JP3405790B2 - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JP3405790B2 JP33853993A JP33853993A JP3405790B2 JP 3405790 B2 JP3405790 B2 JP 3405790B2 JP 33853993 A JP33853993 A JP 33853993A JP 33853993 A JP33853993 A JP 33853993A JP 3405790 B2 JP3405790 B2 JP 3405790B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に用いられる
自動変速機の変速制御装置に係り、詳しくはダウンシフ
ト時におけるシフトショックの軽減やシフトレスポンス
の向上を図る技術に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車用の自動変速機では、一般にプラ
ネタリギヤによる変速機構が用いられており、油圧湿式
多板式のクラッチやブレーキ、油圧バンド式のブレーキ
等の油圧摩擦係合要素により、サンギヤやプラネタリキ
ャリヤ等の係合や解放すなわちギヤの掴み換えを行って
所望の変速段を得るようにしている。 【0003】また、近年の自動変速機では、電子制御ユ
ニット(ECU)により油圧制御用の電磁弁をフィード
バック制御して、油圧摩擦係合要素の解放と係合とを行
う電子制御式が多くなっている。このような自動変速機
では、変速制御がスロットル開度と車速とをパラメータ
とするシフトマップに基づいて行われる。すなわち、運
転状態がシフトマップ上のダウンシフト線やアップシフ
ト線を横切った時点で変速指令が出力され、この変速指
令に応じて係合側油圧摩擦係合要素に供給される作動油
圧、あるいは解放側油圧摩擦係合要素から排出される作
動油圧がフィードバック制御され、スムーズな変速が実
現される。 【0004】一般に、フィードバック制御は、変速過程
における入力軸回転数(トルクコンバータのタービン回
転数)の変化率が目標変化率に一致するように行われ
る。例えば、特開平4-25662 号公報に記載された自動変
速機では、パワーオン状態のダウンシフトにおいて、タ
ービン回転数の変化率が目標変化率より高くなった場合
(すなわち、吹き上がりかけた場合)には、解放側摩擦
係合要素を再び係合側に作動させてタービンを再び掴
み、逆に低くなった場合には解放側に作動させてタービ
ンをより放すようにしている。制御の具体的手順として
は、先ず第1デューティ比からデューティ比を増大させ
ながら電磁弁を駆動して、解放側摩擦係合要素を徐々に
解放させ、タービン回転数が現変速段の領域を離脱した
時点で、第2デューティ比をもってフィードバックを開
始する。そして、タービン回転数が新変速段の領域に到
達した後、デューティ比を0として係合側摩擦係合要素
を係合側に作動させて変速を終了する。尚、上述した電
磁弁は、デューティ比を高くすると解放側摩擦係合要素
から作動油が排出される、いわゆるノーマルクローズ型
が用いられている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したフ
ィードバック制御でも、変速時の運転状態によっては、
円滑な変速が行えない場合があった。平坦路をスロット
ル弁が全閉に近い状態で走行中に運転者がスロットルペ
ダルをいきなり踏み込んだ場合、シフトマップ上のダウ
ンシフト線を急速に横切って変速指令が出力され、いわ
ゆるキックダウンが行われる。また、登坂路走行中等に
おいてある程度スロットルペダルを踏んでいる状態から
更にスロットルペダルを踏み増したような場合、やはり
ダウンシフト線を横切って変速指令が出力され、いわゆ
るパワーオンダウンシフト(以下、オンダウン)が行わ
れる。そして、両者の変速時点でのエンジントルク(加
速力)を比較すると、キックダウンの場合にはエンジン
回転数の上昇が遅れるために比較的小さく、オンダウン
の場合には既にエンジン回転数がある程度高いために比
較的大きくなる。そのため、オンダウン時に、キックダ
ウン時と同様のデューティ比で電磁弁を駆動して、解放
側摩擦係合要素を解放させると、解放側摩擦係合要素か
ら油圧が抜け過ぎる上にエンジントルクが大きいために
タービンが瞬時に吹き上がってしまい、係合側摩擦係合
