンサーボ31の油圧室の油圧を変化させる。
そして、入力軸20の回転速度と車速とを検出して変化
率制御その1が終了し、第1図(a)に示したメインの
フローチャートに戻る。
率制御その1が終了し、第1図(a)に示したメインの
フローチャートに戻る。
つまり、変化率制御その1が追従制御(フィードバック
制御)となっている。入力軸20の回転速度と車速に基
づいて2速の同期が完了(変速終了)したか否かを判断
し、同期が完了していない場合には第2図に示した変化
率制御その1のフィードバック制御を2速の同期が完了
するまで繰り返して行なう。
制御)となっている。入力軸20の回転速度と車速に基
づいて2速の同期が完了(変速終了)したか否かを判断
し、同期が完了していない場合には第2図に示した変化
率制御その1のフィードバック制御を2速の同期が完了
するまで繰り返して行なう。
一方、ステップS1でパワーオフと判断された場合、電
磁弁45,47が切換えられ、前述と同様にスロットル
弁開度及び車速から電磁弁67の初期デユーティ率Du
、が決定される。この初期デユーティ率DUfはパワー
オフ時のアップシフトのもので、初期デユーティ率Du
fはスロットル弁開度の領域毎に予め実験的に設定され
ている。
磁弁45,47が切換えられ、前述と同様にスロットル
弁開度及び車速から電磁弁67の初期デユーティ率Du
、が決定される。この初期デユーティ率DUfはパワー
オフ時のアップシフトのもので、初期デユーティ率Du
fはスロットル弁開度の領域毎に予め実験的に設定され
ている。
初期デユーティ率り、、、が決定されると、ステップS
2でパワーオフからパワーオンになったか否かの判断が
行なわれ、パワーオフのままの場合、第2図で示した変
化率制御その1のフィードバック制御をパワーオフで2
速の同期が完了するまで行なう。
2でパワーオフからパワーオンになったか否かの判断が
行なわれ、パワーオフのままの場合、第2図で示した変
化率制御その1のフィードバック制御をパワーオフで2
速の同期が完了するまで行なう。
第1図(b)に示すように、変速が開始してステップS
1でパワーオフと判断された後にステップS2でパワー
オフからパワーオンになったと判断された場合(第4図
(11)、この時点でフィードバック制御を中断してキ
ックダウンサーボ31の油圧室に所定油圧を送給するた
めのデユーティ率Du 、、を決定する。このデユーテ
ィ率Dunは、パワーオンの時の初期デユーティ率Du
nに補正係数K (K>1)を乗じた値となっている。
1でパワーオフと判断された後にステップS2でパワー
オフからパワーオンになったと判断された場合(第4図
(11)、この時点でフィードバック制御を中断してキ
ックダウンサーボ31の油圧室に所定油圧を送給するた
めのデユーティ率Du 、、を決定する。このデユーテ
ィ率Dunは、パワーオンの時の初期デユーティ率Du
nに補正係数K (K>1)を乗じた値となっている。
補正係数には、スロットル弁開度の領域毎及び各アップ
シフト段毎に予めそれぞれ設定されている。
シフト段毎に予めそれぞれ設定されている。
新たなデユーティ率Du nで電磁弁67のデユーティ
制御を行ない、入力軸20の回転速度と車速とを検出し
、パワーオフからパワーオンになってからt4時間(例
えば0.2秒)経過したか否かの判断を行なう。t4時
間経過していない場合、t2時間経過するまで単位時間
当りのデユーティ率を下降させて(変化率ψ%/ s
e c ’)油圧を徐々に上昇させる(第4図(2))
。尚、変化率ψはスロットル弁開度の領域毎及び各アッ
プシフト段毎にそれぞれ設定されている。t□時間経過
した後、更にパワーオンになってからt2時間(1,<
12:例えば0.4秒)経過したか否かの判断を行ない
、t2時間経過していない場合入力軸20の回転速度変
化率が負となったか否かの判断を行なう。
制御を行ない、入力軸20の回転速度と車速とを検出し
、パワーオフからパワーオンになってからt4時間(例
えば0.2秒)経過したか否かの判断を行なう。t4時
間経過していない場合、t2時間経過するまで単位時間
当りのデユーティ率を下降させて(変化率ψ%/ s
e c ’)油圧を徐々に上昇させる(第4図(2))
。尚、変化率ψはスロットル弁開度の領域毎及び各アッ
プシフト段毎にそれぞれ設定されている。t□時間経過
した後、更にパワーオンになってからt2時間(1,<
12:例えば0.4秒)経過したか否かの判断を行ない
、t2時間経過していない場合入力軸20の回転速度変
化率が負となったか否かの判断を行なう。
回転速度変化率が負となっていない場合、t2時間経過
するまでの間で回転速度変化率が負になるまでデユーテ
ィ率を下降させつづける(第4図(2))。
するまでの間で回転速度変化率が負になるまでデユーテ
ィ率を下降させつづける(第4図(2))。
パワーオンになって回転速度変化率が負になる前にt2
時間経過した場合、またはパワーオンになってt2時間
経過する前に回転速度変化率が負になった場合、入力軸
20の回転速度の変化率制御その2を行なう(第4図(
3))。
時間経過した場合、またはパワーオンになってt2時間
経過する前に回転速度変化率が負になった場合、入力軸
20の回転速度の変化率制御その2を行なう(第4図(
3))。
変化率制御その2は第3図に示すように、走行状態に応
じて入力軸20の目標変化率N□を決定し、この目標変
化率NTを基に新たな目標変化率βN□を設定する。新
たな目標変化率βN工は通常のパワーオンアップシフト
時の目標変化率NTに補正係数β(例えば1.5)を乗
じたものである。実際の入力軸20の回転速度からその
変化率を演算して上記新たな目標変化率βN、とのずれ
