JPH0323839Y2 - - Google Patents

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JPH0323839Y2
JPH0323839Y2 JP1981011985U JP1198581U JPH0323839Y2 JP H0323839 Y2 JPH0323839 Y2 JP H0323839Y2 JP 1981011985 U JP1981011985 U JP 1981011985U JP 1198581 U JP1198581 U JP 1198581U JP H0323839 Y2 JPH0323839 Y2 JP H0323839Y2
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power generation
winding
voltage
generation winding
generator
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JPS57125150U (ja
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発電機の過電圧保護装置、特に、一
般には電圧調整手段を有さない自励式発電機に対
する発電機の過電圧保護装置に関するものであ
る。
一般に、発電機には自動電圧調整手段がもうけ
られ、回転数の上昇等によつて出力電圧が大にな
り過ぎた場合には界磁電流をオフして出力電圧上
昇を抑え、反対に出力電圧が降下し過ぎた場合に
は界磁電流をオンして出力電圧の上昇を計るよう
調整操作がなされている。
しかしごく簡単な自励式発電機の場合には一般
に自動電圧調整手段を有さないことが多いため、
出力電圧は回転数に伴なつて上昇し、負荷機器の
絶縁を危うくするのみならず、コンデンサが接続
される補助発電巻線に高電圧が発生され、発電機
の寿命を短縮する結果となる。
本考案は上記問題点を解決することを目的とし
てなされたものであり、発電機の出力電圧を常時
監視する簡単な構成のリレー回路をもうけるだけ
で、過電圧発生時に補助発電巻線に流れる電流を
低減せしめて過電圧の発生を抑止するようにした
発電機の過電圧保護装置を提供することを目的と
している。
以下図面を参照しつつ実施例を説明する。第1
図は本考案による一実施例回路図、第2図は他の
実施例回路図を示している。
第1図において、1は固定子であり主発電巻線
2と該主発電巻線2に対して電気的に90゜位相差
を有するような補助発電巻線3とが共に巻回さ
れ、前記補助発電巻線3にはコンデンサ4が直列
接続されている。5は回転子であつて界磁巻線6
が巻回され、更に該界磁巻線6にはダイオード7
が接続されている。8,9は可変抵抗、10はリ
レー回路であつて励磁巻線11と該励磁巻線11
によつて付勢されるリレー接点12,13とを有
している。そしてリレー接点12および13が付
勢されると補助発電巻線3に挿入されたコンデン
サ4が開放されると共に、可変抵抗8と9とを経
由した回路によつて励磁巻線11が励磁される。
なお平常時においては可変抵抗9のみを経由した
回路によつて励磁巻線11が励磁されており、可
変抵抗9によつてリレー動作電圧が決定され、同
じく可変抵抗8と9との並列抵抗によつてリレー
復帰電圧が決定される。
今、回転子5を適当な手段により、例えばエン
ジンによつて回転させれば、回転子5の有する残
留磁気によつて補助発電巻線3に起電力が生じ、
この起電力によつてコンデンサ4に進相電流が流
れる。そして該進相電流が流れる結果、補助発電
巻線3に磁束が発生し、このため界磁巻線6にも
電圧が誘起される。そして前記界磁巻線6にはダ
イオード7が接続されているため、回転子5には
一定方向の磁界が発生する。この回転子5が回転
されることによつて生じる回転磁界によつて、上
記主発電巻線2に出力電圧が誘起され、図示され
ない負荷に端子aおよびbを介して給電される。
この回転状態において、発電機の回転数が上昇
するなどして、出力電圧が規定値を超えると、可
変抵抗9を介して励磁巻線11が動作する。した
がつてリレー接点12,13が他方の接点に接触
する。これによつてリレー接点12側ではコンデ
ンサ4を含む補助発電巻線3の回路が開放されて
主発電巻線2の電圧を低下させるように働らき、
あわせてリレー接点13が切替わることにより抵
抗8を経由した励磁巻線11への回路が形成され
る。そして主発電巻線2からの出力電圧が降下し
て上記リレー復帰電圧以下に達すると、リレー接
点12,13は復帰して始動時の状態に戻り、以
後前記動作を繰り返すこととなる。このように抵
抗9を介した回路によるリレー動作レベルと、抵
抗8と9とを介した回路による復帰レベルとの間
にヒステリシスを与えるよう構成されているの
で、リレーのチヤタリングがなく、安定した電圧
調整動作が可能となる。
次に第2図図示回路による他の実施例を説明す
る。図中の符号1ないし7は第1図に対応する。
14はSCR、15,16はダイオード、17は
フオト・カツプラー部であつてフオト・カツプラ
ー17−1,17−2から構成されている。18
は正特性サーミスタ、19はツエナ・ダイオー
ド、20,21は夫々可変抵抗を表わしている。