要素の係合時に大きな変速ショックをもたらす虞があっ
た。逆に、デューティ比をオンダウンに適するような値
にしておくと、解放側摩擦係合要素からの油圧の抜けが
遅くなり、解放側摩擦係合要素と係合側摩擦係合要素が
同時に係合して遊星歯車機構が作動不能状態となる、い
わゆるインタロック現象が起こってショックが発生する
等の問題があった。 【0006】本発明は、上記状況に鑑みてなされたもの
で、電磁弁の駆動デューティ比をキックダウン用とオン
ダウン用との2種類設定することにより、どちらの運転
状態でもそれぞれ最適なフィードバック制御を行えるよ
うにした自動変速機の変速制御装置を提供することを目
的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明の自動変
速機の変速制御装置では、この目的を達成するために、
第1変速段からこの第1変速段より低速段の第2変速段
への変速指令を検出した後、油圧制御用電磁弁を第1デ
ューティ比により駆動して解放すべき側である解放側摩
擦係合要素から油圧を徐々に抜き、この後、入力軸回転
数が前記第1変速段に応じた回転数から外れたことを検
出してからは第2デューティ比を初期値としたフィード
バック制御に基づき当該油圧制御用電磁弁を駆動して上
記解放側摩擦係合要素の解放状態を制御し、入力軸回転
数が前記第2変速段に応じた回転数に到達したことを検
出した後、係合すべき側である係合側摩擦係合要素に油
圧を供給して前記第2変速段に変速させる変速制御装置
において、車両の運転状態がキックダウン状態かオンダ
ウン状態かを判別する判別手段と、この判別手段の判別
結果に基づいて、前記第1デューティ比および前記第2
デューティ比キックダウン状態およびオンダウン状態
での変速に適合した値にそれぞれ切り換えるデューティ
比切換手段とを具えたことを特徴とする。 【0008】 【作用】本発明の変速制御装置では、例えば、変速指令
が出力された時点よりも所定時間前のスロットル開度等
から車両の運転状態がキックダウン状態かオンダウン状
態かを判別し、その判別結果がキックダウン状態であれ
ば、キックダウン状態での変速に適合した値をそれぞれ
有する第1デューティ比および第2デューティ比に基づ
き油圧制御用電磁弁が駆動され、一方、オンダウン状態
であれば、オンダウン状態での変速に適合した値をそれ
ぞれ有する第1デューティ比および第2デューティ比
基づき油圧制御用電磁弁駆動される。これにより、キ
ックダウン状態での変速時には解放側摩擦係合要素が解
放ぎみとなり、変速が迅速に終了する。また、オンダウ
状態での変速時には解放側摩擦係合要素が係合ぎみと
なり、吹き上がりによるシフトショックが防止される。 【0009】 【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例を
詳細に説明する。図1には、本発明に係る変速制御装置
を適用した乗用車のパワープラントの概略構成を示して
ある。同図において、エンジン1の後端には自動変速機
2が接続されており、エンジン1の出力は自動変速機2
を介して図示しない駆動輪に伝達される。自動変速機2
は、トルクコンバータ3,変速機本体4,油圧コントロ
ーラ5から構成されており、この油圧コントローラ5は
ECU(電子制御ユニット)6により駆動制御される。
変速機本体4は遊星歯車機構30の他、油圧クラッチや
油圧ブレーキ等の油圧摩擦係合要素を内蔵している。ま
た、油圧コントローラ5には、一体に形成された油圧回
路の他、ECU6によってデューティ駆動される複数の
電磁弁が収納されている。 【0010】一方、ECU6は、図示しない入出力装
置,記憶装置(RAM,BURAM,ROM等),中央
処理装置(CPU),タイマカウンタ等を具えており、
その入力側にはエンジン回転数NE を検出するNE セン
サ7,スロットル弁の開度θTHを検出するスロットルセ
ンサ8,トルクコンバータ3のタービン回転数NT を検
出するNT センサ9,変速機の出力軸回転数NO を検出
するNO センサ10,キックダウンサーボのピストン位
置を検出するキックダウンサーボスイッチ11が接続し
ている。尚、ECU6にはこれらセンサの他、変速段の
位置を検出するインヒビタスイッチ,作動油温を検出す
る油温センサ等、種々のセンサやスイッチ類が接続され
ているが、それらは本実施例と直接関係ないため図示し
ない。 【0011】図2には、トルクコンバータ3と変速機本
