JPH03121072A - 蒸気またはガス式滅菌器用の使い拾て式試験パック - Google Patents

蒸気またはガス式滅菌器用の使い拾て式試験パック

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JPH03121072A
JPH03121072A JP2254047A JP25404790A JPH03121072A JP H03121072 A JPH03121072 A JP H03121072A JP 2254047 A JP2254047 A JP 2254047A JP 25404790 A JP25404790 A JP 25404790A JP H03121072 A JPH03121072 A JP H03121072A
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JP
Japan
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container
packing material
indicator
sterilization
test pack
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JP2254047A
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English (en)
Inventor
Marvin Leroy Hart
マービン レロイ ハート
Steven Scott Kirckof
スチーブン スコット カークコフ
Christopher J Evoniuk
クリストファー ジョン エボニウク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/26Accessories or devices or components used for biocidal treatment
    • A61L2/28Devices for testing the effectiveness or completeness of sterilisation, e.g. indicators which change colour

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、滅菌器、たとえば、前減圧(pre−vac
uui)または重力(graui Ly)型蒸気滅菌器
、あるいは酸化エチレン型滅菌器における滅菌サイクル
の効力をal定するための使い捨て式試験パックに関す
る。
医療および病院の用具の滅菌に使用される蒸気またはガ
ス滅菌処理は、蒸気またはガスの滅菌剤が滅菌される材
料の表面と、適当な温度で、適当な時間、接触していな
いかぎり、有効であることはできない。前減圧蒸気滅菌
器においては、蒸気導入の前に、空気を滅菌室から除去
する。滅菌サイクルの前減圧柑中に、滅菌器から除去さ
れなかった空気、あるいは減圧後に、不良のガスケット
、バルブまたはシールによって、滅菌器内に入り込んだ
空気はいずれも、滅菌する(イ料との蒸気との密接な接
触を妨害する。これは、病院のリネン類または布地類の
ような多孔質材料を滅菌する場合に、特に現実のものと
なる。これは、空気ポケットが、このような多孔質材料
内への蒸気の到達を阻lにするためである。その結果と
して、滅菌が生しないことがある。重力蒸気滅菌器では
、導入蒸気が滅菌される材r1中の空気と置き換えられ
、適度の滅菌サイクルが達成されなければならない。
空気が蒸気によって充分に置き換えられない場合には、
空気は、滅菌される材料と蒸気と密接な接触を妨害し、
これによって、不適当な滅菌条件が生じることになる。
酸化エチレン滅菌機においては、酸化エチレンガス(こ
れは、場合により、他の不活性稀釈ガス、たとえば二酸
化炭素およびへロカーボンガスと組合されている)が負
圧の下に導入され、滅菌室内で水蒸気と混合される。滅
菌室内の条件(たとえば、酸化エチレン濃度、相対湿度
、時間および温度)が適当な条件に適合していない場合
には、酸化エチレンは、滅菌される材料を通過せず、か
つまた効果的な滅菌剤として機能しない。従って、前減
圧または重力蒸気滅菌器、あるいは酸化エチレン滅菌器
内の滅菌サイクルの効力をflNI定するための用具で
あり、高度の信頼度および感度をもって、滅菌剤の充分
の浸透を検出する動作をする用具が必要である。
前減圧蒸気滅菌器の効力を測定するために常用されてい
る方法の一つは、Boyle−Dlck試験として知ら
れている。^5soclatlon 「or the 
Advancc−IIenL of’ Medical
 Instrumentation (^Al+)によ
って発行された、rGood 1losp!tal P
ractlca:SteamStcrlllzatlo
n and 5tcrll!Ly As5uranca
Jと題する。^AMI SSS^−1,988(1,9
88年)には、前減圧型滅菌機内の残留空気を検出する
ためのr3ovle−Dlck式試験パックの標準使用
法が記載されている。この代表的なりowlO−Dlc
k式試験パックは、基本的に、特定のサイズに折りたた
まれた、新しく洗濯したタオルの積重物よりなる。この
パックの中心に、化学インジケーターシートを次いで置
く。滅菌器内の空気の除去が充分ではない場合には、こ
のパックの中心部にエアーポケットが生じ、それによっ
て、蒸気感受性化学インジケーターシー l−と蒸気と
の接触が妨げられる。エアーポケットの存在は、インジ
ケーターシートが完全な、もしくは均一な色の変化を受
けられないことによって記録され、空気の除去程度が指
示される。
Bowle−Dlck式試験は、前減圧蒸気滅菌器の効
力を71’lll定するための適当な方法として一般に
認められているが、この試験には、かなりの欠点がある
すなわち、この試験パックは予め組立てられていないの
で、滅菌剤性能を検査するために、この方法を使用する
度毎に、パックを構築しなければならない。このことは
、因子、たとえば洗濯、前加湿、タオルの厚さ、および
水分、ならびに使用されるタオルの数の変化が、インジ
ケーターの色変化を変えることから、この試験方法に、
かなりの不一致を不意にもたらすことになりうる。また
、この試験パックの調製および使用は、予め組立てられ
ている試験パックインジケーターに比較して時間がかか
る。
従来技術で知られている、予め組立てられている、空気
指示試験パックには、Dyke等により米国特許節4.
594,223号に記載されているパックがある。この
I)ykcの用具は、蒸気が下降方向で導入される孔を
、その上面に有する長形の管、この長形の管内に配置さ
れており、蒸気を圧縮し、かつまた非圧縮性ガスを放出
するためのヒートシンク、管の下方末端に取りはずし可
能に連結されている室を定めている外枠、この室内に懸
垂されているストリップ形インジケーター、およびヒー
トシンクからの圧縮蒸気が室に到達するのを妨げる半透
過性膜を有する。Dykeの特許では、インジケーター
が分離されている室内に装入されており、圧縮蒸気がス
トリップ形インジケーターに影響を及ぼさないことが要
求されている。Dykeの特許はまた、圧縮蒸気がスト
リップ形インジケーターと接触するのを防止するために
、外枠と室との間に液体不透過性膜を使用することが要
求されている。
さらにまた、Dykeの特許に記載されている蒸気流は
、ヒートシンクを通る蒸気の下降通路に制限されており
、従って、蒸気は重力に対抗しては、動作しない。
蒸気−ガス滅菌器内の非圧縮性ガスの存在を検査するた
めの用具はまた、5tuart J、 l、Ineおよ
びJ、に、Plckerillによって、刊行物Jou
rnal ofClinical Pathology
、 26巻、716頁(1973年)に、r Test
ing A Steam−Pormaldel+yde
SLcrillzcr For Gas Penetr
ation IE[’rlcLency Jと題して記
載されている。この用具は、生物学的および(または)
化学的インジケーターを含Hする、ガスの漏れない、真
鍮製カプセルを有する。
このカプセルはその上部末端に、′0″環状シールで固
定されており、このシールは刻み付きの環によって固定
されている。蒸気の浸透に対するチャレンジとして、ス
テンレス鋼製ら線形管が使用されている。この用具に使
用されているヰ4料は非常に高価である。さらにまた、
このら線形管は使用後に、その中に空気を数分間通すこ
とによって洗浄しなければならない。従って、この用具
は、予め組立てられている、使い捨て式試験パックに比
較して、使用が容易ではない。
本発明は、前減圧型または重力型蒸気滅菌機および酸化
エチレン滅菌器内の滅菌サイクルの効力を測定するため
の使い捨て式試験パックを提供する。本発明の使い捨て
式試験パックは、予め組立てられており、使用が容品で
あり、かつまた小さく、取り扱い品い。これらの使い捨
て式試験パックは、圧縮蒸気によって影響を受けない、
化学的インジケーターまたは生物学的インジケーターと
組合されており、従って、パッキング材料を離して、分
離した容器に保持する必要はなく、あるいはこれらを分
離する圧縮蒸気不透過性膜も不必要である。
本発明の要旨 本発明は、前減圧または重力蒸気滅菌器内の滅菌剤の浸
透に対するチャレンジを提供することによって、滅菌効
力を/I−1定することができ、かつまた製造が比較的
安価であり、かつまた、公知の類似の方式の試験パック
に比較して、その使用を容易にするような方法で構築す
ることができる、使い捨て式試験パックを提供する。
一態様において、本発明はガスおよび液体不透過性飼料
から形成されている、垂直方向に仲でいる容器を含む使
い捨て式試験パックを提供する。
この容器は、第一の末端壁、この第一の末端壁の反対側
に位置する第二の末端壁、および第一の末端壁を第二の
末端壁から分離している側面壁を資する。この容器の容
積能は約2.54cm〜508cmの範囲である。第一
の末端壁は約0. 0254cシ〜7.62cm2の面
積を有する孔を少なくとも1個有し、この孔は滅菌剤の
進入用に第一の末端壁を貫通している。第二の末端壁は
、この容器を開口するための、取り離してきる手段を有
する。容器は、多孔質で繊維状のパッキング材料、たと
えば、圧縮されており、打ち砕かれた、ポリプロピレン
製の膨らませた、微小繊維の微小ウェブで、少なくとも
部分的に満たされており、これは滅菌サイクル中におけ
る滅菌剤の容器を通過する流動を妨害する制限通路を定
めることによって、滅菌剤の浸透にチャレンジする。こ
のパッキング材料は、2、 4 X 10’cシ〜1.