第2図図示回路における電圧発生原理は第1図
図示回路と全く同一であるため説明を省略する
が、補助発電巻線3を制御する電圧調整手段が異
なつている。
即ち、本実施例では補助発電巻線3に誘起され
る交流の一方の半波はダイオード15によつて流
し、他方の半波はSCR14による回路によつて
流すようにされている。なお、正特性サーミスタ
18はSCR14に対してゲート信号を与えるよ
うになつている。そして主発電巻線2の出力電圧
が規定値以下であればフオト・カツプラー17−
1,17−2共に発光せず、したがつて補助発電
巻線3にはダイオード15とSCR14とを介し
て交流電流が流れている。しかし発電機の出力電
圧が上昇し、規定電圧を超えるとダイオード16
を介してフオト・カツプラー17−1と17−2
とが共に発光する。なおフオト・カツプラー17
−2は上述のヒステリシスを与えるためにもうけ
られている。
ここでフオト・カツプラー17−1の発光によ
りSCR14のゲート回路が短絡されるためSCR
14がオフとなつて補助発電巻線3にはダイオー
ド15を介した交流半波だけが流れる。このため
主発電巻線2に発生する出力電圧は降下するが、
規定値にまで達するとフオト・カツプラーが発光
を停止し、SCR14がオンして最初説明した動
作に戻つて出力電圧が上昇されることとなる。可
変抵抗20,21はフオト・カツプラー17−
1,17−2の動作レベルと復帰レベルとを設定
するためのものであり、ツエナ・ダイオード19
は前記フオト・カツプラー部17に対する非所望
な過電圧防止のためのものである。
以上説明した如く、本考案によれば、自励式発
電機に簡単な構成のリレー回路を付加するだけで
補助発電巻線に流れる電流値を制御することがで
き、主発電巻線の電圧を調整することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による発電機の過電圧保護装置
を示す一実施例回路構成図、第2図は他の実施例
回路構成図である。 図中、2は主発電巻線、3は補助発電巻線、6
は界磁巻線、10,17はリレー回路を表わして
いる。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主発電巻線とコンデンサが接続された補助発電
    巻線とが巻回された固定子と、前記主および補助
    発電巻線に磁気的に結合された界磁巻線が巻回さ
    れて該界磁巻線の両端にダイオードを接続した回
    転子とをそなえた発電機において、 上記発電機は主発電巻線に対して第1の可変抵
    抗を介して接続され当該主発電巻線の電圧によつ
    て付勢されるリレー回路をそなえ、 該リレー回路が 上記主発電巻線の電圧が所定値以下のとき上記
    補助発電巻線と上記コンデンサとの直列回路を流
    れる進相電流を流しかつ当該主発電巻線の電圧が
    所定値を超えるとき当該進相電流を切断するよう
    構成すると共に、 該低減状態において第2の可変抵抗を上記第1
    の可変抵抗に並列に接続する よう構成し、 上記リレー回路のチヤタリングを防止するよう
    にした ことを特徴とする発電機の過電圧保護装置。
JP1981011985U 1981-01-29 1981-01-29 Expired JPH0323839Y2 (ja)

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JP1981011985U JPH0323839Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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JP1981011985U JPH0323839Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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JPS57125150U JPS57125150U (ja) 1982-08-04
JPH0323839Y2 true JPH0323839Y2 (ja) 1991-05-23

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678397A (en) * 1979-11-29 1981-06-27 Yamaha Motor Co Ltd Controlling device for engine generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678397A (en) * 1979-11-29 1981-06-27 Yamaha Motor Co Ltd Controlling device for engine generator

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Publication number Publication date
JPS57125150U (ja) 1982-08-04

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