体4内のギヤトレーンを概略的に示してある。この図に
示したように、トルクコンバータ3は、ケーシング2
0,ポンプ21,ステータ22,タービン23等から構
成されている。ポンプ21はケーシング20を介してエ
ンジン1のクランク軸24に結合されている。また、ス
テータ22はワンウェイクラッチ25を介して変速機本
体4のケーシング26に保持され、タービン23は変速
機本体4の入力軸27に結合されている。 【0012】変速機本体4内には、遊星歯車機構30の
他、3組のクラッチ31,32,33と、2組のブレー
キ34,35と、1組のワンウェイクラッチ36が配設
されている。遊星歯車機構30は、リングギヤ37,ロ
ングピニオン38,ショートピニオン39,これら両ピ
ニオン38,39を回転自在に支持するピニオンキャリ
ア40,フロントサンギヤ41,リヤサンギヤ42から
構成されている。リングギヤ37は出力軸43に連結さ
れ、フロントサンギヤ41はキックダウンドラム44,
フロントクラッチ31を介して入力軸27に連結され
る。また、リヤサンギヤ42はリヤクラッチ32を介し
て入力軸27に連結され、キックダウンドラム44はキ
ックダウンブレーキ34を介してケーシング26に連結
される。更に、ピニオンキャリア40は、併設されたロ
ーリバースブレーキ35とワンウェイクラッチ36とを
介してケーシング26に固定されると共に、ケーシング
26の後端に配設された4速クラッチ33を介して入力
軸27に連結される。 【0013】入力軸27の回転トルクは、遊星歯車機構
30を介して出力軸43に伝達され、更に出力軸43に
固着された出力ギヤ45からアイドルギヤ46を介して
被駆動ギヤ47に伝達される。そして、被駆動ギヤ47
と一体のトランスファシャフト48に固着されたヘリカ
ルギヤ49を介して、左右の車軸50を駆動するディフ
ァレンシャルユニット51に伝達される。尚、ケーシン
グ26には、入力軸27を介してタービン回転数NT を
検出するNT センサ9と、被駆動ギヤ47を介して出力
軸回転数NO を検出するNO センサ10とが取り付けら
れている。 【0014】図3には、変速用油圧制御装置のうち、フ
ロントクラッチ31とキックダウンブレーキ34とを駆
動制御する部分のみを示してある。尚、本実施例の変速
用油圧制御装置の全体構成とその作用とは、特開昭58-4
6258号公報により既に公知となっているため、他のクラ
ッチおよびブレーキについての説明は省略する。図3に
示したように、キックダウンブレーキ34は、キックダ
ウンドラム44に巻き付けられたブレーキバンド60
と、このブレーキバンド60を駆動するキックダウンサ
ーボ61とからなっている。キックダウンサーボ61
は、段付きのシリンダ穴62を有するハウジング63
と、シリンダ穴62内に摺動自在に嵌挿され、シリンダ
穴62をアプライ油室64とリリース油室65とに区画
する段付きのピストン66と、このピストン66に固着
されてハウジング63からブレーキバンド60側に突出
し、その端部がブレーキバンド60に当接するアクチュ
エータロッド67と、アクチュエータロッド67をブレ
ーキバンド60から離間させる方向にピストン66を付
勢するリターンスプリング68とから構成されている。
尚、ピストン65の受圧面積は、アプライ油室64がピ
ストン65自身の段部により画成されているため、アプ
ライ側がリリース側に比べて小さくなっている。 【0015】図3に示されるように、キックダウンサー
ボスイッチ11はハウジング63に取り付けられ、ピス
トン66の位置を検出して信号を出力する。この信号
は、ピストン66が図中右側に移動した場合、すなわち
ブレーキバンド60がキックダウンドラム44を解放し
た状態でONとなり、ピストン66すなわちアクチュエ
ータロッド67が左側に移動し、ブレーキバンド60が
キックダウンドラム44を係止する直前の状態でOFF
となる。 【0016】キックダウンサーボ61のアプライ油室6
4には、油路70を介して1−2シフト弁71が接続し
ており、1−2シフト弁71には、油路72を介して更
にシフト制御弁73が接続している。1−2シフト弁7
1は、図示しない切換弁からの制御油圧により駆動制御
され、1速段のときはスプール71aが図中左端に移動
して油路70と油路72とを遮断し、2速段のときはス
プール71aが図示したように右端に移動して油路70
と油路72とを連通する。また、シフト制御弁73は、