3 X 10−”cm2の範囲の「パッキングファクタ
ー」特性(以下で定義する)をaする。滅菌剤の浸透を
検知し、その程度を検出するためのインジケーターは、
取り離しできるふたとパッキング+4料との間に配置す
る。この取り離しできる手段は、試験パックが滅菌室内
の滅菌サイクルに装入された後に、インジケーターに容
Uに接近できる手段を提供する。
もう一つの態様において、本発明は、滅菌剤の進入用に
、そこを貫通している、少なくとも1個の孔を有する底
面壁を有する、垂直方向に仲でいる容器をHする使い捨
て式試験パックを提1共する。
この容器は、多孔質で繊維質の塊状パッキング材料、た
とえば圧縮されている、打ち砕かれたポリプロピレン製
の膨れた微小繊維の微小ウェブ、により少なくとも部分
的に満されており、このパッキング材料は、この使い捨
て式試験パックを通る滅菌剤の流動を妨害する制限通路
を定めることによって、滅菌剤の浸透に対するチャレン
ジとして作用する。この容器の上面壁は、容器の上方部
分をシールするふたよりなる。滅菌剤の浸透およびその
程度を検知するためのインジケーターは、底壁部の孔と
は反対側のパッキング材料表面上に、このふたと隣接し
て配置する。容器の上面壁を構成するふたは、容易に取
り離すことができ、これによって、滅菌サイクルの後に
インジケーターに接近することができる。
不充分な滅菌サイクルが生じる理由は様々であることが
できる。前減圧滅菌器では、滅菌剤として蒸気が使用さ
れるので、蒸気は、パッキング材料の制限通路を浸透し
なければならない。パッキング材料は、パッキング材料
の繊維質塊において、圧縮され、吸収される進入蒸気か
ら潜熱を吸収する。蒸気が圧縮され、パッキング材料の
温度が高められるのに従って、進入蒸気はパッキング材
料にさらに浸透する。この試験パックのパッキング材料
内に、いずれかの非圧縮性気体が存在すると、この気体
は蒸気がパッキング材料を通って浸透するのを阻止する
作用をする。また、滅菌サイクルが適当な温度で適当な
時間の間、動作しない場合には、蒸気はパッキング材料
に浸透しない。さらにまた、重力滅菌器が使用される場
合には、蒸気はパッキングキイ料に浸透し、滞在してい
る空気および(または)乗り込んできた空気と適度に置
き換えられなければならない。重力滅菌サイクルが、必
要な温度で必要な時間の間、適当に動作しない場合には
、効果的な滅菌サイクルに必須である、蒸気による空気
の置換が生じない。さらに、滅菌剤として酸化エチレン
が使用される場合には、酸化エチレンがパッキング材料
を適度に浸透し、滅菌剤として効果的に機能する程度の
適当は条件が存在しなければならない。これらの不良の
条件がいずれも、本発明の使い捨て式試験パックによっ
て検出される。
もう一つの態様において、本発明は、第一の壁およびこ
の第一の壁の反対側に存在し、蒸気またはガス滅菌剤進
入用の孔を有する第二の壁よりなり、取り離しできるふ
たを備えた、垂直方向に仲ている容器をHする、使い捨
て式試験パックを提[16する。この第二の壁の上には
、ふたを取り離した時に、容器から噴出する可能性があ
る滅菌剤を排出するための追加の安全装置として、その
縁端近くに2個の小さい開口部を有することができる。
この使い捨て式試験パック容器はパッキング材料、たと
えば他の態様でも使用される、圧縮され、打ち砕かれた
ポリプロピレン製の膨れた微小繊維の微小ウェブで満さ
れている。蒸気化学インジケーターシート、あるいは滅
菌ガスとして、酸化エチレンが使用される場合には、酸
化エチレン化学インジケーターシートは、パッキング材
料とふたとの間で、容器内に配置されている。滅菌剤が
容器の第一の壁の孔から進入すると、この滅菌剤の浸透
を妨害する作用をする制限通路を定めることによって、
チャレンジを提供しているパッキング材料と出会う。滅
菌剤が試験パックのパッキング材料に充分に浸透してい
る場合には、化学インジケーターシートは完全な色変化
を受ける。しかしながら、滅菌剤が、非圧縮性気体の存
在、重力滅菌器の場合の空気の滅菌剤による不適度の置
き換え、あるいは必要な温度において、必要な時間の間
、滅菌剤が充分に動作しないなどの因子によって、パッ
キング材料に充分に浸透しなかった場合には、化学イン
ジケーターは完全に均一な色変化を受けず、これによっ
て、滅菌サイクルが不充分であることが指示される。
図面の簡tIiな説明 第1図は、生物学的インジケーターを含Hする使い捨て
式試験パックを示す、内部露呈した透視画面である。
第2図は、第1図の使い捨て式試験パックの線2に沿っ
た横断面図であり、パッキング材料および上面上に配置
されている生物学的インジケーターが示されている。
第3図は、第1図の使い捨て式試験パックの上面図であ
り、プラグの凹所内に配置されている生物学的インジケ
ーターが見られるように取り離されるふたが示されてい
る。
第4図は、第1図の使い捨て式試験パックの底面を示す
図面であり、底面壁に存在する孔が示されている。
第5図は、化学インジケーターシートを合し、容器の横
断面図によって露呈されているパッキング材料を含有す
る、本発明の一態様の内部露呈した透視画図である。
第6図は、第5図の試験パックの上面部を示す図面であ
り、パッキング材料への接近手段を提供する、容器上面
壁土の孔および2個の蒸気排出開口部が示されている。
第7図は、第5図のパックの底面を示す図面であり、底
面壁部を(1が成している、取り離してきるふたが示さ
れている。
好適態様の説明 本発明の使い捨て式試験パックの好適態様は、第1図〜
第4図に、一般に1oで示されている。
この使い捨て式試験パックは、底面壁16と一体になっ
ている管状側面壁14をHし、垂直方向に仲でいる容器
12を有する。底面壁16は滅菌剤進入用の孔18をH
する。この容器は、好ましくは、3. 81cm (1
1/2インチ)の高さおよび6. 35cm (21,
/2インチ)の直径を有し、サイズ108X208とし
て、Central 5tates CanCo、 (
Masslllon、 0hlo)から商業的に入手で
きるものである。本発明の容器は、好ましくは16.4
CII(11n3)〜3.540crI(216In3
)の範囲、さらに好ましくは65. 6CrII(41
n3) 〜1..312CI7I(801n”)の範囲
、最も好ましくは114.8cm(71n3) 〜22
9.6crd (14in3)の範囲の体積能を有する
。容器は、好ましくはシームレスのアルミニウムカンで
ある。このタイプの容器は、比較的安価であり、小さく
、かつまた取り扱いおよび使用が容易である。しかしな
がら、硬貨のガスおよび液体不透過性材料、たとえば金
属、ガラス、フィルムまたは金属積層チップボード、ポ
リプロピレン、ポリアミド類、ポリメチルペンテン類、
ポリエステル類およびポリメチルメタアクリレート類か
ら形成されている、他の容器も有用である。容器の底面
壁16は、外側に向って隆起している、環状隆起17を
有し孔18は、好ましくは隆起部17に存在させる。こ
