JP3404053B2 - 自動変速機の変速制御方法 - Google Patents

自動変速機の変速制御方法

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JP3404053B2 JP26954891A JP26954891A JP3404053B2 JP 3404053 B2 JP3404053 B2 JP 3404053B2 JP 26954891 A JP26954891 A JP 26954891A JP 26954891 A JP26954891 A JP 26954891A JP 3404053 B2 JP3404053 B2 JP 3404053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の摩擦係合要素に
対する供給油圧をそれぞれ電子制御してこれら摩擦係合
要素を選択的に係合させることにより、複数の変速段を
達成するようにした自動変速機において、大幅なダウン
シフトに伴う不快感を軽減し得る変速制御方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機は、クラッチやブレー
キ等の摩擦係合要素に対して選択的に圧油を給排するこ
とにより、歯車変速装置内の任意の回転要素を変速機入
力軸に連結したり変速機ケーシングに対して固定し、変
速比の切替えを車両の運転状態に応じて自動的に行うよ
うにしたものである。
【0003】このような自動変速機においては、各種装
置や機器等の保護並びに快適な乗り心地維持のため、変
速時のショックが小さいことが要求される。そこで、摩
擦係合要素に対する圧油の圧力やその給排タイミング等
を適切に電子制御することにより、変速ショックの軽減
を企図した自動変速機が提案されている。
【0004】かかる従来の自動変速機の一例の概略構造
を表す図4に示すように、機関11のクランク軸12に
は、トルクコンバータ13のインペラ14が一体的に連
結されている。このトルクコンバータ13は、前記イン
ペラ14とタービン15とステータ16と一方向クラッ
チ17とを有し、ステータ16はこの一方向クラッチ1
7を介して変速機ケース18に結合され、この一方向ク
ラッチ17によってステータ16はクランク軸12と同
方向には回転するが、その逆方向の回転は許容されない
構造となっている。そして、タービン15に伝えられた
トルクは、このトルクコンバータ13の後部に配設され
た前進四段後進一段の変速段を達成する歯車変速装置の
入力軸(以下、これを変速機入力軸と呼称する)19に
伝達される。
【0005】この歯車変速装置は、三組のクラッチ2
0,21,22と二組のブレーキ23,24と一組の一方
向クラッチ25と一組のラビニヨ型遊星歯車機構26と
で構成されている。ラビニヨ型遊星歯車機構26は、リ
ングギヤ27とロングピニオンギヤ28とショートピニ
オンギヤ29とフロントサンギヤ30とリヤサンギヤ3
1と前記ピニオンギヤ28,29を回転自在に支持する
と共に変速機入力軸19に回転自在に嵌合されたキャリ
ア32とから構成されている。
【0006】前記リングギヤ27は変速機出力軸33に
連結され、フロントサンギヤ30はキックダウンドラム
34及びフロントクラッチ20を介して変速機入力軸1
9に連結され、更にリヤサンギヤ31はリヤクラッチ2
1を介して変速機入力軸19に連結されている。そし
て、キャリア32は相互に並列に配設されたローリバー
スブレーキ24と一方向クラッチ25とを介して変速機
ケース18に連結されると共にこの歯車変速装置の後端
に配設された4速クラッチ22を介して変速機入力軸1
9に連結されている。又、前記キックダウンドラム34
は、キックダウンブレーキ23によって変速機ケース1
8と一体的に連結可能となっており、ラビニヨ型遊星歯
車機構26を通ったトルクは、変速機出力軸33に固着
された駆動歯車35から図示しない駆動輪の駆動軸側へ
伝達される。
【0007】摩擦係合要素である前記各クラッチ20〜
22及びブレーキ23,24は、それぞれ係合用ピスト