スプール73aの位置により、油路72を排油ポート7
5に連通するか(図のOFF状態)、あるいは油路72
をライン圧油路76に連通する(ON状態)。シフト制
御弁73にはコントロール油路77が接続しており、こ
のコントロール油路77から供給されるコントロール油
圧によりスプール73aが付勢されると、ON状態とな
って油路72とライン圧油路76とが連通する。 【0017】コントロール油路77には、油路78を介
して、ECU6に駆動される排油ポート79を備えた常
閉型の電磁弁80が接続されている。そして、電磁弁8
0がON状態となると、排油ポート79からコントロー
ル油圧が排出されて油路72がシフト制御弁73の排油
ポート75に連通し、油路70,72を介してアプライ
油室64内の作動油が排油ポート75から排出される。
また、電磁弁80がOFF状態となると、コントロール
油圧によりシフト制御弁73がON状態となって油路7
2をライン圧油路76に連通し、油路72,70を介し
てアプライ油室64内に作動油が供給される。 【0018】一方、キックダウンサーボ61のリリース
油圧65には、油路81を介して2−3シフト弁82が
接続している。2−3シフト弁82は、図示しない切換
弁からの制御油圧により駆動制御され、2速段のときに
はスプール82aが図示した左端に移動して油路81を
排出油路84に連通し、3速段のときにはスプール82
aが図中端に移動して油路81を油路70に接続され
た油路85に連通する。尚、排出油路84および油路8
5には、それぞれオリフィス86,87が形成されてお
り、作動油の排出および供給は徐々に行われる。また、
油路81にはフロントクラッチ31の図示しないアプラ
イ油室に連通する油路88が接続しており、キックダウ
ンサーボ61のリリース油室65とフロントクラッチ3
アプライ油室とに同一の油圧が作用するようになっ
ている。 【0019】さて、本実施例の変速機2では、表1の係
合表に示したように、各クラッチやブレーキを係合ある
いは解放して、前進4段,後退1段の変速段を達成す
る。尚、表1において、○は係合状態を示し、●はワン
ウェイクラッチの係止状態を示している。また、同表で
の1速段から4速段における係合状態は、全てドライブ
レンジにおけるものである。 【0020】 【表1】 【0021】すなわち、1速段では、リヤクラッチ32
がリヤサンギヤ42を入力軸27に係合させる一方で、
パワーオン状態ではワンウェイクラッチ36がピニオン
キャリア40をケーシング24に係止する。2速段で
は、リヤクラッチ32を係合したまま、キックダウンブ
レーキ34によりキックダウンドラム44を介してフロ
ントサンギヤ41をケーシング26に係止する。3速段
では、リヤクラッチ32を係合したまま、フロントクラ
ッチ31も係合させ遊星歯車機構30を直結状態にす
る。尚、このとき、次の4速段への変速準備として4速
クラッチ33も係合させておく。また、4速段では、フ
ロントクラッチ31とリヤクラッチ32とを解放し、再
びキックダウンブレーキ34を係合させることで、4速
クラッチ33によりフロントサンギヤ41を係止すると
共に、ピニオンキャリア40を入力軸27に係合させ
る。更に、後退段では、フロントクラッチ31を係合し
てフロントサンギヤ41を入力軸27に結合させると共
に、ローリバースブレーキ35を係合してピニオンキャ
リア40をケーシング26に固定させる。 【0022】次に、本実施例の作用を述べる。本実施例
の自動変速機でも、3速段で走行中に2速段へのダウン
シフト指令が出力されると、フロントクラッチ31を解
放しながら、キックダウンブレーキ34を係合させて3
速段から2速段へのダウンシフトを行う。この操作を、
図3に示した油圧回路を基に考えると、以下のような手
順となる。尚、本実施例では、発明における第1変速段
が3速段であり、第2変速段は2速段である。また、同
じく、解放側摩擦係合要素がフロントクラッチ31であ
り、係合側摩擦係合要素はキックダウンブレーキ34で
ある。 【0023】さて、3速段においては、キックダウンサ
ーボ61内で、ピストン66がアプライ油室64側に移
動し、ブレーキバンド60によるキックダウンドラム4
4の係止が解かれてキックダウンブレーキ34が解放さ
れる一方、フロントクラッチ31が係合状態となってい
る。この状態から2速段へのダウンシフトを行う場合、
ECU6は、2−3シフト弁82のスプール82aが図