れは、孔18がカン内のパッキング材料によって、ふさ
がれることを防止する。好適には、相互に等距離で存在
し、0、 32cm (1/81n)の直径を有する3
個の孔が存在する。別様には、この用具は、さらに少な
いかまたはさらに多い数の孔18を有することもできる
、この場合に、孔18の累積面積は0.079cm2(
,0,0121n2) 〜20.25cm2 (3,1
41n2)、好ましくは0.237cm2 (0,03
6in2)〜5.06cm2(0,785In”)にす
る。容器の上面壁20は、容器の上方部分をシールする
、取り離しできるふた22よりなり、このふたは、ふた
の取り離しを容易にするタブ環24を有し、この使い捨
て式試験パック容器の内側に迅速に接近できる手段を提
供している。この試験パックは、これが使用されるべき
垂直方向を示すために、その外側上に矢印を有するラベ
ル25を有する。
試験パック容器12は、容器内を通る滅菌剤の流動を防
止する作用とする制限通路を定めることによって、滅菌
剤の浸透に対するチャレンジとして、多孔質で繊維質の
塊状パッキング材料26で満たされている。このパッキ
ング材料の量は、パッキングファクター(この用語に関
しては以下で説明する)および使用される特定の滅菌イ
ンジケーターによって変わるが、容器には、その容積の
少なくとも半分まで、パッキング材料を満たす。
適当なチャレンジを得るのに適当な材料を、本発明の使
い捨て式試験パックのパッキング材料として使用するこ
とができる。適することが見い出されたパッキング+4
14のいくつかを次に示す:この出願の譲受人であるi
+tnnesota Mlnlng and Manu
−facturing Co、  (3M)  (St
、 Pout、Mlnnesota)から、r Typ
e 696 White Bond Copy Pap
crJとして市販されている複写紙;  Sorg I
’apcr I’ro″″ducts  (Middl
eLovn、 0hlo)から、[sorg n1ue
−bird l31otLer PaperJとして市
販されている吸取紙; Dewier (Wlndso
r Locks 、 Connecticut)からr
AssureTMNonwovcn web Jとして
市販されティるポリエステル/セルロースファイバーウ
ェブ;rlAsF Carp、  (IEnka、 N
orth Carollna)からrMergc 86
45 Rayon 5Laple Fiber Jとし
て市販されているレイヨン/ポリエステル繊維の501
50配合物;  Unitlba Ltd、 (Osa
ka、 Japan)からr Deityl?Flbe
r Typo 4080 Po1yesLerJとして
市販されているポリエステル繊維、および11AsP 
Corp、 からrMerge 8645 Rayon
 5ta−ple Fiber Jとして市販されてい
る木綿−レイヨン繊維の50150配合物。しかしなが
ら、本発明のパツキンクキ4料は、好ましくはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブチレンまたはエチレン、
プロピレンおよび(または)ブチレンの共重合体、ある
いはその配合物のようなポリオレフィン繊維から形成す
る。これらの繊維は、好ましくは約50ミクロンより小
さい、さらに好ましくは約25ミクロンより小さい。最
も好ましくは約15ミクロンより小さい、径を有する。
これらの繊維は、好ましくは溶融ブローイング、フラッ
シュスピニングまたは小繊維形成法によって製造する。
粉砕されているか、または打ち砕かれている、ウェブの
形態の膨んだ微小繊維は特に好ましい。本発明のパッキ
ング物質は、好ましくは、たとえばWen−ta、 V
an Aにるrsuperrlne Thero+op
lastlc Fl−bersJ 、Ir+dustr
ial and Engineering Chemi
stry。
48?8.1342〜1346頁(1956年)および
Wentc van A等によるrManuf’act
ure ol’ 5u−pcrrlne Organi
c FIbarsJ、neport No、 4364
 or the Naval Re5earch La
boratorlas  (1954年5J125日発
行)に記載されているような微小繊維ウェブ原料から、
あるいはたとえば米国特許第3,971,373号(B
raun)、米国特許第4,100,324号(^nd
crson等)、および米国特許第4,429,001
号(Kolpln等)に記載されているもののような粒
状物をDHする微小繊維から製造される微小繊維の微小
ウェブ(mlcrorlbcr microwcb)で
ある。
本発明の好適なパッキング材料は、ポリオレフィン繊維
を少なくとも20%、好ましくは少なくとも30%の固
体性にまで圧縮することによって生成される。このパッ
キング材料の固体性(soll−d+ty)は次式に従
って計算される:パッキング材料の密度 ポリオレフィン繊維を微小繊維の微小ウェブとして提供
する場合には、パッキング飼料の固体性は最も好ましく
は、60〜70%である。これによって、所望の形状に
打ち砕くかまたは粉砕することができるパッキング材料
が得られる。
特に好適なパッキング材料は、圧縮ポリプロピレン製の
膨らせた、微小繊維よりなる。このタイプのパッキング
材オ゛4は、当該試験パックにおける滅菌剤の浸透に対
する優れたチャレンジ(cball−cngo)を提供
し、これによって、滅菌サイクルの効力の測定に対し、
改古された試験パック感度が得られる。好適な圧縮ポリ
プロピレン製の膨らせた、微小繊維パッキング材料は、
先ず、Plna O1l& Chea+Ical Co
、 (Co5den D[v、 )から市販されている
r Dypro”50 MFRJのようなポリプロピレ
ン樹脂を使用して、WcnLe Van^ により、r
superrlnc ThcrmoplasLIc F
IbersJ 、Indus−Lrial and I
Englnccrlng Chcn+1stry 、 
48巻、1342〜1346頁(1956年)に記載さ
れているように、溶融し、膨らませた微小繊維のウェブ
を製造することにより形成する。この微小繊維は2〜1
3ミクロンのサイズを有する。このウェブは、185g
/cm2の基@重量、 (1,0451g /ctAの
密度、5.0%の固体性、2]、、1crd/gの空隙
容積および95.1%の空隙フラクション(Void「
ractlon)を有する。
この微小繊維ウェブから、次いで、ハンマーミル、低温
ミルまたはシュレッダ−で粉砕することによって、ある
いは打ち砕くことによって、平均径が2cmより小さい
サイズを有する粒子を形成する。微小繊維ウェブは、6
.2歯/Cシの歯密度および900 rpImの速度を
有するリツカリン(Ilkorln)を使用し、米国特
許第4.81.3,948号に記載されているように打
ち砕き、 0.5+nmの平均咳直径および1.5m1
