JPH0312079Y2 - - Google Patents

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JPH0312079Y2
JPH0312079Y2 JP2782083U JP2782083U JPH0312079Y2 JP H0312079 Y2 JPH0312079 Y2 JP H0312079Y2 JP 2782083 U JP2782083 U JP 2782083U JP 2782083 U JP2782083 U JP 2782083U JP H0312079 Y2 JPH0312079 Y2 JP H0312079Y2
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JP
Japan
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coil
generator
main winding
winding coil
load
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JP2782083U
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JPS59132397U (ja
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は発動発電機の出力調整装置、さらに詳
しく言えば、発電機の負荷側の電路または器具に
漏電事故が発生したときに自動電圧調整器を作動
させて出力電圧を低下させる発動発電機の出力調
整装置に関する。
エンジンの出力により発電機を駆動する可搬式
の発動発電機は土木、建設、道路工事などの現場
あるいは移動を要する通信施設などの電力源とし
て広く普及している。
第1図は発動発電機の出力調整装置の従来例を
示した回路図である。
発電機1の主巻線11はブレーカ3を介してコ
ンセント4に接続されている。コンセント4には
電路を介して器具等の外部負荷Lが接続されてい
る。自動電圧調整器(AVR)2は発電機で発生
した電圧を検出してその電圧に応じて発電機のロ
ータコイルを流れる電流を制御して、負荷変動に
対して発電機の出力を一定に保つためのものであ
る。エキサイタコイルEXで誘起した電圧は、整
流回路DS2で整流されたのち、トランジスタTr2
Tr3を駆動することにより発電機1のロータコイ
ル12にブラシ等を介して接続されている。発電
機1の主巻線11から電圧が取り出されており、
その電圧は整流回路DS1で整流されたのち、コン
デンサC1、抵抗R1〜R3よりなるフイルタ回路2
1を介してツエナダイオードZDに接続されてい
る。ツエナダイオードZDはフイルタ回路21の
出力が所定の電圧よりも高くなつたときにトラン
ジスタTr1を駆動して、トランジスタTr2,Tr3
オフして、ロータコイル12への通電を停止す
る。
従来の発動発電機の出力調整は、AVR2およ
びブレーカ3により行つていた。このような発動
発電機の負荷側に漏電事故が発生した場合には、
ブレーカ3を作動させて電路を開放するか、発電
機を駆動しているエンジンを停止させていた。こ
のため、発動発電機を夜間作業の電源として使用
している場合には、発電機の故障箇所の究明や復
旧作業もできないという問題があつた。
そこで、本考案の目的は、発動発電機に接続さ
れている負荷側の電路または器具等に漏電事故が
発生した場合にはAVRを用いて出力を定格の1/4
程度に下げることにより、危険を防止するととも
に、復旧作業等のために必要な電力の供給を確保
できる発動発電機の出力調整装置を提供すること
にある。
前記目的を達成するために、本考案による発動
発電機の出力調整装置は、主巻線コイル1とロー
タコイル12を備えた発電機1の前記主巻線コイ
ルに誘起された電圧が一定値に達したときおよび
前記発電機の負荷の漏洩電流が一定値を越えたと
きに トランジスタ回路Tr1,Tr2,Tr3を制御してそ
の負荷である前記ロータコイル12への励磁電流
を変化させ、 前記主巻線コイル11に誘起される出力電圧を
調整するようにした自動電圧調整器2を備える自
励式発電機の出力調整装置であつて、 前記主巻線コイル11の中点付近に1次側コイ
ルを接続させた漏電電流検出用トランス5を設
け、その2次側コイルを前記トランジスタ回路
Tr1,Tr2,Tr3に整流回路DS3とツエナーダイオ
ードZD′を介して接続し、 前記発電機1の主巻線コイル11に誘起された
電圧の一部を整流回路DS1とツエナーダイオード
ZDを介して接続し、 前記トランス5により検出された漏電電流が一
定値を越えるときおよび前記主巻線コイル11に
誘起された電圧が一定値に達したとき前記トラン
ジスタ回路Tr1,Tr2,Tr3の負荷である前記ロー
タコイル12への励磁電流を減少させるように構
成されている。
前記構成によれば、漏電事故による危険が回避
できるとともに、復旧作業等に必要な電力を確保
できるので、本考案の目的は完全に達成できる。
以下、図面等を参照して本考案をさらに詳しく
説明する。
第2図は本考案による発動発電機の出力調整装
置の実施例を示す回路図である。なお、前述の従
来例と同様の機能を呈する部分には同一の符号を
付してある。
発電機1の主巻線11はブレーカ3を介してコ
ンセント4に接続されている。コンセント4には
電路を介して器具等の外部負荷Lが接続されてい
る。AVR2のエキサイタコイルEXで誘起した電
圧は、整流回路DS2で整流されたのち、トランジ
スタTr2,Tr3を駆動することにより発電機1の
ロータコイル12にブラシ等を介して接続されて
いる。一方、AVR2では発電機1の主巻線11
から電圧が出されており、その電圧は整流回路
DS1で整流されたのち、コンデンサC1、抵抗R1
R3よりなるフイルタ回路21を介してツエナダ