示した左端へ移動するよう、上述した切換弁を駆動す
る。 【0024】すると、油路88と油路81とが排出油路
84に連通され、フロントクラッチ31のアプライ油室
とキックダウンサーボ61のリリース油室65とから作
動油が排出される。その結果、フロントクラッチ31が
解放状態となる一方、キックダウンサーボ61内では、
油路72,70を介してアプライ油室64に導入される
作動油により、ピストン66がリリース油室65側に移
動し、ピストン66と一体のアクチュエータロッド67
に押圧されたブレーキバンド60がキックダウンドラム
44を係止して2速段が確立されるのである。尚、排出
油路84にはオリフィス86が配設されているため、2
−3シフト弁82を切り換えてもフロントクラッチ31
のアプライ油室やキックダウンサーボ61のリリース油
室65から作動油が急激に抜けることはなく、徐々に排
出される。したがって、両油室および油路88,81内
には暫く作動油が残圧として存在することになる。 【0025】このため、2−3シフト弁82を切り換え
た直後、電磁弁80をデューティ制御すると、キックダ
ウンサーボ61のアプライ油室64への供給油圧が制御
されるが、これに伴って残圧側も同様に制御されること
となり、3−2ダウンシフト時の解放側摩擦係合要素と
なるフロントクラッチ31を車両の運転状態に合わせて
フィードバック制御することができる。 【0026】以下、図4〜図7を用いて、3速段から2
速段へのダウンシフトの制御手順を説明するが、先ず、
図7に基づき、タービン回転数と電磁弁80の駆動デュ
ーティ比との関係を説明する。3速段で走行中に2速段
へのダウンシフト(3−2シフト)指令が出力される
と、ECU6は、先ず、2−3シフト弁82を図示のご
とく左端に移動させて、フロントクラッチ31のアプラ
イ油室とキックダウンサーボ61のリリース油室65と
から作動油を排出する一方で、電磁弁80を図7のグラ
フに示したように制御する。すなわち、3−2シフト指
令入力時点(図7中のss点)から、ECU6は、先
ず、t2秒に亘って比較的低めのデューティ比DU2で電
磁弁80を駆動する。これは次の理由による。 【0027】すなわち、3−2シフト指令が出力される
まではピストン66は停止状態にあり、ピストン66と
シリンダ穴62との間には静摩擦係数が作用することに
なる。この状態からピストン66を動かそうとしても、
静摩擦係数が大きいためになかなか動かない。そこで、
t2 秒間デューティ比DU2を出力することで比較的高め
の油圧をアプライ室64に供給することにより、ピスト
ン66とシリンダ穴62との間に作用する摩擦係数を静
摩擦係数を動摩擦係数(動摩擦係数<静摩擦係数)へと
変更し、ピストン66の動きをよくしている。 【0028】t2 秒が経過した時点(図7中のa点)か
ら、ECU6は比較的高めのデューティ比DU3を出力し
た後、徐々に駆動デューティ比を大きくしながら電磁弁
80を駆動する。すると、アプライ油室64には、デュ
ーティ比DU3に応じた比較的低めの油圧が供給され、ピ
ストン66がリリース油室65側に徐々に移動する。そ
して、ECU6は、フロントクラッチ31が徐々に解放
されることにより、実タービン回転数NT が3速段同期
タービン回転数NTC3 より閾値NTB1 だけ大きくなった
時点(図7中のb点)で、デューティ比DU4を出力し、
タービン回転数の実変化率NTR' が所定の範囲に入るよ
うに、電磁弁80の駆動デューティ比をフィードバック
制御する。すなわち、アプライ油室64への供給油圧を
フィードバック制御することにより、フロントクラッチ
31も同様にフィードバック制御され、排出油路86か
ら排出される量とのバランスによりフロントクラッチ3
1の解放状態が制御される。 【0029】次に、ECU6は、実タービン回転数NT
が2速段同期タービン回転数NTC2より閾値NTB2 だけ
小さくなった時点(同期判定時点…図10中のc点)か
ら、タービン回転数の実変化率NTR' が−10rpm/s 〜
0rpm/s となるように、フィードバック制御をt3 秒続
け、しかる後(図10中のd点)に電磁弁80の駆動デ
ューティ比を0として全圧でキックダウンブレーキ34
を係合させる。ここで、同期判定後t3 秒間フィードバ
ック制御を継続する理由について説明する。 【0030】すなわち、同期判定点(c点)では、まだ
キックダウンストロークに若干の余裕があるため、ここ