1の平均微小ウェブ直径を有する微小繊維の微小ウェブ
を形成することができる。このような打ち砕き処理は、
比較的密な繊維咳およびそこからのびている繊維束を有
する微小ウェブを生成する。この微小繊維の微小ウェブ
の核部分は、好ましくは0.07〜IO,Omm。
さらに好ましくは0.1〜5miの範囲である。
特に好ましい態様においては、約35gの打ち砕いた微
小繊維の微小ウェブを、13.07cm (2,35イ
ンチ)の直径を有する圧縮シリンダーのカラムに入れ、
そこで、6.07cm (2,35インチ)の直径およ
び1.91(至)(0,75インチ)の高さを有する円
柱形状のプラグ形に成形する。この圧縮円柱状体は、微
小繊維の微小ウェブを4.2!4Paの圧力の下に、3
0秒間、成形することによって得られる。このプラグを
次いで、208X108サイズの容器中に装入し、次い
でその上面を取り離しできるふたでシールする。容器の
内側に入れた、打ち砕れた微小繊維微小ウェブのプラグ
は、−度取り出し、直径方向で容器の巾を満たすように
し、プラグまたはパッキング材料を容器の壁と直接に接
触させる。
本出願人は、パッキング材料が特定の範囲内の[パッキ
ングファクター]を有するかぎり、他の適当なパッキン
グ材料を使用できることを見い出した。このパッキング
ファクターは、はとんど、パッキング材料の形状因子、
粒子サイズおよび空隙容積フラクションの関数である。
この形状因子は、球面の二乗X粒径の二乗と定義される
。このパッキングファクターを計算するためには、先ず
パッキング材料の吸収力にもとづき、空隙容積フラクシ
ョン補正M(void volutpe f’ract
lon corra−ctlon)を計算し、次いでこ
の空隙容積フラクション補正値を形状因子と掛算する。
空隙容積プラグション補正値は、(ε  /(1−ε 
)2)でW            W あり、ここでε は蒸気にさらされていないバッジ キング材料と蒸気にさらされたパッキング材料との間の
空隙容積フラクションもしくは平均付孔度である。これ
らの数値に係るさらに詳細な説明は、McCabeおよ
びSm1thによるrlJnlL 0peration
s orChemical EnglncerlngJ
第3版(MCGraw 1IIII、1976年)に記
載されている。本発明の実施に有用なパッキング材料は
、一般に1.−  OX 1.0−”cm2〜1.、 
3 X 10’cm2の範囲、好ましくは2.5×]、
 Ocat〜3.  OX 10 ”catの範囲のパ
ッキングファクターを何する。
パッキング材料の上面端とふた22との間には、プラグ
28が存在し、このプラグは切り取られた四部2つを有
する。このプラグ28は、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリメチルペンテンおよび種々のポリエステルを包
含する適当な材料を、注入成形または押出し成形するこ
とにより形成することができる。好ましくは、プラグ2
8は、ポリプロピレンから形成し、プラグ28は、出前
および滅菌の期間中の破損から、生物学的インジケータ
ー23を保護し、かつまたパッキング材料26の上部に
存在するかもしれない、空気を置換する。プラグ28は
、好ましくはパッキング材料または生物学的インジケー
ターによって占有されていない、容器の部分を占有して
いる。容器が208 X ]、 08アルミニウムカン
である、好適態様においては、プラグ28は、1.27
cmの高さおよび6.03cmの径を有する。四部は、
一般的に23で示されている生物学的インジケータ一部
品を収容するのに適している。プラグ28はさらにまた
、刻み目11を資する。この刻み11は、タブ環24を
づ巨1て、ふた22を開けた時に、このタブ環24の内
側への動きに適応する寸法を有する。
生物学的インジケーター23は、好ましくは単一の生物
学的インジケーター、すなわち試験微生物を生育栄丘培
地との両方を含何するインジケーターである。生物学的
インジケーターの例は、次の米国特許に記載されている
:第3. 239.429号、第3,440,144号
、第3.661717号、第4.291.122号、第
4,304.869号、第4,416,984号、第4
゜461、、.837号、第4.528,268号、第
4.579,823号、第4.−580,682号、第
4,596,773号、および第4.71.7゜661
号。特に好適な生物学的インジケーターは、米国時3’
r第3,661,717号に記載され、特許請求されて
おり、3Mから、rALLcsLRBlolo−gic
al Indicator Jとして市販されている。
第1図に例示されている好適態様において、滅菌剤の浸
透を検出するための化学インジケーター31は、容器1
2内の、プラグ28と取り離しできるふた22との間に
配置されている。化学インジケーターは、操作者が生物
学的インジケーターをインキュベートする機会を有する
以前に、直ちに読みを与える。本発明の化学インジケー
ターシートは、ふた22の内側と同一面積を有し、ふた
22の内側に接貴結合しているディスクの形状の外側シ
ート33よりなり、従ってこの化学インジケーターシー
トは、ふたの取り離しと同時的に、検査のために取り離
すことができる。化学インジケーターシートはまた、こ
の外側シート33の上に重複関係にある内側シート35
を有する。この内側シートは、外側シートに取り付けら
れており、試験が完了した時点で、内側シートを外側シ
ートから剥離し、記録保持の目的に使用できるように、
外側シートから剥離することができる。化学インジケー
ターインキ37は、内側シート35の一面に、パッキン
グ材料と接触して存在する。別の容器または圧縮蒸気不
透過性膜によって、化学インジケーターをパッキング材
料から分離する必要はない。
化学インジケーターシート31は、当技術で知られてい
るタイプのものである。内側シート35は、パッキング
材料26と接触している面に印刷を何する紙から形成さ
れ、試験パターンの蒸気感受性インキ(図示されていな
い)は、四部29の実質的部分をカバーしているように
デザインする。
このシートのインキ領域は、所望の温度で、所望の時間
、蒸気にさらされると色を変えるのに適するものである
。白色から黒色への色変化が一定の時間にわたって生じ
、蒸気への露呈が不充分であると、部分的だけのインキ
の発現が生じる。この部分的変化は、試験シート上に見
られる白色もしくは光っている部をもたらす。このタイ
プの蒸気感受性インキは一般に、当技術で知られている
好ましくは、蒸気感受性インキは、無機船塩である。特
に好適な化学インジケーターインキおよび紙基体は、3
 M 1laalth Care (Lougbbor
ough、英国)から、r Inebcque” Ty
pe 1229 S Indi−cator 5hcc
tJとして市販されている。その他の好適な化学インジ
ケーターは、米国特許第3,862.824号、米国特
許第3,386..807号、米国特許第3,523.