を演算し、このずれに対応するデユーティ率を演算して
電磁弁67のデユーティ制御を補正し、キックダウンサ
ーボ31の油圧室の油圧を変化させる。
じて入力軸20の目標変化率N□を決定し、この目標変
化率NTを基に新たな目標変化率βN□を設定する。新
たな目標変化率βN工は通常のパワーオンアップシフト
時の目標変化率NTに補正係数β(例えば1.5)を乗
じたものである。実際の入力軸20の回転速度からその
変化率を演算して上記新たな目標変化率βN、とのずれ
を演算し、このずれに対応するデユーティ率を演算して
電磁弁67のデユーティ制御を補正し、キックダウンサ
ーボ31の油圧室の油圧を変化させる。
そして、入力軸20の回転速度と車速とを検出して変化
率制御その2が終了し、第1図(blに示したメインの
フローチャートに戻る。
率制御その2が終了し、第1図(blに示したメインの
フローチャートに戻る。
つまり、変化率制御その2も前述した変化率制御その1
と同様追従制御(フィードバック制御)となっている。
と同様追従制御(フィードバック制御)となっている。
入力軸20の回転速度と車速に基づいて2速の同期が完
了したか否かを判断し、同期が完了していない場合には
第3図に示した変化率制御その2のフィードバック制御
を2速の同期が完了するまで繰返して行なう (第4図
(5)、(6))。
了したか否かを判断し、同期が完了していない場合には
第3図に示した変化率制御その2のフィードバック制御
を2速の同期が完了するまで繰返して行なう (第4図
(5)、(6))。
尚、上記制御で、パワーオンとなってから1、時間以上
経過した後に入力軸20の回転速度変化率の正負の判断
を行なうようにしたのは、スロットル弁が開いた瞬間に
はエンジン2の回転が上昇しないためであり、t1時間
はスロットル弁が開いてからエンジン2の回転がそれに
対応して上昇するまでのタイムラグとなっている。
経過した後に入力軸20の回転速度変化率の正負の判断
を行なうようにしたのは、スロットル弁が開いた瞬間に
はエンジン2の回転が上昇しないためであり、t1時間
はスロットル弁が開いてからエンジン2の回転がそれに
対応して上昇するまでのタイムラグとなっている。
通常のフィードバック制御では、パワーオフのアップシ
フト中にパワーオンとなった場合、フィードバックの目
標値に大きな差が生じて油圧が急に増大し変速シ叢ツク
が大きくなる。これに対し上述した変速制御方法では、
パワーオフのアップシフト中にパワーオンになった時に
は、フィードバック制御を中断して通常のパワーオンの
時よりも高い値のデユーティ率り、、、を決定し、通常
のパワーオンの時よりも低い所定油圧を送給して入力軸
20の回転速度変化の上昇を抑制し、その後入力軸20
の回転速度の変化率が正から負になった時点で、新たな
目標変化率βN工によるフィードバック刷部を行なうよ
うにしている。このため、パワーオフのアップシフト中
にパワーオンになってもキックダウンサーボ31の油圧
室に送給されろ油圧が急変することがない。また上述し
た変速制御方法では、パワーオンになった時点から所定
時間(12時間)経過しても入力軸20の回転速度変化
率が負とならない場合には、強制的にフィードバック制
御(変化率制御その2)を行なうようにしているので、
変速時間が長くなりすぎることがない。
フト中にパワーオンとなった場合、フィードバックの目
標値に大きな差が生じて油圧が急に増大し変速シ叢ツク
が大きくなる。これに対し上述した変速制御方法では、
パワーオフのアップシフト中にパワーオンになった時に
は、フィードバック制御を中断して通常のパワーオンの
時よりも高い値のデユーティ率り、、、を決定し、通常
のパワーオンの時よりも低い所定油圧を送給して入力軸
20の回転速度変化の上昇を抑制し、その後入力軸20
の回転速度の変化率が正から負になった時点で、新たな
目標変化率βN工によるフィードバック刷部を行なうよ
うにしている。このため、パワーオフのアップシフト中
にパワーオンになってもキックダウンサーボ31の油圧
室に送給されろ油圧が急変することがない。また上述し
た変速制御方法では、パワーオンになった時点から所定
時間(12時間)経過しても入力軸20の回転速度変化
率が負とならない場合には、強制的にフィードバック制
御(変化率制御その2)を行なうようにしているので、
変速時間が長くなりすぎることがない。
尚、上記一実施例では、1速から2速への変速段につい
て説明したが、2速から3速等その他の変速段について
も同様に変速制御を行なうことができろ。
て説明したが、2速から3速等その他の変速段について
も同様に変速制御を行なうことができろ。
〈発明の効果〉
本発明の車両用自動変速機の変速制御方法は、入力軸の
回転速度の変化率が予め設定された目標回転変化率とな
るように、変速中の摩擦係合要素への送給油圧を追従制
御する自動変速機において、パワーオフのアップシフト
中にパワーオンになった場合、追従制御を中断して所定
油圧を摩擦係合要素に送給し、この時の入力軸の回転速
度変化率が負となった時点で新たな目標変化率によって
送給油圧を追従制御するようにしたので、送給油圧が急
変することがなく、パワーオフのアップシフト中にパワ
ーオンになってもシ貰ツクの少ない変速が行なえる。
回転速度の変化率が予め設定された目標回転変化率とな
るように、変速中の摩擦係合要素への送給油圧を追従制
御する自動変速機において、パワーオフのアップシフト
中にパワーオンになった場合、追従制御を中断して所定
油圧を摩擦係合要素に送給し、この時の入力軸の回転速
度変化率が負となった時点で新たな目標変化率によって
送給油圧を追従制御するようにしたので、送給油圧が急