でデューティ比を0%として全圧を供給すると、ピスト
ン66は余裕ストローク分を急速に移動した後、急激に
キックダウンドラム44を掴むこととなり、変速ショッ
クが発生する。そこで、同期判定後t3 秒の間、タービ
ン回転数の実変化率NTR' が略0となるようにフィード
バック制御を継続させることで、タービン回転数の増加
を抑制し、2速段の同期回転数近傍に収束させると共
に、余裕ストロークを無くし、全圧をかけても変速ショ
ックが発生しないようにしている。 【0031】次に、図4〜図6に基づいて、電磁弁80
をデューティ駆動するときの制御手順を説明する。3速
段から2速段へのダウンシフト制御が開始されると、E
CU6は、先ず図4のステップS10で、制御開始時点
(図7中のss点)より所定時間(本実施例では、18
0ms)前に検出してRAMに記憶させていたスロットル
開度θTHが所定値(本実施例では、15%)より大きい
か否かを判定する。これは、3−2シフトが、キックダ
ウンかオンダウンかを判定するものであり、この判定が
YESの場合にはオンダウン状態であると認識し、ステ
ップS11,S12で、デューティ比DU3,DU4にそれ
ぞれオンダウン用の比較的小さいデューティ比D3O/D,
D4O/Dを代入する。また、ステップS10の判定がNO
である場合にはキックダウン状態であると認識し、ステ
ップS13,S14で、デューティ比DU3,DU4にそれ
ぞれキックダウン用の比較的大きいデューティ比D3K/
D,D4K/Dを代入する 【0032】しかる後、ECU6は、ステップS15
で、デューティ比DU2を出力し、t2秒間に亘って電磁
弁80を駆動して上述したごとくピストン66の動きを
よくする。次に、ECU6は、ステップS16でデュー
ティ比DU3を出力して電磁弁80を駆動し、ステップS
17でNT ≧NTC3 +NTB1 か否か、すなわちフロント
クラッチ31の解放により実タービン回転数NT が3速
段同期タービン回転数NTC3 から上昇し始めたか否かを
判定する。尚、3速段同期タービン回転数NTC3は、出
力軸回転数NO に3速段ギヤ比を乗ずることにより演算
される。 【0033】ステップS17の判定がNOである場合に
は、ECU6は、ステップS18でデューティ比DU3に
所定値αを加えた後、ステップS16に移行して電磁弁
80を駆動する。ステップS18の処理を繰り返すこと
により、供給される油圧が徐々に減少し、フロントクラ
ッチ31が解放側に駆動される。この際、オンダウン時
には、デューティ比D3O/Dが比較的小さいため、フロン
トクラッチ31に供給される油圧はエンジントルクに対
応できるように高目となり、タービン23の急激な吹き
上がりが防止される。また、キックダウン時には、デュ
ーティ比D3K/Dが比較的大きいため、フロントクラッチ
31に供給される油圧は低目となり、タービン回転数N
T が速やかに上昇する。 【0034】一方、ステップS17の判定がYESとな
った場合には、ECU6は図5のステップS19に移行
し、デューティ比DU4を出力し、このデューティ比DU4
を初期値としたフィードバック制御に基づき電磁弁80
を駆動する。この際も、オンダウン時には、デューティ
比D4O/Dが比較的小さいため、フロントクラッチ31に
供給される油圧はエンジントルクに対応できるように高
目となり、タービン23の急激な吹き上がりが防止され
る。また、キックダウン時には、デューティ比D4K/Dが
比較的大きいため、フロントクラッチ31に供給される
油圧は低目となり、タービン回転数NTが速やかに上昇
する。 【0035】次に、ECU6は、ステップS20でNT
≧NTC2 −NTB2 が成立するか否か、すなわち実タービ
ン回転数NT が2速段同期タービン回転数NTC2 に達し
始めたか否かを判定する。ここで、NTB2 は同期判定閾
値である。そして、この判定がNOである場合には、E
CU6は、ステップS21に進み、タービン回転数NT
の変化率NTR’が同期判定前上限閾値NTO1'(本実施例
では、60rpm/s)以上であるか否かを判定し、Y
ESである場合には、ステップS22でデューティ比D
U4から所定値βを減じ、油圧を高めてフロントクラッチ
31の係合を強める。また、この判定がNOである場合
には、ECU6は、ステップS23で、変化率NTR’が
同期判定前下限閾値NTO2'(本実施例では、30rpm