011号、米国特許第4,382,063号、および英
国特許第1゜458.553号に記載されている。
滅菌剤として酸化エチレンを使用する場合には、この試
験パック1oは、蒸気化学インジケーターシートの代り
に、酸化エチレン化学インジケータシートを備えている
。台用な酸化エチレン化学インジケーターシートは、次
の米国特許、第3゜098.754号、第3,258,
312号、第3.627.469号、第3,852,0
34号、第4,015,937号、第4.094,64
2号および第4,168,779号、ならびに英国特許
第1,370,470号に記載されている。
特に好適な酸化エチレン化学インジケーターシートは、
3Mから、r Inchaque”Typel、 20
2 1n−ternal (I)c1cal Indi
cator JおよびrcomplyTMl 251、
 Chco+1cal Indicator 5tri
p Jとして市販されている。これらの酸化エチレン化
学インジケーターシートの色変化は、Pantona 
I、nc、(Moonachic、 New Jers
ey)から市販されているrPantonc Co1o
r 5pecirlcr Jのような包持異系を使用す
ることによって、滅菌処理後に、評価することができる
ここで第1図を引用すると、生物学的インジケーター2
3は、円柱状管30の形状の外側容器をaするものとし
て示されている。この円柱形管30は、実質的にガス非
吸収性で、液体不透過性の壁部32および開口末端34
を有する。管30は、濾紙のストリップのようなキャリ
ヤ36を有し、このキャリヤ36は、予め定められた量
の生きている微生物を担持している。管30はまた、通
常、シールされている、加圧作動する内側容器38をH
する。この内側容器38は、たとえば砕けやすいガラス
アンプルであり、その中に水性栄養生育培地40を含a
する。この水性栄養生育培地は、インキュベーションに
よって、滅菌サイクル中に、そこに接触する、生きてい
る微生物をいずれも、殺すことなく、生育を促進させる
ことができるものであり、好ましくは、生きている微生
物が存在すると、その溶液に色の変化を付すし、サイク
ルの不適当性を指示する微生物生育インジケーターを含
有する。内側容器38は、好ましくは外側容器30の中
にきちんと合って保有されており、外側容器の容積のう
ちのほんの僅かたけが占有されずに残されている大きさ
を有する。ガラスアンプル38は、管30の壁部32か
ら、濾紙キャリヤ36によって分離されている。管30
の開口末端34は、シートのような、ガス−透過性で、
細菌不透過性の閉鎖部品42を備えている。シー1−4
2は、たとえば熱シールまたは接む剤シールによって、
あるいは閉鎖部品46、たとえばキャップによって、管
30の開口末端34にシールされていることができる。
上記キャップは、これを貫通する孔48を有する。滅菌
中に、圧縮気体または非圧縮性気体とともに、パッキン
グ材料に浸透する滅菌剤は、シート42を透過し、外側
容器の内部を通過して、キャリヤ36と接触する。
この生物学的インジケータ一部品23は、管30開口末
端34中にキャリヤ36および砕けやすいガラスアンプ
ル38を挿入し、次いで管30を閉鎖するように予め定
められたようにして、開口末端34上に、シート42を
置き、次いでこのシート42の上にキャップ46を置く
ことによって、管30の開口末端34をシールする。
外側容器30は、蒸気滅菌器内で遭遇する高温に耐える
材料から形成する。慣用の蒸気滅菌器の温度は一般に、
121℃〜135℃の程度に達する。さらに、容器30
の壁部は、ガスおよび液体に対して、実質的に不透過性
でなければならない。
生きている微生物が塗布されているキャリヤ36を含有
する外側容器30は、好ましくは半透明(透明を含む)
であり、この場合には、蛍光または色の変化がこのイン
ジケータ一部品を解体することなく、l]で見ることが
できる。好ましくは、この外側容器30はまた、充分に
変形可能であり、これによって、外側容器30が外圧の
使用によって変形されると、加圧作動性の内側容器38
が破裂する。容器30は、ポリカーボネート、ポリプロ
ピレン、ポリアミド、ポリメチルペンテンおよび種々の
ポリエステルを包含する適当な材料を注入成形または押
出し成形することによって、形成することができる。ポ
リプロピレンは好適材料である。これらの飼料は、蒸気
または乾式熱滅菌サイクルに対して耐性であるのに充分
の温度抵抗性を有し、気体状滅菌媒質に対し非吸収性で
あり、iIk体不透過性であり、透明もしくは半透明で
あり、かつまた変形iq詣である。
閉鎖部品46は滅菌温度に耐性である材料のいずれから
も形成することができる。容器30の場合に、適当な材
料は、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリアミド
、ポリメチルペンテンおよび種々のポリエステルを包含
し、ポリプロピレンが好適である。
本発明で使用される微生物は、通常、適当なキャリヤ3
6上に担持する。しかしながら、微生物を外側容器3o
の壁の内側に、あるいは内側容器38の壁の外側に担持
することも考慮できる。キャリヤ36は、好ましくは、
たとえば濾紙のように吸水性であり、微生物生育を阻害
しないものであるべきである。布地、非点ポリプロピレ
ン、レーヨンまたはナイロンなとのシート状材料および
微孔を有する重合体系材料は特に好適である。しかしな
がら、金属ホイル基材、たとえばアルミニウムまたはス
テンレス鋼を使用することもでき、またガラス(たとえ
ば、ガラスピーズまたはガラス繊維)、磁器またはプラ
スティックの基材を使用することもできる。さらにまた
、キャリヤ36は、プラスティックまたはガラスの裏打
ちストリップに固定されている紙のようなキイ籾組合せ
物から形成することができる。
本発明で使用することができる微生物としては、使用さ
れる滅菌処理に対して、天然汚物中に存在する有機物の
大部分よりも、一般に数倍大きい抵抗性を何する微生物
が好ましく使用される。好ましい結果は、「胞子」状態
および「増殖」状態の両方で存在する細菌およびカビを
使用して得られた。細菌胞子は微生物の一生の中で最も
耐性の状態であると認識されている。胞子は、用具、化
学物質および処理の滅菌効力をn1定する、全部の試験
に対し、選り抜きの生存形態である。バシルス種(Ba
cl l 1us)およびクロストリシア種(C1os
trl−dla)からの胞子は、飽和蒸気、乾式熱およ
び酸化エチレンを使用する滅菌法の検査に最も常用され
ている。
滅菌状態の検査に常用されている、特に好適な微生物は
、バシルスステアロテルモフィルス(口a−cl fl
us sLcarothermopl+IIus)およ
びバシルスサブチリス(Bacillus 5ubti
lls)を包含する。バシルスステアロテルモフィルス
は、蒸気滅菌条件の下にある滅菌の検査に特に有用であ
る。バシルスサブチリスは、ガス滅菌および乾式熱滅菌
の条件の検査に、特にa用である。
内側容器38は、栄養生育培地の水溶液を含有する。本
発明で通常、使用されるタイプの栄養培地は、当技術で
広く知られている。好適な栄養培地の例には、大豆−カ
ゼイン消化ブロス、液状チオグリコレ−1・およびDe
xtrose−TrypLon (Dll’c。
Laboratories、 Inc、製)の水性溶液
である。グルコースを含有しない、変性トリプシン大豆
ブロス基材は特に好適である。汚染を回避するために、
これらの水性栄養培地は、内側隔室に入れた後に、通常
、滅菌する。生きている微生物の存在の下で色を変える
、慣用で既知の微生物生育インジケーターを、これらの
容器のうちの少なくとも一つに存在させると好ましい。
この生育インジケーター飼料は、好ましくは水性栄養培
地中に++J溶性であり、この溶液に色を付与する(微
生物が生育している場合)ものであり、この色の変化は
、外側容器の半透明の壁部を通して容易に見ることがで
きる。本発明において使用することができる生育インジ
ケーターキイ料は、当技術でよく知られており1、++
感受性染料指示剤(たとえば、ブロムチモールブルー、
ブロムクレゾールパープル、フェノールレッドなど)、
酸化−還元染料指示剤(たとえばメチレンブルーなど)
を包含する。これらの材t、1は通常1.IIの変化、
酸化−還元電圧などのような微生物生育現象に応答して
、色を変化する。
水性栄養培地を含有する内側容器38は、気体および液
体に対して不透過性であり、かつまたそこに圧力が加え
られたならば開口して(加圧作動性)、栄養培地4oを