ン装置或いはサーボ装置等を備えた油圧機器で構成され
ており、トルクコンバータ13のインペラ14に連結さ
れた油ポンプ36で発生する圧油によって、油圧制御装
置を介し操作されるようになっている。
【0008】なお、その詳細な構成や作用等は、例えば
特開昭58−46248号公報や特開昭58−5427
0号公報或いは特開昭61−31749号公報等で既に
周知の通りであり、図示しない車両の運転席に設けられ
た変速レバーの運転者によって選択された位置と車両の
運転状態とに応じて各摩擦係合要素の選択的係合が行わ
れ、種々の変速段が機関11の運転状態を制御する電子
制御ユニットからの指令に基づき、前記油圧制御装置を
介して自動的に達成される。
【0009】前記変速レバーによるセレクトパターン
は、P(駐車),R(後進),N(中立),D(前進三段
自動変速又は前進四段自動変速),2(前進二段自動変
速),L(1速固定)となっている。そして、変速レバ
ーをDレンジに選定した状態で図示しない補助スイッチ
(以下、オーバードライブスイッチと呼称する)を操作
すると、前進三段自動変速か或いは前進四段自動変速の
選択を切り換えることができるようになっている。この
変速レバーを上記セレクトパターンの各レンジに保持し
た場合、それぞれの摩擦係合要素がどのように働くかに
ついては、図5に示す通りであり、図中の符号で○印は
油圧作動によって係合状態にあることを示すが、●印は
Lレンジを選択した場合にのみ係合状態となることを示
す。
【0010】このような自動変速機を搭載した車両の変
速を自動的に行う場合、従来は車両の走行速度(以下、
車速と呼称する)と図示しないアクセルペダルの踏み込
み量に連動して機関11の図示しない吸気通路の開度を
変更し得る図示しないスロットル弁の開度(以下、これ
をスロットル開度と呼称する)とに基づいて図6に示す
如きマップから所定の変速段を読み出し、図中、実線で
示すアップシフト線或いは破線で示すダウンシフト線を
横切った場合に係合側の摩擦係合要素に対して予め設定
された係合油圧が供給されるように、油圧制御装置の油
圧制御弁を予め設定されたデューティ率で駆動し、所定
の変速動作を行うようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】複数の摩擦係合要素に
対する供給油圧をそれぞれ電子制御してこれら摩擦係合
要素を選択的に係合させることにより、複数の変速段を
達成するようにした図4〜図6に示す従来の自動変速機
において、例えば車速が中低速で且つスロットル開度が
小さい、例えば図6における点Aに示す4速の変速段で
の走行中に、アクセルペダルを急激に踏み込んでスロッ
トル開度を図6における点Bの開放側に移行させた場
合、1速の変速段へのダウンシフトを行う必要が生ず
る。
【0012】このようなキックダウン操作等によって、
4速から1速へのダウンシフトのように三段以上の大幅
なダウンシフトが行われると、機関回転速度が一挙に4
000rpmから5000rpmも急上昇するため、乗員は機
関が空吹かし状態や暴走状態になったものと勘違いを起
こしたりしてしまい、乗車フィーリングの著しい悪化を
招来する虞がある。
【0013】このような現象は、5速から2速或いは1
速へのダウンシフトが可能な前進五段の自動変速機を搭
載した車両においても存在する他、手動操作によって変
速段の切り換えを選択できるようにした自動変速機が搭
載された車両においても同様に発生する。
【0014】つまり、5速或いは4速の変速段を選択し
ている状態で、変速機のセレクトレバーを操作して強制
的に5速から2速或いは1速の変速段を選択したり、4
速から1速の変速段を選択した場合、機関回転速度が一
挙に4000rpmから5000rpmも急上昇する結果、前
述した場合と同様に、乗員は機関が空吹かし状態等にな
ったものと勘違いを起こし、乗車フィーリングの著しい
悪化を招来する。
【0015】
【発明の目的】本発明は、複数の摩擦係合要素に対する
供給油圧をそれぞれ電子制御してこれら摩擦係合要素を
選択的に係合させることにより、複数の変速段を達成す
るようにした自動変速機において、三段以上の急激なダ