/s)以下であるか否かを判定する。そして、この判定
がYESである場合には、ECU6は、ステップS24
で、デューティ比DU4に所定値βを加え、油圧を低めて
フロントクラッチ31の係合を弱める。更に、ステップ
S23での判定がNOである場合には、ECU6は、ス
テップS25で、デューティ比DU4をそのままにし、フ
ロントクラッチ31の係合状態を保持する。 【0036】一方、ステップS20の判定がYESとな
った場合、すなわち実タービン回転数NT が2速段同期
タービン回転数NTC2 に達し始めた場合には、ECU6
は図6のステップS26に移行し、内蔵するタイマTを
スタートさせる。次に、ECU6は、ステップS27で
タイマTのスタート後にt3 秒経過したか否かを判定
し、NOの場合はステップS28に進む。 【0037】ステップS28において、ECU6は、タ
ービン回転数NT の変化率NTR’が同期判定後上限閾値
NTO3'(<NTO1',本実施例では、0rpm/s)以上
であるか否かを判定し、YESである場合には、ステッ
プS29でデューティ比DU4から所定値γを減じ、油圧
を高めてフロントクラッチ31の係合を強める。また、
この判定がNOである場合には、ECU6は、ステップ
S30で、変化率NTR’が同期判定後下限閾値NTO4'
(<NTO2',本実施例では、−10rpm/s)以下で
あるか否かを判定する。そして、この判定がYESであ
る場合には、ECU6は、ステップS31で、デューテ
ィ比DU4に所定値γ(≦β)を加え、油圧を低めてフロ
ントクラッチ31の係合を弱める。更に、ステップS3
0での判定がNOである場合には、ECU6は、ステッ
プS32で、デューティ比DU4をそのままにし、フロン
トクラッチ31の係合状態を保持する。 【0038】タイマTのスタート後にt3秒経過してス
テップS27での判別がYESとなると、ECU6はス
テップS33に進み、電磁弁80の駆動を停止してフィ
ードバック制御を終了する。これにより、キックダウン
サーボ61のアプライ油室64には全圧が供給され、キ
ックダウンブレーキ34がキックダウンドラム44を完
全に係止して変速が終了する。尚タイマTがカウント
アップを終了する時間であるt3秒は、キックダウンブ
レーキ34が係合するまでに要する時間より長く設定さ
れている。すなわち、上述したごとく同期判定時からt
3秒の間に、キックダウンサーボ61のピストン66が
フルストロークし、この時点で全圧を供給することによ
って、変速ショック無しに完全な係止を行えるのであ
る。 【0039】このように、上記実施例ではオンダウン時
には、比較的低めに設定されたデューティ比D3O/D,D
4O/Dを用いてフロントクラッチ31に供給される油圧を
高める一方、キックダウン時には、比較的高めに設定さ
れたデューティ比D3K/D,D4K/Dを用いてフロントクラ
ッチ31に供給される油圧を低くするようにしたため、
オンダウン時におけるタービン23の急激な吹き上がり
が防止される一方で、キックダウン時にはタービン回転
数NT が速やかに上昇してシフトレスポンスを向上させ
ることができた。 【0040】本発明の態様は上記実施例に限られるもの
ではない。例えば、上記実施例は3速段から2速段への
ダウンシフトに本発明を適用したものであるが、4速段
から3速段あるいは2速段から1速段等、他のダウンシ
フトに適用してもよい。また、オンダウンかキックダウ
ンかを判定するパラメータとして、スロットル開度θTH
ではなく、エンジン回転数NE を使用してもよく、この
場合にはエンジン回転数NE が所定値(例えば、125
0rpm)以上であるならばオンダウンと判定されるこ
とになる。また、これらの判定を組み合わせ、スロット
ル開度θTHが所定値より大きく、且つエンジン回転数N
E が所定値以上である場合にオンダウンと判定するよう
にしてもよい。更に、上記判定を行うパラメータとし
て、エンジン負荷を示す吸気管圧力,吸気量,燃料供給
量等を用いるようにしてもよい。尚、上記実施例はデュ
ーティ比を高めると解放側摩擦係合要素に供給される油
圧が低下する電磁弁を用いたものであるが、デューティ
比を高めると油圧が上昇する電磁弁を用いてもよい。 【0041】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
変速制御装置によれば、変速時、解放すべき側となる
放側摩擦係合要素への供給油圧を制御する油圧制御用電
