JPH03120661A - カセット装着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、カセットを出入可能に装着できるカセット
受台を昇降機構により、カセット作動位置とカセット出
入位置との間を移動可能に支持したカセット装着装置に
関するものである。

（従来の技術） 第４図は例えば特開昭６１−１５０１５７号公報に示さ
れた従来のカセット装着装置を示す斜視図、１１５図は
同正面図であり、図において、　（１）はカセット（図
示せず）を正面から出入可能に装着できるカセット受台
で、両側面設けられた昇降機構（２）によりデツキベー
ス（３）上のカセット作動位置とデツキベース（３）　
から離れたカセット出入位置との間を移動可能に支持さ
れる。上記昇降機構（２）は、２本のリンク板（４）お
よび（５）の中央部をピン（６）　で回動自在に枢着し
たＸ字状のリンクを形成している。　（７）はデツキベ
ース（３）にネジ（８）により固定されたリンク板取付
具、　（９）はリンク板（５）の上端部をカセット受台
（１）の側面（，１ａ）前方に枢着するための同期軸で
、左右のリンク板（，５）　、（５）を連結してカセッ
ト受台（１）の側面（ｌａ）の孔（ｔｂ）に貫挿されて
いる。　（１Ｇ）はカセット受台（１）の側面（ｌａ）
後方に設けられたガイド溝で、リンク板（４）の上端部
に設けた摺動ピン（１１）が移動可能に枢着されている
。　（！２）はリンク板取付具（７）の後方に設けられ
たガイド溝で、リンク板（５）の下端部に設けた摺動ピ
ン（１３）が穆動可能に枢着されている。（１０はリン
ク取付具（７）の前方に設けられた回動軸で、リンク板
（４）の下端部が回動自在に枢着されている。　（ｉｓ
）はカセット受台（１）をカセット出入位置に押し上げ
るためのバネで、リンク板（４）と（５）のバネ掛は穴
（１６）と（１７）に掛けられている。

次に動作について説明する。イジェクト時に昇降機構（
２）は、バネ（１５）の力でリンク板（４）　、　（Ｓ
）の中央部のピン（６）を支点として回動するが、その
際、同期軸（９）と回動軸（１４）とは枢着されたとこ
ろで回動し、他方の両ガイド溝（１０）　、　（Ｈ）と
摺動ピン（１１）　、　（１３）により枢着されたとこ
ろは、それぞれ上記ガイド溝（１０）　、　（１２）に
沿って摺動する。さらに、左右の昇降機構（２）は、同
期軸（９）により連結されているため、左右の昇降機構
（２）　、　（２）は同様の動きをとりカセット受台（
１）をデツキベース（３）から上方に移動し、カセット
を取出し又は、挿入しつる図示のカセット出入れ位置に
持ちあげる。

なお、カセットを挿入したのちカセット作動位置まで下
げるときは、カセット受台（１）の天面（１ｃ）を押さ
え込むことで前記の逆動作により下方へ移動しロック機
構（図示せず）により所定のカセット作動位置でカセッ
ト受台（１）を保持する。

（発明が解決しようとする課題） 従来のカセット装着装置は以上のように構成されている
ので、カセット受台の両側壁の外側にリンク板とリンク
板早付具とが配置され横幅方向が広くなりデツキメカニ
ズムの小型化の阻害要因となる問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、カセット受台の昇降機構をカセット受台の
下方に配置することによりデツキメカニズムの横幅方向
を小さくできるカセット装着装置を得ることを目的とす
る。

（課題を解決するための手段〕 この発明に係るカセット装着装置は、昇降装置をカセッ
ト受台の下面とその下方のデツキベースとの対向面内に
配置したことを特徴とする。

〔作用〕

この発明におけるカセット装着装置は、カセット受台を
デツキベース上のカセット作動位置とデツキベースから
離れたカセット出入れ位置とを移動させる昇降機構が、
カセット受台よりも横幅を幅狭くすることができ、した
がって゛デツキベースの横幅を小さくすることができる
のでデツキメカニズムの小型化が可能となる。