ウンシフトに伴う乗車フィーリングの悪化を防止し得る
変速制御方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明に
よる自動変速機の変速制御方法は、車両の運転状態又は
運転者の変速操作に応じて設定された目標変速段が達成
されるよう変速制御される自動変速機の変速制御方法に
おいて、上記目標変速段への変速が三段以上のダウンシ
フトであるとき、当該ダウンシフトを上記目標変速段よ
り高速段側に規制すると共に、当該規制後に上記目標変
速段が変更された場合には、当該規制を解除して変更さ
れた上記目標変速段への変速を実施することを特徴とす
るものである。 また、請求項2に係る本発明による自動
変速機の変速制御方法は、請求項1に記載の自動変速機
の変速制御方法において、上記目標変速段への変速が三
段以上のダウンシフトであるとき、当該ダウンシフトを
二段までのダウンシフトに規制することを特徴とするも
のである。
【0017】
【作用】キックダウン操作やマニュアル操作等によっ
て、高速側の変速段から低速側の変速段への三段以上の
ダウンシフトが必要な状況となった場合、このダウンシ
フト操作を、高速段側に規制すると共に、当該規制後に
上記目標変速段が変更された場合には、当該規制を解除
して変更された上記目標変速段への変速を実施する。
まり、5速から2速或いは1速へのダウンシフトや、4
速から1速へのダウンシフトが必要な状況となった場合
でも、ダウンシフト操作は5速から3速、或いは4速か
ら2速へと行われて一旦規制され、規制された後に目標
変速段へとダウンシフトが実施される結果、機関回転速
度が急上昇するようなことは起こらない。
【0018】
【実施例】本発明による自動変速機の変速制御方法を図
4〜図6に示す前進四段の自動変速機が搭載された車両
に応用した一実施例について、以下に説明する。
【0019】本実施例では、任意の変速段をセレクトレ
バー及びオーバードライブスイッチの操作により手動に
て選択できるようにしており、このような手動モードに
て変速段の位置が4速から1速に切り換えられた場合、
4速から1速に変速することなく、4速から2速へのダ
ウンシフトに変速を一旦規制し、規制された後に目標変
速段へとダウンシフトを実施するようにし、機関回転速
度の急上昇に伴う乗車フィーリングの著しい悪化を防止
するようにしている。
【0020】このため、本実施例の制御ブロックを表す
図1に示すように、自動変速機の図示しないセレクトレ
バーの位置を検出して上述した手動モードの場合に選択
された変速段を検出するインヒビタスイッチ37が設け
られているが、4速の変速段に対してはオーバードライ
ブスイッチ38からの信号に基づいて検出するようにし
ている。
【0021】又、車速とスロットル開度とに基づいて自
動変速機の変速操作を自動的に行うため、変速機ケース
18にはキックダウンドラム34の回転速度を検出する
入力軸回転速度センサ39と変速機出力軸33の回転速
度を検出する出力軸回転速度センサ40とが設けられて
いる他、図示しないスロットル弁の開度を検出するスロ
ットル開度センサ41が設けられている。
【0022】そして、自動モードにて変速段の位置を4
速から1速へ切り換える必要が発生した場合、そのまま
4速から1速に変速することなく、4速から2速へのダ
ウンシフトに変速を規制し、機関回転速度の急上昇に伴
う乗車フィーリングの著しい悪化を防止するようにして
いる。
【0023】つまり、インヒビタスイッチ37及びオー
バードライブスイッチ38及び入力軸回転速度センサ3
9及び出力軸回転速度センサ40及びスロットル開度セ
ンサ41による検出信号は、機関11の運転状態を制御
する電子制御ユニット42に出力され、この電子制御ユ
ニット42にて自動変速機の変速段位置と車速とスロッ
トル開度とが算出され、4速から1速へのダウンシフト
が必要となった場合でも、強制的に2速までのダウンシ
フトに規制し、この2速の変速段への変速完了後に1速
へのダウンシフトを許容するような制御条件の変化がな
い限り、2速の変速段を保持するように自動変速機の油