外側容器に導入できる材料から形成する。この内側容器
は、好ましくは砕けやすい手イ事したとえばガラスより
なり、前8己したように、好ましくは外側容器が変形し
た場合に、内側容器を破壊または破損させることができ
るように、相互作用関係で外側容器内に、きちんと装入
されている。もう一つの態様では、内側容器は、プラグ
でシールすることができ、この場合には、プラグが圧力
の適用によって、内側容器の内容物を放出して、排出す
る。さらにもう一つの態様では、米国特許第4.304
,869号に記載されているように、閉鎖部品46がア
ンプル破壊部品を含むことができ、この場合には、閉鎖
部品46は、閉鎖部品の底部から伸びているタブを付し
、閉鎖部品を押えることによって、タブがアンプルを破
壊する働きをする。同様に、本発明のこの部品は、外側
容器30の底部に配置される、アンプル破壊ビンをHす
る系に使用することができる。
外側容器30は、滅菌処理中に、滅菌剤(たとえば、蒸
気、酸化エチレン)がパッキング材料を浸透して、活性
酵素源と接触することを可能にする、少なくとも一つの
開口部をそこにHする。この開口部は、通常、ガス透過
性で液体不透過性の手段によって閉鎖されているか、あ
るいはプラグを備えている。適当な手段は、木綿、ガラ
スウール、布地、あるいはポリプロピレン、レーヨン、
ポリプロピレン/レーヨン、ナイロン、ガラスまたはそ
の他の繊維から形成された非点ウェブのような繊維質材
料、濾紙および微孔質疎水性または親水性フィルム、開
放細胞状重合体発泡体および米国特許第3,346,4
64号に記載されているもののような半透過性プラスチ
ックフィルムがら形成されている、閉鎖手段42を包含
する。繊維質または細胞状の材料は、これらがその中に
滅菌性気体を透過させることかできることから、好適で
ある。実際に、繊維質または細胞状の閉鎖手段は、細菌
およびカビに対してフィルターとして作用し、従って、
0.5ミクロンより大きくないサイズの孔を何するべき
である(たとえば、この大きさは、5ミクロンより大き
いサイズを有する粒子の通過を阻止することができる)
。別様には、この閉鎖手段は、たとえば米国特許第4,
461.。
837号および1989年11月28日付で発行され、
一般に譲渡されている米国特許第4,883.641号
に記載されているものなどの、細菌不透過性である、苦
しい状態の通路であこともできる。
本発明の特に好ましい態様においては、生物学的インジ
ケーター23として、滅菌効力の71P1定に常用され
る微生物(これを、以下では「試験微生物」と称する)
の少なくとも一種の生存に関連することができる活性を
有する酵素を使用する。酵素は、試験微生物を致死させ
るには達しない滅菌サイクルの後にも、比較的短時間、
たとえば通常、8時間またはそれ以下の時間、酵素基質
と反応するに充分の活性を保留する。しかしながら、酵
素は、試験微生物を致死させる滅菌サイクルの後に、不
活性化するか、あるいはその活性を明白に減じることが
できる。この実用上で好ましい態様では、1体になった
、滅菌インジケーター23は、外側容器30の中に含有
されている活性酵素源および内側または外側の容器中に
含有されている、当該酵素用の基質系を含有する。この
酵素基質系は、水性反応媒質の存在の下に活性酵素と反
応して、検出i+J能な酵素−改質生成物を生じること
ができるものである。滅菌プロセスの検査に、このよう
な酵素を使用することは、1988年11月29[1付
で出願されたrRapid Method ror D
eLero+i1−n1n E[′[’1cacy o
r a 5Lerlllzatlon Cyctc a
ndRapid Read−Out Biologic
al Indicator Jと題する、一般に譲渡さ
れている米国特許出願の米国5erial No、 2
77、305および1989年11 J’J 22 [
1付で出願された、ヨーロッパ特許箱0.371,68
2号に記載されている。
記載されている試験パック10は、蒸気またはガス滅菌
室に取り付ける。前減圧蒸気滅菌器では、減圧を行ない
、滅菌器内の空気を、適当な滅菌サイクルに係り許容さ
れるのに充分な低いレベルまで排気させる。次いで、蒸
気を滅菌器に導入する。
蒸気は試験パックの底面壁16上の孔18から入り、パ
ッキング材料26を上方に向って通過する。
蒸気は、パッキング材料の繊維状魂で圧縮され、次いて
吸収される。減圧操作中に排出されなかったか、あるい
は蒸気に混合されていた、非圧縮性気体はいずれも、h
!1.出され、パッキング材料にエアポケットとして捕
獲される。パッキング材料に存在する非圧縮性気体はい
ずれも、蒸気が生物学的インジケーターに作用すること
を阻止する障害として作用する。また、他の理由、たと
えば特定の温度で不充分な時間、滅菌サイクルが不適当
に操作されている場合などによって、蒸気がパッキング
キイ料に浸透しないと、蒸気の生物学的インジケーター
に対する作用が阻止される。
同様に、重力蒸気滅菌器では、導入される蒸気がパッキ
ング材料中に存在する空気と置き換えられる。不適当な
サイクルが生じると、蒸気は空気と充分に置き換えられ
ず、このような場合には、空気がインジケーターを絶縁
状態にし、インジケーターの少なくとも一部分と蒸気と
の作用が阻止される。
酸化エチレン滅菌器では、酸化エチレンガス(これは、
場合により、他の不活性稀釈気体、たとえば二酸化炭素
およびハロカーボン気体)を、滅菌室に導入し、水蒸気
と混合させる。酸化エチレン濃度、相対湿度および温度
の条件が適当条件に合わない場合、あるいは酸化エチレ
ンがパッキング材料に浸透しない場合には、生物学的イ
ンジケーター内に存在する試験微生物の全部が死滅され
ない。
滅菌サイクルが完了した時点で、使い捨て式試験パック
1oを滅菌器から取り出し、ふ光22を開けると、生物
学的インジケータ一部品23に迅速に接近することがで
きる。この生物学的インジケーターを次いで、栄養生育
溶液および(または)酵素2!i質で処理すると、色の
変化が無いか、または蛍光が存在しないかが見られ、こ
れが生物学的インジケーターの酵素または生きている微
生物が充分な滅菌サイクルの結果として不活性化された
ことを示す。あるいは、完全な色の変化または完全な蛍
光が見られ、これは滅菌剤がパッキング材料を適当に浸
透しなかったことによる、許容されえない滅菌サイクル
を示す。
本発明のもう一つの態様は、第5図〜第7図に100と
して一般的に示されている。特に第5図を引用すると、
この使い捨て式試験パックは、管状側壁104および上
面壁106を有し、垂直方向に伸びている容器102を
Hする。この容器は、好ましくは5. 56cm (2
3/18インチ)の高さ、および6. 35cm (2
1/2インチ)の直径を有し、Central 5ta
Les Can5 Co、からサイズ208 x203
と命名されているものである。しかしながら、本発明の
容器の大きさは、第1図〜第4図により示されている態
様に係り前記されているように、変えることができる。
容器は、好ましくはアルミニウムから形成するが、本発
明はその他の適当な不透過性材料の使用をも包含する。
この容器の上面壁は、孔108を有し、この孔108か
ら滅菌剤を滅菌サイクルに導入することができる。
この態様の試験パックの孔は、好ましくは、2、 22
cm (17Bin )の直径を有する。しかしながら
、一定の提案された容器の大きさに対して、0.32c
m〜2.54cmの範囲の直径の孔を付与することもで
きる。
この試験パック容器の底面壁は、ふた112よりなり、
このふた112は引き式タブ環114を備えている。容
器の下方部分をシールしている、このふたは、容易に取
り離すことができ、タブ環を簡単に引き、次いでふたを
容器から離すことによって、滅菌後の使い捨て式試験パ
ックの内部に容易に接近できるようにする。従って、本
発明の第一の態(1で使用される容器と同様に、この容
器は、経済的で、小さく、かつまた使用しやすい使い捨
て式試験パックを提供する。
この容器は、本発明の第一の態様における使用に係り前
記されている材料のような、多孔質で繊維質の塊状パッ
キング材料116で満たす。このパッキング材料は、第
一の態様に係り前記されているように、調製し、容器内
に装入されるが、カン容器の容積全体をパッキングキイ
料で満たす点が異なる。特に好適な態様では、前記の打
ち砕かれたポリプロピレン微小繊維の微小ウェブ60g
を用い、容器102に充填する。このパッキング材料は
異なる密度を有する2種の部分よりなる。孔108に最
も近い部分の重量を30Kにし、そして初期に、5. 