（発明の実施例） 以下、この発明の一実施例を図面について説明する。

第１図はこの発明の一実施例によるカセット装着装置を
示す斜視図、第２図は同正面図であり、同図において、
　（１）はカセット（図示せず）を正面から出入れ可能
に収納するカセット受台で、下方に設置された昇降機構
（２）　によりデツキベース（３）上のカセット作動位
置とデツキベース（３）から離れたカセット出入れ位置
との間を移動可能に支持される。前記昇降機構（２）は
前後２枚のリンク板（４）および（５）の中央部をピン
（６）で回動自在に枢着したＸ字状のリンクを形成して
いる。

（７）　はデツキベース（３）　にネジ（８）で固定さ
れたリンク板取付具、（９）　はリンク板（５）の上端
部をカセット受台（１）の下側前方に枢着するための同
期軸で、左右のリンク板（５）　、　（５）を連結して
カセット受台（１）の下面（ｌｄ）に取付けたリンク板
保持具（１８）の前方の孔（１８ａ）に貫挿されている
。　（１０）は前記リンク板保持具（１８）の後方に設
けられたガイド溝で、リンク板（４）の上端部に設けた
摺動ビン（１１）が摺動可能に枢着されている。（１２
）はリンク板取付具（７）の後方に設けられたガイド溝
で、リンク板（５）の下端部に設けた摺動ビン（１３）
が摺動可能に枢着されている。　（１４）はリンク板取
付具（７）の前方に設けられた回動軸で、リンク板（４
）の下端部が回動自在に枢着している。　（１５）はカ
セット受台（’１）をカセット出入れ位置に押し上げる
ためのバネで、リンク板（４）　と（５）のバネ掛は穴
（１６）と（１７）に掛けられている。

次に動作について説明する。イジェクト時に昇降機構（
２）は、バネ（ｉｓ）’の力でリンク板（４）、（５）
の中央部のピン（６）を支点として回動するが、その際
、同期軸（９）　と回動軸（１４）とは枢着されたとこ
ろで回動し、他方の両ガイド溝（１Ｇ）、、（１２）と
摺動ビン（１１）、（１３）により枢着されたところは
、それぞれ上記ガイド溝（１０）　、　（１２）に沿っ
て摺動する。さらに、左右の昇降°機構（２）は、同期
軸（９）により連結されているため、左右の昇降機構（
２）　、　（２）は同様の動かをとりカセット受台（１
）をデツキベース（３）から上方に移動し、カセットを
取出し又は挿入しうる図示のカセット出入れ位１に持ち
あげる。なお、カセットを挿入したのちデツキベース（
３）上のカセット作動位置まで下げるときは、カセット
受台（１）の天面（ｌｃ）を押さえ込むことで前記の逆
動作により下方へ８動しロック機構（図示せず）により
所定のカセット作動位置でカセット受台（１）を保持す
る。

なお、上記実施例ではカセット受台（１）およびリンク
板取付具（７）の前方を回動し後方を摺動させる構造で
あるが、前方を摺動させ後方を回動させる構造でもよい
。

又、上記実施例では、昇降機構（２）をＸ字状のリンク
機構の場合について説明したが、これは第３図に示すよ
うに２つの平行リンク板（４ａ）　（５ａ）による平衡
リンク機構など他の機構でもよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、カセット受台をカセ
ット作動位置とカセット出入れ位置との間を移動させる
昇降機構を全てカセット受台の下方で、かつ、カセット
受台の横幅よりも幅狭く配置したので、それにともない
デツキベースの横幅も小さくできデツキメカニズムを小
型化できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図ば゛この発明の一実施例によるカセット装着装置
を示す斜視図、３４２図は同正面図、第３図は他の実施
例を示す斜視図、第４図は従来のカセット装着装置を示
す斜視図、第５図は同正面図である。 （１）−・・カセット受台、（ｌｄ）−（ｔ）の下面、
（２）−・・昇降機構、　（３）・・・デツキベース。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 第１図 ８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）カセットを正面から出入可能に装着できるカセッ
   ト受台を、昇降機構によりデッキベース上のカセット作
   動位置とデッキベースから離れたカセット出入位置との
   間に移動可能に支持したカセット装着装置において、上
   記昇降装置を前記カセット受台の下面とその下方のデッ
   キベースとの対向面内に配置したことを特徴とするカセ
   ット装着装置。