圧制御装置43の作動が制御される。
【0024】このような本実施例による制御の流れを表
す図2及び図3に示すように、まずS1にて入力軸回転
速度センサ39及び出力軸回転速度センサ40からの検
出信号に基づいて現在の変速段を検出し、次にS2にて
スロットル開度センサ41からの検出信号に基づいてス
ロットル開度を算出する。そして、S3にて出力軸回転
速度センサ40からの検出信号に基づいて車速を算出
し、更にS4のステップにてインヒビタスイッチ37及
びオーバードライブスイッチ38からの信号に基づいて
手動モードを選択した場合の運転者が希望する変速段位
置を検出する。
【0025】しかる後、S5にて4速から1速へのダウ
ンシフトが必要な状態であるか否か、即ちS1のステッ
プにて検出された現在の変速段が4速であり、S2及び
S3のステップにて検出されたスロットル開度及び車速
に基づき図6に示す如きシフトマップから読み出された
変速段が1速であるか否か、或いは手動モードにて1速
の変速段が選択されているか否かを判定する。
【0026】このS5のステップにて4速から1速への
ダウンシフトが必要な状態である、即ち現在の変速段が
4速であり、図6に示す如きシフトマップから読み出さ
れた変速段が1速であると判断するか、或いは手動モー
ドにて1速の変速段が選択されていると判断した場合に
は、S6にて2速へのダウンシフトを行うように、電子
制御ユニット42は油圧制御装置43の作動を制御す
る。つまり、目標変速段への変速が三段以上であるとし
て、ダウンシフトが高速段側の2速で一旦規制される。
【0027】そして、S7にて再びスロットル開度セン
サ41からの検出信号に基づいてスロットル開度を算出
し、更にS8にて出力軸回転速度センサ40からの検出
信号に基づいて車速を算出した後、S9にて図6に示す
シフトマップの実線で示されたアップシフト線を横切っ
たか否かを判定する。
【0028】このS9のステップにて車両の運転状態が
図6に示すシフトマップの実線で示されたアップシフト
線を横切った、即ち変速制御条件が変化したと判断した
場合には、前記S4のステップにて選択された手動モー
ドを選択した場合の運転者が希望する変速段位置か、手
動モードを選択していない場合には前記S7及びS8の
ステップにて検出されたスロットル開度及び車速に基づ
き図6に示すシフトマップから読み出される変速段とな
るように、S10にて電子制御ユニット42は油圧制御
装置43の作動を制御する。つまり、ダウンシフトが高
速段側の2速で一旦規制された後、ダウンシフトが目標
変速段まで実施される。
【0029】前記S9のステップにて車両の運転状態が
図6に示すシフトマップの実線で示されたアップシフト
線を横切っていない、即ち変速制御条件が変化していな
いと判断した場合には、S11にてインヒビタスイッチ
37及びオーバードライブスイッチ38からの信号に基
づいて手動モードを選択した場合の運転者が希望する変
速段位置が、前記S4のステップにて検出された希望変
速段位置から変わっているか否かを判定する。
【0030】このS11のステップにて運転者が希望す
る変速段位置が、S4のステップにて検出された希望変
速段位置から変わっている、即ち変速制御条件が変化し
たと判断した場合には、前記S10のステップに移行し
て手動モードを選択した場合の新たに選択された運転者
が希望する変速段位置となるように、電子制御ユニット
42は油圧制御装置43の作動を制御する。
【0031】前記S11のステップにて運転者が希望す
る変速段位置が、S4のステップにて検出された希望変
速段位置と同じである、即ち変速制御条件が変化してい
ないと判断した場合には、S6のステップに移行して2
速の変速状態をそのまま保持する。
【0032】なお、前記S5のステップにて4速から1
速へのダウンシフトが必要な状態ではない、即ち現在の
変速段が4速であっても図6に示す如きシフトマップか
ら読み出された変速段が1速以外であると判断するか、
現在の変速段が4速以外であると判断するか、或いは現
在の変速段が4速であっても手動モードにて1速以外の
変速段が選択されていると判断した場合には、三段以上