97CJlの直径および3.97cmの高さに圧縮する
。ふた112に最も近い部分の重量は30gであり、そ
して初期に、5.97cmの直径および1..59cm
の高さに圧縮する。容器102(サイズ208X203
)内に装入したパッキング材料を膨張させ、容器を満た
すようにする。
本発明の使い捨て式試験パックで使用する場合には、こ
の圧縮された、ポリプロピレン製の膨ませた微小繊維パ
ッキング材料が、滅菌サイクルの効力の測定における滅
菌剤の浸透に対する優れたチャレンジを提供する。しか
しながら、本発明の第一の態様における使用に係り前記
されているもののように必要なチャレンジを提供する、
その他の適当なパッキング材料を使用することもできる
パッキング+4料内の切り口は117で示されているが
、これは、ふた112を開けるために、引いた場合のタ
ブ環114の内側への移動に合ったτJ法および形状に
する。
滅菌剤の浸透を検出するための、化学インジケーター1
26は、容器102内の、パッキング材料の下端116
とふた112または容器の底端との間に配置する。本発
明の化学インジケーターシートは、ふたの内側と同一の
大きさで、ふたの内側に骨管されているディスク形状の
外側シート120よりなり、これによって、化学インジ
ケーターシートをふたの取り離しと同時的に、取り出し
、検査することができる。化学インジケーターシートは
また、この外側シートの上に存在する内側シート122
をaすることもできる。この内側シートは、外側シート
に蝶番式に固定されており、外側シートから剥離するこ
とができ、これによって、試験が完了した時点で、内側
シートを外側シートから剥離し、記録保持の目的に使用
することができる。上記したタイプの化学インジケータ
ー材料124は、内側シートのパッキング材料と接触し
ている方の面上に配置する。別の容器または圧縮気体不
透過性膜によって、化学インジケーターをパッキング材
料から分離する必要はない。
第5図〜第7図に示されている’4′j具のもう一つの
態様において、滅菌室内の滅菌剤として、酸化エチレン
が使用される場合には、この使い捨て式試験パック10
0は、蒸気化学インジケーターシートの代りに、酸化エ
チレンインジケーターシートを備えている。
第5図〜第7図に示されている態様においては、試験パ
ック容2g 102の上面壁106の相対する縁部に2
個の小さい開口部118が備えられている。これらの開
口部は、試験パックの温度および圧力を軽減するために
、蒸気またはガスを排気し、これによって、滅菌処理の
直後に、ふた112が取り除かれた場合に、試験パック
から滅菌剤が急速に逃げ出すか、または噴出するのを防
止する。
この排気部は、好ましくは0. 16cm (1,71
,6インチ)より大きくない直径を有し、好ましくは0
、 08cm (1/32インチ)の直径を有する。
前減圧蒸気滅菌サイクル中に、蒸気は、容器102の上
面壁106にある孔108を通して、この使い76て式
試験パック100に導入され、パッキング材料116と
接触する。このパッキング材料は次いで、蒸気から潜熱
を抽出し、パツキンクキ4料の吸収した部位で、パッキ
ング材料の陥没または圧縮が生じる。パッキング材料が
蒸気の潜熱を抽出するに従って、パッキング材料の温度
は高くなる。蒸気が試験パックに入りつづけると、蒸気
の浸透勾配がパッキング材料に沿って化学インジケータ
ーに向って生じる。滅菌器内に存在するか、あるいは蒸
気と混合されている、非圧縮性気体または空気は、パッ
キング材料中にエアポケットとして捕獲される。存在す
る場合に、このエアポケットは、温度感受性化学インジ
ケーター126が熱および蒸気と接触するのを阻止し、
従って、化学インジケーターの完全で均一な色の変化が
阻止される。蒸気のパッキング材料中への浸透を阻止す
るエアポケットが存在しない場合には、熱および蒸気は
、化学インジケーターシート126に作用を及ぼす。ま
た、化学インジケーターが作用を受けない結果をもたら
すもう一つの欠陥条件には、滅菌サイクルが必要な温度
で適当な長さの時間にわたり行なわれず、蒸気がパッキ
ング材料に完全に浸透できなかった場合がある。
滅菌プロセスが完了した時点で、ふた112は容易にあ
けることができ、化学インジケーターシー)−126に
迅速に接近することができる。化学インジケーターシー
トは次いで、滅菌が充分に行なわれているか否か、ある
いは非圧縮性気体の存在が許容されるレベルであるか否
かを4−1定するために検査する。この化学インジケー
ターシートの均一な色の変化は、適当な滅菌サイクルを
示している。色の変化がないか、または色の変化が不均
一である、化学インジケーターシートは、非圧縮性気体
が滅菌器内に存在すること、あるいは滅菌剤がパッキン
グ材料に効果的に浸透していないことを示す。
第5図〜第7図に示されている本発明の態様のもう一つ
の特徴は、この使い捨て式試験パックが前減圧蒸気滅菌
器および重力蒸気滅菌器において、その上下を逆にする
かまたは向きを変えるかすることができることにある。
すなわち、滅菌剤導入用の孔は使い捨て試験パックの底
面端に、または側面に存在することができる。この場合
にも、化学インジケーターは、滅菌器に使用された滅菌
剤が試験パック内で空気と充分に置き換えられているか
、あるいは充分量の空気が滅菌剤により置き換えられず
、不充分の滅菌サイクルが生じているかを示すことがで
きる。
試験パック容器1oおよび100はまた、それらの側面
壁の外側に化学インジケーターを有することもでき、こ
の場合には、当該試験パックが滅菌サイクルにすてに使
用されたか否かを容易に判断することができる。これは
、このパックが使用されたものであるか否かをδ―1定
するために、容器のふたを開けて、試験パックの内部の
インジケーターを検査する必要性をなくする。これはま
た、使用されていない試験パックを廃棄する可能性をな
くシ、あるいは滅菌室内での滅菌サイクルにすでに使用
された試験パックを使用する可能性をなくする。
前記の説明から明白なように、本発明は、前減圧、重力
または酸化エチレン滅菌機における滅菌サイクルの効力
を測定するための、化学および生物学的インジケーター
を使用する、改善された使い捨て式試験パックを提供す
る。本発明の使い捨て式試験パックは、比較的安価であ
り、かつまた使用しやすい容器内に化学または生物学的
インジケーターを具備している。これらの容器は、容易
に取り離すことができ、試験パック内のインジケーター
に接近することを可能にする、ふたを有する。本発明の
使い捨て式試験パックは、パッキング材料内に形成され
る、圧縮蒸気のいずれからも、インジケーターを分離す
る、如何なる手段も必要とはせず、かつまたインジケー
ターは、パッキング材料を保有する容器と同一の容器内
に配置することができる。
本発明の試験パックを、酸化エチレン、蒸気などのよう
な滅菌媒質に関して、主として説明したが、本発明の試
験パックは、これらの使用に制限されるものではなく、
その他の滅菌媒質、たとえば乾式熱、照射線、酸化プロ
ピレン、臭化メチル、オゾン、二酸化塩素、ホルムアル
デヒド、およびその池の気体状および液体状化学剤の効
力の指示に、同様に良好に使用することができる。
本発明を、第1図〜第7図の現時点で好ましい態t′!