イオードZDに接続されている。ツエナダイオー
ドZDはフイルタ回路21の出力が所定の電圧よ
りも高くなつたときにトランジスタTr1を駆動し
て、トランジスタTr2,Tr3をオフして、ロータ
コイル12への通電を停止する。
トランジスタ5は負荷側の漏電を検出して
AVR2を作動させるためのものである。トラン
ジスタ5の一次コイルはインピーダンスの低いコ
イルであつて、発電機1の主巻線11の中点付近
およびアースに接続されている。トランス5の二
次コイルは一次コイルに10mA程度の電流が流れ
たときに整流回路DS1の二次電圧と同程度の電圧
を発生するように巻線数等が構成されている。
トランス5の二次コイルは整流回路DS3に接続
されており、整流回路DS3の出力はAVR2の電圧
検出部に接続されている。
ツエナダイオードZD′は検出した漏電電流によ
り出力を1/4程度に落とすために必要な特性を有
している。ダイオードD3は逆流を防止するため
のダイオードである。
いま、負荷Lにおいて破線で示すように漏電事
故が発生したとすると、漏電電流はトランス5の
一次側を通つて発電機1の主巻線11の中点に戻
ることとなる。
このとき、トランス5の二次側に発生した電圧
は、整流回路DS3で整流されたのち、ツエナダイ
オードZDの検出電圧より高い値となり、トラン
ジスタTr1を駆動することにより、トランジスタ
Tr2,Tr3をオフする。このため、ロータコイル
12への通電は停止されるので、発電機1の出力
を急速に下げるため、漏電電流も安全な範囲とな
る。
この状態で、漏電事故が回避されればトランス
5の一次コイルには電流が流れなくなり、二次コ
イルに電圧は発生せず、トランジスタTr1をオフ
にするので、AVR2はもとの動作に戻る。漏電
が続けば、AVR2は作動し続け発電機1の出力
は極めて低い電圧を発生し、危険は回避されると
ともに、復旧作業等に必要な最低源の電力を確保
している。
以上詳しく説明したように本考案によれば、ト
ランスにより漏電を検出してAVRを作動させる
ので、簡単な構成で漏電遮断機と同様な機能を発
揮することができるとともに、漏電電流の安全な
範囲で復旧作業等に必要な最低源の電力を発生さ
せて、作業者の便宜を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発動発電機の出力調整装置の従来例を
示した回路図である。第2図は本考案による発動
発電機の出力調整装置の実施例を示す回路図であ
る。 1……発電機、11……主巻線、12……ロー
タコイル、2……自動電圧調整器(AVR)、3…
…ブレーカ、4……コンセント、5……トラン
ス、DS1〜DS3……整流回路、Tr1,〜Tr3……ト
ランジスタ、ZD……ツエナダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主巻線コイル11とロータコイル12を備えた
    発電機1の前記主巻線コイルに誘起された電圧が
    一定値に達したときおよび前記発電機の負荷の漏
    洩電流が一定値を越えたときにトランジスタ回路
    Tr1,Tr2,Tr3を制御してその負荷である前記ロ
    ータコイル12への励磁電流を変化させ、 前記主巻線コイル11に誘起される出力電圧を
    調整するようにした自動電圧調整器2を備える自
    励式発電機の出力調整装置であつて、 前記主巻線コイル11の中点付近に1次側コイ
    ルを接続させた漏電電流検出用トランス5を設
    け、その2次側コイルを前記トランジスタ回路
    Tr1,Tr2,Tr3に整流回路DS3とツエナーダイオ
    ードZD′を介して接続し、 前記発電機1の主巻線コイル11に誘起された
    電圧の一部を整流回路DS1とツエナーダイオード
    ZDを介して接続し、 前記トランス5により検出された漏電電流が一
    定値を越えるときおよび前記主巻線コイル11に
    誘起された電圧が一定値に達したとき前記トラン
    ジスタ回路Tr1,Tr2,Tr3の負荷である前記ロー
    タコイル12への励磁電流を減少させることを特
    徴とする発動発電機の出力調整装置。
JP2782083U 1983-02-25 1983-02-25 発動発電機の出力調整装置 Granted JPS59132397U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2782083U JPS59132397U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 発動発電機の出力調整装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2782083U JPS59132397U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 発動発電機の出力調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59132397U JPS59132397U (ja) 1984-09-05
JPH0312079Y2 true JPH0312079Y2 (ja) 1991-03-22

Family

ID=30158701

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JP2782083U Granted JPS59132397U (ja) 1983-02-25 1983-02-25 発動発電機の出力調整装置

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JPS59132397U (ja) 1984-09-05

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