のダウンシフトではないので、そのまま変速操作を行っ
てS2のステップに移行する。
【0033】なお、本実施例では前進四段の自動変速機
を搭載した車両について説明したが、前進五段の自動変
速機を搭載した車両の場合にも、本発明の制御方法を応
用することが可能であり、この場合には三段以上のダウ
ンシフトとなる5速から2速、5速から1速、4速から
1速への変速操作をそれぞれ禁止し、変速操作を5速か
ら3速或いは4速から2速のように目標変速段より高速
段側でダウンシフトを一旦規制し、規制後目標変速段と
なるようにダウンシフトを実施する。
【0034】
【発明の効果】本発明の自動変速機の変速制御方法によ
ると、高速側の変速段から低速側の目標変速段への三段
以上のダウンシフトが必要な状況となった場合、当該ダ
ウンシフト上記目標変速段より高速段側に規制する
共に、当該規制後に上記目標変速段が変更された場合に
は、当該規制を解除して変更された上記目標変速段への
変速を実施するようにしたので、従来のように機関が空
吹かし状態や暴走状態になったものと勘違いを起こすよ
うな機関回転速度の著しい急上昇がなくなり、ダウンシ
フトに伴う乗車フィーリングを良好に保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動変速機の変速制御方法を実現
し得る一実施例の制御ブロック図である。
【図2】図3と共に本発明による自動変速機の変速制御
方法の一実施例の制御の流れを表すフローチャートであ
る。
【図3】図2と共に本発明による自動変速機の変速制御
方法の一実施例の制御の流れを表すフローチャートであ
る。
【図4】前進四段の自動変速機の概略構造を表すスケル
トン図である。
【図5】各摩擦係合要素の係合状態と変速段との関係を
それぞれ表す作動エレメント図である。
【図6】車速とスロットル開度とに対応して設定される
各変速段の設定領域を表すシフトマップである。
【符号の説明】
11は機関、13はトルクコンバータ、15はタービ
ン、19は変速機入力軸、20はフロントクラッチ、2
1はリヤクラッチ、22は4速クラッチ、23はキック
ダウンブレーキ、24はローリバースブレーキ、26は
ラビニヨ型遊星歯車機構、33は変速機出力軸、36は
油ポンプ、37はインヒビタスイッチ、38はオーバー
ドライブスイッチ、39は入力軸回転速度センサ、40
は出力軸回転速度センサ、41はスロットル開度セン
サ、42は電子制御ユニット、43は油圧制御装置であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F16H 59:68 F16H 59:68 (56)参考文献 特開 平3−213765(JP,A) 特開 昭61−125935(JP,A) 特開 昭57−146944(JP,A) 特開 平3−121362(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/00,61/08

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の運転状態又は運転者の変速操作
    応じて設定された目標変速段が達成されるよう変速制御
    される自動変速機の変速制御方法において、 上記目標変速段への変速が三段以上のダウンシフトであ
    るとき、当該ダウンシフト上記目標変速段より高速段
    側に規制すると共に、当該規制後に上記目標変速段が変
    更された場合には、当該規制を解除して変更された上記
    目標変速段への変速を実施することを特徴とする自動変
    速機の変速制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動変速機の変速制御
    方法において、 上記目標変速段への変速が三段以上のダウンシフトであ
    るとき、当該ダウンシフトを二段までのダウンシフトに
    規制することを特徴とする自動変速機の変速制御方法。
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