変することがなく、パワーオフのアップシフト中にパワ
ーオンになってもシ貰ツクの少ない変速が行なえる。
第1図(al、 (b)、第2図、第3図は本発明方法
の一実施例に係るフローチャート、第4図は入力軸の回
転速度とデユーティ率の変化状況を示すグラフ、第5図
は車両用自動変速機の概略構成図、第6図はその摩擦係
合要素の作動スケルトン図、第7図はその主要部の油圧
回路図、第8図はパワーオンとパワーオフの領域説明図
である。 図 面 中、 2はエンジン、 20は入力軸、 30はキックダウンブレーキ、 31はキックダウンサーボ、 37は変速制御弁、 39はシフト制部弁、 45.47,67は電磁弁、 65は電子制御装置、 101は検出装置、 103はスロットル弁開度検出装置、 144は回転数検出装置である。 第2図
の一実施例に係るフローチャート、第4図は入力軸の回
転速度とデユーティ率の変化状況を示すグラフ、第5図
は車両用自動変速機の概略構成図、第6図はその摩擦係
合要素の作動スケルトン図、第7図はその主要部の油圧
回路図、第8図はパワーオンとパワーオフの領域説明図
である。 図 面 中、 2はエンジン、 20は入力軸、 30はキックダウンブレーキ、 31はキックダウンサーボ、 37は変速制御弁、 39はシフト制部弁、 45.47,67は電磁弁、 65は電子制御装置、 101は検出装置、 103はスロットル弁開度検出装置、 144は回転数検出装置である。 第2図
Claims (1)
- エンジンの回転動力が入力される入力軸と、駆動輪へ回
転動力を出力する出力軸と、油圧により作動して任意の
回転要素を選択することにより前記入力軸と前記出力軸
との間の変速比を切換える摩擦係合要素と、変速中に回
転速度が変化する前記入力軸の回転速度を検出する検出
装置と、該検出装置により検出された回転速度の変化率
が予め設定された目標変化率に追従するよう前記摩擦係
合要素への油圧を追従制御する制御装置とを備えた車両
用自動変速機において、前記エンジンが被駆動状態とな
るパワーオフでの前記車両用自動変速機のアップシフト
中に前記エンジンが駆動状態となるパワーオンとなった
場合、前記追従制御を中断して前記摩擦係合要素に所定
油圧を送給し、該所定油圧を送給した際の前記入力軸の
回転速度変化率が負となった場合に該入力軸の回転速度
の目標変化率を新たに設定して該入力軸の回転速度の変
化率が該新たに設定した目標変化率に追従するよう前記
摩擦係合要素への油圧を追従制御するようにしたことを
特徴とする車両用自動変速機の変速制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257006A JP2765101B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 車両用自動変速機の変速制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1257006A JP2765101B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 車両用自動変速機の変速制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03121353A true JPH03121353A (ja) | 1991-05-23 |
JP2765101B2 JP2765101B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17300413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1257006A Expired - Lifetime JP2765101B2 (ja) | 1989-10-03 | 1989-10-03 | 車両用自動変速機の変速制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765101B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100405666B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2004-01-24 | 현대자동차주식회사 | 정지전 엘에프유 1--)2 업 쉬프트 변속 제어방법 |
CN115807846A (zh) * | 2022-09-02 | 2023-03-17 | 陕西法士特齿轮有限责任公司 | 一种amt变速器制动器控制方法及系统 |
-
1989
- 1989-10-03 JP JP1257006A patent/JP2765101B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100405666B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2004-01-24 | 현대자동차주식회사 | 정지전 엘에프유 1--)2 업 쉬프트 변속 제어방법 |
CN115807846A (zh) * | 2022-09-02 | 2023-03-17 | 陕西法士特齿轮有限责任公司 | 一种amt变速器制动器控制方法及系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2765101B2 (ja) | 1998-06-11 |
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