Lに関してだけ詳細に記載したが、本発明から逸脱する
ことなく、種々の変更を行なうことができることは当業
者にとって明白である。従って、本発明は、特許請求の
範囲によってだけ制限される。
図面の簡単な説明 第1図は、本発明の生物学的インジケーターを含有する
使い捨て式試験パックの内部露出させた透視画図であり
、第2図は、第1図の線2に沿った溝断面図であり、第
3図は、第1図の使い捨て式試験パックの上面図であり
、そして第4図は、第1図の使い捨て式試験パ・ツクの
底面図でアル;そして第5図は、化学インジケーターを
含有する、本発明のもう一つの使い捨て式試験パックの
内部露出させた透視画図であり、第6図は、第5図の試
験パックの上面図であり、そして第7図は、第5図の試
験パックの底面図である。
第1図〜第4図 10・・・使い捨て式試験パック、11・・・刻み目、
12・・・容器、14・・・管状側面壁、16・・・底
面壁、17・・・環状隆起、18・・・孔、20・・・
上面壁、22・・・ふた、23・・・生物学的インジケ
ータ一部品、24・・・タブ環、25・・・矢印ラベル
、26・・・パッキング材料、28・・・プラグ、29
・・・凹部、30・・・生物学的インジケーター用外側
容器、31・・・化学インジケーターシート、32・・
・容器30の壁、33・・・化学インジケーター用外側
シート、34・・・容器30の開口端、35・・・化学
インジケーター用内側シート、36・・・キャリヤ、3
8・・・ガラスアンプル、40・・・栄養培地、42・
・・閉鎖シート、46・・・閉鎖用具(キャップ)、4
8・・・第5図〜第7図 100・・・使い捨て式試験パック、102・・・容器
、104・・・管状側面壁、106・・・上面壁、10
8・・・孔、112・・・ふた、114・・・タブ環、
116・・・パッキング材料、117・・・パッキング
切り口、118・・・開口部、120・・・化学インジ
ケーター外側シー1−5122・・・化学インジケータ
ー用内側シート、124・・・化学インジケーター物質
、126・・・化学インジケーターシート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)滅菌室内の滅菌サイクルの効力を測定するための
    使い捨て式試験パックであって、この試験パックが ( I )ガスおよび液体不透過性材料から形成されてお
    り、 (a)上面壁 (b)側面壁、および (c)底面壁 を有し、この底面壁は、滅菌剤進入のための、そこを貫
    通している少なくとも1個の孔を有する。 垂直方向に伸びている容器; (II)この容器を少なくとも部分的に満たしており、滅
    菌サイクル中に滅菌剤がこの容器を通過して流動するの
    を妨害する、制限通路を定めることによって、滅菌剤の
    透過にチャレンジするための多孔質で繊維質のパッキン
    グ材料; (III)このパッキング材料の上面上に位置しており、
    滅菌剤がパッキング材料を通過して充分に浸透している
    か、かつまたその浸透が如何なる程度であるかを測定し
    、これによって、滅菌サイクルの効力が測定されるイン
    ジケーター;および(IV)このインジケーターの上に存
    在し、容器の上面壁をシールしており、滅菌サイクルの
    後に、取り離すことができ、これによってインジケータ
    ーを露呈させることができる、ふた; を有することを特徴とするものである、使い捨て式試験
    パック。
  2. (2)滅菌室内の滅菌サイクルの効力を測定するための
    使い捨て式試験パックであって、この試験パックが ( I )ガスおよび液体不透過性材料から形成されてお
    り、そして第一の末端壁、この第一の末端壁と反対側に
    存在する第二の末端壁、およびこの第一の壁と第二の壁
    とを分離している側面壁を有し、この第一の末端壁は滅
    菌剤の進入のために、そこを貫通している、少なくとも
    一つの孔を有する、垂直方向に伸ている容器; (II)この容器を少なくとも部分的に満たしており、滅
    菌サイクル中に滅菌剤がこの容器を通過して流動するの
    を妨害する、制限通過を定めることによって、滅菌剤の
    浸透にチャレンジするための、多孔質で繊維質のパッキ
    ング材料; (III)上記第二の壁とこのパッキング材料との間に位
    置しており、予め定められた滅菌条件の下に、滅菌剤の
    存在に応答して、色を変化するのに適する領域を有する
    化学インジケーター; および(IV)この化学インジケーターの上面上に位置し
    、この容器の第二の壁をシールしており、滅菌サイクル
    の後に、取り離すことができ、これによって、化学イン
    ジケーターを露呈させることができる、ふた; を有することを特徴とするものである、使い捨て式試験
    パック。
  3. (3)滅菌室内の滅菌サイクルの効力を測定するための
    使い捨て式試験パックであって、この試験パックは、 ( I )ガスおよび液体不透過性材料から形成されてお
    り、2.54cm^3〜508cm^3の範囲の容積能
    を有し、そして第一の末端壁、この第一の末端壁の反対
    側に存在する第二の末端壁およびこの第一の壁と第二の
    壁とを分離している側面壁を有し、この第一の末端壁は
    、そこを貫通している、滅菌剤の進入用の、少なくとも
    一つの孔を有し、この孔は、0.0254cm^2〜7
    .62cm^2の累積面積を有する、容器; (II)この容器の内側に配置されており、滅菌サイクル
    中に滅菌剤がこの容器を通過して流動するのを妨害する
    、制限通路を定めることによって、滅菌剤の浸透にチャ
    レンジするための、多孔質で繊維質のパッキング材料で
    あり、1.0×10^−^8cm^2〜1.3×10^
    −^5cm^2の範囲のパッキングファクター特性を有
    するパッキング材料;(III)この容器内のパッキング
    材料の上面上に位置しており、滅菌剤がパッキング材料
    を通過して充分に浸透しているか、そしてその浸透が如
    何なる程度であるかを指示し、これによって滅菌サイク
    ルの効力が測定されるインジケーター; および(IV)滅菌後に、この容器を開放させ、このイン
    ジケーターを露呈させる手段; を有することを特徴とするものである、使い捨て式試験
    パック。
JP2254047A 1989-09-22 1990-09-21 蒸気またはガス式滅菌器用の使い拾て式試験パック Pending JPH03121072A (ja)

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