磁弁のデューティ比に関し、変速指令の出力後、解放側
摩擦係合要素から油圧を徐々に抜くための第1デューテ
ィ比並びに入力回転数が高段の変速段に応じた回転数か
ら外れた後、前記電磁弁の駆動をフィードバック制御す
る際の初期値となる第2デューティ比をキックダウン用
とオンダウン用との2種類設定し、判別手段により車両
の運転状態がキックダウン状態かオンダウン状態かを判
別した後、その判別結果に基づいて、デューティ比切換
手段により両デューティ比それぞれキックダウン用
たはオンダウン用に切り換えられるため、オンダウン
の変速時、タービンの急激な吹き上がりが防止される一
方、キックダウンでの変速時にはタービン回転数が速や
かに上昇してシフトレスポンスを向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る変速制御装置が適用されるパワー
プラントの概略構成図である。 【図2】変速機本体内のギヤトレーンを示したスケルト
ン図である。 【図3】フロントクラッチとキックダウンブレーキとの
制御油圧回路図である。 【図4】実施例における電磁弁の駆動制御手順を示した
制御フローチャートである。 【図5】実施例における電磁弁の駆動制御手順を示した
制御フローチャートである。 【図6】実施例における電磁弁の駆動制御手順を示した
制御フローチャートである。 【図7】実施例におけるタービン回転数と電磁弁駆動デ
ューティ比との関係を示したグラフである。 【符号の説明】 1 エンジン 2 変速機 4 変速機本体 5 コントローラ 6 ECU 7 NE センサ 8 スロットルセンサ 9 NT センサ 10 NO センサ 11 キックダウンサーボスイッチ 31 フロントクラッチ 34 キックダウンブレーキ 61 キックダウンサーボ 66 ピストン 71 1−2シフト弁 73 シフト制御弁73 80 電磁弁 82 2−3シフト弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟生 和夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 中村 尚司 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 中嶋 泰裕 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (72)発明者 宅間 寛 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動 車工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−25662(JP,A) 特開 平1−199049(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/06

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】第1変速段からこの第1変速段より低速段
    の第2変速段への変速指令を検出した後、油圧制御用電
    磁弁を第1デューティ比により駆動して解放すべき側で
    ある解放側摩擦係合要素から油圧を徐々に抜き、この
    後、入力軸回転数が前記第1変速段に応じた回転数から
    外れたことを検出してからは第2デューティ比を初期値
    としたフィードバック制御に基づき当該油圧制御用電磁
    弁を駆動して上記解放側摩擦係合要素の解放状態を制
    し、入力軸回転数が前記第2変速段に応じた回転数に到
    達したことを検出した後、係合すべき側である係合側摩
    擦係合要素に油圧を供給して前記第2変速段に変速させ
    る変速制御装置において、 車両の運転状態がキックダウン状態かオンダウン状態か
    を判別する判別手段と、この判別手段の判別結果に基づ
    いて、前記第1デューティ比および前記第2デューティ
    キックダウン状態およびオンダウン状態での変速
    適合した値にそれぞれ切り換えるデューティ比切換手段
    とを具えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装
    置。
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